「ダークエルフ物語第2巻発売」 
昨年のことですが、私の最も好きなD&D作家であるR.サルヴァトーレの「ダークエルフ」シリーズに
ついて雑文を書き連ねましたが、その中盤編である2巻が4月25日に発売となります。
このシリーズが日本においても人気を博しているということは一ファンとしても嬉しいことですし、
D&Dの世界を今以上に広げていくためにも、望ましい展開であると感じております。
しかし、この刊行ペースについて若干の不安がないわけでもありません。
今作は、オフィシャルワールドとしては日本では一番人気のドラゴンランスシリーズの最新刊と
発売日が同じという熾烈な競争必至の状態なのです。確かに、数多くの書籍を発売して
本屋の一区画を占め、あまつさえ2日先だって発売となるDMGと一緒に並べてもらうという
目論見も十分に理解できるのですが、高価な書籍でもありますので、いっぺんに何冊も購入は
正直なところ難しいと思われます。そうすると、読者はどの本を手に取り、どの本を諦めるかという
選択に入ると思うのですが、いずれにしても日本でのD&D再興を考えたときにはマイナスの側面が
考えられてしまい、複雑な心境になってしまいます。
第3版も非常に好調な滑り出しを見せているようですし、今回のDMGの発売で一通りのゲームを行う
準備ができる状態になったわけですから、これはぜひともTRPGファンには手に取ってもらいたい一冊ですし
これからゲームをしようとする方々にも見てもらいたい本です。かたや「ドラゴンランス」シリーズや
「 ダークエルフ」シリーズも復刊という様々な苦労を経て、市場に出てきたものだけに大成功を
収めて欲しいとは思っております。しかし、それぞれの書籍の価格を見てしまうと、いっぺんに買えるのは
果たして読者層の中のどれだけなのだろうかと不安な気持ちになってしまうのです。
ちなみに私も、いっぺんには全部買えない一人です。
この不安が杞憂ですめばいいのですが、せっかくのムードに水をかけるようなことにだけは
なって欲しくはないものです。それに、このシリーズを翻訳しているGroupSNEがかつて刊行されていた
「アイスウィンド・サーガ」も復刊させたいと言っているばかりか、ときどき、「サーガ」の登場人物の話題を出して
未読の方々をヤキモキさせておりますので、やはりここはファンの手による後押しというのが必要ですね。
追記:
GroupSNEのサイトにてドラゴンランスシリーズの最新刊「セカンドジェネレーション」と
「ダークエルフ物語2」について語られている瓦版が更新されていました。非常に面白く、
またこの先の展開が楽しみになるページです。セカンドジェネレーションに触れた際には、
AD&D二版をまだやっているという方々には聞き捨てならない発言もあったりして、これは
要注目です。なんでもセカンドジェネレーションの下巻には、かのタキシス騎士団の陣容が
ルール的に解説されるというのですから、これを元に自分のキャンペーンに悪役として
導入したり、あるいはその他にも色々な活用法があると思います。
まだ読んでないという方は是非とも今回の瓦版はご覧になってみて下さい。
 |
 |
 |
 |
| ダークエルフ物語 2巻 「異郷、アンダーダーク」 |
| R.A.サルバトーレ著 笠井道子訳 |
| 出版社:エンターブレイン |
| ALP's Chamberはamazonアソシエイトです |
[BACK] |