デジタルデバイド、またの名を連絡の付け方 


掲示板上で、取り上げてみたメールに関する私見ですが、ちょっと各方面から関心を
寄せられているみたいなので、こちらの方に記載したいと思います。

以前より付き合いのある、ゲームをする上での友人が、なかなか連絡がつかないということで
私だけでなくて、同じゲームに参加しているDMやそれ以外にも他のプレイヤーたちが
どうやったら彼と上手く連絡が付くかということを思案している状態が続いています。
この友人は現在、親と同居をしているのですが、インターネットには接続していない状態で
かつ、携帯電話を持っていなく、さらには自宅に電話をしてもほとんど捕まらないという
非常に連絡の付きにくい状態にあるのです。

もちろん、親元ですから夜半に自宅へ電話をかけるわけにもいかず、かといって昼間には
かけたところでいるはずがありませんので、例えばDMが次回のゲームの予定などを連絡するのにも
困難を極めているということなのです。私は、まだ差し迫った必要性がないのでこの友人と
電話などで話したことはないのですが、確かにそうした状況ではなかなか連絡が取れないと
言っても言いすぎではないと思います。

そもそも、同じキャンペーンを遊ぶために集まったメンバーであるので、次回がいつなのか
前回冒険時に新しく手に入れた品物や謎などの情報をどうすべきかという取り決めを
オフラインの連絡手段、それも非常に限られた手段しか持っていない参加者と
情報を共有するのは大変な困難を伴うと思うのですが、もしそれによって他のメンバー皆が
何らかの不利益を被るとしたら、これはどう解決したらいいのでしょう。

例えば、冒険においてそのキャラクターだけが知っている重大な情報を入手したとします。
しかし、キャラクターではなくプレイヤーに連絡する手段を持っていない他の参加者たちは
ひょっとしたら、キャンペーンの流れを左右しかねない貴重な情報を聞くことのできないまま
次のシナリオに突入しなくてはならなくなるという恐れが十分にあります。
ではこうしたことを防ぐためにはどうしたらいいのかということを考える必要があると思います。
一番手っ取り早いのは、そうした連絡手段が不確実なメンバーを「切り捨てる」ということだと
思いますが、それは他にも過失があるような場合を除き参加者の間で不和を呼び、
さらなる対立を呼ぶ恐れがあります。

ではどうしたらいいのでしょう?

これが最善ということは言い切れませんが、まずは主催者側は各参加者の日常連絡可能な
時間帯をきちんと把握しておく必要があると思います。そして、当然ながら参加者側もそれに
最大限の協力をするべきです。例えば平日22時以降に連絡して下さいという連絡を
事前にしているのなら、仕事が長引いているだとか、やむを得ない事情でない限りは
参加者サイドは連絡が取れるように努力をしなくてはならないはずです。
なにしろ、TRPGは一人ではできないゲームです。常に他の参加者のことを念頭に置き
迷惑をかけないように振る舞うのが、特に休日なども限られた社会人が主体のグループでの
最低限のマナーであると言い切っても差し支えないかと思います。

もしくは、その連絡手段に制限のある参加者が他の参加者に対して、直接電話をかけるなどで
積極的にアプローチするべきかと思います。もし、そうした負担を拒むようなら残念ですが
社会人のグループにおいて、そうした主張は我が儘ととられてしまい、切り捨てへと
繋がってしまうでしょう。あるいは、直接ゲームに対して貢献できる要素が少ないというのなら、
側面からそのグループを支えるような二次創作物などで貢献することもできるはずです。

しかし、一番確実で早いのが、そうした連絡のつかない参加者に対して携帯電話なりPHSを
持ってもらうことでしょう。最近のこうしたデバイスはメール機能が付いているのが当たり前に
なってきました。送れる文字数もちょっとした事務的連絡なら、十分に対応可能です。
あるいは三顧の礼を以てインターネットに接続してもらうことでしょう。
現在では、金銭的な問題でインターネットに繋ぐことができないということはまずありません。
数多くの無料提供のサービスが実施されているからです。しかし、その無料サービスによって
一定の損害や不利益を被るということについては今この場では触れません。

実際問題として、私の身の回りで起こっている事情というのは、まさにこの金銭的事情によって
インターネットを始められないという問題だからなのです。今回は二方面から解決手段について
いろいろと検討してみましたが、むろん今回の例が最善であるという保証はありませんし、
それ以外にも相応しい考えが出てくるかもしれません。ですが、大前提として両者共に相手のことを
思いやるという気持ちがないと、こうした問題というのは前進しないというのは今更論を待つ必要はないでしょう。

参考

あずまの宝石箱 (あずまさま) あずまNEWSにコラムがあります
Silion's Grove (日高 尚さま) 勤番日誌にコラムがあります


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