Dungeons&Dragons (Classical) 

DM:Yamatoさま

前回の終了直前に教会から出て行く怪しげな人影に気付いた私のPCが、他のパーティメンバーへ
尻叩きを行うことから開始したこのシナリオでしたが、陰謀もののシナリオとしては一部プレイヤーの行動に
緊迫感がなかったんではないかと思ってしまう状態でした。

シナリオは、教会の司祭に異変が起こったのではないかとクレリックとその幼馴染みの設定の
ファイターが様子を見に行ったのですが、教会で司祭に会ってはみたものの、特段怪しいところは
発見することはできずに帰ってくることとなりましたが、密かに教会の傍に隠れていたシーフ役の
村正だけは、状況の不自然さから教会内部に潜入して証拠を集めようとしたのでした。

思うに、DMから与えられる情報をどのように消化し、重要度を付けていくかというのはTRPGでは
シティアドヴェンチャーだけでなく、あらゆる展開で必要となってくるプレイヤーに求められるスキルでは
ないかと思うようになってきました。確かに張り詰めた雰囲気の中でDMの状況説明を聞き入っているという
光景はともすれば不気味ですらありますが、特にシティアドヴェンチャーではDMの情報一つ聞くか聞かないかで
状況は大きく変わっていってしまう恐れがあります。プレイスタイルによっては、キャラクターが気付いていたか
どうかを判定によって判断することができるかもしれませんが、やはり基本はプレイヤーが気が付いてシナリオを
進めていくべきだと思います。

さて、そんな中教会内に入り込んだ村正は、本来ならよい行いではない市街における「盗み」を働きます。
しかし、教会内部から怪しげな物音を聞いたあとでの潜入工作となるわけですから、アライメント的にも
問題となるべきものではないでしょう。>彼のシーフのアライメントはNですし

翌朝まで教会内で潜んでいたシーフは、朝のミサが開始されるや、教会内部の物色を始め、
司祭室のテーブル上に置かれていた小箱から鍵を盗み出すことに成功しました。これがあとから
シナリオの、否キャンペーンの行方を左右する重大なアイテムになるそうです。
が、そのときには重要なアイテムなのだろうかと思ってしまったりしたことは私のプレイヤーとしての
勘の鈍さを暴露していますね。 だって、普通机の上に大事な箱は放置したりはしないですから。

さて、その鍵には謎めいた文字が刻印されていたのですが、それはメイジの私の出番ということで、
解読はしたのですがそれが何なのかはさっぱり判りませんし、調べようにも調べられません。
たぶん、調べる方法はあるとは思うのですが(レベルが上がれば呪文もありますし)、7レベルの
キャラクターでもきちんと動き回れるようにしてくれたらと思いました。非常に重要な品物であるということなら
尚のことです。ただ、他の状況証拠と併せて何らかのゲイトに関するものだということはプレイヤー的には
判ったのですが、それ以上は謎のままです。

一方で、夜が明けた城砦では教会に賊が忍び込んだということで、騒ぎになっていましたが
そこで容疑をパーティのクレリックに持っていく辺りで、逆に司祭の疑惑が濃くなるばかりです。
ただ、連行されミューテーションを行うクリーチャーに囲まれ、脅されていながらも総てに醒めたような
いつもの振る舞いをするのはちょっとという感じです。なにしろ、それまで兵士の格好をしていた
クリーチャーが自分の姿に変わるのです。ホラー系のシステムだったら、正気を保っていられるか
チェックを必要とされても仕方のない場面だと思うのです。そこで、貴重な情報を得ることができたかも
しれないのですが、結果的には知りたい情報は何ももたらされませんでした。

いろいろとありましたが、パーティの残りのメンバーが地下牢に突入し、そのクリーチャー(ドッペルゲンガー)を
切り伏せることでクレリックは救出されたのですが、もう少しベテランプレイヤーの介入の余地のない
ドッペルゲンガーを使った混乱の作り出し方というのはあったかと思います。プレイヤーが介在することで
変身が容易に見破られてしまうというこうしたシナリオを第三者の登場という言ってみれば、事情を知らない
人物の登場によって事情はかなり変わってくるかと思うのです。

鍵については、あとになって砦の指揮官から事情を聞き出すことができました。が、今までの間ずっと
PCたちは彼に騙されていたということになるかもと思います。何しろ、オークの軍勢が攻めてくる理由は
彼らの側にあるのではなく、自らの側にあったのですから!

あと、おちゃらけたごろつきが一人出てきたんですけど、あれは映画「ダンジョン&ドラゴン」に出てきた
死んでしまう方のシーフを彷彿とさせてくれました。D&Dの世界ってそれほど甘くはないですからね。

参考
国境の城塞(Yamatoさま)
地下牢と竜たち(Wisdomさま)

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