Advanced
Dungeons&Dragons 2nd Ed. 
DM:ALP
今年の11月に開催されるAMCのテストプレイということで、9月1日に公開テストプレイを
開催することとなりました。プレイヤー募集の告知も比較的メジャーなこのあたりとAMCの
掲示板に記載しておいたので、無事に当日までにバランスの取れる人員である5名の
プレイヤーを確保することができました。いえ、確保したというよりも豪華なメンバーでプレイを
行うことができたと言い換えた方がいいかもしれません。参加された方々は以下の通りです。
黒梟さま(クレリック)
椿さま(パラディン)
日高 尚さま(ファイター)
ま〜しゃるさま(メイジ)
NBMさま(シーフ)
クラスは上記の通りですが、種族に関してはほとんどがオーソドックスな人間を選択した中、
日高さまだけがエルフを選択。理由を聞くと「エルフはチャームに強いから」と早くも過酷な状況を
想定した種族選びをしている模様。
また、冒険の開始にあたって各プレイヤーには永続的なマジックアイテム2つを持っていてもいいこととしましたが
これがまたルールをよく知っている日高さまと椿さまは、この辺りでも展開を有利に運べそうなアイテムを
要求してきました。「+4ディフェンダー」に「ブレイサーAC2」を希望した日高さまは当初より希望されていた
密偵のように活動できるファイターがいいというイメージにも合致するので、かなりバランスを崩しそうだなとは
思いましたが、そのまま渡し、椿さまには「サンブレード」に「フリーアクションリング」という攻守のバランスの取れた
アイテムを認めました。さらにこのルールの指南役二人はAD&D1stの経験のあるま〜しゃるさまにも
いろいろと入れ知恵を施し、「アンデッドが出てこない限りはまあ大丈夫だろう」という状態にまで
キャラクター強化を行っていました。欲を言えば、あまりプレイ経験のない残りのプレイヤーにも、マジックアイテムの
御指南をしていただけたら彼らも非常に助かったのかもしれませんが...
さて、そんなこんなでプレイ開始となりました。プレイ開始は、プレイヤー全員が仲間であるところから
始めるというコンベンションなどではお馴染みの、というかパーティを組むところから始めようものなら
そのままパーティを組むだけで、貴重な一日が消化されかねないと思ったこともあるのですが、
とりあえずはそうした状況から開始されることとなりました。
キャラクターは上記に記載の通りですが、やはり前衛二人がベテランということもあって、まずは次に向かう街まで、
のんびりと旅を楽しむという感じで街道を歩いていくという状態でした。その辺りは、日頃から「演技派」として
知られている私のことですので、一筋縄ではいかないことをアピールするために早速ワンダリングモンスターを
発生させました。
ワンダリングモンスターで登場したのは、PCゲームのBaldur's Gateなどですっかり有名モンスターと化した
「アンクヘッグ」の8HDが1体。が、さすがに8HDとなると命中判定などがかなりよくなっていていきなり
椿さんのパラディンが危険な状態に。そこに颯爽と登場してきたのが筋力にモノを言わせた日高さんのエルフファイター。
あっという間にアンクヘッグのhpは減り始めてしまい、危機感を募らせたアンクヘッグは怒りのスピット攻撃!
これは通常攻撃よりもダメージの大きい酸による攻撃なのですが、これも不運にもパラディンが攻撃対象と
なってしまい、冒険開始時点で既に半分近くのhpを失うという状態になっていました。ただ、これでALPというDMが
会話だけでことを済ますDMではないということが判ってくれたかなということでそのまま街に直行。本来なら、
アンクヘッグとの戦闘状況次第ではもう1体出そうかと思っていたのですが、最悪の事態を考えてそれは見送ることに。
さて、街に着くなり番兵に宿泊施設を聞き出し、この街でも有力なクロムウェルという男の経営する宿へと
厄介になることになった一行は、クロムウェルの宿の名が「Fallin' Star」であることから、名前の一部に
Starの入っているエルフが侮辱されたと店の看板に不意打ち攻撃! もちろん、相手は生きているわけでは
ないのですがここで出した命中判定は大きく外れの目。しかし、人通りの多い往来ということで、
早速警備兵に見つかってしまい大目玉。責任は保護者たるPC一行にあるというやや強引な警備兵の警告にも、
当の本人であるエルフは意に介さず。そう、エルフはストレングスこそ人並み以上あったのだがインテリジェンスや
ウィズダムは人並みとはお世辞にもいうことのできない数値なのです!しかも結果として、エルフ語しか
知らないという冒険生活にも支障の出そうな状態なので、人間がいくらコモンで警告を発していようが
全然お構いなしということなのです。
そんな感じだったのですが、宿屋の主クロムウェルがエルフ語を理解すると判ると話し相手ができた、
ということもあって、エルフはご機嫌になったのですが一行が仕事のない状況であることには変わりはないので、
クロムウェルに話を聞いてみると鉱山管理組合で困った事態になっているらしいとのこと。早速行ってみると、
廃鉱にゴブリンが住み着いたらしいという噂話を聞くことができ、組合長の偏屈ドワーフと契約を交わした一行は
翌日になって出発しようと、いったん休んだはいいのですが、いざ翌日になってみると街の入り口付近でジャイアントに
追われて街に駆け込んでくる老婆の姿が...
老婆を追いかけるジャイアントを撃退し、老婆から事情を聞くと、山の中で襲われたという証言が得られ、
より大きな悪がなされていると直感した一行は、事態の確認を行うことに。軽量で破壊力の大きなエルフが
そのまま斥候として出向くと、峠に入っていく道の脇でいきなり数人の集団に襲撃を受けるという事態に。
しかし、襲撃者は相手が人間であることで攻撃の姿勢を止め、非礼を詫びた上で峠に現れるという略奪者の噂を
情報として提供を受けたのです。このときも、相手にエルフがいたことでエルフのご機嫌は最高潮にまで高まり、
友好の印と秘密の合い言葉まで教えてしまうほどの状態で、あとで誤情報により友好的なヒューマノイドに
攻撃を仕掛けた見張りがこっぴどく拷問を受けている様子も特に気にすることなく、山を降りてしまいました。
いえ、気が付いてはいましたがまさかそんなことになるとは思ってもいなかったのでしょう。
エルフの情報を手に入れた一行は、エルフの口にしていたクロムウェルの邪な計略について直接本人に確認を
取ってはみたものの、全くそうした様子はなく、逆に峠には山賊が出るとクロムウェルに注意を促される始末。
それでも、一行が峠を登っていく最中に先ほどの遭遇地点で、エルフだけが合い言葉を叫ぶあたり、
インテリジェンスの低さをプレイしていると皆の笑いを誘っていました。
さて、峠を登っていくと突然ジャイアントの襲撃を受けることが多くなりジャイアントの投石攻撃に
手を焼いていた一行ですが、エルフの獅子奮迅の活躍でほとんど大ダメージらしいダメージも食らうことなく、
峠の周囲を警戒しているジャイアントを掃討することに成功してしまいました。というよりも、エルフにかかっていた
「ストーン・スキン」の呪文に依るところが大きいですね。せっかく命中を与えても予め設定した数だけ、
攻撃を無効化できるという効果が非常に有効で、本来なら致命的な一撃であっても、ストーン・スキンの効果が
1回分失われるだけという結果に終わっては、エルフの快進撃も納得がいくものでしょう。
そうした中、ワンダリングモンスターとして出現させたフェイズスパイダーは今まで活躍していた前衛陣の肝を
冷やすのに十分な能力を持っていたようです。実際の強さから言えば、ジャイアントの方が強力なのですが、
スパイダーの毒に恐れをなした前衛陣はかなり緊張度を高めていました。実際、この戦闘で不運なシーフが
スパイダーの毒にやられてしまい、死亡するという状況に陥ってしまったので、彼ら前衛陣の恐怖もやりすぎと
いうほどではないでしょう。
さて、ジャイアントの住処を見つけたエルフはジャイアントのリーダーに不意打ちを試みたのですが
これは残念ながら失敗。状況が危険になったと見るや、一目散に一行の場所まで走って逃げて、
戦闘態勢を整えようとしていたところ、メイジのスタッフから炎の壁が。さらに迂回して進むジャイアントの列に
ライトニングボルトの直撃が数回命中し、哀れジャイアントのリーダーは直接攻撃をする前に昇天...
残りのジャイアントも満身創痍の状態では怪力エルフにかなうはずもなくそのままジャイアントは全滅し、
峠を荒らしていた張本人たちはこれでいなくなったというわけなのですが、シナリオ的にはゴブリン退治は
どうなのかという問題があります。もはや、こちらについては蛇足になるので口頭での説明で終わらせ、
ジャイアントの経験点などを計算し始めました。
さて、このシナリオですが、まずベテランプレイヤーに欲しがっているマジックアイテムを渡してしまったことが、
活躍の舞台を提供してしまった要因ですね。これによって、本来隠密活動をすべきシーフの出番が
ほとんどなくなってしまったのは反省すべき点で、本番ではその辺りをもっと改善すべきだと思っています。
また、戦闘に関しては魔法の物品によってパワーバランス的には崩れてしまったとはいえまだまだ工夫するところが
ありそうです。特に単純な攻撃手段しか持ち合わせていないジャイアント相手では、飽きるかもしれないのでと、
日高・椿両氏からジャイアントの集団にスペルキャスターを入れてみたらどうかというアドバイスを頂きました。
今までの戦闘も微妙なバランスの上に立っていましたが、ジャイアントにスペルキャスターがいるという状況も
スリリングな展開になりそうです。
あとは、毒で死亡してしまう恐れがありながら、毒に対処する方法を用意していなかったという点です。
確かにクレリックは毒を打ち消す呪文を習得可能ですがあくまで習得可能なだけで選択されていない可能性も
十分あるということを思い知る羽目となりました。これによって、マジカルアイテムの販売なども念頭に
置いておくべきなのではないかと思ったのでした。
参考
Der Phantastische
Plats (椿さま)
Silion's
Grove (日高 尚さま) 勤番日誌にレポートがあります
ま〜ふぃ〜るど
(ま〜しゃるさま)
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