寒色系の塗装

 さて、いよいよ塗装ですが、今までの作業はこの塗装を行うためにやってきたものです。そう断言できます。
塗装されたフィギュアは非常に映えます。コンベンションなどに塗装されたフィギュアを持っていけば
たちまちいろいろなことを聞かれるでしょう。もう、あなたはその日のヒーローです。
 とそこまではいかないにしろ、見栄えのいいフィギュアは飾っておきたくなりますね。

 さて、作例ではゴーストということもあり、これからどんな色を塗っていくか考えなくてはなりません。
まずゴーストがどういうものかを考えてみましょう。ゴーストは第一に「不死のもの」ですね。
また「実体なきもの」でもあります。ここからまたイメージをしていくのです。ゴーストに相応しいと思われる
塗装をするには、まずゴーストを知ることが必要です。これがゴーストでないのなら、例えばいつも使っている
キャラクターのためにフィギュアを買ってきたというのなら、キャラクターの風貌や所持品を思い浮かべて
最適な色を考えていくのです。

 考えた末に作例である、このゴーストは薄い青白い色を主体にしていくことに決めました。
青白い色というのは、非物質化しているゴーストを表すのに濃い色はあまり適当でないと考えたのと、
顔色が悪い人のことをよく「青い顔」と言いますね。そこから全体のイメージを決定する基本色を決めました。

 実際に塗装するときには、上塗りすることを考えて、濃い青色を用いて塗装に入ります。
矛盾しているようですが、この先で薄い色を塗り重ねていくときに、それらの色が入り込んでいかないところが
濃い青系統の色が残るように塗装するのです。ですから、あくまでこの塗装は下地の塗装です。
今後塗装の過程が進むにつれて、今塗っている色はどんどん沈んでいってしまいます。
この作業は、初めての場合にはやらなくてはならない作業ではありません。しかし、重ね塗りをして
色に厚みを出したいと考えている場合には必要な作業になります。また逆転の発想で、最初のうちは
この下地塗装で終了しておくという方法もあります。腕が上がったら、再度高度な技に挑戦するのです。
 
 
 

塗装開始

このままでもファミコンなどのキャラならありそうな色です

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