帝国主義の時代


帝国主義の定義

 「資本主義の最後の段階として現われ、1870年代から第一次世界大戦までの支配原理となった、国外に勢力拡大しようとする国家活動」

帝国主義の開始

資本主義の発達(19世紀末〜)

第二次産業革命(1870年代〜)

・ を新動力源とする技術開発が進展
・ を中心に重工業が発展
資本主義の急速発達、資本主義諸国の競争激化

各国における企業の 進行

概要
少数の独占資本(巨大企業)が支配する独占資本主義の形成
目的
同国の同種企業の競争排除のため
巨大企業化して外国企業との競争に勝利し、市場を独占するため
変化
巨大化に伴い各企業は株式会社組織を形成
の進行を阻止するためにアメリカで反トラスト法が成立
各国で が進行

3形態の独占資本

カルテル(企業連合)
同一種企業が生産価格等で協定し競争を排除(特にフランスで発達)
トラスト(企業合同)
同一種企業が同一資本系統に合併(特にアメリカで発達)
代表的企業は が設立したスタンダード石油(米)
コンツェルン
同一の金融資本による他企業の独占資本
代表的企業は 家(英)、 商会(独)、5大財閥(日本)

の進行

余剰資本を後進地域を中心とする海外に投資
フランスが積極的に投資(“金貸し国フランス”の異名、特に へ投資)

国家規模での海外進出

世界分割の推進

後進地域を経済的のみならず政治的にも従属させた方が独占企業の活動に便利
帝国主義諸国における後進地域の植民地化・反植民地化の推進

反対運動の展開

後進地域での民族主義運動(植民地化への抵抗)
帝国主義国内での社会主義運動(資本主義体制への抵抗)

帝国主義諸国が海外で衝突(帝国主義戦争)

第一次世界大戦(1914〜18)

イギリスの動向

議会政治の安定

 ヴィクトリア女王の治世を中心に2大政党による議会政治の安定期が到来

保守党 内閣(1868、74〜80)

自由党 内閣(1868〜74、80〜85、92〜94)

アイルランドの自治問題

  による征服(17C中)によりアイルランド植民地化

人種問題
アイルランド人は 系人種
土地問題
イギリス人の不在地主による小作人搾取
宗教問題
アイルランド人の大半はカトリック

独立運動の開始

アイルランド自治法案の提出(1886、不成立)
党の結成(1905)、 を中心地として独立運動開始

社会主義政党の結成

社会主義団体の結成

の結成(1884)
マルクス主義団体(革命肯定)
指導者:ハイドマン
の結成(1884)
漸進的団体(革命否定、議会主義を尊重)
指導者:
著名な会員:劇作家の
独立労働党の結成
漸進的な団体
指導者

労働党の結成・政権獲得

労働代表委員会の結成
3団体の労働組合代表が合体( は翌年脱退)
書記長:
労働党の結成(1905)、政権獲得(1924)
労働代表委員会が改名・政党化
党首:
議会で第2党(1924):第三党(自由党)の協力により政権獲得
議会で第1党(1929):単独で政権獲得

アメリカの動向