読書メモ


頁末

■集団行動としての会議が持つ心理特性

  1. 3人以上メンバーから構成されている
  2. メンバー間には地位/役割関係が成立し、この関係に従い意思の疎通が行われる
  3. 「会議の目的を達成する」という規範が共有されている
  4. (社会的,心理的,空間的)環境が会議の心理過程を大きく左右する

■会議で物言うNon Verbal Comunication

  1. 距離
  2. 身長の高さ
  3. 立場(リーダーか否か)
  4. 肉体的強さ(存在感)
  5. 着座関係
  6. 部下の態度

■根回し

定義
事前工作
インフォーマル組織の調整
相手の合意を取り付けるための非公式かつ事前に行われる手続
原理
「貸し借り」
「顔を立てる」
特性
会議を議論から発表の場に変える
会議の進行上は有効だが、甘えや取引が発生する土壌でもある

■会議の流れを管理統制する手法

仲裁
紛争を極小化するための行動。
問題の明確化(問題の確認とそれにもとづく検討)を図る。
ex.「〜であると解しているが、どうだろう?」
妥協的提案
対立する両者が妥協できる提案を行い、論議を避ける。
(一時的)支持
特定の議論に支持を示して、検討範囲を一時的にそこに狭める。
範囲を制限することで、議論の深化を図る。
調律
全体の注目を一点に集めることで、議論のテンポを操作する。
発言頻度が偏りすぎて、議論が建設的でなくなることを避ける。
要約
全体の要約を図る。

■議事進行役(facilitator)の在り方

禁止事項
議事進行以外の内容に関する提案をすること
課題
集団の関心をまとめること
協力してプロセスに参加させること
メンバー全員を参画させること
切り出しかた
自己紹介→役割宣言→役割説明→議題説明と承認要請
目標
なるべく多くの発言が生まれるようにすること
特定個人への集中砲火が生じるのを防ぐ
沈黙発生時に、原因を見極めて対処をする

◆参照:議事進行役(facilitator)の切り出しかた

自己紹介
こんにちわ、ボクは○○です。
役割宣言
今日はボクが議事進行役(facilitator)をつとめます。
役割説明
すでにご存知とは思いますが、進行役は次のような役割を果たす人物です。
  1. アイデアの提供やあなた方のアイデアを評価することはしません。
  2. あなた方のエネルギーを議論に集中させることに努めます。
  3. 完全にニュートラルな立場に立つことに努めます。
  4. 誰か一人にアタックが集中するのを避けることに努めます。
  5. 提案をすることがあっても、進行のプロセスについてのみです。
つまり、会議の主役はあくまでもあなた方なのです。

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