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ガイナックスらしい『何でもアリ』な展開を見せつつあるエヴァンゲリオン。し
かし、この世界にもやはり『禁じられた』物語というものがあるのです。
そこで、今回は『禁断の愛』と題しまして、本編では絶対に見られないこと請け
合いのキャラクター同士の愛を描写してみたいと思います。
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短編小説「指の傷」
「たらいまぁ〜、シンちゃ〜ん。元気してたぁ〜」
聞きなれた胴間声が戸口から響いてきたのは、深夜をとうに回った時間帯だった。
少年は、ため息をつくとこの家の主を迎えに玄関へ出た。
「ミサトさん、何時だと思ってるんです……ありゃ?」
「や、シンジ君。今晩わ」
酔いつぶれたミサトを抱えた加持リョウジが、片手をあげて挨拶した。
** 注意 **
よろしいですか? ここからなら、まだ退避することが可能ですよ?
もう、先の展開は読めたでしょ? さっさと飛ばすなり削除するなりして
次のメッセージを読んではいかがでしょう?
何、続きが読みたいと? それなら仕方ありませんなぁ。
「すいません、加持さん。重かったでしょ?」
すったもんだの挙げ句にようやくミサトを布団の中に放り込んだシンジは、お茶
をいれながらリョウジに礼を言った。
「いや、そうでもないよ。それにしても、君も大変だね。どうせ、炊事・洗濯なん
かの家事は全部君がやってるんだろう?」
「もう、慣れました」
そう言って、エプロン姿の少年は朗らかに笑った。
「それより加持さんって、ミサトさんやリツコさんの昔からの友達なんですよね。
ミサトさんって、昔からああなんですか?」
「よくぞ聞いてくれました! 実を言うとなぁ……」
リョウジの巧みな話術に笑みをこぼすシンジ。まだ14才の少年は、話に夢中で
時おりリョウジの目に冷めた、値踏みをするような色が浮かぶのに気づいていなか
った。
「おや、もうこんな時間だ。すまないね、長居して──おっと」
リョウジの手がカップに当たった。薄い陶器のカップが床に落ちて割れる。
「すまない」
「いいですよ。僕が拾います。……痛ッ」
シンジの白い指先に、赤い血の球が浮かんだ。リョウジはシンジの手をつかむと
その指を口に含んだ。傷口を舌で優しく撫でる。
「か..加持さん……」
びっくりし、頬を赤らめてはいるが、いやがってはいない。リョウジは瞬時にそ
う判断すると、シンジを引き寄せた。少年のほっそりとした身体が、リョウジのた
くましい胸に倒れ込む。
「あ……」
小さく吐息をもらす少年の頤をつまみ、リョウジはそっと唇を重ねた。
「!!」
目を見開き、じたばたと暴れるシンジ。しかし、たいして力をかけているように
も見えないのに、リョウジの腕から逃れることはできなかった。
長い、長いキス。
やがて、シンジの腕がリョウジの背中へと回された。
細い血の跡が、シャツの上に震える線を描いた。
[[ 完 ]]
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この後の展開は、皆さんのお好きなようにドウゾ。
作成者:銅 大(アカガネ ダイ)
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