■Civilization4 日本プレイレポ:500年前のツケ

●建国〜南半球の港湾都市 京都〜
 紀元前4000年に、京都を建国する。

 南の海ではカニや魚などの水産資源が、東には羊毛が算出される。
 また、周囲に緑が多く、ハンマー(生産力)も良さそうである。

●北への伸長 紀元1000年までに
 瞬く間に4000年が経過した。
 紀元1000年頃には、日本は4つの都市に拡大していた。
 まず川をさかのぼって北へ向かい、第二都市大阪を建設。
 さらに大阪の西に、第三都市東京を建設した。(西京?)


 大阪は銅も算出する資源豊かな都市で、ここで建設した斧兵部隊をさらに北方へと向かわせ、蛮族の支配するバンツー市を制圧する。
 ここで都市の数が4つになったので経済的な限界から内政に専念する。
 そうこうしているうちに、バンツーと東京の間にイギリスがカンタベリー市を建設して邪魔してくる。たいへんうざい。
 折良く西の大国カルタゴが、北のイギリスへ宣戦布告したので、便乗してイギリスを攻め、目の上のたんこぶだったカンタベリー、そしてその北のヨーク市を奪う。


●世界の七つの文明
 この頃には、世界にある七つの文明と接触していた。
 珍しいことに、七文明すべてがひとつの大陸に存在している。


 日本の北にはイギリス文明があるが、これはカルタゴと日本に攻められて勢力を削られ、最初に競争から脱落した。
 これにより北方ではカルタゴと日本の文化圏が接するようになったが、大陸中央の砂漠地帯が緩衝地帯となっている。しばらくはケンカしなくてよさそうだ。

 カルタゴのさらに北西には、インカ文明がある。もしもカルタゴと戦争をするならば、インカを味方に引き入れる必要があるだろう。インカ文明は科学技術に優れる侮れない国家だ。

 日本の東、大陸が細くなっているところの向こうにはアステカ文明がある。アステカ文明の指導者は、戦争大好きウォーモンガーなモンテスマだ。
 ありがたいことに、その北にある朝鮮文明とアステカは信じる宗教が違う。仏教を信奉する朝鮮と、ヒンズー教の国アステカはおかげでたいそう仲が悪い。
 このままふたつが戦争をしてつぶし合いをしてくれれば御の字であるが、偶然に頼るばかりでは運命は切り開けない。このふたつの文明がいがみあい、憎しみあい、心おきなく戦争できるように最大限の努力をしたい。


 なお、宗教に関しては、カルタゴ=イギリス=ローマが、カルタゴ伝来の儒教国家で最大勢力。続いてインカのユダヤ教で、アステカのヒンズー教、朝鮮の仏教がそれらに続いている。

 我が日本は、宗教に関しては来るモノは拒まずで、とりあえず国教は定めていない。国教を定めると、宗教の違う国との仲がひたすら悪化するからである。特にヒンズー教以外を国教にすると、いきなりアステカから攻められたりするので注意が必要なのだ。

●日本の各都市
 このゲームにおける国家を構成する単位は都市である。規模的には都市を含めた、州のような単位になるだろうか。

◆京都:バランス型港湾都市


 京都は、カニ、魚、羊毛というパン=食料が豊富な港湾都市である。豊富な食料を元に人口を増やし、川沿いの町で金貨を増やしつつ、周囲の森でハンマー=生産力を稼ぐのが基本だ。

◆大阪:食料難な港湾都市


 大阪は、銅を算出する他、絹の生産地がふたつある。周囲に丘陵が多いのでここの鉱山でハンマーを生産したいのだが……実は、食料が少し不足気味だ。また、古代に蛮族の襲来を撃退するために何度か緊急生産(人口を奴隷として消費することで軍隊ユニットを生産した)したダメージも残っている。
 灌漑技術ができたので、早期に農地を拡大して人口を増やし、ハンマーを増やしたい。

◆東京:象が生息する内陸の工業都市


 東京は、内陸にある都市だ。北西には砂漠が広がっている。
 しかし、東京は都市としては大阪よりも恵まれている。食料供給源として牛とトウモロコシがあり、東には象が暮らしているからだ。領域内に馬がいない日本では、象はハンマー=生産力および、騎兵の代わりになる象兵の供給源としてなくてはならない存在だ。

◆バンツー:元蛮族の町。コインを増やそう。


 勇猛な蛮族であったバンツー族の町。
 ここは、小麦や石材、絹×2、さらに海では魚が取れるという資源豊富な町でもある。将来的には、ここも金融都市としてコインを量産したいところだ。

◆カンタベリー:河川に面した将来の偉人都市。


 イギリス文明がこともあろうに、我が国の隙間に建設した町がカンタベリーである。隙間といっても、河川に面したこの町は十分すぎるほどの立地条件だ。北へと流れる大河の流域にあり、領域内にはふたつの氾濫地帯=パン3つのマスがある。ここに町を建設すればハンマーもパンも両方手に入る美味しいところだ。現状はほとんど農地であるが、このまましばらく人口を増やしていき、偉人都市として育てたい。

◆ヨーク:イギリスとカルタゴにはさまれた境目の都市


 ヨークは、イギリス文明から奪った2つめの都市であるが、さすがにこのあたりになると北東からはイギリス文明、西からはカルタゴ文明の圧迫を受けて領域拡大の目処が立たない。
 まずは文化を算出する建造物を優先して建造し、都市のエリアを拡大していくことが先決であろう。
 余裕があればイギリスと戦争して北方の重しを取ることも考えたい。

●対ローマ開戦
 イギリスとの戦争からさらに100年が経過した。
 そろそろアステカと朝鮮に殺し合いをしてもらって、その隙にアステカを攻略しよう……と思っていると。
 日本の西、荒れ地と砂漠の向こうにあるカエサル率いるローマ帝国が、日本に宣戦布告してきたのである。
 ローマとは特にケンカするほどの理由もなく、意外であったが、イギリスとの戦争で都市を奪い、国力も上がっていたので、売られたケンカを買うことにしよう。

 この時代になると、日本文明に固有のユニット『侍』が活躍するようになる。

 他の文明では『鎚鉾兵(Maceman)』に相当し、先制攻撃2回のボーナスを持つ。これは居合いをイメージしているのだろうか?
 もともと、civilization4における鎚鉾兵は中世における主力ユニットである。日本の白兵戦ユニットにつく戦闘技術ボーナス(☆ひとつ)と合わせて攻撃ではたいそう使いよい。

 『侍』『カタパルト』、ないし『トレバシェット』、さらには『象兵』を組み合わせた部隊でローマ領へと侵攻していく。


 都市にこもる守備隊(上図では長弓兵)を投石器で砲撃し


 弱ったところを、侍軍団が切り込むというのが基本戦術だ。

 ローマ軍の固有ユニットはローマ軍団兵、『プラエトリアン』だ。

 これは、中世な『侍』/『鎚鉾兵(Maceman)』ユニットより一世代前の古代世界における『剣士』ユニットである。
 戦闘力はなんと、『侍』/『鎚鉾兵(Maceman)』と同じく8点。古代世界では圧倒的な有利を持つ。しかし、中世になり『侍』/『鎚鉾兵(Maceman)』ユニットと直接戦うとなると、対白兵戦ユニットに50%の攻撃力ボーナスを持つ相手には分が悪い。
 そのへんが分かっているせいかカエサルは『プラエトリアン』による野戦は行わず、この時代の強力な防御ユニット『長弓兵』で都市を守るばかり。
 おかげでたいした損害もなく、我が軍はローマ領深くまで進軍。
 ローマ領の都市ラヴェンナとアンティウムを手に入れ、さらに都市5個を焼き払って停戦したのである。


 少々焼きすぎたような気もするが、この場合は進軍速度を重視した。一度占領した敵の領土は抵抗活動がおさまるまでしばらくかかり、その間ずっと軍を駐留させておく必要があるからだ。
 戦後、このあたりは九州として、薩摩と鹿児島の2都市を建設した。

●アステカ戦線
 ローマとの戦いに勝利した次は、東方の“狂犬”モンテスマが相手である。アステカ文明のモンテスマは戦争が大好きで、ひたすら軍事ユニットばかり量産する傾向にある。
 文明的には遅れている未開の蛮族であるが、それゆえに早期に決着できないと、ずるずると消耗戦となる危険があった。
 消耗戦で負けるとは思わないが、そうでなくとも戦争は国力を費やす。その間、インカやカルタゴ文明が技術をどんどん進歩させていっては、後々に祟るのだ。



 そこで軍事的にはローマとの戦いが終わった後すぐに戦争をふっかけるのではなく、内政に専念した。目指す技術はライフルと鋼鉄である。前者はライフル兵を、後者は大砲の生産を可能にするのだ。
 ローマとの戦いが、侍による戦国時代の戦いであるとしたら、モンテスマとの戦いは、ライフル兵と大砲を用いた幕末から明治維新の戦いになる。
 ライフル兵や大砲を量産するには時間がかかるため、ローマ戦争で経験を積んだ侍とトレバシェット(投石器:カタパルト)をお金をかけてアップグレードすることで素早く数をそろえる。
 そのための金は、モンテスマに技術を売り払って入手した。けけけ、まさかこの金で貴様を滅ぼす兵器を購入しているとは思うまいて。

 そしてもうひとつの手は、対アステカ戦争に、朝鮮文明とカルタゴ文明を巻き込むことである。朝鮮文明はアステカの北にあり、これまで戦争はなかったものの、宗教の異なる(仏教とヒンズー教)モンテスマと朝鮮はたいそう仲が悪い。この軍事同盟はすぐにまとまった。

 問題であり、本命でもあるのがカルタゴ文明である。カルタゴ文明はアステカ文明とは距離があり、直接の利害はない。はるばる大陸を横断してアステカに攻め込んでもまるで利益はでないのだ。
 そこで、最後の手段として日本の国教をカルタゴ文明と同じ儒教に切り替える。カルタゴ、イギリス、ローマはいずれも儒教国家であり、日本が同じ儒教の国であれば、たとえ同盟が結ばれなくともこれら三国に背後から攻められる心配はないと考えたのだ。
 そして、この計画は成功した。カルタゴ文明は儒教の創始国として、日本文明を支援すべく、軍をアステカに差し向けてくれたのである。

 こうなれば、負ける要素はまったくない。
 後顧の憂いなく、全軍を集中させた進撃により、あっというまにアステカ文明は打ち倒されていく。
 首都テノティラトンはさすがにそれでもかなりの大軍が守っていたが、大砲をぶちこんで首都を火の海にした後で、侍から進化した都市襲撃能力を持つライフル兵を突っ込ませる。
 本来のライフル兵は射撃ユニットであるため、町や建物の中に突入した戦闘技術を持てない――もっと距離を置いての撃ち合いに特化している。
 だが、侍に銃を持たせたサムライ・ガンナーは、接近戦でこそ、その真価を発揮するのである。

 そして、アステカ文明最後の都市テオティワカンに、南から日本軍、南東と海上かららカルタゴ軍、そして北方から朝鮮軍が攻め寄せる。
 こうして、長い歴史を誇るアステカ文明は、最初に脱落してゲームから消えた。時に、西暦1700年のことである。

●僕らはみんな日本人
 瞬く間に、100年が経過した。
 1820年頃には、すでに日本は工業化を迎えていた。ライフル兵すらもはや時代遅れで、現代的な歩兵が登場していたのである。
 そして、その歩兵を量産するための人口、技術、資源のすべてを日本は手にしていた。


 これは日本を中心とした世界図の一部である。
 日英戦争で国境沿いの2都市を奪い、ローマ戦争でローマ帝国の東半分を奪い、アステカ戦争でモンテスマを滅ぼした日本は、今や16個の都市(地域)を有する、文句なく世界最大の国家に成長していた。
 が、これだけ人口が多く、しかもほとんどが占領した異文明の都市となるとその面倒を見るだけで手一杯になる。

 ぶっちゃけ、内政が忙しいので戦争どころではないのだ。

 割合からいくと、この世界の日本帝国に純粋な日本人は半分もいないはずだ。さすがに、千年以上前に占領したバンツー族の血筋は日本人に紛れ込んでいるかも知れない。

 元イギリス領であった2都市は、比較的戦争も短期間で終わった上、長い平和な期間にイギリスとの交易が盛んになったから、イギリス文化が町並みにも色濃く残っているだろう。

 一方でローマ帝国との戦争は、都市5つを焼き払い、都市2つを奪う凄惨な戦いであった。家を焼かれたローマ人たちは流浪の民となり、辛酸をなめたことと思われる。そうした弾圧と苦難の歴史がある場合、むしろ少数民族は団結することがある。この世界の日本ではローマ人というと二級市民的な扱いで、ゲットーのようなところで暮らしているのではないだろうか。その後、建設された日本の都市でも中華街ならぬ、羅馬街があるように思う。

 日本に編入されたばかりの旧アステカ領は意外と安定している。元のアステカは宗教独裁系で、人々の生活は楽でなかったせいもあるのだろう。  戦争末期には赤紙(徴兵)を濫発したモンテスマによって、アステカの人口がどんどん下がっていったのは記憶に新しい。

 ともあれ、複数民族国家としてのアイデンティティを確立するためにも、国語としての日本語の採用は必要不可欠であろう。
 そういうわけなので、各都市の名前を変更してみた。



 元の京都、大阪、東京はそのまま。バンツー族の街はバンツー神戸に。
 元イギリス領は、ヨーク平戸とカンタベリ仙台に。
 羅馬属領は、ラヴェンナ熊本、アンティウム千葉、ナポリ薩摩にヴェニス鹿児島。
 旧アステカ領は、トラスカラ片岡、テスココ名古屋、トラコパン宇和島、トラテロルコ岐阜、テノチティトラン広島、ドンキー奈良に。

 こうして、イギリス人もローマ人も、アステカ人も、バンツー族も、みんな同じ日本人として仲間意識を高めるべく内政に励んだわけである。

●宇宙に羽ばたく大日本
 さらにあっという間に100年が経過した。
 その間に日本の人口は、倍増していた。



 19世紀から20世紀にかけて、我々の世界では人口がものすごい勢いで増加したが、Civilization4でも同様の仕掛けがある。
 それが、生物学などの食料増産要素だ。従来は農場が作れなかった場所にも農場を作ることができ、さらに農場で生産される食料が1.5倍になっている。これにより、よほど立地の悪い――南極のツンドラ地帯にあるドンキー奈良のような地方でなければ、それなりに人口が増えるようになっている。


『食料生産グラフ』


 わずか100年で、人々の生活は随分と変化した。
 19世紀には自動車が普及し、ロケットが空を飛ぶようになる。そして20世紀初頭にはアポロ計画が実行に移された。
 この世界での文明は、平和で安定した時代に長足の進歩を遂げた。

 日本、朝鮮、カルタゴの3国連合によるアステカ戦争以来、世界から戦乱は絶えている。もし戦争があれば、機甲師団や機械化歩兵部隊、さらにはステルス爆撃機まで備えた日本の介入は間違いないからだ。
 この世界の日本は、生産力において他の文明を合計したよりも大きな力を持っていた。こんな相手に戦争をしてただではすまない。
 スコアでも断然トップである。


『勝利得点グラフ』


 そういうわけで、国連を作って、外交的に日本の勝利を決めたいところであったのだが――結論から言って、これは失敗に終わった。


『外交勝利の投票結果』


 このゲームにおける国連の採択では人口ポイントが、そのまま投票数になる。
 最大の人口を誇る日本は、266票でダントツの投票数を持っているが、2位は必ず自分に投票するので、朝鮮の185票は手に入らない。
 つまり、勝利得票558票−266票=292票を他の国からもらわないといけないのだ。

 対イギリス戦争、そして対アステカ戦争で同盟国であったカルタゴのハンニバルは、間違いなく日本に入れてくれる。167票獲得で、残り125票。

 1000年前に戦争をして2都市を日本に奪われたイギリスであるが、その後は仲良くしている。
 いわゆる、己の立場をわきまえたというべきであろうか。しばしばエリザベス女王が京都に訪れてきて
「私(の国)をあなたの奴隷(属国)にしてください」
――と言ってくるほどである。
 よって、外交勝利の投票でも、イギリス票は確実で、63票……少ないが、こればっかりは文句を言うと自分にかえってくるので言わない。  残りは62票だ。

 ここで、インカ帝国は――これはダメだ。
 インカ帝国とは、戦争こそしなかったが、ずっと仮想敵国扱いである。というのも、対アステカ戦争などでカルタゴとハンニバルの助力を得るため、日本は儒教を国教にした時期があった。
 ユダヤ教を信じるインカ帝国と、儒教連合国はたいそう仲が悪く、もしもハンニバルがインカと戦争をしようと言い出したら、いつでも手助けするつもりはあったほどだ。
 ――どうせ国境を接しているのはカルタゴで、戦禍が日本まで及ぶ可能性は限りなく低かったからである。

 だから、できるだけインカ帝国には挑発的な行動をとり続けたので、信教の自由を採用した今もインカと日本の仲は悪い。よって、ワイナ・カパックの143票はどうあがいても手に入らない。

 そこで最後に鍵を握るのが、カエサルのローマ帝国となる。
 日本とローマの戦争は、もともとローマが戦争をふっかけてきた――のであるからして、日本は被害者である。
 だから、こちらが宣戦布告したのと比べれば、カエサルの感情はさほど悪くない――はずだった。

 イギリスほど仲良くはなれなくても、同じ儒教仲間であったこともあるのだから、少しは、そう。少しは仲良くなってくれても……

 だが、カエサルは最後までかたくなで、決戦投票でも棄権を貫き通したのだ。


 ――その、理由とは。



 −5:

「お前は、我々の都市の1つを滅ぼしたのだぞ!」



 ……そうなのだ。
 対ローマ戦争において、ちょーっとばかり、都市を焼きすぎたのである。
 都市を滅ぼしたマイナス修正は累積する。マイナス5というのは、ローマ人の5個の都市を戦争で日本が焼いたせいである。

 いや、少しやりすぎたかなぁ、とは思わなくもなかったのだ。

 その後、鹿児島と薩摩の2都市をわざわざ建設したほどであるから、邪魔なひとつだけ焼いて、後は残していても良かったのだ。

 だが、敵の都市をたくさん抱えすぎることによってもたらされる、さまざまなマイナス要素を、私は嫌った。いつカルタゴが攻めてくるか、いつ、アステカが宣戦布告してくるか。それが心配で。不安で。
 一刻も早く、戦争を終わらせるために。

 ……つい、焼いてしまったのである。

 痛みを与えた側、戦争に勝利した側はすぐにそれを忘れてしまう。
 しかし、痛みを受けた側、戦争に負けた側はいつまでも、いつまでも、それを記憶しているものなのだ。

 1956年、日本は核融合ロケットを完成させ、アルファ・ケンタウリを目指しての遠い旅に出る。

 宇宙船勝利――得点1万ポイントごえの、堂々たる勝利ではあるが。


 やはり、ちと、苦い勝利ではあった。

(おしまい)

 作成者:銅 大(アカガネ ダイ)