04月01日

 甥と姪は今日もお泊まり。
 私の指導と監督の下で、甥はMS−14Fゲルググマリーネ(HG)を製作。完成する。
 明日はおばあちゃんとどらえもんの映画に行くのだが、持っていって家まで持って帰るなどと言うので、壊れるからやめとけと諭す。
「お父さん、お母さんと車で来た時に持って帰り」
 素直に首肯する。おお、可愛い、可愛い。
 甥と姪と一緒にお風呂に入ったりして、なんかこー、まったり。こういうのもいいなぁ。

04月02日

 どうもだるいので、夜体温を測ってみると37度9分。
 下痢もしていたりなんかする。
 こういう日はおとなしく寝るにかぎる。

 本日のスーパーロボット大戦:
 クロスボーン・バンガード参戦。
 つーか、ウモン爺さん、あんたやっぱりニュータイプだったんかぁっ!

04月03日

 朝起きると35度3分。おお、平熱じゃわいとでかける。
 でもって、ジムで2時間みっちり筋肉トレーニング。
 夜家帰って熱を測ると37度5分。なんつー、情けない肉体じゃ。
 こう見えても、足はみっちり筋肉で覆われているし、最近はトレーニングの成果か肩や胸あたりもしっかりしてきた。問題はたるみまくった腹であるが、まあこれはおいといて。
 死んだ親父はハンドボールで実業団に行けるぐらい運動が得意だったのだが、これはまったくもってどうしたことかい。まあ、母親はというと中学生の頃から図書館のヌシとして君臨していた読書魔であるからして、その二つの遺伝子が適当に混ざった私がどうにも中途半端なのはいたしかたなしか。

 本日の読書:『なばかり少年探偵団 消えた短冊』雑破業
 その名の通り、へなちょこ少年探偵団の繰り広げる、どたばたミステリーである。
 ゆうくりっどさんのかわいらしい絵とは裏腹に、あちこちにたいへんオヤジ臭いギャグや描写が混じっているが、これはもう作者の『本性』なので諦めていただくしかあるまい。
 今回の事件は3つ。

 ・「消えた短冊」
  七夕の日。幼稚園児が作った短冊が消失した。どうやら盗まれたらしい。
  いったい誰が? 何の目的で?
  いやー、ちゃんとミステリーになってる。感心、感心。

 ・「旧校舎の怪談」
  霊能力を持っているという少女の誘いにのって、夜中の旧校舎で怪談めぐりをするなばかり少年探偵団。
  7つの怪談はありがちであるが、どことなく雰囲気が出ていて怖いぞ。
  だが、本当に霊能力って存在するのかーっ?
  ラストが気持ちのよい逸品。

 ・「巨乳襲来」
  ……ええそうです。読んでの通りで、巨乳が襲来します。
  それだけです。ミステリーのかけらもありません。
  免疫がない人であればのたうちまわるくらい恥ずかしいベタなラブコメ話となっております。
  こういうのを臆面もなく書けちゃうからこの作者の作品は見捨てられない。

 あとがきに、

 本シリーズは売れ行きもいたってのんきで、実は結構ピンチだったりします。編集部からは「今回のが売れなかったら最後ですから」と引導を渡されているので……

 などと書いてありますが、まあ、そりゃそうだろうと納得する反面、もうちょいと売れて続きが出て欲しいよなぁ、なんて考えてもおります。
 つーわけで、ここで応援したりする。がんばれー。

04月04日

 何もする気になりませんよー
 でろりん

04月05日

 小学三年生の甥から、電話で宿題の相談を受ける。
 国語のドリルなのだが、以下の□に同じ漢字一文字を入れるのだそうだ。
 さあみんな。小学三年生にバカにされないようにやってみよう。

 その1:□長、出□、本□、夜□
 その2:同□、□内、□外、□長
 その3:音□、□点、□本、□書

 本日のお買い物:背広
 背広の寸法直しが終わったとのことで、アルパーク天満屋まで散歩がてら取りに行く。
 紳士服売り場でちょっと待っていると、売り場のマネージャさんが「こんにちは。お久しぶりです」と腰の入った良い挨拶をしてくる。
 なんだかんだいって、百貨店の店員ともなると違うものである。

04月06日

 朝起きて、だらだらと過ごす。
 テレビでイラク関係のニュースを見ると、装甲歩兵輸送車がバンを機関銃でどかどか撃つ場面を見せられて気分がたいへんよろしくない。
 そらまぁ、あれですよ。私も男ですから戦車が戦車撃つのを見て興奮しないとはいいませんが、相手は一般車両ですよ? 自爆攻撃かなにか知りませぬが、あれでは米兵の方もたまったもんではありますまい。もちろん車を運転しているイラク人の方がもっとたまったもんではないのですが。

 陰鬱になった気分を少しでも晴らすために、散歩に出かける。
 広島の桜は今が満開。いやー、良きかな、良きかな。天気もいいし。こう、思わず近所のペットショップで犬を飼おうとしちゃいましたよ、危ない危ない。
 で、住宅街を歩いていると『イラクに平和を!』というスローガンが。おお、反戦運動かぁ、と思って近づいて見ると。

 『公明党』

 はい? 何かの冗談でしょうかこれは。と、目をこらしてよくよく見ると。
『公明党はイラクでの武装衝突を避けるため最大限の努力をしました』そうです。
 こー、公明党に関しては昔から愉快な言葉や政策をぶちあげてくださるのでいつも楽しみなのですが、さすがです。今回もはずしていません。
 間違いなく、こいつら有権者をバカだと思ってやがります。実際、議席をそこそこ有しているところを見ると、バカは相当数いるようです。

 昨日の宿題:
 私はこう思うんだけれども……

 その1:□長、出□、本□、夜□>番:ただし、「番長」ってあなた……ねぇ?
 その2:同□、□内、□外、□長>室:けど「室長」って、小学3年生の知識にあるのか?
 その3:音□、□点、□本、□書>読:しかし「読本」は反則すれすれだと思うのよ

04月07日

 テレビを見ているとイラクではアメリカ軍がいわゆる政治的効果を狙った示威行為を繰り返しておる。
 無駄に戦力を消耗するだけに終わらなければいいがなー。どうも今回の戦争におけるアメリカ軍の行動って、ちぐはぐで、政治家が適当な命令をぬかしているのを現場が一所懸命に何とかしようとしている雰囲気がちらほら。

 本日の読書:『おねがいティーチャー』雑破業
 読書後、表紙や背中をためつすがめつする。どこにも黄色の楕円に『18禁』などと書かれていないのがどうにも不思議である。
 いや、冗談抜きで、18才未満はともかく、15才以下の中学生がこんなものを読むのをお父さん許しませんよ、てなもんである。
 中身はなんかの人気アニメのノベライズで、アニメを見ていない私には今ひとつピンと来ない所が多かったが、それでもさすがは雑破業さん。職人芸で読ませる読ませる。
 でもなー

 「えっ、そんなことまでするんですか?」
 「もちろん。ベッドの上に法律はないのよ」

 あるわいっ! つーか高校生にナニを教えておるのだっ!
 なかなかに愉快な読書であった。

04月08日

 歯医者で歯石を取られたり穴を埋められたりイロイロされる。
 うう〜。痛い。
 痛いので、寝る。

04月09日

 寒のもどりというやつか。
 やけに寒い。ぶるぶる。

 本日の読書:『宇宙の戦士』ロバート・A・ハインライン
 映画にもなったSF小説。というと原作ファンが烈火のごとく怒る。
 あの映画は元々別物だったのに、名前だけ拝借しちゃったところがさらに怒りをあおるのであろう。
 我が友人に言わせるとこの作品を読む時にパワードスーツや異星人との戦争に惑わされてはいかんそうである。
 言うなれば、この作品は少年ジョニーが成長して大人の男になるまでを描いた青春SF小説だというのだ。
 ははぁなるほど、確かに言われてみればこれ、少年が軍隊に入隊するところがちょい普通とは違うだけで、そこをのぞけばその通りだよなぁ。
 しかし、知識人の常として心情的左翼である私としては、やはり機動歩兵の軍隊の倫理観というのは読んでいてどうにも違和感がある。こいつら、小説では異星人との戦争してるからいいけどそうでない時代は何をしとるのだ? どうにも、圧制の道具として植民惑星で現地人をぼてくりこかしているような雰囲気が。
 ともあれ、本作品を原作としてアバロンヒルのウォーゲーム『スターシップ・トルーパーズ』は、その箱絵だけでも見る価値あり。日本に生まれて本当によかった。スタジオぬえさんありがとうってなもんである。
 で、このゲームで実際にクモと戦ってみるとどういうわけだかヴェトナム戦争でヴェトコンと戦っている気分になる事うけあいである。とても「強力なパワードスーツで敵を蹂躙」などではなく、「ああ、脱出船が行ってしまう。頼む俺を置いていかないでくれぇ」なのだ。いやマジで。
 今ではゲームも映画版になったそうで、これがまた原作ファンの怒りを誘うのである。

04月10日

 どうもしゃっきりしないので、シアトルズ・ベストでエスプレッソのトリプルを2杯(都合エスプレッソ6杯)と実に濃厚な味わいのチョコレートを1枚食べる。
 うおおおお。カフェインとカカオが全身にすみずみまで行き渡りしゃっきりと……
 しゃっきりと……
 うわああああ。頭が痛い〜。
 脳に血がまわり過ぎたんじゃろうか。こりは痛い。洒落にならない。
 七転八倒。
 ごろごろと悶絶してしまう。

 本日の読書:『月姫 アンソロジーノベル1』枯野瑛ほか
 月姫のアンソロジーというと、コミックとかも出ていたりして、もちろん即、買った。
 そしてゴミ箱に直行。
 それ以後も何冊かコミックは出ているが、もうこりごりなので買っていない。
 そういう経験があるので、このアンソロジーノベルというのも実を言うとおそるおそる購入したのであるが。
 ……ああ良かった。それほどひどくなくて。
 いや実際のところ、まあまあの出来ではなかろうか。

04月11日

 頭が痛いのが終わったら、次は歯医者さんだったりする。
 虫歯をぎゅいーん、ばりばりと穴を開けて埋めて埋めて。
 ああ、この麻酔のきいた唇のふくれあがった感覚がたまらん。
 そういえばこないだ従姉の家にパソコンのセットアップに行ったのであるが、一番下の娘が中学生で、「始業式の日に先生が誰になるかで盛り上がっていた」のだそうで。
 やはり年寄りの先生は規制が厳しく、若い先生は緩く、というお決まりのコースで。
 ただ問題はじゃあ、規制が緩かったらナニをするのかというと、その子いわく。
「スカートとか短くできる」
 おいっ。
 わしは、お前さんがそれこそ生まれた時から知っているが、もうそういう年になったのかいっ。
 考えてみれば5才の姪も後10年しないうちにこうなるわけで。
 ああっ、人生は無駄にできんっ。

04月12日

 人生無駄にはできんと言っておきながら、何かするわけでもなく。
 なんかもー、ぐったり。

 本日のアニメ:『ガンパレードマーチ』第五話まで
 おおっ。真面目に学園物&戦争物をしておる。
 いい感じに戦争の無情な感じも出ているし。
 しかし死にフラグはあまり立ってなかったような気がするのですが。まあ、12話だしな。
 作品始まった時点で既に一年前に死んでいた彼よりはマシでございましょうか。
 それにしても続きが気になるなあ。

04月13日

 ジムでせっせと筋トレに励む。元々が減量目的だったのだが、どうにも体重が減らないなぁ。
 別におやつが多いとかそういうのではない『はず』(このへんの表現がちょっと弱気)なのだが。

 その後、半年ぶりにRPGサークルに顔を出し(忘年会に参加したのはあれは顔を出したとは言うまい)、再来週の次回会合からアルシャードのGM持ち回りキャンペーンスタートするぞーい、と宣言しておく。
 『ロールプレイングゲーマー』誌1号に付録でついていたアステロイドをプレイしていたのであるが、このゲーム、紅一点のヒロイン、ニコルのロマンスチェックがルール化されており(こういうどうでもいいものほどきちんとルール化されているのである)、冒険の中で恋の花が咲くのであるが
 我が友人の中でも変人ぶりを競わせると一、二位を争うH君曰く、
「これを日本で作ったら、ニコルは男で、他を女の子にして恋人を選ぶというルールになりますよね」
 どういう脳味噌の構造をしているのか、一度頭蓋骨をかち割って調べてみたいと周囲の面々がドリルやノコギリを用意していると、本人まったく意に介さず
「眼鏡っ子採掘士とか、幼なじみパイロットとか。作業ロボットは全部、猫耳でメイドアンドロイドで。名前はニコルのまま。電子頭脳はオトコノコスキーなのでさらっていっちゃう。そしてそれを助けに女の子達が……うわ、なにをする。やめろはなせ」
 ちゅいーん、ぎゃりぎゃりぎゃりぎゃり。

 そんなこんなで家ではプラモデルの「モビルバクゥ」を作る。おおっ、HGと違って安いだけにすぐに作れる。
 このモビルスーツは、モビルスーツと呼ぶよりゾイドと呼んだ方が似合っているような気がするなぁ。
 ちなみにこのモビルスーツが登場するガンダムシードは私は見ていない。甥と姪は見ているようなので、作ってやったのである。

 本日の読書:『塊根の花』八房龍之助
 『仙木の果実』の続編。作者いわく、伏線の一つでも処理しておこーかというわけで、雑誌掲載時のタイトルは『ジャック&ジュネ』、J&Jで語呂もよろしい。
 ジャックとジュネの実に腐りきった関係がよく分かる一冊。
 それでもジュネを人のままでいさせるところに、ジャック自身のどこか人としての最後の一線があるような気がするのであるが。気のせいですか? 気のせいですね。そんな甘い作者じゃあないわな。

04月14日

 花粉症、かどうかは定かでないが、鼻水が止まらない。鼻孔で呼吸するのはほぼ不可能となり、もしも口を閉じたら窒息してしまう。
 とにかくこうしてキーボードを叩いている間にも鼻水はどばどばと分泌され、ティッシュが手放せない。なに? キーボードを叩きながらティッシュを持つなどとゆー事がどうやってできるかだと? やってみるがいい。すごくたいへんだから。
 ともあれ、こう鼻がたれるようでは、ティッシュどころかよだれかけが必要になる日もそう遠くはない。
 いやそれはさすがに恥ずかしいから、ナプキンぐらいにするか。

04月15日

 人間、やはり鼻孔で呼吸する生き物であるとつくづく思い知ったので、かかりつけの医者へ行く。
 実のところ、そろそろドラッグの補充の時期である。私は一日に合計で15錠の薬物を朝昼晩と分けて服用し、さらに睡眠導入剤と睡眠薬を寝る前にきこしめしているという薬物漬けの生活であるからして、この春からのサラリーマンの自己負担3割というのはボディブローのように財布に効いていたりなんかするのである。
 もうちょっと健康にならんとなぁ……。
 何はともあれ、内臓脂肪を燃焼させるのが一番なのだが。ジムでのトレーニングの量か負荷を増やすべか。

本日の読書:『復活の日』小松左京
 上記のような生活を送っている上に、突然の花粉症。さらに猖獗を極めるSARSのニュース。
 とくれば、読む本は決まっている。『復活の日』である。
 生物兵器として研究されていたウィルスMM−88。しかしあまりの伝染力と致死性、そして何よりその認知度の低さに恐れおののいた研究者が祖国を裏切ってでもこのウィルスに対抗する術を作らねばならないと考える──
 この、基本的には善き動機よりなるウィルスMM−88の軍研究所の外への禁じられた持ち出しが、すべての始まりだった。
 ありふれた、インフルエンザなどのミクソウィルスに相乗りする形で伝播したこのウィルスはじわじわと増殖をはじめ、やがて一気に人類へと牙をむいた。
 それはやはりこれもありふれた「かぜ」として人々に認識された。だが、その「かぜ」が本性を現した時、人類にはもはや絶望的に時間がなかったのである。
 脂の乗りきっていた頃の小松左京氏の、矢でも鉄砲でももってこい的な剛速球SFである。
 特に、日常がずるずると崩れ落ちていく描写が素晴らしい。

 たかが、インフルエンザじゃないか!……そのたかがが、どこか心の奥底の方で、まさかにかわりつつあった。

 この「たかが」から「まさか」への濃密なまでの書き込みは、SFファンなら身震いするほどによく出来ている。

 まさか! いや、ひょっとしたら……

 その先に見えているのは、あまりに唐突で、あまりに絶対的な──「種の滅亡」。
 

04月16日

 ビバ・ドラッグ!
 鼻で呼吸が可能になるだけで、人生がかくも素晴らしい物になろうとは。
 まあつまりは花粉症だったらしい。いかんなー、年と共にどんどん不健康になっていく。
 今日も歯医者に。歯医者さんは3人を並行して処置していたが、どうも別の人が手間だったらしく、麻酔を注射したあとかなりの時間放置された。
 ようやっと私の番で、きゅいーんぎゃりぎゃり。
 わー痛い痛い痛い。
 どうも麻酔がきれかかっていたらしい。いやー、痛い思いをした。
 子供の頃は麻酔なぞかけずに歯の治療を受けていたので、歯医者というのは地獄の一丁目だという刷り込みが意識にある。
 そうだっ。今度、RPGのシナリオで歯医者を悪役にしよう。PCがそうと知らずに歯の治療を受けると、麻酔もかけずに健康な歯をドリルで削られ神経をつんつんつつかれるのだ。これは怖いぞー。

 本日の読書:『武士の家計簿』磯田道史
 『「加賀藩御算用者」の幕末維新』とのサブタイトル通り、この本は筆者が古本屋からの連絡を受け、旧家の文書を買いに走るところから始まる。
 その15万円の古文書こそ、筆者が長らく追い求めていた武士の家計簿だったのだ。
 長らくといっても、実はこの筆者、1970年生まれである。私よりも6才も若い。しかも、岡山の出身。私の両親は隣国である備後(福山)の出で、父の旧姓は「礒田」。倉敷にも礒田家の分家がある。この「磯田」氏が遠い親戚筋なのかどうかは分からないが、何やら親近感もわいてこようというものである。
 で、古文書は天保13年(1842年)7月から明治12年(1879年)5月まで、約37年間の詳細な家計簿に相違なかったのである。
 そこから浮かび上がってくる、幕末の武士の生活とは──
 というわけで、筆者が若いせいもあってか、実に平易な語り口調で、わかりやすく、また読んで楽しく幕末から明治の武士・士族の生活が生き生きと語られている。
 これはなんとも掘り出し物の一冊であった。

04月17日

 友人宅でこの春の新番組である『宇宙のステルヴィア』を見たのであるが、この作品では、物語の背景として『みずへび座ベータ星』が超新星爆発を起こしている事になっている。
 さっそく自宅で『光世紀世界への招待』を引きずり出して確認したところ、みずへび座ベータ星は、スペクトル型G2IV。太陽よりも巨星で、その分寿命も短いが、天文学的にみて超新星爆発をするにはまだまだ時間がかかるはずである。そもそもG2スペクトルというのは、太陽と同じ黄色なのだ。
 つまり、この超新星爆発は自然現象によるものではない、と推測される。異星文明の匂いがぷんぷんするぞい。そういや、主人公が出発したナスカでもなんか、地上絵みたいなもん使って重力を制御していたようであるしな。どこかでつながってるのではなかろうか。
 また、富野監督会心の出来であったらしい『オーバーマン キングゲイナー』をまとめて借りる。おおうっ、かっこいいデザインとはとても思えないキングゲイナーが実にイカス動きをする。
 やはり、アニメは動いてナンボである。
 夜に発熱、37度5分。熱さまシートをぺたりとはる。

04月18日

 そろそろゴールデンウィークの計画を立てたり。
 ダブルクロス(富士見版)のIRCチャットプレイをやろうとか。
 広島近郊の山城に登ろうとか。
 山城は会社の先輩と一緒に天気のいい日を選んで登ろうと考えている。
 候補は3つ。

1:門山城
 陶晴賢の陸の拠点の一つとして、かなり堅牢で使い勝手の良い城だったもよう。
 見晴らしもばっちり。
 場所:大野浦の妹背の滝から登る
 P:妹背の滝上に駐車スペースあり
 時間:上り1時間30分、下り約40分

2:高松山城跡
 可部にあり、街道を見下ろす要所。戦略上かなり価値があったもよう。
 眺望もまあまあ。
 場所:可部駅から旧道を北へ徒歩約20分
 P:城の説明板の前にスペースがあり
 時間:上り1時間30分、下り約40分

3:頭崎城跡
 白市にある広島県第二の規模の山城。
 ちなみに一番でかいのは郡山城。
 場所:白市駅からちょい遠いみたい
 P:頭崎城跡登山口に駐車スペースあり
 時間:上り50分、下山30分

 がんばるぞー。

04月19日

 朝から雨である。ジムに行こうと思っていたのだが、日を改めるか。
 かわりに、小雨になった時にちょっと散歩してみる。近所にあるペット屋に行ってみる。
 このあいだいた、ゴールデンレトリバーの子犬がどうやら売れたらしく、もういない。ちょっとさみしい。あいつは俺の事が好きだったに違いないのに(妄想)。
 家に帰って、プラモデルの箱を開け、ガンキャノンを作る。この赤い勇者には、ガンダムネットワークオペレーションでさんざん世話になった。
 この後には、やはり赤い猛者、シャア専用ズゴックが控えている。赤はいい。広島カープも赤だ。
 というわけで、デイゲームのテレビ中継を見てみる。なんと負けておるではないかー。あ、いやいつもの事か。
 今年は最下位になりませんように。
 唯物主義者で、神さまなんか信じちゃいないが、とりあえずそう願ってやまない。

04月20日

 あたまがー
 いたいー

04月21日

 医者に行く。2週間分のクスリ代だけで6千円もとられる。なにかこー、このぐらい金を取るのならハッピーな気分になれるドラッグが混じっていてもいいような気がするのだが、そういうのはないらしい。
 夜、熱を出す。そろそろ熱さまシートを補充せねば。

 本日の読書:『馬上槍試合の騎士 トーナメントの変遷』クリストファー・グラベッド著 アンガス・マックブライド彩色画
 わざわざ著者だけでなくイラストレイターまで記したのには理由がある。私はこのアンガス・マックブライドさんのファンなのである。とはいっても、原画集を持っているとかそういうのではない。私は画集など買わない人間なのだ。……ん? そういえば明貴美加の『超音速のMS少女』ちゅうのを持っていたな。まあいい。
 ともかく、オスプレイ・メン・アット・アームズ・シリーズでも、このアンガス・マックブライドさんが絵を描いているのだけは全部持っている。『アーサーとアングロサクソン戦争』なぞ実にうっとりである。絵がうまいかどうかは私のような門外漢には分からないが、なんというか、物語性があるとゆーか、ようするに好きなのだ。
 この『馬上槍試合の騎士』という本もそういうのは如実に現れていて、表紙にもなっているザクセン公ハンスなんか、蛙口形ヘルムで頭部が覆われていて顔なぞちーっとも見えぬのだが、なんかこー、いかにも得意満面つー感じである。この蛙口形ヘルムがかっこよく思えるようになってきたら、あなたもかなり中世マニアである。
 一方、本文の方はというとクリスには悪いのだが中身は濃いが分かりやすいとはお世辞にも言えない。ぶっちゃけた話、学者の論文を読まされているようなもんである。
 だがよくよく読み込んでみるとけっこう面白い記述もある。
 最初の頃の、戦争か競技かわからん混沌から抜け出して武装制限が始まった頃の話で、馬上試合にはブロードソードのみを使い、逆に短剣はあかんというのがある。つまりは甲冑で全身をかためた騎士には、ブロードソードぐらいだと致命傷にはなかなかならんが、先の尖った短剣を、それが使えるような距離で鎧の隙間にぶすぶすと刺し合うようだともうこれは殺すか殺されるかの命の取り合いになってしまうという意味なのだろう。
 そんな感じでなかなか良い本である。さらに編集部制作の日本語版資料というおまけがついているのであるが、ここには中世ヨーロッパではイベリア半島と北イタリアが馬の産地だと書かれていて、
 そのため今でもヨーロッパの馬の多くには“北イタリア人”と“スペインの馬”の血が流れているのだそうである。
 おそるべし、イタリア人。馬でも見境なしかっ。

04月22日

 熱下がる。
 こう不安定だとなー。気分も安定しないな。

 本日の読書:『ヴィシュバ・ノール変異譚』水杜明珠
 インターネットのオークションで、シリーズ全12冊がまとめて出品されていたのを落札。
 本日、我が家に届く。さっそく1冊読む。
 内容はコバルト文庫独特の軽めのおとぎ話である。
 ヴィシュバ・ノール大平原に住む“月の光の織り姫”マールが、ちょっと不思議な物語に出会うというものである。
 素直で純真無垢なマールの保護者(恋人と呼ぶよりはこっちの方がぴったりくる)はやはり大平原にある大きな屋敷に住む不思議な紳士のガディル。
 マールに対してはそれこそ甲斐甲斐しく世話を焼くくせに、他人に対してはむちゃくちゃ冷淡な男である。特にマールに対して害をなす者には情けも容赦もまったくない。
 何やら強い『力』も持っているようだが、そういう裏の顔はマールには決して見せずにマフィンを(マールの好みに合わせて甘めに)焼いてあげたりするのである。
 いい年をした男がまったく。
 まあこういうのがコバルトの読者層にとって心地の良いファンタジーなのだろう。
 ちなみに私も決して嫌いではないよ。
 残り11冊が楽しみである。

04月23日

 熱上がる。
 上がったり下がったりまぁ。
 ファラオの呪いか?
 背中も痛く、体調ははなはだ悪し。
 しかしそういう時ほどみょーに創作意欲が湧くというかハイテンションになるというか。

 本日の創作:『転校生』(龍の守護者シリーズ第4話)
 本サイトの『ごった煮の部屋』に置いてあります。
 第3話『北の国の少女』の直接の続き。ロシア人美少女ソフィアちゃん、連続登場。
 主人公とメイドさんのふたりっきりの甘々生活に割り込んできて思いっきりかき回してくれます。
 とゆーか、忍ぶ恋の紫苑ちゃん、旗色悪し。巻き返しはあるのか?
 乞うご期待。

04月24日

 本サイトも間借りをしているtrpg.netの一行掲示板で、モビルスーツ、ドムの兵装話が出た。
 私はガンダムにはちょっとうるさいのでつらつらドムの兵装について考えてみよう。

 ちなみにオフィシャルの設定などはまーったく気にしていない、私の勝手な妄想である事をまずはおことわりしておく。

 最初にドムというのがどういう機体として軍開発部に見られていたかというと、これはもうザクの次に来る次期主力モビルスーツまでの『つなぎ』であったと考えていいだろう。
 実際には『遅すぎた名機』ゲルググに代わり、実質的に戦争終盤の戦線を支える機体となったのであるが、まあ最初は誰もそこまでは期待していなかったのではないかと思われる。
 では、中継ぎであるドムにどんな機能を与えるか、これが問題となる。
 戦車でいえば、火力・装甲・機動力という三大要素があり、第二次世界大戦の試行錯誤を通して、ついにはセンチュリオンのようなMBT(Main Battle Tank)の時代を迎えたわけであるが、ドムははからずもこの三つの要素を高いレベルでバランス良く保有する事になった。

 これは偶然ではない。必然、いや『必要』だったのである。

 ガンダムの登場を待つまでもなく、やがて連邦軍がモビルスーツを戦線に投入してくるのは自明の事だった。問題はそれがどんな機体になるかである。少なくとも現在の主力機であるザクよりは強いであろう事は間違いがなかった。連邦の兵器開発局はまずもってザクを撃破できる機体を作ってくるであろうから。
 そうするとザクマシンガンの上位系列にある90mmマシンガンはいかにも対連邦モビルスーツ兵装として心許ない。全くの無力という事はないだろうが、良くて互角。おそらくは若干不利ではないか。

 ドムのメイン・ウェポン、ジャイアント・バズはその答えとして開発された。命中率や弾数でいえばはるかにマシンガンに劣るが、一撃で相手を破壊ないし無力化できる威力は何物にも代え難かった。

 装甲に関しては開発者もさぞ悩んだ事だろう。重すぎては機動力に差し支えるし、薄すぎては兵器として使い物にならない。
 だがここで逆転の発想が生まれた。何も重い機体を走らせる必要などないではないか。地上ならばホバー走行が可能なはず。ホバー不可能な障害物がある場合は、ジャンプすればよろしい。
 だいたい兵器というのは、『大は小をかねる』のオンパレードのようなものである。輸送や移動の問題さえなんとかなるなら、でかい方が良いのだ。
 かくして、ドムは大出力のエンジンを搭載し、その有り余るパワーを利用して重装甲でありながら高い機動力を保有する重モビルスーツとして誕生した。

 中継ぎとして作られたモビルスーツとしては、十二分な性能を持つドム。ザクと並ぶ傑作機と呼んでも差し支えはあるまい。
 ただ、問題はコストと生産性である。おそらくジムと比較すると、ティーゲルとシャーマンぐらいの差があったのではなかろうか。
 これでは善戦しても結局は連邦の物量に揉み潰されるだけである。悲運の名機と言えよう。

 ……とかなんとか適当な事をくっちゃべっている間に、MSM-07S『シャア専用ズゴック』のプラモデルが完成。
 えーっと……そろそろ作る物もなくなってきたなぁ。

 夜に発熱。消耗。

04月25日

 ガンダムについて語り始めると、長いよ、わし?
 
 今日は兵器としてのモビルスーツについて語ろう。
 いわゆる『スーパーロボット大戦』なんかでは、モビルスーツのようなロボット兵器は『リアル系』と称されるわけであるが、これほど誤解される表現もない。
 人型ロボット兵器を出しているだけで、兵器や戦術としてのリアルなぞ端からぺぺぺのぺー、である。

 これは別段、「だからダメだ」とかそういう意味ではない。逆である。

 ロボット兵器ほど燃えるオモチャはそうありはしない。マジンガーZは鉄の城だし、ゲッターは「チェェェェンジィィ」だし。技の名前を恥ずかしがらずに大声で叫ぶのも実に気分爽快である。
 ようするに、『リアル』とかそういう表現は、ロボット兵器に対して使っているわけではないのだ。
 たとえば映画『戦場のはらわた』(クロス・オブ・アイアン)でドイツ軍とソ連軍がモビルスーツを装備していたら、ペキンパー監督はどんな映画を撮ったろうか。スタイナーが搭乗するのはやはり陸戦型ザクしかねえよな、とか。
 そういう演出や脚本レベルでの『リアルっぽさ』があるかどうかなのである。

 シベリアの最前線で、古参兵のパイロットが、新兵に対し言う。
「モビルスーツを降りる時も、エンジンはアイドリングにしとくんだ」
「え? いやしかし安全規定では……」
「そいつは忘れろ。生き残りたかったらな」
 そして急な敵襲があった時に、馬鹿正直に核融合炉を停止させていた隊長が
(ガチャ、ガチャ)「くそ、エンジンが凍り付いてかからない。……うわ、うわあああっ」(どかあああん)
 おわかりだろうか?
 本当に核融合エンジンが『凍り付いたり』するのかどうとか、そんなこたぁ、どうだって良いのである。

 それっぽければ、全てオッケーなのだ。

 ただこー、この『それっぽい』というのは実に微妙な感覚で、うまくやらなければ『リアル』どころか『とんでもねー』になってしまう。
 一例として、OVAのガンダム0083『スターダストメモリー』の『宇宙艦隊推進剤切れ事件』をあげよう。
 宇宙船の推進剤が切れちゃったりするのは、もうこれは全然問題ないのである。昔からロケット関係者には『質量比は七難隠す』という言葉があるように、宇宙を航行する者にとって推進剤は死活問題である。
 だが、ガンダムとゆー作品は、基本的に『推進剤については不問に付す』事で成り立っているのである。でないとモビルスーツ戦なんかできなくなってしまう。
 画面上で宇宙船にもモビルスーツにも、常時がんがんロケットを噴射させておいて、いまさらストーリーの都合で「推進剤が切れました」などと

 どの面さげて言いやがるんでしょうか、この作品のスタッフは

 科学的に正しい描写をするから『リアル』なのではないのだということを、この作品は反面教師として如実にあらわしていると言えよう。
 もって他山の石としたい。

04月26日

 アスレチック・クラブへ行って汗を流す。
 汗と一緒に体内の内蔵脂肪も燃焼してくれれば良いのだが。……体重、減らないなぁ。
 最近は、週に2回は行くようにしていて、今週など、月曜、木曜、土曜と3回も行っている。

 そしてっ!
 ついにっ!

 薬局で、プロテインを購入する。目的は言うまでもなく筋肉の量を増やし、基礎代謝を上げ、内臓脂肪を減らすのである。
 ただしもちろん副作用も心配なので、これを服用するのは筋肉トレーニングをした日だけである。
 ちなみに、アスレチック・クラブで計った私の現在の体重と体脂肪率がここにある。
 1ヶ月置きぐらいに計測するといいそうである。

 ・身長166cm
 ・体重77.7kg
 ・脂肪率25.2%
 ・脂肪量19.6kg
 ・標準体重60.6kg
 ・肥満度28.2%

 中年太りの典型のようなもので、何より脂肪性肝炎というのがいかん。特効薬なぞない。地道にダイエットするしかないのだ。

04月27日

 このサイトのタイトルは『銅大のRPGてんやわんや』である。
 しかしながら、更新履歴なんか見たり、日記を読んだりした人の中には疑問に思うむきもあるのではなかろうか?

「このサイトは本当にRPGのサイトなのか?」

 ごもっとも。
 日記なんかはもう、事実上『読書万歳』の代わりになっているし、そもそもどこ読んでもRPGをプレイしているという様子がない。
 事実、所属しているRPGサークルで最後に定例会に参加してRPGを遊んでからかれこれ半年が過ぎている。いやもっとか?

 よく、除名処分にならないものである。

 だが、安心したまえ。今日は違う。今日はRPGを遊んだ。
 ……なんか、わざわざ日記で言い訳をしないといけない自分が情けなくなってきたな。
 まあ、『悪魔の辞典』でも日記とは『その日の出来事の中で人に知られても恥ずかしくない事を書いた物』とかそんな事が書いてあったし。

 本日のRPG:『シリウスの誇り』アルシャード
 GM持ち回りキャンペーンで私を含めた6人で遊ぶ事になり、今日がその第一回目。
 この企画は私が半年ほど前に言い出したのだが、ちっとも定例会に私が参加しないでいると、ついに「4/27にやるけぇ、シナリオ作ってGMやりに来いやぁ」と呼びだしがかかったとゆー。
 しかたないので、シナリオ作ってプレイしに行きましたよ。ええ。
 帝国とシリウスの国境紛争を、PCが未然に防ぐというものである。
 ありがたい事に今回のプレイでは皆の節度ある行動が実り、きれいなエンディングを迎える事ができた。
 キャンペーンは後6回セッションが予定されており、最終回の第7回はタイトルだけ決まっている。

 『皇帝崩御』

 もちろん、グスタフ・ヨーゼフ2世にはすっぱり死んでもらいます。GMは初回と同様に私が担当。
 PCの一人は『グスタフ・ヨーゼフ2世のクローン』などとゆー10才の少年なので、ぜひ最終回では

「老いたな、オリジナル。その玉座、このボクがもらいうける」

 などとデカイ事を言って欲しいものである。

04月28日

 やはり、1日遊ぶと無理が来るのか。
 昨夜は38度近い熱と割れるよーな頭痛に悩まされた。
 ドラッグの効果もあり、朝は35度台に。
 しかし夜になってまたもや37度台に上昇。
 で、どういうわけかこういう肉体の調子が悪い時に限って物書きは絶好調である。
 『RPG今昔物語:ジュネーブ条約』をさらさらっと書き上げてsfさんにメールで送る。

 本日の読書:『ダブルクロスリプレイ 闇に降る雪』菊池たけし/F.E.A.R.
 読んでいていきなりぶばっ、とか笑い出してしまうリプレイは久しぶりである。電車やバスの中では読めんわコレ。
 いやー、さすが菊池さん。余人には真似のできんリプレイだなあ。
 なお、この作品の最優秀助演男優賞間違いなしの田中天さんであるが、のべつまくなくしゃべりまくるという話は聞いていたが、NPCの台詞までいただくとは。
 ええ、実は私も好きなのである。NPCの台詞をGMの許可なく勝手に喋るのって。
 後てきとーな演出効果を、やはりGMの許可なく勝手に入れるのも私の得意とするところである。
 しかし、そーゆープレイを許容できちゃうGMもいれば、許容できないGMもいるわけで。そういうプレイは仲間内の時以外は『控える』ようにしているのであるが。
 間違って私が暴走を始めたら、GMは容赦なく殴り倒してでも止める事。もちろんこれは暗喩であって、本当に殴ったら十倍にして殴り返すのでよろしく。

04月29日

 言ってしまったものはしかたがない、という現実がある。
 RPGでもしばしば、ルールが間違えられるが、通常、その間違いというのは過去に遡って訂正されたりはしない。
 そんな事を『ガンダムエース』6月号を読みながら思ったりした。
 何かというと、ようするにガンダムのオープニングの『ジオン公国は独立を宣言し、……総人口の半数を死にいたらしめた』とかゆー、あれである。
 実のところ、これがもー、けれん味たっぷりの適当な駄法螺であったのは間違いない。人口の半数って、そりゃなんだよおいこら。コロニーが地上に落ちてどかーん、とかやってるが中空のコロニーって、どー考えても減速させたりして地上に落とすのに適してねーぞ、おい。

 しかしまあ、言ってしまったものはやはり、しかたがないのだ。

 以後、ガンダムの設定は、この適当な法螺に振り回される事になる。まさか仰々しくやったあれを、「ただの演出で、細かいつじつま合わせなんか考えてねーよ」などと言うわけにもいかない。
 いや、普通のTVアニメならそれでいいのだ。しかし困った事にガンダムは何しろ今にいたるまで商品や作品やプラモデルなどなどが売れ続ける、まさしく金の成る木なのである。
 かくして、設定屋などがうんうんうなって、ジオンは開戦すぐに毒ガス作戦を実行したりコロニーに核パルスエンジンを取り付けたり、まあイロイロやってコロニーが落ちて人口の半数が死んだとゆー事にされちまったのである。

 それが悪いとは私は思わない。むしろ微笑ましいと思うのである。

 だが、そうした『設定の縛り』に絡め取られながら作品を作らねばならない漫画家や小説などの作品を作らねばならない人たちって、仕事とはいえたいへんだよなあ、とちょっと同情したりなんかしちゃったのである。

 本日の読書:『ガンダムエース』6月号
 前回のオリジンではランバ・ラルが強いとゆーより、新型モビルスーツ、グフが強い、という感じであったが、今回は、間違いなくランバ・ラルの熟達した戦士としての力量の勝ちである。
 屈辱のアムロ、脱走。いやー、話の筋がすっきりしていて読みやすいわあ。
 今月から始まった宇宙のイシュタムは、上でも述べたオフィシャルの設定とかに、どれだけ独自色を組み込めるかが勝負。
 自分のせいで部下を死なせ、見逃してやった敵のために大勢の味方が殺されている。戦争の現実の前には自分の考えなぞ青臭い理想論にすぎないのか、と悩むマット隊長の出てくるガンダム戦記は第一部完。
「憎しみは憎しみしか生まない」
 まさにその通りなのだ。家族を、恋人を、友人を、仲間を、殺された恨みは確かに正当な物なのだ。だが、だから殺し返す、というのではどちらかが力尽きるか皆殺しになるまで戦いは終わりはしない。
 パレスチナとの和解を目指したイスラエルのラビン元首相のように、それが分かっている人も世の中にはいる。
 だが悲しいかな。ラビン元首相を暗殺した若者のように、その後のパレスチナの自爆テロとそれに対するイスラエルの報復のように、憎しみの連鎖は、なかなか消えようとはしない。
 それでも。
 悔しくても悲しくても理不尽でも。
 憎むのを、やめようと努力し続けるべきなのだ。

04月30日

 歯医者で歯の治療。
 うう、気分が盛り上がらんのう。

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