01月22日

 ふと思い立って、日記といふものを、つけてみむとて、するなり。
 毎日書くつもりもなければ、赤裸々にすべてをさらけ出すつもりもなし。
 備忘録のごときものなればなり。
 真面目7分に法螺3分。大嘘ついても小嘘はつくな。
 以上をモットーとする。
 ツールとして、Vectorから「簡単ホームページ日記」をダウンロードする。
 これが本当に簡便であるかどうかは、おいおい分かるであろう。
 
 本日の読書:『斎藤道三3 兵は詭道なり』岩井三四二
 『簒奪者』(http://www.trpg.net/user/akagane/book/book34.html)の続きで最終巻。
 美濃一国を切り取った蝮の道三も、跡継ぎの問題から息子と対立し、戦死する。
 脇役である妾腹の息子や国人衆の視点がうまく書けてある。
 武士の大元はやはり武装した農民なのである。
 当時の武士というものの物の考え方や筋道の通し方がたいへん面白い。

01月23日

 雨である。
 天候が変化すると頭痛がする。困ったものである。
 そういえば昨日、近所でやけに人なつっこい野良猫に会った。
 腹を見せてうにゃうにゃとすりよってくるので撫でてやった。
 この雨の中、あの野良猫はどうしてるだろうか。
 む、どうも体調が優れないと思ったら熱が37度6分あった。
 あの野良猫も、風邪をひかなければ良いが。

 本日の読書:『少年名探偵虹北恭助の新冒険』はやみねかおる
 はやみねさんの作品は『名探偵夢水清志郎事件ノート』からのファンである。
 本作品を推理物として読むとかなり怒り狂う人もいるであろうが、私は好きだ。
 「事件を解決するだけならただの探偵にもできます。
  事件を解決して人々を幸せにするから名探偵なんです」
 との、夢水清志郎の台詞は実にいい。

01月24日

 風邪薬と睡眠導入剤と睡眠薬の相乗効果で泥のような眠りにつく。
 ずぶずぶと沈み込むような眠りである。不健康なこと、この上なし。
 朝起きて体温を測ってみると35度4分。ドラッグ万歳。
 調子に乗って、フィットネスクラブで筋トレを行う。
 運動前に血圧を測定すると、上が160で下が100。デンジャーゾーン突入である。
 あまり気にするのもかえって身体に悪かろうと、せっせと筋トレにはげむ。
 2時間ほど運動して、もう一回血圧を測定すると140の87。下がってるよおい。
 しかし悪い事はできないもので、夜に体温を測ると37度1分。
 私は平熱が低い分、この程度の熱でもふらふらする。
 だから安静にしとけとゆーのに。

 本日の読書:そんな事をしとるヒマがあったら寝ろ

01月25日

 筋肉痛(当たり前である)
 まあじっとしていてもしゃあないので、散歩がてら本屋に行く。
 でもってマンガを買い込む。

 本日の読書:
 『ガンダムエース』(雑誌)
 表紙をめくると、もう誰が描いたのか一発で分かる構図と塗りのイラストが。
 たしか、『199X』だかなんだかの映画でもこういう絵ではなかったか?
 さて、お目当てである安彦良和御大のガンダムはというと、
 「ザクとはちがうのだよ……ザクとわあああ!」
 グフ大活躍。ランバ・ラルが強いというよりはもうこれはグフが強いとしか。
 いやー、ゲーム『ギレンの野望』ではお世話になりました。グフ。

 『クロノアイズ グランサー 1』(長谷川裕一)
 クロノアイズの続編。主人公達は歴史の修理屋。
 今回、歴史を改変した悪党どもは、仮想戦記オタクに鯨愛好家にメイドロボ。
 なんじゃそりゃ。
 「メイドはこの時代にははやっていないからだぁっ!!」
 あちこちに散らばる小ネタに笑い転げることしきり。
 相変わらずうまいなぁ、この人。

01月26日

 雨である。
 筋肉痛はもうほとんどおさまった模様。
 おお、やはり筋肉は鍛えるとついてくるものだなぁ。
 韓国をはじめ、インターネット上でハッカーが暴れているというニュースを聞く。
 ファイアウォール・ソフトを買ってもいいのだが、常駐ソフトが増えるのはイヤだ。
 というわけで、電気屋でルータを購入して接続する。
 それにしても雨はやまない。
 晴耕雨読。こういう日は心静かに本でも読むべきなのだろうが、そういう気分でもない。

 本日の作業:プラモデルを作る
 部屋の片隅から、埃をかぶった箱が出てきた。
 一年以上前に買った、MS−06JザクIIである。
 元々、プラモデルの作成など趣味ではないのだが、まあ何となく買った物である。
 というわけで、何となく作って見る。
 ちまちま。
 ちまちま。
 静かに時は流れ、静かに雨が降る。

01月27日

 ちっ。
 目覚めた私は時計を見て舌打ちした。
 午前4時30分。寝たのは午前零時だから4時間ちょいの睡眠。
 睡眠薬を頼っても、これである。
 「眠くないのか?」
 いや、眠いとも。眠い。不眠症というのは眠くならないわけではないのだ。
 眠るべき時に眠れない。……つまりはそういう事だ。
 頭が重く、芯の部分に鈍い痛みがある。

 本日の夢:
 1943年、南太平洋のとある島。
 私は戦闘機パイロットとしてその上空を哨戒飛行していた。
 良い天気で、雲量も少なく、視界は広かった。
 何事もなく時間はすぎ、着陸して
 事故で死亡した
 死んだ私は、精霊となって木と一体になり、森を守護するのであった。
 遠い遠い、ふるさとを思いながら。


01月28日

 眼鏡を新調す。
 思えば30年前。本の読み過ぎで近眼になった私の視力を矯正してくれたのが、眼鏡であった。
 とにかく幼稚園の頃から、私は絵本をむさぼるように読んでは恍惚とする活字中毒患者であったらしい。小学生の時分から目が悪くなって当然であろう。
 初めて眼鏡をかけた時の、ぼやけていた世界がクリアになった衝撃は今でも覚えている。
 その時の眼鏡はもちろんもうないが、爾来ずーっと、私の眼鏡は主として広島本通りにあるタナカ本店で買うようにしている。
 なに? お前は床屋を決めたらずーっと同じ床屋で髪をカットするタイプだろうって? その通りである。
 ここの眼鏡はよそと比べるとえらく高いが、私は満足している。もはや私にとって眼鏡は肉体の一部。妥協は不要。いい物を使う。……あ、でもそのレンズだけで5万円というのは勘弁ね。
 裸眼視力もついでに測定しておくが、両目ともに0.02。見合いの席で向かい合わせにご飯を食べている女性の顔がへのへのもへじでも気が付かないレベルである。
 おかげで良い眼鏡が手に入った。寝る時と風呂に入る時をのぞけば常に私と共にある相棒。仲良くやろうや。

 本日の読書:『白樺の手紙を送りました ロシア中世都市の歴史と日常生活』V.L.ヤーニン
 速水螺旋人さんのサイトで紹介されていたので、bk1で取り寄せた本。
 中世ロシアの都市、ノヴゴロド。
 そこで発掘された、白樺の木の皮を加工して作った紙に書かれた文書についての本である。
 羊皮紙と違い、安く、大量に作られ、消費された白樺文書には、しゃちほこばった羊皮紙の書物には書かれない、当時の人々の素顔が描かれていた。
 著者は、発掘現場と文書の内容からあれこれと推理をし、人々の生活を浮き彫りにしていく。
 今のところまだ半分しか読んでいないが、これは良書である。

01月29日

 白い。
 同じ中国地方でも山間部の人々にとって、冬と白は親密な関係にあるのだろうが、ここ瀬戸内海沿岸の平野部では冬と白はイコールではない。
 しかし、希に視界を白が染め上げる時もある。子供の頃、それは喜びと直結していた。太陽がその白を消し去るまで、私はその白い世界で思う存分に寒さを満喫したものである。
 大人になり、道や広場が遊び場ではなく通過ポイントになった今では、その喜びと感動は私とは無縁である。むしろ忌々しさすら覚える。
 それでも、心のどこかにはこの白を特別な物として感じる部分があるわけで。

 そういうわけで、今日は、雪。

 本日の戦車部隊:
 ワールドタンクミュージアムの第3弾が発売になったというのでコンビニまで買いに行く。
 14箱購入し、内訳は以下の通り。
 II号戦車:4両
 V号戦車パンター:4両
 ファイアフライ:2両
 T−34/76:2両
 キューベルワーゲン:1両
 シュトルヒ:1機
 実に理想的な編成である。II号戦車とパンターの色が一緒のタイプをトレードに出して、ファイアフライとT−34/76の残りを揃えれば完璧。
 今日は、良い日だ。

01月30日

 『最後通告』なるsubjectのついたメールが届く。
 送り主は知らないメールアドレス。
 こういうのは中身も見ずに即、削除行きである。
 しかし、今まで何の音沙汰もなしで、いきなり『最後通告』というのはおそれいる。
 携帯電話とインターネットの普及で誰でも彼でもメールの送受信が出来るようになったのは便利であるが、一方でこういう物もくる。
 理由は言うまでもなく、聡い連中があぶく銭を稼ごうとしているのである。その人間の人格の善悪を問うてもしかたがない。
 人間はまず利をもって動く生き物である。というか、生き物はすべからく利をもって動く。動物を手なずけるのであればまず餌だ。
 儲け話と性欲処理の話は、万人に共通した落とし穴である。
 しかし、私のような人間にその程度のささやきなど逆効果。
 もってくるのなら、『あなたも宇宙旅行ができます』ぐらいのインパクトを用意してこんかい。

 本日の読書:
 『カルドセプト 3』かねこしんや
 同じタイトルのコンシューマ・ゲームの漫画化。いつ読んでも思う事であるが、かねこしんやさんの漫画は実に細部の描写が丁寧で好感が持てる。
 カードで魔法を使う主人公の行動が生き生きとしていかにも楽しそうで、私などこの漫画の1巻を読んでからゲームの方が欲しくなって買ったほどである。残念ながらゲームの方はちょいとばかし私には難易度が高く放置してあるのだが。
 仲間も、専門知識や技能を生かした活躍や見せ場を持っており、決して単なる脇役に終わっていないのが良い。

 『プラネテス 3』幸村誠
 なぜ人は宇宙に行くのか。
 何を求めて、宇宙を旅するのか。
 自分は本当は何をしたいのか。
 主人公のいろいろな思いは、周りの人々と繋がってゆき、そして宇宙へと広がってゆく。
 あの1巻のネイティブアメリカンの老人の「ここも、宇宙だよ」という言葉が、再び、形を変えて読者の前に提示される。
 SFファンならぜひ読め。
 だけど、終わってないんだから星雲賞をあげるのはやっぱり早かったのではないかと思うのだがいかに。

01月31日

 今日もまた朝は氷点下。
 んな事を一々言っていては同じ県内でも芸北の人にゃ笑われるってもんだが、寒いものは寒い。
 おかげでここ一週間ばかり、熱を出しちゃあ、下がってを繰り返している。
 身体の抵抗力が落ちているのだろうか。人間、あまり無理をするもんじゃないなぁ。いや、無理はしてませんが。
 それにしても1月ももう終わり。こないだ、初日の出を拝みに裏山に登ったばかりだと思うのだが。いかんな、一分一秒とまではいかなくとも一日一日を大事にせねば。

 本日の読書:『覇者の戦塵1943 ニューギニア攻防戦 下』谷甲州
 えー、上が出てから下が出るまで妙に時間がかかってますが。
 相変わらず、土木工事のシーンが多いです。裏方はたいへんです。割を喰らって戦闘シーンがあっさりしすぎという話もあります。しかし、それが甲州テイストです。
 イヤなら読むな(強気)。
 かつて(覇者の戦塵世界での)ノモンハン事変でぶいぶい言わせていた零式重戦車も、今ではM4中戦車にも劣る存在となってしまいました。時と技術の流れの無情さを感じさせます。
 また、ついに日本軍航空機の天敵、VT信管が登場しました。このまま制空権は連合軍に奪われてしまうのか? はたして対抗手段はあるのか? ここが仮想戦記作家としての腕の見せ所でしょう。
 あとがきで、「遅れた遅れたごめんなさい」と作者が言っていますが、なぁに、佐藤大輔氏の作品に比べれば、早い、早い。

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