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【後ろを向いて歩こう】
後ろ向きストーリー その33

 これも数の子の実話です。
 
 とあるコンベンションでの話です。
 まぁシステム名は伏せておきましょう。

 ゲーム序盤で、ルールを把握するための小さい戦闘が起こりました。
 皆さん普通にザコキャラを倒して、ルールを覚えていくのです。

 が。
 1人突飛なことをするPLが混じっていまして、その人は言いました。

 PL「せっかくだからこの技使いたい」
 GM「はいはい。えーと、誰に?」
 PL「こいつに」

 指差す先は私のキャラ。

 GM「え?」
 私「ええ?」
 PL「別に死なないでしょ」
 GM「いや、あの、そんな小さいダメージじゃないし、なんで味方にうつの?」

 彼は勝手にサイコロふって判定しだします。
 しぶしぶ付き合うGM。
 ここでサイコロの神様は、何を考えたのかクリティカル。大ダメージです。
 あっさりと死にかけるMyキャラ。

 ビックリした周りのPL。
 皆さん色々な手練手管で蘇生してくださいました。
 (GMの様子を察するに、これでうまくいかなかったら、行動自体キャンセルにするつもりだったのではないかと)

 あっけにとられる私。
 あきれるGM&他のPL達。
 皆に詰問されたそのPLは「ゴメンナサイ」とか言えば場が治まるものの、彼の口から出てきたセリフは違いました。

 「いやあ、だって、死ぬとは思わなかったんだもん」
 ゲーマー特有のニヤニヤした笑顔で彼はいうわけですね。

 一度休憩をはさんで、ゲーム再開。
 その後ゲームは進んでいきましたが、私のキャラがそいつのキャラと口をきくことは一切ありませんでした。
 普通に不信感を持っていてもおかしくはないというPC設定っつーことで。
 誰もその設定に文句をつける人もいませんでした。

 コンベンションには色々な人がいるもんですね。
 GMのために言いますと、セッションはとても面白かったですし、システムにもとても興味を持てました。
 
 でも、またしばらくコンベンションから足が遠のいたのはいうまでもありません。

関東より北■もう忘れました■投稿日:2006/11/26


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