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【後ろを向いて歩こう】
後ろ向きストーリー その26

 数の子の昔の話です。
 さらに付け加えると、うしろ21の続きみたいな話です。
 あの時のコンベンションが終わって、1週間後だったか、それくらい後の話です。
 当時は、割とホビーショップにも足繁く通っていた私は、その時(日曜日の夕方くらい)も何かの帰りがけにホビーショップに立ち寄りました。
 なにかコンベンションはないかなと、壁に貼られたポスターを眺めているときです。
 後ろから大声がしました。
 
 「おおーい!さくらちゃーん!!」
 
 なんか聞き覚えある声だ。と、脳内で反応。
 振り向くと、あの時のパワープレイの卓のゲームマスターさんが、かなり遠くから、すっごく嬉しそうに大きく手を振りながらこちらに駆け寄って来るではありませんか。
 
 ...逃げるわけにもいかないし。
 少しうつろな笑顔でスッゲェ小さく手を振り反応する私(弱気)。
 私を指して呼んだ名前の「さくら」って、その時のキャラの名前なんですよね...。
 なんでキャラ名で呼ぶんですか?と聞こうと思ったその時、思い出しました。
 
 私、本名、名乗ってなかった。
 
 愕然としつつ、軽く立ち話してから帰り着きました。
 自分が悪いので、ゲームマスターさんを責めることはしませんでした。
 
 このときの教訓。
 自己紹介はきちんとしましょう。

関東より北の方■今から13年ほど前■投稿日:2003/08/24


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