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【後ろを向いて歩こう】
後ろ向きストーリー その24
珍しく他人から聞いた話です。
関東はAD&Dの結構有名なコンベンションでの出来事だそうです。
まあ、いろいろあってクライマックス。PCのいる町をヒルジャイアントの一団が襲撃してきました。
一体どうしたものか、手持ちのリソースで撃退できるのかと悩むプレイヤー達。
ところが、そこで一人のプレイヤーが勇躍立ち上がって素晴らしい提案を。
「ここにセピアスネークシジル(読んだ者を麻痺させる呪文、読んだ者が術者なら傍の者を標的にする)が一杯書き込まれた書物が用意されている。これを用いれば、あれらのヒルジャイアントなど一網打尽。因みのこの手段はマスターの許可をあらかじめ得ているので安心してくれい」
あの、マスターと談合済みですか、ちょっと。
そう言えば、彼って、セッション中マスターの思惑をはずすようなアイデアとかは悉く反対してくれていたような。
良いのかそれで、と思いつつ最早マスターとそのプレイヤーの二人の世界。
透明化してヒルジャイアントの一団に接近、次々と呪文を読み上げていくそのPC。他のプレイヤーは最早生暖かく見守ること以外できませんでした。
因みに、敵の半数が無力化された時にモラルチェックがあるはずですが、とのプレイヤーからの指摘に対しては、
「このジャイアント達は、モラルが崩壊しないような歌を謳っているので、モラルチェックはありません」
というマスターの素晴らしい俺様設定謎ルールが披露されました。
そして、閉会式。
各卓のマスターから、各卓のMVPを選ぶことになっていたのですが、そこで選ばれたのが、この談合プレイヤー。
正しく「自作自演」というのはこのことでしょう。
関東■最近■投稿日:2003/06/30
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