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【後ろを向いて歩こう】
後ろ向きストーリー その13

 これも私(数の子)の話ですよ。

 とあるコンベンションに行きました。
 もうなんのシステムかは憶えていませんが、卓の中で女は私だけだったということは記憶の片隅にひっかかってます。
 キャラメイク時に、1組の恋人をパーティー内に作って欲しいというのがゲームマスターの意向としてありまして、私のキャラは女だったので、その時席が隣の男性に「私のキャラとくっつけませんか?」と持ちかけました。
 もう憶えていませんが、多分相手は普通に了承したと思います。

 キャラメイクも一段落して、いつもの通りキャラクターのイラストを小さく描いていました。
 すると、私のキャラの恋人キャラをやる男性が、ぼそっと言いました。
 「僕...、ポニーテール、好きなんだよね」
 それを聞いた私は、ああなるほどねと思い、「わかりましたー」とキャラクターのイラストを、ポニーテールに描き直しました。
 ところが。
 「僕...、ポニーテール、好きなんだよね」

 なんか変だ。

 キャラクターのイラストをポニーテールにすれば良いと思っていたのが、どうやら違うようでした。
 セッション中の休み時間とかで、彼は会話が少しでも切れるごとに同じことをいうのです。
 「僕...、ポニーテール、好きなんだよね」というセリフを。

 セッション終了後のフリータイムでも、同じコトを私の隣で言ってきます。
 何度聞いたか忘れましたが、呪縛のように隣で呟かれたのは憶えています。

 彼はアレはなにかのネタのつもりだったんでしょうか?
 私には理解できないまま現在に至ってます。

関東より北の方■もう憶えていないくらい昔■投稿日:2002/06/13


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