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【前を向いて歩こう】
日常生活モノ その2

 さて、前回のテーマは「好印象」でしたが、それでは今回のテーマはといいますと、「好プレイ」です。
 前回同様、常にPG(パーフェクト偽善者)のためのコラムですので。
 根っから善良なお方には向かない内容となっております。そこんとこよろしく。

 さて、日常生活の延長といえば、遊び。
 遊びの中には、当然私たちの.楽しみの一つであるRPGだって混ざってます。
 「良いプレイ」=「好印象」と繋がるわけですよ。
 というわけで、RPG系のコラムとしても(多分)お役立ちいただける「日常生活編」の始まりです。
 そう、ゲーム時の偽善方法について述べていこうと思います。

 RPG。それは(おそらく)楽しいひととき。
 皆さんは、RPGをする時って、一体何を考えているでしょうか。
 普通の人は、「「自分が」楽しく遊びたい」と考えているはずです。
 ここが、ゲーム時のPGの極めどころです。
 
 皆を楽しく遊ばせて、「いいひと」ぶってみよう
 
 今回のポイントはこれですね。

 さて、まず考えどころは「皆を楽しく遊ばせる」です。
 先ほども書きましたが、皆、自分が楽しくなりたいのです。どうすれば他の皆は楽しいのでしょうか。というわけで、エゴイズムに乗っ取った、皆の楽しいポイントを幾つかピックアップしてみましょう。

■プレーヤーとしての自己快楽のエゴ■
 ・主人公になれた
 ・思う様活躍できた
 ・自分の思い通りのことが行動できた
 ・自分の無茶な注文が押し通った
 ・ラスボスを、マイキャラがとどめを刺した
 ・皆が自分を崇めてくれた

 まだあります。GMも楽しませてこそのPGです。
 さて、GMは、どうなれば楽しいのでしょうか。

■ゲームマスターとしての楽をしたいエゴ■
 ・破綻無くシナリオが進んだ
 ・自分に対して無茶な注文をつけるPLがいなかった
 ・ルールで重箱の隅つつきな出来事が起こらなかった
 ・皆がルールを知っていたので、ルール説明が皆無だった
 ・時間配分が不要なほど、PLがシナリオに対して協力的だった

 まぁ、こんなところでしょうか。
 つまりは、これらの後押しをすればよいのです。
 結構矛盾しているかのように見受けられますが、用はこんな感じです。

 まとめ上手になる

 これだけです。つまりは、「コーラー」となるのです。
 コーラーの主な役目は、PC(というかPL)のやることをまとめ上げ、GMに教えることです。
 これに少しばかり偽善者テイストなオセッカイを加えるとオッケェです。

■オセッカイ・コーラーになるための下準備編■
 ・ルールを「そこそこ」知っているシステムの卓にしか入らない
 ・わざわざマスターから離れた位置に座ってみる
 ・喉の調子を整えておく
 ・サイコロと筆記用具を多めに用意する

 これらの環境が整ったらさぁ開始です。

■オセッカイ・コーラーになるための実践編■
 ・マスターが聞く前に、「ルールを詳しくない人ってどれくらいいるの?」とか言ってみる
 ・常に周りにある程度のルールフォローをしておく
 ・マスターのやりたさそうなコトを、ニュータイプの如く先読みしてあわせてみる

 これらを実行しましょう。まとめ上手となれればしめたモノ。
 PLもGMも手間が省け、非常に円滑に物事が進むはずです。
 そう。アナタ無しではいられないくらいに...。
 さて、皮肉は多少弱めて、ごく普通のことも話しておきましょう。いわゆる一般的に好まれるプレイの実践に関してです。

■良いプレイ実践編■
 ・人のプレイを邪魔しない
 ・他のプレーヤーやマスターの言うことを加味して行動する
 ・GMの話を引き出す、またはPLの話を引き出す
 ・GMに話を合わせる、またはPLに話を合わせる

□解説その1□ 「人のプレイを邪魔しない」
 人という単語は、同じ卓についているGMもPLも指す言葉です。
 つまりは、
 人のしゃべりを遮ってまでアンタは出しゃばりたいかい?
 ということです。

□解説その2□ 「他のプレーヤーやマスターの言うことを加味して行動する」
 人の言うことを聞こうということです。
 アンタの好きなように振る舞うだけでは成り立たねーんだよ
 ということです。

□解説その3□ 「GMの話を引き出す努力、またはPLの話を引き出す努力」
 自分だけではゲームは成り立たないわけで。
 周りとの和を大切にしていくよう心がけてみましょう。
 「合わせる」もまた然り。
 
 これも微妙に毒を含んでいましたね。シツレイシツレイ。
 さてさて、人の世話ばっかりしてたら、疲れてしまう? 自分が活躍できない状態は嫌だ? そんな言葉が聞こえてきそうですね。
 そんなアナタの脳に刻み込んでおくべき「癒しの呪文」を紹介しておきましょう。

■好プレイな態度・言動実践中の脳内呪文編■ (注:一人称は『俺』で統一)
 ・けっ。誰もルール知らねーのかよ。やっぱり俺が頼りだな
 ・俺が後押ししなきゃ、お前の行動なんか誰も認めてくれねーよ
 ・てめーは所詮俺の肉の壁なんだよ。最後に生き残るのはこの俺だ
 ・矢面(主人公)って必要だしな
 ・まぁ、今良い思いさせておかないと、ゲームやめちゃうかもしれないしー
 ・俺みたいな優しい人間がいないと、このシナリオ崩壊しちゃうしな

 まぁ、こんなところでしょう。
 心の中はこんなコトを思いつつも、口から出る言葉は常に優しくパーティーをまとめ上げるよう勤めるのが理想ですね。

 いつもルール面からもストーリー面からも、全てを裏から操るアナタに、気がつけば周りの人は口出しできなくなっているはずです。
 もう偽善者としての真骨頂じゃないですか!
 常にアナタに意見を求め、アナタの言うことを頭から信じる彼らを見て、「ふふ。可愛いヤツめ」と心が生暖かくなるのは間違いありません。

 今回のことを続けていくことによって、アナタは「一緒に遊びたいプレーヤーナンバー1」の座を常にキープすることになります。
 もうアナタと遊びたくて、周囲から引っ張りだこです。
 労せずとして遊ぶ機会に恵まれるようになることでしょう。

 さて。アナタは目指せそうですか?
 パーフェクト偽善者。私も実践中です。
 
 2001/09/10記

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