
ここではMayfair社から発売されていたホラーRPG "CHILL" を紹介します。Mayfairがなくなったので絶版になったかと思われましたが、Mayfairがフェニックス一輝のように蘇ったのでひょっとするかも知れません。なんかマルチゲームの会社になってるみたいですが>Mayfair
1.The Unknown
The Unknownは別の次元からやってくる侵略者です。言ってみればヤプール人みたいなもんですね(^^; そこからやってくるのは幽霊や吸血鬼、妖怪といったお馴染みの連中です。逆にこのゲームでは怪物はみんなThe
Unknownからやってくると考えてもらうとよろしいかと。
2.SAVE
The Unknownの侵略計画に知らず知らずに巻き込まれていく探索者・・・ はクトゥルフの話で、このCHILLではPCはSAVE(Societas
Argenti Viae Eternitata)というThe Unknownと戦うための秘密組織に所属しています。PCがThe
Unknownからの侵略者と戦う、というのがこのゲームの基本的なシナリオの流れになるのですが、PCが敵(The Unknown)の存在を知っているというのが既にクトゥルフとは大きく異なっていますね。
#なんでもかんでも「The Unknownの仕業だ」と言うのが困りものですが(爆)
##ついでに私はこのSAVEを使った事がほとんどない(^^;
もちろん、侵略者戦うのですからPCがひ弱では困ります。このCHILLではクトゥルフと違い、PCが怪物と充分に渡り合えるアクション指向のRPGになっています。
#でもやっぱり死亡率は高いです(^^; まぁ思う存分戦っての死ですから、プレイヤーもある程度は納得してくれます(^^;
3.ゲームシステム
CHILLで使われる行為判定は以下の2つです。
*一般判定
D100でその能力値あるいはスキル基本値以下を出せば成功というお馴染みの方法です。
*段階判定
一般判定と良く似てますが、成功の度合を4段階(C、H、M、L)に分け、それによって結果が変わって来ます。
またこの段階判定は戦闘の際にも使われます。武器にはそれぞれストライクランク(SR)が設定されており、SRに応じてダメージが決まっています。このダメージはL成功を基本に設定されておりそれより成功レベルが上だとSRも上へシフトしていきます。その結果、拳銃並みの破壊力を持つパンチを出す事も可能です。
*恐怖判定
すっかり忘れてましたが(^^;、ホラーRPGには不可欠な恐怖判定のルールは当然CHILLにも存在します。CHILLの場合は精神力(WPR)の段階判定になります。怪物やお化けにはそれぞれ修正があり、その修正分をマイナスして行わねばなりません。
段階判定に「C」で成功すれば全く影響は受けませんが、それ以下の成功度&失敗だと
精神力を**点失う。もしくは**ラウンドの間逃走する
になります(**は度合によって変わる)。これが結構悩み所で、精神力を減らして戦うか怪物の相手を他のPCに任せて自分はしばらく撤退するかの選択を迫られるわけです。撤退して他のPCが全滅すれば困りますし、精神力が0になると気絶するのでそうそう減らすわけにもいきません(怪物の特殊能力"Evil
Way"には精神力を減らすものが幾つかあります)。
発狂こそしないものの恐怖判定が生死の境目になるわけですね。
4.キャラクター
PCはGURPSと同じようなポイント割り振り式になっています。100ポイントで能力値やスキル、ARTと呼ばれる超能力(後述)を購入します。これまたGURPSと同じように特長や欠点を購入する事もできます。
5.ART
超能力です。直接攻撃系は1つしかなく、バリアや回復といった防御系のものと、知覚力上昇や感情読取りといった情報収集系がほとんどです。しかしこれなしではThe
Unknownと戦う事は出来ません。
6.Evil Way
The Unknownのクリーチャーも超能力を持っており、Evil Wayと呼ばれます。使い方はARTとほぼ同じですが、種類が豊富です。ARTと違って直接攻撃系(Wound)や強烈なもの(Time
Stop)も多いです。その一方で雷を鳴らしたり霧を発生させたり、家の窓やドアを閉じたりといった演出にしか使えないようなものも数多くあります(^^;
7.ラインナップ
以上で簡単なチルの説明を終ります。最後に私が所有しているルール&サプリメントを紹介します。このシリーズはかなり読みやすい部類に入るので、最初の英文ルールにも最適かと。
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CHILL 本体ルールブックです。ハードカバーとソフトカバーがあります。 |
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Chill Companion 追加ルール集です。これもハードカーバーとソフトカバーがあります。 |
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Chill Accessory Pack マスタースクリーンとシナリオが入ってます。マスタースクリーンは必携でしょう。 |
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Apparitions 主に幽霊のデータを集めたサプリメントです。幽霊城や幽霊列車といった興味深いデータもあります。シナリオが付属してます。 |
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The Beast Within CHILLのルールを多少スリムにして、SAVEの設定をばっさり削った2nd Edition的なルールブックです。The Unknownの影響を受け、Evil Wayを使えるPCや怪物そのものもPCとして使えるようになっています。CHILL版「妖魔夜行」といったところでしょうか(^^; |
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Things モンスターデータ集です。見た事も聞いた事もスペルの読み方も解らないような怪物が多数収録されています(^^; 追加のARTとEvil Wayもあります。 これからCHILLを始めようという方はThe Beast WithinとこのThingsがあれば充分でしょう。 |