北天世界概観

     現在キャンペーンを行っている「北天」「繍羅(シュウ・ラ)」と言う世界の一部で、この「繍羅」の北部に位置する「氷陸」と言う大陸がその大部分を占めている。「北天」以外の「繍羅」の地域は他に、「東方」「西域」「南海」「天山」と呼ばれ、この五つの地域こそ、現在「人」の活動が盛んな地域であり、かの四方王大戦において多くの英雄が四方王を退け勝ち取った「人」の生きる大地である。
     「北天」はその名の示す通り繍羅世界において北方に位置する「氷陸」を中心とした一連の文化圏であり、その文化は主に「北天帝国」の異名で呼ばれる「ジーヴェンビュルゲン帝国」と、先住民族である「エシュン族」のそれとの混合である。
     かつての四方王大戦において四方王の筆頭たる「氷河」とその眷属達「天災」はこの北天の地において北方に退けられ、「魔術師」マイサルの命により建設された「四方鎮」の「北天聖都」が「氷河」とその眷属の再進行をとどめた。「ジーヴェンビュルゲン帝国」はその「北天聖都」に由来する。
     一方「エシュン族」はかつての偉大な文明の末裔であるが、四方王大戦における一方的な敗北により、かつての文明を廃棄し、新たに大地に息づく精霊との共存の道を選んだ。
     彼らの文明。それは、天界へ続く門、空と大地を繋ぐ樹「星界樹」と、そのもとに栄えた「星都アグリナウマニー」である。
     現在の北天は混乱のきわみにある。
     「紅蓮十字の乱」,「聖川の奇跡」,「氷雪の春」,「エシュン大南下」,「銀の黄昏」といった数々の事件が、帝国の退廃により起こり、「グレンの乱」をもって、かつて北天に覇を唱えたジーヴェンビュルゲン帝国は滅亡した。
     現在は旧帝国の「五大公領」がそれぞれ北天を制するべく睨み合うほか、老獪なる白竜グラン・マとその一族、エシュンの古の英雄「氷の三鬼」などが虎視眈々と機会をうかがっている。
     しかし、この混乱の中でこそ新たに歴史は進み、「運命の三女神」の手になる「歴史」のタペストリーは新たな模様を織り成すのである。

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    用語解説

    <繍羅>

       この世界で言う「宇宙」の謂い。この世界では宇宙を「物質の縦糸」と「霊の横糸」による布とイメージしており、生命は「物質の縦糸」と「霊の横糸」との交点と説明される。こうして構成された宇宙を「綾羅(リョウ・ラ)」とよぶ。「繍羅」とはこの「綾羅」に「魂」の刺繍糸、により「歴史」の刺繍が施された状態を言う。
       単に「綾羅」というときには知的存在の介在しない世界を言う。
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    <氷陸(繍羅の大陸)>

       繍羅には北方の「氷陸」の他に西にある「岳陸」天山地方と南海の一部、東方の一部を有する最大の「泰陸」、南海中央部の「竜島」、「古陸」がある。また、大陸に付随する形でいくつかの諸島がある。「氷晶諸島」「火水諸島」など。

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    <北天、南海、天山、西域、東方>

       繍羅世界での相対的な位置で分けた文明。大まかなイメージで言えば、
      • 北天→北欧、ヨーロッパ+ネイティブアメリカン
      • 南海→地中海都市+オセアニア+若干ロストワールド
      • 天山→中央から南アジア+南アメリカ
      • 西域→中央アジア騎馬民族
      • 東方→極東地域それぞれ
       といった感じ。ただし、かつての大交易時代における文化交流、繍羅世界全土を巻き込んだ四方王大戦などにより、それぞれで文明の混合が広く行われている。
       また、基本的に同じ神話伝説を共有し(というより、伝説と現在の生活がほぼ連続している)また、一つの巨大な脅威に立ち向かった経験から今のところまだ民族間の確執、宗教戦争は起きていない。(楽天的!)
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    <人>

       魂を持つ存在のことを言う。単なる知的生命体でなく、明確な意思を持って歴史を形作っていこうとする性向を有する存在のこと。自意識、自我を持つ生命とでもすべきか?
       魂と霊はその性向において違う。普通の動物などは霊を持つが魂を持たないという。
       したがって、外見がたとえスライムであっても自我があれば人という。
       (ま、DMがゲーム的にデミヒューマンといういい方が嫌いなため)
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    <四方王大戦>

       天災への恐怖を具現化した「氷河」、獣への恐怖を具現化した「獣」、死、腐敗への恐怖を具現化した「死」、闇への恐怖を具現化した「闇」の四つの魔王による、繍羅世界への侵攻と、それに対抗した「英雄」達の戦争を言う。繍羅世界の基本テーマ。「歴史の遂行」での最初の障害たる「世界があらかじめ備えた脅威」との戦い。これを克服することで人は歴史を遂行する場を獲得した。しかし、常に世界を脅かす存在である。
       本来は単なる自然現象とでも言うべきものであるが、人の恐怖の感情がそれらに力と形を与え魔王としての形成を許した。魔王としての神格を得た時点で彼らは完全に人と合い入れない存在として立ちはだかることになる。(それ以前はただの「現象」にすぎないのだ)人と合い入れない存在である以上崇拝されることなどないが、すべての人がなにかを恐れるとき、その人は彼らに感情の力を与えているわけで、ある意味では全ての魂持つものが彼らを信仰しているとも言える。「大覚」ラス=トウェルは自分の感情、認識の仕組みを深く認識することでこれらの恐怖や迷いから開放される「悟り」へのみちをひらいた。怖れている自分を認識することにより怖れの正体を知り、知ることでその四方王からの支配から逃れる術を説いた。
       なお、この四方王大戦の後には、人の誤解などの「人が生きる上で犯す過ち」を力の源とする「魔王子」が現れたが、ほとんどの人は「魔王子」に気がついておらず、それが現在の混乱の源となっているとも言える。
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    <英雄>

       繍羅世界、特に四方王大戦時における「英雄」はその後の英雄とは少々異なる意味がある。
       恐怖の想念の集合体たる四方王に対抗する英雄達は人に取り、恐怖への対抗想念の良い具現化材料となったのである。つまり、ただの自然現象としての災害が四方王となったように、英雄達は人の抵抗のシンボルとなり、その想念を身に受けて半ば神に近い力を得るようになる。
       ゲーム的に言うと、彼らは人から崇拝される事により経験値を得て、マスターレベルの冒険者、もしくはイモータルレベルの冒険者となったのである。このように、人々の想念を身に具現化できるような存在になるためのクエストをヒーロークエスト(マスタールールセットより)という。
       このため、この時代、英雄達のいさおしを伝える吟遊詩人の役割は非常に大きかったといえる。
       ただし、大きな力を他の物から得ることは、その力に振り回される可能性をも示しており多くの英雄が人々の想念に答えられずに倒れたことも知っておく必要がある。
       なお、四方王大戦時の英雄の多くはその後聖人として、信仰の対象になり、プリースト呪文を与えられるようになった。
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    <ジーヴェンビュルゲン帝国>

       四方王大戦後に英雄「魔術師マイサル」により造られた「四方鎮」の一つ、「北天聖都」に由来する帝国。
       聖都完成後「薄暮の時代」において、この北天聖都を守った聖堂騎士、法戦士らの筆頭マイガルセ・ジーヴェンビュルゲンが南海竜帝の命により聖都を統べる王となり帝国が誕生した。このとき聖騎士長(マスターパラディン)だったマイガルセは王となる時に自ら聖騎士の資格を教会に返上した。
       「聖騎士としては救えぬものを救うため、一振りの剣では守りきれぬものを守るため、私は力を天に返し、剣を捨てる」という誓いはその後長く国歌の一節として親しまれることになる。
       後に起きた「一角獣騒乱」により南海竜帝と袂を分かち、イスト半島部の尚武王オオミエン、沿岸部海峡王エイムリルを併合し版図を広げる。
       その後北方への開拓を進めると同時に、エシュン族の古代遺跡「星都アグリナウマニー」の発掘、エシュン族との衝突などが起こる。
       しかし巨大になりすぎた聖都では「四方鎮」の役目が忘れ去られ、魔王子「退廃」「強欲」などの暗躍により次第に内部崩壊を起こす。(「紅蓮十字の乱」「聖川の奇跡」)その後、帝国の援助を受けた「銀の黄昏錬金術師会」の暴走等により崩壊。直系の人間がいなくなる。
       現在帝国の領土は、教会勢力、残存する錬金術師会を有する「アロマイアー領」、小さな領土ながら通商および諜報に長けた「マカスタス領」、もっとも強大な軍事力を持ちながらも、剣士グレンの制圧する聖都に隣接し、動きの取れない「ゴローダウ領」、沿海部で南海との交易、遺跡発掘に力を注ぐ「コロマキス領」、先帝の任厚く北荻に恐れられる老将ザクセン候の「ザクセン領」そして、自由民たちによる開拓領「北方領」に分割されている。
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    <エシュン族>

       かつて、「氷陸」に栄えた空と大地を繋ぐ樹「星界樹」と、そのもと「星都アグリナウマニー」を有したはかつての偉大な文明の末裔。
       しかし、自らの力を過信した彼らは四方王の筆頭「氷河」の来襲にほぼ何もできず、その都を厚い氷の下に奪われた。
       彼らは氷原に投げ出されその場において今まで見向きもしなかった精霊たちと約定を交わし、彼らの力を借りて生き延びる術を身につけた。
       やがて、彼らの技術に対する不安は必要以上の技術をタブー視する方向に行き、最低限の過剰になることのない生活を行うようになる。
       この傾向は彼らに見事までの氷原でのサバイバル技術を与えたが、同時にテクノロジーの発達を奪ってしまった。
       現在は農耕すらも否定する北部エシュンと、定住し、農耕、交易を行う南部エシュンにわかれ、氏族単位で行動している。
       温かき泉の祇「赤き塔のイルラ」をはじめとする原始的な精霊王や、四方王大戦時の英雄「二つかいなのチェルアッツォイッチ」が崇められている。「二つかいなのチェルアッツォイッチ」は精霊のわざと鋼のわざの両方に長けていたといわれている。
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    <四方王・氷河>

       北の氷河。四方王の筆頭。繍羅世界に周期的に訪れる氷河期の格化された魔王。自然災害一般の魔王化であり、配下に「野火」「嵐」「地震」などの強力なエレメントに由来する魔を有する。魔術師マイサルによる、「天星雨の法」「四方鎮」「英雄集結」により北の果てに封じられる。
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    <魔術師マイサル>

       最初の魔法使い。言葉、紋章を用いる、記号ベースの世界操作技術としての「魔法」を開発した神話的英雄。多くのテクノロジーの始祖。四方王大戦を指揮した。
       荘厳な印象の老爺、好奇心旺盛な若者、韜晦の笑みを浮かべた中年男性などの姿で描かれるが、いずれのときも魔杖「黄の杖」をもち、傍らに騎獣をはべらせる。
       トリックスター的な側面も持つ。氷河との戦いの後失踪。生死は不明。他の英雄と違い信仰されることはほとんどないが、多くの民間伝承に残り親しまれている。
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    <四方鎮>

       魔術師マイサルが四方王を東西南北の果てに遠ざけるために計画した四つの軍事都市。魔術的に意味を与えられている。「北天の聖都」「南海の城市」「西域の堅塞」「東方の長城」がある。
       現在北天の聖都はグレンの乱によりほぼ機能していない。南海の城市は竜帝の居城であり一般には「竜帝城市」として知られている。
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    <星界樹>

       氷陸にあったと言う巨大な樹木、伝承により樹種は様々。根はアースエレメンタルプレーンに、枝はエアーエレメンタルプレーンに達する、巨大な樹。「天の光イクシュヴェルヅ」がそこに留まっていたと言う。エシュン族の文明の源。また、エルフの祖であり、各地の「生命の木」の親株であったとも言われている。
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    <星都アグリナウマニー>

       星界樹を伝いやってきた「星人」や、様々なエレメンタルプレーンの存在との交易により発展したと言う巨大な都市。星界樹の根元や、星界樹その物が都市であったと言われている。
       たんなる伝承上の物と思われていたが遺跡が発掘されるにつれ存在が明らかになっていった。
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    <紅蓮十字の乱>

       泰陸北西部、ガーセン半島に駐留していた沙玲伽神聖国の『聖紅蓮十字騎士団』が北天における銀の黄昏連星術師会を異端と判断。陽天使教会中枢の指令を無視し、独自の判断で遊撃活動を始める。迅速海峡をわたり、沿海のコロマキス領に上陸。事前に帝国侵攻を察知していた東方教会が手をこまねいたこと、帝国側は『聖紅蓮十字騎士団』の存在を知らなかったため、(ガーセン半島に駐留していた騎士団は、貴族の子弟らによる『聖金鷲騎士団』とされており、『聖紅蓮十字騎士団』の存在は隠されていた)奇襲は成功。300人の騎士団により、コロマキス領焦土と化す。沙玲伽本国は『聖紅蓮十字騎士団』を破門。ゴローダウ領から派遣された軍と、沙玲伽の『聖赤熊騎士団』により挟撃された『聖紅蓮十字騎士団』は壊滅する。
       東方教会、及び『神聖サリカーナ』はこの事件に関して一切の関与を否定。両国ともに大国間での戦乱に発展するほど国家に余力はなく、この事件は終結。コロマキス領はガーセン半島を得る。
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    <聖川の奇跡>

       アロマイアー領、ローリー伯エルセド公が反乱の疑いありとの讒言により刑死。ヴァルサガに駐屯していたエルセド公の私兵らがエルセド公の息女メティス・ブロウニングの依頼を受け、ローリーの領民三千余りを連れ、聖河を越えて北方開拓領へ脱出。首謀者らはその後嘆願のため聖都に向かい、その途中で執政ファウバイン卿の暗殺計画を暴く。報酬として領民の北方開拓領への移民を許可される。なお、指揮した冒険者達は後に「北天鬼神」と呼ばれた。
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    <氷雪の春>

       379年に起きた、諸事件の一つ。北方領のケインレッシュ山に「三戦鬼」の一人カイツォ・クヴァーゾンが開いたゲイトより「星間宇宙を吹く風」が召還され、吹き荒れた事件。この事件によりこれより二年間北方での穀物の収穫が無くなる。
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    <エシュン大南下>

       正確にはエシュン第二次南下。復活した三戦鬼により北部エシュンの軍勢が組織され南下した。三戦鬼は周辺の鬼族も動員し彼らに施した「天兵陣」の術法により、当時の灰熊城総兵「闘姫」リキャルト・ウィルガーを苦しめた。結局、ゴローダウ領より派遣された「黒き爪」グレンと「カードの導師」ランダートにより平定された。
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    <銀の黄昏>

       379年の秋北天全土でみられた現象。おそらくは大規模な極光現象。銀の黄昏錬成術師会が外宇宙にゲイトを開き、外宇宙の存在から力を得ようとしたためといわれている。
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    <グレンの乱>

       エシュン大南下のあと、南海に赴いていたグレンとランダートが南海から帰還。ともにやってきた竜帝城市の月戦天使の司祭「血染め月」サリューシャ、灰熊城の総兵ウィルガーと聖都の銀の黄昏錬成術師会を襲撃、壊滅させる。その後、王宮に進入し教会の執政を殺害し、幼帝エラエストを殺害した事件。
       その後、ウィルガーとグレンは聖都を制圧し現在に至る。
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    <五大公領>

       北天帝国は以前よりいくつかの大公領に分けられており、その大公領を五大公領という。この中には開拓自治民による「北方領」聖道教会の「教会領」そして「北天聖都」は含まれていない。
       「アロマイアー領」は教会勢力、残存する銀の黄昏錬成術師会を有し、大公イゼンガル・アロマイアーは銀の黄昏錬成術師会の導師の一人で、数少ないグレンの乱の生き残り。
       「ゴローダウ領」はイスト半島部を領土とし、かつての「尚武王」オオミエンの伝統を継ぐ軍隊を有する。聖都に隣接しつつも剣士グレンの占領する聖都に近づけないでいる。
       「コロマキス領」は旧沿海領であり、紅蓮十字の乱で得た、ガーセン半島を利用し泰陸との交易や、遺跡発掘で知られる。
       「マカスタス領」は小さな領土ながら、北天内部の通商路を網羅し、また街道を管理する権限を持つ。領土無き国家とも呼ばれる。
       「ザクセン領」は先帝の任厚く北荻に恐れられる老将ザクセン候が統治し、北方領との関係も深い。
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    <グラン・マとその一族>

       氷陸でもっとも強大な白竜。四方王大戦の頃に生まれたという。老獪で魔術に詳しい。オルファースらは彼女と以前彼女が北方を襲うことのないように契約を交わしている。一族に雪崩、垂氷、凍焔、吹雪、霧氷という白竜がいる。
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    <氷の三戦鬼>

       「雪狼」カイツォ・クヴァーゾン
       「雪女」クウェンヤ・テイザー
       「獣王、大地の牙」ガッシュ・テイザー
       の三人。カイツォは風の旧支配者のエージェント、クウェンヤはカイツォの妹でエシュン大南下の際にはヴァンパイアとなっているのが確認されている。
       ガッシュ・テイザーは獣王の名の如く、魔獣を使役することに長けキマイラ、グリフォンを手足の如く使い、また手にした剣は「大地の牙」と呼ばれ、大地から鋭い岩の牙を呼び出し、打ち出すことができたという。
       ガッシュ・テイザー、クウェンヤ・テイザーはともに剣士グレンにより討たれ、クウェンヤは破壊されたがカイツォは逃れている。
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    <運命の三女神>

       この綾羅を織りなし、歴史の刺繍を施す神。時の神アーケルインシェの娘達。
       放散する物質と霊から世界の縦糸と横糸を紡ぎ出す「紡女」
       糸から綾羅を織りなす「織女」
       魂という刺繍糸をもって歴史の有様を刺繍する「繍女」
      の三人がいる。
       一般に信仰されることはほとんどないが、広くその存在が知られている。
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