霞城異聞


       ここには架空の都市、「霞城市」を舞台とした一連の小説郡をおいてあります。
       現在進行中の山形魔人学園拳風帖キャンペーンは一応この霞城市を舞台としています。

    霞城市とは

       1980年代に中国、ロシアが相次いで市場経済に移行したため環日本海がちょっとした市場になったという割といーかげんな設定の元、現在でいう山形市が繁栄、周辺市町村を合併しつつ、無理やり人口を増やした上で政令指定都市になったというもの。
       ちょっと違う山形市を作ってみようと思ったためで、あんまり深く考えては居ない。上記のギミックにしても何で山形がこんなに栄えてるのかということの後付け説明でしかなく、本文ではあんまり言及してしてない気がする。
       新幹線が整備新幹線ではなく、広軌の新幹線が通っているというあたりに地元の人間の悲しみをわかってくれい。

    大助の夜

       山形を舞台にする必要がある話。
       山形を舞台にした伝説を使用した話は、いつかまとめてみたいなと思っています。
       かなり難産でした。そのあたり、あとがきにも書いてあります。
      初出東大SF研批評会企画「ろん」

    弥生前

       霞城市の名前は出てきません。開発に伴う工事現場での怪事件にとある能力者が動員された……。そんな話です
       自分では割と気に入ってます。
       「山連」は修験者たちの団体として涅槃雪花にも登場しました。

      初出東大SF研批評会企画「ろん」

    涅槃雪花

       霞城市という設定を考えたのはソノラマに応募した長編でのことでしたが、それ以前に漠然とした形で書いていたのがこれです。結構初期に書いたもので、上記の『弥生前』を書いた年だったと思います。
       この辺は自分が故郷である山形に関する、ちっとばかし屈折した感情が過剰に出てて読み返すとうるさいんですが、記録と言うことでこのまま載せます。
       文中でガードレールの形について言及しており、それがわからないとちょっと伝わらないかも。いずれ、画像を載せようと思います。
       2000/08/16 ガードレール画像追加。なかなか恨めしげでしょ?

      初出東大SF研副会誌「すん」

    綻びを望まれた物語

       特に霞城市とはことわってないな、これ。
       自分ではかなり気に入っています。もっとも、もう少し書きようはあったかも。それによりもう少しスマートにも書けたと思う。
       いずれ、改訂しようかなと思うのですがまずは発表したとおりに。
       実体験として、呪い(まじない)が成立してしまった機会に立ち会う機会があり、さらにその中心が自分であったのが今の僕の考えに大きく影響を与えています。そしてその後に打ち明けられた事実と。
       『六番目の小夜子』とか、『球形の季節』とかに並びたいなぁ……。

      初出東大SF研副会誌「すん」 (2000/8/10 改訂)
      (2003/12/24 改訂)

    想縁雪舞

       これは霞城市が舞台ではないですが、『弥生前』と同じ不思議系を使って話を組み立ててます。舞台は東京都。霞城市から上京した登場人物達による物語といったところ。
       これもSF研の批評会企画に提出したもの。
       しばらく、手を入れよう手を入れようと思っていたのですが、クリエイターズネットワークのもの書きのお題が“ダンス”だったので、いい機会と思って再掲しました。
      初出東大SF研批評会企画「ろん」

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