野望日記2003/2
ここ最近は纏綿としていて、物を書くほうよりも読むものの方に流れている。といっても冊数で言うとマンガ7活字3って言った所。時間あたりのストーリー量はマンガのほうが優れているせいかな。
Amazonから届いた遠藤浩輝短編集 2、おひっこし―竹易てあし漫画全集、ばちかぶり姫を立て続けに読む。
この日記を読んで下さっている人なら気がついたかもしれないけれど、D16は自分がとある作品を「どのように興味深く読み、どのように解釈し、その面白さを他人にわかるように書く」ことが下手だ。というか、半ば放棄している。自分の中ではかなり有機的にこれらの作品は位置付けられてるし、ネタとして捉えているのだけどそれを説明しようとする、言語化しようとするとはたと止まってしまう。
もしかしてこれは自分でもまだわかっていないからかも知れない。
ただし、何か自分が必要としている空気感があって上記の作品にはその空気が濃密にある。それは多分どこかにトラウマ、こだわりを持ちつつうまく他者と接することが出来ないキャラクター造形であるとか、彼らがどのようにして自分以外の他者に溢れた世界と関係を取り戻していくのか(もしくはそれに失敗するのか)という所だと思う。D&Dみたいに「他者を信じられない、チームを組めないやつは死ぬ」状況だとコミュニケーション不全が問題になることはないから、こうしたフィクションでその辺補完しておかないとNPC造形が類型化しちゃうというのもあるかも。
けど、現代物やるにしてもこうしたウジウジとしたネタはやらないんだよなぁ。やっぱり単なる好みか?
たっちーさんが「L⇔R」を録画してくれるそうなので裏番組の「ななか6/17」は自分が撮ることにしようと考え月2,3回しか見ないSkyPerfecTVをつけると、「東京ミュウミュウ」がやっていて、割と作画いいなーと見ていると登場人物の声に聞き覚えが。まさか、と思ったらやっぱり男の一人が緒方恵美でした。いや、別にだから次から見るとは思えないんだけど、つい気になる。
まぁ、きっとこれも一つの恋なんだろう。
こんな自分がちょっとカワイイ。←殺っていいと思います。
本当はスペースシャトルが落ちた話と絡めて、自分が風水に興味を持った理由とか、新谷かおるのパスカルシティの話をするつもりだったけど、帰りのコンビニでちょっとしたものを見つけたのでそっちメインで。
ヤングマガジンアッパーズにて、あの忍法帖の名作、というかThe Originの甲賀忍法帖がマンガ化される。これだけなら、それなりに話題はあるけれど、これまでなら正直原作に追いつくか疑問だったからさわぎゃしない。山田風太郎を原作にしたマンガで読めたのは石川賢が石川賢版魔界転生にした魔界転生くらいしか思いつかない。
山田風太郎は映像化において厄介な代物なのだ。マンガ以上のアクションが文章で為されているから、マンガ以上のデフォルメが文章で為されているから。
けど、これをマンガ化するのがせがわまさきなら話はまるで別だ。
はじめて鬼斬り十蔵を見たときの衝撃は忘れられない。
時代マンガはある、とみ新蔵をみろ。さいとうたかををみろ。忍者マンガはある、白土三平をみろ、横山光輝をみろ。けれど、時代伝奇の空気をもったマンガ書きは少ない。D16は怖れも無く言い切る。根拠は無い、強いて言うならこれまでの立ち読みに費やした時間のみ。
せがわまさきの絵はここで見ることができる。D16がやられたのは雑誌連載中のこの絵というかエピソード。ネタばれになるので書けないけど、燃えた。
鬼斬り十蔵のストーリーは決してベストではない。ほんの僅かに詰めの甘さを感じる。だけど、この人の独特の空気と異形を書く技術。そして異形に感情を持たせる技術は狗神のゴウザ、尾咲、それになんと言っても狗神ザムザ。
あの異形たちを描けるのであれば、卍谷十人衆も鍔隠れ十人衆も描けるハズだ。地虫十兵衛だって、蓑念鬼だって。
もちろん心配だってある。
甲賀忍法帖は一切の無駄の無い構成だと思う。互いの名を記した人別帖の往来、それぞれの戦い、そして駿府まふでの道のり。これはひとえに話の構成により可能であったと思うそしてそれは高度に圧縮された対決の物語だ。それぞれの文章は簡潔だが張り詰めた糸が緩むことは無い。
この緊密な構成をマンガというメディアで同様に再現できるか?
何様のつもりと勝手な事を言うけど、単行本で5巻を超えるようなら山田風太郎の甲賀とは別のものになる。それは凶の分が強いと思うのだ。
一行掲示板の方に忘れずに書いておいたのに、古本屋で見つけた魔獣戦線の保存版を読みふけり、おかげでななか6/17の録画が出来ませんでした。
よりによって、雨宮さんの回を見逃した自分に罰を与えます。とりあえず、炊いてから三日たったジャーのご飯を何とかしなさい。
それにしても、誰に八つ当たりしていいかわからないッス。それよりか、誰かに謝らなきゃいけないのかもしれない……。問題は石川賢と八神健のどちらに謝ればいいのか。
久留間慎一に喰われるのも嫌ですが、雨宮さんのあの「くっ」と切なさをこらえる表情に耐えるのは心が裂けます。切なさ痛打でEの70後半くらい。死ぬか瀕死になるでしょう。
それはさておき。
仕事が忙しく、何のかんのと帰るのが遅くなり、二日連続で11時を回った。こっちでこの時間まで職場にいるのはよっぽどのことだけど、単にD16の仕事の飲み込みが悪いのとよくわからない頃にてきとーに流していた所の尻拭いなので仕方ない。
で、帰る頃には自炊する気がしなくなって飯を喰い、帰りに本屋もしくは古本屋に行くわけだ。
ここ数日で手に入れたのは仮面ライダーSpirits4、無敵看板娘2巻、プラネテス3巻。そういえばしばらく前には伊藤勢の斬魔剣伝も買ったのでした。
あとはネタ用に下條信輔の「意識」とは何だろうか―脳の来歴、知覚の錯誤と、サブリミナル・マインドを。両方ともに以前考えていた呪詛に関する一考察のネタとして。ひとまず読んでみて都合いいところだけ使おうという腹。
あ、あと多分やらないだろうCity of the Spider Queenまで買ってしまった。
なんかこんな事を書いてるうちに力尽きたので寝ます。
なんかずっと前にも同じようなタイトルかいた気がするんだけど。
2月はひどい月になりました。というか、今までのつけが全部廻ってきたというか、自分の仕事に関する覚悟と理解が全然足りなかったのが明らかになってしまったというか。
細かいことは書いても仕方ないので省くとして、気がついたのが例え定時もしくは+1〜2時間で帰れたとしても自分の中で仕事に関するわだかまりを消化できないならしこりは残ってしまうということ。最も去年の今ごろは間に挟む睡眠すらこの連環の句読点とはなり得ず、結果的に自分が駄目になってしまったわけだが、今年はまだそこまで行っていない。客観的な状況は去年に比べればマシ。
けど、それが一番辛かったりする。
時間があるのに思うように原稿が進まない。何かを作り出す気力が沸かない。仕事上のミス、今までの自分の落ち度なんかが黙っていると次から次へ湧き出てくる。
本当は今日は署のレクのスキーだったのだけど、親父に頼んで送ってもらったスキーの到着が遅れてキャンセル。その旨を伝えてたら、「またドタキャンかい」と言われた。特に含むところは無いんだろうけどこんなことがずっと気になってしまう。
自分がどう思われているかなんてこと。仕事上に不都合が無いくらいの仲でいいのだろうけど、気になって仕方が無い。
そしてそれが次の一歩への足かせになる。
学生辞めてほぼ2年になるけれど、スムーズに相手と付き合えない。自分の得意としないタイプの相手とはその人の前に立つだけで緊張する。多分相手もわかっているはずだ。
僕は何を怖れているのか、僕は何に緊張しているのか。
何かを見るor読んでいるとこうした事から逃避できるので、食事しながら3rdのサプリを読んだり、ノンフィクションを読んだり、2chのスレッドを廻ったりしている。けれど、話は進まない。
多分、これは電撃ゲーム大賞に間に合わないので、以前のアビリティーズVSトラディショナルズの話を書くことにする。標的は日本ホラー小説大賞かムー伝奇ノベル大賞。
本当は南海キャンペーンの結末やAquillaの続きもしたい。けれど、この年度が終わるまではどうも無理かな。
思うに、D16の内省的な部分が恐怖と言うか暗い話を書かせて、DMなどをするときの外向けの自分がこれを書かせるのではないだろうか。
だから、こんなときには多分暗い話のほうが書きやすいはずだ。
明日はいいことがありますように。
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