[trpg-xml:00191] Scenario.dtd_ver0.10

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Date: Fri, 29 Sep 2000 00:04:58 +0900
From: "Takuma Izumi" <urtc@geocities.co.jp>
Subject: [trpg-xml:00191] Scenario.dtd_ver0.10
To: <trpg-xml@trpg.net>
Message-Id: <000701c0295d$88682d80$6c0b7ed3@a051371661>
X-Mail-Count: 00191

伊泉@完全復活です。

ご無沙汰しておりました。休みボケボケの投稿者です。
休み中にいろいろあったんですけど、
XMLとは全然関係ないので省略デス。

いきなりごっつい話から。とりあえず要素をまとめて
タグの形にしてみました。まずなによりもscenario.dtd
の1.0を出すのが先決だと思いまして。こいつを
ver0.10として提案します。

--------------------------------------
<?xml version ="1.0" encoding="Shift_JIS" ?>
<シナリオ>
 <シナリオ情報>
  <名前></名前>
  <作成者 uri="">
   <役割></役割>
  </作成者>
  <公開場所 uri=""></公開場所>
  <作成日時 日付="dd/mm/yyyy"></作成日時>
  <版></版>
  <ジャンル></ジャンル>
  <システム uri=""></システム>
  <対象人数>
   <最大人数></最大人数>
   <最少人数></最少人数>
   <適正人数></適正人数>
  </対象人数>
  <対象レベル>
   <最大レベル></最大レベル>
   <最小レベル></最小レベル>
   <適正レベル></適正レベル>
  </対象レベル>
  <概要></概要>
  <シナリオ達成条件></シナリオ達成条件>
  <備考></備考>
 </シナリオ情報>

 <シーン ID="">
  <名前></名前>
  <場所 種類="" ID=""></場所>
  <画像 参照先=""/>

  <イベント ID="">
   <名前></名前>
   <場所 種類="" ID=""></場所>
   <画像 参照先=""/>
   <概要></概要>

   <ファクタ 種別="" ID="">
    <名前></名前>
    <概要></概要>
    <場所 種類="" ID=""></場所>
    <画像 参照先=""/>
    <人物 ID=""></人物>
    <台詞></台詞>
   </ファクタ>

  </イベント>
 </シーン>
</シナリオ>

ファクタ
 依頼
 情報
 報酬
  宝箱

場所
 ダンジョン
 建物
 部屋

アイテム uri=""
 扉
 鍵
 罠
 モンスター

人物
 NPC
 エキストラ
 敵

------------------------------------
...ということで、設計の基本理念は

    Web上で公開することを前提に検索に必要なヘッダ部分を充実させる。
    シナリオ本体の方は自由に文章を記述できる簡単なものにし、
    アイテムやモンスターのデータを参照する機能に力を入れる。

というものです。現状で一番現実味のある形じゃないかなーと思います。

つまりコンピュータ上で動くためのものでなく、あくまで紙ベースの規格を
目指しています。セッションでPCもちこむ人少ないし、
シナリオの記述の仕方も一定してないし。

シナリオ情報部分は梶田さんのDTDをそっくりいただきました
(なんと99年7月のver0.10のものです。古い...)。

えっとリンク関係がごっそり抜けてるのは、
XLinkが本当のハイパーリンクを実現するので
文章にアンカーを埋めておく必要がない、ということに
おそまきながら気付いたからです。
IDさえちゃんとふっていればXPointerかXPathで指定できるのね。
すごいぞXLink!

最後にある「ファクタ」「依頼」「情報」etc.は
親の包括的タグの「種別」属性に使うことができ、
かつ自身が個別タグになることもできるということ表してみました。

例えば<場所 種別="部屋">は<部屋>と同値ということ。

「システム」「アイテム」にuriとあるのはISBNを参照することで、
ルールブックを特定しようという意図です。XPointerをつかって
さらに「何章のどこそこ」と指定できるといいなぁ。

最後にNPCやモンスターの能力値やアイテムのルール的数値は
別にGURPS.dtdやSordWorld.dtdなどを用意して、名前空間を使用した
拡張をおこなうことで、Scenario.dtd自体の一般性を確保したまま
実用性のあるシナリオができるのでは、と企んでおります。

#最近ScenarioをSenarioとつづっていたことに気づき
#激しく恥ずかしい思いをしている毎日ですが、
#皆さんいかがお過ごしですか?

#ていうかXPointerとXPathの違いが分カラナイー。

    

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