[trpg-xml:00176] RE: 【シナリオ DTD 】

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Date: Fri, 14 Jul 2000 23:59:32 +0900
From: "K.YAMAMURA" <cba57680@pop06.odn.ne.jp>
Subject: [trpg-xml:00176] RE:  【シナリオ DTD 】
To: <trpg-xml@trpg.net>
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山村 圭司朗です。

> 扉タグは
> <扉 鍵="0" 罠="0"></扉>
> という形です。鍵を3つも4つもつけるようなGMはそうそういない
> とは思いましたが、属性値をyesやnoと書くのがおっくうだったの
> で。でもやっぱり鍵や罠が1つとは限らないですよね。

扉と鍵と罠をそれぞれ別のファクタにして、属性値をIDREFS型にするというのはどう
でしょう。
(IDREFS型は、複数のIDREF型の属性値を取れる)

 シーンの中に書く部分:
 「そこには
 <扉 鍵id="扉の鍵 牢屋の鍵 最後の鍵" 罠id="鍵穴の罠">緑色の扉</扉>
 がある。鍵と罠をはずして、そこをくぐると…」

 ファクタ群として分離して書く部分
 <鍵 id="扉の鍵">最初に手に入れる鍵</鍵>
 <鍵 id="牢屋の鍵">犯罪者向けの鍵</鍵>
 <鍵 id="最後の鍵">どんな扉も開けられるという物騒な鍵</鍵>
 <罠 id="鍵穴の罠">鍵をまともに差し込むと毒霧が発生</罠>

ファクタそのものの包括的定義が重要になるなら、

 シーンの中に書く部分:
 「今度は<ファクタ クラス="扉" id="部屋3の北の扉" 鍵id="扉の鍵"罠id="鍵穴
の罠 ねばねば罠">
 赤い扉</ファクタ>がある。…」

 ファクタ群として分離して書く部分
 <ファクタ クラス="鍵" id="扉の鍵">最初に手に入れる鍵</ファクタ>
 <ファクタ クラス="罠" id="鍵穴の罠">鍵をまともに差し込むと毒霧が発生</ファ
クタ>
 <ファクタ クラス="罠" id="ねばねばの罠">単に取っ手がねばねばしているだけ</
ファクタ>

利点としては、シーンの中に書く文章が、わりと自然なものになることでしょうか。
アプリケーションでの使用を考えると、つい静的でガチガチのDTDとかを
決めたりしがちですが、これならそんなことはないかな?

> 今回はIDをつけて参照するような
> 形にしてみました。これを印刷するときにはコンピュータが勝手に
> 情報を引っ張ってきて、律儀にNPCデータを表示するようにすると
> XML文書にした甲斐があるかもしれません。

脚注や傍注のようにして表示できればいいですね。

シーンが中心で、シーン中にイベントが複数、各イベントは自然な文章で記述され、
その文章の中にある各単語をタグでマークアップして、ファイルの最後で補完するよ
うな
形にしてみてはどうでしょうか。今のHTMLに近い形になるかと思います。

# コンベンションDTDのほうも進めないと。

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山村圭司朗 cba57680@pop06.odn.ne.jp

    

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