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Date: Fri, 30 Jun 2000 19:48:31 +0900
From: Takuma IZUMI <urtc@geocities.co.jp>
Subject: [trpg-xml:00158] [ サンプルシナリオ ]
To: trpg-xml@trpg.net
Message-Id: <200006301948.FEJ98960.DUVS@geocities.co.jp>
X-Mail-Count: 00158
おひさしぶりです。これまで大変失礼ながらハンドル名で参加させていただいていましたが、
これからは<ハンドル名>天命 司</ハンドル名>あらため<本名>伊泉 卓馬</本名>で勝負させ
ていただきます、はい。
じつはサンプルシナリオ（典型的ダンジョンもの）をつくっちゃいました。
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5985/essay/essay3.html
もう、しょぼいったらありゃしないものですが「ないよりマシ」と自分を勇気づけて、
公表してしまいます。
で、バチあたりなことに梶田さんのsenario.dtdをつかいませんでした。
これまでご尽力なさってきた梶田さんのsenario.dtdをもったいなくも使用を断念せざるを
得なかった理由は：
・自分がいまいちDTDを理解していなかった
・senario.dtdにシーンやイベントの概念がなかった
・日本語でマークアップしてみたかった
の３つがあげられます。
一つ目の理由「自分がいまいちDTDを理解していなかった」はどうしようもないですね。梶田
さんのDTDはよくまとまっていると思います。ただ#PCDATAがなんたるものかから分からない
自分は、あのDTDに整合するように記述する自信がなかったので、DTDを使いません（使えま
せん）でした。
二つ目は、senario.dtdがドラフトとはいえ<シーン>や<情報収集>、<NPC>などシナリオの構造
や要素を直感的にあらわす要素型がなかったことです。むしろアプリケーションによる操作を
意識している要素が多く、これは梶田さんご本人が言及なさっているとおり、将来的にコン
ピュータゲームのシナリオとして使用されるためでしょう。それでいまいち一部のタグの使い
方がよくわからず、敬遠してしまいました。
日本語に関してですが、これは月刊ASKIIで連載されていた「XMLへの招待」の「日本語タグの
ススメ」に触発されたという単純な理由と、もうひとつ、英語に拒否反応を示すヒトビトを考
慮してのことです。まあHTMLだって英語の一部だし、慣れれば気にしないだろうとは正直思い
ますが、意外と「英語嫌い」というのは根深いので（そしてGURPS雑談所のあたりで顕在化し
てくるのだ）、取っつきやすいように日本語にしてみました。なんならPerlなりawkなりJava
なりマクロなりでガリガリっと日本語／英語を変換する手もありますね。
ということで、シナリオの巧拙はともかくとして、このマークアップの仕方について酷評をい
ただけたらうれしいです。ここからsenario.dtdに必要な要素型を絞り出すって方向もありで
すよね。シナリオについても「こうすればいいのだよ」とご指摘承りたいと存じます。もっと
うまくつくれないものかなぁ。
シナリオに関しては著作権を当メーリングリストに譲ります。改変、転載その他いかなること
もこのサンプルシナリオについて認めます（認める権利もないんですけど）。
ウェブ上でシナリオを公開しているサイトさんの協力を得て、大量にシナリオをマークアップ
するってのはありなんでしょうか？ やっぱ無謀？
ちなみにconvention.dtdがあるといろいろ楽な気がするんですけど。TRPG.NETさんとかTRPGNEWS
さんとか。これぐらいならすぐにまとまるかもしれないですね。
山村圭司朗さん＞
はじめまして。よろしくお願いします。じつはぼくもＳＷとＧＵＲＰＳぐらいなんです。
自分でもよく偉そうにこんな場にいるなと恥ずかしい限りですけど、すこしでも力添えに
なれればと。Java書きが増えるといいアプリケーションができるような気がしますね（ぼ
くはかけません ＜無責任）。盛り上げていきましょう。
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伊泉 卓馬
琉球大学ＴＲＰＧサークル代表
http://www.geocities.co.jp/CollegeLife-Cafe/5985/
mailto:urtc@geocities.co.jp
やっぱあんなシナリオ公表しなけりゃよかったかも（後の血祭り）。