Goto (trpg-xml ML) HTML Log homepage
Date: Fri, 1 Oct 1999 19:01:15 +0900
From: 花本 雅樹 <dark-jedi@mbb.nifty.ne.jp>
Subject: [trpg-xml:00111] Re: シナリオを XML 文書化する目的・意味
To: <trpg-xml@trpg.net>
Message-Id: <013001bf0bf3$e641e5a0$3e23a8c0@mx.toyotatsi.co.jp>
References: <00d101bf0678$518e84c0$3e23a8c0@mx.toyotatsi.co.jp>
X-Mail-Count: 00111
花本です。
今週も...いい加減飽きてくるな(^^ゞ
まずは今週分のマルチレス。
----- Original Message -----
From: Itikawa Akira <raoul@na.rim.or.jp>
Sent: Friday, September 24, 1999 11:03 PM
Subject: [trpg-xml:00105] Re: 【参加募集】何を話すのか?
> NPCのリスト
>
> (中略)
>
> ここでXMLを使ってやれば,本文中にNPCのデータを記述してお
> けば,後でNPCのデータの部分だけを自動的に本文から抜き出して
> 「登場NPC総覧」を作成することもできるわけですよね。
> また,キャンペーンの場合には,複数のシナリオの中からNPCの
> リストを作成したり,「PCの味方となるNPCのリスト」「PCの敵に
> なるNPCのリスト」というように分類したリストを作ったりするこ
> とも,タグの設計次第では可能になるわけです。
次の年表なんかもそうですが、こういった XML 文書に対する一覧の自動作成なん
かの機能は XSLT の最も一般的な利用方法ですね。例えば、
<!ELEMENT character_info name>
<!ELEMENT name (#PCDATA)>
<!ATTLIST character_info id ID #REQUIRED>
という DTD にしたがって作成された XML 文書に対して、
<ul>
<xsl:for-each select="//character_info">
<li>
<xsl:value-of select="name"/>
</li>
</xsl:for-each>
</ul>
の様な XSLT を適用する事で特定の要素(この場合は character_info 要素)を抜き
出す事が可能です。
> 年表
>
> やはりキャンペーンなどで特に有用だと思うんですが,シナリ
> オの中に記述された様々な事件をタグでくくっておいて,後でそ
> のタグだけを抜き出して年代順に並べ替える,ということも可能
> でしょうか?
XSLT には、条件による処理の分岐やデータの並べ替え機能なんかもあります。
> できるんかな?
という訳で、できます。当然ですが、データが勝手に必要な形になる訳ではないの
で、そういった事を行うための処理を記述する必要はありますよ(笑)。
----- Original Message -----
From: KOBAYASHI Satoshi <skoba@vox.tutkie.tut.ac.jp>
Sent: Monday, September 27, 1999 8:23 AM
Subject: [trpg-xml:00106] Re: 【参加募集】何を話すのか?
> >**
> >
> > できるんかな?
>
> できます。ちょっとプログラムを書かなければなりませんが。
> でも、NPCのリストや年表なんかだと、単にブラウジング目的というよりも、
> DB的な要素が入ってきますね。
>
> # んー、どうしてもそっちに持っていきたい... ^^;
いや、私なんかすぐに処理方法を考えてしまいます(笑)。話し合いの方向性に対す
る共通認識があれば、それに加えて各個人がいろいろと考える事はいいことだと思い
ますよ。
梶田さんも「シナリオ作成アプリケーション」ですしねぇ。
----- Original Message -----
From: 梶田晃一 <kajita@trpg.net>
Sent: Thursday, September 30, 1999 1:01 AM
Subject: [trpg-xml:00107] Re: シナリオを XML 文書化する目的・意味
> ・シナリオ作成アプリケーション用保存ファイルの形式の記述です。
>
> 当然、シナリオ作成アプリケーションで保存するだけでなく、
> ファイルからシナリオを読み出し、セッション中に利用する為にも
> 使いたいと思ってます。
>
> XMLによるシナリオは以下の事に使用したいと思います。
>
> 1. 作成する
> 2. 保管する
> 3. 修正する
> 4. セッション前にテスト運用する
> 5. セッション中に運用する
作成アプリケーションと運用アプリケーションで利用するってことですよね。
> 6. セッション中にセッション結果を入力する
>
> (6. はシナリオの方向性が違うと思いますので
> 無理だったらはずしても良いかな)
これはシナリオ用 DTD よりもリプレイ(って言うかセッションログ記録)用の DTD
を考えた方がよさそう(笑)。
> ─────────────────────────────→
> XMLな一言
>
> ・自分の好きな様に、データの形式を決める事が出来る
> ・でも、利用する者の間で、どの形式でデータが書かれているのか
> 知っている必要がある。
>
> ・それにしても、かなり自由に形式が作れるね。
> ─────────────────────────────→
茶々:
==============================
独自アプリケーションな一言
・好き勝手にデータ形式を決める
・利用するのにデータ形式を知る必要があるのは当然
・XML よりもっと自由に形式が作れるぜ
==============================
いったい、XML の利点って何だろう(笑)。みなさん考えてみてください。
------------
− XML 文書化したシナリオの利用目的(中間まとめ)
* DB 的な利用
* NPC リスト、年表などの抽出(キャンペーン管理)
* シナリオ作成/運用アプリケーションでの利用
* XSL(T)/CSS2 の実験台(笑)
今のところ挙がってるのはこんな感じですか(最後のは私の意見ね)。この他には何
か無いでしょうか?
[>>>>>
[>>>>> 花本 雅樹/にゃった
[>>>>>
[>>>>> E-mail : dark-jedi@mbb.nifty.ne.jp
[>>>>>