[trpg-xml:00101] 方向性など

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Date: Fri, 17 Sep 1999 19:26:21 +0900
From: 花本 雅樹 <dark-jedi@mbb.nifty.ne.jp>
Subject: [trpg-xml:00101] 方向性など
To: "XLM ML" <trpg-xml@trpg.net>
Message-Id: <010001bf00f7$168c9fa0$3e23a8c0@mx.toyotatsi.co.jp>
X-Mail-Count: 00101

 花本です。

 あぁ〜、今週「も」しゃれにならないぐらい忙しいです。

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 まずは方向性について。

 ここ 3 週間あまり、今後の方向性についてのやり取りを行ってきた訳ですが、梶
田さんのアンケートのおかげで二人ほど人数も増えた事ですし、そろそろ明確な方向
性を打ち出して話し合いに入りましょう。

 大筋では、アンケートの結果から「シナリオ DTD について」と言う事で良いかと
思います。そこで、次に問題になるのは「シナリオ DTD についてまず何から話し合
うのか?」という事に(笑)。具体的には次のような事柄が挙げられるかと思います。

 * シナリオを XML 文書にする目的・意味について
 * システム依存情報をどのように扱うか
 * シナリオの表現方法 => どのように構造化するか

 このあたりの内容であれば、XML に関して特別に知識が無い方でも話に参加する事
が可能だと思います。さて、どういった内容から始めましょう?>みなさん

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 技術論について。

 下の方で、小林さんの対してのレスにも書きましたが、XML についての質問なども
どんどんこの ML に出していただいてかまわないと思います。梶田さんが親切に解説
してくれる事でしょう(笑)。

 実際問題、私自身も XML について勉強し始めてから 1 年もたっていません。そう
いった意味ではこの ML のほとんどの人とたいした違いはないような気はするんです
けどねぇ。質問されてから調べて、「おぉ、こんなやり方が」ってのも結構あったり
するんですが。

 XML そのものがまだ非常に新しい技術なので、XML について詳しい人はそんなに多
くありません。みんなで勉強するような姿勢でいいんじゃないかと思いますよ。

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 あとは、まとめレス


----- Original Message -----
From: <yokb@ma.mailbank.ne.jp>
To: <trpg-xml@trpg.net>
Sent: Wednesday, September 08, 1999 7:50 PM
Subject: [trpg-xml:00093] Re: 【参加募集】何を話すのか?

>  最後に、みなさんに「XMLを勉強するならこの本がよい」という本がありまし
> たら教えていただきたいのですが。どうせなら、最初は同じ本の方がいいようです
> し。

 まず最初は、

 「XML 入門 日本経済新聞社 ISBN:4-532-14610-0」

 が良いと思います。タイトルのとおり、XML の入門書としては良く出来ています。

 で、その次には梶田さんも進めている

 「標準 XML 完全解説 技術評論社 ISBN:4-7741-0584-8」(通称:赤本)

 を読んでください。梶田さんは「古い」といってますが(笑)、XML 1.0 の仕様につ
いてはこの本でほとんど解説されています。XSL や XLink などは現在の仕様とは異
なっていますけど。


----- Original Message -----
From: KOBAYASHI Satoshi <skoba@vox.tutkie.tut.ac.jp>
To: <trpg-xml@trpg.net>
Sent: Thursday, September 09, 1999 12:44 PM
Subject: [trpg-xml:00095] Re: 【参加募集】何を話すのか?

>     というわけで、プロジェクトを通してXMLを勉強してもらう (皆さん興味
> はお持ちなんですから ^^;) というのも有りではないでしょうか。あと、分か
> らない点があれば、質問でも何でもどんどんMLに出してくれれば良いのではな
> いかと思います。

 おっしゃるとおりだと思います。DTD を定義するための話だけの ML ではないんで
すしねぇ。「シナリオ DTD」の話の中からだけでなく、本やサンプルでわからないと
ころなども気楽に聞いてもらってかまわないと思いますよ。


----- Original Message -----
From: Itikawa Akira <raoul@na.rim.or.jp>
To: <trpg-xml@trpg.net>
Sent: Thursday, September 09, 1999 9:48 PM
Subject: [trpg-xml:00098] Re: 【参加募集】何を話すのか?

>  まだ私には,「をを,XMLってこんなことができるんだ」というのが全
> く理解できておりません。どこかに簡単でいいからサンプルがあって,
> 実際に触って見れると,たぶん実感が湧くんでわないかなと思っていま
> す。そういったサンプルを見せてくれることが,今の私にとっては一番
> ありがたいなぁと。

 ブラウザで HTML では出来ない事を行うサンプルとしては、マイクロソフトの

 http://msdn.microsoft.com/downloads/samples/internet/default.asp

 にあります(当然 IE5 でないと動きませんが)。

 小林さんもおっしゃっているように、「XML で何が出来るか」は結局は利用するア
プリケーションの作り方次第なので、「をを,XMLってこんなことができるんだ」と
いうような「XMLだから出来る事」はあまりありません。

 XML はデータフォーマットとしては非常に柔軟性に富んでいる事や、テキストデー
タとして表現する事などから、Web 上でのデータ交換フォーマットとしては非常に有
望です。これまでの HTML で表現された Web ページだけでなく、あらゆるデータを
Web 上で交換する事が可能になるというのが、「XMLだから出来る事」の一つだと私は
思っています。

 私の友人は「XML は『ごーるでんはんまぁ』じゃないんだから(それだけでなんでも
出来るとは思うな)」と言ってました。

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        [>>>>>  花本 雅樹/にゃった
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