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Date: Mon, 30 Aug 1999 19:56:55 +0900
From: 花本 雅樹 <dark-jedi@mbb.nifty.ne.jp>
Subject: [trpg-xml:00075] 今後の方向性について
To: "XLM ML" <trpg-xml@trpg.net>
Message-Id: <007901bef2d6$600adb80$3e23a8c0@mx.toyotatsi.co.jp>
X-Mail-Count: 00075
花本です。
----- Original Message -----
From: KOBAYASHI Satoshi <skoba@vox.tutkie.tut.ac.jp>
To: <trpg-xml@trpg.net>
Sent: Saturday, August 28, 1999 7:54 PM
Subject: [trpg-xml:00073] Re: システム依存情報の扱い
> このMLは、RPGにXMLを活かすという目的が有るわけですが、具体的に
> 云々という目的が規定れているわけじゃないわけです。ですから、
> 参加なさっている方、一人一人で、思い描いているものが違うんじゃないと
> 思うわけです。もちろん、プロジェクトが複数有っても全然問題じゃないん
> ですが、個々のプロジェクト(なり、参加者)の目的が明確になっておらず、
> うやむやのまま進んでいくのはまずいんじゃないかと思います。
実は私個人の目的は「XML を利用したアプリケーションの構築」そのものなので、何
を作るかという点に関しては特に希望がある訳ではないんですよ。作るものがシナリオ
用 DTD であれツール用 DTD であれ、そこで「XML をどう利用出来るか」という事を考
えてみたいと思っています。
こういった方向性を決めるような議論には、この ML に参加している出来るだけ多く
の方に参加していただきたいと思っています。このままでは、「小林さん:シナリオ
用 DTD、梶田さん:ツール用 DTD、私:どっちでもよい」という状態のまま先へ進めな
くなってしまいますよ(笑)。
とりあえず、小林さんが挙げてくれた各プロジェクト案について、今後の議論に向け
ての私の考えを。
> 1. シナリオDB用DTD
> 1.1 シナリオDB用DTD
> (とりあえず、小林の理想としているDTD...かな?)
> 1.2 シナリオパーツDB用DTD
> (1.1 に入れても良いんですが、主眼が、NPC、アイテム、
> イベントの個々のDB用というような感じで考えてます)
構造化文書の定義などの学習には最適な題材だと思います。ただ、シナリオの作り方
は各マスターごとに千差万別であり、共通の構成要素を明確にするのは多くのサンプル
を必要としますし、プレイヤー専門の人は参加しにくいでしょうね。
> 2. ツール用DTD
> 2.1. キャラクター情報管理ツール用DTD
> (セッション中のキャラクターのダメージ管理とか、
> 自動的なダイスローラーとか)
> (梶田さんの、キャラクタージェネレータはどっちかというと
> こっちじゃないかと思います。)
> 2.2 セッション内情報管理ツール用DTD
> (上のも含んじゃうかなと思いますが、セッションでは
> あるイベントが起こるためには、前提条件が必要なことが
> あるわけで、そういう一種のフラグ管理とか)
個人的にいくつかのシステム用にツールを作ったりしているんで、興味はあるんです
が。システムに依存しない汎用 DTD でキャラクター情報を完全に管理するアプリケー
ションを作成するのは難しいかな。
> 3. シナリオ表示/印刷用DTD
> 3.1 シナリオレイアウト用DTD
> (主にDTP目的?)
> 3.2 セッション中でのシナリオ表示/追跡用DTD
> (WebPageみたいな、ブラウズ目的用かな?)
これについては 1 のシナリオ DB 用の DTD ができた後で、XSL や CSS2 を使用して
表示用の体裁を整えたりする事で実現できると思うんですよ。レイアウトやリンク用に
タグの追加なんかをする事はあるかもしれませんが、専用の DTD の作成は必要無いで
しょうね。
> あとは、問題を分解できれば、個々の問題用にDTDを作って、
> あとはそれをネームペース使って統合して、統合DTD?にしちゃうというのも、
> ま、不可能ではないと.....^^;
キャラクター情報などのシステム依存情報を扱う必要がある場合、汎用的な DTD の
作成はかなり困難でしょうね。特定のシステムを対象としてしまうと自分の知らないシ
ステムの場合に議論に参加しにくいという欠点がありますよね。このあたりにどういっ
た配慮をするかというのも議論の方向性を決めるのには大切でしょう。
何度も繰り返しますが、方向性を決めようという議論ですので出来るだけ多くの人の
「この ML に期待している事ややりたい事」を伺いたいと思っています。
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[>>>>> 花本 雅樹/にゃった
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