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戦乱の地。領主の地位を巡って継承権戦争が続けられている。PCの中に(継承権争いの当事者として)騎士のいることが望ましい。ある朝、この騎士の領地内にある教会にて、岩に突き刺さった美しい両手剣が発見される。岩には、
「継ぐ者に贈る。この剣は最も優れたる者にのみ抜かれるであろう。ひとたび抜かれたる剣は所有者を神に愛でられし真の王者とし、神の敵を撃ち滅ぼさん」
なる文字が彫られている。
この両手剣は魔剣である。魔剣の能力と制約については下のとおり。
魔剣の設定については各GMが自由に設定して良いが、利点と欠点のバランスには注意を払うこと。
領主の地位を巡って争う相手の陣営には獣師や「死せる魂の守護者」の術者などが参加している。次々と魔獣や「死せる下僕」がPCの領地を脅かすのでそれらを撃破して行かなくてはならない。最後には競争相手の騎士率いる部隊が登場し雌雄を決することになる。相手の騎士の強さはPCと同等に設定すること。
実は競争相手の騎士は同じ神を信仰しているので魔剣を使用することができない。
アーサー王円卓の騎士バリン(ベイリン)のエピソードからのパクリです。魔剣に縁故をとられていると苦戦は必至でしょうが、それでも勝利をおさめるようならPC達を素直に賞賛してあげて下さい。