千字シナリオ:聖バーンハートの火

題名
聖バーンハートの火
作者
蒼空かける
システム
ソードワールドRPGを想定しています。

導入

冒険者の店を通して依頼がきます。

冒険者達のいる街から3日ほど歩いたところにエイルという村があります。 その村には、代々「聖バーンハートの火」と呼ばれる聖火が伝わっています。

100年前、 この村出身のバーンハートという名の冒険者とその仲間達が、あ る冒険で得た情報から、遺跡を探検し、そこから持ってきたものです。

バーンハートは、「この火があるかぎり、村が魔物に襲われたりすることは ない」と言いのこして、種火を持って旅にふたたび出たそうです。

ところが、先日、火が消えてしまいました。原因は分からないそうです。 そこで、村の近くにある遺跡に行き、依然バーンハートがしたように、聖火 を持ち帰ってきて欲しいという依頼です。

エイル村

村までは何事もなく到着します。

村長に会うと、村に伝わっている、遺跡の場所を教えてもらえます。

遺跡前でゴブリンと御対面

川沿いにいくと滝が見えます。この上に遺跡があるといわれています。 高さ6mの滝です。

シーフかだれかが上がると、うえにたまたまゴブリンがいます。びっくりし て、大声を上げながら襲い掛かってきます。しばらくすると奥の神殿から何匹 か援軍にきます。

遺跡の中はゴブリンの巣

遺跡の中はゴブリンの巣です。ちなみに、古代魔法帝国の1000年ぐらい前の貴族の(ただの)別荘です。なんとかおっぱらうと、2階に太陽炉 (オリンピックで、光を集めて聖火を点灯するアレ)があります。 台座の部分に上位古代語でいろいろ書かれています。

この太陽炉で付けた火のそばには妖魔などといった邪悪な種族は近寄れません。

結末

聖火を持ち帰ると村人に感謝されてお礼がもらえます。

太陽炉を持ってくると(かなり大きいですよ)「遺跡においておいてほしい」といわれます。

次回への展望

バーンハートとその仲間達がなんのために聖火を手に入れたか、なんのために種火を持って出ていったか、などを考えるといいでしょう。

100年前にバーンハートが戦ったものの封印が ふたたび解けそうなのかもしれません。


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