千字シナリオ:泣いたゴブリン

作者
夏海こうの助
題名
「泣いたゴブリン」
序文
とある村の山間に住み着いた一匹の心優しいゴブリン。彼は果して村人に受け入れて貰えるでしょうか?
導入
PCの元に「村の近くに住み着いた一匹のゴブリンを調査・退治して欲しい」という依頼が舞い込みます。
報酬
村で宿と飯の提供。細やかな金銭、もしくはそれに準ずるもの。(保存食、 お酒等)

村では以下の情報が初期段階で手に入ります。

少年にゴブリンに関する話題を口にすると硬く口を閉ざしてしまいます。 (ゴブリンは良い人でそれを退治しようとしているPCに対して印象が悪い為)
しかし、PCがゴブリンを退治しないと約束すれば、全てを話してくれます。

PCはまずゴブリンを捜すことになるでしょう。

主な選択肢

いずれの方法であれ、ゴブリンは比較的簡単に見つけることが出来ます。

ゴブリンは人の言葉を話す事ができ、「実は村人と仲良く暮らしたい」と相 談してきます。

相談を受けたPCは解決方法を模索する事になります。

この時点でPCが解決方法の模索に時間をかけすぎた場合、イベントを発生さ せて状況を動かすのも良いでしょう。またPCの案と複合させるのも一興かもし れません。

イベント例

PCの考えた案は、よほど無理があったりしない限り却下しない方が良いでしょ う。なにしろここの村人達は純朴ですから、大根役者の演技ですらまともに信 じてしまいます。

終幕


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