TRPG.NET > シナリオ > 千字 > 1999年 >
PCたちが仕事を斡旋してくれる場所(冒険者の店など)でたむろしていると、 一人の男が入ってきて主人と話をしはじめます。少しすると男は主人と一緒に PCたちのほうにやって来て仕事を紹介します。その内容は『私は製薬組織(ファ ンタジーなら賢者の学院などの系列組織、現代なら製薬会社)に勤めている者だ が、先日開発途中の新薬が倉庫から盗まれた。まだ安全かどうかも不確実で大 変危険なので早急に取り戻してほしい』とのこと。
PCたちがスラム街などで聞き込みをしているとある盗賊がその犯人であるこ とがわかる。この盗賊は宿泊している宿などで捕獲することができる。盗賊を 問いただすと、ある人物からの依頼で行ったと証言する。そして、もう薬は渡 してしまったとも。その人物とは邪神をあがめる神官(現代ものなら怪しい宗教 の幹部級教徒)であると盗賊は言い、その潜伏場所も知っている。PCたちが要請 すれば案内してくれるだろう(隙きを見て逃げようとするが)。
暗黒神官の潜伏場所に潜入すれば、薬を使っておかしくされたような人が2〜3 人襲ってくる。それを撃退すると神官が登場し、対決となる。潜伏場所を調べ ると古今東西の薬に関する書物がたくさんあり、どうやらその教団の大きな陰 謀のためになんらかの効果の薬を研究しているであろうということがわかる。
神官を倒し、薬を奪回すればセッション終了。