天羅万象掛け合い:激走編 LOG 001

天羅万象掛け合い:激走編の開設以来1998年07月06日までのログです。


98年07月06日:02時53分44秒
利奈 / RWAK
「え? ハヤテグランプリは僕たちのチ−ムだけど・・・」
 
 
僕たちの・・・・チーム?
 予想だにしなかった答えに、利奈の思考が一瞬止まる。
  だが、瞬時に再開されたその思考は、珍しく(笑)正しい回答を導き出す。
 
  (・・・・じゃあ、この人が・・・・)
  『とうさんはね、今度はこの子の命を預かるんだよ。』
  父さんが見せてくれた写真の男の子。
  名前は確か、カケル=ナギサワ・・・・
  ちょっとすました写真だったし、レーサーだって言ってたから、きっと利奈となんか話してくれないって思ってたけど・・・・・うん、この人となら利奈、仲良く出来そう。
 
  にぱっ。本当に嬉しそうな笑顔を満面に浮かべる利奈。 「はじめまして! カケル=ナギサワさん。利奈=ローレンシュタインって言います!」
  そして、上目使いでカケルを見る。まるで、甘える子猫のように。
  「あの・・・・カケルおにいちゃんって、呼んでいいですか?」
 
 
  利奈から、カケルへ
 
 
  さあ、いきなりの爆弾発言だ!どうするカケル!(笑)
98年07月06日:02時22分26秒
決意 / RWAK
 カーマイン・レイ正式シャーシの開発スタッフ。新参者であるアルに提示されたこのポストは、通常なら信じられない好待遇だろう。
  だが、アルには即答を許されない理由があった。
 
  7年前、レース中の事故で一人のレーサーが散った。利奈の本当の父親である。
  原因はアルにあった。マシンのセッティングミスである。
  例え周囲がそう思わなくとも、アルには事故の責任は自分にあるように感じた。
  だからこそ、身よりのない利奈を引き取って育てた。
  そして、その十字架はアルの心を今も縛り付けている。
 
  アルがVF−GPX01に抱いた危惧は、その最大の売りであるインターセプト・ブーストにあった。
  インターセプト・ブースト時にレーサーの体には通常のマシンではあり得ない方向からのGがかかることになる。それはごく瞬間的なものであろうが、レーサーから冷静な判断を奪う可能性がある。
  そして、もっともインターセプト・ブーストを使用するであろうコーナーにおいて、冷静な判断を失うことは即、死につながる。
 
  自分がこのマシンの開発に関わることによって、また一人のレーサーの命を奪うかもしれないという恐怖。
 
  逆に、自分がマシンの開発に関わることによって、死の危険性を減らせるかもしれないという希望。
 
  せめぎ合う二つの思いの中で、アルフレッドはその瞳を閉じる。
 
  それは、亡き利奈の父に対する瞑想であったのかもしれない。
 
  再び、アルフレッドの瞳が開かれる。
 
「やります。いえ、やらせてください!」
  その瞳に迷いはなく、ただ、決意のみ。
98年07月06日:01時28分06秒
凪澤翔 / ぺぇ

「あの、ハヤテ・グランプリのピットってどこですか? 利奈のお父さんがそこにいるんですけど、利奈、迷子になちゃって・・・・」


「え? ハヤテグランプリは僕たちのチ−ムだけど・・・」

困惑する翔。

「君は・・・?」
98年07月06日:01時21分19秒
カ−マイン・レイ正式シャ−シ / ぺぇ

しばらくアルフレッドの働き具合を見る監督。

「宇都木君、ミ−ティングまであとどのくらいだね?」
「20分後に開始予定です。翔君は現在まゆちゃんが探しに出ています。」
「そうか。では私とアルはミ−ティングまで席を外したいのだが、どうかね?」
「了解しました。開始5分前にお呼びします。」
「すまない、後は頼む。」

そして、アルフレッドにむかって声をかける。

「アル、少し私につき合ってくれないかね?」

アルフレッドをモ−タ−ホ−ムへと案内し、胸ポケットから一枚のディスクを取り出し、セットする。
すると何かの設計図がディスプレイに映し出される。
無論、モ−タ−ホ−ムには他の人間はおらず、また外部に漏れないようにしている。

「これが何に見えるかね? 戦闘機? 宇宙船?」

たしかに、ぱっと見た目には戦闘機か宇宙船の設計図に見える。
しかし、それには確かに6つのタイヤがついている。

「これがカ−マイン・レイの正式シャ−シ、VF−GPX01だ。
このマシンの最大の特徴は通常のハイパ−ブ−スト2基以外に11基の補助ブ−ストを搭載している点だ。」

そういって、ブ−ストの画面をアップにする。

「フロントに逆噴射用の小型が1基。
フロントとリア部分それぞれに、左右方向に2基づつ。下方向に1基づつの小型が合計6基。
エアロエフェクトファンの代わりに側部に上下方向に2基+後方に2基の中型が合計4基。
これらの補助ブ−ストの稼働時間は極めて短いが、瞬間的に全方位に超高速移動が可能になる。
我々はこれをインタ−セプト・ブ−ストと呼んでいる。
どうして私がこんな重要な話を君にしているか、わかるかね?」

少し間を空けて、

「アル、君には通常の仕事の他に、”これ”の開発にも加わって欲しいのだ。
我々には1人でも多くの優秀な技術者の協力が必要なのだ。どうかね?」
98年07月06日:00時55分04秒
利奈 / RWAK
「ご、ごめんよ・・・けがはないかい?」
 
「だ、大丈夫です。ゴメンなさい、利奈、ボーっとしちゃって・・・・」
 そう言って、自分がぶつかってしまった人物の方を見る。
 
(あれ、利奈と同じくらいの子・・・)
 一部のドライバーを除いて、利奈と同じくらいの歳の子供が今の時期のサーキットにいることは珍しい。
(ちょっと年上かな? 利奈みたいに、お父さんについてきてるのかな?)
 だが、今の利奈にとってはむしろこっちの方が好都合だった。どこの誰ともしれない大人よりも同世代の方が遙かに話しやすい。
  利奈は思い切って目の前の二人に尋ねることにした。
 
「あの、ハヤテ・グランプリのピットってどこですか? 利奈のお父さんがそこにいるんですけど、利奈、迷子になちゃって・・・・」
 
  利奈から、翔、まゆへ
98年07月06日:00時30分03秒
凪澤翔 / ぺぇ

まゆに引っ張られるように走ってきた翔に利奈はぶつかってしまった。

「いったーい・・・・」

倒れそうになるのを、なんとかこらえる翔。


「ご、ごめんよ・・・ケガはないかい?」
98年07月06日:00時05分12秒
訂正 / RWAK
 「ハヤテ・グランプリ」を「カケル・グランプリ」と間違えております。
  お詫びして訂正します。
98年07月05日:23時15分54秒
利奈 / RWAK
 レース会場外のトランスポーターの駐車場付近。そこを一人の少女が歩いていた。
  名を「利奈=ローレンシュタイン」と言う。
「ふみぃ・・・・おとーさん、どこだろぅ・・・・」
 いつもは屈託のない表情を浮かべているその顔も、今日は不安に曇っている。
  父親の仕事場を訪れるのはこれが始めてではない。利奈はこういったレース関係につく親を持つ子にしては珍しく、親とともに世界を回っているのだ。当然、サーキットは自分の家の庭のようなものである。
  が、今回は勝手が違った。父親であるアルの移籍、そしてアルの到着の遅れ。急いだアルは利奈にろくな説明もできないままピットへ向かう。
  利奈には「サーキットの中で待ってなさい」といっておいたのだが、遊びたい盛りの利菜がそれを出来るはずもなく外へ飛び出してしまったのだ。
  結果がこれ。迷子である。
 
  必死になって父親の所属するチーム「カケル・グランプリ」を探すのだが、「カケル・グランプリ」がどんなチームか利奈は全く知らない。
 
「あ、いっけな〜い!もうお昼の時間だよ。早く行こっ!」
 そう言うと、まゆは翔の手を引っ張る。
  途方に暮れる利奈がトランスポーターの陰から姿を見せたのはちょうどその時だった。
 
「あ、あぶないっ!」
「えぇ?」 どんっ!
 まゆに引っ張られるように走ってきた翔に利奈はぶつかってしまった。
「いったーい・・・・」

  利奈から、翔、まゆへ
98年07月05日:22時34分36秒
新キャラ紹介・利奈 / RWAK
名前:利奈=ローレンシュタイン
年齢:14歳
性別:女
身長:147cm

○因縁
感情:燃えるような恋にあこがれる(中級)
不幸:両親が死亡(初級)

○背景
アルフレッド=ローレンシュタインの養女で、恋に恋する多感な少女。
母親は産後の経過が悪く、利奈を産んですぐに死亡。男手ひとつで育てられたが、7年前父親がレース中に事故死。その後はアルに引き取られて育てられる。
天真爛漫で屈託のない性格をしており、そのひまわりのようなほほえみは周りの人間を明るくする。
フリフリのついた、いわゆるピンクハウス系の服を好み、肩より少し下まで伸びた髪を大きめのリボンが飾っている。
98年07月05日:14時19分57秒
新装備関係 / tomy
>MARSさん

『加速による空気抵抗をエネルギーに変換』は二通りにとれますが、どちらも有効じゃないです。
『空気の運動エネルギーを電気エネルギーに変換する』場合は、反作用でマシンの運動エネルギーも消耗することになり、スピードが落ちると思います。レース向けではないでしょう。
『空気抵抗から生じた熱エネルギーを電気エネルギーに変換』するなら、速度は上がらず多少のエネルギーを得ることが可能ですが、《エントロピー増大の法則》に反しているので非現実的です。
細かいことを言ってごめんなさい。でも多少のリアリティは欲しいんですm(__)m

>狂兵さん
代案です。

《アクティブバランサー》
要するに、マシンの重心移動ができるフレーム及び装置です。これでコーナリング性能が上がるはずです。直線で抜かれてもカーブで追い越せるでしょう。
98年07月05日:13時54分16秒
橘 まゆ / tomy
「あ・・・あの、凪澤さん、私、ちょっと用事を思い出しましたので、こっちから誘っておいて何ですが、食事はまたということで。スイマセン。お二人とも、またお会いしましょう。じゃあ。」
「え? か、桂さん・・・?」

「えっ、あっ、あれっ!?」
気付いた時には桂はすでに視界の彼方に走り去っている。
「…、桂さん、どうしたのかな?怒らせちゃったわけじゃないと思うんだけど…。」
首をかしげながら まゆが言う。
「あ、ごめんね、かける。あんな美人のお姉さんとのお話を邪魔しちゃって。」
まゆは翔に視線を戻すと、からかっているとも本気ともつかない言い方で謝る。

「・・・・それじゃ、ピットに戻ろうか?」

「そうだね。監督達も待ってると思うし…」

そう答えようとした時、フレアが二人の横を走り去る。
「また会いましょう、可愛い小猫ちゃん。今度はサーキットでね。」

「…、えっ?」

呆然とフレアを見送る二人。しばしの沈黙が訪れる。
「今の人も七御先の人よね。かけるの知ってる人?いくら美人だからって、あんまり変なひとについていっちゃダメだよ。」
本気で心配そうに言う まゆ。
「あ、いっけな〜い!もうお昼の時間だよ。早く行こっ!」
そう言うと、まゆは翔の手を引っ張る。そして二人はピットに戻っていった。
98年07月05日:12時54分30秒
逃げられた・・・ / りる
「あれ?ねー、なんで逃げちゃうの?」
フレアは桂に向かって叫んでみるが、彼女は脱兎のごとく七御先のピットに向けて走り去ってしまった。

「もう、照れ屋さんなんだから。」
なにか大きな勘違いをしながら、フレアは迷わず桂の後を追いかける。やっぱり大魔人のごとく怒り狂っている親父さんのことは完っ全に頭から抜けている。
その時、喜色満面の笑顔で桂を追いかけようとするフレアの「可愛いものレーダー」(直感とも言う)に引っかかるものがあった。先ほど桂と話していた2人である。
(あら、こんな所で思わぬ目の保養ができたわ。・・・うーん、どっちでもいいから私のものになんないかな?・・・ならないか(笑))
そんな事を考えつつ、彼ら2人の側を走り去る。そして翔に短く一言、
「また会いましょう、可愛い小猫ちゃん。今度はサーキットでね。」
と言うセリフを残して、フレアは再び桂の追撃を開始した。絶対今期レース中に落としてやるんだい、と言う決意を胸に秘めて。

その頃、ピットでは親父さんがフレアが来るのを今か今かと待ち構えていた。

地獄の一丁目だぞ、フレア。


フレアから桂ちゃん あーんど 翔くんへ

#とんでもねぇキャラだな、こいつ。我ながら(笑)。
#騒動に巻き込まれた人は、「犬に手をかまれた」くらいに思って下され(笑)。
98年07月05日:11時18分42秒
四龍 / Dr.李
 「シーサンメイのデータ変換よしっと。」
 主任が言う。
 「バックアップ終了。最適化開始。」
 主任配下の助手。
 
 香港コングロマリット”楽静心”のコンピュータ部門第2位””梓童”のソフトウェア開発部からの転属(一部には左遷と言う声もある)してきた主任と彼を慕って着いてきた青年。
 「ふふん、課長の息子さんが乗るマシンの面倒見てくれって頼まれたらイヤとはいえないよね。」
 かたた。
 「次は姿勢制御に入ろうか。」
 
 「開発部からあれが届きました。」
 「おぉし。」
 通称”姉御”。主任と同じく”楽静心”のしかしメカニック部門全てからの選抜プロジェクトチームだ。
 F1からカートまであらゆるレースを網羅し、 あらゆる技術が集まっている。
 「これでテスト段階までは戻ったね。メインブースト4機、SABS(ショートアフターバーナーシステム)6機。そしてこのタイヤとホイール、ボディ。サス。
 まぁ、ギアが間に合わなかったね。」
 姉御は性格と腕でみんなから一目置かれている、ムードメーカーである。
 
 「部長・・。」
 「何だね、翠蘭君?」
 「王経理部長からお電話です。」
 「つなげてくれたまえ。」
 
 「予算をオーバーしてるぞどういう事だ説明しろ!」
 「よう王。ひさしぶりだな、元気か?」
 「貴様!メカニック部門からかなり強引に部品と人をとりやがって、本社に残る俺のことも考えろ!」
 「すまん。」
 「それだけですますなぁ!!!」
 「血圧あがるぞ?で、予算だが宣伝費だと思え。天羅で勝てばメカニック部門の名は上がる。もちろん梓童もな。
 そしてレース事業部の俺とおまえは会社の地位を確固たるモノに出来る。
 ・・・今の不況はどのみち一時的なものだろう。
 いいか、ここまで来たら俺達は勝たなきゃご飯が食べられないんだ。」
98年07月05日:05時09分52秒
キャラ紹介 / Karma
 芦屋祐介(あしやゆうすけ)
 年齢:36
 性別:男
 
 ○因縁
 目的:最速のマシンを作る(上級)
 禁忌:整備のミス(初級)
 感情:凪澤博士には負けない!!(中級)
 
 ○背景
 九津見レーシングのチーフメカニック。≪ウィンドメア≫の設計者でもある。
 ≪カーマイン・レイ≫の設計者である翔の父とは過去知り合いだった。
 しかし理論の問題(最速のマシンを作るための手段)で意見が分かれ、たもとを分かった。
98年07月05日:05時00分16秒
追憶 / Karma
 「ああ、そうだ。私もちょっと休憩してきますよ。あとはあなたたちでも大丈夫ですよね。」
 チーフが他のメカニックに声をかけてピットから出て行く。
 
 外に出て少し歩いてから煙草に火を付ける。
 (カーマイン・レイか・・・・完成したのですか?凪澤博士。)
 遠い目をしながら物思いにふける。
 (研究所では最後まで意見が合いませんでしたが・・・ここで決着を付ける事ができますね、ようやく。)
 (あなたの設計したマシンと私の設計したマシン、どっちが速いかがようやくわかるわけですよ、今日から始まるこのレースで。)
 クスリと笑って煙草をふかす。
98年07月05日:04時47分48秒
凪澤翔 / ぺぇ

「あ、あのね、かける、監督達が食事の時間を使ってミーティングをしようって…、言ってたんだけど…、どうする?」

せっかく食事に誘われたのになぁ、と思いながらも、

「どうするって・・・」

”出るしかないじゃないか。”

そういいかけた時だった。

「お二人とも、またお会いしましょう。じゃあ。」

「え? か、桂さん・・・?」

ものすごいスピ−ドで去って行く桂を、ただ呆然と見つめる翔であった。

「・・・・それじゃ、ピットに戻ろうか?」

バツが悪そうに頭をかきながら、まゆに向かって言う翔。
98年07月05日:03時02分04秒
遅れてきた男 / RWAK
 ここはハヤテグランプリのピット。監督と一人の男がカーマイン・レイを眺めている。男の名はアルフレッド=ローレンシュタイン、通称アル。今日付けでハヤテグランプリのピットクルーとなっている。
「どうだね、なんとかなりそうか?」
 アルの表情はサングラスに隠れて、読めない。
「難しいところですね。正直言って時間が足りない。・・・ですが、」
「ですが?」
「カケル君、でしたか。もう、彼にあんな無茶な走りはさせませんよ。」
 自信にあふれた一言。そしてそれを裏付ける実力があることを監督は知っている。
「よし、レイは君に任せよう。」
 その言葉とともに、監督の右手が差し出される。そしてそれにアルが答え、かわされる握手。それはこれからの16戦をともに戦う戦友同士の誓いの握手。
「では、早速取りかかります。」
「うむ。・・・食事には出てきてくれ。そこで正式にみんなに君を紹介する。」
「わかりました。」
98年07月05日:02時33分24秒
新キャラ紹介・アル / RWAK
名前:アルフレッド=ローレンシュタイン
年齢:32歳
性別:男
身長:197cm

○因縁
目的:レーサーのためのマシンの作成(中級)
不幸:自分の整備ミスでレーサーが死亡(中級)
感情:利奈に対する愛情(初級)


○背景
今シーズンよりハヤテグランプリに参加するピットクルー。寡黙で冷静、頑固なくせに自分の意見をしゃべらないため孤立することが多い。
昨年度までは天羅レーシングチームにいたが、ロジャーと考え方の相違から大喧嘩に発展、解雇される前に自分から辞めた。
実は7年前レーサーの限界を超えるスピードセッティングを行ってしまい、それが元でマシンがクラッシュ。レーサーは死亡してしまった。
以後、スピードよりもレーサーとマシンが一体となるようなセッティングを目指している。
なお、7年前の事故で死亡したレーサーの一人娘「利奈」を引き取って育てている。
98年07月04日:22時01分00秒
鳴(メイ) / MARS
 「……………」
 「何だ…また泊まりか?」
 ぽこっと何かで叩かれた…
 「うにゃ?…」
 「ふぅ…」
 か…課長…何もそんな呆れたかおしなくっても…
 「で?どうなんだ?車に乗っけられそうか?」
 「は…はい…一通りシュミレートした結果として100%じゃないにしても充分使い物になるんじゃ…な…ないかと…」
 といっても自信ないなぁ…
 「どれどれ?…」
 (カチカチ…)
 課長は難しい顔をしてシュミレート結果を見ている…
 「よし…これなら合格だな…ご苦労さん」
 「あ…ありがとう御座います!!」
 これでゆっくり寝られるぅ
 「…ま…何にせよ程々にしろよ…いくら技術があるからって女の幸せを捨てるこたー無いんだからな…」
 『余計なお世話じゃ』
 「はい…ご忠告は心しておきます」
 「なら寝癖なんとかせい!」
 ぽこ…
 『うるしゃーいい!!好きでやってんじゃないわーいぃぃぃぃぃぃ!!』(TT)
98年07月04日:21時50分46秒
RE:アイディア / 鳴(メイ)
 どうもジョニーさん
 私ブロンクス航空機器の開発部第2日研究主任のメイ=ブラウンともうします。
 ご相談の件に関して私どもの特殊素材を使用したエアロシャーシをご使用為さ
 れてみられてはいかがでしょうか?
 
 この素材は我が社の航空機の一部に使用されている物で加速による空気抵抗を
 エネルギーに変換…
 さらに埋め込まれたマイクロマシンにより形状を逐一変化させる物です。
 
 決してご期待を裏切ることはないと自信を持っております。
 それでは失礼します。
98年07月04日:19時41分34秒
アイデア募集 / ジョニー
 よう!みんな元気か?オレの名前はジョニー。
 天羅GPXでレーサーやってるのさ。
 実は、こないだ、練習走行中にさ、オレのホワイトファング、ブースト使ってたのにもかかわらず、
 後ろからあっさり抜かれちゃってさぁ(笑)
 こんな状態で本戦に出場しても、優勝なんか狙えないって事に気がついたのさ(笑)
 そんなわけで、君達、優秀なメカニックに相談だ。
 オレのマシンに積み込む、あらたな装備を考えて欲しい。
 たのんだぜ(笑)
98年07月04日:17時40分15秒
六堂 桂 / 御影


「おや、ミーティングですか。それでしたら・・・」

そう言いかけたとき、桂の背後、少し離れた場所にある柱の位置からその声は聞こえてきた。


「やっほー、桂ちゃーん、あなたのすいーとらばー、フレアちゃんですよぉー」

つい先程まで楽しそうな笑みを浮かべていた桂の表情は、一瞬のうちに恐怖のそれへと変わった。
ゆっくりと、先程聞いたその声が空耳であってほしいと祈りつつ、桂は振り返り、そして、彼女と目があった。


「あ・・・あの、凪澤さん、私、ちょっと用事を思い出しましたので、こっちから誘っておいて何ですが、食事はまたということで。スイマセン。お二人とも、またお会いしましょう。じゃあ。」

大急ぎでそれだけ言うと、桂は一目散に駆け出した。
行く当てなど決めていない。ただ彼女が、フレア・ナイトメアがいない場所に行く必要があった。
そして、桂は無意識のうちにピットへ向かっていた。



#何か、いきなりギャグになってしまいましたね。
#すみません(--;)
98年07月04日:17時11分00秒
フレア・ナイトメア / りる
「やっばいなあ、また遅刻だよ」
そう言いながら、早足で廊下を進む。

「まーた親父さんに怒られるかな・・・ま、いっか。」

「そういえば、彼に何か用があるのではありませんか?」
ふと通りかかったピットの陰でとても聞き慣れた声がした。ひょい、と柱の陰から覗いてみる。

「あ、あのね、かける・・・」
なにやら女の子がしどろもどろになりながらそばの男の子に話しかけている。そんでもって、そのすぐ横に立っているのは紛れもなく、六堂 桂。

「ああ、こんな所で愛しい桂ちゃんに出会えるなんてラッキーだわ。」
最早、ピットで青筋立てている親父さんのことなど頭からデリート完了している。いいのか、フレアよ。

「やっほー、桂ちゃーん、あなたのすいーとらばー、フレアちゃんですよぉー」

フレアから六堂 桂へ
98年07月04日:16時19分31秒
橘 まゆ / tomy
「はじめまして。七御先フォーミュラの六堂 桂です。迷惑なんてとんでもない。私の方こそ凪澤さんを長々と引き留めてしまって、すみません。」

「いえ、すみませんだなんて、そんな…」
なにが『そんな』なのか分からないが、緊張しているらしい。

「そういえば、彼に何か用があるのではありませんか?」

「あ〜っ、そ、そうでした。」
本気で忘れかけていたらしい。

「あ、あのね、かける、監督達が食事の時間を使ってミーティングをしようって…、言ってたんだけど…、どうする?」
何故か疑問形になる まゆ。どうやら桂に気を使っているらしい。

橘 まゆから凪澤翔へ
98年07月04日:15時58分35秒
六堂 桂 / 御影


「はじめまして。七御先フォーミュラの六堂 桂です。迷惑なんてとんでもない。私の方こそ凪澤さんを長々と引き留めてしまって、すみません。」

そう言って、微笑む。


「そういえば、彼に何か用があるのではありませんか?」


六堂 桂から橘 まゆへ
98年07月04日:15時57分30秒
翔の幼馴染みの設定 / tomy
名前:橘 まゆ
年齢:もうすぐ15歳
性別:女
身長:158cm

○因縁
感情:かけるが心配(中級)
感情:かけるの兄への尊敬(初級)
目的:かけるに兄のように立派になって欲しい(初級)
その他:天然ボケ(初級)

○背景
ハヤテグランプリのオーナー橘 疾之(たちばな・としゆき)の娘。凪澤翔の幼馴染み。
本人はしっかりしているつもりで、人の心配ばかりするが、実は天然ボケ。
翔に対しては、誕生日が翔より早いこともあって、お姉さんぶっている。
体型はどちらかと言うとぽっちゃり型で、髪はロングヘア(ピットでは束ねている)
98年07月04日:15時32分40秒
新規キャラ紹介です / りる
名前:フレア・ナイトメア
年齢:22歳
性別:女
身長:173cm

◯因縁
感情:楽しいレースをする(中級)
感情:悪戯(いたずら)好き(上級)
感情:お祭り好き(中級)
恋愛:六堂 桂(初級)

◯背景
無謀、無邪気、無節操の3無主義を地で行く七御先フォーミュラのトラブルメーカー(他称)。
ミーティングには出てこない、マシンテストもロクにしない。そのくせ本番では好タイムを叩き出す冗談が服を着て歩いているようなドライバー。
4年前から七御先に所属、デビュー戦では予選をトップで通過しポールポジションをとるも、本戦ではスタート3秒で自分を含めて5台のマシンと壮絶なクラッシュ。
5台ともマシンは大破したがドライバーはなぜか奇跡的に無傷。ある意味華々しいデビューである。
マシンに乗ると性格が一変するという特技(?)を持つ。
自他ともに認める両刀使いで可愛いものには目がないという悪癖を持つ。今現在は同じ七御先所属の六堂桂を虎視眈々と狙っている(笑)。
黙っていればナイスバディの金髪美人。
98年07月04日:14時57分08秒
幼馴染み / tomy
「あ〜っ、こんなところにいたぁ。」
舌足らずな声が廊下に響く。
見ると、14、5歳の少女が息を切らせながら立っていた。

「もうっ…、探したんだからねっ。…、あ、あれ、こちらのかたは?」
少女は頬を膨らませて文句を言い出そうとするが、翔と一緒にいた桂に気付くとやめる。

「あの、はじめまして。わたしはかけるの…、じゃなかった、ええと、ハヤテグランプリでお手伝いをしている橘 まゆ(たちばな・−)です。かけるが何か御迷惑をおかけしなかったでしょうか?」
深々とおじぎをすると、上目使いに問う。

橘 まゆから六堂 桂へ
98年07月04日:13時44分58秒
六堂 桂 / 御影
「そうですねぇ・・・」

よくよく考えてみれば自分も暇を持て余し、ブラブラしているだけだった。

(さて、どうしたもんですかねぇ・・・)

どうしようかと考えていると、ふと、桂は自分が空腹であることに気付いた。

「そういえば凪澤さん、お昼まだでしょう? よかったら一緒にいかがですか?」


六堂 桂から凪澤 翔へ

98年07月04日:03時59分20秒
ハヤテグランプリ・ピット / ぺぇ

「レイの調子はどうかね? 宇都木君。」

と、チ−ム監督がオペレ−タ−の女性に向かって問いかける。

「はい、長官。現在・・・」
「宇都木君、ピットの中では監督と呼ぶように。」
「すみません、監督。現在シュミレ−ション実行中。トラクションコントロ−ルは調整完了です。」
「うむ、大事なデビュ−戦だ。慎重に頼むよ。」
「はい。」

せわしなくキ−ボ−ドを叩く。

「レイ、調子はどう?」
『上々だ、宇都木オペレ−タ。しかし、不安要素が一つだけ残っている。』
「なにかしら?」
『パイロットが未熟すぎるという点だ。これでは私の能力の30%も発揮できない。レ−スで勝つのは不可能だ。』
「それは・・・」

正規のパイロットが行方不明になったから・・・と言いかけて、やめる。

「レイ、彼のサポ−トをよろしく頼む。」

と、監督が会話に割ってはいる。

『了解した。私も精一杯努力する。』


”凪澤・・・お前は今、一体どこで何をしているというのだ。この大事な時に・・・”
98年07月04日:03時33分17秒
凪澤翔 / ぺぇ

「そうですか、それではロバートさん、次は予選で。」

そして六堂桂にむかって

「僕たちはどうします?」
98年07月04日:02時31分06秒
香月 晶 / karma
 「他には?」
 「いちよう各ドライバーの最新版データを入手してあります。確認しておいてください。」
 チーフがボードに挟んだ何枚かのレポートを渡す。
 「わかった。」
 レポートを受け取って読み始める。
 
 (ふむ・・・意外に新規参入のチームが多いか。まあ、問題はないな。)
 (各マシンも特に危険な装置は付けてはいないな。まあ、確認されていないのが無いとは言えないだろうが。)
 (問題は『皇帝』がどう動くかだが・・・・・)
 レポートのチェックを済ませて、そのままピットのベンチに座って休憩を取り始める。
 
 
 
#かなりダーティな事やってるかも、うちのチーム(笑)
#新規参入組だし、ある程度手段をかまっていられないのも事実なんだけどね(苦笑)
#さて、違反にならない程度の妖しげな装置でも付けるか(爆)
98年07月04日:02時29分05秒
天羅レーシングピットにて / tomy
皇帝がピットに戻ってくる。

「3番から7番のシリンダーをチェックしておいてくれ。」
そうピットクルーに告げるとマシンを降りる。

「おつかれ様、レオン。」
美咲がねぎらいの言葉を書ける。
「試合前に力を使い果たしてへばんなよ、おっさん。」
ロジャーが軽口を叩く。
「お前は練習しなくていいのか?」
ロジャーは今日は一周も走っていない。昨日1度慣らし運転をしただけだ。
「かったるくってな。まあ、今日は出たら面白かったかもしれねえが。」
そう言うと皇帝を見上げ、
「なかなか見ものだったぜ、『あれ』は」
カ−マイン・レイの事を言っているのは間違いない。
「面白いものか。」
気分を害したかのように皇帝はピットを出てゆく。

「まったく、レオンにあれだけのことを言える命知らずは、あなたぐらいだわ。」
美咲がそう評する。
「別に…。それより…、約束はちゃんと守ってもらうぜ」
ロジャーは興味がなさそうにつぶやくと続ける。
「ええ。わかってるわ。『俺の力を限界まで引き出せるマシンをよこせ、他には何にもいらねぇ』だったわね。」
「ああ、そうだ。アンタはそれに応じた。だから俺はここにいる。」
「スレイプニルが出来上がるまで…、後4カ月待ちなさい。その時あなたが優勝圏内にいるなら。スレイプニルのドライバーはあなたよ。それぐらいのリスクはあった方が面白いでしょう?」
「けっ、わあったよ。のせられてやらぁ。」
98年07月04日:01時25分48秒
ロバート龍 / Dr.李
 「そう願いたいね。」
 そういってにっこり笑う。
 
 「さて、あんまり敵同士で話していてプレスに勘ぐられても困るから、僕はそろそろ失礼させてもらうよ。」
 
98年07月04日:01時17分08秒
凪澤翔 / ぺぇ

「すいません、スピンしている状態でよけるにはああするしかなかったんです。」

とっさの判断とはいえ、今思うととんでもないことをやったんだな、と思う翔。


「予選や決勝では飛ばない、と思いますよ。多分。」
98年07月03日:01時42分56秒
ロバート龍 / Dr.李
 「はっはっは。あれは参ったよ。」
 何の含みもない顔で笑う。
 「だめだよ、飛行機で参戦しちゃぁ。」
 
98年07月03日:01時34分03秒
凪澤翔 / ぺぇ

「ロバート龍さんですね。凪澤翔です。フリ−走行ではご迷惑をおかけしてすみません。」

ペコリと頭を下げる翔。

「よろしくお願いします。」
98年07月03日:01時14分18秒
キャラクタ−の事 / ぺぇ
翔の兄の名前ですが、誰かがやってくれたらいいな〜とか思ってあえて決めていないです。
他も同様に監督とか、キャンギャルとか、クル−とか、父親とか、全て決めてないです(^^

兄については、謎の覆面レ−サ−として出てくるのが望ましいです。
このまま立候補者がいなかったら第3戦くらいから出す予定ではありますけど。
でも、やっぱり他の人にやってもらえるのがベストですね。

「兄さん、あんたはやっぱり俺の兄さんだ!!(涙)」
「会いたかったぞ、ド○ン!!」
っていうお約束が・・・(爆)

「レ−サ−がマシンを止めていいのは、チェッカ−を受けたときだけだ!!」
なんて言ってくれるとサイコ−です。

今後僕がやるキャラとしては、カ−マイン・レイのテレメ−タ−・オペレ−ト担当の女性ですね。

「監督、カ−マイン・レイよりV−MAX(仮)発動要請シグナルです!!」
とかやっちゃう予定(笑)
状況説明用のキャラで、物語に直接からめるつもりはないですけど。
98年07月03日:00時07分27秒
香月 晶 / Karma
 「チーフ、何か用か?」
 「ああ、マシンのセッティングにすこし変更があったんですよ。」
 「そうか。で、どのあたりが?」
 「エンジンオイルを新しいやつに換えました。粘性が強いので加速にすこし時間がかかるはずですがエンジンの損傷は抑えられると思います。」
 「わかった。他には?」
 「座席の素材を変えて衝撃を多く吸収するようにしました。体の負担も少しは楽になるでしょう。」
 「今までの素材でも予選ぐらいなら十分にクリアできるが?」
 「そうは言っても体に来る負担は少しでも減らした方が良いでしょう?だってあなたはまがりなりにも・・・・」
 「言うなっ!!」
 晶の感情が瞬間的に爆発する。
 
 「そのことはここでは言わないはずだろう!もし言ったなら貴様でも・・・・殺すぞ。」
 
 「わかりましたよ。でもお願いだから無理はしないでくださいね。」
 苦笑混じりにチーフが言う。
 「それは判っている。」
 すぐにもとの顔に戻る。機械のように感情の無い顔に・・・・・・
98年07月02日:23時00分22秒
ロバート龍 / Dr.李
 「これはご丁寧に、四龍のロバート龍です。」
 にこやかに笑いながら握手を受ける。
 「そちらは、ハヤテグランプリの・・カケル・ナギサワですね?
 はじめまして。」
 こちらにも丁寧に挨拶をする。
 「お互い初参加同士。色々苦労もありますけど頑張りましょう。」
 
 >おさななじみですか・・。今ちょっと性格を考えてます。
 第一位が”吊られた男”なので・・・
 
 >おいら、レゴラスがいいなぁ。(笑)
98年07月02日:18時17分50秒
現在の時刻 / tomy
もうみんな帰ってるみたいだからフリープラクティスは終ってるでしょう。
というわけで現在は11:30ということで。2時間半は長いし。

ところで、

#ドクターは幼馴染みやんないの?やんないなら、翔より兄の方に憧れてる幼馴染みとかやろうかとか考えとるのだが(爆)>ドクター

#翔の兄の名前は決めなくていいの?馳雄(はせお)とか推薦しとくよ。>ぺぇさん
98年07月02日:17時31分43秒
六堂 桂 / 御影


「私ですか? 私もマシンのチェック中なんです。どうもエアリアルの調子が悪いみたいで・・・」
「やぁ、はじめまして。」

後ろから声をかけられ振り向いた先には、一人の男が柔和な笑みを浮かべて立っていた。
直接の面識はない。しかし、桂は彼の顔を知っていた。


「あ、はじめまして。龍さん。・・・そういえば、直接お話をするのはこれが初めてでしたね。」

そう言って軽く笑う。
チームのメンバーや七御先のスタッフは、またとんでもないマシンが・・・などとこぼしていたが、桂は逆に歓迎していた。
速い相手がいればいるほど、レースはおもしろくなってくるのだ。


「七御先フォーミュラの六堂 桂です。どうぞよろしく。」

そう言って右手を差し出し、握手を求める。


六堂 桂からロバート龍へ
98年07月02日:01時30分08秒
ロバート龍 / Dr.李
 「さてと・・・」
 
 何かしら話し声が聞こえる。
 「あのレーシングスーツは日本の九津見だな、ふらふらだ。
 まぁ、あの軽量化ボディにあの加速。
 体がまだ出来てない状態ではきつかろうな。」
 
 声をかけようかどうか迷っている内に、そのドライバーは行ってしまった。
 
 「まだ声が聞こえるな?」
 何とはなしにそっちの方に向かう。
 人影は二人。
 「七御先とハヤテグランプリか。」
 六堂桂・・・女性でありながらF1に参戦。賭レースだのあらゆるレースを走ってきた歴戦のレーサー。
 コーナリングの技術といい、ブーストかけたホワイトファングをあっさりぶち抜く加速性能のエアリアルといい、ポスト”皇帝”と噂されている・・。
 
 ハヤテ・グランプリは旧式のマシンで総合6位。
 今大会の台風の目と呼ばれていたが、謎の失踪のため、下馬評が一気に下がった・・・。
 
 「挨拶くらいはしとくかな?」
 ゆっくり足を向ける。
 
 「やぁ、はじめまして。」
98年07月02日:01時05分15秒
凪澤翔 / ぺぇ

「え? 僕ですか?」

少し困った表情をする。

「ご存じの通りいきなりクラッシュしてしまったんで, 今はマシンのチェック中なんですよ。
どうやらいきなり予選になりそうですけど・・・」

苦笑する翔。

「それより、桂さんはどうしたんです?」



#午前中11時までがフリ−走行で、午後13:00くらいから予選開始。
#今は10:30分くらいだと僕は思ってますけど。
#どうなんでしょうtomyさん。
98年07月01日:11時57分33秒
六堂 桂 / 御影


「すいません、桂さん。どうやら大丈夫みたいです。」

翔が声をかけてくる。


「そうですか・・・それなら良いのですが・・・」

そう言いながらも、晶の背中を見つめる桂の表情は曇っていた。


(大丈夫?まさか。後ろから掴まれたぐらいで倒れ込むような状態が、大丈夫と呼べるようなものではないでしょうに・・・)

本来なら止めるべきなのだろう。しかし晶の断固とした態度に、桂は制止の言葉を飲み込んだ。


(我ながらおせっかいな性格ですね・・・他人の心配をしている場合ではないのに。)

桂は思わす微苦笑した。
今までも、何故そんなに敵のチームの心配をするのか、と言われたことは一度や二度ではなかった。
その度に桂は自問してきたが、未だに答えは出ていない。


「それはそうと、凪澤さん。どうしてこんなところに?」


六堂 桂から凪澤 翔へ



#予選開始まであとどれくらいなんでしょうか?
#どなたか教えてくださいませんか?
98年07月01日:01時56分13秒
凪澤翔 / ぺぇ

「あいつ・・・」

去りゆく晶を見つめる翔。
その表情は複雑だ。

”九津見レーシングのドライバ−・・・か・・・”


「すいません、桂さん。どうやら大丈夫みたいです。」

凪澤翔から六堂桂へ
98年07月01日:01時35分17秒
香月 晶 / Karma
 翔の腕を払って立つ。
 「気にするな。レースに支障はないからな。」
 
 「晶!ちょっと来てくれ!!チーフが言うことがあるそうだ!」
 向こうから九津見レーシングのメカニックが一人こっちの方に歩いてくる。
 
 「用事ができた。じゃあな。」
 そう言ってメカニックの方に歩いていく。
 
 途中で振り向いて翔に向かって言い放つ。
 「言っとくがまともなレースをしてもらうぞ。こっちのレースにも支障が出てくるんでな。」
98年07月01日:01時17分07秒
凪澤翔 / ぺぇ

「お、おっと」

慌てて晶を受け止める翔。

「す、すまない。そんなに力をいれたつもりじゃなかったんだが・・・」
98年07月01日:00時39分01秒
四龍 / Dr.李
 「強敵揃いですね、部長。」
 主任が監督(通称は部長)に話しかける。
 「あぁ、強敵だ。しかも未知の領域のな。」
 「でも、蒼雷は負けてませんよ。」
 姉御が言う。
 
 「まずは”カイゼルシュトルム”かなり手堅いセッティングとバランス、それに皇帝が乗ることで存分に能力一杯まで引き出してます。
 あらゆる状況に対処できるバランスは驚異ですよ。リタイア記録を伸ばし続けれるのが分かりますね。
 次ぎに”ケルベロス”。タイプとしては蒼雷と同じくトップスピードと加速です。
 もっともロジャー・マクバートのレース運びのため、実力を遺憾なく発揮しているかどうかは疑問ですね。
 どんなカーブでも可能な限りトップスピードで突っ込むんですから。」
 主任が過去のデータから引き出した情報を元に独自の解説を加える。
 「次に”カーマイン・レイ”ですが・・・。
 問題外ですね。スペックは高そうですが、ドライバーが養成所のひよっこにも負けそうです。
 それよりもむしろ九津見レーシングの”ウィンドメア”でしょう。軽いボディと空気抵抗の少なさでエンジンパワーを稼いでます。
 腕も悪くない。むしろこちらが強敵ですね。」
 
 そのころロバート・龍は、順調に走行を続けていた。
 「これなら結構いけるかな?」
 テストを終えピットに戻る。
 
 「タイヤを右の方をインチアップしてください。設定は前をハード、後ろをソフトに。」
 「はいよ。」
 「あと、少しギアチェンジでしっくりこないときがありますね。」
 「まぁ、旧式だからねぇ。最新のはもってこれなかったんだよ。」
 「ロイ、シュミレーションはどうだった?」
 「B、F、Cの順番でしょうね、蒼雷なら。」
 「よーし、ロイ、予選まで休んでろ。野郎共、もう一働きいくぞ。」
 部長が活を入れる。
 
 「ふぅ、まぁまぁかな?」
 そう言って通路に出る。
98年07月01日:00時00分57秒
香月 晶 / Karma
 
 「っ!!」
 急に掴まれたせいで体中に激痛が走る。
 
 「くっ!」
 体のバランスを崩して後ろに倒れ込む。
98年06月30日:01時27分07秒
凪澤翔(追加) / ぺぇ

「待てよ!!」

去ろうとする晶の肩を後ろから掴む翔。



#下の書き込みの追加です。
#因みに翔がいうところの”そんな状態”とは、
#晶クンがちょっと辛そうにしている状態を指していることにして置いて下さい。
#本当に晶クンがどんな状態かは、翔は知らないんですよね。
#僕の認識不足です。すいません。
98年06月30日:00時57分38秒
凪澤翔 / ぺぇ

「いてっ!!」

あわてて手を引っ込める。

「馬鹿な、そんな状態でレ−スに出るっていうのか!?」
98年06月30日:00時40分31秒
パーソナルスペース / Karma
 
 パシッ!!
 
 「触るなっ!」
 差し伸べられた手を振り払う。
 
 「失礼・・・・しかし問題はなにもないんだ。気にしないでくれ。」
 そのままチームのガレージの方に歩いて行こうとする。
98年06月30日:00時30分28秒
敵・敵・敵・僕の敵!! / ぺぇ

「敵・・・? どうして? それにとても大丈夫そうには見えないぜ?」

「どうしました、凪澤さん?」

レ−シングス−ツを身にまとった女性が現れる。

聞き覚えのある声だ。

「あなたは・・・六堂 桂さん? いえ、彼が少し調子悪そうにしてるものですから。」

そして、晶の方に向き直る。

「一度医務室に行った方がいいんじゃないのか? ほら」

そう言って、晶の肩に手をかけようとする。
98年06月29日:23時46分30秒
香月 晶 / Karma
 「おい、大丈夫か!?」
 向こうの方からこっちを尋ねる声がする。
 (見られてた?!さっき確認した時は問題無かったのに・・・・思ったより重傷だろうか?)
 
 「問題無い、すこし調子が悪かっただけだ。」
 声の方に顔を上げて答える。
 
 「にしても奇妙な奴だな、敵のメンバーの心配をするとはな。」
 
 
#怪我は全身打撲程度です(苦笑)
#よってドライバーズスーツのままなのでまず触らないと判りません。
98年06月29日:17時37分09秒
六堂 桂 / 御影


(やれやれ、ついてませんね。)

桂は大慌てでマシンの不調の原因を調べているクルー達を眺めながら、暇を持て余していた。
本来ならこのフリー走行でセッティングを煮詰めるはずだったのだが、いまだにエンジンの異常振動の原因がわからないままなのだ。

(・・・しょうがありませんね。モーターホームにでも行ってましょうか。)

「親父っさん、モーターホームに行ってます。エアリアルがなおったら呼んでください。」
「おう、分かった!」


「おい、大丈夫か!?」
モーターホームに向かう途中、つい先程聞いた覚えのある声が聞こえた。

(おや? この声は・・・凪澤さん?)

声の聞こえた方に走って行ってみると、翔ともう一人、あまり見覚えのない少年が苦しそうに顔を歪めていた。


(¢阮ウい、すこし調子が悪かっただけだ。」
 声の方に顔を上げて答える。
 
 「にしても奇妙な奴だな、敵のメンバーの心配をするとはな。」
 
 
#怪我は全身打撲程度です(苦笑)
#よってドライバーズスーツのままなのでまず触らないと判りません。
98年06月29日:17時37分09秒
六堂 桂 / 御影


(やれやれ、ついてませんね。)

桂は大慌てでマシンの不調の原因を調べているクルー達を眺めながら、暇を持て余していた。
本来ならこのフリー走行でセッティングを煮詰めるはずだったのだが、いまだにエンジンの異常振動の原因がわからないままなのだ。

(・・・しょうがありませんね。モーターホームにでも行ってましょうか。)

「親父っさん、モーターホームに行ってます。エアリアルがなおったら呼んでください。」
「おう、分かった!」


「おい、大丈夫か!?」
モーターホームに向かう途中、つい先程聞いた覚えのある声が聞こえた。

(おや? この声は・・・凪澤さん?)

声の聞こえた方に走って行ってみると、翔ともう一人、あまり見覚えのない少年が苦しそうに顔を歪めていた。


(・・・あまり見覚えのない顔ですね。レーシングウェアからすると九津見レーシング? ということは、彼が香月 晶さんですか・・・)


「どうしました、凪澤さん?」


六堂 桂から凪澤 翔へ。

#香月君は何処にどの程度の怪我をしているのですか、Karmaさん?
#参考までに教えて頂けると嬉しいのですが・・・。
98年06月29日:01時00分52秒
凪沢翔 / ぺぇ

”こうしていても仕方ないか・・・”

大した目的もなく、ピットの外へと出て行く。

「他のチ−ムのマシンもピットに帰ってきだしたなぁ」

歩きながら、せわしなく働く他チ−ムのクル−を眺める。
その時、視界に1人のドライバ−の姿が入った。

”あいつ・・・なんか様子が変だ・・・”

駆け寄ってみると、自分よりも若そうなドライバ−が苦しそうにしている。

「おい、大丈夫か!?」
98年06月29日:00時45分34秒
香月 晶 / Karma
 
 マシンがピットに入る。
 マシンから降りて近くのメカニックに声をかける。
 「エンジンがすこし損傷している。後、ブーストの調子6%が悪い。」
 メカニック達がマシンを急いで整備しはじめる。
 
 「少し休憩する。予選の10分前になったら呼んでくれ。《ウィンドメア》もそれまでに。」
 ガレージの外の通路の方に出る。
 
 「つっ・・・・・」
 周囲に誰もいないことを確認してからうめき声を出す。
 (まだからだにかかる負担が厳しいか・・・・打撲程度だからこれでもマシになった方だが・・・)
 (まだ予選通過程度なら何とかなるな・・・)
98年06月29日:00時32分03秒
凪沢翔 / ぺぇ

”結局、一周もできなかったな・・・”

爆音を上げながら走り去る各チ−ムのマシンをピットから眺めながら、翔は溜息をついた。
後のガレ−ジでは、スタッフがカ−マイン・レイのチェックをしている。

レ−シング・グロ−ブを弄ぶ翔。
もうすぐフリ−走行も終わり、予選が始まる。

「いきなり、予選か・・・」

自分のミスとはいえ、マシンに慣れるどころかろくにテストも出来ていないという状況が、翔に大きなプレッシャ−を与えていた。
98年06月28日:21時23分14秒
うい / Karma
 速度の件了解しました。
 
 
 ちなみに『アエロー』ではブーストを使用していません、あしからず。
 そのかわり急な加速(高速機動)でドライバーに負担がかかるけど(苦笑)
98年06月28日:19時39分11秒
速度 / tomy
直線コースでずっと加速し続けることができると仮定した場合、ブーストなしなら、最高400〜450km/h、ブーストありなら、瞬間最高600km/hってことでどうでしょうか?
通常はブーストなし350km/h、ブーストあり500km/hぐらいということで、直線の長さによって上下するぐらいでいいと思います。
98年06月28日:05時06分01秒
四龍 / Dr.李
 「ボディ損傷軽微、電装系取り替え作業開始、シーサンメイ走行データフィードバック作業80%終了。」
 通称”主任”の声が響く。
 「ロイ、心配するな、後一回くらいならフリーに送り出してやる。」
 四龍の監督だ。
 「心配なんてしてませんよ。」
 不敵に笑うロバート龍。
 
 「さっきのデータを元にアシを見直したよ、ロイ。これでだいぶ滑らなくなると思う。
 一応ブレーキもかえといた。
 まぁ、蒼雷は試作品に限りなく近いからね。
 完成は3レースくらい後かな?。」
 メカニックの女性である。通称”姉御”
 「それまで出来る限りデータを取る。
 そう言うレースをするんですね。」
 「そういうこと。」
 主任が割り込む
 「シーサンメイも経験を積んだらもっと良くなると思うよ。
 今はまだ、レースの経験が薄い。
 練習の延長上でしかないからね。
 だからもう少し辛抱して付き合って上げて。」
 「そのつもりです。」
 
 「よぉっし!最終走行テスト開始!」
 監督の声が響く。
 「システムオールグリーン、シーサンメイ起動!」
 主任が報告する。
 「蒼雷、発車準備良し。」
 姉御の声が響く。
 「よぉっし、時間ぎりぎりだ。一発で決めろよ、ロイ!」
 
 「蒼雷でます!」
 ピットから蒼い稲妻が走り出る。
 「シュミレーションFスタート!」
 「了解。」
 
98年06月27日:01時08分08秒
名前の件 / ぺぇ
御影さん、気にしなくてよいですよ。
暴走編の彼女に比べたら、軽い軽い(笑)
しかしあのキャラ不思議だよね。なんで間違うんだろ?
98年06月27日:00時57分40秒
そして、ピットへ。 / ぺぇ

「六堂 桂さんか・・・」
『どうした、カケル。脈拍が高いようだが。それに体温にも若干の変化がみられる。
先ほどの着地のショックで体に異常がおきているのか?』
「な、なんでもないよ。それよりピットに戻るぞ。」
『しかし、レ−ス中のパイロットのコンディション管理も私の重要な役目だ。』
「うるさい、行くぞ!!」

ゆっくりとコ−スに復帰するカ−マイン・レイ

『後方より接近するマシンあり。』
「わかった。ここは道を譲ろう。」

コ−ス脇に寄ると、一台のマシンが風のように追い抜いていく。

『九津見レーシング・ウィンドメア。今年デビュ−チ−ムのマシンだ。』
「あれが・・・ 機械みたいに正確に走るなぁ・・・」

そしてカ−マイン・レイはピットへと姿を消していった。


#と、いうことで監督・クル−・キャンギャル(幼なじみ可)募集中。
#約束通りヒロイン争奪戦への道は開いておいたぞ>Dr李
98年06月27日:00時30分00秒
質問1 / Karma
天羅フォーミュラにおいて一般の速度及び最高速度はどのくらいなんですか? F1で判断すると後々やばそうな気がして・・・・・
98年06月27日:00時13分39秒
香月 晶 / Karma
 「エンジン出力12、15、20・・・・加速に問題は無し。」
 無表情に計器を確認しつつマシンを走らせる。
 
 ピピー、ピピー、
 奇妙な音とともにヘルメットの片隅にメッセージが流れる。
 「《えありある》カラ《かーまいん・れい》ヘ通信回線ヲヒライテイマス、傍受シマスカ?」
 「必要ない。テストを継続する。」
 「リョウカイシマシタ。」
 
 「エンジン出力最大。テストパターンA、『アエロー』を起動。」
 声とともに《ウィンドメア》が奇妙な形状に変化する。
 リアウィングが内部に収納され、完全な流線形になる。
 
 「『アエロー』開始。」
 その瞬間爆発的な加速がかかる。マシンの速度がぐんぐんと上昇していく。
 そのまま一気にトップストレートを過ぎ去って二周目の第一カーブに入る。
 
 「『アエロー』停止、エアロファンを全開にして減速及び姿勢制御を行う。」
 そのまま急激な減速とともにきれいにカーブを曲がりきる。
 「全システムを通常モードに移行。AI、損傷は?」
 「えんじん部分ニ一部損傷。最高出力ノ80%マデシカ加速スルコトガデキマセン。」
 「了解、各『ハピュルイア』の損傷及びさっきの最高速度は?」
 「各『はぴゅるいあ』ニ損傷ハナシ。速度ハ約450km。音速ノ約1/3デス。」
 「了解。ピットに向かう。」
 
 晶はそのまま普通にマシンをピットに戻した。
98年06月25日:18時57分24秒
六堂 桂 / 御影
「え? あ・・・ハヤテ・グランプリの凪澤翔です。なんとか大丈夫です。」

予想外の事態だったのだろう、少し慌てている翔の声を聞き、桂の頭にふと、自分も昔はこのように初々しい反応をしていたのだろうか、などと年寄りくさい考えが浮かんだ。


「そうですか。怪我がないのは不幸中の幸でしたね。こんなところでマシンを壊してしまったら、クルーの方々に叱られてしまいますよ。」
などと冗談めかして言う。
「TFGPXは、確か初めてでしたよね? マシンのこととかいろいろ大変だと思いますが、頑張ってくださいね。明日の本戦、貴方と勝負できるのを楽しみにしてます。それじゃあ、また会いましょうね。」

一体何が言いたかったのか良くわからないメッセージを送った直後、タイミングを見計らったようにピットから通信が入る。


「おい、桂。マシンの調子はどうだ?」
「ああ、親父っさん。・・・そうですね、まだそんなに走っていないから何とも言えませんが、コーナーでリアが少しバタつく感がありますね。」
「そうか・・・もう少し走ってみてくれ。そろそろエンジンも本調子になってくる頃だ、ブースターも使ってみな。」
「わかりました。バックストレートでやります。」

コーナーを曲がりきれるギリギリのスピードで、しかし、正確にレコードラインをなぞりながら桂は答える。
やがて最終コーナーを曲がり、バックストレートへエアリアルは飛び込んでいく。

「エアリアル、エアロモードチェンジ! ブースター起動!」
「了解、エアロモード。」
桂の命令に瞬時に反応し、エアリアルはレーシングモードからエアロモードへと変形する。


「ブースター起動。エンジン臨界点までのカウントダウン、開始します。」
「いっけー! ソニック・ウイング!!」

エアリアルは火がついたように加速し、前を走っていたホワイトファングを一瞬のうちに追い越す。
しかし、マシンが更なる加速を続けるなか、桂はエンジンの異変に気が付いた。


(これは・・・エンジンのバイブレーションノイズ・・・? それに、リアも調子がおかしい。)


「エアリアル、ブーストカット。一度ピットに戻ります。」
「了解。」


「おい、桂。どうした?」
ピットに戻ると、権蔵が心配そうに尋ねてきた。
「親父っさん、リアの調子がおかしいです。それと、微かにですがエンジンの振動にノイズが混じっています。」
「ノイズ? エアリアル、感知しているか?」
「確かにブースト走行時、僅かながらエンジンの振動に異状が認められます。」
「・・・わかった、調べてみよう。」
「早めにお願いします。」

桂は何となく、嫌な予感がしていた。そして、こういった時の嫌な予感というものは必ずといっていいほど当るのだ・・・。



#すいません。今までの書き込みで「カーマイン・レイ」のことを「カーマン・レイ」と書いていました。
#ぺぇさん、大変失礼致しました。(--;)

98年06月25日:01時11分18秒
凪澤翔 / ぺぇ

『七御先フォーミュラチーム・エアリアルより通信』
「?」

”まだ迷惑かけたマシンあったけなぁ・・・・?”

「凪澤さん? だいじょうぶですか? こちら七御先フォーミュラの六堂 桂です。」

予想に反してスピ−カ−から流れてきた声は、女性のものであった。

「え? あ・・・」

予想外の事態にしどろもどろになる翔。

”桂さん・・・? そういえば確か女性ドライバ−がいったっけ・・・”

「ハヤテ・グランプリの凪澤翔です。なんとか大丈夫です。」
98年06月24日:01時30分56秒
キャラクター紹介だよ♪ / Karma
 キャラクター名:香月 晶(こうづき あきら)
 年齢:15?
 身長:157cm
 
 ○因縁(設定?)
 禁忌:無駄な走りをする(中級)
 禁忌:レースにリタイアする(中級)
 
 ○背景
 新規参入の九津見レーシングのテストパイロット。
 英才教育(箱入り?)な状況で育ってきているため、感情をほとんどあらわさない。
 天羅フォーミュラへは今回が始めてだが、いろいろなレースに出たこともあるので実力的には問題無い。
 マシンは≪ウィンドメア≫。晶用にカスタマイズされているため他のパイロットには乗ることはできない(サイズ的にも)
 
 ○マシン
 全体が黒で、銀のラインがボディの左右に走っている。
 基本的な性能は極めて高い。特異な何かがあるかどうかは不明。
 AI名は『AI』。何かのジョークではない。晶が名前をつける必要が無いと判断しているためである。
 
98年06月24日:01時10分53秒
レーススタート / Karma
 「シミュレーション通りだ、設定は。実践テストは今日が始めてだから気を付けなさい。」
 「チーフ、了解した。」
 メカニックの言葉に対して無愛想と思われるほどの返事しかしない人影が一人。
 少年のようだがパイロットだろうか?少しばかり若いようだが。
 
 少年がヘルメットをかぶりマシンに乗り込む。
 
 マシン自体も奇妙なものだ。普通のマシンも空気抵抗ができるだけ少なくなるように設計してあるが、
 搭乗者をある程度防御するような設計はしているはずだがこのマシンにはほとんどされていないようだ。
 万が一してあったとしたらこのサイズではこの子しか乗ることはできないだろう。
 
 「AI、コース内で特記するようなことは?」
 「アリマセン、≪かーまいん・レイ≫ノましんとらぶるガアッタ模様デスガ、回復シタヨウデス。現在障害ハ一切アリマセン。」
 「了解。≪ウィンドメア≫コース内に入る。」
 
 ゆっくりと、機械のように正確に一台のマシンがコース内に入る。
 
 
#乱入決定!!(爆)
#と、いうわけで以後よろしゅう(苦笑)
98年06月23日:23時47分39秒
ヒュ〜(口笛) / 狂兵
 「いやあ、やるもんだねぇ」
 口笛を吹きながら、誰とはなしに話しかける。
 「まったくだな。さすがのオレにも飛行ユニットはねえからな」
 若い男の声がコックピット内に響く。
 ホワイトファングのSSAI「キッド」の声だ。
 「そんなら、今度、ジェットスクランダーでもつけてもらうか?」
 にやけながら、ジョニーが大昔のジャパニメーションの話題を振る。
 「なんだ?その装置は?オレのデータベースにゃ入ってねえぜ」
 
 一瞬、ジョニーの表情が曇った。
 「・・・・まあ、お前はあのキッドじゃねえからなあ・・・」
 脳裏に、ハーレーに跨って、笑っている友人の映像が浮かぶ。
 死んでしまった親友・・・キッド=ファーレンツ
 「オレはサーキットにいるぜ・・・・キッド・・・・」
 
 「さっきから何をいってんだ?ジョニー」
 訝しげな、合成音声が響く。
 「いや、なんでもねえよ・・・・さ、気ぃ取り直して、しっかりやるかね・・・・行くぜ!キッド!!」
 
 「ホワイトシャドウ!!!」
 そして、コーナーを抜けると同時にブースターの出力を最大限まで上昇させる。
 同時に、ホワイトファングの分身が現れる。
 ホワイトファングの最大の特徴である、空気抵抗を極限まで減少させる、
 特殊塗料がもたらした奇跡の影だ。その正体は、高速モードで剥離するその表面の塗料である。
 
 (良い仕上がりだ・・・去年は7位だったが、今年こそは優勝を、NO1を勝ち取ってやるぜ)
 そして、ジョニーは不敵な笑みを浮かべた。
98年06月23日:19時10分55秒
飛び上がるとは、ね。 / 御影


「まさか、飛んだ!?」
桂は一瞬、己の目を疑った。
これまでいろいろなレースを走ってきた桂だったが、いまだかつて、自力で飛び上がったマシンなど見たことがなかった。

「エアリアル、先程のカーマン・レイの動きは記録してありますか?」
「はい、記録しています」
「そうですか。それにしても、飛び上がるとは、ね。」
そうつぶやく桂の顔には、楽しそうな笑みが浮かんでいた。

(どうやら、ただの新人ではないようですね)
桂はほぼ確信していた。
コースに出ていきなりスピンしたのは、マシンに不馴れなせいだろう。
しかし、ライトニングドラゴンと衝突しかけた瞬間、エアロ・エフェクト・ファンを使って自ら飛び上がるなど、並のレーサーにできることではない。
このドライバーの潜在能力は、計り知れないものがある。
それが桂の出した結論であった。同時に、このドライバーに対する興味が沸いてきた。

「エアリアル、カーマン・レイのドライバー、確か凪澤 翔と言いましたか。彼に回線を繋いでください。」
「了解、繋がりました。」
「凪澤さん? だいじょうぶですか? こちら七御先フォーミュラの六堂 桂です。」

六堂 桂から凪澤 翔へ。

98年06月23日:01時40分31秒
ラリ−モ−ドだ!! / ぺぇ

空中でコンマ数秒単位で激しくウイング形状を変えて、バランスを保つカ−マイン・レイ。
その下をライトニング・ドラゴンが駆け抜けていく。

「今だ、ラリ−モ−ド!!」
『了解、ラリ−モ−ド』

カ−マイン・レイのボディを形成する可変合金Tメタルが瞬時に配列を変える。
サスペンションが伸び、車高も上がる。
そのまま砂塵を巻き上げながら、サンドトラップへ不時着。
激しいショックが数度襲った後、マシンは止まった。

何事もなかったかのように、目の前をホワイトファングとエアリアルが駆け抜けて行く。

”助かった・・・”

『各部チェック完了。奇跡的にマシンに異常は認められないが、
まだ完全にモニタリング出来ていない。一度ピットに戻ることをお勧めする。』
「・・・わかった。すまなかったな。」
『まったくだ。私のサポ−トがなければ今頃はコ−ス上に墜落し、大破していたことだろう。』
「わかってる、ありがとうレイ。」

確かに、SSAIであるレイの働きは素晴らしかった。
あれだけの空中姿勢制御の大演算をこなし、ライトニング・ドラゴンのブ−ストの乱気流にも耐えたのだ。

『レオンハルト・アーレンシュタインより通信あり』
「?」
「坊主、死にたくなければ本戦に出てくるな。お前が死ぬだけでなく、他の車に迷惑だ。」

”さっきのマシン、あの皇帝だったのか!?”

翔は理解した。
あの時、よけれたのではなく、よけてくれたのだということを。

「す、すいませんレオンハルトさん。以後、気を付けます。」

凪澤翔より、レオンハルト・アーレンシュタインへ。
98年06月22日:21時39分25秒
ライトニング・ドラゴン / Dr.李
 「非常識な野郎だ!シーサンメイ、SABS作動。ショートブースターでくぐり抜けろ!」
 「了解。」
 
 蒼雷のブースターが軽くうなりを上げる。
 その加速力を物語るかのように、一瞬にして六堂 桂の視界から消え、カーマインレイの下をくぐり抜けて前に出る。
 
 が、激しくスピンしコースアウト。
 
 「ロイ、無事か!」
 「あぁ、主任、すみません。コースアウトしてしまいました。」
 「動かせるか?」
 「電気系統がやられたようです。シーサンメイも頑張ってますが、どうにもうごきませんね。取り替えた方が早いみたいです。」
 「分かった、おまえは無事なんだな?」
 「えぇ、大丈夫です。何ならこの場でトンボでもきってみせましょうか?」
 「そこまで言えれば上等だ。」
 
 蒼雷のハッチが開く。
 中からはロバート龍。
 「全く、とんでもないな、天羅は。」
98年06月22日:18時57分40秒
七御先フォーミュラ、ピットにて。 / 御影
「オラオラ、ぼさっとしてんじゃねえ!」
ピット全体を震わせるような怒声が、七御先フォーミュラのピットに響き渡る。

「シュミレーションデータは出来たか? あぁ? あと五分だ? 寝呆けんな! 三分でやれ! マシンのチェック方はどうだ? ブースターがまだだと? さっさとやらねえか、このグズ!」

(親父っさん、今日も元気ですねぇ。)

親父っさん、高村権蔵の怒鳴り声を聞きながら、桂はそんなことを考えていた。
実はこの日、七御先フォーミュラチームにちょっとしたアクシデントが起った。
マシンを運んでくるトラックが道を間違え、大幅に到着が遅れたのだ。
そのせいで普段からよく怒鳴るこのチーフメカニックは、一際大きな怒鳴り声をあげていた。

(ま、気持は判らないこともないんですけどね)

「おい、桂!」
「は、はい?」
いきなり自分の名前を呼ばれ、桂は少し慌てた。

「マシンの方に乗っとけ。すぐに出すぞ」
不機嫌さを隠そうともせずに、権蔵は桂に声をかける。
「了解です」
言うが早いか、桂はヘルメットをかぶるとマシンの操縦席に乗り込み、SSAIを起動する。

「ホレ、シュミレーションデータだ。」
親父っさんが差し出したCDをマシンにセットしながら、システムに以上がないかを調べる。どうやら、異常はないようだ。

「OKだ!行け!」

「了解!」
桂はエンジンを始動し、キャノピーを閉めて、愛車エアリアルをピットロードへ進める。

「さーて、行きますか。」
楽しそうな笑みを浮かべつつ、桂はコースへとエアリアルを走らせる。

コースに出ると、桂は即座にアクセルを踏み込み、一気にシフトアップする。
エアリアルは弾かれたように加速し、第一コーナーへと接近していく。と、マシンと同名のAIが警告を発する。

「前方でスピン発生。カーナンバー6、ハヤテグランプリのカーマン・レイです。」
「なっ!」
AIの報告が早かったおかげで、減速は十分に間に合った。しかし、前を走っていたライトニングドラゴンは、スピンしたカーマン・レイに突っ込んでいく。

「いけない、ぶつかる!」
そう思った瞬間、カーマン・レイが飛び上がった。

「なっ、と・・・飛んだ!?」

98年06月22日:13時04分52秒
遅くなってスイマセン。キャラ設定です。 / 御影
名前:六堂 桂
性別:女
年齢:19
身長:168cm

◯因縁 感情:レーサーとしての誇り(初級)
感情:速いレーサーと勝負をする喜び(初級)
感情:誰にも勝ちは譲りません!(中級)
禁忌:腑抜けたレース(中級)

◯背景
F1から賭けレースまで、ありとあらゆるレースを走ってきた。
その経験を買われて、七御先(なみさき)フォーミュラにスカウトされ、天羅フォーミュラに参戦。
2080年の最終戦にスポット参戦し、第2位になった。
非公式ながら、この時のマシンの完成度は70%ほどだったらしい。


「サーキットの精密機械」と呼ばれるほど正確な走りをし、特にコーナリングでは他を寄せ付けないほどの技術を持っている。 マシンは白と青のツートンカラーでカラーリングされた「エアリアル」
98年06月21日:23時49分39秒
A・Eファン始動、フルパワ−!! / ぺぇ

「うわあああ−−っ!!」

かろうじて皇帝レオンハルト・アーレンシュタインとの接触を回避したカ−マイン・レイ。
しかしバランスを崩し、コ−ス上で二転三転スピンする。

『ライトニングドラゴン接近、衝突コ−ス!!』
「−−−ッ!!!」

目前に迫るライトニングドラゴン。

「エアロ・エフェクト・ファン始動!! フルパワ−!!」
『無茶だ、カケル!!』
「やるしかない!! いっけぇ−−−っ!!」

カ−マイン・レイの左右車体側面が開き、巨大なファンが出現する。
本来はダウンフォ−スを一時的に増加させたり、姿勢制御に使用する装置である。
が、それを逆転させ、車体がスピンを繰り返し、浮きかけているのを利用し、

カ−マイン・レイは、飛んだ

「間に合え−−−っ!!」


#とりあえず、皇帝からの通信は回避の後で入ったことにしておいて下さい(^^
98年06月21日:23時03分23秒
ライトニングドラゴン / Dr.李
 「くぅ、なんてじゃじゃ馬だ。」
 分かっていたことではあるが、F1と天羅との違い。
 そして、それを埋める経験と技術は四龍にはまだない。
 その結果、トップスピードはともかく、その速度に合わせたセッティングにずれが生じていた。
 「くっ、とまらん。」
 後ろのタイヤのグリップが悪いのか?
 カーブのたびにリアの挙動があやしい。
 「どーにもとまらん。だが!」
 ”シーサンメイ”と呼ばれるAIがかろうじてそれを支える。
 「さっすが主任。いい仕事をしてくれる!」
 そして最後の直線にはいる・・・。
 「ブースト、始動!」
 「了解。」
 
 蒼雷のタービンが一段と激しさをましてまわる。
 「いくぞぉ、ライトニングカタパルト!」
 コーナーを抜けた直後、蒼雷はその名前の由来を知らしめることになった。
 
 「よし、次は最終Fだ、シーサンメイ。」
 「了解。」
 
 第一コーナーをドリフトで減速しながら突っ込む。
 その刹那。
 「前方でスピン発生。ナンバー6、ハヤテグランプリです。」
 「なに?」
 コーナリングの不安定さ、そして計算外の速度故のAIの報告のタイムラグ・・・。
 「くっ、よけれるか!?・・・とまらん。」
 目の前に車体が迫る。
 
98年06月21日:07時47分18秒
天羅レーシングのピットにて / tomy
「さすが四龍といったところかしら。トップスピードはケルベロス以上かも知れないわね。」
蒼雷を見ながら天宮美咲がつぶやく。
「直線の多いオーストラリアグランプリなどでは苦戦しそうですね。」
監督とおぼしき人物が、そのつぶやきに答える。
「じゃあ、ここでとりこぼしはできないわね。」
そう言うと美咲は、その場にいたもう一人の男ロジャー・マクバードに顔を向ける。
「ロジャー、必ずポールポジションをとりなさい。」

「ああ、言われなくてもわかってるぜ。」
そう答える間も、ロジャーの瞳は美咲ではなく、画面上の蒼雷に向けられ、口元には楽しそうな笑みが浮かんでいた。
98年06月21日:01時45分52秒
専門用語1 / ぺぇ
tomyさんフォロ−ありがとうございます。
専門用語を説明無しで使ってしまい、すいません。
tomyさんが紹介されたホ−ムペ−ジに載ってなくて、今後出てきそうな用語を少し書いておきます。

○アクティブサスペンション
マシンに路面監視などを行うセンサ−が取り付けられており、路面のデコボコに応じてサスペンションが伸縮する。
また、例えば右コ−ナ−に進入した際、マシンは左にロ−ル(左に傾く)するが、左側サスペンションを踏ん張らすことで
マシンを常に水平な状態に保つことが出来る。
マシンの挙動が安定し、跳ねたりしないのでかなり有利。
現在のF1では禁止されている。

カ−マイン・レイでは6輪独立アクティブ・サスペンションを使用している。
ちなみにSSAIとV15エンジンは完成品なのに対し、 シャ−シ(車体)はP2カ−(試作車2型)である。
専用シャ−シは完成しなかったのだろうか?

○フライ・バイ・ワイヤ
一般車両では、ハンドル・アクセル・ブレ−キなどの操作系はワイヤ−・油圧などで伝達されるが、これを全て電気信号にて行うもの。
航空機などがこれに相当する。
油圧やワイヤ−などが不要になるため軽量化ができるが、その反面ノイズなどによる誤作動の危険性も伴う。

カ−マイン・レイは完全フライ・バイ・ワイヤ。

#間違ってたらゴメン(^^
98年06月21日:00時09分27秒
走り屋ジョニー / 狂兵
 (あらあ・・・大丈夫かねえ?)
 
 危うく接触事故を起こしそうになったハヤテグランプリのニューマシンをしり目に、
 横を通り過ぎる。
 
 「そうそうカミカゼは吹かないぞ・・っと・・・」
 
 純白に炎のパターン・・・・チーム・エアウルフの誇るTGPXマシン「ホワイトファング」
 は、その残像をうっすらと残して、コーナーへと消えていった。 
 
98年06月20日:23時39分29秒
ライトニング・ドラゴン / Dr.李
 「よし、こんなものだろう。」
 パソコンの前で男が頷く。
 「韓国のコースの過去のデータもとに、蒼雷のスペックから予測される最適なコース取りのシュミレーションはこれで良しっと。」
 そういって、データをCDに落とす。
 「あとは、実際のデータを取るだけだな。」
 そういってコンテナを後にする。
 
 「ロイ、遅いわよ。フリー始まっちゃてるわよ。」
 「すみません、すぐに出られますか?」
 「もちろんよ、行っておいで。」
 女性ながら、メカニック入りしてる女性から激励を受ける。
 「いいかい、ロイ?こいつは結構じゃじゃ馬だ。
 トップスピードは保証するけど、コーナリングは保証できない。
 気をつけてくれ。」
 「了解。」
 
 「蒼雷、出ます!」
 ピットを滑るように出る。
 「すこし、低速が甘いな・・。」
 冷静に感覚をつかむ。
 「さて、シュミレーションAからスタートだ。シーサンメイ、フォローをよろしく。」
 「声紋照合・ロバート龍と認識。
 命令受諾」
 合成音声が流れる。
 同時にモニターにコースの状況が映し出される。
 「パターンA・フォロー開始します。」
 
98年06月20日:23時38分54秒
ライトニング・ドラゴン / Dr.李
 「よし、こんなものだろう。」
 パソコンの前で男が頷く。
 「韓国のコースの過去のデータもとに、蒼雷のスペックから予測される最適なコース取りのシュミレーションはこれで良しっと。」
 そういって、データをCDに落とす。
 「あとは、実際のデータを取るだけだな。」
 そういってコンテナを後にする。
 
 「ロイ、遅いわよ。フリー始まっちゃてるわよ。」
 「すみません、すぐに出られますか?」
 「もちろんよ、行っておいで。」
 女性ながら、メカニック入りしてる女性から激励を受ける。
 「いいかい、ロイ?こいつは結構じゃじゃ馬だ。
 トップスピードは保証するけど、コーナリングは保証できない。
 気をつけてくれ。」
 「了解。」
 
 「蒼雷、出ます!」
 ピットを滑るように出る。
 「すこし、低速が甘いな・・。」
 冷静に感覚をつかむ。
 「さて、シュミレーションAからスタートだ。シーサンメイ、フォローをよろしく。」
 「声紋照合・ロバート龍と認識。
 命令受諾」
 合成音声が流れる。
 同時にモニターにコースの状況が映し出される。
 「パターンA・フォロー開始します。」
 
98年06月20日:22時47分24秒
キャラ設定 / 狂兵
名前:ジョニー・マクスウェル
 年齢:24歳
 性別:男
 身長:177cm
 体重:73kg
 
 ○因縁
 感情:レースを楽しむ(中級)
 感情:楽天主義(中級)
 目的:アメリカンドリーム(中級)
 
 ○背景
 貧乏人の三男に生まれたアメリカ人。ジュニアハイスクールの時に両親が離婚。母親に引き取られる。
 家庭のゴタゴタに嫌気がさして16歳で家出。
 その後、盗んだバイクでアメリカを転々とする旅暮らしを送る。
 18歳の時、似たような境遇の者達とバイク集団「ロストエンジェルス」結成
 20歳の時、親友がバイク事故で死亡。喪失感でうちひしがれるが、
 親友の残した「世界最速の男になる」という夢を思い出す。
 22歳の時、TFGPXに参戦する為にドライバーを募集していたチーム「エアウルフ」の門を叩く
 
 ○マシン
 白地に炎のマーキングを施したマシン「ホワイトファング」
 空気抵抗を減少させる特殊な塗料が使用されており、
 ブースターを使用した瞬間に表面の塗装が剥がれ、一瞬の残像を残す。
 残像を一瞬残すというギミックが子供達に受け、アメリカでは
 ホワイトファングの玩具が飛ぶように売れている
98年06月20日:15時23分29秒
皇帝 / tomy
キキーッ

実況「おおっと、クラッシュか?マシンはゼッケン6と…、ゼッケン1!!」
カーナンバー1、それは前年度チャンピオンのみがつけることを許された栄光のナンバー。

2台のマシンはギリギリのところで、衝突を避ける。
実況「い、いや、無事です。さすが”皇帝”ノーリタイア記録はダテではありません。2台ともコースに戻ります。」
解説「危険でしたね。マシントラブルか、新人ドライバー故の緊張か?新人ドライバーに、ニューマシン、ハヤテグランプリには不安材料が揃っていますからね。」


「あの車、ナンバー6のマシンにに繋いでくれ。」
SSAI「了解しました。メッセージをどうぞ」
「坊主、死にたくなければ本戦に出てくるな。お前が死ぬだけでなく、他の車に迷惑だ。」

レオンハルト・アーレンシュタインから凪澤翔へ
98年06月20日:11時08分20秒
専門用語の説明 / tomy
とりあえずぺぇさんのフォローしときます。

シェイクダウンテスト:新型マシンを初めて走行させるテスト走行。
ピットロ−ド:ピット(各チームがレース期間中に車の調整などをする場所。予選中に待機したり、決勝でタイヤ交換や給油をしたりもする)とコースをつなぐ道
トラクションコントロ−ル:駆動輪(エンジンが回すタイヤ)が路面をグリップする能力の制御。

参考にしたリンクフリーの F1関係のホームページEau Rougeを紹介しときます。

あと、(F1では)予選は決勝の前日1日で、その前の日は練習走行です。
98年06月20日:07時30分50秒
補足 / ぺぇ
ちなみに昨年度、兄が総合6位だったので、カ−マイン・レイのカ−ナンバ−は”6”です。
98年06月20日:07時25分02秒
予選2日目:予選開始前フリ−走行 / ぺぇ

「とにかくこれからシェイクダウンテストだ!!」

キャノピ−を閉め、ピットロ−ドへと出て行くカ−マイン・レイ
天羅フォ−ミュラグランプリ第一戦:韓国グランプリ
予選2日目:予選開始前フリ−走行にして、ようやくシェイクダウンテストの運びとなった。
マシンが届いたのは一昨日だが、セットアップと素人であるドライバ−がマシンに対するレクチャ−を受けたりと、まともに走れる状態ではなかったのだ。

チ−ム・ハヤテグランプリのドライバ−、凪澤翔に課せられた目的は
1.自身の身の安全
2.フリ−走行兼届いたばかりの新マシンのシェイクダウンテスト
3.そのために、出来る限り長時間走行する。

おおよそレ−スとはかけ離れた内容だが、素人である彼にとってはかなり困難な内容であった。

80Km制限が設けられているピットロ−ドを抜け、コ−スへと出て行くカ−マイン・レイ

「いくぞ!!」

シフトアップし、アクセルを踏み込む。
するとセッティングが煮詰まってない為にトラクションコントロ−ルの調整が甘く、
タイヤがブレイクし、マシンが左へ大きくテ−ルスライド。
ショックとともにリアタイヤが縁石に乗り上げる。

「うわっ!? こ、こいつ暴れるな!!」

あわてて修正舵をきるが、マシンは右へ左へ蛇行する。

「警告。後方より急接近するマシン有り。」

SSAIが警告を発した。



#遅くなりましたが、なんとか書き込み完了(^^
98年06月16日:19時39分14秒
悪役説明その4 / tomy
名前:天宮美咲(あめみや・みさき)
年齢:26歳
生別:女
身長:168cm

○背景
天羅レーシングチームのオーナー。天羅グループ総帥の孫娘。
勝気な怖い女性。
98年06月16日:19時30分48秒
悪役説明その3 / tomy
名前:ジャン・ピエール・リュシフェール
年齢:14歳
生別:男
身長:172cm

○因縁
感情:レースへの憎しみ(上級)
不幸:レースで父を失った(中級)
仇敵:凪澤(兄)(初級)

○背景
2年前のレース中、凪澤(兄)とのクラッシュで事故死したアラン・リュシフェールの息子。
天羅グループ・レーサー養成所の有望株。
98年06月16日:19時11分44秒
悪役(笑)説明その2 / tomy
名前:ロジャー・マクバード
年齢:23歳
生別:男
身長:187cm

○因縁
感情:危険を楽しむ(上級)
目的:誰よりも速く走る(中級)

○背景
今期天羅レーシングチームに移籍したドライバー。
“世界一のスピード狂”のアダナを持ち、荒っぽいレースをする。
昨年度のシリーズではポールポジション(予選をトップで通過し、スタートグリッドの先頭に立てる)回数トップ、優勝5回、リタイア7回というある意味“華々しい”記録をうち立てた。 乗機は“ケルベロス”
98年06月16日:15時38分52秒
悪役説明その1(笑) / tomy
名前:レオンハルト・アーレンシュタイン
年齢:39歳
生別:男
身長:182cm

○因縁
感情:ひよっこどもには負けん!(中級)
禁忌:不様な試合(中級)
恋愛:レーシングへの愛情(中級)
不幸:今期限りで引退(初級)

○背景
”皇帝”の二つ名を持つ天羅レーシングに所属するベテランドライバー。
堅実な走りで昨年度、通算9回目のチャンピオンとなったが、目を患い今期限りで引退することが決まっている。
乗機は漆黒の機体、”カイゼルシュトルム”
98年06月13日:01時38分03秒
キャラクター説明 / Dr.李
 名前:ロバート・龍(ろばーと・ろん)
 年齢:20歳
 性別:男
 身長:175cm
 
 ○因縁
 感情:周囲の期待に応える。(中級)
 目的:俺はチャンピオンになる!(中級)
 感情:自尊心(中級)
 
 ○背景
 F3000からF1に移るところを引っこ抜かれて天羅フォーミュラーに参戦。
 若さに似合わぬ知的かつ計算高い走りには定評あり。
 
 冷静沈着で冷たい雰囲気があるもののレースにかける情熱は侮れないモノがある。
 母親はマシンプログラマー。
 父親はメカニック。
 という環境で育った成果、機械いじりが趣味。
 
 チームはネオ香港のコングロマリットが100%出資した”四龍”(すーろん)。
 今期からの参入であるが、F1からラリーまで幅広く手がける技術の蓄積は侮れない。
 
 今回は新型機”蒼雷”を投入。
 非公式ながら、直線で天羅フォーミュラー最高速をマークしたらしい。
98年06月13日:01時05分16秒
キャラクタ−設定(予備知識) / ぺぇ
名前:凪澤翔(なぎさわ かける)
年齢:16歳
性別:男
身長:168cm

○因縁
感情:兄のようなレ−サ−になる。(中級)
目的:レ−スで勝利(初級)
その他:行方不明の父&兄への心配(中級)

○背景
父はAIのシステムエンジニア。
兄は天羅フォ−ミュラ天才パイロットで、
デビュ−年に総合2位入賞という輝かしい成績を収めている。

その翌年、父と親友とが立ち上げた新チ−ム”ハヤテグランプリ”に移籍。
新参チ−ムで予算的にも辛い上にマシンも他チ−ムの旧型を使用したにも関わらず、総合6位入賞。

今期、第28回TFGPXでは、父が手がけた新型機にて参戦する予定であった。
しかし開幕一ヶ月前になってもマシンは完成を見ないのか、チ−ムに納められず、
それどころか父は消息を絶ってしまう。
そしてその一週間後、チ−ム唯一のパイロットである兄まで行方不明になってしまったのだった。

予算の無いハヤテ・グランプリにはセカンドドライバ−はおらず、
新規に契約を結ぶ余裕もなく、出場を断念せざるを得ない状況に陥る。
しかし参戦中止によって、ようやくついたスポンサ−を逃してしまうのは弱小チ−ムにとって致命的である。

父の親友であり、チ−ムのオ−ナ−から兄の代わりに出走して欲しいと頼まれる翔。
もちろん、兄が戻るまでの間だけであるが、翔は悩んだ。
レ−スの経験が全然ないわけではない。
F3000など、少しは走った経験がある。
しかしライセンスを持っているだけの、ペ−パ−レ−サ−に極めて近い状態である。
そんな自分が世界最高峰のグランプリでやっていけるのだろうか?

そして開幕戦3日前、突然チ−ムのもとに一台のマシンが届けられた。

その名は”カ−マイン・レイ”

父がもてる技術の全てをかけて作製した、新型天羅フォ−ミュラマシンである。
そして、そのコックピットには一枚のメモがあった。

”翔、走れ!!”

それは間違いなく、行方不明の兄からのものであった。

そして少年は父と兄への心配、世界最高峰GPXへの不安を胸に、グランプリを走る決意をする。


#と、いうわけで予備知識的な書き込みです。
98年06月06日:02時05分36秒
天羅フォーミュラグランプリ / tomy
21世紀半ば、F1をも超える地上で最も早いマシンによるレースが誕生した。その名は天羅フォーミュラグランプリ(TFGPX)。
常にマシンの抵抗を最小とする様に変形させることのできる可変合金Tメタル、マシンの神経となってTメタルの変形を制御しレーサーをサポートするスーパーサポートAI(SSAI)、そしてマシンに超加速を与えることのできるハイパーブースター(HB)。この3つを持ってF1に乗り込み、16戦全勝とともに、レギュレーション違反で追放された天羅レーシングを擁する天羅グループの主催する新世代のグランプリである。
この最も音速に近いマシンによるレースは、いつしか世界中を熱狂させる様になった。
そして21世紀も終りに近付いた2081年。第28回天羅フォーミュラグランプリが、今、始まる。

というわけで、レースに、コンマ1秒の世界に命を賭ける漢達(女性も含む)のロマンを書き綴ってみましょう。
天羅万象掛け合い:激走編ログ / TRPG.NETホームページ / Web管理者連絡先