天羅万象掛け合い:必殺編

必殺編の全ログです。


98年04月05日:22時50分44秒
一つの物語の終焉 / Dr.李
 天暦寺・・・・。
 この町の住人はたいがいここに埋葬される。
 新しくできた墓に女性と子供が参っていた。
 泣きはらした目は赤く、顔には疲れが見て取れる。
 子供はまだ死の意味すら分からず、ただは母を見つめていた。
 
 「いたたまれねぇよなぁ、実際。」
 誰に問うでもなく、一人ぼやく霧島平次郎。
 「全くですな。」
 そのぼやきに応える那須 蒔升。
 「結局、救えなかったぁことにゃあ違いありゃぁせん。」
 こちらは薬屋の娘に花を添える佐治。
 
 「・・・飲みに行くか?この娘の供養をかねて?」
 霧島 平次郎が二人に問う。
 「・・・いいですね、ゆっくり飲みましょう。」
 少し淋しげに那須 蒔升が応える。
 「そんじゃ、遠慮なく。」
 佐治も応えた。
 
 夕暮れに男三人の影が消えていく。
 悲しみと正義の心をその背に宿して。

 必殺編・完
98年04月04日:02時03分03秒
必殺・那須 蒔升 / ジョーカー
 「遅いですな…」
 
 一人部屋に残った紀州屋がそんな呟きを漏らす。
 
 「手前も行ってみますか…」
 
 立ち上がろうとした紀州屋の背中に声が投げ付けられる。
 
 「どこへ行くつもりだ?お前の行く先は…地獄だけだ」
 
 振り向くより早く、雷鳴のような音が響き紀州屋の視界は霧に包まれた。
 自分がどこにいるのか、どちらを向いているのか。何も分からない。
 先程の声の持ち主がどこにいるのかすら。
 
 「だ、誰ですか!」
 
 震えながらそう叫ぼうとした。勿論、人を呼ぶためだ。
 だが。
 
 (こ、声が出ない!?)
 
 息は出来る。だが声は一切出すことが出来ない。
 そうこうする内に霧の中から何かが浮かび上がってくる。
 それは顔、顔、顔。恨みを湛えた、無念を湛えた、憎悪を湛えた。
 若い顔がある。老いた顔がある。女の顔も、男の顔も。幼子も、壮年も。
 それは一人残らず紀州屋への恨みを連ね、罵る。見知った顔がある。
 それは紀州屋が成り上がるまでに切り捨てた者達、欲のために見捨てた者達。
 見知らぬ顔がある。だがどれもが紀州屋の私欲の犠牲となった者達だ。
 加害者は知らずとも被害者の恨みは消えない。その顔達は段々と紀州屋に
 近付き、輪を狭めていく。追い払おうとしてもすり抜ける、助けを呼ぼうにも
 声は出ない。逃げ出そうにも脚が凍り付く……
 
 紀州屋の恐怖が頂点に達した時、その部屋から重い物が落ちる音がした…
 何が起きたのか。それは障子の隙間から流れ出る鮮血だけが物語っていた。
98年04月04日:00時50分24秒
必殺・佐治 / ハリ=ハラ
 部屋の隅で酒を飲んでいた用心棒が、ふらりと立ち上がる。
 「おや、どうかしましたかね?」
 「いえ・・ちぃっとばかり遅いようなんで・・・
  少し、様子見に・・・」
 障子を開け、外に出て行く。
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 「・・・・・・・・・・・・・・・・」
 屋敷の縁側を回り、周囲をそれとなく警戒する。
 
 ぱしゃんっ・・・
 
 庭のほうで、水音が立つ。
 魚でも跳ねたのだろう。
 念のために、縁側から庭に下り立つ。
 
 「・・・・・ふんっ」
 庭の池には、鯉が数匹ゆたっている。
 月明かりの光る池の面には、他に目立つものも無い。
 
 踵を返し屋敷に戻ろうとした後ろで、水面が揺れた事に男は気づかなかった。
 
 ・・とすっ・・・
 男の首になにかが突き刺さる。
 っと同時に、男は糸の切れた操り人形のように崩れる。
 
 「ひとおもいに楽にはしない・・・」
 崩れる男を片手で支え、首筋から針を抜きつつ佐治が言う。
 その体からは水滴が滴り落ち、濃紺の服は肌にぺったりと付いている。
 「体への気脈を断った。意識は在るが、体の自由は効かぬ。
  おみよの苦しみ・・・万分の一でも味わって死ぬがいい。」
 
 ぱしゃん・・・・
 
 そう言って用心棒を池の中に浮かべる。
 池の水は、麻痺した男の気管に容赦無く浸入してくる。
 咳き込む事も、悶える事も出来ぬまま、肺は水で満たされて行く。
 
 やがて、男は静かに溺死した。
98年04月03日:23時57分01秒
必殺・霧島平次郎 / Dr.李
 「うぅーい、ちょっと飲み過ぎたようだのぅ。少し席を外すぞぉ!」
 藤堂凶八が立ち上がる。
 「おやおや、それでは当方もそろそろおいとましましょうか?」
 「なぁに、すぐ帰る。すこしまっておれ、うぃっく!」
 −−−−−−−−−−−−−−−−−
 「ひっく、ふーんふんふんふーん♪」
 ばたん。
 かわやの扉を閉める。
 「うぃー、ひっく。」
 
 影からその近くの木陰に霧島平次郎が居た。
 きゅいん!
 手甲の先から糸を引き出す。
 
 「うーい、まだ酔っておらぬわぁ」
 ヒュウン
 「きょ!」
 キュイン!
 先端に重りをつけた甲蟲の糸が柱と共に藤堂凶八を縛り付ける。
 静かに目を細める藤堂平八郎。
 「あばよ・・・はぁ!」
 両手を左右に開き、気を吐き出す。
 
 「アベシュッ!」
 次の瞬間、バラバラになった柱と肉塊がそこにあった・・・・。 
98年03月10日:15時34分32秒
業務連絡 / ハリ=ハラ
 このあと、各人の殺る相手と順番が決まったら順次書き込んでいくことにしましょう。
 殺るシーンは、掛け合いではなく、各人が1シーンずつ書いていくのが良いと思います。
 掛け合いでやるのも別に問題はありませんが、この方がきれいに纏まりそうだと思ったもんで・・・
 
 必殺シーンが終わった後、まとめのシーンを入れて締めでしょうかね。
98年03月09日:23時46分12秒
悪代官・藤堂凶八 / Dr.李
 「はっはっはっ!
 表向きは善意の薬屋に見せかけ、
 その裏でそのようなことをするとは、主も悪よのう。」
 「いえいえ、お代官様にはかないませぬ。」
 「まぁよい、まぁよい。
 酒と食い物を準備させてある。
 常日頃からの礼じゃと思うてゆっくりしていくが良い。」
 「これはこれは。私どもにはもったいのうございます。」
 「まぁ、よいから。遠慮せずにくうていけ。
 おおい、もってこい。」
 
98年03月09日:23時11分24秒
紀州屋 / ハリ=ハラ
「それもこれも、お代官様のお力添えがあればこそ。
 今後とも、末永くお付き合いのほどを・・・」
 
 店では決して見られない顔。
 仁者と世間で呼ばれるこの男の真実の顔がここにある。
 
「例の羽虫も、こちらの手の者にて始末を付けました。
 五月蝿い虫は、やはり・・・」
 
 にたりと残忍な笑みが浮かぶ。
 
「叩き潰すに限りますなぁ・・・」
98年03月07日:23時11分23秒
悪代官・藤堂 / Dr.李
 「はっはっはっ!儂とお主の中ではないか。
 あの程度のことでお礼などとは、義理堅い奴よのう。」
 そして、ぐっと声を潜める。
 「ここだけの話じゃがのう。
 火盗の連中が動いておる。
 少しばかり、おとなしくしておいた方がよいだろう。
 くれぐれも警戒をおこたるなよ。
 ここでばれたら、おまえも儂も獄門じゃからのう。」
 そこで、にやりと笑う。
 「もっとも、そうそうばれはせぬがのう。」
 
98年03月07日:22時31分17秒
場面転換・代官所 / ハリ=ハラ
「奉行所への御手配、誠に有り難う御座いました。
 おかげさまで、例の事、つつがなく運んでおります。」
 
 夜も更けた奉行所の奥。
 その一室から、明りと共に紀州屋の声が低く響く。
 
「これはまず、ほんのお礼に・・・」
98年03月07日:01時13分36秒
佐治 / ハリ=ハラ
「ええ・・」
 
 にやりと意味ありげに笑う。
 もっとも、厭味な笑いではない。
 
「それでは、決まりですな・・・。」
98年03月07日:01時08分49秒
蒔升 / ジョーカー
 「先程その件について魂返しで話を聞いてみた。聞いたとおりの所に貯めてあったよ」
 
 身に納めた法術は死者を呼び出すことも可能とする。
 
 「銀貨やら銅貨やらごちゃごちゃだったが合計して五両ほどになる。こつこつ貯めていったのだろうな」
 
 実際には一両にも満たぬ金額だった。だがその辺は素知らぬ顔で水増しする蒔升だった。
 
 「これなら問題はあるまい?」
98年03月07日:00時40分06秒
佐治 / ハリ=ハラ
「しかし、依頼料がござんせんね・・・」
 
 冷たいとも言える声で、佐治が告げる。
 
「依頼料が無ければ動かない。
 これは掟で御座いますので・・・」
98年03月07日:00時09分13秒
蒔升 / ジョーカー
 「紀州屋が薬を用意した時期は僅かに病の発生よりも早い。それも大量に。
 明らかに繋がりがあることは確かだ。それともう一つ。この薬だが金の無い者にも
 ただで配っていることがある。変に思って調べてみたらこの薬……」
 
 懐から小袋を取り出し、中からは丸薬が転がり出てくる。
 
 「習慣性の有る薬物を混ぜてある。言ってみれば虎伽のような物だ。
 量はほんの少しだが繰り返し使えば欲しくて堪らなくなる。
 そして二度目からは当然、ただでは貰えぬ訳だ……」
 
 摘んだ指の間で丸薬が潰される。
98年03月06日:23時51分04秒
佐治 / ハリ=ハラ
「へい・・・」
 
 すっと懐から透明な小皿のようなものを出す。
 
「これは、あそこら一体の井戸から集めたもんでして・・・。
 光に透かしてご覧ください。」
 
 光に透かすと、ごく微細な何かが水底で動いているのが分かる。
 
「どうやら、あの手紙に書いてあった事は間違いないようで御座います。
 紀州屋の薬も、虫下しの一種・・・
 新種の蟲を使って、病を流行らせている事は間違いないようで・・・」
98年03月06日:23時42分41秒
場面変換・古寺にて / Dr.李
 打ち捨てられてから、何年もたつ古い寺。
 住むものはなく、あれ放題の庭、壊れかている門、枯れた井戸。
 だが本堂の中にのみ、明かりがともっている。
 
 「で・・・どうだった。」
 集まった面々の顔を霧島平次郎が見回す。
 「少なくとも、あの薬屋にこの趣味のわりい柄の男がいるってのは間違いねえぜ。」
98年03月06日:23時32分35秒
霧島平次郎 / Dr.李
 「おう、がんばれよ。」
 そういって見送る。
 
 「さて、俺も行くか。」
 下手人を捜すため、布きれを手に街へ出た。
98年03月06日:23時26分28秒
佐治 / ハリ=ハラ
「じゃあ、あっしも・・・」
 
 番屋を出て行く蒔升を見送る。
 そして、霧島の方へ軽く頭を下げると音も無く番屋を出て行く。
 
「明日、亥の刻。例の場所で落ち合いやしょう・・・」
98年03月03日:19時23分56秒
蒔升 / ジョーカー
 「確かに趣味が悪いな。まぁ一応下手人探しの手掛かりにはなるだろうさ」
 
 堅く固まった手をこじ開け、端切れを手に取る。
 
 「預かって置いてくれないか」
 
 平次郎に手渡すと蒔升は番屋から出ていく。
 
 「探ってくる」
 
 それだけをその場に残して……
98年02月23日:20時04分57秒
霧島平次郎 / Dr.李
 「趣味のわりい柄だな、おい。」
 布きれを見て言う。
 「女子供を平気で手に掛けるやつは、感覚も違うんだろうぜ。」
 
98年02月23日:00時47分22秒
那須蒔升 / ジョーカー
 一度手を合わせてからおみよの亡骸を見聞する。
 
 「同じ手口、同じ切り口。下手人は同じ・・・だな。まず間違いない」
 
 調べる手は淀みがない。だがそれでも痛ましげな顔は変えようがない。
 
 「惨いことをする・・・・おや、この端切れはなんだ?」
 
 固く握られた拳の隙間から僅かに覗く布の切れ端。
 明らかにおみよの身に付けている着物とは柄が違う。
 
 「もしや下手人の物か?」
98年02月23日:00時40分46秒
那須蒔升 / ジョーカー
 一度手を合わせてからおみよの亡骸を見聞する。
 
 「同じ手口、同じ切り口。下手人は同じ・・・だな。まず間違いない」
 
98年02月22日:20時27分23秒
場面転換 / ハリ=ハラ
 此処は掛井町の番屋。
 すでに、番屋の土間には仏が運び込まれ、筵をかぶせられている。
 
 そこに、佐治の先導で、霧島と那須が入ってくる。
98年02月19日:02時55分20秒
那須蒔升 / ジョーカー
 「ああ、頼む」
 
 ただそれだけを蒔升は口にした。
98年02月19日:00時13分36秒
それでは / ハリ=ハラ
 これで場面転換でしょうか?
 
 よければ、続きをどうぞ。
 なんなら、私が書きますが。
98年02月18日:23時30分18秒
霧島平次郎 / Dr.李
 「おう、おらぁいくぜ。」
 すっと立つ。
 「オヤジ、勘定おいとくぞ。」
 
98年02月18日:22時09分15秒
佐治 / ハリ=ハラ
「途中、番屋に届けておきやしたから多分其方の方に・・・」
 
 顔を上げる。
 
「今からいけば、町方の検分の前に着けるとおもいやすが。
 お行きになりますか?」
98年02月18日:21時49分46秒
那須蒔升 / ジョーカー
 「裏をとらねばなるまい」
 
 眺めた後の一言。
 
 「ところでおみよの仏は今どこに?」
98年02月09日:23時12分39秒
霧島平次郎 / Dr.李
 「どれ」
 手紙に目を通す。
 「ふぅん、おもしれぇこと書いてあらぁな。」
 そういって那須に手紙を渡す。
 
98年02月09日:22時23分40秒
佐治 / ハリ=ハラ
「ただいま戻りやした・・・」
 
 佐治が那須と霧島の居る酒場に着いたのは、二人が呑み始めてからしばらく後の事であった。
 駆けて来たために少し荒れた息を整えると、硬い表情のまま一言告げる。
 
「おみよは死んでいやした。」
 
 そして、懐にねじ込んでいた『手紙』を置く。
 
「如何いたしやす?」
98年02月09日:11時12分38秒
これから / ハリ=ハラ
 那須の旦那と霧島様は、どっかの行き付けの店で飯でも食っててください。
 そこに、佐治が駆け込みますから。
 
 以上、業務連絡でした。
98年02月06日:13時21分19秒
白蛇 / 草草
走り出していた佐治は気が付かなかったが、彼の背中である事件が起こっていた。


「佐治の旦那も運が悪いね、こんなところに現れるなんてさ。」
おみよの家の近くの影から、白い指と、それに握られた呪式銃が突き出され、佐治の背中に狙いを定めた。しかし、耳元で囁かれた声によって、凶弾は放たれることがなかった。

「それは困るな。」
振り向くのと同時に、白いものが視界を覆い、手足が蛇のようなヌメヌメしたものに拘束された。思わず声が出そうになったが、{それ}は口の中にも入り込み呻き声にさえならなかった。

殺される


「紀州屋にあの家を訪ねた者を殺れと言われたな。」声が尋ねる。必死で頷く女。

「あの岡引たちは殺すな。紀州屋ももう長くはない。次の雇い主を探すのが賢明だ。」それだけ言うと気配は立ち去ろうとした。

わずかに立ち止まり「次は斬る。」

それだけしゃべると、女の体は何事もなかったかのように自由なった。

あたりにはもう誰もいなかった。

98年02月02日:16時22分56秒
状況は / ハリ=ハラ
 今は、末吉が斬られた日の夜ではなく、斬られた末吉が大川にあがった日の夜でしょう。
 
 それ以外は特にいいとおもいます。
98年02月02日:14時53分42秒
えーと / ハリ=ハラ
 娘の名前が途中から変わっていますが、気にしないでください。
 ぢゃあ、はじめの「およし」は何者かって?
 そーです、あれはいもーとの名前なんです。
 おみよには、奉公に出ている妹が居たのです。
 
 ごめん、ただ間違えただけさ・・・
 ごめんよう(;;)
98年02月02日:14時49分03秒
整理 / 草草
なんか、かってに進めてしまい時間も場所も無茶苦茶になってしまいましたが(たぶん私の所為、、)、ひとまず整理すると、今は末吉が斬られた日の夜で、平次郎と蒔升は番屋で死体の検分、佐治はおみよのところから走り出した所、でいいですよね、みなさん。
98年01月28日:13時38分15秒
町中でサムライが暴れたら / ハリ=ハラ
 正義のサムライが取り押さえるんですよ。(笑)
 
 でも、所詮は
 (やっぱ、化けもんは化けもんでないとなぁ・・・)
 って、白い目で見られるの。
98年01月28日:11時51分56秒
舞台 / 草草
物語の舞台は一応、天羅のつもりでやってます。だから、用心棒ももしかしたらサムライかもしれない。
天羅のPCは全員イレギュラーな能力を持っていますが(「少年」も大人より力持ち)、もう少し常人に近い(それでも時代劇のレギュラーぐらいの力はある)人たちの業の回りを楽しめないものだろうかと思って、始めさせてもらいました。
そう言えば、町中でサムライが暴れたらどうやって取り押さえるんでしょうか?役人がサムライを入れているとは思えないのですが?


98年01月27日:22時30分40秒
霧島平次郎 / Dr.李
 「ふぅん。」
 そういって考え込む。
 「野太刀だとすりゃあ最近の辻斬りとは別ってわけか。
 くせぇな、悪党のにおいがぷんぷん臭ってきやがらぁ。」
 
98年01月27日:14時45分04秒
此処は御穢土(笑) / ハリ=ハラ
 って言うのはどう?
 ちょーと、怖いけどね.
 
 まあ、時代劇の世界を舞台にしているんでしょう。
 でも、江戸ではなく桃山辺りの方が良いかも。
 戦乱はあるものの、比較的落ち着いてきているということで。
 天羅で言うと、ある程度均衡が保たれているどこかの州。
 その中の都が舞台といった感じですか。
98年01月27日:11時32分23秒
蒔升 / ジョーカー
「ふむ・・・」

霧島に促され、仏の傷口を子細に調べる。

「真っ向からの袈裟懸け、それも一太刀。手練れだな。
それも相当人を斬ることに慣れている奴だ」

(そう、俺のように・・・。ふむ?)

「得物はおそらく打刀ではなく太刀・・野太刀だな」


何で分かったのかは傷口の観察と骨の切れ方辺りからということで。
打刀は鋭さで斬る刀だったけど太刀はそれにそれ自体の重さを加える代物だったはず。
多分切り口から分かったんでしょう・・・と言うことにして下さい。(^^;
ところでこれって時代劇の世界(つまり江戸とかあの辺)を舞台にしたものなのですか?
中央大陸のどこかってんじゃなくて。なにが言いたいのかって要はまだ戦国の時代なのかなと。
98年01月27日:00時57分58秒
佐治 / ハリ=ハラ
 やっぱ動かします。(笑)
 
 「・・・・・・・」
 
 さっきまで話していた人間が、次に会ったときには死んでいる。
 長く『仕事』をやってきた佐治でも、やはり心に虚しさが広がる。
 
 おみよは、悔しさと苦痛に顔を歪め冷たくなっていた。
 その手は、何か・・着物の切れ端をしっかりと握り締めている。
 それが、この娘のせめてもの抵抗だったのだろう。
 
 「・・・・・・・・」
 
 町番に知らせるために、外へ出ようとした佐治の足元に何かが転がってくる。
 それは、丸められた紙切れ。
 広げたそれの中身に、目を通す。
 
 「・・・・っ!」
 
 その紙を懐にねじ込み、外へ出る。
 
 「成仏しな・・・」
 
 おみよの亡骸を振り返り、そう呟く。
 そして、走り出した。
98年01月27日:00時17分25秒
これから / ハリ=ハラ
 とりあえず、内部描写は省きます。
 で、先生と霧島様の話が適当に区切りがついた時点で、戻ってきます。
 手紙は持ってきます。
 あと、町番なんかには知らせておきます。
98年01月27日:00時15分07秒
佐治 / ハリ=ハラ
 「あっ、へいっ!」
 霧島に言われて、駆け出す。
 
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
 
 掛井町の長屋に着くころには、既に日も暮れて月が昇っていた。
 長屋に入ると、そこは閑散としている。
 無理も無い、ここいらは、今度の流行り病が一番ひどいところだ。
 多くの者が倒れ、多くの者が出ていったのだろう。
 
 その一角に、おみよの家がある。
 表には『薬』と書かれた木の札が下がっており、明かりも点いていない。
 
 『明かりも点いていない?』
 
 おかしい、まだ宵の口とは言え、明かり無しで済むはずも無い。
 それに、家の戸口が半開きになっている。
 
 「おみよさん・・いるかい?」
 
 中に声をかける。
 ・・・・・
 反応はない。
 
 「ごめんよ。」
 
 そう言って、戸を開き、中へと足を踏み入れる。
 
 「!」
 
 其処には、すでに物となったおみよが月明かりに照らされ、静かに横たわっていた・・・
98年01月26日:23時53分46秒
霧島平次郎 / Dr.李
 「このすっとこどっこい。そこまでわかってんなら、さっさと話し聞きにいきやがれ。」
 そういって笑う。
 「先生、この仏の刀傷どう思う?」
98年01月26日:23時49分55秒
仕事人 / ハリ=ハラ
 としてのキャリアは、誰が一番長いのだろう?
 あまり関係ないけど・・・
 
 それから、仕事の手口だけど、
 とりあえず、佐治には『糸と針』を使わせるつもり。
 他の人と重なるなら変えます。
 特徴的な手口を持ってないとね、やっぱり。
98年01月26日:23時43分08秒
佐治 / ハリ=ハラ
 「へ、へい。それが・・・」
 
 話し掛けた状況と、とりあえず聞いた範囲の娘の話をする。
 
 「って、訳でして・・・。
  さっきの娘は、掛井町の長屋に住むおよしって娘でさ。
  たしか、親父さんは医者でしてね。
  もっとも、少し前に死んじまいやしたが・・・」
 
 二人を見ながらたずねる。
 
 「いかがいたしやす?」
98年01月26日:23時34分06秒
霧島平次郎 / Dr.李
 「おう、佐治じゃねえか。」
 見知った顔である。
 ちなみに差口奉公というのは、火盗改め同心に雇われた岡っ引きのことで、
 彼は、霧島の右腕だったりする。
 「さっきの女、なんだって?」
 密かに聞いてたらしい。
 地獄耳だ。
98年01月26日:15時55分35秒
後に残ったものは、 / 草草
男が立ちさったあと、その薄暗い部屋には、娘の躯(むくろ)が開け放たれた戸口から差し込む月明かりの中で青白く浮かび上がっていた。
娘のその手は何かを掴むかのように固く握り締められていた。

カサカサ

風が紙屑を転がす音が聞こえる。

依頼状、と書かれた手紙がクシャクシャに丸められたものだ。「仕事人」の奇妙なうわさにすがり、そして諦めたそのなごりだった。



と、いった訳で奉行所方面からでも、仕事人方面からでも、調査を開始できます。
98年01月26日:12時23分51秒
死んじゃったか / 草草
別に、先生や佐治が「さっきの事で、、」といって訪ねてきても、雑魚が襲ってきたところをさっそうと現れた先生達に助けられても良かったんですけど、、まあいっか。死んじゃったし。
じゃ、私はこれから演出担当します。



98年01月25日:01時37分23秒
流れから行けば / Dr.李
 仕事人の番であろうよ。
 いわゆる証拠集めと仕事の依頼だな。
98年01月25日:01時17分29秒
この後 / ジョーカー
 実は関わりがあったらしい(笑)蒔升に娘の死体を確認させよーかと思っているのですが。
 娘の家は知り合いのクノイチ(当然仕事仲間)に調べて貰うことにして。NPCのつもりですが
 それとも誰かやります?
98年01月24日:23時55分16秒
場面展開 / ハリ=ハラ
 今後の場面展開ですが、どうしたらいいと思います?
 
 悪人ズの方へ移すのか、この場面でまだ続けるのか、はたまた仕事人連中の方を進めるのか。
98年01月23日:19時42分58秒
用心棒 / Dr.李
 を出していいってことかなぁ、草草さん?
 
 「くくく、さっきおもしれえこといってたなぁ。」
 がらり!
 
 「あ・・あんたは!」
 「くくく、困るんだよ、あんなことのたまわってくれたらさぁ。」
 ちゃき
 「・・・あ・・た・たすけ・・。」
 にたりと笑って、娘のおびえる様を楽しむ
 「くくく、いいぜぇ、その顔、その声・・・・」
 刀を抜き放ち、頬にあてる
 「ひ・・。」
 「あばよ・・・。」
 
 ずざ、
 「あ・あが、」
 しがみつくように男に捕まる。
 「ふん!」
 蹴倒して、女をひきはなす。
 「ち、着物が破けちまったい。」
 男は立ち去った。 
98年01月23日:19時40分35秒
それじゃあ / ハリ=ハラ
 お仲間にしちゃえ!(笑)
 
 佐治は、取り合えず動き待ちでしゅ。
 那須の旦那と、霧島様が動いてくだしゃい。
 御指示を仰ぎまフ。
98年01月23日:19時34分27秒
霧島平次郎 / Dr.李
 お仲間でもいいよ。
 
 ちなみに、火盗とは火付け、盗み、殺しを未然に防ぐために作られた攻性の組織で、 怪しい奴は、サムライだろうがなんだろうが、しょっ引いて拷問にかけることが許されてるのです。
 しかし、霧島平次郎はどちらかといえば無実の罪を嫌う人なので、そんなことはやりません。
98年01月23日:15時38分36秒
いいんですよ / ハリ=ハラ
 あまり設定に触れるような奴でなければ、多少動かしても。
 ただ、あまりにも設定がてんこ盛りになってしまったので(笑)
 
 まあ、各自手の届く範囲でベストを尽くしましょう。
 二月中には終わるようにがんばろうね。
98年01月23日:14時59分55秒
/ 草草
下町の薄暗い家の中。表に出ている「薬」と書かれた木の札もひび割れ色褪せている。その中から娘の泣き声がしている。
「誰も信じちゃくれない。わたしには父ちゃんみたいに毒のことも分からない。わたしの力じゃ殺すこともできやしない。弱い奴はやっぱり泣くしかないの、、?父ちゃん、、」

ふ、と障子に浮かぶ人影

「誰っ!!」



、、、掛け合いって持ちキャラがあって他人があまりいじっちゃいけなかったんですね、、(何をいまさら)。ハリ=ハラさん、ジョーカーさん済みません。あー、自分のキャラ出すとまたごちゃごちゃするし、、。ちぇっ。
98年01月23日:14時25分16秒
おお? / ハリ=ハラ
 な・・なにぃ?
 佐治って、そんなに有名だったんかぁー(笑)
 
 えーと、十手持ちの親分で、火盗の差口奉公してて、そこそこ有名で、さらに裏の仕事もこなして・・・
 がー、訳分からん(笑)
 
 とりあえず、そういう事らしい。
 うむむ・・脅えて逃げるように立ち去るだろうから、先生つけてもらおうかと思ったのだが・・・
 まあ、この娘さんの命も残りわずかなんだし、いいか。
 
 ところで、忍び込むのはあたしの仕事?
98年01月23日:14時09分30秒
佐治が声をかけると娘は、、、 / 草草
はじめは怯えていた娘も相手が佐治と分かると態度を変えた。
「わたし、この人が昨日どこにいたか知ってるんです。だって、わたしが頼んだんです、紀州屋に潜り込んで悪事の証拠を探してきてくれって。」
突然の発言についていけない佐治。娘の独白はなおも続いた。
「佐治さん知ってます?今はやっている病が紀州屋が流行らせた物だって。ううん、今だけじゃない、今までもずっと、8年前の矢田衣村であった流行り病の時からずっと!!でも、証拠がないからって誰も聞いちゃくれない。証拠がないからってあいつらの無法がっ、、?」
大声で何やら叫んでいる娘に同心が気付き、注目しているのに気づいた佐治は、慌ててその口をふさぎなだめる。
「詳しいことはよく分からんが、おまえが正しいんならお天道さまはちゃーんと見てるから、さ、今日は帰んな。」
佐治にまで話を聞かずに追い立てられたと思った娘は、うなだれてその場を立ち去った。

「どう思う?那須の旦那。」
蒔升は答えず、呆然と立っていた。
「どうした、旦那?」

蒔升はただ
「8年前、俺は矢田衣村にいたんだ。」
と答えた。





と、言うわけで安直に進めてしまいました。後は忍び込むなり何なりと。先生はこの発言で気合を獲得されたことでしょう。皆さんありがとー。そうそう、矢田衣はやたぎぬです。
98年01月23日:01時32分58秒
ところで / ハリ=ハラ
 霧島様は『お仲間』ですか?
98年01月23日:01時07分37秒
最初は / ハリ=ハラ
 佐治は単なる岡引でした。
 と言うより、無能な同心の下の腰巾着のつもりだったのね。
 
 でも、同心が別な岡引を連れてきたもんだから、さあ困った(笑)
 同心からの扱いがかなりぞんざいだ・・つまり、この同心とは親しくない。
 おお、ジョーカーさんが長屋住まいの先生を出してきた。
 よし、知り合いにしてしまえ。
 ええい、ついでだ、裏の仕事の仲間にしちゃえ!
 
 ってことで、今野佐治君になったんでやすよ。(笑)
 ね、何処にも銭形平次が無い。
 しかも、何か差口奉公になってるし・・・
 ああ、また一人怪しすぎる奴が(笑)
98年01月23日:00時56分03秒
ありがとう御座います。(笑) / ハリ=ハラ
 ああ、うれしいなぁ。わーい、わーい(棒読み)
 
 しかし、なんで火盗が出張ってきたんだ?
 ああ、そうか、ここら一体で流行っている辻斬りの一件で来たんだな。
 いちおう、関連があるかどうかを確かめに・・・
 
 って感じでどう?
 物取りに見せかけるにしても、そう言ったものが流行っていればそちらに嫌疑は移っていくし・・・
98年01月22日:23時47分40秒
・・・ / Dr.李
 そうでもないじゃろ?
 基本路線”必殺”でいいわけだし。
 ”火付け盗賊改め方”なんて役職の名前じゃし。
 ・・・ところで銭形平次って誰のこと?
 佐治のこと?
 いつのまに親分になったのじゃ?
 まあよい、佐治を”差口奉公”に命じよう(笑)。
 さぁ、きりきりはたらけ(爆)
 
98年01月22日:23時42分04秒
うにゅー / MARS
 てんでばらばらだよう!!
 鬼平に必殺に銭形平次か?
 ヒントはどうしようかな・・・正直考え無しに出したんで適当に斬っちゃって下さい。
98年01月22日:23時21分22秒
しょうがあるまい / Dr.李
 火盗改め方同心登場。
 
 「どけどけい、火盗改め方同心、霧島平次郎である。」
 
 切り捨てごめん持ってます。
 でも、モデルは鬼平(笑)
 
 
 
98年01月22日:23時08分50秒
だいじょうぶよ。 / ハリ=ハラ
 >必殺シリーズは詳しくないんで、代わって貰えません?(懇願)
 普通に、昼行灯なキャラをやってれば良いんだから。(笑)
 「いつもは冴えない昼行灯、しかしその裏の顔は・・・」ってね。
 
 まあ、別にこだわる事も無いでしょう。
98年01月22日:23時05分19秒
スイマセン/2 / ハリ=ハラ
 なんか、否定しまくってるみたいですいませんが・・・
 
 >えーっと、賭博所でお金と交換するあれです。
 そういう足が付きそうなものは、賭場の顔役の方が渡しません。
 と言うより、あれは出る時に換金されますから、手元には残りませんし・・・
 それから、そういう儲け話の事があるとしたら、女房から聴けるのでは?
 
 私の見方では、末吉は「紀州屋と代官の残酷さの演出+女(娘になってしまったが)に危機感を抱かせる」と言う役だったのですが。
 違ってたらすいませんが・・・
98年01月22日:22時57分55秒
げげ / ジョーカー
 必殺シリーズは詳しくないんで、代わって貰えません?(懇願)
98年01月22日:22時55分28秒
おお / ジョーカー
 酔っぱらってて寝ころんで偶然見聞きしただけの行きずりの男に
 そんな伏線があったなんて、まぁびっくり。この場合おねーさんから
 話を辿っていった方が自然なんじゃあ…
 
98年01月22日:22時53分36秒
スイマセン(笑) / ハリ=ハラ
 同心は、きれいさっぱり退場してしまったため、おそらく『主水』は那須の旦那になってしまうでしょう。
 その代わり、佐治が官憲側に居ます。
98年01月22日:22時47分32秒
ヒントの正体 / MARS
 えーっと、賭博所でお金と交換するあれです。
 あれで末吉のよってた賭博所が分かり、末吉が近々儲けがあるって話してたと分かるわけです。
 ついでに「世の中、いい顔してるヤツが悪人てことがよくあるもんだねぇー」
 と話してたとしましょう。
 
 でも必殺編だと同心は中村主水かい?
98年01月22日:22時46分31秒
似たようなので / ハリ=ハラ
 『人間の生首が浮かび上がって、それが崩れて骸骨になる』と言う定番?の奴を尼さんの背中に打った事がありますが・・・
 正確には、墨仙だったので法師ですね。
 
 えーと、それから
 紀州屋の名前は『善兵衛』、番頭の名前は『嘉助』と言う事でどうでしょう?
 他に良い名前があったら教えてください。
 
 もう一つ、
 佐治は、少なくとも彫り物はしていません。
 位置的には、ワキですね。
98年01月22日:22時17分40秒
桜吹雪? / ジョーカー
 >サムライ起動したら、背中に桜吹雪が・・・
 
 実は僕もおんなじ事考えていたんですが、権力者がサムライ入れたら
 まずかろーということで断念しました。
98年01月22日:21時02分07秒
ごめんなさい、もうやりません / せりざわ
 ごめんなさい、一回やってみたかったんです。こういう短いのって。
 わかっていただけますよ、ねっ、ねっ、
98年01月22日:21時00分09秒
門番の名前 / せりざわ
 茂吉。
98年01月22日:20時55分38秒
桜吹雪 / Dr.李
 サムライ起動したら、背中に桜吹雪が・・・
98年01月22日:19時31分36秒
ここの名前草案 / 謎の仙人(やめろって・笑)
 ”必殺破れ傘同心隠密捕り物一代記”
 
 ってのはどうじゃ。
 
 (眼がまぢ)
98年01月22日:11時47分50秒
名前 / ジョーカー
うーむ、名前ねぇ、そーだなぁ「那須 蒔升(なすじしょう)」という名前で。
98年01月22日:11時21分17秒
名前決めて / ハリ=ハラ
 岡引の名前は『佐治』にしました。
 異名の方は、まだ内緒。
 
 先生の方も名前決めてほしいなぁ。
98年01月22日:11時13分17秒
いえいえジョーカーさん / せりざわ
 いや、結構いい感じですよ。
98年01月22日:11時10分17秒
とりあえずは / ジョーカー
女の人の反応待ちだね。先生はまだ話し掛ける気はありません。
岡引が聞いているだけで怯えているのに後ろから声掛けたら
逃げ出しちゃいそうだし。退路はふさいでるけどねぇ。
98年01月22日:11時04分46秒
そこは / ハリ=ハラ
 >いや、傷口が独特、ということで斬った相手がわかるというのをやろうと思ったんだけど。
 そこは、先生の出番ですよ。
 そこら辺の融通は、私の岡引がつけれますし。
98年01月22日:10時52分36秒
いやすいません / ジョーカー
どうせNPCだろうって勝手に付けちゃいました。いや名無しの権兵衛じゃ
やりにくかったもんで。気に入らなかったら変えてもらってもかまいませんが。
98年01月22日:10時50分22秒
タイトル? / ジョーカー
「仕事」と来るあたり必殺編とか。(笑)
98年01月22日:10時41分06秒
いつのまにやら / せりざわ
 末吉となってたとは(笑)
 いや、傷口が独特、ということで斬った相手がわかるというのをやろうと思ったんだけど。
98年01月22日:04時12分59秒
この掛け合いのタイトルは? / sf
 なに編がいいでしょうかね?
 まあまだ方向性が固まり切ってないみたいな気もしますが。
98年01月22日:01時13分48秒
岡引 / ハリ=ハラ
 先生の動きを確認し、女に向かって動き出す。
 
 「娘さん、どうしたんだい?ずいぶん顔色が悪いが・・・」
 
 娘が、声を掛けられびくっとする。
 
 「心配するこたぁない。ただちょっと気になっただけでね。」
 
 何気なく話し掛ける。
 だが、その間に先生は後ろの回り終えている。
 
 「よければ、話ぃ聞かせてもらえねぇかい?」
98年01月22日:01時00分20秒
いえいえ / ジョーカー
 お気になさらずに。その方が好都合。(^^;
98年01月22日:00時59分31秒
旦那 / ジョーカー
 (ん?)
 
 岡引の仕草に気付き、視界の端に女を納める。
 野次馬にしては奇妙に青ざめている。
 
 (後ろから回り込む)
 
 目配せで伝えるとゆっくりとその場を離れていく。
98年01月22日:00時55分27秒
かってに知り合い / ハリ=ハラ
 さらに、かってに『仕事』の仲間に(笑)
 いやだったらごめんよ。
98年01月22日:00時51分56秒
岡引 / ハリ=ハラ
 仏の家族らしい母子・・それに少し遅れて、知り合いらしい男が駆け寄ってくる。
 その男の後ろから来るのは・・・
 『旦那か・・・』
 自分の『仕事』の上での知り合いだ。
 
 「殺しか?」
 「ええ、どうやら・・・」
 
 死体に泣き付く母子を見る。
 
 「しかし、いつもながらやり切れませんぜ・・・」
 
 −・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−
 
 仏は、程なく番屋へ運ばれて行く。
 母子と知り合いらしい男も共に行く。
 やがて、野次馬連中も三々五々散って行く。
 
 これで、とりあえずこの事件は岡引の手を離れた。
 おそらく、単純な物取りで処理されるだろう。
 
 「・・・!?」
 
 気付くと、川岸の柳の下に女が居る。
 野次馬と言う訳ではなさそうだ。
 
 (旦那・・・)
 
 その女をそれとなく示す。
98年01月22日:00時38分39秒
混ざろ / ジョーカー
 はて、今朝は何やら騒がしい。そう思っていた矢先、長屋の前を
 騒ぎながら大急ぎで駈けていく者がいる。
 
 「どうした?」
 
 首を出して聞いてみる。相手は案の定同じ長屋の住人三郎である。
 
 「おう、先生かい。何でもそこの大川で土左右衛門が上がったらしいや」
 
 たまに子供達に物を教えるため、あだ名は「先生」である。
 
 「物騒な話だ」
 
 「そう思うだろぉ?な、な、行ってみようぜ」
 
 「ちょちょちょっと待て、待たんか」
 
 御多分に漏れず物見高いたちらしい。制止にも構わず引きずられて行ってしまった。
 
 場面は変わって大川
 
 「おう、ここらしいぜ先生」
 
 「随分人が集まってんなぁ、この朝っぱらから」
 
 川の縁を取り囲むようにかなりの人数が集まっている。
 それが邪魔して現場が見えない。
 
 「よっ、よおっと、駄目だ見えやしねぇ」
 
 背伸びしていたが結局無理だったようだ。
 そんな中
 
 「あんたぁ。」
 「とうちゃーん。」
 
 そんな悲痛な声が聞こえる。
 
 「ご親族の方か」
 
 「の、様だなってちょっと待てありゃ末吉のかかぁの声じゃねぇか」
 
 それを聞いた「先生」は人混みを掻き分け始める。
 
 「知り合いなんだ、通してくれ」
 
 「おっ、おい待ってくれよ」
 
 今度は立場が逆になったようだ。間もなく人垣を抜け、ござを掛けられた土左右衛門と
 それに取りすがる母子と対面する。それに駆け寄る三郎は置き
 「先生」は側に立っていた岡引に尋ねる。
 
 「殺しか?」
 
 名前決めていないのでとりあえず先生で。いわゆる浪人風の格好してます。
 ついでに言えばあまり時代劇は見てないのでちょっと変かも。すいません。
98年01月22日:00時24分39秒
とりあえず / ハリ=ハラ
 私が動かす岡引は、天羅人です。
 この意味、分かるよね?(笑)
 
 それから、青ざめてる姉ちゃんをやる草草さんが来ないから
 とりあえずCM入れます?
98年01月22日:00時17分32秒
あっそうか・・ / Dr.李
 天羅だっけこれ。
 
 ”用心棒”でいくか?
 
 いいや、ついでに土左右衛門みて、顔青ざめてる姉ちゃんもいることにしてまえ。
 
 さぁ、岡っ引きがんばれ。
 誰に話を聞く?
 
 いやまだ早いか?
98年01月21日:23時54分24秒
キャラ作るなら / ハリ=ハラ
 基本的に全身サムライはまずいかな?
 あと、アーキはまず使えないと思う。
98年01月21日:23時52分46秒
パターンは / ハリ=ハラ
 昨日のお姉さんが、上がった死体を見て青くなるのかと思ったのだが(笑)
 
 私としては、ノリは『必殺』や『破れ傘』だと思ったんですが・・・
98年01月21日:23時52分31秒
傍目には / ジョーカー
 天羅だかなんなんだかさっぱり分かりませんね。(笑)
 用心棒は人斬りかな。困ったことに天羅のアーキタイプって
 どいつもこいつも町に定住するタイプじゃないし…法師と少年ぐらいかな?
 まぁ無理にアーキタイプを使う必要もないんだけど。
98年01月21日:23時49分45秒
とりあえず / Dr.李
 「あんたぁ。」
 「とうちゃーん。」
 土左右衛門に向かって涙する母子登場!
98年01月21日:23時48分05秒
そんなん / Dr.李
 書いた本人が責任もってくれ。
 俺はおもいつかん(笑)
 
 で、のりは銭形平次でいいのか?
98年01月21日:23時42分10秒
どんなヒントだ? / ジョーカー
 行きずりの立ち聞きが残せるヒントってなに?
 実は密偵でしたとか言うのなら分かるけど。
98年01月21日:23時39分40秒
岡引 / ハリ=ハラ
 手を伸ばし、それを拾い上げる。
 
 「これは・・・?」
 
 なに?(笑)
 証拠になるようなもんは、全部抜き取ってるんだけれど。
 なにかあるかなぁ・・・
98年01月21日:22時53分37秒
同心 / MARS
 「おい!!勝手にさわるな!!」
 偉そうに同心が岡引を押しのける
 「あー・・・物取りだな・・・おい!!お前!!番所の方に持っていっとけ!!」
 そういいながら腰巾着の岡引がしゃしゃり出る・・・
 ポロリ・・・・
 ドザエモンを持ち上げると懐から何かが落ちる・・・
 
 
 というわけでヒント登場!!
98年01月21日:22時43分57秒
岡引 / ハリ=ハラ
 たまには?正義の味方(笑)
 
 「はいはい、ちょっとごめんよっ」
 
 岡引が駆けつける。
 あがったのは、町人風の男。
 早速、検分をはじめる。
 
 「ふむ・・袈裟懸けの刀傷・・・
  で、財布は・・ねえ、と・・・」
 
 十手であちこち突っつきながら、ぶつぶつ言う。
 
 「どうやら、こりゃあ物取りだなぁ・・・
  殺った奴はずいぶん腕が立つようだが、財布を取ってから大川にどんぶりって寸法だろうな。」
98年01月21日:22時27分13秒
場面転換 / Dr.李
 一時間しかないんだからさぁ。
 もっとちょきちょきやりましょうや(笑)
 
 橋の上、川沿いに物見高い野次馬が集まり、瓦版売りが、大声を上げる。
 
 「なんだって。」
 「土左右衛門らしいよ。」
 「ひえーぶっそうだねぇ。」
 「おぉ、くわばらくわばら。」
 
98年01月21日:21時31分24秒
じゃあ私は / MARS
 ドザエモンを見聞する役立たず同心でもやりましょうか?
 さあ、金さんは誰だ!!銭形平次はいずこ!!
98年01月21日:21時23分55秒
門番 / せりざわ
 暴走編はねこかぶってるんですよ。 「ふぇー、何か呼びましたか、」
 髪はぼさぼさで、精気がない。顔は赤くて、息は酒臭い。
 あからさまに、仕事をサボっていたのがわかる。
98年01月21日:21時08分47秒
望み道理、三途の川を渡してやる。 / Dr.李
 しかし、けっこうせりざわさんも楽しい人だねぇ(笑)
 
 がら
 部屋にいた用心棒がいきなり外の障子を開ける。
 そこには町人姿の男がいた。
 ちらっと紀州屋の方を見る。
 軽くうなずいた。
 
 「・・・・。」
 にたり。
 腰の物をすらりと引き抜く。
 「あぁ、あぁ。」
 恐怖のあまり叫び声をあげることすら出来なくなった男。
 それをうれしそうに見る用心棒。
 
 一閃
 
 袈裟掛けに一刀のもと声を上げる間もなく、男は息絶えた。
 
 「全く、何のための門番だ!」
 藤堂が声を荒くする。
98年01月21日:20時35分47秒
斬って斬って!(笑) / せりざわ
 ここは、お約束だよねぇ。ねぇ、ハリ=ハラさん(笑)
98年01月21日:20時31分09秒
ああ、悪人だぁ(笑) / ハリ=ハラ
 なんか、李さんと私が悪人担当になったしまいましたね(笑)
 まあ、いいや。
 とりあえず、ここらで用心棒登場でしょう。
98年01月21日:20時25分11秒
紀州屋 / ハリ=ハラ
 「それはありがとう御座います。」
 
 にやりと笑う紀州屋。
 そこには、仁者と言われる男のかげは無い。
 
 「しかし、流行り病で御座いますか・・・
  くっくっく・・・
  種をまき、実を刈り取る。
  たまりませぬなぁ・・・」
 
 この男には、病気の流行も読めていたと言うのか?
 だが・・・
 
 「別の薬の試験も、貧乏人どもを使って進めております。
  また、新しい病を流行らせる事になりますな。
  その時は、またご協力を・・・」
 
 流行らせる?
 
 「なにせ、此度の病も我々が・・・」
98年01月21日:20時23分49秒
そりゃ / せりざわ
板葺きの割れてるところから、猫みたいに(笑) いやあ、斬られてドザエモンになろうとおもってたんだけど。
98年01月21日:20時08分33秒
訂正 / Dr.李
 藤堂じゃなくて紀州屋ね。
 ・・・
 どこから入ったんだ?
98年01月21日:20時06分16秒
えっとね / せりざわ
藤堂の後を尾行したんだよ。多分屋敷内で切られると思う。
98年01月21日:20時03分45秒
名も亡き男 / せりざわ
 「や、やべーよ、、、こ、こんな、、、こんなはなしきいちまった、、、」
98年01月21日:19時57分52秒
悪代官 / Dr.李
 「おぉ、これはすまぬな、紀州屋。
 儂はこれが好物でのう。」
 
 ずっしり重たい菓子箱を受け取る。
 
 「そうそう、この間奉行所の方に一言いっておいたわ。
 まあ、明日の昼にはちゃんと店の方におることだな。」
 
 そういってほくそ笑む。
98年01月21日:19時50分37秒
紀州屋 / ハリ=ハラ
 「これはこれは藤堂様。」
 
 平伏をする紀州屋。
 
 「おかげさまで薬の売れ行きも好調で御座います。
  これもみんな藤堂様のご協力があってこそ。」
 
 うしろの番頭に目配せをする。
 前ににじり出て、風呂敷きに包まれた箱のようなものを藤堂の前に置く。
 
 「これは、ほんのつまらないものですが・・・
  お口に合いましたら、ぜひご賞味ください。」
 
 風呂敷きの中身は、菓子箱。
 都でもそれなりの名がある菓子屋のものだ。
98年01月21日:19時36分08秒
場面転換 / Dr.李
 悪代官、藤堂凶八。
 
 「おう、よく来たな、紀州屋。」
98年01月21日:19時33分56秒
そんじゃ用心棒は / Dr.李
 やっぱり総髪で、やや前髪がほつれ気味。
 眼の下にはクマが出来てるの。
 細身でやや長めの太刀。
 趣味の悪い着流し、雪駄がポイントよ。
 
 
98年01月21日:19時30分16秒
老人の外見は / ハリ=ハラ
 痩せた小柄な老人。
 一見好々爺とした雰囲気。
 目は細く、髭はない。
 
 一般には、仁者として通っている。
 今回の流行り病の際も真っ先に薬を作り出し、売り出している。
 さらには、薬の困る病人にただで薬を与える事もあると言う。
 
 じっさいは・・・分かるよね(にや)
98年01月21日:19時22分57秒
「必殺」より / ハリ=ハラ
 薬ネタだから「破れ傘・とうしゅう(字忘れた)」かな?
 で、悪代官は誰が?
 まだ出てきてないけど・・・
 
 こういう、ラストが見え見えの奴も良いですね。
 これなら、結構短く出来るでしょう。
98年01月21日:19時19分52秒
いや別にだれもそんなことは / Dr.李
 いってないよ(笑)
 
 娘を一瞥
 「けっ!」
 そそくさと老人の後をついていく。
98年01月21日:19時17分07秒
おれか? / ハリ=ハラ
 「これこれ、そんなに乱暴をするものではありませんよ。」
 
 老人が用心棒をたしなめる。
 
 「ほっほっほ、娘さんや
  何処の誰と御間違えになったか知らんが、あまりそういう事は言うもんではないのう。」
 
 だが、女は老人を睨み付けさらに言う。
 
 「間違えてなんか居ない!
  あんたのせいで、お父ちゃんは死んだんだ!!」
 
 「わしの商売は、人の命を救う事。
  そのようなでたらめを触れ回られるのは心外ですな。
  まあ、この場は勘弁してあげましょう。
  ただし、二度とこのような事はせぬようにな。」
 
 
 「さ、いきますよ・・・」
 
 番頭と用心棒促し、その場を立ち去る。
98年01月21日:19時13分52秒
どーれ、ひとつ(笑) / せりざわ
 その一部始終を見ている男がいた。
 昨日、飲みすぎて、道に倒れたままだった。
 
 ぼーっとするなかで、たしかにその場を見ていたのだ
 
98年01月21日:19時09分34秒
もちろんです / せりざわ
 いや、ちょっと悔しかったもんで。先を越されたのが。
 
98年01月21日:18時59分21秒
まてまて / Dr.李
 いっぺんにやっては意味があるまい。
 とりあえずここはひとまず先口を終わらせてから、サイバーパンクに移るべきだと思うぞ。
 
 てわけで。
 
 女の手をつかむ。
 かなりの膂力だ。
 女の手から出刃包丁が落ちる。
 ばしっ
 いきなり女に平手打ち。
 倒れたところをさらに足蹴。
 「怪我あありませんかい、旦那。
 全く、とんでもねぇあまだな。」
 さらに足蹴。
 
 悪徳商人はだあれ(笑)?
 
98年01月21日:18時46分56秒
先を越された! / せりざわ
 ああっ!やろうと思ってたのに、先を越されてしまったか。
 ええい、こうなりゃ、「サイバーパンク・tenra」計画実行じゃ!
 協力者求む!
98年01月21日:18時14分17秒
さっそくやるぜい(笑) / ハリ=ハラ
 >所でこれ(」)見えなくする方法ってどんなのですか?ううっ、みっともない。
 二バイトの記号の変わりに、二バイトスペースを入れるのが一番簡単かと・・・
 
 ところで、もろに「必殺シリーズ」ですか?
 だったら嬉しいなぁ(笑)
98年01月21日:18時02分46秒
ものは試しということで、 / 草草

」 彼にはその女の様子が少しおかしいことがすぐに分かった。
」 ここは薬の大店、紀州屋の前。
」折りから都に蔓延している流行り病の薬を 扱うこの都唯一つの店とあって、丁稚達も忙しそうに動き回っている。
」女はもうずっと紀州屋の入り口近くの角にたたずんでいたようだった。
「それじゃ、ちょっとでかけてきますよ。」
」店の奥からこの店の主らしき老人が番頭と、用心棒らしき剣士を連れて表に出てきた時にそれは起こった。
「この人殺しっ。」
」そう叫び、走り出してくる女に気づいた剣士は二人の前にす、と一歩出ると腰の物に手をやった。



」1時間時代劇のノリで短い掛け合いをやってみませんか?そういう天羅を見たことが無いので果たしてどこまで出来る物かわかりませんが、充分可能だと思います。悪代官、悪徳商人、悪の用心棒、長屋住まい、天井裏の仕置き。ベタベタな展開でも(こそ?)いい。ものは試し。
」所でこれ(」)見えなくする方法ってどんなのですか?ううっ、みっともない。
97年12月11日:13時46分14秒
天羅万象掛け合い所:予備 / sf

天羅万象座談会ログ / TRPG.NETホームページ / Web管理者連絡先