天羅万象掛け合い:暴走編 LOG 007

天羅万象掛け合い所:暴走編の1998年02月08日から1998年02月27日までのログです。


98年02月27日:20時20分08秒
クマさん / Dr.李
 「明君だったかな?
 春香さんにあんまり心配かけちゃいけないよ。
 あの年で一人の人間をしょい込むのは結構つらいことなんだから。」
 相変わらずにこにこと微笑む。
 
 「立花さん、そういえば本名をおしえたことがなかったなぁ、ははは。」
 豪快な笑いをあげる。
98年02月27日:13時05分19秒
ええっ!? / 少年が1番!!
(ちょっと汚い一人称)

「ただしぃ! 氷室と高城くんが来るなら、よぉ。でなきゃ、
絶対、行かないぃ♪」

「ぶっ――! ゴホッ、ゲホッ」
味噌汁を飲んでいた僕は、思わずむせてしまった。花見の話が
僕の方まで飛び火してくるなんて・・・。
でも、どうして僕と? 氷室くんと一緒じゃなきゃ嫌だって言う
のは何となく分かる。仲が良さすそうだし・・・。
僕は困って氷室くんの方へ目を移すと、彼も怪訝そうな顔で僕を
見つめてきた。

「ぼ、僕も・・・?」

「確実に決定事項になるだろう。もっとも、こいつは忘れる
と思うが」
そう言いつつ、氷室くんは英語で小さく呟いた。大町さんが
笑っているせいで、聞き取れなかったけれど。
でも・・・。
僕なんかが行っていいのかな?
氷室くんがいるのに・・・。

直樹から誠一郎&小町へ


98年02月27日:03時23分40秒
明(過去編) / 月夢
 はっきり言って暗くなり過ぎたというか補正きかないほうに転がり出したような気がします。
 がなんか途中でやめるのは気分が悪いので泥沼覚悟で突っ切ります、上手くいかない場合は別話と考えて下さい。
 まあどこかでつじつま併せるようには努力しますけど。
 
「ん?」
 明が怪訝な顔をして新しく入ってきた人間を見る。
「さっきの・・・」
 余計な口を運んできた人間の1人、だがその人間がどうして、
「春香さんを?」
 本人よりも立花の方を見ると、ちょっとほっとした顔をしている。
「知り合いですか?」
「一応ね」
 立花が軽く手を挙げて挨拶する、明が怪訝な表情のまま二人を見比べる。
「あちらはクマさんよ」
「・・・・何ですか、その見たまんまは」
「いや、そう呼んでるから・・・・本名なんだったかしら?」
 本気で不思議そうに立花が首を傾げる。
「ま、いいじゃないの、そう言う細かいことは」
 あはははと笑いながら立花が手をぱたぱた振る、張りつめた空気とタイミングをずらされて明がやや気の抜けた顔をする。
「・・・・・まあいいですけどね・・・気が抜けました、帰りますよ」
 一度水を指されると同じ状態に引き戻すのは難しい、明は溜息を一つつくと立花の手を掴む。
「ということでおとなしく帰りますから放していただけません?」
98年02月27日:00時03分41秒
若葉 / Dr.李
 「へ・・・?社会の秩序を守るためだと思いますけど。」
 いきなりの質問に面食らう。
 「いきなりなんですか?
 そんなこと言って言いくるめようったって
 そうはいきませんからね。」
98年02月26日:23時21分08秒
誠一郎 / ジョーカー
 「え、何が?じゃありません!
 私たちまだ高校生なんですよ。
 ビールなんて飲んでいいと思っているんですか?」
 
 と、若葉はお怒りのようだ。それも真剣に。
 
 「法律って何のためにあると思う?」
 
 誠一郎は謎めいた笑みを浮かべ、問い掛けた。
98年02月25日:23時44分51秒
続・正義の若葉ちゃん / Dr.李
 「え、何が?」
 珍しく、間抜けな声を出す誠一郎に目を向ける。
 
 「え、何が?じゃありません!
 私たちまだ高校生なんですよ。
 ビールなんて飲んでいいと思っているんですか?」
 
 本気で怒ってるようだ。
 
98年02月25日:23時12分56秒
誠一郎 / ジョーカー
 話はトントン拍子に進んでいく。
 
 (花見?花見ねぇ…)
 
 確かにそろそろ見頃ではあるだろう。
 
 「氷室先輩も、白石君も来てね」
 
 と若葉。
 
 「了解。参加させて貰うよ」
 
 どーにか立ち直ったらしい。誠一郎がまともな返事をする。
 横で酔っ払いが騒いでいる。
 
 「お花見って、あれでしょお? Cherry blossomsを、見ながらぁ、ただひたすらにお酒飲むっていう、宴会でしょぉ?」
 
 明らかに勘違いしているこまち。
 
 「違うぞ」「こまちちゃあん、それ、ちょっと違うわよぉ?」
 
 誠一郎と聖の突っ込みが入るがこまちは意に介さない。
 
 「いーのよ。たいして違わないんだからぁ」
 
 と、こうだ。こまちは花見の参加を同意する。此処まではまだよかった。
 だが
 
 「ただしぃ! 氷室と高城くんが来るなら、よぉ。でなきゃ、絶対、行かないぃ♪」
 
 これである。思わずまじまじとこまちを見る誠一郎。
 
 「こまち大じょ…「きゃははははは!」
 
 真剣に心配して誠一郎が尋ねようとするがそれも笑い声に掻き消される。
 それも平生のこまちなら決してしないような笑い方で。
 
 (何があったんだ?)
 
 誠一郎の目が怪訝そうになる。そのこまちを通り越して直樹と目が合う。
 
 (う〜む、高城ってこまちと親しかったっけか?)
 
 そんな記憶は無い。今までそんな素振りを見せたことはないし、聞いたこともない。
 第一、基本的にこまちの友達は誠一郎の友達なのである。元々そんなに多くないのだ。
 こまちの友達は。ちなみに逆はと言うとそこまでではない。誠一郎の異様なまでに
 広い交友関係はこまちですら掴み切れていない。校外の物は特に。
 
 (となると……)
 
 等と考えていた誠一郎だったが
 
 「何だってビールなんて飲んでるんですかぁ!」
 
 背後、もとい側面から若葉の奇襲を喰らう。
 
 「え、何が?」
 
 さすがに状況が掴みきれないらしい。間抜けな返事をする誠一郎だった。
98年02月25日:18時47分37秒
健司 / ハリ=ハラ
「いや、こういう時はしばらく様子を見るんだ。」
 
 焦っている純の様子に驚いたのか、ゆっくりとした、言い聞かせるような口調で話す。
 
「いいか、こういう時に無闇に止めようとしても、火に油を注ぐことになり兼ねない。
 まずは、それぞれをよく見極めろ。
 その上で、一番いいタイミングを計るんだ。」
 
 偉そうなことを言ってるが、要はそのうち収まるのである。
 健司も、よほどの事が無ければ止めるつもりはない。
 いや、止めれないのが正しい表現だろう。
 この面子でこの状況になったことはないが、今までの健司の人生経験が導き出した答えである。
 
「まあ、大事はないだろうからね。」
 
 そう願いたい。
98年02月25日:18時18分07秒
少年時代の希望 / せりざわ
「それはそうと、どうするんだ?」 周囲に圧倒され、一人取り残されてボーっとしている純を見かねて、 健司が声をかけてきた。
 「え、なにを、、どうするんですか?」 思わず、素っ頓狂なことを口にする。実際無理はないのだ。若葉が花見に誘ったことを純は聞き逃してしまったのだから。 周りがこれほどにまでなって、完全に冷静でいられるほど、純は人間ができていない。まぁ、まだ15歳nだからしかたのないことではある。
 「そんなことより、皆さん、止めなくていいんですか!」
 純の顔には、焦りの色がはっきりと現れていた。
98年02月25日:17時55分50秒
健司 / ハリ=ハラ
「おい、どうかしたのか?」
 
 周囲に取り残された形でボーッとしている純に声をかける。
 まあ、健司も取り残されている事に変わりはないが、こんな感じには慣れている。
 
「びっくりしたか?
 まあ、いつもって訳じゃないけどたいていこんなもんだと思うよ。」
 
 苦笑しながら、現状を見やる。
 いつもより、倍近く人数が多い。
 それに、舞台も、いつもは健司のうちだったりする。
 
「それはそうと、どうするんだ?」
 
 当人は、お花見のことを言っているんだろう。
 伝わっているかどうかは解らないが・・・
98年02月24日:20時10分42秒
発動!正義の若葉ちゃん(笑) / Dr.李
 「・・・?」
 その時若葉は始めて小町をしげしげと見た。
 顔はまっかっか。
 でも妙に上機嫌。
 隣の誠一郎。
 特に変わった様子はない。
 でも机の上には・・・。
 
「何だってビールなんて飲んでるんですかぁ!」
 
いきなりの大声だった。
 
 パニックに追い討ちしてどうする、若葉よ。
98年02月24日:19時50分41秒
「笑う門には……」 / みだれかわ枕
 ん〜と。なんか、みんな浮き足立ってますね。
 ……
 えーい、とどめ刺しちゃえ(笑)。
 
 
(三人称単数)
 
「あらぁ、お花見ぃ〜? いいわねぇ。おばさん達も、混ぜてくれるぅ?」
 酔っ払い二号……ではなくて、聖だ。傍らでは、聡があきらめきった表情で首を横に振っている。
「おべんとう、たあぁっくさん、つくんなきゃあ、ねー。ねぇ、こまちちゃん?」
「んん〜? お花、見ぃ?」
 据わった目で、酔っ払い一号……じゃなかった、こまち。
「お花見って、あれでしょお? Cherry blossomsを、見ながらぁ、ただひたすらにお酒飲むっていう、宴会でしょぉ?」
 違う。
 その場にいた、まだ理性とか判断力といったものが残っている面々は、そう思った。
 少なくとも、花見の目的は桜にあるのであって、酒には、ない。
 目的と手段が入れ替わった例も、ないわけではないが、こまちは根本的に勘違いしているような気がする。
「こまちちゃあん、それ、ちょっと違うわよぉ?」
「いーのよ。たいして違わないんだからぁ」
 このとき聡が、内心『もっと娘に日本の四季を見せるべきだった』と後悔していた。それがもとで、聡、こまちを連れて山にいくことになるのだが、それは別の話。
「そぉねぇ。別に桜には興味ないけどぉ、行ってもいいわよぉ」
「こまちちゃん、参加けってぇーい!」
「ただしぃ! 氷室と高城くんが来るなら、よぉ。でなきゃ、絶対、行かないぃ♪」
 今日何回目だろうか。
 こまちがそう叫んだとき、またも周囲の時間が、一瞬止まったのである。
「きゃははははは!」
 こまちの笑い声が、響いた。
 普段は絶対こんな笑い方をしない。
 誠一郎も、見たことのない、笑い方だ。
 
 
 こまちと聖。
 
 
 なんか、場をかき混ぜちゃってるだけのような気がするなぁ。
 でも、この笑い方、こまちの本心です。
 ……男二人、天秤にかけるつもりの、『本心』?(笑)
98年02月24日:19時44分12秒
クマさん / Dr.李
 「それどころじゃないようだね。」
 にこにこ笑う。
 「あきちゃんと言うことは、春香さんの心労の元かね?」
 そう言って店の中に入ってくる。
 「そちらの子も知ってるよ、阪井君の息子だろう?」
98年02月24日:17時51分10秒
マスターは / 月夢
 どうします?Dr李さんが話しかけてますし、誰が対応します?
98年02月24日:17時49分53秒
/ 月夢
「ご安心を掃除ぐらいは僕がしてあげますよ」
 いんぎんだがどこか堂に入った一礼を明はした後にっこり微笑んで付け足す。
「もっとも血というのは落ちにくいですけどね」
 立花の手にぎゅっと力がこもる、軽くみると立花は無言で首を振り続ける、それににっこり微笑んでから。
「私の両親は立派ですよ、あなたと同じぐらいにはね」
 その言葉にまともにひきつる立花、明はさすがに痛くなってきたのかぽんぽんと軽く立花の手を叩いて意志を伝える。
「他人の人生に干渉する気がないなら下らない感想引っ込めたらどうです?それ以前にあなたに喧嘩に横槍入れられる必要も、ここに引っ張ってこられる理由もないと思いますがね」
 下らないといった顔をする明、口先で何をいおうが明のやっていることに首を突っ込んできたのは事実なのだ。
「兵法?あなた馬鹿ですか?喧嘩に奇麗も汚いもないんですよ、拳を振り上げた人間に善悪なんてありはしない、あなたもあそこでたむろってた連中と同じレベルでしかないんですよ」
 ふんと軽く鼻で笑って明は言い切る。
「さぞかし立派な理念付きで教わったんでしょうが、所詮自分が可愛いガキの戯言ですよ、殴り合いに立派な意味などないんです」
「あきちゃん!!」
 さすがにこらえきれずに立花が耳元で叫ぶと、明は少し顔をしかめ、それから肩をすくめる。
「まあ、どうでもいいことですけどね、どちらにしろ格好つけた偽善者さんと同席は好みじゃないんで帰らせていただきたいですね、願わくば今度はあなたのすばらしい理念をねじ曲げて僕に干渉しないことを祈りますよ」
98年02月24日:10時49分10秒
ワレ操舵不能 / せりざわ
「、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、」 何だかあれよあれよといううちに、すごい状況になってしまった。こまちと聖は酔っ払って、我を忘れてる。誠一郎はその場をまるで楽しんでいる。「僕には到底出来ることじゃない。」純はそう思っていた。 それにしても坂井先輩は、もてるらしい。 港野さんと森野賛意言い寄られてる。別にかまったことじゃないけど、、なんで、、なんで、、坂井先輩に嫉妬するんだろう。さっき二人は何でもないって、言ったばっかりなのに、、、そもそもなんで、森野さんのこと、気になるんだろ?なんで、、なんで、、
 新たにやってきた二人の客人、一人はさってゆく。 なんだか、なんだか、、変な感じだ、、 みんなが、、みんなを、、意識してる、、
 「氷室先輩も、白石君も来てね」 若葉の明るい声が、現実へ引き戻す。 「えっ、何ですか?」 不覚にも、聞き逃してしまっていた。
 
98年02月23日:22時29分31秒
静月 / MARS
 「あ・・・はい・・・すいません・・・」
 自分のしていたことに気付き気が抜ける・・・・
 (はずかしいよう・・・・)
 いすに座り直し・・・気を静める
 『ごめんね若葉ちゃん・・・ありがとう・・・』
 静かに若葉に感謝の意を述べる・・・
98年02月23日:22時21分49秒
健司 / ハリ=ハラ
「特別な人しか呼んだ事の無い、我が家の秘密の場所だからなぁ。
 貸し切りで観放題だぞ。」
 
 何とか上手く収まってくれてほっと一息。
 
「ね、こういう事でいいだろ?」
 
 静月に笑いかける。
98年02月23日:22時14分05秒
若葉(つきすすむオペレーション) / Dr.李
 「穴場!?いいですねぇ!」
 本当に楽しそうに言う。
 「私いっぱいお弁当つくりますね。」
 既に決定事項のように、話が進んでいる。
 「氷室先輩も、白石君も来てね。」
 すでに静月は数のうちである。
98年02月23日:22時06分46秒
健司 / ハリ=ハラ
「うんっ、お花見か!」
 
 ほっととしたように、笑いがこぼれる。
 
「それは良い。
 だったらそうだなぁ・・・」
 
 今盛りの場所を思い浮かべる。
 
 (あそこは混んでるし・・・あそこはそろそろ終わりだな。
  えーーと、あとはっと・・・・)
 
 ぽんっ
 
「そうだっ!北町に、良い穴場を知ってるんだ。
 家の近くで、取っときの場所だけど、そこでやるのはどうかな?」
98年02月23日:21時59分40秒
外道作戦の発動 / Dr.李
 「そーだ。お花見しませんか、お花見。」
 胸の前で手を合わせてうれしそうに提案する。
 「どっか桜のきれいなところで、みんなでやりましょう。」
 
98年02月23日:21時53分51秒
健司 / ハリ=ハラ
「いや、だから、迷惑じゃないって・・・
 それに、量が多ければみんなで食べれば良いでしょ?」
 
 一生懸命考えをまとめる。
 
「えーと、うーんと、・・・そうだね、そうっ!」
 
 一応、何か思い付いたらしい。
 
「みんな一緒に、どっか外で食べよう!
 今の季節だったら、外で食べるお弁当は格別だぞぉ」
 
 額にちょっと汗が見える。
 たぶん、場所は考えてはないんだろう・・・
98年02月23日:21時44分12秒
若葉 / Dr.李
 「そ・・そうですけど。」
 ふられても困る。
 「確かに、お米がここまで割れるとか、全自動のおひつ使って生煮えとか・・いやそうじゃなくて・・・そうそうお弁当!
 お弁当は一緒につくろ。
 私もちょっと先輩に対して迷惑かけてるし、あっでも、二人でつくっちゃったら、量が多くなっちゃうね。
 どうしようか?」
 
 最初は声がうわずっているが、後の方からだんだん普通の調子になってきてる。
 本気で言ってる証拠だ。
 
 −−−−−−−−−−−−−−−−
 オペレーションスタンバイ!
98年02月23日:21時33分35秒
健司 / ハリ=ハラ
「あ・・いや・その・・なんだ・・・ほら・・・・」
 (ひゃー、泣いちゃったよー)
 
 大慌てな健司。
 今日は、随分いろいろな事が起きる日である。
 今まで、こんな風に泣かれた事など一度も無い。
 
「いや、メガネは俺が踏んじゃったんだし。
 それに、ご飯だって、誰でもはじめはこんな風だし。」
 (どーしよう、どーしよう。)
 
 わたわたとしながら、それとなく助けを求める事が出来そうな者を探す。
 
「お弁当を作ってくれるのはありがたいし。」
 (きょろきょろ)
「迷惑なんて事はないし。」
 (あせあせ)
 
 その時、若葉が目に留まる。
 
 (いたあぁ!)
「えーと、初めてにしては上出来だよねぇ、森野さん。
 これから練習していけばいいんだし。」
 
 精一杯の防護策として、若葉に話を振る健司。
 最後の頼みの綱である。
98年02月23日:20時52分23秒
いや・・・あの・・・ / MARS
 無視じゃなくて若葉ちゃんの嘘がきっかけでお弁当発言してるんですが・・・
 まあ、直接はなしてないから無視してるって言われたらそうなんですけど・・・・
98年02月23日:20時39分36秒
健司(過去) / ハリ=ハラ
「お礼を言ってもらういわれはないねぇ・・・
 哀れみを掛けたつもりもねぇし、正義の味方のつもりもねぇ・・・」
 
 明の方には目もくれず、コップを傾ける。
 
「なにより、おまえの人生なんて知ったこっちゃ無い。
 首を突っ込む気なんてさらさら無いねぇ・・・
 さっき、俺が言ったのは、単なる感想さ・・・
 ま、それが何か気に障ったんだったら謝るよ。」
 
 飲み干したコップを、カウンターに置く。
 
「それに・・・・」
 
 ・・・・・・・・
 
「ここじゃ店が汚れるだろう?」
98年02月23日:20時27分04秒
質問 / Dr.李
MARSさんへ
 
 若葉の問いかけは無視なんですね?
 よく分かりました。
98年02月23日:20時25分02秒
クマ親父 / Dr.李
 「やあ、今晩わ」
 あたりの空気がかわる。
 でかい。
 「お久しぶり、マスター。
 いつもの奴をもらえるかね?」
 
98年02月23日:19時34分04秒
明(過去) / 月夢’
 辺りの空気が間違いなく一瞬変わった、限りなく鋭く怜悧な空気が明の周りに漂う。
(まずい)
 まず真っ先に反応したのは立花だった、椅子の上で位置をずらした明の腕を掴む。
「あきちゃん!」
「痛いですよ、立花さん」
 明が静かにいって立花の手を軽く押さえるが立花は手をゆるめない。
「私の前で暴れさせる気はないよ、春香に顔向け出来ないような真似する気はないのよ」
 一瞬だけ明の表情が沈む、だがすぐに元の淡々とした顔になり、
「立花さんのせいでも、ましてや春香さんのせいでもないでしょう、刑務所いくんなら自分でいきますよ」
「馬鹿なこといわないでよ!」
 椅子からおりる明の前に回り込むように立花が立つ、明と健司の間の微妙な位置、健司の視界から隠れるような所で明は立花に気付かれないように手の届き安いところに手近なコップを引き寄せる。
「退いてもらえませんか?立花さん、自分の人生に余裕があって他人に哀れみをかけることが出来る人と話がしてみたいんですよ」
 立花は無言で首を振る。
「お願いしますよ、他人のことに首つっこめる位ですからさぞかし立派な方だと思うのですよ、よっぽどすばらしい人生を歩んできたんでしょうね」
 明が立ち位置を変える、足を軽く開き、手の置き位置なども微妙にずらす、実践の中で培ってきた明のスタイル。
 皮肉をいいながらも明は呼吸を整え、自分の中で軽くリズムをとる、暗い感情とは裏腹に冷静な部分が次々と指令を送る。
「弱い人間を救ってさぞかし満足なんでしょうね、お礼の言葉がなかったのがご不満でしたか?それは失礼、どうもありがとうございました」
 慇懃に明が頭を下げる、どちらかというとかわいげのある顔立ちだけに余計憎々しい。
「もっと頭下げた方がよろしいですか?それの方が自己満足にひたれますか?正義の味方さん」
98年02月23日:19時32分32秒
静月 / MARS
 「・・・あの・・・その・・・」
 真っ赤になりうつむく
 「ご飯生煮えだし・・・メガネのことで迷惑かけちゃったし・・・あの・・・迷惑ですか?」
 かなり混乱してるようだ・・・それを言うならこの場にいるみんなが当てはまる・・・
 なぜ健司なのだ・・・
 「・・・・・」
 涙をうっすらと浮かべて健司を見つめている・・・
 今までの明るい感じの泣き方ではない・・・真剣である・・・
98年02月23日:18時57分25秒
健司(酔っ払い) / ハリ=ハラ
「そりゃあ、ますます悪かったなぁ。」
 
 明の態度を気にした様子もない。
 カウンターにコップを出し、もういっぱい注いでもらう。
 
「服も、飯も、寝床も用意してもらって・・・
 その上”自分の事は自分で出来る”・・か。」
 
 コップを半分ほど空けて、息をつく。
 
「いやぁ、立派だね。
 親御さんはさぞかし自慢だろうよ。」
98年02月23日:17時42分11秒
明(過去) / 月夢
「・・・・」
 ちらっと明は健司の方を見ると無言を答えとする。
(この人がたにかかわったってしょうがない)
 助けられたというより邪魔になったという気持ちの方が明は強い。
「つっ・・・立花さん・・」
「ひとの謝罪は受け入れるものよ、あきちゃん」
 わざと立花が乱暴に手当てする。
「・・・・別にいいでしょ、そんなことは」
「わがままねえ」
「・・・・・立花さんにだけはいわれたくないです」
「どういう意味かなあ?」
「痛い、痛い」
 立花が思いっきり明の傷をさわる。
「ま、気にしないで、この子も悪意はないから、ただ自分のペース崩されるの嫌うのよ」
 立花はそうフォローすると明の手当てを続ける。
「別に自分のことは自分で出来るからいらないことされるのが鬱陶しいんですよ」
 明は健司たちの方を見ようともせずにそう呟く。
98年02月21日:23時45分30秒
健司 / ハリ=ハラ
 どきっ
 
 と言うより、「びくっ」っと言った方が良いか。
 いきなり静月が立ち上がる。
 
 「せんぱい!!今度私ににお弁当を作らせてください!!おねがいします!!」
 
「い・・いや、別に良いけど・・・」
 
 胸を抑えながら健司が答える。
 ちょっと驚いてしまった。
 
「で・・でも、なんで?」
98年02月21日:11時45分16秒
純について / せりざわ
 と、いうわけで、健司君たちがけんか始めるちょっと前、こんなことを順はしでかしてました。一応「スリをつかまえた」ということになってたけど、こっちの方が、話にかかわれそうなんで、こっちに変更します。
 人が、バイクに追いつけるのか!などと言うお怒りは最もですが、ここは、「天羅」ということで(笑)
98年02月21日:11時40分09秒
純の昔話 / せりざわ
 「夫ぅ、すっかり遅くなっちゃった」 街に買い物に出かけていた順は、一人、つぶやいた。
 もう、あたりはすっかり夜。これもじゅんに声をかけてきたあの男が悪い。正直に男だといってもなかなか信じてもらえず、結局この時間までかかってしまった。
 買い物袋の中身は、「あなたもこれで逞しくなれる!」というほんと、CDが二枚。 一枚は姉に頼まれたもの。もう一枚は「カノン」。この間買った物は、音が悪かったので、おもいきってかいなおしたのだ。最近の曲も嫌いじゃないけど、こっちの方が、趣味。
 「いけない!忘れ物してた!」
 突然姉の注文を思い出した。絵の具。 コンビにには、筆は置いてあるが、絵の具の置いてあることは少ない。
 コンビにでは、要を為し得なそう煮ない。 ぎりぎりのタイミングで、文具屋に駆け込み、絵の具を購入する。
 
 文具屋を出ようとした、その時である。
 道路の向こう側で、ちょうど女性がハンドバックを引っ手繰られている現場が、純の目に入ってきたのである!犯人は、大きなバイクを操り引ったくりを働いた。見る見るうちに、犯人は遠くなる。
 刹那、純は走り出していた。
 気付かぬうちに買い物袋をほおり投げていた。純は走った。”風”になった。
 その時、何かがはじけた。劣等感に打ちひしがれる心が、開放されていた。
 気がつけば、犯人の大型バイクに追いついていた。そのあまりのことに、犯人は冷静さを失った。純に向かって、ナイフをきらめかせ一閃する!
 だが、その一撃を純は軽く身を躍らせ避けたのだ!その動きは、まるで武術の達人だった。純はなにも武術など、習ったことはないが。
 犯人の無理な動きで、バイクはバランスを失い転倒する。ギッギッギーと道路が削れ、悲鳴を上げる。犯人は投げ出され、額から血を流し、気を失っていた。良く見れば、さっき声をかけてきた男だった。エンジンがぶるぶると音を立てていた。
 気がつけば、純は拍手の中にいた。自分がどんな状況に置かれているのか分かるまで、しばらく時間がかかった。
 被害者の方から、何度も何度も御礼を言われ、真っ赤になって、うつむいてしまう。
 誰かが連絡したのだろう。すぐにパトカーと救急車がやってきて、事情聴取が始まった。
 一躍、目立たぬ内気な少年は、ヒーローになった。マスコミのインタビューもきた。だけどすべて断った。目立つのは、好きじゃない。 [イヤなヤツ、って、思われちゃった、、、」
 純は、そんな事を思っていた。
 
 ほんの少しあと、ほんの少し離れたところで、チーマーがけんかを売って、逆に叩きのめされるという事件が起きた。
 同じ夜に起きた事件の当事者たち、後々、深くかかわり会うことになるとは、予想だにしなかったことだった。 
 
98年02月21日:06時45分14秒
誠一郎 / ジョーカー
 「いまさら祈ったって、無駄よぉ。もぉ、『神は死んだ』んだからぁ♪」
 
 「そのとーりだ。でなければ忠実な僕にこんなむごい仕打ちをするはずがない。
 そーに決まってる。今日から僕は仏教徒だ。そーに決めた」
 
 こまちはともかく誠一郎は敬虔な信徒(キリスト教、仏教に限らず)に聞かれたら
 ひっぱたかれそうな事を口走っている。残りを飲み干しかけた誠一郎は
 次の缶に手を伸ばそうとする。
 
 スカッ スカスカ
 
 手応えがない。手は空を切り、何も捉えられない。そこに
 
 「あらぁ、こまちちゃん、いいわね〜。誠一郎くんと、間接キス♪」
 
 と脳天気な声。
 
 「ッゴホッゴホッゴホ、っていきなり何を言い出すんですか聖さん!」
 
 むせたらしい。ひとしきり咳き込んだ後に誠一郎が狼狽しながら抗議する。
 こういう誠一郎は実に珍しい。こまちでも片手で数えられるくらい。
 健司は見たことすらない。いつだって飄々としているのだが。
 
 「「聖さん、いつの間に!(?)」」
 
 隣りに座っている聡と声がユニゾンする。聖がいつの間にかビールを手にして
 呑んでいる。誰のか?当然誠一郎がこまちに買ってきて貰ったものだ。
 
 「ああっ、最後のビールが!」
 
 悲嘆に暮れる誠一郎。追い打ちを掛けるこまちと聖。
 
 「ふぇ〜? Kissゥ? へへぇ、かあさん、い〜でしょぉ?」

 酔っ払い一号の科白である。
  
 「そぉおよぉ〜、まことちゃんと間接Kissよぉ〜♪」

 これは二号だ。
  
 「だああぁ、こまち、なにとち狂ってるんだ、聖さんもいきなり酔っぱらわないで下さい!」

 事態を収拾しようとするが
 
 「無駄だよ、まこと君。ああなったら父さんでも勝てない。
 人間諦めが肝心だよ。君は苦労するだろうけどね」
 
 隣から聡の悟りきった追い打ち。誠一郎撃沈。
 
 酔っ払いに論理は通用しない。それを思い知り誠一郎は
 天を仰ぎ、手で顔を覆う。
 
 「ビール一本で酔っぱらうなよなぁ」
 
 そんな苦笑混じりの声が隙間から漏れた。
98年02月21日:00時58分01秒
「汝泥酔する勿れ」 / みだれかわ枕
(三人称単数)
「Jesus…」
 天を仰ぐ誠一郎。
 そんな彼を横目に、こまちは新しい缶を開けていた。
「いまさら祈ったって、無駄よぉ。もぉ、『神は死んだ』んだからぁ♪」
 祖父が聞いたらひっくり返りそうなことを言う。
 そして、飲む。
 アルコールを飲んでいるせいか、こまちはご飯にはまったく手をつけていない。もしかすると、若葉あたりの表情から、今日のご飯の味を推測したのかもしれない。
 
 さて、機嫌良くこまちが飲んでいると、横からチャチャが入った。
「あらぁ、こまちちゃん、いいわね〜。誠一郎くんと、間接キス♪」
 いつのまにやらビールを飲んでいた、聖であった。頬が赤い。
「聖さん、いつのまに!」
 聡が叫ぶ。たぶん誠一郎がビールを持ってきたときに、自分の分も確保したのだろう。飲む勢いは、こまちの倍以上。
「ふぇ〜? Kissゥ? へへぇ、かあさん、い〜でしょぉ?」
 こまちもだいぶアルコールがまわっているらしい。自分で何を言っているのか、判っていない。
「そぉおよぉ〜、まことちゃんと間接Kissよぉ〜♪」
 
 大町家の女達は、いきなり酔っ払っていた……
 
 
 こまちと聖(いや、ただの酔っ払いか)
98年02月20日:21時03分37秒
健司(過去) / ハリ=ハラ
「・・・日本酒在りますか?」
 
 カウンターの中のマスターに静かに尋ねる。
 
「あらあら、さすがは誠一郎君の友達ね。」
 
 苦笑しながら、コップに注いで出す。
 健司は、それを一息に飲み干すと、カウンターに寄りかかって大きく息をつく。
 
 しばらくそうしてから、体を起こす。
 
「いやぁ、悪かったなぁ。
 なんか面倒な事にしちまって。」
 
 いつもどおりの話し方で、明に謝った。
98年02月20日:16時28分08秒
明(過去) / 月夢
(余計な真似を)
 ぱんと健司の手を払う。
「歩けますよ」
 多少殴られこそしたが大きな怪我がないのは自分で分かる。
「気にしないで下さい、気にされる必要もないですし」
 素気なく言うと、名前を訪ねる誠一郎も無視して扉に向かおうとする。
「そう言う訳にもいかないと思うんだけど、時之明君」
 その時明が出るよりさきに入ってきた人間が声をかける。
「警察のおぢさんがたがいる間は出て行かない方が得策よ、あきちゃん」
「立花さん・・・」
「お久しぶりね、といってもそんなに間が空いてないわね、元気?」
 会うと思ってもいなかった春香の友達の顔を見て明は眼を逸らす。
「最近夜出歩くって春香が暗い顔してると思ったらこういうこと?」
 明は眼を合わさずにその横を通り過ぎようとするとその肩を掴む。
「いっとくけど説明もなしに帰るんだったら逐一春香にちくるわよ」
 明が止まって振り返ると立花をにらみつける。
「春香さんは関係ないでしょう!?」
「あるに決まってるわよ、保護者なんだから、第一あの子が関係なしにすると思う?」
 あっさり言い返されて明は眼を伏せる。
「気持ちが全く分からないわけじゃないけど、自棄になったって楽しくないわよ」
「別に自棄になってるわけじゃ・・」
「いらいらすることが世の中多いわね、まったく、マスター薬箱借りるわよ」
 明を掴むとすたすたと店の中に入っていく。
「いいけど、お知り合い?」
「私の友人の子供、で、私の未来の恋人ね」
「だれがですか?」
 じとめで明がみると全く無視、春香が学生時代からずっと明と遊んでいるだけある。
「ま、人間色々複雑な事情があるのよ」
 そういうと無理矢理明を座らせて手当てを始めた。
98年02月20日:00時31分29秒
誠一郎(過去) / ジョーカー
 「こっちだ、健司」
 
 明を抱えた健司を先導して誠一郎は走り出す。
 この辺りはよく出歩いているため、馴染みの店が多い。
 
 (近いのは…あそこか)
 
 人混みを掻き分け、道を造りながら誠一郎は裏道に入っていく。
 やがて一つの扉の前で誠一郎は立ち止まる。
 
 「ここでちょっと厄介になろう。そいつの怪我の治療も必要だろ?」
 
 そう言うと躊躇い無く扉を空けて、中に入っていく。
 そこは健司、明には分かるまいが「秋桜」という名のバーの裏口だった。
 
 「お久しぶりです芳さん。早速で悪いんですが
 ちょっと怪我人がいるんで手当をお願いできますか?」
 
 と、誠一郎。開口一番にこれである。もっとも相手もそれを気にした様子はない。
 
 「あら誠一郎君、久しぶり。どうしたの?」
 
 「ちょっと喧嘩に巻き込まれたというか、飛び入り参加したというか…
 まぁ、それで怪我人が一人居る者で。あ、こいつは阪井健司。
 学校の友達です。で、健司の抱えているのが怪我人なんですが…
 そういや自己紹介もまだだったね。僕は氷室誠一郎。君は?」
98年02月20日:00時12分45秒
ぐはぁ!! / ハリ=ハラ
 ああ、せっかくちょっとだけ『どきっ』としたのにぃ・・・
 『どきっ』としたせいで、要らん事口走ったのにぃ・・・
 
 うわあぁぁぁぁん(涙)
98年02月19日:23時43分43秒
静月 / MARS
 ガタン!!
 いきなり立ち上がる静月
 「せんぱい!!今度私ににお弁当を作らせてください!!おねがいします!!」
 開口一番こう告げる。そしてお辞儀をする
 何やってんだか・・・・でも本人はかなり本気の様子である。
 
 
 とりあえずアプローチがなかったもんで積極的に動かさせて頂きました。
 とりあえずなんで?ってとこで突っ込んでね(はあと)
98年02月19日:23時17分46秒
健司 / ハリ=ハラ
 
 どきっ
 
「あ、いや・・全然迷惑じゃないよ。
 それに、ほら、勘違いされるような事してたこっちが悪いんだし。」
 
 ちょっとびっくりした。
 いや、こういう言い方されるの慣れてないからねぇ・・・
 
「怪我って言っても、全然たいしたこと無かったし。
 次の大会は無理でも、まだまだこれから大会は在るから・・・」
98年02月19日:21時05分27秒
若葉ちゃん(突き進む外道大作戦) / Dr.李
 「どんな関係って・・・。」
 ふと健司を見る。
 そして純を見る。
 「今朝あって、誤解から先輩に怪我させちゃったのよ。」
 少し悲しそうだ。
 「だからね、ちょっとした罪滅ぼしとして先輩のお世話をしようかなって私はそう思ったんだけど。
 先輩、迷惑?」
 ごく普通の感じで健司を見る。
98年02月19日:20時48分43秒
クマ親父 / Dr.李
 「やれやれ、物騒な子供達だ。」
 そう言ってちんぴらの肩を入れてやる。
 「ほら、明日にでも病院に行きなさい。」
 落ちたリーダー格の子も活を入れてやる。
 「だいじょうぶかね、早く逃げなさい。」
 そう言うとさっさと去ってしまった。
 
 数分後、男はバーの前にいた。
 バーの名は”秋桜”
 買い物かごを下げたまま、入っていく。
 「やあ、今晩は。」
98年02月19日:19時13分24秒
健司(修羅モード) / ハリ=ハラ
「む・・・・」
 
 こちらも、周りの状況から次に起こる事態を察知して行動に移る。
 
「誠一郎、逃げるぞ。」
 
 親友にそう声をかけると、自分は明の方に向かう。
 そして有無を言わさず、半ば抱えるように明を支えて走り出す。
98年02月19日:15時49分53秒
明(過去) / 月夢
 明を押さえていた奴が離れる、時を同じぐらいにしてリーダー格の人間が失神する。
(おとした?喧嘩場でやるとはね)
 明も場数を踏んでいるのでいろんな人間を見てきたが、始めてみる。
(喧嘩技じゃないな、なにかやってるの、それに)
 ちらっと今度は明の後ろにいる人間の方に眼をやる。
(氷室っていったっけ、どこかで聞いたような気はする)
 はっきりとした記憶はないが何となくそんな気がする。
 明が状況を手短にとりまとめていると、ふと野次馬がざわざわとした声をあげる。
「ちっ、やばい!」
 何度か似たような場面に遭遇したことのある明は瞬時に事態を悟ると倒れてる連中に眼もくれずにその場をさろうとする。
「つっ・・」
 体に痛みが走るがそんなことを気にしている場合ではない、一緒に拘束などごめんだ。
(顔は覚えた、後で借りは返す)
98年02月19日:15時25分33秒
/ せりざわ
「え?!」 若葉から意外な反応が返ってきたので、正直戸惑ってしまった。
 さっき見せらた光景は、どう見ても恋人同士か、それに値するような行為である。
 さっきからの行動を見ていると、二人、そうとしか思えないのだ。
 そんな中で、この反応。どういうことだろ?
 「あの、、、お二人って、、、、どんな関係なんですか?」
 
98年02月19日:15時17分54秒
健司 / ハリ=ハラ
         「??」
 
 純の言葉に健司も不思議そうな視線を投げかける。
 さしずめ『はぁ?どういう事だ??』とでも言いたいのだろう。
 
 もっとも、現在彼の口には御代わりしたご飯が詰まっている。
 見かけによらず行儀のいい健司は現在喋れないのだ。
98年02月19日:15時07分49秒
健司(修羅モード) / ハリ=ハラ
「そうか・・・」
 
 そう言って、健司は首から手を放す。
 
 ごとん・・・
 
 男は、そのまま糸の切れた人形のように倒れる。
 眼は白目をむき、ぴくりとも動かない。
 男は、すでに落とされていた。
 
「さあ、次は誰だ・・・」
 
 健司の冷たい視線が残りの連中を刺す。
 
「こうなりたい奴からかかってこい。
 すぐ楽にしてやる・・・」
98年02月19日:04時27分01秒
過去の情景・誠一郎 / ジョーカー
 こいつら馬鹿だからねー。
 
 「は…はったりだ。やっ…ちまえ!」
 
 それを合図に明を取り囲んでいる男達の半分が健司に向かい
 残りが明を殴りつけ始める。その最中だった。
 明を羽交い締めにしている男の首筋にひやりと冷たい物が触れる。
 
 「十秒以内に手を離さないと首が切れるよ」
 
 どことなく呑気な、しかし物騒な科白だった。
 羽交い締めにしている男には位置関係からは見えなかったが
 声はよく聞こえた。そして声に聞き覚えもあった。
 
 「て、てめぇ氷室か?!」
 
 「ご名答。僕がつまらない脅しを言わないのはよく知っているでしょ?
 言っておくと後残り五、四、三、二…」
 
 「わ、分かった放すっ!」
 
 悲鳴のような声で慌てて明を解放する。ナイフを仕舞いながら
 誠一郎は呆れたように言う。
 
 「馬鹿だねーお前ら。石川の首極めている奴
 僕よりも強いよ、絶対に」
 
 その言葉に男達の顔に怯えが走る。それを横に
 
 「健司、捕まってるのは助けたよ」
 
 と誠一郎は声高に叫んだ。
98年02月19日:03時43分33秒
健司(修羅モード・過去) / ハリ=ハラ
「ほう・・・
 その言葉、そっくりお前に返してやろう。」
 
 耳元で囁く。
 
 「お前がどうなってもいいのか?」
98年02月19日:03時31分01秒
過去の情景 / ジョーカー
 「あ…あいつが……どう……なっても……………い、いいのかよ」
 
 首を極められた状態から苦しげに男は言葉を絞り出す。
98年02月19日:03時30分11秒
お願い / ハリ=ハラ
 下の二つは順番を入れ替えて読んでください。
 
 つまり、明君がぼこされてから、健司君が切れた。
 そう言う事です。
98年02月19日:03時20分23秒
過去の情景 / ジョーカー
 「反省の色がねぇんだよっ」
 
 続けざまに男が二、三と拳を入れる。それでも明の目の光は衰えない。
 それにいらついてか手法を変える。
 
 ドムッ
 
 膝が明の腹に決まる。型も何もない力任せの膝蹴りだが
 喧嘩慣れはしているようだ。それは一際重い一撃だった。
 もちろんこの最中、男は無防備ではない。集まってきた仲間に
 健司のほうを警戒させていた。
98年02月19日:03時19分00秒
健司(過去) / ハリ=ハラ
「そういうことか・・・」
 
 一連の流れを見て取り、顔を顰める。
 まったくいやなやり方だ。
 顔色は変わっていないが、健司はかなり頭に来ている。
 
 ガシィッ
 
 鈍い音がしてリーダー格の男の拳が明の顔に入る。
 
 ぷつっ・・・
 
 何処かで何かが切れた音がする。
 
 ごきん。
 
 何か鈍い音がこの場の全員の耳に響く。
 音の出元は、健司が押さえていた男。
 
「ぎ・・ぎえええええええ・・・・・・
 
 男の絶叫が響き渡る。
 男は肩を外されていた。
 
 健司は更にその男を突き飛ばし、一瞬判断がつきかねている取り巻きにぶつける。
 そして、自身はそのままリーダーの元へと突っ込む。
 
「な・・てめ・・・・」
 
 リーダーの言葉はそこで封じられる。
 首には健司の腕が巻きつき、手も封じられている。
 
「引け・・・」
 
 リーダーの耳元に、健司の声が冷たく響く・・・
98年02月19日:02時56分45秒
/ 月夢
「くっ・・・離せよ!」
 足下の奴から眼を放したのが失敗だった、動きを止められて抵抗するまもなくつかまる。l
(ミスった・・・)
 この手のタイプが群をなすのはよく知っていたというのにいらないことに気をとられてしまっていた。
(だからやなんだよ、余計なことされるのは)
 お節介な連中をにらみつけると、その間にリーダーらしい奴が近づいてきて明の顔を殴る。
「つっ!」
 声を明は飲み込む、意地でも悲鳴などを漏らす気はない。
(この借り絶対返す・・・)
 暗い炎を宿した眼で相手をにらみつけ、口の中の錆びた味のする物を唾と一緒に吐き出す。
(まずはこの場を抜け出すことだ)
 明が見える範囲内で辺りを見渡し状況を見る。
(なにかが起きればその隙ついて動ける、それまで待つしかないか・・・)
98年02月19日:02時40分35秒
追記 / ジョーカー
 描写が抜けましたが、明が易々と羽交い締めされたのは
 逃げようとしたら、のしたはずの足下の男が邪魔をしたからと言うことで。
 ごめんなさい。
98年02月19日:02時37分56秒
過去の情景 / ジョーカー
 「兵法、兵法ねぇ…」
 
 小馬鹿にしたような笑みは変わらない。
 
 「ならこっちも卑怯呼ばわりされる筋合いはねぇな。
 相手よりも多い頭数を持って当たるのは兵法の基本中の基本だろうがよ。
 例えばこんな風に。おいそいつを捕まえておけ!」
 
 首をくいと捻るとそれに呼応して七、八人の若い男達が人混みの中から出てきて
 リーダー格の周りに集まる。妙に余裕があったのはこれが原因らしい。
 同時に指示を飛ばし、明を羽交い締めさせる。
 
 「へっ、それにさっきから勘違いしているようだがこいつは喧嘩じゃねぇ。
 躾だ。よく吼える礼儀知らずの犬を躾るにゃ、荒療治が必要なんだよ。
 こんな風になぁ!」
 
 ガシィッ
 
 鈍い音がしてリーダー格の男の拳が明の顔に入る。
98年02月19日:02時27分28秒
誠一郎 / ジョーカー
 「あ、いでででで、こらやめんか」
 
 両手が塞がっているためにまともな抵抗が出来ない誠一郎。
 こまちの成すがままだ。あげくにビールまで取られてしまう。
 
 「あー、痛かった。って貴様よくも人のビールを!」
 
 つねられた頬をさすっている内に持って行かれた。
 
 「返せ!それは僕のだ。お前のはこっち!」
 
 こまちが一息ついたところで缶を奪還する誠一郎。
 続けざまにもう一本を押し付け反論を封じる。
 初めの缶のほうが冷えているのだ。
 
 「こんにゃろ、一息でこんなに呑みやがって」
 
 缶を振ってみると大分軽くなっている。
 
 「Jesus…」
 
 そのまま一気に残りを呷る誠一郎だった。
98年02月19日:01時48分09秒
「缶は人の顔にくっつけてはいけません」 / みだれかわ枕
(三人称単数)
 ぴと
 よく冷えたビールの缶がこまちの横顔にひっつく。
「ひょえ!?」
 こまちが奇妙な声とともに飛び上がる。
 直樹の手も、離してしまった。
「平静を装っても顔が真っ赤だと説得力無いぞ」
 平然と、誠一郎。
「誰の顔が真っ赤だっていうのよ? 誰の顔が?」
 そう言いながら、こまちは誠一郎の両頬をつねりあげる。
「くのくのくの」
 どうやら、夕食の準備のときのことは忘れていなかったらしい。いま、思う存分恨みを晴らしている。
 誠一郎の頬が真っ赤になったところで、こまちは誠一郎から取り上げた缶のプルトップを開ける。
 ガスの抜ける音、アルコールの香り。
 ゴクゴクとビールを飲む。こまちは結構アルコールが好きだったりする。
 ただ、ちょっと酒乱の気があるようなのだが……
 
 
 こまち。
 
 と、ここまで書いて、あることに気がついた。
 どこかで誰かさんたちがこまちに酒を飲ませようなんて言ってなかったか?
 しまった、ハメられた(笑)
98年02月18日:20時53分35秒
若葉ちゃん(帰ってきた外道計画) / Dr.李
 「なにの?」
 純の方を見て首を傾げる。
 「私、剣道なんてやってないよ。」
 ほんとに不思議そうだ。
 「第一今日初めてあったのに、本当も嘘もないような気がするけど・・・。一体何のこと?」
98年02月18日:20時50分58秒
誠一郎 / ジョーカー
 (ご飯が生煮え、ご飯粒が揃っていない。って言うか砕けてる。他はまぁまぁ)
 
 誠一郎の評価である。
 
 「ま、こんなもんでしょう。港野さん、料理は慣れていないんでしょう?
 僕なんかもっと凄いの作ったことあるし、食べたこともあるからね」
 
 と言って笑う。別に誤魔化そうとしてはいないし、取り繕おうともしていない。
 誰だって最初は失敗するのだから気にしても仕方がないし
 それを誤魔化しても意味がないのだ。よりひどい失敗をしたことも
 それを食べた事も事実。だから誠一郎の言葉には淀みがない。
 ただしある意味、健司と若葉の努力を無にしてしまったとも言える。
 
 「ご飯はこんなだけど、こうなっちゃったのはちょっとした不注意。
 それに気を付ければ次からはもっと美味しいご飯が炊けるようになるよ。
 だからそんな顔をしないの。ご飯はもっと楽しく食べようよ」
 
 そう言いながら平然とご飯(生煮え)を食べてみせる。
 その顔はほんの少しも揺らがない。耐性は出来ているのだ。
 
 ‐‐‐―――――――――――――――――――――――――――‐‐‐
 
 ぴと
 
 よく冷えたビールの缶がこまちの横顔にひっつく。もちろん犯人は言うまでもない。
 
 「平静を装っても顔が真っ赤だと説得力無いぞ」
98年02月18日:18時39分36秒
「認識はしていても理解はしていない」 / みだれかわ枕
>光の速さで手を引っ込める。
 と書いたのですが、直樹くんが握り返してくれたので、このセンテンス、キャンセルします。
 ああ、だれにもラブコメの嵐は止められない(笑)。
 
 
(三人称単数)
 
 こまちが、その手の持ち主を見やると、彼の顔は紅潮していた。
 とっさの行動。こまちも彼も、いま自分が何をしているのか、認識はしていても、理解はしていないだろう。
「……あ」
 こまち、それしか言えないかのよう。
 いや、そうでもなかった。
「高城くん、手、離していいかな?」
 無表情で言うと、かなり間抜けである。
 しかも、そう言ってるわりには、こまちの手、ぴくりとも動かない。
 こまちは、自分でも意外なほど、この不自然な状態を受け入れていた。
 
 
 こまち。
 
 そろそろ誰か視線を投げかけてくれるとうれしいな(笑)。
98年02月18日:16時46分02秒
幼年期の終わり / せりざわ
 「あっ」
 純の目の前で起こったこと。それは、、、、
 (「これって、、、やっぱり、、、あれ、、、だよね、、」)
 自分に問い掛ける。自問自答。
 答えは、、、
 「阪井さんと、森野さんって本当に、、、
 仲がよろしいんですね。」
 
 (あ、あれ、、、ぼく、、なに言ってるんだろ?)
 二人に向けられた、笑顔。
 でも、それは本物じゃない。でもそれはわからない。
 「僕は、お二人、応援、、、しますね。」
 
 
 
 
98年02月18日:15時34分32秒
明(過去) / 月夢
(うっとうしい・・)
 明が心の中で舌打ちする。
(お節介だか自己満足だかしらないけど余計なんだよ)
 明の目算としては適当に殴り飛ばしてから人混みにまぎれて警察がくる前に立ち去る予定だったのだが、いらない横槍でそれを止めざるを得ない。
 目の前では横から入ってきたやつやら、どこかの親父やらが本人無視して勝手に話し合いを進めている。
(どうする?)
 この手の事で時間をかけるのは得策じゃない、この時点でも人目をもう集めすぎている。
(うっとうしい)
 もう一度明が呟く、そして辺りに視線を飛ばし、状況を確認。
(逃げようと思えば逃げられるか)
 体の位置を少しずらし、いつでも動けるようにする。
(つきあわなきゃいけない義理はないし・・・)
98年02月18日:14時25分34秒
愛は光速をも超えて(笑) / 少年が1番!!
(訂正するべき一人称)
僕の手が動いた時、大町さんもやっぱり同時に手を離そうとしていた。
だから僕はそれ以上、手を伸ばさなくてもよかったはずなのに。
止まらなかった。
頭の中で、ふとこんな言葉が思い浮かぶ。

「車は急に止まらない」
がっしり。
そんな音が聞こえそうなほど、今度は僕が大町さんの手を握って
いた。

「あ……」

改めて、こまちへ


98年02月18日:14時06分47秒
食事中は、お静かに / 少年が1番!!
(赤面続きの一人称)

「あ……」
同時に動きが止まってしまった僕らだけど、回復するのはやっぱり大町さんの
方が早かった。

「えーと、高城くん、お先に、どうぞ」
ん?
僕は今置かれている状況をよく見てみる。
大町さんの手が、僕の手の上に重ねられている。
……ちょっと無理な気がする。
大町さんも慌てているんだろうな……。
え? でも、何でだろう? 普段の大町さんなら、特に気にもしないでいる
はずなのに……。 僕は思わず、大町さんの顔をまじまじと見つめてた。
そうしていると、いきなり大町さんが僕の手を強く握った。

…………。
ええっ!? お、大町さん!?
心臓がいきなりF1のエンジンを搭載したように、すごいスピードで動き出している。
ど、どうしよう……。
さっきお味噌汁で潤したはずの喉がからからに渇いていた。

「お、大町さん……」
うわああ、言葉が出てこない。どうしたらいいんだ? 今更謝っても遅すぎるし……
そうだ! とりあえず手を放してもらわないと!
混乱しながら、僕は空いていた手で(箸を置いてから)大町さんの手を外そうとした。
そう。
僕は混乱していた。
そんなことをすれば、さらに手を重ねあわせるだけだという事に気づかないくらい。

「……あ」
声を出した時には、もう遅かった。

直樹から、こまちへ


98年02月18日:13時33分43秒
心拍数、異常に上昇してます!!(笑) / 少年が1番!!
さすが『ラブコメ大魔王』!!
ぱっと離してごまかすかと思いきや、
「鷲掴み」
ですか(笑)。
これは負けてられないなあ。

98年02月17日:23時56分22秒
「病んで医を知る」 / みだれかわ枕
>まったく同時に、大町さんも手を伸ばしていた。
 
 そうきますか。じゃあ『ラブコメ大魔王』の肩書きに賭けても、暴走しなきゃなりませんね。
 
 
(三人称単数)
 
 食事が始まった。
 大町家始まって以来の大人数である。
 なお、聖の両親であるエドワードとミチコは、今夜は歌舞伎見物に出かけている。エドが、ずいぶんと苦労してチケットを手に入れたらしい。
 若葉が健司の頬に付いたご飯つぶを取り、口に入れる。
 ご飯の担当だった静月が、涙ながらに嚥下している。
(う〜ん、面白いわね〜……)
 そんなことを考えながら、千切りキャベツを口に運ぶこまち。
 口に入れ、かみしめる。にじみ出る甘み。
(……塩も何もかかってない〜)
 こまちは、何もつけてない野菜は、あまり好きではなかった。
 せめて塩を、と思って食卓を見渡すと、比較的近くに、ドレッシング。聖特製のフレンチドレッシングである。
 
 手を伸ばす。と、隣から、同じように手が伸びてきた。
 男にしては小さな、すらりとした手。
 直樹だと気が付く前に、二人の手は目的地に達していた。同時。
 
「「あ……」」
 
 下から順に、ドレッシング、直樹の手、こまちの手、直樹の視線、こまちの視線。
 そして、二人の視線が合う。
 どちらの手も動かない。
 が、こまちの口は動いた。
「えーと、高城くん、お先に、どうぞ」
 
 こまちの手が上にある。無理だ。
 
 
(一人称単数)
 
 お先にどうぞ、と勧めたのに、高城くん、ドレッシング取らない。
 ええい、女の方から譲ったんだから、さっさと取ってってよぉ。人の手やら顔やらじっと見てないでさ。
 ああ、もう!
 こうなったら、先にあたしがもらお。
 ドレッシングのビン、つかむ。
 
 ぎゅ。
 
 えーと。
 ビンて、こんな手触りだっけ?
 なんか、暖かい。
 すらっとしてて、すべすべしてる。産毛も少なくて。
 ……
 って、これ、ビンじゃない。
 えーと。
 あ、高城くんの手だ。
 
 どうしよ。しっかりと握ってしまった。
 
「あ、あははは、あたしが持ってたら、高城くん使えないよねっ。失礼しました!」
 光の速さで手を引っ込める。
 う゛〜、あたしともあろうものが、なんてブザマなごまかしかた。
 なんでこんなにブザマなのよ。
 
 昼休み、近藤さんに告白したいと言っていた、男子のこと、ふと頭に浮かんだ。
 ガチガチで、ブザマだったなぁ。
 うん。
 彼、恋さえしなきゃ、そこそこまともだろうに。
 ……
 あれ? 『も』?
 ちょっと待ってよ。何で『も』なわけ?
 確か日本語で『も』って、並列の意味で使うのよね?
 ……
 おいおい、ちょっと待ってよぉ。
 
 
 こまちから直樹へ
 
 注:「病んで医を知る」とは、イギリスの思想家、カーライルの『健康な人は自分の健康に気がつかない。病人だけが健康を知っている』という言葉と同じ意味で使う、慣用句。つまり、必要に迫られないと、物事に関心を持たないということ。さて、強力な脇役として設定したこまちがこんなにときめいちゃってて、いいんでしょうか?(笑)
 
#頑張れ静月! 大魔王も応援しているぞっ!(笑)
98年02月17日:23時43分21秒
若葉 / Dr.李
 ぱく・・・。
 「ふむ?」
 ハンバーグは悪くない、付け合わせも及第点だろう。
 味噌汁もうまくできたが・・・。
 ご飯が致命的にまずい。
 生煮え・・・。
 頭の中でどうやればいちばんおいしくいただけるか検討する。
 結論・健司のまねして無理矢理流し込む。
 炒めるなりなんなりするというのも考えたが、静月の手前それはさけた方が良かろう。
 ささやかな心配りだった。
 
 「いやー、結構おいしくできたやね。」
 声が少し棒読みかつ、うわずっている。
 「うん、静月ちゃん初めてにしては良くできてるって・・・。」
 とことん嘘が下手な娘である。
98年02月17日:22時51分13秒
健司(過去) / ハリ=ハラ
「うむ、これは兵法だからな。」
 
 相手の嘲笑を気にもせずそう言い放つ。
 
「お前らとこの少年のバランスを取るために、俺は助太刀に入った。
 その少年の力量がどの程度かは分からないが、三対一ではどう見てもバランスが崩れているだろう。
 そして、俺が入ろうとした時点で一人倒れていた。
 此処で俺が少年側に単純に着いても、バランスは取れる。
 だが、俺が実際に喧嘩に参入すると、この喧嘩が当人達だけのものでは無くなってしまう。
 それは、お前達も望まないだろう。
 だから、残ったお前達の内の一人を俺が無傷で抑える事で、一対一になるようにバランスをとったのだ。
 戦況的に不利な状態に在ったものがそれを抑えるために何をしようともそれは卑怯ではない。
 少年の時は知らんが、俺が介入しようとした状況は非常に不利だった。
 なにせ、二対一になるからな。
 それを何とかするためにした行動を卑怯といわれたくはない。」
 
 一気に言いきってから、一呼吸置く。
 そして、男を見据えながら言葉をつなげる。
 
「それともなにか?
 はじめから、有無を言わさずぶちのめした方が善かったか?
 差しの状況に持ち込まれては勝ち目が無いと言う訳ではないのだろう?
 俺はこの男を抑えているだけで手は出さん。
 存分に試合が良い。」
98年02月17日:22時21分05秒
男達(過去) / ジョーカー
 「義を見てせざるは勇なきなり。」
 
 「喧嘩をするのは勝手だが、三対一とはあまりに卑怯。
 白黒はっきりつけたくば、差しの勝負といくがいい。」
 
 健司の物言いを聞いて男は薄ら笑いを浮かべた。
 
 「随分と古臭い口上を使うじゃねぇの」
 
 明らかな嘲笑。
 
 「『義』、とてめぇは言うけどなぁ。俺達は『礼』を知らねぇこの餓鬼を
 親に代わって躾てやってんのよ。横から口出さねぇでくれるかい?」
 
 「それに卑怯卑怯と言うが、不意打ちをしたてめぇとかこの餓鬼は
 …卑怯じゃねぇのか?何とか言ってみろよ、おい」
 
 ニヤニヤと嫌な笑いを男は浮かべた。
98年02月17日:22時06分46秒
健司(過去) / ハリ=ハラ
「義を見てせざるは勇なきなり。」
 
 リーダー格に男の言葉に、きっぱりとそう返す。
 
「喧嘩をするのは勝手だが、三対一とはあまりに卑怯。
 白黒はっきりつけたくば、差しの勝負といくがいい。」
 
 脇から出てきた男の方を向いて、さらに付け加える。
 
「たしかに、この往来での喧嘩は迷惑だ。
 どうしてもやるなら、どこか場所を変えたらどうだ?」
 
 どうも、自分も喧嘩の人数に入っている事を自覚していないらしい。
98年02月17日:21時21分25秒
謎のオヤジ / Dr.李
 「これこれ君たち、喧嘩はいかんよ。」
 クマのような大男だ。
 手には、買い物かごを下げている。
 
 にこやかな顔をして言う。
 「回りの人達に迷惑だ、やるんならもっと人気のないところでやりなさい。」
 
 ・・・・止めろよオヤジ。
98年02月17日:20時07分30秒
誠一郎(過去) / ジョーカー
 (出遅れたな)
 
 いち早く健司が動いたので誠一郎は通りすがりの振りをして
 離れたところから辺りを警戒している。
 
 (結構やるみたいだし、健司が入れば充分だろう)
 
 誠一郎の目は確かだ。実力差の分、数的に劣っていても
 実質対等以上である。ならば加わるまでもないと判断する。
 
 (ふむ)
 
 微かに目を細めると誠一郎は雑踏の中に姿を消す。
 
 ‐‐‐―――――――――――――――――――――――――――――‐‐‐
 
 「事情は知らんが、三対一とはずいぶんだなぁ・・・
 いらない世話かもしれないが、助太刀させてもらおう。」
 
 不意に現れ、間接を極めた健司に掴まれている男が喚く。
 
 「てってめぇ、何しやがる放せっ…」
 
 だがその声も途中で寸断される。健司が極めた肩を捻ったのだ。
 
 「首突っ込んで来るんじゃねぇよ。カンケーねーだろてめーにはよぉ」
 
 三人の内のリーダー格らしい男が健司に凄む。
 もっとも一人は明にのされ、もう一人は健司に肩を極められ
 一人だけというのがいささか滑稽だったが…
98年02月17日:16時00分44秒
健司(過去) / ハリ=ハラ
 夜の街・・・
 少年は親友とともに街をぶらついていた。
 まあ、親友に半ば引きずられてきたようなものなのだが・・・
 
 少年にはなじみのない喧騒の中、数人の男の声が上がる。
 
 喧嘩だ。
 
 喧嘩をしているのは四人。
 小柄な少年と二人の男が向き合い、残りの一人は少年の足元に転がっている。
 
 三対一とは卑怯だな。
 
 自然とそちらの方に足が向き、手近な一人の肩をつかむ。
 そのまま手を取り、肩を極める。
 
「事情は知らんが、三対一とはずいぶんだなぁ・・・
 いらない世話かもしれないが、助太刀させてもらおう。」
98年02月17日:15時41分54秒
明(過去) / 月夢
 暗い街の中を少年が1人黙って歩き続ける、特に目的もないのか歩みは定まらず、ふらふらと人混みの中をさまよう。
 どんっ、
「いてっ!」
 そんなふうに少年が歩いていたときなにかが肩に当たり大げさな悲鳴が聞こえる。
「ガキ、てめえ無視してんじゃねえよ!」
 少年が気にもせずに通り過ぎようとするところを肩が当たった人間が引き留めると少年はめんどくさそうに振り返る。
「なに?」
 簡潔に少年が聞き返す、小柄な、見ようによっては小学生ぐらいにしか見えない相手に当たった人間とその連れらしい3人組はにやっと笑う。
「謝っていけよ」
「・・・馬鹿らしい」
 子供と思ってからかうように言う相手に少年は一言で切り捨てる、3人の顔が歪む。
「てめえ、いい度胸だ、こいよ」
 格下に逆らわれたという思いが頭に血を上らす、それに対し少年は無言でついて行くようなそぶりを見せ、1人に近づくと思いっきり足を踏む。
「って!!」
 急な攻撃に油断した相手が足を押さえようと、上体を下げたところに少年が容赦ない一撃をくわえる。
「油断する方が馬鹿なんだよ」
 倒れた人間に更に蹴りつけながら少年が暗い瞳で呟いた。
98年02月17日:15時40分54秒
静月 / MARS
 「んぐ・・・」
 なんとか最後の固まりを飲み下す・・・
 『・・・気持ちわるい・・・何でこんなになっちゃったんだろう・・・』
 洗い流すようにおみそ汁を飲む
 『先輩は・・・おいしいっていってたけど・・・無理してたんだよね・・・私・・・また先輩に悪いことしちゃった・・・』
 自分が情けなくて悔しくて・・・どうしょもない静月であった・・・
 
 
 暗黒オーラが静月の周りで急激に発生・・・うっわー・・・
 ATフィールド発生可視光線レベルにも影響状態だね!!(笑) 
98年02月17日:15時06分42秒
現実はお約束よりも奇なり / 少年が1番!!


(隣が気になる一人称)
食事が始まると、なんとなく感じていた不安も案外あっさり消えてしまった。
料理がおいしい(ご飯はちょっと生煮えかな)からかもしれない。それに、僕も
かなり空腹だったみたいだ。
今日だけで、色々なことがあったからかな。
ハンバーグに添えられたキャベツの千切り。わずかに太さが違うのが
混じってる・・・まあ、いいか。
僕はドレッシングを取ろうとして、手を出した。
その時。
まったく同時に、大町さんも手を伸ばしていた。

「・・・あ」
後から思うと、すごく間抜けそうな声を上げて、僕は・・・
僕の手の上に重なっている大町さんの手を呆然と見つめていた。
動けなかった。
まるで、一時停止のボタンを押されたかのように。

直樹から、こまちへ


98年02月16日:18時18分41秒
明(過去) / 月夢
 春香が扉を開く、薄暗い家の中、夜だというのに明かりはまったくない。
「兄さん?義姉さん?いないの?あがるわよ」
 春香が手探りでスイッチを捜し、電気をつけると家にあがる。
「誰もいないの?おっかしいわねえ」
 ここ数日何度も何度も電話をかけているが一度もつながった事がない、業を煮やして夜遅い時間にわざわざ訪ねてきたのだが、
「兄さん、義姉さん、あきちゃん、いないの?」
「・・・・春香さん?」
 もう一度呼んでみるとか細い声が奥の方から聞こえる、春香ははっとしてあわててそちらに向かう。
「あきちゃん・・・」
 明の母、つまり春香の義姉の部屋に入ったときそこに部屋の奥に膝を抱えてうずくまる明の姿を見付ける。
「どうしたの?あきちゃん、ねえ、兄さんと義姉さんは?なんで・・」
「帰ってこない・・・」
 明の側に近寄り春香が質問すると明はぽつりとつぶやく。
「喧嘩して出ていっちゃって、帰ってこないの・・・・だからまってるの」
 春香は明の言葉に沈黙する、前々から危険な予兆はあったが、ついに、
「ね、ねえ、いつでていったの?」
「わかんない・・・2日ぐらい前だとは思う・・」
「2日・・・って、あきちゃんいつからここに!?」
 春香が驚いて聞くと膝に顔を埋めたまま明はぽつぽつと呟くように言う。
「出ていっちゃってから、ずっと待ってる・・・」
「ずっとって、ご飯は?」
 明は無言で首を振る。
「ば、馬鹿なことしないの、何で家にこないの、ご飯ぐらい・・」
「だって!」
 春香の言葉を明は遮る。
「だって帰りまたなきゃ、待ってなきゃ・・・」
 明の肩が震える、春香はそれをぎゅっと抱きしめる。
「もういいよ、あきちゃん、よく我慢したよ、大丈夫、大丈夫だから」
 背中を優しく撫でると明は春香にしがみついて泣き始める、春香は優しく明をたちあがらせ。
「私の家にいこ、あきちゃん、ね?」
「で、でも・・」
 まだ明が迷うと、春香は明の頭を優しく撫で、
「私が何とかするから、ね?信用して?」
 じっと春香が明を見ると明は少し躊躇してから頷く。
「じゃ、いこ」
 それを確認すると春香は明の手をとり家を出る、その手を明はぎゅっと強く握り返す。
「大丈夫、私がいるから」
 春香が何気なくそう口にすると明ははっとして春香の顔をまじまじとみ、そしてもう一度頷いた。
98年02月12日:22時58分56秒
かわいそうな純君(笑) / Dr.李
 若葉の平手打ちでも期待してるのかね(笑)
 
 「あー、はいはい。おかわりですね?」
 軽くたずねて茶碗を受け取り、同じくらい盛る。
 「はいどうぞ。」
 ちゃんと両手で差し出し、健司が受け取る。
 「まったく、先輩って子供みたいですね。」
 そう言って、健司のほっぺの”お弁当”を
 指で取り、そのまま若葉の口に運んだ。
 
 −−−−−−−−−−−−−−−−−−
 外道計画推進中(笑)
98年02月12日:22時20分07秒
修正 / ハリ=ハラ
 口の端というより、頬ですね。
98年02月12日:22時18分59秒
健司 / ハリ=ハラ
「いただきまーす。」
 
 元気に挨拶をして旨そうに飯をほおばる健司。
 何事もないように、咀嚼して飲み込む。
 
「いやぁ、うまいなぁ。」
 
 にこにこしながら食事をする。
 当然、あっという間に一膳目を平らげてしまう。
 
「えーと、お代わりは何処かな・・・」
 
 
 自分でお代わりをよそうためにきょろきょろしてます。
 ちなみに、口の端にはご飯粒が・・・(にやり)
98年02月12日:21時52分20秒
静月 / MARS
 「頂きます・・・」
 箸を持ち・・・茶碗に乗ったご飯に手を着ける・・・
 「う・・・うぇ・・・ぐうぅ・・・んぐ・・・」
 生煮えのご飯がのどに詰まる・・・だからといって吐くわけにもいかず・・・
 涙目で何とか飲み込む・・・
 「ごめんなさい・・・・シクシクシクシク・・・」
 なんか君小町ちゃん家に来てから泣いてばかりだねえ・・・
98年02月12日:21時10分13秒
食卓に小悪魔が踊る / Dr.李
 「さ、食べよ。冷めちゃうし」
 小町の声で、食事が始まる。
 いただきますをそれぞれいいながら、てんでに食べ始める。
 
 はっきり言って狭い。
 まあ、この人数で食べるのだから当たり前と言えば当たり前なのだが。
98年02月12日:13時36分08秒
確かに(笑) / 少年が1番!!
>あんたたちゃぁ、鬼だよ……(笑)

同感です(笑)。でも、心のどこかで楽しんでるし(爆)


(周章狼狽の一人称)

「なににやけた顔してんのよ。元はと言えば、あんたが悪いんだからっ!」
渋々といった感じで席についた大町さんは、右隣の氷室くんに
文句をぶつけた後、反対にいる僕の方を向いた。
思わず、身を退いてしまう。

「高城くん、昼休みのこと、絶対誰にも言っちゃ駄目よ」
ずきりと、胸が痛む。多分、表情にもそれは表れていた
かもしれないけど、すぐに前を向いた大町さんは気づかな
かった。

――ダレニモイッチャダメヨ……。

「さ、食べよ。冷めちゃうし」
大町さんの声が、少し遠くから響いた気がした。


98年02月11日:23時33分54秒
「挟まれた女」 / みだれかわ枕
>そう言ってずれた結果、直樹と誠一郎の間が空くことになった。
 
 あんたたちゃぁ、鬼だよ……(笑)
 
 
(三人称単数)
 
 渋々、こまちは席についた。
 直樹と誠一郎に挟まれている。
 なんとなく、居心地が悪い。
「あら、こまちちゃん。男の子二人にはさまれて、いいわねぇ」
 お気楽な、聖の声。
「かあさん、本当にそう見える?」
「ええ」
「No kidding!(まさか!)」
「かあさんには、すごく嬉しそうに見えるんだけどなぁ」
「あ、あのねぇ……」
 聖に言い返したところで仕方ないと分かっている。こまちは母親にはそれ以上何も言わず、くるりと横を向く。誠一郎。
「なににやけた顔してんのよ。元はと言えば、あんたが悪いんだからっ!」
 濡れ衣である。
 またくるり。今度は直樹。他の人間には聞こえないように細心の注意を払いながら、
「高城くん、昼休みのこと、絶対誰にも言っちゃ駄目よ」
 そして前を向いて。
「さ、食べよ。冷めちゃうし」
 
 
 こまち。
98年02月11日:10時19分45秒
誠一郎 / ジョーカー
 ぞくり
 
 訳もなく背筋に悪寒が走った。誠一郎はこの悪寒にとっっっっても心当たりがあった。
 
 (うむ、こまちだ)
 
 もはや疑いようもなく心中にて断言。
 
 (となると近付くのは自殺行為なのだが…)
 
 さり気なく辺りを見回すと致命的なことに空いている席は自分の隣だけ。
 
 (Jesus Christ!)
 
 思わず悪態―ハロルド譲りの―をつく。それでも表面上は平静な辺り器用な奴である。
 
 (天にまします我らが神よ、貴方の忠実なる哀れな子羊をお救い下さい…)
 
 十字を切る。だが祈りは天に通じなかったようだ。
 階段を下りてくる音が聞こえる。やはり正月を祝ったのが
 拙かったのだろうか?
 
 (仕方あるまいビールでも飲んで痛覚を麻痺させよう)
 
 適当なこと言っているがこの程度では欠片ほども酔わない大酒呑み誠一郎。
 やるだけ無駄な小細工である。
 
 「な、何で高城君、ここにいるわけ?」
 
 素っ頓狂なこまちの声。直樹は誠一郎の隣りに座っていたりする。
 
 「高城先輩はさっき、時之君が連れてきたんですよ・・・。
 お知り合いなんですか? だったら席が隣同士の方がいいですか?」
 
 との若葉。
 
 「知り合いも何も同じクラスだよ」
 
 と誠一郎。
 
 「あぁ、椅子がありませんね。氷室先輩、椅子ないんですか?」
 
 と再び若葉。
 
 「僕の隣がちょうど空いてるよ」
 
 右隣が一つ空いていて、その先には聡が座っている。で、左隣には直樹。
 
 「じゃあ、僕が一個ずれよう」
 
 事も無げに誠一郎。内心はこう。
 
 (すまん、高城。君には半分だけ受け持って貰おう)
 
 そう言ってずれた結果、直樹と誠一郎の間が空くことになった。
98年02月10日:23時50分57秒
世話焼き若葉ちゃん / Dr.李
 「大丈夫ですよ。念のために余分に作ってあるんです。
 付け合わせもすぐ作りますね。」
 直樹の言葉の意味は若葉ちゃんには通じてない。
 「あぁ、椅子がありませんね。氷室先輩、椅子ないんですか?」
 
 −だからどうしてそこで誠一郎に聞くのだ?−
 
98年02月10日:12時49分26秒
/ 月夢
 大町家を出ると手近な電話ボックスに入り明はアドレス帳を開く。
「えーーと、学校は」
 ざっと調べて見付けるとその番号をコールする。
「・・・・あ、もしもし、あ、西野先生?時之でーす、え?やだなあイタズラじゃないですよ、藤寺先生に電話つないでくれません?・・・ん?ラブコールじゃないですよお、忘れ物したみたいで、ないかちょっと確認して欲しいんです・・あ、はい、はい」
 そこで電話が切れてしばらく待つ。
「・・・・あ、藤寺先生?」
「明君?どうしたの?」
「いえいえ、高城先輩無事送りだしたのでご報告をと」
「あら、そうなの、でどう?」
 きわめてシンプルな尋ね方をする藤寺先生にちょっと考え、
「良い方に進んでるんじゃないですかね、面白いことになってますよ」
「面白い?」
 くすくす笑う明に藤寺先生は怪訝な顔をし、
「明日詳しく話しますよ、それより綾坂先輩がいたら伝えて下さいませんか、高城先輩気にはしていますけど、落ち込んでないって」
98年02月10日:12時35分59秒
恋心は食卓で踊る / 少年が1番!!
(動揺続きの一人称)

「な、何で高城君、ここにいるわけ?」
姿を見せた大町さんの第一声が、これ。何だかひどくショックを
受けているみたいだけど・・・来ちゃまずかったのかな?

「高城先輩はさっき、時之君が連れてきたんですよ・・・。
お知り合いなんですか? だったら席が隣同士の方がいいですか?」
お茶を入れている森野さん――だったはず――が、そう言うけど
・・・席は空いてない。

「あ・・・僕は別にいいから・・・」
自分でもしどろもどろになっているのが分かる。何となく大町さん
の方をまともに見れない。
――こ、困ったなあ・・・。
おいしそうな匂いを堪能する余裕も、なくなりそうだった。

98年02月10日:12時17分09秒
そうかしらん?(笑) / ハリ=ハラ
 だーれも、悪意のある人物は居なくてよ。
 みんな優しくて、親切な人ばかりね。
 
 くすくすくす・・・(笑)
98年02月10日:12時01分22秒
邪悪なオーラが・・・ / 少年が1番!!
そこはかとなく、食卓の上に渦巻いている気が
するのは僕だけでしょうか?(笑)

98年02月09日:23時24分09秒
悪魔のしっぽ / MARS
 むう・・・それはそれでなかなか惹かれますねえ(笑)・・・
 私って変?
 席については了解しました。
 ところでご飯は誰が電源入れました?
 静月なら蓋を開けてたので生煮え確定!!(爆)
98年02月09日:23時20分58秒
健司の位置は / ハリ=ハラ
 若葉や静月の向かいかな?
 脇は、純か直樹だとおもう。
98年02月09日:23時18分13秒
ほう? / Dr.李
 まるで若葉ちゃんのプリティなおしりに、
 悪魔のしっぽがはえているとでも言いたげな発言だね?
 
 たぶん、若葉の隣ではないだろうか?
 そんで逆隣は聖さん。
 積極的に男の隣にはすわらんだろうし。
98年02月09日:23時14分27秒
ああ・・・ / MARS
 こうして天使は堕とされていくのね・・・(笑)
 ちなみに静月はどこの席?
98年02月09日:22時58分31秒
君も共犯だ!(笑) / ハリ=ハラ
 何もしていなかった時点で、君も同罪なのだよ。(笑)
 ああ、貴方が止めていればこんな事にはならなかったのに・・・
98年02月09日:22時52分10秒
失敬な!!(笑) / MARS
静月は何もしてないぞ!!(笑)
98年02月09日:21時27分42秒
みんな鬼だ / ハリ=ハラ
 現在、席は偶然誠一郎の隣しか空いていない。
 その上で若葉ちゃんの邪気な
 >だったら席が隣同士の方がいいですか?
 と言う発言。
 
 みんな鬼だ。(笑)
98年02月09日:21時21分00秒
おおっ! / ハリ=ハラ
 いやあ、知らんかったい。
 これで一つ賢くなったね♪(笑)
98年02月09日:21時19分49秒
(無)邪気な若葉ちゃん / Dr.李
 「これで全員なんですね?」
 何でかしらないが、思わず全員にお茶を入れてまわる若葉。
 
 「高城先輩はさっき、時之君が連れてきたんですよ・・・。
 お知り合いなんですか?
 だったら席が隣同士の方がいいですか?」
 
 本人は何気なく聞いたつもりである。
98年02月09日:21時15分06秒
む、いかん。誤植だ。 / 蒼
>「鬼ヶ島=orger`s iland」に次いで笑えるものではあるが。
 失礼。間違いが在った。
 「鬼ヶ島=ogre`s islamd」だな。
98年02月09日:21時09分22秒
RE:しつもんっす / 蒼
 >Bon-Dance
 >これは、いわゆる『盆踊り』って奴ですか?
 ハリ=ハラ君。「Bon-dance」は教科書にも載っている正式な盆踊りの英訳だ。
 下手な辞書を引くと載っている可能性が在る。
 「鬼ヶ島=orger`s iland」に次いで笑えるものではあるが。
98年02月09日:20時01分36秒
しつもんっす / ハリ=ハラ
 >Bon-Dance
 これは、いわゆる『盆踊り』って奴ですか?
98年02月09日:19時54分01秒
「復讐の甘美な誘いと挫折」 / みだれかわ枕
 さて、久しぶりです。
 
 
「あ〜、眼鏡、出来たよ」
 聡が――忘れた人もいるかもしれない。こまちの父である――、眼鏡片手にやってきた。
「お、今日はハンバーグかぁ。聖さんらしいなぁ」
 人数がさらに増えていることは、気にしていない。
「あ、聡さぁん。こまちちゃん、そっちに行かなかったぁ?」
「へ? こまち? 見てないけど?」
 
 
 当のこまちは、三階の自分の部屋の、ベッドの上にいた。大きめの枕に顔をうずめている。
「う゛〜……一生の不覚だわ」
 自己嫌悪に陥っているのである。
「冷静に対処すべきだったのよ。あいつらがあたしのことをどれだけ知ってるっていうの。ぜんぜん問題、ないわ。からかいたい人には、からかわせておきゃぁ、いいのよ」
 ぐるっと、あお向けになる。その口元には……邪悪な笑みが、あった。
「まずあたしがしなきゃいけないのは、revenge(復讐)ね。とりあえず、余計なこと言った氷室と阪井には、血を見てもらわないとね」
 なかなかに物騒である。
「白石くんは……ま、勘弁してあげましょ。下手にいじめると、再起不能になりそうだし」
 まだ理性は残っていると見える。
「おなか空いたし、下に降りよ」
 そういって、すたすたと二階に降りていく。
「ハンバーグかぁ……誰か遊びに来ると、必ずハンバーグなのよねぇ。ま、かあさんらしいけど」
 
 
 で、降りてきたこまち、復讐どころではなくなる。
 頭の中で、エンドレスなBon-Dance……
「な、なんで高城くん、ここにいるわけ?」
 
 こまちから、直樹へ
98年02月09日:17時46分31秒
良い時期に / 月夢
 帰ってきましたねえ(笑)ということで明は帰宅しますんで花見の件は後でお願いします。
 それとも皐月でも迎えにいこうかな?(笑)
98年02月09日:16時03分14秒
健司 / ハリ=ハラ
「それじゃあ、さっさと席についた。」
 
 ぺこりとお辞儀をした直樹を引っ張ってきて席に付かせる。
 周りでは、ほとんどの人が席についている。
 残っているのはあと二つ。
 もっとも、そのうち一つは健司の分。
 あと空いているのは、誠一郎のとなり
 この場に居ない人となると・・・
 
「遅いなあ・・・
 お腹と背中がくっつきそうだ。
 大町は何をやってるんだろう?」
98年02月09日:14時09分42秒
うっひゃ〜 / 少年が1番!!
ようやく復活でーす。
でも見た瞬間に、大笑いでーす(笑)。我ながら、何てグッド・タイミング!
これはもう、逃げれませんね。


(戸惑いと驚きの一人称)

「――じゃ、また明日」
ええっ!?
にっこり笑いながら帰ろうとする時之くんを、僕は慌てて捕まえた。まさか
置いていかれるとは思わなかった。
「と、時之くん」
「明でいいですよ、先輩」
「そうじゃなくて・・・君が帰るなら僕も――」
その途端、時之くんが急に怒ったような表情を見せた。

「・・・高城先輩、嘘だったんですか」
「え・・・?」
一瞬、何の事だか分からなかった。

「綾坂先輩に言ってたでしょう・・・怖がらなくてもいい。話してみなきゃ
何も始まらないって。先輩が言ったんですよ」
「それは・・・」
「大丈夫ですよ」
僕を安心させるように、また微笑んでみせる。

「みんないい人たちですし・・・取って食われるわけでもないんだし」
「誰が何を食うんだ?」
阪井くんが、ひょっこり首を出した。

「早く来いよ。みんな腹減って死にそうだ」
「それはお前だけだろう」
今度は氷室くんだ。
ちらっと時之くんの方へ目を向けると・・・やっぱり笑ってる。でも、目の奥に
ひどく真剣な光が見えたような気がした。

――僕が言ったこと・・・。
「・・・あ、それじゃあ・・・お邪魔します」
そう言って、僕はぺこりと頭を下げた。


98年02月09日:11時16分38秒
/ 月夢
「ご飯ですか?」
 明がうーんとうなる。
「ご一緒したいけど、春香さんが家で待ってると思うんですよねえ」
 しみじみと呟いてから直樹の肩に手をおき。
「と、いうことで高城先輩が僕の代わりということで、お願いします」
「え?」
 直樹が慌てた様子を見せるのを、
「特に問題ないですよね」
 全員ににっこり笑ってから直樹にだけ聞こえるように、
「綾坂先輩にかっこうつけたんですから、逃げちゃ駄目ですよ」
 にっこり笑ってつつつと後ろにさがる。
「と、いうことで僕は挨拶だけで、それではー、じゃ、また明日」
98年02月09日:01時31分32秒
誠一郎 / ジョーカー
 「よぉ」
 
 軽く手を挙げて挨拶をする誠一郎。
 
 「ここの家の人間は概ね細かいこと気にしないから
 遠慮せずに食ってけ。飯は人数が多い方が旨いしな」
 
 少々戸惑った様子の直樹にフォローを入れる。
 
 「明もそのつもりだろう?」
 
  
98年02月08日:12時58分51秒
健司 / ハリ=ハラ
「よぉ。」
 
 明るく声をかけてくる健司。
 すでに料理は運び終え、皆席につきはじめている。
 
「高城と明が知り合いとは、知らなかったなぁ・・・
 そうだっ、よかったら二人も夕食ご馳走になっていったらどうだ?」
 
 だから、お前が言うんじゃない!
 
「いいですよねぇ?
 食事は大勢の方が楽しいし。」
 
 勝手に話を進めるなよ・・・
 
「さ、そういう事だから・・・」
 
 勝手に話は進んで、二人分の席があっという間に作られる。
 もっとも、少しばかり手狭な感じになってしまったが・・・
98年02月08日:12時25分26秒
食卓について / ハリ=ハラ
 食卓の席ですが、適当でいいですよね。
 大町家の方々も含めると、大変な数になりますし。
 
 だから、こまちが下りてきた時には、たまたま誠一郎の隣の席しか空いていなくてもおかしくないですよね。
 
 くすくすくす・・・
98年02月08日:04時36分20秒
/ 月夢
 もういい加減あがっちゃいますね。
 
「おじゃましまーす」
 招き入れられるままこの場にきて渋る直樹を引っ張って大町家の玄関をあがる。
「あ、みなさん揃ってますね・・・・・で、何で食卓?」
 いるだろうと思われていたメンツに軽く手を振って挨拶すると、なぜか食卓で更にご飯まで用意されているのに首をひねる。
「時之君・・」
 その時直樹に腕をひかれてぽんと思い出す。
「あ、そうそう、保険室で一緒になったんで一緒に帰ってきたんですけど、先輩方はご存じですよね」
 確認をとるように全員の顔を見渡す。
「高城直樹先輩、先輩方と同じクラスの人で、保険室での僕の知り合い」
 直樹の紹介をする、直樹はあわてて頭を下げて挨拶する。
「あ、高城直樹です」
「と、いうことです」
 
天羅万象掛け合い:暴走編ログ / TRPG.NETホームページ / Web管理者連絡先