天羅万象掛け合い:暴走編 LOG 003

天羅万象掛け合い所:暴走編の1997年12月22日から1998年01月01日までのログです。


98年01月01日:23時30分22秒
お茶、ですか / みだれかわ枕
 ええと、いままで新年会やら何やらでばたばたしてました。
 今から書きますんで、少々お待ちくださいませ。
98年01月01日:23時22分15秒
健司 / ハリ=ハラ
 そう言うことなら、普通に反応しましょう。
 誰かのフォローに期待(笑)
 
 「う゛」
 
 「い・・いや、そう言う意味じゃなくって、ただ俺は、自販機のお茶が美味しいとは思えないと言う・・・」
 墓穴掘ってるぞ、おい。
 「というか、えーーと・・・・
  た・・単に俺が自販機のお茶が嫌いと言うだけであってー・・・・」
 
 あうあうあうー
 
 
98年01月01日:22時47分19秒
同じです同じ / ジョーカー
 変わりませんって。(苦笑)
 自販機と絡めた時点でアウトです。
 誠一郎とこまちが飲んでいる物もある意味「お茶」ですし。別の意味で拙い。
 
 あーーー(悩)そうですね、科白を変えるぐらいならこまち辺りに
 フォローを入れて貰って流しませんか?
 
98年01月01日:22時34分33秒
ぢゃあ / ハリ=ハラ
 「お茶って、自販機のだとおいしくないだろ?」
 これならどう?
98年01月01日:22時11分22秒
みゅう / ジョーカー
 >自販機とかのお茶って不味いだろ?
 
 これは自販機の物はすべからく不味いと言う風にとれたのですが。
 つまり、健司から静月に、でし。自販機から飲み物買って飲んでいる人に
 自販機の何々は不味いと言ったら自分の飲んでいる物まで
 不味く感じられてしまうのでは?まぁ気にしすぎだったかも知れませんが。
98年01月01日:22時02分39秒
ちょいまち / ハリ=ハラ
 わっしは、誰にも特に不味いものを押しつけた記憶はないぞい?
 静月に渡したのは「お汁粉」だし、誠一郎には110円渡しただけだし・・・
 「お茶」は出しとらんが?
 
 (私は自販機のお茶は嫌いだ。)
98年01月01日:21時53分36秒
誠一郎 / ジョーカー
 「あのな、まずいと分かっているものを押しつけたのかお前は」
 
 缶を片手に誠一郎。目はちょっと冷たい。
98年01月01日:21時37分17秒
健司 / ハリ=ハラ
 をを!!ナイスだぞ、誠一郎。
 
 「あ・・いや・・・・俺は、甘いものは苦手だから・・・」
 静月の反応にさらにおたおたしながら健司が答える。
 『あーもう。どうしろって言うんだよぉ〜』
 
 「けーんじ、何にするんだ。早くしないと一番変な物選ぶぞ」
 『誠一郎、なーいす』
 「だ−!さっきからいらねえって言ってるだろうがぁー」
 
 話を逸らす先が見つかってほっとする。
 
 「おら!さっさと行くぞ。
  俺は場所しらねえんだから、案内してくれよ。」
 
 自販機の釣り銭返却レバーをさっさと回し、でてきた110円を誠一郎に渡す。
 
 「あの、俺は向こうでお茶貰うからさ。
  自販機とかのお茶って不味いだろ?
  そう言うことだから、それは全部飲んじゃってよ。」
 
 額にうっすら冷や汗は浮かんでいるものの、笑顔でそう話しかける。
 
 「ね?」
98年01月01日:20時38分25秒
誠一郎 / ジョーカー
 「にはって、そーゆーことゆーか貴様。
 野郎はアウトオブ眼中モードで先着三名様にしてやろーか」
 
 じと目で睨む誠一郎。それはともかく。
 
 「こまちはレモンティ、森野さんはこれ…っと、僕は…よっと」
 
 ガコンガコンガコン
 
 立て続けに三つ、缶が鳴る。既に自販機には550円が投入されている。
 後は押すだけである。きっちり十円単位まで入れてある辺り何ともはやではある。
 何やら葛藤を経て健司が行動する。
 
 「とりあえず、その・・・おい、誠一郎。金」
 
 「もう入れてあるが」
 
 「早いな。・・・えーと、お汁粉だっけ?」
 
 (いつもの健司にしては)妙な行動をしているのを面白そうに
 横目で眺めながらこまちと若葉にブツを渡す。
 
 「はい、ご注文の品だよ」
 
 自分もコーヒーの缶を開けながら野次馬を決め込む。
 
 「あつっ・・はい、熱いから気をつけて。
 とりあえず、先輩が奢るって言ってるときには、ありがたく貰っておくものだよ。」
 
 それでも性分で口を挟んでしまう。
 
 「本気で嫌でない限りはね。NOと言うべき時にNOと言えないのは
 日本人の悪い癖だよ」
 
 それは間違っているわけではないが衝突を起こすことも事実だ。
 誠一郎はその件に関しては前科者である。こまち、健司辺りに聞けば
 その辺は詳しい。
 
 静月は困ったように受け取ると一口すする。
 それがどういう経緯を辿ったか顔を赤くすると。
 
 「あ・・・あの先輩も飲んで下さい・・・じゃないと私飲めません!!」
 
 と叫び(言い過ぎ)お汁粉を健司に差し出す。
 
 (間接キスだな)
 
 そんなことを思うが、小学生じゃあるまいし指摘するのも馬鹿らしい。
 寸劇もどこ吹く風、自販機に向かい声を上げる。
 
 「けーんじ、何にするんだ。早くしないと一番変な物選ぶぞ」
 
 と水を差した。
 
 >でも、まあ、気にするなよ。俺達親友だろ?(笑)
 
 ごめん、邪魔しちゃった。まぁ気にするなよ俺達親友だもんな。(爆)
98年01月01日:19時40分33秒
私の選択 / ハリ=ハラ
 ハリ=ハラ個人の邪念と欲望に従って選ぶと・・・
 やっぱり2番!!
 でも話的には4番かなぁ。
98年01月01日:19時32分29秒
ふふん / ハリ=ハラ
 ショートシナリオならいざ知らず、いつ終わるとも知れない真ネバー・エンディング・ストーリーなこの掛け合い所でライバル独りで済むたぁ甘い了見ですぜ。(笑)
 恋愛だけでなく、失恋をも絡めた長期的なビジョンでいきやしょう!
98年01月01日:18時54分00秒
それとも / MARS
 忘れたのかも
 まあ、とりあえず静月のライバルは皐月だけと思ってた(笑)
98年01月01日:18時50分41秒
およよ / Dr.李
 最初からいってたような気が・・・?
 俺の思い違いか?
98年01月01日:18時47分09秒
いや / MARS
 読み取れなかったっす。
 以前から健司が若葉にアプローチをかけるつもりとは考えてもいなかった・・・・
 若葉は誠一郎と健司は皐月だと思ってたんですが・・・
 すまぬ(笑)
98年01月01日:18時45分37秒
選択肢(笑) / Dr.李
 1.すっぱり健司とのからみはあきらめて友人として、静月ちゃんを応援する。
 2.無理にでも、割り込む。
 3.皐月ちゃん陣営に走る。
 4.とりあえずマイペース
 
 ・・・どれがいい?
 
 ちなみに若葉は人付き合いは慣れてるほうで、今現在、恋心は発生してない。
 静月ちゃんは人付き合いが慣れてない上、恋心があるなぁ?
 皐月ちゃんは恋心があるからのう。
 
 無理にかき回す必要もないような気もするが・・・。
 
98年01月01日:18時37分54秒
大丈夫よ、MARSさん / ハリ=ハラ
 まだまだ時間は腐るほどあるんだから。
 焦らなくたって機会はいっぱいあるから・・・
98年01月01日:18時33分15秒
それは / ハリ=ハラ
 自分で書いてても思う(笑)
 とりあえず、ここは外すしかないか・・・
 
 わっしもちょっと愚考する。
98年01月01日:18時29分01秒
それは・・・ご都合主義だな。 / Dr.李
 私の美学がゆるさん。
 
 どうやら、MARSさんは以前の書き込みを まるで見てないか、
 覚えてないか、
 確信犯的に動いているかですな。
 
 放課後から、若葉に対する健司のアプローチが始まるのは以前から一応書いてたことですが、どうも無理にでも、
 静月と健司という関係を作りたがっておられるようで(笑)
 
 少し考えさせてください。
 
98年01月01日:18時25分13秒
いえいえ、私は / ハリ=ハラ
 (3)です。
 (1)は個人に許可されている******を越えて***に関する不当な情報を流し、
 また、***からの*****をも**したため***の******によって************を**********され**************
 (2)は個人に許可されている******を・・・・・
98年01月01日:18時14分19秒
いや、まだ手はある! / ハリ=ハラ
 「いつもそう言う態度じゃいけないぞ」
 とか言って、若葉ちゃんが静月さんをたしなめるんだ。
 で、とりあえずお汁粉は静月さんの手に戻す。
 んでもって、しばらく歩いた後で健司に残りを回すということで・・・
 理由としては、近くに空き缶捨てる場所がないから(笑)
 
 どうだやな?
98年01月01日:18時07分44秒
ちなみに / ハリ=ハラ
 桜餅のように赤くなっても、それと分かるほど健司に観察力はない。
 だって、桜餅だもの(笑)
 
 !!救難信号!!
 助けて若葉ちゃーん。
        byハリ=ハラ
98年01月01日:18時06分56秒
うーん? / Dr.李
 どうしようもないな。
 第一、若葉はもうスポーツ飲料貰ってるし。
 
 MARSさんが書く前なら方法はあったのだが。
 段取りが全て狂ってしまった上、良い考えが浮かばぬわ。
 もとより、健司にまわすつもりだったが・・・。
 
 誠一郎にはまわす根拠薄いんだよなぁ。
 
 すまないが、今回はあきらめてくれ。
98年01月01日:18時03分02秒
くすん、くすん / 静月
若葉ちゃーん、ハリ=ハラ(1)さんが苛めるぅー・・・シクシク
98年01月01日:17時58分36秒
くそっ、こうなったら・・・ / ハリ=ハラ
 このお汁粉の缶を若葉ちゃんまで回してやろう。
 って、ああ!若葉ちゃんってお汁粉嫌いかも。
 うわーーーん(泣)
98年01月01日:17時54分52秒
爆弾としては / ハリ=ハラ
 誠一郎と分け合う方が即効性はあると思う。
 なんせ、こまちの目の前やし・・・
 健司の方は、遅効性の毒って感じで後から面白いかも。
 
 ・・・って、ぐはぁ!!(吐血音)
 し・しまったぁ!遅かったかぁぁぁぁぁーーー
98年01月01日:17時49分56秒
むう / MARS
 暴走してしまった・・・そういうことは早めに言いましょう。
98年01月01日:17時47分55秒
静月 / MARS
 渡されてお汁粉を手に静月は困ってしまった。
 『えーっと・・・どうしよう・・・飲まないと先輩達に悪いし・・・えーっと・・・』
 カコ・・・
 とりあえず・・・口を開け一口含む・・・
 『あ・・・暖かい・・・』
 じっと健司を見る
 「な・・・何?」
 「先輩・・・あのその・・・」
 じっと見つめ返され静月は桜餅のように赤くなる
 『あうあう・・・どうしよう!どうしよう!』
 「あ・・・あの先輩も飲んで下さい・・・じゃないと私飲めません!!」
 思わず静月はお汁粉を差し出す。
 『あれ?私何やってるの?』
 
 
 というわけで本とは別のヤツを奢ってもらえって所を思わず自分のを差し出してしまったと言うことで(笑)
98年01月01日:17時45分19秒
ほえ? / ハリ=ハラ
 わしがねらっとるのは若葉ちゃんよ。
 だから、体育会系のノリと言うことで・・・
98年01月01日:17時38分29秒
俺もそう思う>李さん / MARS
 無理だってば・・・
 それに人数分奢ると言うとるに・・・
 っあ、そうだ1ついいこと思いついた
98年01月01日:17時06分57秒
これで・・・ / ハリ=ハラ
 健司じゃなくて直樹や純とかだったらまるで「カフェレ○オ」の宣伝みたくなっちゃうのかな?(笑)
98年01月01日:14時04分20秒
こうなったら、力尽くで・・・ / ハリ=ハラ
 へっへっへ・・お嬢ちゃんよお。大人しく飲んだ方が身の為ってもんだぜ?(笑)
 つーことで、飲むように勧めるぞ!!
 
 『しまった!これじゃあまるで付き合わせちゃったみたいじゃないか!!』
 いや、現実そうなんだけど。
 『わざわざ無理すること無いのにー』
 
 「えーと、こういう時にはさ、素直に奢ってもらっておいた方がいいよ。
  その・・そう!先輩の厚意を無にしちゃ悪いしね。」
  
 わたわたと説得を始める。
 もっとも、上手く言葉が見つからないらしく弁舌は至って爽やかではない。
 
 「とりあえず、その・・・おい、誠一郎。金・・・えーと、お汁粉だっけ?」
 
 やはり、言葉での説得には限界を感じたのか、実力行使にでた。
 自販機の前に進むと誠一郎に金を入れさせ、お汁粉のボタンを押す。
 
 「あつっ・・はい、熱いから気をつけて。
  とりあえず、先輩が奢るって言ってるときには、ありがたく貰っておくものだよ。」
 
 健司より 静月へ
 
 無理矢理渡してしまいます。
 すまん、誠一郎。金を使わせてしまった。
 でも、まあ、気にするなよ。俺達親友だろ?(笑)
98年01月01日:13時25分05秒
そのとほり / ハリ=ハラ
 体育会系のノリでやらなきゃあ。
 やってる当人達はどうって事無いんだけど、言われてみればそうだねってぐらいで。
 ペットボトルの回し飲みみたいなもん。
98年01月01日:12時32分56秒
はいよる混乱 / Dr.李
 MARSさん、静月ちゃんには無理さぁ。
 おとなしめの子だからのう。
 
 なに、爆弾一つ投げ込む大チャンスというだけのことさぁ。
98年01月01日:09時27分32秒
間接キス? / MARS
 それってどういう流れなのかな?
 静月がちょっと飲んでから可哀想だから健司に差し出すのか?
98年01月01日:03時03分42秒
うがーー! / ハリ=ハラ(現在錯乱状態)
 誠一郎ぉー、他の連中に無理矢理奢っちまえー!!
 そうだっ!「あ・・・お汁粉がまだ残ってる」とか言ってるんだから、お汁粉買って渡しちめえ!!
 話術上級で言いくるめろー!
 うがーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!
98年01月01日:02時51分55秒
どきいっ! / ハリ=ハラ
 しまった!ばれたか!!(笑)
 くく・・だが、その流れに行くためには健司一人が飲んでいない状況に持って行かなければ・・・
 静月も遠慮している状況ではさすがにいかん。
98年01月01日:01時53分09秒
ところで / Dr.李
 健司君は金もってなくて、その上で遠慮してるんじゃなくて、のどかわいてるのに、やせ我慢しとっとね?
 なんかMARSさんの書き込み見たらそんな風にみえるんじゃけど?
 
 ・・・間接キスのチャンスかぁ?(おいおい)
98年01月01日:01時09分27秒
若葉 / Dr.李
 「そうです?うんじゃ、これお願いします。」
 指さしたのは、スポーツ飲料水。
 
 この辺、運動系の慣れという奴でしょう。
 甘え方を知ってるって奴ですね。
 
98年01月01日:00時35分40秒
でも / MARS
誠一郎君傷ついてたりしてー・・・っなわけないか(笑)
98年01月01日:00時17分59秒
いえいえ / ハリ=ハラ
 強調しているのは単に私がPC向けに行ったことで、健司君は特に強調しているつもりはありません。
 だって、誠一郎は親友ですから。
98年01月01日:00時12分32秒
そういわれたら / MARS
 「私も平気ですぅ・・・だからご好意だけで結構ですぅ。すいません氷室先輩・・・」
 今度はしっかりと声を出し会釈する。
 
 
 まあ、そういうことです。本当はのど乾いてるのに平気なんて強がり言われて無神経に飲めるほどずぼらじゃないデスよ静月は。
 ところで”には”って所強調してるんですか?
 そしたら最悪静月は誠一郎を軽蔑するかも・・・・
 
97年12月31日:23時59分25秒
健司 / ハリ=ハラ
 「ん?ああ・・
  俺は喉も渇いてないし、いいよ。
  誠一郎は婦女子には優しい紳士だから、君は遠慮なく奢ってもらえばいいよ。」
97年12月31日:23時45分37秒
メガネ / MARS
 は、大型店は分かりませんが小さいところではレンズが外注なんで輸送に丸1日は最低必要です。
 まあ、レンズの度数がかなり分類されてストックされていればものの1時間もしないでしょうが・・・・
97年12月31日:23時40分31秒
静月 / MARS
 「・・・・ぁ・・・結構です・・・」
 悪いかと思っているのか普段より小さい・・・聞き取れるだろうか?
 じっと健司を見つめる・・・
 『先輩はどうするんだろうか?』
 
 
 静月は関係ないです。早く直ることに越したことはありませんが
 無理はしてもらいたくないんで。
 だから時間がかかっても待ちますが?
 一応おごってもらう気はありませんが多少進めれば応じます。
97年12月31日:21時31分28秒
健司は・・・ / ハリ=ハラ
 眼鏡のことは分からないが、出来るだけ早く直してもらいたい。
 誠一郎に奢ってもらうのも怖いから(笑)早く行こうと言っている。
 こまちの家でお茶が出るのはありがたいが、出来れば自分は緑茶がいい。
 
 こんな状況です。
97年12月31日:13時42分34秒
ところで / ジョーカー
 各キャラがそう思うのならそういう風に反応して下さいね。
 僕はあくまでもプレイヤーであってPCではないので。
97年12月31日:12時49分33秒
そう? / ジョーカ−
 一週間ほど前、三年間使ってきた眼鏡がご臨終なさったので
 新しいの作りに行ったら二時間弱で出来ましたけど。
 レンズがあってカルテも既にあったとは言え。
 でも視力なんて全然違っていたから結局新規と変わらなかったはずですが。
97年12月31日:12時05分30秒
健司 / ハリ=ハラ
 「ふう・・」
 誠一郎やこまちの発言に思わずため息をもらす。
 『ったく・・どうしてこう変わった奴しかいないんだろうな・・・』
 自分のことを棚に上げてよく言えたものである。
 
 「それなら、早く行った方がいいんじゃないか?
  出来るだけ今日中に仕上げてもらいたいし・・」
97年12月31日:05時12分48秒
招かざる夕食 / みだれかわ枕
 オプト・オーマチは多分普通の店じゃないです。『多分』って言うのは、店番をしているのが誰かによって違ってくるということで……
 
 
「そうねぇ……確かにうちは他の眼鏡屋とは違うわね……あ、氷室、あたしレモンティがいいな。なかったらミルクティ」
 くるっと振り返り、全員を見渡す。
「誰が店番しているかによって、話が違うのよね。今日は多分母さんだから、お茶は出ないわよ」
 別にこまちの母、聖はけちではない。むしろ、大盤振舞いする性格である。つまり。
「きっと、夕飯が出るわね」
 こまちはあっさりそう言った。
「うちの母さん、あたしの知り合いと聞くと、必ず晩御飯をご馳走しようとするのよ」
 
「あと、眼鏡の方は、父さんがいれば、今日か明日には何とかなると思う。あくまで、いれば、の話だけど」
 いなければ、パチンコに行っているのである。
 
 
 こまちから、みんなへ
 
 ええと、こまちの父(聡)は「眼鏡加工:上級」ということで。でも、考えてみれば今日中に、なんてのは無茶な話だと思います。大手チェーン店でも、ダテ眼鏡が3日ほどかかりますから。早くて、明日の夕方が限界かなぁ。
97年12月30日:23時49分28秒
陳謝 / マモル
 年の瀬も押し迫ったこの時期に、よりによってシステムをクラッシュさせて
 その復旧におわれていた、マモルです。
 皐月の返答を書き込もうとした矢先に、クラッシュしまして。
 ジョーカーさんにはうまく話をまとめてもらったみたいで、すみませんでした。
97年12月30日:23時19分14秒
若葉は / Dr.李
 せっかくだからおごってもらう・・・(笑)
 なーに、後からの布石さぁ(くくく)
 
 
97年12月30日:22時59分32秒
誠一郎 / ジョーカー
 自販機を背に振り向く誠一郎。
 
 「普通のところでは出ないけどオプト・オーマチは普通の店じゃないよ」
 
 とホラを吹く誠一郎。時と場合によって
 ホラでも何でもなくなることがあるが。
 
 「なぁ?こまち」
 
 くすくすと笑う。
 
 「馴染みの店でね。出なくても僕が裏を借りてお茶を入れて進ぜましょう」
 
 と軽くお辞儀。貴婦人に対するように。
97年12月30日:22時43分15秒
静月も・・・・ / MARS
あんまり、人からおごってもらうのは・・・
97年12月30日:22時38分24秒
だからといって / ハリ=ハラ
 ほいほい奢ってもらうキャラでもないですし・・・
 結局木枯らしが吹くんですよ。
 誠一郎には後から金を借りるだろうし、これ以上の借りは痛い。
97年12月30日:22時35分10秒
補記 / ジョーカー
 自分の分を奢る人はいません。先着四名と言うとき
 自分をその範疇に入れるかな?
 
 言わずもがなですが誠一郎を除いて先着四名様です。
97年12月30日:22時28分59秒
健司 / ハリ=ハラ
 「・・・・・・・・・^^;」
 
 『ひゅうーーーーーーーーーーーーー』
 ああ、心の中を木枯らしが吹き抜ける。
97年12月30日:21時51分18秒
誠一郎 / ジョーカー
 「…誠一郎はどうだ?」
 
 その言葉は壁にぶつかり跳ね返る。
 そこには既に誰もいない。
 
 「何が良い?先着四名様で好きな物をどーぞ」
 
 既に自販機の前に陣取っている誠一郎だった。
 この辺、行動が異様に早い。
 
 ちなみに、補足しておくとこの場には誠一郎込みで五人しかいない。
97年12月30日:21時49分26秒
若葉 / Dr.李
 「・・・眼鏡屋さんでインスタントのコーヒーでもでないかな?」
 若葉が軽く疑問を出す。
 「あぁ、でも自動車とかじゃないから、無理かな?」
 「その辺どうなんですか、氷室先輩、小町先輩?」
97年12月30日:21時43分15秒
健司 / ハリ=ハラ
 『ひゅぅ〜〜〜〜〜〜〜〜〜』
 懐を木枯らしが駆け抜けていく音がする。
 「お、俺はとりあえずいいよ・・・
  誠一郎はどうだ?」
97年12月30日:19時51分36秒
何ぃ? / ジョーカー
 それでは待つ間に春夏秋冬にてティーパーティー計画(笑)が崩壊する!グハァ(吐血)
 ちっ、仕方がない。大町家の台所を借りるとしよう。
 あれ、家と合体していないのか?
97年12月30日:19時36分02秒
フレームです / MARS
 そんなこったもんじゃないですよ
 多分黒縁のメガネですね。レンズはないんじゃないですか?
 仮にって感じで渡されるけど、あれって微調整がいるから初めての店だとかなりかかる。
 だから大型店なんかじゃないとメガネの修理とかは嫌われるんだよね
 
 
 静月は足を止めると足下にあった空き缶を近くの空き缶入れに入れる
 ふと、自販機が目に入る
 「先輩?何か飲みますか?」
 と自販機を指さす
 「あ・・・お汁粉がまだ残ってる」
97年12月30日:19時21分53秒
訂正 / ジョーカー
 >フレームはレンズが有ればあっと言う間だけど
 
 言い過ぎ。それでも検査込みで一時間ぐらいはかかる。
 あとは腕と客の入り具合だね。
97年12月30日:19時20分29秒
ふにゃふにゃふにゃ・・・ / ハリ=ハラ
 無いですぅ〜
 ただただ、黙々と歩くですぅ〜
 ジュースも買えないですぅ〜
97年12月30日:19時20分06秒
特になし / ジョーカー
 誠一郎も無しです。
 先導しているのはこまちかな、誠一郎かな。
 どっちでも良いけど。
 
 ところで静月の眼鏡ってフレーム?縁無し?複合型?
 フレームはレンズが有ればあっと言う間だけど
 縁無しはかなり時間かかるよ。
97年12月30日:19時11分44秒
っは!!GM(神)様!! / MARS
 へへー(平服)
 何もないです。進めて下さい神様(笑)
97年12月30日:19時02分04秒
GM / Dr.李
君たち健司君一行は、オプトオーマチに着くことにしますが、その前にやりたいことは?
97年12月30日:18時06分29秒
誠一郎 / ジョーカー
 「と、言うことさ」
 
 一早く両耳を人差し指で塞いでいた誠一郎は被害零で指を引っこ抜きながら
 健司の言葉尻にかぶせた。
 
 「さ、行こう。役者は揃ったし」
 
 と皆を促す誠一郎。
 
 「皐月…じゃないな綾坂はこないってさ。雑用が有るんだと。
 てな訳で僕がお目付役を仰せつかった。一応地図は渡して置いたから
 暇が有れば来るんじゃない?多分無理だと思うけど」
 
 物問いたげな健司に説明も忘れない。
 
 こんなものでどうでしょうかマモルさん?
97年12月30日:17時09分25秒
健司 / ハリ=ハラ
 くわ〜〜〜〜〜〜〜〜ん
 
 不意打ちを食らった形になる健司の頭の中に、若葉の声が響きわたる。
 頭蓋骨の中で反響した音波は、増幅され干渉しあい、健司の脳髄を破壊する
 ・・と言うほどではないが、ちょっと立ちくらみを起こす。
 
 「い、いや・・・たいした・・ことは、なかったぁ・・から。」
  
 頭を振って、目の前のちらつきを払う。
 
 「ふう・・・
  誠一郎に聞いたと思うけど、そんなにひどい怪我じゃないってさ。
  なに、最近練習が激しかったからな。
  骨休めのつもりで、ゆっくり休養をとるよ。」
 
 思いっきり嘘である。
97年12月30日:16時15分05秒
やっぱり / ハリ=ハラ
 青く甘酸っぱいピチピチの恋をする『とき天』で、教師との道ならぬ恋はまずいでしょう。(笑)
97年12月30日:15時11分39秒
了解 / MARS
 いや、本とは教師と生徒の路ならぬ恋愛をやってみようと思ったんですが・・・
 それと、別に無理強いしようとかじゃなくて彼は経験がないのでそういった場合どうすればいいか分からないだけです。
 相談になら積極的に乗る姿勢ですが、何も言わなければ何もしません。だからNPCでいいです。
 それと彼は理論的運動教育を目指しています。
 練習中の水分補給や無理なスケジュールの撤廃など、そういったことに尽力している人間なんです。
 そういったことはオイラ自身知らないんでなおのことNPCでいいです。(笑)
97年12月30日:04時52分20秒
NPCについて / みだれかわ枕
 わたしも、いわゆる大人――成人のキャラは、恋が主題である暴走編ではNPCの方がいいと思います。エドや聖を出しておいて言うのもなんですが、大人はあまり子供の恋に口を出さないものですし。
97年12月30日:03時19分10秒
ちなみに(麻摘敬一について) / Dr.李
 無理強いしたところで拒絶。
 せまれば避けるし、
 目も合わせないでしょうな。
 
 今の若葉は五段階評価で三〜四位の運動能力しか発揮してません。
 
 MARSさん、信用できそうにない人間を信用するってのは難しいですよ。
 それに、若いからっていうのと、無神経という性格はリンクしません。
 若いけど、気配りできる人はいるし、年とったからってちょっとした気遣いが出来ない人はいるんですから。
 
 だから若葉は今のままでは、陸上部には見向きもしないでしょう。
 一応、テコンドーの方に青春をかける事にしてるんじゃないですかね。(建前)
 
 もとより、スポコンものはやろうと思ってませんし(本音)
 
 結論として、先生というのはNPC化してほしいのです。
 私は、ときめき天羅学園において、基本的にラブコメをメインにしています。
 そして、すでにいろんなキャラクターが出た状態で、他のキャラの出番を潰すようなキャラクターにあんまり出てきてほしくないんですよ。
 
 まあ、納得しろとはいいませんが、私の言いたいことは一応理解してください。
 
 一度書きましたが、あの若葉の過去の描写は、小町が調べれば出てくることだろうと思ったので書いたのです。
 でないと、「あの”因縁”はなんなん?」ということになりかねないと思いましたから。
 
 まあ、MARSさんの考えもお聞かせくだされば幸いです。
 
97年12月30日:01時34分02秒
若葉 / Dr.李
 「あっ・・・。」
 誠一郎と話していた為、気づくのが遅れた・・・。
 阪井、健司。
 今朝方、蹴り飛ばし、殴り飛ばして怪我をさせてしまった人間である。
 「あの・・その・・えーと・・」
 言葉が出てこない。
 ”あうー。謝らなくちゃ、えーと、本日はお日柄も・・じゃなくて、えーと、えーと、あうあう・・・。”
 
 ぷちっ!
 小さく何か切れたような音がする。
 
 おもむろに健司に近づいた。
 
 「阪井先輩、どうもすいませんでした!」
 
 大きな声だった。
97年12月29日:23時46分30秒
訂正 / ハリ=ハラ
 すいません、訂正です。
 にっこり笑った健司君ですが、知ってる人から見ると多少照れ笑い気味なことが分かるでしょう。
97年12月29日:20時29分58秒
健司 / ハリ=ハラ
 「ん?何か付いてるのか?」
 
 静月に払われて、初めて気が付く。
 背中も見てみると、結構いろいろ付いている。
 
 「ああ・・ちょっと早く来すぎたもんで、そこの陰で休んでたんだ。
  いや、気が付かなかったよ。ありがとう。」
 
 にっこり笑って、そうお礼を言う。
97年12月29日:20時04分44秒
こわい? / MARS
 ならよしましょう。
 ちなみによいしょって感じでしょう。
 健司より背が低いしね
 でも、これは意識してやってることではないのであしからず。
 まだ恋って感情さえないからネ静月は・・・
97年12月29日:19時35分50秒
うーーん / ハリ=ハラ
 静月って、なかなかどうして攻撃力が高いのう(苦笑)
 たぶん、「よいしょ」って感じで手を伸ばしてるのかな?
 
 しかし、ここからおたく系に走るのは怖いぞい。
97年12月29日:19時03分01秒
クスクス / MARS
 「先輩・・・・」(クスクス)
 静月は健司の頭にのっかった花ビラを払う
 「お昼寝してたんですね。暖かいからなんか眠くなっちゃいますよね」(クス)
 優しくほほえんだ愛らしい顔が健司の司会を占める
 
 本当は静月はおたく系の女の子かなと思ってたんですが・・・
 どうなんでしょうか?そうしましょうか?
97年12月29日:18時54分00秒
健司 / ハリ=ハラ
 「それに、綾坂の姿も見えないな・・・
  何かあったのか?」
 
 健司より 誠一郎へ
 
 いかん、忘れるところだった。
 あ、そうそう。健司君は普段着で来ていて、よく見ると背中に葉っぱがついています。
 いや、桜の花とかでもいいかな。
 とりあえず、それとなく寝転がっていたらしき跡が・・・
97年12月29日:12時33分16秒
正解は・・・・・ / ハリ=ハラ
 大穴二番!!
 いや、ほんとに
 
 「どうやら揃ったようだな・・・」
 全員揃ったところで校門脇の木の陰から声がかかる。
 何期生だか忘れたが、かなり昔の卒業生たちが植えていったものだ。
 おかげで、今ではすっかり大木となっている。
 その陰から音もなく現れたのは・・・
 「おや?明がいないな・・・」
 
 健司より 場のみんなへ
 
 ほんとは、早く来すぎて昼寝していただけなんだけどね。(笑)
97年12月29日:11時49分22秒
Home Room / みだれかわ枕
 げげ、コミケの日にみんな書き込みしてたのか(笑)。
「こまちは6限もブッチしたのか」ですが、「Yes」と答えておきましょう。直樹と一緒にいたかどうかはまだ決めておかないことにします。少年が一番!さんにも確認しないといけないことですし。
 
 
(例によって一人称モード)
 
 あちゃ〜。みんなもう来てるだろうなぁ。
 結局6限目もHome Roomもサボっちゃったからなぁ。頭に血が上った状態じゃ、さすがに何もする気になんなかったし。
 ……べ、別にそれがどうしたってわけじゃないけどさっ!
 
 あたし、いま下駄箱に向かってるところ。
 何番目かの角を曲がり、自分の下駄箱の前に着く。ローファーを引き出し、内履きを突っ込んで、と。
 ちゃんと足が靴に入ってない。ええい、いいや。走ってる間にうまく入るでしょ。
 ローファーのかかとを踏み潰さないように気を付けながら、外に駆け出す。たまに爪先をとんとんっとやって、足を靴の中に入れていく。
 
 あ、いたいた。氷室に、森野さんに、港野さんか。肝心の阪井は……来てないわねぇ。お金出す人がいないで、どうすんのよ。
「ごめん、遅くなっちゃって!」
 
 
 こまちから、誠一郎、若葉、静月へ
 
 ええと、こまちの中でちょいと変化が起きています。若葉に対して今まで呼び捨てだったのが、敬称つくようになりました。氷室を取られるという警戒心が薄れたか、別に取られてもいいやという風に思い始めたのか(笑)……いやあ、直樹の存在が、いきなり大きいなぁ(笑)。
 
 あ、そうそう。コミケで思い出したけど、まだわれわれには足りない人物がいる。「ヲタク少女」がいないじゃないか、みんなっ!(笑)……いや、このシーンで出てきてもらっても困るけど。
#はじめはこまちを「ヲタク少女」にするつもりだった。初登場シーンで口ずさんでいた
#のは、実は「甘き死よ、来たれ」だったし。さすがに歌詞を書くわけには行かなかった
#けど。
97年12月29日:02時50分29秒
若いから / MARS
 デスね。
 まあ、理由を知ったらですけど・・・・
 まあ、まだ知らないから気にしている程度ですが
97年12月29日:02時41分27秒
って / ジョーカー
 嫌悪感を示している相手に迫るというのは
 ただの無神経な奴と違いませんか?
97年12月29日:01時43分00秒
その嫌悪感に / MARS
 悲しみを感じたんじゃないかな?
 まあ、思うだけなら勝手だが・・・・
 でも、
 「いいからだしてるね」
 は無いよー(TT)
 そこまでの嫌悪感なんですか・・・むう尚更敬一は熱心になるな
 
97年12月29日:01時42分55秒
それが分かるまでは / ジョーカー
 停滞するかな。しばらくして進展がなかったなら
 明日のために寝るなり。
97年12月29日:01時41分13秒
さて、どうなんでしょうね? / ジョーカー
 それがよく分からないのではっきりとは書かなかったんですが。
 六限もエスケープしたのか六は出たのか。
97年12月29日:01時30分42秒
若葉 / Dr.李
 「はい。・・・そう言えば大町先輩はまだなんですか?」
 屈託無い顔で聞く。
 
 
97年12月29日:01時23分43秒
誠一郎 / ジョーカー
 校内から駈けて来る者有り。
 
 「予測を七分上回ったか」
 
 特徴的な足音でそれと分かる。
 
 「あっ、氷室先輩!」
 
 元気な声。
 
 「や、早いね」
 
 軽く手を挙げ反応する。
 
 「おや、港野さんは?ってあそこか」
 
 一人なのを訝ったがよく見ると大分後方に静月の姿。
 走ってきた若葉に追いつけなかったのだろう。
 
 「そのうち健司も来るでしょ。待ってよう」
97年12月29日:01時22分40秒
ちょっとした訂正 / Dr.李
 悲しい目ではなくて、あからさまな嫌悪感だと思うぞ。
 
 夕日見てるときはそうかもしれないが。
 「やあきみ、良いからだしてるね、陸上部に入らない。」
 (一部改悪)
 こんな事今の若葉にいって、悲しそうなっつうより、嫌悪感しかないと思うが。
97年12月29日:01時18分34秒
麻摘敬一 / MARS
 「うーん・・・思いっきり無視されてしまったな・・・」
 思わず声が出てしまう。
 「でも、あの子はなんであんな悲しい目をしてたんだろう?」
 ふと敬一は放課後の校庭を見やる。
 そこには笑いながらもう一人のこと話しているあの子が居た。
 「どうしたんですか?敬一先生?」
 「あ、いえ・・・あの子なんて子です?」
 「ああ、あの子は1年2組の森野若葉さんですけど?どうかしたんですか?」
 「い、いえ・・・ただちょっと気になったもんで。」
 「そうですか・・・・」
 
97年12月29日:01時12分02秒
若葉でゴー / Dr.李
 明はそのうち熱くて目が覚めるであろう。
 コートはないよなぁ、春に、すまん。
 
 校門へまっすぐに駆け出す。
 「あっ、氷室先輩!」
 
 健司は6の電柱の上で裸踊りをしているを・・・。
 嘘です、意外と4番かな?
97年12月29日:01時10分32秒
おやおや / ジョーカー
 外套とカーディガンを掛けて貰ってぬくぬくだね明君。
 どんな状態だ?
 
 >でも、コミケは日程間違いでパンフと高い昼飯ですぐに帰ってくることに・・・ルルルルルル(TT)
 
 そりゃ残念でしたね。僕は今回が初参加だったのですが
 いやぁ万単位の人数ってのを実感してきました。
97年12月29日:01時08分26秒
おや / 月夢
 明いろんなものかけて貰ってるねえ、幸せもの(笑)。
97年12月29日:00時59分43秒
っへ? / MARS
 「眠いのかなぁ?」
 すやすやと眠る明を見てかすかに笑みを浮かべる。
 「こんなとこで寝ちゃうと風邪ひくぞ・・・」
 頬をぷにぷにとつつく
 静月は鞄からカーディガンとメモ帳を出し、明に
 カーディガンを掛け”先に行ってます。”という
 書き置きを残す。
 「ねえ、行こう・・・先輩達を待たせ町の悪いから・・・そうだ若葉ちゃん、その後お弁当の材料を買いに行こう・・・(クスクス)」
 
 オイラはさっき帰ってきたところです。気分転換をかねてコミケとカラオケにいっとりりました。
 でも、コミケは日程間違いでパンフと高い昼飯ですぐに帰ってくることに・・・ルルルルルル(TT)
 
97年12月29日:00時27分08秒
うーん / ジョーカー
 一分三十七秒か〜壁は厚いな。
 最短って何分何秒でしたっけ?
97年12月29日:00時25分32秒
経験則って奴ですな / ジョーカー
 いつものことです。(笑)
97年12月29日:00時24分22秒
あれ? / ジョーカー
 何言ってんだ俺。マモルさんじゃないやMARSさんであって
 なおかつMARSさんはその辺が不明だし。
97年12月29日:00時23分55秒
そうじゃな / Dr.李
 めずらしくMARSさん来てないし。
 (人をどういう目で見てるんだろう?)
97年12月29日:00時21分53秒
ここで少し止まるかな? / ジョーカー
 マモルさん、十二時頃は入っていないみたいだし。
97年12月29日:00時11分40秒
若葉 / Dr.李
 「ふう。」
 思わず肩をすくめる。
 「しょうがないなぁ。」
 とりあえず、明の外套をもってきて、肩に掛けておく。
 
 「静月ちゃーん、いこ?」
97年12月28日:23時59分46秒
/ 月夢
 大事な先輩のために寝てよう(笑)。
 
 揺さぶられて頭をあげる明、まだ頭がぼうっとしているのか、目の前に誰がいるのか分からない。
「あ、れ・・」
 一瞬夢の中の光景が頭にかすめるが、しばらくすると全く違う人間だと気づき、またつっぷす。
「んーーー、後5ふーん・・・」
 お約束な寝言を言う明。
「ちゃんと起きるからー」
 どうやら自分がどこにいるかもよく理解できていないようである。
 
 
97年12月28日:23時57分32秒
誠一郎 / ジョーカー
 大穴で2!(笑)それじゃ誠一郎だよ。(爆)とりあえず今回は1を
 彼は選択しますが。
 
 「お、一番乗りか」
 
 一足先に校門前に着いた誠一郎だった。
 
 「さて、あと…十分ぐらいで来るかな?」
 
 ただいまの時刻はPM3:05。時間の確認は中学の入学祝いに
 ハリーに貰った腕時計で行った。何故か軍用のゴツイ奴だったが
 頑丈なので気に入って愛用している誠一郎だった。
 集合時間には二十分以上を余しているが若葉の性格を見越して
 十五分前には来ると見当を付けたのだ。
97年12月28日:23時46分54秒
うーん、そうだねぇ。 / Dr.李
 とりあえず起こすだけおこそう。
 
 「ほら、時之君も。おきれー!」
 「くぅー。」
 「・・・」
 ゆっさゆっさ。
 「おーきーろー。」
 ゆっさゆっさ。
97年12月28日:23時45分57秒
健司の行動は・・・ / ハリ=ハラ
 1.校門で待っている。
 2.全員揃ったところで、木の陰から音もなく現れる。
 3.一人で「オプト・オーマチ」を探し、迷う。
 4.遅刻しそうになり、高速で走ってくる。
 5.約束を忘れる。
 
 さあ、いったいどれでしょう。
 みんな、よく考えてね。
97年12月28日:23時40分01秒
/ 月夢
 寝てる方が良ければ寝てます、人少ないほうがいい?
97年12月28日:23時35分14秒
暴走編:スパイラル! / Dr.李
 第一臨界点突破中
 
 キーンコーンカーンコーン。
 
 終業のベルが鳴る。
 今頃、東校も同じベルの下、自由な時間へ羽ばたいているのだろう。
 
 「静月ちゃん、はやくいこうよ。先輩達待ってるよ。」
 とりあえず、若葉は鞄をすでにひっさげ、帰宅準備を整えていた。
 
 明君はまだ寝てるかな?(うんなわけないか)
 静月ちゃんの次の反応で校門につきましょう。
97年12月28日:23時30分44秒
その前に / Dr.李
 陸上部顧問に対する若葉の反応は無視です。
 この子にしては珍しい反応ですが、そんだけ根が深いんでしょうね。
 
 結局胡散くさげな目で見て、一言もしゃべらなかったということにしてください。
 
 これは過去の話ですから、あまりやると設定が変わってしまう可能性がありますから。
 
97年12月28日:23時30分27秒
みゅう / ジョーカー
 皐月の反応が返ってこないのがちと問題か?
 でもどうせ付いてこないようだし、後で付け加えればいいかな。
 こまちさんはだいじょぶかな?
97年12月28日:23時27分41秒
どうぞ / 月夢
 久しぶりに連続して書き込んでますねえ、どうぞでは進めましょう。
97年12月28日:23時26分12秒
それじゃ / Dr.李
そろそろ、放課後恋愛モードに突入しますかね、えぶりばで。
97年12月28日:23時03分39秒
そういやぁ / ハリ=ハラ
 健司って、一年連中の名前をまだ聞いてないんだよね。
 ははは・・しょうもねえ奴だな。
 たぶん、いざ眼鏡を買うときまできづきゃしねえだろうし・・・
97年12月28日:22時53分11秒
多分 / 月夢
 こまちの家まで知らないんじゃないかな?
 健司の家は何でか知ってたけど(笑)。
97年12月28日:22時44分43秒
放課後は / ジョーカー
 校門に集まるところを一シーン軽く流してとっととオーマチへ行っちゃいましょう。
 明はどうも誠一郎、健司の関係なのでこまちの家を知っているかどうかは
 微妙でしょう。先輩の家なんて滅多なことじゃ知らないと思う。
97年12月28日:02時11分28秒
明の家 / 月夢
 健司たちと同じ中学なら同じ様な位置かな。
 あと下の暇だったもんで書いた明の過去、あんまり気にしないでください、書きながらぼうっと考えてたもんでまとまりないです、、後、これの後日談ありません、一応これでおわりです。
97年12月27日:06時16分36秒
健司君ちは / ハリ=ハラ
 もちろん北やね。
 言わずもがな・・・
97年12月27日:05時28分18秒
When we fall in love / みだれかわ枕
(一人称)
 
 
 ぶん取るようにしてハンカチを借りる。
 うひゃー……ちょっと恥ずかしすぎ……
 どうしよ……何かマジで恥ずかしい……
 
 えーと、そうだ、笑おう!
 うん。笑ってとにかくごまかそう!
 もうこうなったら、それしかないよ!
 
 そう考えて、高城くんの方に向き直って、
「Thanks!」
 
 あれ?
 なんか、今、お礼を言うのが凄くうれしかったような……
 え? え? いまの、何だったワケ?
 高城くんも呆気に取られて……あ、なんか、顔赤くない、彼?
 
「は、ハンカチ、洗濯して返すから!」
 ハンカチをポケットにねじ込む。洗濯したあとにアイロンかければいいんだから。
 
 あたしたち、何やってるわけ?
 
 あれ?
 
 
 そのとき、学校のはるか上空を一本の飛行機雲が西から東へと伸びていった。
 
 
 こまち。
 
 わはははは。脇役に徹するつもりだったのに。何なんだ、この展開は。大切に取っておいたはずの題名「When we fall in love」(EAST ENDxYURIのアルバム曲。密かなお気に入りの一つ)もあっさりと使ってるし……なあに、放課後になれば静月や健司が大活躍してくれるさ、うん。
#しかし主役(?)を差し置いてあっさり恋に落ちてどうするんだ、こまち達(笑)
 
 少年が一番!!さんがしばらく書き込みできないそうなので、いったんここでシーンを切ることにしましょう。必要があれば五限目サボり組(こまちと直樹だけか)の回想シーンを入れる、ということで。
 こまちの家を知っているのは、誠一郎ぐらいなのかな? 明も知ってるかも。とりあえず、集合しないといけませんね。それとも店(オプト・オーマチ)に来たところから始めます?
97年12月27日:04時25分01秒
明昔話(まだまだ続く) / 月夢
 少女が自分の事を語り出す。
「私の父は仕事熱心な人です、いつだって頭の中には仕事の事があるような人です」
「家族と仕事が両立できないなら最初から結婚なんてしなければいいと思うよ」
 ちょっとむっとしているせいか明が意地の悪い事を言う、少女は悲しげに目を伏せるが反論はしない。
「でもそれでも私の父です、父だって私たちが嫌いで仕事ばかりしているのではないと思います、少なくとも私は信じています」
 明がなにかを言おうとして、止めその言葉を無理矢理のみこむ。
(信じて待ってても迎えにきてくれなかった父親を知っているよ)
 理性がぎりぎりの所で止めた言葉、昔の明ならば止める事なくきつい言葉をいくらでも言っていただろう。
「だからそのことがちゃんと伝わるように、これを見る度に私を思い出してくれればと思いまして」
「相手が自分の事をどう思っているか分からないのに、よくいい方に考えられるのね」
 最悪の発言はさけたがやはりまだ明は皮肉げに言う、少女はその言葉に再び驚いたような顔をして、
「だって、誰も最初から相手の気持ちなんて分からないじゃないですか」
 正論である、明は素直に認められないが。
「相手へ一方的な感情を抱いて、相手が違う事を思っていたとき裏切りだって感じるかもしれないよ、こっちの勝手な思いこみなのに」
 少女は明をじっと見る、明は居心地の悪さを感じるがそれでも逸らさない、無言で見つめあってからしばらくして少女が口を開く。
「そうやって怯えていたら一生自分から人を好きにはなれません」
「今のままで僕は十分、なんとかやっていくよ」
「与えられるだけでですか?自分から歩き出せないで一生その人たちにすがって生きて行くんですよ?」
「すがってなんていない、自立するよ」
「できますか?人と関わり合う事を恐がっていてどうやって自立するつもりです?」
「余計な・・」
 お世話だと言おうとした明は、そこで相手の目に涙が浮かんでいる事を見て言葉を止める。
「・・・何で泣いているの?」
「だって寂しいじゃないですか・・・・」
 明には理解できない理由だ。
「あなたに助けて貰って道案内して貰って、私嬉しかったのに、そんな感情全て否定するんですよ、あなたは・・・・」
 なんて言っていいのか明には分からない、混乱する頭で明は少女に背を向ける。
「いくよ」
 突き放すように言って明が歩き出すと、少女が黙ってついてくる。
 近くのバス停まで歩いて時間を確認する、もうすぐバスがやってくる、明はそのまま何も言わずに歩み去ろうとする。
「あの、また会えますか?」
「さあ、縁があればね」
 それ以上何を言っていいか分からずに明は足早に消える。
 
 その日の話し合いで初めて明は妥協した、高校進学も考慮してみると。
 
 
 自分で書いてて因縁書き換えしないと行けないような話にしてしまった、う、まずったなあ。
97年12月27日:03時12分35秒
明昔話(さらに続き) / 月夢
「で、どこに行くの?」
 部活も何もやっていない明は暇を持て余してよくぶらぶらしていたので、このあたりにはくわしい。
「えっと、ここなんですけど」
 ポケットからメモを取り出すと明にみせる、いきなり住所を出されてもとっさには思い出せないが、メモにかかれていた店の名前でアンティークな小物を取り扱う店である事を思い出す。
「あそこか、なにか買い物するの?」
「ええ、クリスマスプレゼントを買おうと思いまして」
「ふーん、そうなんだ、じゃあこっちだね」
 それ以上は踏み込まずに明はいちばん近い道を選択すると歩き出す。
 しばらく特に会話もなしに二人は進む、普段の明ならもう少し愛想もよいのだが、今日はあまり会話をする気分ではなく、なんとはなしに沈黙が続き、店につく。
「あ、ここです」
 少女がほっとしたような顔をする、無事につけた事と、沈黙が多少気詰まりだったのだろう。
「うん、そうだね」
 簡単な返事をすると二人は店に入る、明が入る必要はなかったのだが、少しでも時間が稼ぎたかったのだろう。
(ふーん、色々あるねえ)
 明が冷やかしていると少女は迷う事なく一つの懐中時計を取り上げる。
「あの、これください」
(彼氏へのプレゼントかな?)
 男物を選んだあたりを見て明はそう判断する、もちろん口には出さないが。
「良かった、買えました、まだ残っているか不安だったんです」
「そうよかったね」
 少女が心から嬉しそうに言うと明も反射的ににこっと笑う、昔の習慣の名残である。
「ありがとうございました」
 店員の声を聞きながら二人は店を出る、と少女が改まって明に頭を下げて礼を言う。
「あの、ありがとうございました」
「ああ、べつにいいよ」
 明にしてみればただ時間を潰したいだけで特に礼を言われる事をした訳ではない。
「あ、でも、あのなにかお礼を・・」
 よっぽど律儀な性格のようでそんな事を申し出る少女に明はぱたぱたと手を振り。
「いい、いい、僕も暇だっただけだから、気にしないで、そんな事より用事が済んだら急いで帰ったほうがいいよ、大分暗くなってきたしね」
 軽くあしらうとあたりを見て、
「近くのバス停まで送るよ」
 話を逸らす。
「あ、は、はい」
 明が歩き出すと少女も慌ててついてくる。
 しばらく先ほどと同じように沈黙が続く、がしばらく明の顔をちらちら見ていた少女が口を開く。
「あの、なにか嫌な事でも?」
「え・・・」
 いきなり的をつかれて明の足が止まる。
「な、なに急に?」
「いえ、なにか悩んでるような怒ってるような表情されていましたから」
 気付かないうちに顔に出ていたらしい、明は自分の顔を撫でてから苦笑する。
「ま、ちょっとね」
「あの、聞いたら駄目でしょうか?」
 少女の追求に明はさらに苦笑を浮かべる、初めて会った人間に何をと目が語っている。
「全く関係ない人間にだから言える事もあると思います」
 まっすぐな目でじっと明を見る、明にしてみれば別に聞いて貰いたいわけではないと思っているので、適当にごまかす台詞を言う。
「プライベートな事だよ、君だってその贈り物の事根ほり葉ほり聞かれたらいやじゃないの?」
 さっきの贈り物の事を持ち出すと、少女はきょとんとしてから、
「いえ別に、単なる父への贈り物ですし」
 明が心の中で舌打ちする、家族への贈り物とは失敗したと思う、だが退く訳にも行かず、続ける。
「じゃあ、どうしてお父さんにそれをあげる気になったとか、家族構成とかそんな事聞かれたら君は答えるの?」
 慌てているせいか言う事が滅茶苦茶である、それでも少女は黙って聞きちゃんと答える。
「私の父、仕事が忙しくて滅多に家に帰ってこれないんです、だからせめて私の代わりに側にいてくれるものを持っていて欲しいなって」
 明が今までとは別の意味で眉を潜める、明に取って父親とは限りなく遠い存在である、尊敬や敬愛の対象とは決してなりえない。
「たまにしか帰ってこないような人にあげる必要ないと思うけどね」
 意識せずにそんな事を言ってしまってから、また心の中で舌打ちする、今日はミスばかりである、少女は驚いたように目を丸くして明をじっと見る、明は視線を逸らす。
「・・・・ご家族でなにか?」
「プライベートだっていわなかったっけ?」
 ややきつめに明が言うと、少女はそれ以上追求せずに自分の事を話し出す。
 
 ちょっと落ちると怖いので一回切らせて、まだ続く、もっとまとまる予定だったのに。 
97年12月27日:01時16分43秒
明昔話(続き) / 月夢
「あんだ・・・・時之!」
 明の言葉に振り返った二人組が警戒の色を顔に浮かべる。
「あいかわらず馬鹿やってるねえ、やめたら?続けると洒落にならないよ」
「よ、余計な世話だ」
 明の言葉に言い返しはするが今一強気になれない、明とは両方とも喧嘩をした事があるのだが、ちなみに最後の喧嘩はきっちり明が完勝している。
「ただの忠告だよ、教師から呼び出し喰らいたくないでしょ?」
 軽く明が言うがその目はどちらかと言うと逃げて欲しくないと語っている。
「ぐっ、ちっ・・」
 だが明の期待に反して二人は忌々しげな顔をして立ち去ってしまう。
「あーあ、いっちゃった」
 残念そうに言ってから明が絡まれていた少女の方を見る。
「大丈夫?」
「あ、あの、は、はい・・」
 育ちの良さそうな少女が青い顔をして頷く。
(あー、なるほどね)
 それを見て明は納得する、多分絡んだのは冗談半分だったのだろうが、余りにも怯えるからついかさにかかってしまったのだろう、あの手のタイプにはよくある事である。
「危なかったね、うちの学校の生徒じゃないみたいだけど、君のとこにも似たようなのいるでしょ?うちにもいるの、今後気をつけようね」
 多分年は同い年ぐらい、まだ幼さは残るが十分奇麗な部類にはいる少女を前にしても明は興味なさそうに適当な事を言う。
「あ、は、はい」
 そう言われて素直にこくこくと頷く少女、良くみると少し震えている。
(ほっとくのもかわいそうかな?)
「大丈夫?どこか用事あるなら案内したげようか?」
 親切心と言うより、無意識に家に帰るのを遅らせようとする意識のために明がそう申し出る。
「え、あ、大丈夫・・・」
 少女がそう答えようとしようとしたが、途中で先ほどの事を思い出したか、途中で迷う。
「まあ、ああ言うのもうでないと思うから、僕も大丈夫だと思うけど、どっちでもいいよ」
 ほんとにどっちでも良かったのだ、少女はしばらく迷ったが、先ほどの事と、外見だけは人畜無害そうな明を見て、最後に頷く。
「あの、やっぱりお願いします」
 
 再び続く。
  
97年12月27日:00時51分29秒
なら妥当 / MARS
 地方なら大体そんなもんですね
 5万人なら普通の地方都市位じゃないですか?
 それほど小さくもなく大きくもなく
 
97年12月26日:23時46分17秒
うーん / Dr.李
 実は首都圏には設定してません。
 どちらかと言えば、地方都市程度の設定なんですが・・・、少ないですか。
 でも十万都市は行き過ぎだとも思うんですよ。
 うーん、どうなんだろ。
 
 それから、コーチはいるでしょうね。
 ただし、馬鹿ではないですから、今は懲りてるかもしれません。とはいえ、もともと、学区外ですから、ほとんど会わないでしょう。
97年12月26日:22時43分50秒
というか・・・ / MARS
 5万では少なくないですか?
 まあ、埼玉の地方都市ならまだしも・・・うちの町でも1万は居ますよ・・・
 あ、それと教師筋ってのは無し!!
 あくまでも学校で見かけた子が毎晩走ってるのを見て話しかけただけです。
 だから知らないんですよ彼は・・・・
 ところでそのコーチとやらはまだ学校にいるのかな?
97年12月26日:22時38分00秒
うーん / Dr.李
 多分、教師筋からこの話ははいらんと思うが・・・。
 結局、コーチの行き過ぎた特訓が、若葉の足に過度の負担を掛けたわけで、それをおいて、若葉の自己責任にしてしまったわけですな。 少なくとも、若葉は陸上部に入ろうとは今現在思ってないでしょうね。
 
 しかし、若葉のすんでるところは下町で、古い家が多いところにしておいたのだが、
 街の設定を公表してないからしかたないか。
 
 北が、一番ふるいところで、南に行くほど新しくなってます。
 西から東にかけて、河が流れているため、便宜上北町、南町に別れてます。
 北町は、学校施設(大学、西高校、北中、西中、第一、第二、第五、第七、第八小学校が存在し、
 南町に、東高校、東中、南中と残りの小学校が存在してます。
 
 すんでる所は適当に決めてくれていいでえすが、
 買い物場所が、北町は北町商店街、南町は南町デパートが存在することを覚えててください。
 郊外店というのもありますが、ちょっと遠いですね。
 
 あと質問あったら、適当に書き込んでください。
 人口5万人クラスの町だと思ってくださいね。(多いかな?)
97年12月26日:22時14分22秒
ストーカー / MARS
 冗談ですよ
 まあ、伏線としておいてくれてもかまいません。
 とりあえず蹴飛ばしてもいいですよ
 彼は学校の先生で毎晩走ってる若葉を見て陸上部に入ってくれんかなーと思ってるわけです。
 まあ、担任辺りに話をちょっと聞いて知ってるわけですね。
 ちなみに家は若葉の家に近いマンションです。
97年12月26日:22時07分42秒
だからどうしろと? / Dr.李
 とりあえず、伏線としておいといて、無視するか、蹴り飛ばすのどちらかが存在するが・・・。
 
 どっちがいいかね?
 
それ以前に、なんで若葉を知ってるの、こやつ。 
97年12月26日:21時47分55秒
へへへ(^^; / MARS
 あう・・・また暴走しちまった。
 すいません李さん・・・でももう書いちゃったし・・・
 
97年12月26日:21時41分30秒
ちょぉっとまてぇい(笑) / Dr.李
 MARSさん落ち着け。
 昔話にリンクするならするでいいから、せめて、静月ちゃんにやらせるとか、
小町経由で誠一郎とか健司とか直樹とか、あうあう。
 あぁ、おいらの遠大な作戦の布石がぁ。
 (号泣中)
97年12月26日:21時27分08秒
麻摘敬一(アサツミ ケイイチ) / MARS
 『あ・・・あの子だ・・・やっぱりいい走りだ・・・・白石君と同等か・・・いやそれ以上だな・・・』
 敬一は一気に駆け込み若葉を抜き去る。
 「はぁはぁ・・・早いね君・・・・」
 にっこりと笑い若葉に話しかける
 「あ・・・僕・・・私は麻摘敬一、新任の陸上部顧問です。」
 変なものを見るように若葉は避けて通ろうとする。
 「あ・・・待ってよ・・・毎晩走ってるみたいだけど・・・よかったら一緒に走らないか?」
 
 
 というわけで若葉っちの昔話にリンクして陸上部顧問の登場!!
 時間的にはメガネ事件の前って事で
97年12月26日:20時47分30秒
若葉昔話 / Dr.李
 小学生の頃から、走ったり、飛んだりするのは大好きだった。
 勉強は嫌いでもないが、得意でもない。
 料理は好きだ。作るのも、食べるのも。
 
 中学に進むとき、ほんとは南中に行く予定だった。
 だが、西中の陸上のコーチがやたらと熱心にうちにきてたせいか、最終的に西中に行くことになった。
 静月ちゃんは元から西中だったらしいからこれはこれで問題ないと思ってた。
 
 中学には行ってから陸上部に入った。
 先生が熱心に勧めてくれたのもあるし、元から嫌いでもないから。
 西中ってのは昔から運動系が強かったらしい。でも、最近は他校に抜かれはじめていたらしい。
 そこで、才能ありそうなのを集めて、昔の夢よ、もう一度ということになったらしい。
 
 らしいらしいというのは、静月ちゃんが教えて貰ったからだったりする。噂には疎いほうなのだ、私は。
 
 結果、あれは2年の冬だった。
 疲労性骨折・・・それが、その年の冬の大会に私が出なかった理由だったりする。
 コーチがその時校長の前で、私に言った。
 「君にはがっかりだ。自己管理もできないのか。」
 目の前が真っ暗になった気がする。もう、なにもする気がおきなかった。
 お母さんはなにも言わなかった。ただ、お父さんは、「怪我なおして、道場には行けよ」とだけ言った。
 
 それ以来、クラブというものが信用できない。特に、コーチとかその辺。
 先輩の一人が私を覚えてたらしくて、誘いにきたが、丁寧にお断りさせてもらった。
 
 走るのは、今でも好きだが、昔の情熱はすでにない。
 ”でも、それなら何で、走ってるんだろうね

 と、ふと河原の夕日を見て考える。
 ”本当にどうしてなんだろう・・・”
 ”本当は・・・”
 
 分かっているけど、それとともに、コーチの言葉が思い出される。
 ふう、悩むのはらしくないよねぇ。
 
 その日、私は走って家までかえった。
 
 
 
97年12月26日:20時24分51秒
なに、外伝を書け? / Dr.李
 しかもバレンタインネタとな?
 
 若葉がねぇ?
 バレンタインねぇ?
 
 「ははは、もてない若人よ、恵みの雨じゃぁ。」
 
 ちろろチョコ(一個税込み30円)をばらまく。
 
 ・・・自己嫌悪・・・
97年12月26日:18時59分56秒
誠一郎 / ジョーカー
 「言ったろ?馬に蹴られる趣味はないんだ」
 
 歩きながら器用に肩をすくめる。
 だがこれだけで終わらないのが誠一郎というキャラクターだ。
 
 「それになんか良い顔してるしな。何があったかは推して知るべしって奴だ」
 
 顔を皐月に向け
 
 「それとも聞いて欲しいのか?」
 
 と、真面目そうな声で聞いた。目は笑っていたが。
97年12月26日:16時57分39秒
明昔話 / 月夢
 エスカレータ式ならそのままいくなあ、もっとも明は専門学校かどこかいく予定の所無理矢理春香さんに説得されて乗ってると思うけど。
 では、ちょっとだけ昔話でも、ちょうど居眠りモードなんで夢でもみてもらいましょう。
 
 真っ白い雪の中明は一人ぼっと突っ起って空を見上げている。
「雪かあ」
 あまり雪の降らないこの土地では珍しい光景に見取れたわけでもないだろうがただただ空を見上げている。
「風邪ひくな、このままじゃ」
 しばらくその場にたたずんでからふと我に返ると明はゆっくりと歩き出す、昔の環境ならともかく、今の環境は気に入っている明にしては不思議と重い足どり。
「春香さん帰ってるかなあ」
 最近仕事が一段落したとかで春香は急いで家に帰ってくる、それ自体は別に嫌な事ではない、ただ、現在春香と喧嘩中なのが問題だった。
「僕の進路なんだし僕が決めてもいいと思うけど」
 明がぼやく、明は卒業後進路を専門学校に向かい、少しでも早く就職という道を考えているのに対し、春香は普通に高校、大学の道を選ばせようとしていた。
「それは僕は勉強できないから、こんなエスカレーター式の学校はありがたいけどね」
 上手くやれば高校での態度次第では大学への枠も確保できるかも知れない、それは非常に魅力的な話、ただし現実問題として言うならばそれは決して安くない話でもある。
 今でこそ春香の収入は安定しているが、明を引き取った当初の春香は仕事についてからそんなに間がない事もあって、決して楽な生活ではなかったはず、その当時は気付かなかったが、今ならそれが分かる。
「勉強できない僕が大学いっても仕方ないと思うけどなあ」
 立て前上明は本音を口にせずにそう言い続けている、だが春香は明の本音に気付いており、本当に行きたいわけでもないのに自分への義理のためにこれから先の道を明が固定させようとしているのが納得いかず、少しでも選択肢が広がる道を、まだ子供として遊べる時間を明に与えようとしているわけである。
 かくして多分初めてとなる妥協なしの泥沼な意地の張り合いが続いているのである。
「はあ、憂鬱だ・・・」
 雪の中をとぼとぼと明が歩く、相手が春香の分、嫌う事も切れる事も、無理矢理押し切る事もできないために、精神状態は余り良くない。
「我ながらよく耐えてるよねえ」
 そうつぶやいてひきつった笑みを浮かべる、大分ストレスがたまっているようである、そんな状態の時、折良く、もしくは折悪しく嫌な光景が目にはいる。
「なにやってるんだろ?」
 どこかでみたような連中が、見た事のない少女に絡んでいるように見える。
「助けたほうがいいかなあ」
 明が一瞬嬉しげな笑みを浮かべる、最近は喧嘩をご法度にしていたが、久しぶりにやりたい精神状況らしい。
「そこそこ、なにやってるのかなあ?」
 男たちの方は明も知っている、同学年のたちの悪いと呼ばれる連中、殴っても罰はあたらないはず。
「悪い事は良くないよ」
 
 ちょっと時間切れのため続くです。
 
 
 
97年12月26日:15時23分43秒
どうする、直樹!! / 少年が1番!!
おいおい、泣かれちまったぜ。俺も罪な男だよなあ、ブラザー!(→誰だ、こいつ)。
そうか、小町は確かに直樹と似てますね。直樹の場合は他人との接触を断って、さらに
病気であることに逃げまくってるんですけど。
しかし、こうなると直樹くん辛いなあ。小町にときめくと同時に、「僕みたいな奴じゃ、
大町さんを好きになる資格なんかない」とか考えそう・・・。
うおおっ、年末なんだから幸せに締めくくろーぜ、ブラザー!!(→だから誰だよ、お前)


(一人称モードで)

――泣いてる……。
僕は大町さんの様子を、黙って見つめているしかなかった。「見ないで」と言われたけれど、
今の彼女から目をそらしたら、とても嫌な奴になってしまいそうな気がした。
でも、それ以上の事もできないのが、僕という人間だった。
今になって僕は、自分がどれだけつまらないことをしていたか分かった。もっと人と付き合って
いれば、大町さんに何か一言でも言えたかもしれないのに……でも僕は彼女みたいに向き合おう
としなかった。「僕は体が弱いから」――それだけを盾にして甘えていたんだ。

「……あの、大町さん……」
僕は彼女にハンカチを差し出した。

「何て言えばいいか分からないけど、大町さんはすごいと思う。自分の事にちゃんと
向き合える強さって、簡単に手に入らないと思うから……これ、今日持ってきたばかり
だから、綺麗だよ」
大町さんは素早くハンカチを奪い取ると(よっぽど泣き顔を見られたくないんだろうな)、
目の辺りを軽くぬぐった。

「Thanks!」
そう言って振り向いた時の大町さんは、いつもの――いや、いつも以上に魅力的な笑顔を
僕に見せてくれたんだ……。
そして、その時。
僕の心臓は調子を狂わせたように、どくん、と跳ね上がった。

直樹からこまちへ
というわけで、直樹のデータも変更。

「その他:病気であること」を中級から初級へ
そして当然「感情:小町への共感」を初級へ


97年12月26日:04時58分57秒
明の恋愛 / 月夢
 明は春香への精神的依存が高すぎて現在恋愛向きじゃないです。
 これから自立していくところかな、他の女性好きになって精神的比重が変わっていくんだと思う。
 恋愛あっても成就しなかった話になると思う(笑)。
97年12月26日:03時21分19秒
バレンタインネタ / マモル
 このまま停滞すると、冬休み中は外伝ばかりになるのだろうか。
 しかし、みだれかわ枕さんは、バレンタインネタを他の人に任せるといっていましたが
 このメンバーで、バレンタインがラブコメになるのは誰なのでしょう?(笑)
 しいていえば、受験で忙しい現1年生組の女の子ふたりですか。
 でも、明くんの中学時代の恋愛も知りたいな、などと思う今日この頃。
 (なんか、催促してるみたいですね)
97年12月26日:02時44分55秒
皐月 / マモル
 いくら遅刻していくと宣言しても、生真面目な皐月がそうそう授業に遅れていくわけにはいかない。
 結局、健司と別れてから学校までの道のりを、ジョギングよりは早いというスピードで駆けてぬけてきた。
 そんな彼女を、いつもの笑顔で出迎える人物がそこにいた。
 氷室誠一郎、その人である。
 
 「よ、お帰り」
 
 荒い息をついてようやく裏門まで戻ってきた皐月を、誠一郎はにこにこと眺める。
 うまく校舎からは見えない位置に隠れているあたりが実に彼らしい。
 内心、詳しい話をつっこまれるかと思っていた皐月だったが
 気を利かしているのか、誠一郎の話は状況説明で終始した。
 
 「…ということだ。話を合わせるよーに、んじゃ行くぞ」
 
 そういうと皐月を先導するように誠一郎は裏門をくぐった。
 ようやく息を整えた皐月は、誠一郎の隣を歩きながらたずねた。
 
 「…どーしてなにも聞かないのよ」
 
 皐月から 誠一郎へ
97年12月25日:05時53分57秒
いいなぁ・・・ / ハリ=ハラ
 そんなに書けて・・・
 健司ぢゃあ、盆暮れ正月、日本の伝統の季節の節目ぐらいしかネタがない。
 しくしく(;_;)
97年12月25日:05時31分43秒
クリスマスケーキはミートパイの夢を見る / みだれかわ枕
 
 後編
 
 
 そして2時間8分後。大町家のキッチンはこまちが予言したとおりの惨状を呈していた。天井・床・壁の区別なくスポンジの生地と生クリームが飛び散り、電子レンジは黒煙を吐き出し、シンクには再起不能になった調理器具たちがその屍をさらしている。
「……はぁ」
 ため息の主はこまちである。自分が料理に向いていないというのはこれまでによ〜く分かっていたつもりだったが、まさか本当にこうなるとは。自己嫌悪もやむなし、である。
「でもほらぁ、もう少しで出来るんだしぃ」
 デコレーション用のチョコレートを湯煎で溶かしながら、聖。
 そう。この惨状にもかかわらず「イチゴさんのいっぱい入ったクリスマスケーキさん」(聖命名)は順調に完成しつつあったのだ。ひとえに聖の準備のよさのおかげだ。こまちに指導しつつ、こっそりと自分一人でもケーキを作っていたのである。
「別にあたしが作ったわけじゃない。母さんの作ってたやつじゃないの」
 さすがに拗ねた表情のこまち。「だから嫌だって言ったのに」と顔に書いてある。
「クリームさんはこまちちゃんがホイップしたじゃないのぉ」
「正確にはあたしがホイップしたクリームの一割。残りの九割はそこじゃないの」
 こまちが指差した先には、床にぶちまけられた生クリームが大量にある。手を滑らせてこぼすこと九回。十回目にしてようやく無事にホイップできたのである。
「あとは母さんに任せるわ。部屋にいるから」
「ええ〜っ、こまちちゃんも一緒にデコレートしましょぉよぉ」
 両手を軽く拳にして口元にあてた姿勢で訴える聖を尻目に、こまちはさっさと台所を出ていってしまった。
 
 
「……なんだかなぁ」
 ベッドに飛び込むようにして倒れこむ。そのまま大き目の枕をぼんっと叩く。
 こまちの部屋は、機能的、といえば聞こえは良いが、年頃の女の子の部屋にしては殺風景だった。そりゃまあ、ポスター(去年公開された映画。俳優が気に入った)が貼ってあったり、ポトスの鉢植えがあったりはするのだが、なんだかさみしい。
 そのさみしさの理由を探してあたりを見渡すと、感のいい者は気が付くかもしれない。
 
 この部屋には、鏡がないのだ。
 手鏡すら、ない。
 
「はぁあ……」
 布団に顔を沈めたまま、ため息。
「やっぱ料理は、ねぇ……」
 
 PiPi PiPi PiPi PiPi PiPi PiPi
 
 コードレスホンの子機が発する呼び出し音。
「何よ、一体……はい?」
―こまちか。氷室くんから電話だぞ。
 父、聡の声だ。店の子機から呼び出したらしい。
「はぁい。こっちで取るわ」
 外線に切り替える。
「いったい何よ……はい、かわりました」
―よぉ、こまちか。どうだ、ケーキは出来たか?
 出し抜けに誠一郎はこう切り出した。今一番触れてはいけない事柄である。
 誠一郎がそのことに思い至らないわけがない。
 そう、確信犯である。
「そうね、kitchen一面にクリームを塗ったところよ。まだイチゴはのせてないけど?」
 確信犯であることに気が付いているから、こまちも冗談めかして答えた。
 目がすわっているが。
―そうか、イチゴはまだか。出来ればキウイもあるとうれしいな
「ぜいたくは言っちゃいけないわね」
―ううむ、残念。
 ここまで会話は流れるように進んだ。
 しかし、ここまで。二人とも黙ってしまった。
 
 沈黙。
 
「なによ。どうせあたしを笑うために電話掛けたんでしょ。あたしがケーキなんて作れるわけないってわかってたから!」
―お、おい……
「そうよね、ラーメン作るだけで鍋を焦がしちゃうような女なんだもの、ケーキ作ろうとした日には、凄いことになるものね! そうよ、見事に失敗したわよ! 今ごろレンジの中でスポンジケーキが炭団(たどん)のようになってるわ!」
 こまちの声を電話の向こうで聞いて、誠一郎はしまったと思った。どうやら一番まずいタイミングで電話を掛けてしまったらしい。もう少し後でかければよかったのだ。せめてこまちが自分なりに結論付けてから。
 そう冷静に考える一方で、意外にも思う。
 こうも興奮した、いらいらをまともにぶつけるこまちは、久しぶりだ。こういうのは……そう、いつだったろうか……
(ああ、鍋を全滅させたときか)
 そう。話の成り行きから、こまちが誠一郎の家でラーメンを作ることになり、ことごとく鍋を焦げ付かせたときも、こんな風に興奮していた。
(まずったな……鍋のこと、まだ気にしてたのか)
 正確には、なぜか鍋を焦げ付かせてしまう、自分の料理の腕を気にしているのだが。
 誠一郎は、ここはフォローすべきと考えた。普段はこまちにノーザンライトボムを掛けるような男だが、それだけではないということだ。
―まあ、おばさんに誘われたことだし、後で行くから。シャンパンは、良いやつあるんだろ?
「……うん、ドンペリ」
―それじゃ、ちょうど良い具合に冷やしておいてくれよ。じゃあな
 そして電話は切れた。
 いらいらをぶつけては見たものの、中途半端なままになったこまちは、少し呆然としていた。
 
 
 Knock Knock
 
 受話器をホルダーに戻したところで、ドアをノックする音。
「はい?」
「こまち、いるかい?」
 ミチコ――こまちの祖母である。
「ええ……どうぞ」
 こまちは、少し嫌な予感がした。祖母が自分の部屋にくることは、ほとんどないからだ。
 音もなくドアを開けて入ってきたミチコは、和服を着ていた。別段、特別な姿ではない。いつもこうである。背は低いものの、腰はまったく曲がっておらず、しゃきっとした感じだ。
「こまち……お母さん、泣いてたよ」
「う……」
 聖が泣きまね――「しくしく」という擬音とともに涙を流すのは、よくあることだ。ミチコが言っているのは、そんなレベルのことではないらしい。
「下手でもいいじゃないか。一緒につくるっていうことに、意味があるんだから」
「そりゃ、わかるけど……」
 下唇をかむこまち。本当に言に窮すると、こうするのが癖なのだ。
「おかあさんは、別に料理を作りたくて、おまえと一緒にやっていたんじゃないんだよ。あの子も普段は忙しいから、たまにはおまえと一緒に何かしたかったんだよ」
「……でも、料理でなくてもいいじゃない」
「ふふふ……あの子もおまえぐらいの時分に、同じ事を言ってたねぇ」
「?」
「あの子もね、料理は下手だったんだよ。そう……あの時はローストチキンを作ろうとして、ぼや騒ぎにしちゃったんだったかねぇ」
「ぼ、ぼや騒ぎ?」
「そう。わたしはその時領事館の通訳をしていたから、なかなか暇がなくてね。一度あのこと一緒にごちそうを作ってみたかったんだよ。ところが普段やりなれないもんだから、大失敗しちゃってねぇ」
 でも、ぼや騒ぎには普通ならない――このときミチコはずいぶん控えめに言っていたのだ。実際には、一軒家を半焼させたのである。
「それが気になったのかねぇ。お母さんはそれから毎日のように自分で料理の勉強をしてたんだよ」
 その度に火事である。鍋を焦げ付かせるこまちよりも、たちが悪い。
「でも、あたしは料理をする気にはなれない」
「昔ならともかく、今はそれでもいいとわたしは思うよ」
 てっきり反論されると思っていたこまち、この言葉には拍子抜けする。
「でも、今日は友達が来るんだろう? 何か作っとかないと、格好が付かないんじゃないかい?」
「あ……」
 確かにそうである。誠一郎だって十分わかっているだろうとは言え、ドンペリだけではさみしすぎる。
「ケーキはもうお母さんが仕上げちゃったからねぇ……よかったら、私を手伝ってくれないかい?」
「でも……」
 祖母の料理まで壊滅させるのは、気が引ける。
「いや、簡単だよ。ミートパイなんだけどね、オーブンで焼くのをみていて欲しいんだよ。実はおじいちゃんへのプレゼントがまだ編みあがってなくてねぇ。焼いている間に仕上げたいんだよ」
「で、あたしはパイの見張り?」
「そう。こげちゃわないように、みていて欲しいんだよ。いいかい、これは重要な仕事だよ。中までしっかりと火を通さなきゃいけない。でも、表面がかちかちになっちゃあお仕舞いなんだ。やってくれるかい?」
「……うん」
 結局引き受けた。
 
 
 キッチンに降りてみると、すでにきれいに片づけられていた。
 ……そんなに時間は経っていないはずなのだが、いつのまに聖は片づけたのだろう?
 テーブルの上にはクリスマスケーキ。イチゴや生クリームがきれいにデコレートしてある。とても二十数年前には料理のたびに消防署のお世話になっていた人物の作品とはおもえない。
 でも、何か足りないような気がする。もちろん、ケーキとしてはすでに完成しているのだが。
「?」
 
 ミチコがミートパイをオーブンに入れ、火加減を調節して、「あそこの編み目は細かい方がよかったかねぇ」などといいながら自分の部屋に行ってしまうと、キッチンはこまち一人になった。しばらくはすることがない。
「はあ……」
 テーブルに突っ伏して、またもため息。
 
 
「きゃあきゃあ、こまちちゃぁん、たいへんよぉ、ミートパイさん大ぴーんち!」
 少しうたた寝してたらしいこまち、聖の叫び声でたたき起こされる。
 ……叫び声、と言っていいのだろうか。歓声のようにも聞こえる。
「ほらほら、焦げちゃう、大変よぉ!」
 一瞬何のことかわからない。が、すぐに把握した。
 ミートパイ!
 オーブンの前で聖は手をばたばたと振っている。時折パイの様子を覗いてもいる。だが、自分では火から降ろそうとしない。
「だぁぁあ! 母さん、どいてぇえ!」
「がんばれ、こまちちゃーん! おかあさんがついてるぞぉ!」
 ついているだけで何もしないのでは、逆効果である。
「ふれーっ、ふれーっ、こ・ま・ち!」
 逆効果どころか、邪魔かもしれない。
「よっ……と」
 オーブンからパイを取り出す。程よく焼けているようだ。隅の方がちょっと焦げてしまったが、むしろちょうどいいくらいだ。
「やったぁ、救出せいこーう! ばんざーい、ばんざーい!」
 万歳三唱が続く中、こまちは母が言うほど取り返しの付かない状況にはなっていないことに安堵する。
(ピンチってこと、ないじゃない……もしかして、火の具合を見てくれてたの?)
 それはどうだろう。少なくとも、万歳三唱から関係者の挨拶に進んでますます盛り上がっている聖の表情から、それはうかがえない。
 
 
「パイも焼けたし、Dinnerね」
「あ、こまちちゃん、待って」
 運ぼうとするこまちを引き止める聖。その手には、サンタの形をしたマジパンと、チューブに入ったチョコレート。
「最後の仕上げがまだなのよぉ。"A Merry Christmas!"って、書いてくれない? かあさん字が下手だから、こまちちゃんにやって欲しいのよぉ」
「え……うん、わかった。じゃあ、貸して」
「まってぇ。チョコ溶かさないと、使えないぃ」
「あ、そうか」
 
 そしてチョコが湯煎され、きれいな筆記体で"A Merry Christmas!"と書き付けられる。
「こんな感じでいいでしょ?」
「うんうん〜。あとはねぇ、サンタさんを乗せてくれるぅ?」
 手渡されるマジパン。そぉっと、細心の注意を払って、ケーキの中央に乗せる。
「やったぁ、クリスマスケーキさん、かんせーい! ばんざーい、ばんざーい!」
 再び祝賀モードに入ってしまった聖を横目に、こまちはちょっとだけ微笑んでいた。
 
 
「ありがたく思いなさいよ。あたしが仕上げた料理なんて、めったに食べられないんだから」
 しっかりドンペリとミートパイとクリスマスケーキをごちそうになった誠一郎を見送るべく、玄関先まで出てきたこまちは、誠一郎にそういった。
(ちなみに、今年は誠一郎の危惧していた、エドの「クリスマスはそもそも……」はもうなかった。うまくミチコとこまちが押さえたのである)
「『仕上げた』か。たしかに『作った』とは言えんよなぁ、それじゃあ」
 こまちは喋らないつもりだったのだが、ドンペリとミチコのプレゼントですっかり気持ちの大きくなったエドワードが、洗いざらい喋ってしまったのである。
 いつのまに彼は事の顛末を知ったのであろうか。
 さすが、こまちの祖父である。
「うるさいわねぇ。そんなことだから学校の女の子に人気がないのよ」
「男に人気があってもつまらんだろう」
「そうかしら。ごくごく一部に話題沸騰よ」
「おいおい、勘弁してくれ……本当か?」
 最後の「本当か?」は、かなり本気だった誠一郎。「そっち」の趣味は持ちあわせていないらしい。
「あはは、Jokeよ」
「やめてくれ、寿命が縮まりそうな冗談は」
 肩をすくめる誠一郎。やけにアメリカ人っぽいしぐさが、よくにあう。彼の親代わりの人物の影響だろう。
「あ、おじいちゃんが、ハリーさんに『よろしく』って」
「本当はなんて言ってた?」
「『今度もギッタギタにしてやるから、覚悟しとけ!』」
「ああ、伝えとくよ。『今度も楽しみにしている』って」
 
 玄関のドアを開けると、冷たくなった空気が二人に襲い掛かった。
「わぉ。冷えるわね」
「ああ。雪、降るかもな」
「どうだろ。今年は降らないって話だけど」
「……嘘でもいいから『そうかもしれないわね』とか言えないのか?」
「そんなセンスは持ち合わせていませんよーだ」
「……さすがだな」
「へへん」
 いばれることなのだろうか。
「じゃあな。ごちそうさま」
「うん。A Merry Christmas!」
「メリークリスマス!」
 
 
 おしまい
 
 
 うぎゃー。24日までに書けなかったぁ!(笑)。でもまあ、まだ許容範囲内でしょう、ねぇ、皆さん?
 暴走編の割にはラブラブが入ってないんですが、こまちを主人公にした時点で、苦しいんですよね、そういう展開。「暴走本編」では直樹といい感じになってきてるんですが、この時点ではそういうネタ使えないんで。
 あと、こまちの祖父、エドのファミリーネーム……凄いことになってます。直訳すると、「中町」です。もしこまちの父が婿養子だったりしたら、こまちの名前はKomachi Ohmachi Centraltownなんていう、もはや冗談の産物としかおもえないものになります。
 そういうことで、クリスマス記念でした。バレンタインデーは、ほかの人に任せます。こまちでは、クリスマス以上にネタが思い付きません(笑)。
97年12月25日:03時14分10秒
クリスマスだね。 / みだれかわ枕
 クリスマス編ですが、次で終わる予定です。原稿用紙15枚ぐらいになるでしょうか?
97年12月25日:00時37分57秒
進まないから / ハリ=ハラ
 「去年のクリスマス編」に割り込むかな・・・
 しかし、クリスマスには縁の無い男だからな。
97年12月24日:23時46分02秒
どーぞどーぞ / ジョーカー
 こーゆーのは大歓迎です。
 も、どんどん使ってやって下さい。
 
 ちなみに喫茶店「春夏秋冬」のマスターの名前は
 ハロルド・フィールディング。愛称はハリー。元は米国の軍人らしい。
 らしいってのはあくまでも自称だから。でも少なくとも誠一郎よりは強いし
 その手の情報にも詳しい。誠一郎に輪を掛けて変人であり趣味で店をやっている。
 今では日本に帰化している。ちなみに子供がおり、娘夫婦は
 シスコで喫茶店「FOUR SEASON」を経営している。
 元はハリーが経営していたが故あって娘夫婦に譲り
 日本に渡ってきた。妻がいたが既に故人。見事な銀髪でパイプの似合う男前。
 昔はかなり色々と派手な人間だったと推察される。
 日本語は堪能で声だけでは区別できない。その他数カ国語可能。
 エドワードと友達だったりすると面白い。いや是非。(笑)
 
 カランカラン
 
 「いやぁ、長居していったな誠(まこと)」
 
 「まぁ、勘弁して下さいよマスター。俺のダチなんですから」
 
 「しかしエドの孫か。ふむ…」
 
 「なんか妙なこと考えてます?」
 
 「いや、本当にお前の単なるダチかと思ってな」
 
 「その辺はご自由に。でも変なちょっかい掛けるとエドさんが出てきますよ」
 
 「その程度どうと言うことはない」
 
 「あれ?確かチェスの負けがこんでいるんじゃなかったですか?」
 
 「う、痛いところを」
 
 「次でええと十連敗でしたっけ」
 
 「まだ負けるとは決まっていない!…それにしてもよくそんなの覚えているな」
 
 「負けるとマスターは自棄になってモカやらブルーマウンテンやらを
 一人で飲み尽くしてしまいますからね。帳簿を見れば一発です」
 
 「うううう、お!注文だ、行ってこい誠!」
 
 「あ、運が良かったですね。では行って来ます」
 
 スタスタスタ
 
 「…ふう。年々鋭くなってきやがる。誰だあんなにした奴は」
 
 だが親代わりだったハロルドには自業自得と言うべきだった…
97年12月24日:23時34分40秒
どうやら / ハリ=ハラ
 来年、大学が始まるまでは、時間的な進行はお預けになりそうですね。
97年12月24日:23時28分20秒
でも・・・ / ハリ=ハラ
 同種の部活の間なんかにはありそうな気が・・・
 対立って訳じゃあないけど、何とは無しの対抗意識とかね。
 
 あと、学園都市と言う事なら、東西合同での体育祭なんかもあっても良いかな。
97年12月24日:19時56分26秒
うんなあほな。 / Dr.李
 ありませんよ、本編ならともかく。
 ここは、暴走編ですよ。
 
 あえて、ラブコメのネタにそうしたいなら話は別ですが。
 
 しかし今日は、中学の方があぶなそうでいや。
97年12月24日:19時50分01秒
そして・・・ / ハリ=ハラ
 西と、東の対立があったりして(笑)
 
 「この事件は、西の管轄だ・・・
  悪いが、東の方々にはお引き取り願おう。」
 
 「これはまた御丁寧に・・・
  だが、こちらもこうして出張ってきた以上、おいそれと帰る訳にはいかんのでねぇ・・・」
 
 「大人しくお帰り頂かないと、少々痛い目に会う事になりますが・・・?」
 
 「ほう・・・面白い。
  西の力・・どれほどの物か、試してくれよう。」
 
 なーんて、魔界学園みたいな事はないですよね。
97年12月24日:19時24分22秒
理事長からのお知らせ。 / Dr.李
 煌輝学園は、
 一つの大学。
 二つの高校。
 四つの中学。
 八つの小学校からなる、問答無用の学園都市です。
 ですから、基本的にエスカレーター方式ですが、よその学校受けようとする人もいるので、一応受験はあります。
 一応、舞台の正式名称は
 煌輝”西”高等学園
 となってます。
 
 ですから静月ちゃんは、よその受験校ねらってて落ちたわけですね。
 ちなみに、若葉はエスカレーター方式であがってきました。
97年12月24日:16時35分24秒
クリスマス? / 月夢
 去年の段階では中3だった明君は受験生でそんな余裕なかったはずだなあ(笑)。
 なんか誠一朗先輩あたりにしごかれてる絵が見えるよーな(笑)。
97年12月23日:20時09分56秒
クリスマスか・・・ / ハリ=ハラ
 健司の家では、クリスマスなんてやらないんだろうなぁ・・・
 純和風の家だからねぇ。
97年12月23日:20時02分15秒
若葉のたんじょーび。 / Dr.李
 8月3日、ばりばりの獅子座。
 
97年12月23日:19時58分45秒
サイドストーリー「クリスマスケーキはミートパイの夢を見る」 / みだれかわ枕
 
 前編
 
 
 12月24日。クリスマスイブである。日本中がかなりうかれる日だ。
 しかし、大町家では毎年ややこしいことになる。
 
 
”やはり納得がいかん! サトシは仏教徒なのだろう!? なぜ降誕祭を祝うのだ? 4月8日の花祭りの立場がないではないか!”
 いきなり英語で叫んでいるのが、エドワード・セントラルタウン。こまちの母方の祖父である。生粋のイギリス人であり、イギリス国教徒である。しかもシャーロックホームズの大ファン。
 花祭りのことを知っているあたり、なかなか勉強熱心である。
”いいじゃないの、エド。日本ではお祭りのようなものなのだから”
 諌めようとするミチコ・セントラルタウン。エドワードの妻。生まれも育ちも日本。気さくなところがあるが、ちょいと耳が遠い。今だってエドワードが叫んでいるから聞こえているのであって、普通に喋っている娘夫婦の会話は聞こえていないんである。
「な、なぁ、聖(ひじり)。義父さんは何を怒ってるんだ?」
 クリスマスツリーを組み立てていたこまちの父、聡(さとし)は、この一家で唯一英語が理解できない。ゆえにエドワードが英語で叫びだすと、妻の通訳を必要とする。
 でも別にエドワードが英語しか喋れないわけではない。英語、日本語、フランス語を使える。日本語はミチコを口説き落とすために覚えた。ミチコの方も日本語、英語、ドイツ語での会話が出来る。聖にいたってはすでにあげた4ヶ国語に加えて、スペイン語とギリシャ語で新聞記事も書ける。多国語一家なのだ。
「毎年のことよぉ、あなた。仏教徒がクリスマスを祝うのにひがんでるのぉ」
 あらかじめ断っておくと、聖の語尾にはかなりの確率でハートマークか音符がくっついている。しあわせの菌が頭の中に繁殖してるんじゃないかって思われることも、しばしば。
「ひがむって……まだ義父さんは納得していなかったのか」
「そぉねぇ。こまちちゃんと一緒にいたいって、こっちに引っ越したときからだから、かれこれ十年くらい前からかしらぁ」
”やはりこまちに洗礼を受けさせよう! そうすれば堂々と胸を張ってクリスマスを祝うことが出来る!”
”あらあら。でもこまちは洗礼はいやだって言ってじゃありませんか、エド”
”そうよぉ、父さん。第一ぃ、日本だったらみんな堂々と祝うのよぉ”
”ふん! そんな紛い物のクリスマスをこまちに体験させるのは、教育上よくない!”
”父さん〜、こまちちゃんはそれでいいかもしれないけど、あたしや聡さんはどぉするのぉ?”
”それは自分で考えることだ!”
”いやーん。そんなの寂しいぃ!”
「あのー、皆さん何を話してるんでしょうかー?」
 
 こうして大町家は年末になると紛糾するのである。
 ……ところで、こまちはどこにいるのだろうか?
 
 
「こまち、おまえクリスマスイブだってのに、こんなところでレモンティ飲むぐらいしか、することがないのか?」
「うるさいわね。所詮お祭りよ。家でも大騒ぎしてるだけなんだし」
 ここは喫茶店「春夏秋冬」。氷室誠一郎がバイトしているところである。ここのカウンター席で、こまちはかなりくたびれたスクラッチブックを眺めながらかれこれ3時間ぐらい、ひたすらにレモンティを飲んでいるのだ。
「大騒ぎって……もしかして、例のあれか?」
 ちょっとひきつりながら、誠一郎。
「そうよ……おかわり。今度は少し濃い目にいれて」
 そう言って、カップを突き出す。
「そうかぁ……そりゃ、大変だな」
 誠一郎は、小学校のころ一度だけ、クリスマスイブにこまちの家に行ったことがある。その時も大町家の一族は大騒ぎしており、愕然とさせられたのである。
 そして、沈黙。この二人、学校では口から先に生まれてきたように思われているが、意外と二人でいるときはそれほど喋らない。クラスメート達はこの状態を「煌輝学園の冷戦」と評した。お互いに相手の揚げ足をとる隙を見計らっているので、一見何も喋らないように見えるのだ、と。
 当たらずとも遠からじ。
「ほれ、入れたぞ」
「Thanks.」
 新たに紅茶で満たされたカップを口に運ぶこまち。そして、眉間にしわが寄る。
「濃すぎない?」
「そうか? どこかの小説家が言っていたじゃないか。紅茶は濃ければ濃いほど良いって」
「濃すぎよ」
 それでももう一口飲む。
「ところで、そのスクラッチブックは何だ?」
「企業秘密よ」
 煌輝学園では、「オーマチ・ノート」と言う、こまちの握っている全情報を記した書類の存在がささやかれている。学園の関係者の情報が網羅されており、その前には何者も屈服せざるを得ないのだと。
 その恐るべき書類が、いま誠一郎の目の前にあるスクラッチブックなのだ。こまちがその気になれば、内申書の書き換えから購買部での焼きそばパンの入手まで、出来ないことはないであろう。ちなみに彼女が普段持ち歩いているPDAに入っているのは、このスクラッチブックのうちのおよそ20%に過ぎない。
「なるほど」
 誠一郎は、それ以上スクラッチブックについて聞かないことにした。大体想像できたからである。これ以上余計なことを聞いて、厄介なことにするのは得策ではない。
 
 
 そして更に一時間が過ぎた。イブということもあり、客の出入りも激しいが、こまちはカウンター席に居座りつづけた。次から次へとレモンティをオーダーする。
 
 Li Li Li Li Li Li Li Li
 
 店の電話が鳴り、誠一郎が取る。
「はい、春夏秋冬です……ええ、いますよ。かわりますね」
 受話器をこまちに差し出す。
「あたし?」
「ああ。おばさんだ」
「げ。かあさんなのぉ? ……はい、かわりました」
―聞こえたわよぉ、こまちぃ。かあさん悲しい……「げ」っていうなんて……しくしく」
「だあああ、年甲斐もなくナニ泣いてんのよ」
―しくしくしくしく……
 たっぷり十秒間、聖は「しくしく」という擬音とともに泣きつづけた。
「うぐぐぐ……ごめんなさい」
―よろしい
 こまちが謝ると一転して、明るい普段の声に戻る。
「で、何のようなの?」
―ほらぁ、今日はイブじゃないぃ。だからぁ、こまちちゃんと一緒にケーキ焼きたいなぁって、母さん思うのよぉ!
「え〜。家で焼くのぉ?」
―当然よぉ。もぉ小麦粉さんも牛乳さんもクリームさんもイチゴさんも買ってきてあるんだからぁ
「嫌よ」
―ええーっ! どぉしてぇ! かあさん悲しい……しくしくしく
「泣かないでよ。あたし、料理って嫌なのよ。どうせあたしがケーキ作ろうとしたら、スポンジは岩のように硬くなるし、ポイップクリームはボールに残った分より台所に飛び散った分の方が多いんだし、へたを取ろうとしたイチゴは全部ジュースにするしか使い道がなくなるぐらい潰れちゃうんだから」
 会話を横で聞いていた誠一郎、ここで思わず苦笑する。以前こまちが彼の家でラーメンを作ろうとした。一袋88円(税別)の、鍋で煮るだけのものである。その結果、誠一郎の家の鍋という鍋、ほぼ全滅にまで追いやられたのだ。なぜか焦げ付かせるのである。ある意味神業だとも思った。
―だから作るんじゃないぃ。練習よ、練習ぅ
「クリスマスケーキで練習なんてしないわよ!」
―んもぉ、おじいちゃんに似て頑固なんだから、こまちちゃんは。おうちで待ってるからね〜
「はぁ……わかったわよ。今から帰るわ」
―よかったらまことちゃんも呼んでらっしゃいよ
「なんで氷室を!」
―しくしく
「いちいち泣かないの! わかったわよ、誘ってみるから! それじゃあね、切るから」
 
 Ching!
 
「大変だな、おまえも……」
 心底同情したふうに、誠一郎。でも、瞳の中にはもう少し違う感情もみえる。
 こまちは、それがなんだかわかるような気がした。言葉には出来ないんだけど。
「そうね、そうかも……かあさんがよかったら氷室もこないかって」
「いや、これから忙しくなるからな。暇が出来たら、行くさ」
「そう。じゃあケーキをごちそうしてあげるわ」
「勘弁してくれ。ケーキは柔らかいのが好みなんだ」
「かあさんが作ったやつよ。おばあちゃんのミートパイかも」
「それなら、ぜひ」
「ふん。現金なやつね。それじゃ。A Merry Christmas!」
 マフラーを手にとって立ち上がるこまち。
「ああ。メリークリスマス……ところでお会計をお忘れなく」
「ちっ。気がついたか」
 
 
 後編に続く
 
 暴走編の始まる数ヶ月前、こまちたちが一年生のときのお話を少し書いてみました。いや、少しじゃないですね。すでに原稿用紙10枚以上です。
 
 こまちと「この時点で」掛け合いの出来るキャラとして、誠一郎を使わせて頂きました。勝手に使ってすみません、ジョーカーさん。
 後編はすぐに出来るはずです。クリスマスネタは25日までに公開しなきゃ意味がないですしね(笑)。
 もしよろしければ、あと少し、お待ちください。
97年12月23日:04時10分07秒
/ 月夢
 ちょっと独り言を。
 
 天気が良くて、お腹が一杯になると襲ってくるのはもちろん睡魔、窓際の席に座る明は暖かい日差しを浴びて突っ伏す。
(はふ・・・・ねむい・・・)
 昨日の夜はちょっとバイトが長引いていつもよりも睡魔が強い。
(ああ、寝よっかなー)
 本人自覚内がもうすでに意識の半分は眠っている。
(午後の授業寝倒して、家に帰ってバイト前にやっぱり一眠り・・・ああ、放課後こまち先輩の家に行くとか言ってたよーな)
 そんなことを考えたがそれも徐々に意識の隅に追いやられる。
(良いやあ、僕が行かなくても問題ないし、誰か起こしてくれたらいこうっと)
 頭の働いていないときに物を考えてはいけないという典型である。
(ではおやすみー)
 すっかり熟睡体勢に入った明だった。
97年12月23日:03時20分56秒
Take care yourself / みだれかわ枕
(いきなり一人称モード)
 ごろん、って感じで、寝転がる。そこそこ暖かいコンクリート・タイル。かすかににおいがする。暖まったコンクリートのにおい。いやじゃない。
 いま目の前には、青空が広がっている。視界いっぱい、青と白。
「僕も、付き合っていいかな……?」
「どおぞどおぞ。気持ちいいわよ、こうやって寝転がると!」
 軽く目を閉じる。背中がほんのり暖かい。やっぱり日本もいいなぁ。Scotlandじゃ、あまりこういう事なかったし。
 ほんのちょっとの間。そして、高城くんが口を開いた。
「大町さんは、どうして人のことをそんなによく知ってるの?」
「ん〜?」
 へ、へんなこと、聞いてくるわね。ううん、どう答えろっての?
「どうしてって……知りたいから、調べて、知ってるだけよ」
 だめだ、答えになってない。なってないけど、今までこの答えで通してきたからなぁ。あんまり考えたことないし。
 
 後になって考えてみれば、別にこの答えで片づけちゃってもかまわないんだよね。高城くんがそのこと知らないとどうしようもないってわけでもないんだし。
 でも、この時なぜかあたしは『どうにかして答えよう』って考えてた。なぜだろう。あたし自身のため? 高城くんのため? よくわかんないけど、必死で考えていた。
 
「あたしさ、小学校のころから――1年生のときはイギリスで、あとは日本なんだけど――学校の勉強って嫌いだったんだよね。教科書読んだり、先生の話を聞いたりっていうのがどうしても出来ないの。社会科の工場見学とか、理科の実験もだめ。体育や家庭科は、やる気がまったくなくって、よくサボってたの」
 うーん。気がついたら、自分の身の上話みたいなことをしていた。どおすんのよ、自分のことべらべら喋ってぇ! 商売に差し支えるのにぃ。
「どうしても成績悪くなるじゃない、そんな調子だと。それでさ、すごく気になったのよね。学校でみんなと同じように勉強できない自分って、もしかしてみんなとはぜんぜん違う、仲間はずれなんじゃないかって」
 氷室は、そんなあたしの気持ちを知ってか知らずか、よくかまってくれた。たまにあいつがテストで百点とったって話をすると、蹴り飛ばしてたけど。
「で、人のことが知りたくなったの。人のことを知れば、自分のことも分かるんじゃないかって思って。人と自分はそんなに変わらないんだって、保証がほしかったのね。自意識過剰だったのかもしれないけど、そうしないと、すごく不安だったのよ」
 
 半分、嘘だ。自分でもよく分かる。
 今でも不安なんだ、あたし。
 
「人のこと知ろうって思い始めると、思ったより簡単にいろんな人の情報が集まったの。もともと才能あったのかもね。将来探偵ぐらいにはなれるかもって、まじめに考えたわ」
 ああ、なんかあたし少しばかりcynical(冷笑的)かも。なんでだろ。
「情報集めること自体も、結構面白いしね。『金田一少年の事件簿』まではいかないけど、thrilling(スリリング)なことも多いわよ。高城くんも、やってみる?」
 
 と、そこまで話したときに、不意に目が潤んだ。
 あれ?
 なんで?
 
 あたし、もしかして泣いてる!?
 
 そして、気がついた。どうして高城くんに、こんな話をしたのか。氷室相手のときも適当にはぐらかしただけだったのに、高城くんにはひょいひょい話したのか。
 
 どことなく自分に似ているかもしれない高城くんに、聞いて欲しかったんだって。
 
「見ないで! 見ないでね! 今あたしのほう向いたら、絶対駄目だからね!」
 眼鏡はずして、涙をぬぐいながら、叫んでいた。スカートの中見られたときよりもずっと真剣に。
 
 こまちから、直樹へ
 
 
 こういうシーン、後のお楽しみにしようと思っていたんだけど、直樹くんに尋ねられたことですし、さっさとやっちゃうことにしました。
 ごめん、こまちもときめくことにしますね(笑)。
 
 「感情:色恋沙汰は自分には無縁(中級)」を初級へ
 「感情:直樹への共感(初級)」を獲得。
97年12月23日:02時42分34秒
誕生日 / 月夢
 誰かかさなんないかなあ、楽しいのに。
97年12月23日:02時33分42秒
誠一郎は / ジョーカー
 コロコロ。
 六月の…
 コロコロ。
 二十一だそうです。とサイコロが言っている。
97年12月23日:01時46分31秒
明は / 月夢
 12月14日です。
 放課後どうしようかなあ?特に問題ないなら参加します。
97年12月23日:01時38分06秒
静月の誕生日 / MARS
9月10日でしゅ
97年12月23日:01時36分23秒
一応 / MARS
こまち、健司、静月はいなきゃはなしにならない。っで、多分誠一郎と若葉は確定だと思う。後は明くらいかな?それとも直樹はついてくるか?
97年12月23日:01時27分07秒
今のとこ参加者は? / 月夢
 放課後の買い物は誰が参加するのかな?
97年12月22日:23時36分41秒
それちょっと違わない?(笑) / ハリ=ハラ
 それぢゃあ、卒業式だやう。
 いや、卒業式までやる気なんだけどね。
 だから、他の連中の誕生日も考えておいてね♪
97年12月22日:21時49分35秒
ほたるのひかり まどのゆき / せりざわ
これが、今年最後の書き込みですねぇ。学校が閉まっちゃって、次の登場は、 1月の後半です。 このペースでいくと、完全に取り残されるような。 さて、待ちに待った放課後。予約シーン(LOG2参照)の発動です。
97年12月22日:21時02分52秒
今後 / ハリ=ハラ
 健司は、家に帰ってスパゲティーを二人前食ってから(笑)放課後待ち。
 あとは、食後に軽く運動するぐらいのもの。
97年12月22日:20時36分46秒
誠一郎 / ジョーカー
 「よ、お帰り」
 
 皐月が学校まで戻ると、校舎からは見えない位置に誠一郎が立っていた。
 裏門は元々見えにくい位置にあるが念には念をということだろうか。
 
 「かくかくしかじか(事情を説明しているのだと思いねぇ)と言うことだ。
 話を合わせるよーに、んじゃ行くぞ」
 
 そう言うと皐月を先導するように誠一郎は裏門をくぐった。
97年12月22日:20時27分59秒
いやーん / Dr.李
 萌え萌え(笑)
 
 でも、敏捷10かぁ・・・。
 すごいねぇ。
 
 要は、ちょっと内気な優等生と見れば良いわけだね。
 
 さて、そろそろ放課後になだれ込むかね?
 あぁ、でも小町と直樹がいい感じぃ〜(笑)
97年12月22日:20時23分29秒
しかし、実は・・・ / ハリ=ハラ
 健司には、なんやかやで学校までついて行かせるつもりだった。
 理由は簡単「小町に目撃させるため」。
 とりあえず、学園の情報屋に、また一つ飯の種をあげようかと・・・
97年12月22日:20時06分46秒
つまり / ハリ=ハラ
 純君は、多感で内気な少年なのね。
97年12月22日:19時50分44秒
時の流れは速すぎて(笑) / 少年が1番!!
「信じられません。爆発的スピードです!!」
「何ですって!?」
まあ、上のは冗談にしても、ここの書き込みって超人的。
年末年始で学校が閉鎖されてる間、一体どうなってるんだろう(笑)
それはさておき。


「昼寝……?」
いきなり乱入してきた少女が健司のことを聞きに来たせいで、会話の
きっかけを失ってしまっていた。クラスメートのことだから教えて
あげるという形を取って、会話に参加すればよかった。
しかし、直樹が健司について知っていることなど、小町に比べれば
情報と言うのもおこがましいだろう。

――どうして、なのかな……?
何故、彼女は他人のことをそんなに知ろうとするのだろう?
直樹から見れば、小町の生き方は不思議で、けれど眩しくも見えた。
そのとき、直樹は鼓動が少し早くなるのを感じた。

「僕も、付き合っていいかな……?」
病気以外で授業を休むことなど、彼には初めての経験だった。授業
よりも誰かと話したいと思ったことも。
そして、直樹は尋ねた。

「大町さんは、どうして人のことをそんなによく知ってるの?」

直樹から小町へ


97年12月22日:18時52分51秒
共感 / せりざわ
ご指摘ありがとうございます。 いや、改行のやり方わかんなかったんです。 共感が、何で、7もあるのか? それは、コンプレックスを表現するためです。「自分と、他人がこんなにも違う。」 そう感じることは、心力ではなく、共感だとおもえたからです。 実際のところ、こんなキャラクターでほんとに共感低かったら、人とほんとに関わ らなくなってしまうとおもえるのですが、どうおもいますか? 共感が高いからこそ、内気で、コンプレックスを持つようになったとおもえるのですが。
97年12月22日:18時32分32秒
内にこもるなら / ハリ=ハラ
 共感を下げるのも手ですよ。
 
 設定で作ると、「内にこもりがちのようだけど、付き合って見ると結構人付き合いの良い奴」。
 共感を下げると、「冗談抜きに、人付き合いの苦手(もしくは嫌い)な奴」。
 こんな感じになるんですかねぇ?
 
 どう思います?みなさん。
97年12月22日:18時27分55秒
せりざわさん / ハリ=ハラ
 改行を入れてくれると、読み易くていいと思うのですが(^^;)
 文頭に、二バイトの記号やスペースを入れると改行されますよ(って知ってるか・・・)
97年12月22日:18時21分45秒
業が高いのも / せりざわ
宿 業が高いのも、「内にこもる」という、キャラクター性を出したかったからです。 業が高いのも、その結果によるものです。 敏捷が高いのもうりですが、体力が低いのも売りの一つです。 さて、こんな純くんが、皆さんと関わることで、どう変わるんでしょうね?
97年12月22日:17時59分18秒
そういうことです / せりざわ
 スタミナがないという以外に、華奢で小柄というのを表現したくて、体力が低いんです。 正直いうと2にしようかとも思ってました。 見てもらえば分かると思うんですが、純は、体力以外は優秀です。 技能も案外そろってますし、実用に足りるレベルです。 でも、腕力に恵まれなかったことが、コンプレックスを生んだのでした。 ファイルに忘れたんで、追加しておきますが、業が、86/108、宿業が、60/80と結構「おもい」キャラクターです。
97年12月22日:16時58分36秒
あう? / ハリ=ハラ
 別にいいといえばいいんだけど、
 体力3で敏捷10って、なんかバランスが取れて無さ過ぎな気が・・・
 まあ要は、「短距離は早いんだけど、スタミナが無いので長距離はだめ」という事なんでしょうが。
97年12月22日:16時48分47秒
/ せりざわ
純君は、一年生です。いや、すっかりファイルわすれてた。 体 3 敏10 覚 7 知6 心8 共7 回避 中級 運動 中級 観察 中級 意志力 中級
文系 中級 理系 中級 芸術系 中級 設定 性格・内気(上級) 感情 自分へのコンプレックス(中級) 目的 走ること(初級)
97年12月22日:10時45分38秒
健司 / ハリ=ハラ
 「ありがとう、この辺でいいわ。時之くんと一緒に来たときに道は覚えたから。
  昼食、食べ損なっちゃったけど、お母様にもよろしくいっておいてね」
 
 「おう、わかった。じゃあな・・・」
 
 綾坂が学校へ向かって駆け出すのを確認して、健司も家の方へ足を向ける。
 二三歩歩き出した所で、後ろから声がかかる。
 
 「健司くんに似合うおしゃれなプレゼント、用意して待ってるから!」
 
 「ああ、期待しているよ。」
 
 後ろを振り返り、軽く手を挙げて応える。
 そして、綾坂が走り去るのを見届けてから家に戻った。
97年12月22日:04時23分35秒
LOG 002 / sf
 天羅万象掛け合い:暴走編 LOG 002として1997年12月15日から1997年12月21日までのログを切り出しました。
97年12月22日:02時03分27秒
皐月 / マモル
 小走りで追いかけてきた健司に、軽く声をかける。
 
 「ありがとう、この辺でいいわ。時之くんと一緒に来たときに道は覚えたから。
  昼食、食べ損なっちゃったけど、お母様にもよろしくいっておいてね」
 
 そう言うと、皐月は学校の方向へと駆け出す。
 そうして少し進むと、唐突に振り向いて健司の後ろ姿に向かって叫んだ。
 
 「健司くんに似合うおしゃれなプレゼント、用意して待ってるから!」
 
 皐月から 健司へ
 
 何もないようなら、このまま学校へ帰らせます。
 だらだらとふたりのシーンをやってるのも、なんですから。
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