天羅万象掛け合い:建国編&戦乱編 LOG 003

天羅万象掛け合い所:建国編&戦乱編の1998年01月05日より1998年01月10日までのログです。


98年01月10日:23時17分39秒
冷笑する者 / ジョーカー
 九道がヨロイを庇ったのを見て志誡は嘲る。
 
 「ふん、無駄なことを。放っておけば倒せたのにそんなことで
 霊力を無駄遣いするとは。九道殿も奇特な方だ。
 味方の将兵よりも敵兵の身を案じなさるとはな」
 
 それだけ言うと興味を無くしたように残敵の掃討を続行する。
 と言っても大将首は取られ、ヨロイも落とされたとなると
 これ以上特にやることもない。
 
 「無駄に命は捨てるなよ。どうせ放って置いたところで
 時間の問題だ。大した手柄にもならぬのに命を賭ける必要もない」
 
 やる気をなくしたような声で配下の兵にそう告げる。
 
 その時だった。大量の火砲が火を噴き、砲弾が風を切る音が静狭関に鳴り響いた。
98年01月10日:23時10分00秒
確認 / ジョーカー
 分からない単語があるので教えて貰えないでしょうか。
 
 >散兵線、散兵隊形
 
 ってなんでしょう?漠然としか分からないので教えて貰えると有り難いのですが。
 
 それから最初の野戦砲の斉射は冬峨の後陣、つまり俊景や霧秦が
 いる辺りに降り注ぐことになるのですか?
98年01月10日:22時43分30秒
かくて、箭は放たれたり / Ray
「了解しました。そちらの突入は『鋼蹄』旗下の騎兵達による側背攻撃と同時に行う事に成ります。
 砲兵隊による敵後備への突撃支援砲撃に前後して、『震皇』単騎で山上の敵射兵に対する制圧砲撃を行います。
 砲撃直後の突入になりますから、呉々も巻き込まれない様に注意して下さい。
 敵射兵制圧後は左翼の射兵を展開、散兵線を敷いて下さい。対面の敵射兵は、銃槍以外は無視しても構いません。どの途届きませんから。
 その後は、関内の敵への射撃と、こちらの着弾観測をお願いします。」
 咲夜に向けて『震皇』の冬弥から返答が返る。基本的には軍議に於いて、左衛門佐が立案した作戦の繰り返しである。
『赤備え』のヨロイ乗りの中で一番緊張しているのは、心配性のこの少年であるに違いないだろう。
 急造の陣地では既に砲の調整を終え、教範通りに装填が始められていた。
 
『鋼蹄』旗下4千の騎兵達は、起伏の多い丘陵地帯を回り込みながら、並足程の速度を守りつつ一路静狭関へと馬を駆っていた。
 彼等に与えられた役目は、『赤備え』としては珍しい「打撃力としての騎兵突撃」であった。
 それは緊密な陣を組んだ歩兵に対しては、さほどの効果は発揮出来ない戦術である。
 だが、一度歩兵の陣形を崩してしまえば、壊滅的な打撃を与える事も可能な戦術でもある。
 そして、彼等は良く知っていた。彼等を束ねる『御大将』が、決して勝算の無い戦いは挑まぬ事を。
 
「さて、果たして誘いに乗って来る者は居るかな?」
 鹿角の兜を被り面頬を付けた朱武者が、一見したところ全く見分けの付かない朱武者にそう呼び掛ける。
 傍らには赤い唐傘と毛威の大馬印、紺地に白く『六連銭』の染め抜かれた方形の幟。
 それは、そこに居るのが真那 左衛門佐 雪村本人である事を示している。
 彼等は陣地から出、丘の中腹に馬廻衆2千のみを従えて布陣していた。
 丘と街道との間には、比較的平坦な大地が開けている。
「どちらにせよ、全てはもうじき始まる。
 人事は尽くした。後は皆を信ずるのみ。」
 
『磐虎』旗下8千の左翼主隊は、稜線に近づくに連れ行軍速度を落として行く。念には念を入れ、最後の行程は砲撃音に隠れて行くのだ。
 さほど待つ必要もない。遠雷の如き轟きが響き渡り、やがて悲鳴の如き飛翔音と共に”死”が天より駆け下る。
 丘陵を回り込んだ騎兵達が敵影を目にするのと時を同じくして、最初の斉射が冬峨の陣に襲いかかった。
 史書に曰く「万雷、天ヨリ下リ来テ陣ヲ毀ツ」と。 
 かくて、箭は放たれたのである
 
 つづく
 
 後備に回ったのは左翼、右翼、前軍から各1千程度。
 左翼の内、残る3千は雪広の指揮下に別の場所で待機中。(蒼馬くんが居ないので……)
 ここに出て来ていない右翼も、また別の場所で待機しています。
 基本的に「高所を押さえて火力と機動力で敵を圧迫し、撤退に追い込む」のが戦術目標です。
 九道君や『虎蘭』とまともに当たったりはしません。射撃戦なら数が多い方が有利(散兵隊形なら”絶対的に”)ですから。
 おまけに冬峨側は陣替えの最中とあって、混乱させるには絶好の機会。俊景君も未だ関の中に居るので、後備の混乱を鎮められる様な将も居ないし……ほぼ理想的ですね。(外道?)
 さて、次は杏里さん達の方を何とかせねば……どうしよう。(笑)
98年01月10日:22時36分34秒
それから / Dr.李
 戦略を示せといっても、示した片っ端からスタンドプレーでつぶされそうなのでとりあえずMARSさんから示してください。
 なぜこんな事を言うのかというと、私の考えてることと、MARSさんのやろうとしてることはよくちがってるからです。
 だから、MARSさんがどうしたいのかを聞いてから考えることにします。
98年01月10日:22時31分23秒
それはですね / Dr.李
 仁というのは、優しさとか人に対するいたわりとかをおおむね指す言葉だと思ってください。
 者とは人です。
 
 そうですね。吉川三国志の劉備のような人物だと思ってください。
 
 >ちなみに武将と一緒と考えているのは武将も普通の人間と考えているのかもしれないですね。
 
 ・・・きみはいままで武将を普通の人と考えてなかったのかい(笑)?
 
 羅刹ならどうすると思うかね?
 九道なら?
 
 ちなみに君のキャラお得意のスタンドプレーは通用しないとだけは言っておきましょう。
98年01月10日:22時22分59秒
おそらくは九道の役目 / MARS
 なんでしょうね。
 ところで仁者ってなんですか?知らないんで教えて下さい。
 ちなみに武将と一緒と考えているのは武将も普通の人間と考えているのかもしれないですね。
 別に金剛機に兵を付けて戦に出すつもりはないのでしょう。
 まあそういう事じゃないんでしょうが・・・
 私自身が権謀術策に疎いのでどこまでできるか分かりません。
 できればこれからの戦略として行うべき事をお教え願いたいのですが・・・ダメ?
 自分で考えろと言われてものお・・・
 武将を動かすには何らかの代償が必要なのは分かります。
 なら、逆に他国に攻め込むことでしょうか?
 もしくは無能者を戦で排除して浮いた分を与える?
 なんかネガティブやのう・・・・うーん・・・
98年01月10日:20時40分12秒
戦況俯瞰 / Ray
 1日来る事が出来なかっただけでこれですか……最近はこっちの方が”暴走”気味ですね。
 
 時間的な食い違いを発見してしまいましたので、タイムテーブルの修正を行って居ります。
 結果、第3ターン終了時点(今現在)を、勝手ながら14時とさせて頂きます。
 第3ターンに於ける双方の損害は、それぞれ
『墺』:1千+ヨロイ1 (総数5千−>4千:但し戦力評価低下)
『冬峨』:軽微 (総数1万8千5百−>2万5百:暁城勢を含む)
 と成って居ります。
『墺』側の損害が意外に少ないのは、火計の成功により戦場自体が細分されてしまったのと、白兵戦が中心と成っている為です。
 通常ならば士気崩壊となっている頃ですが、大将が行方不明になってしまった事と、退路を完全に絶たれてしまった為、 逆に退く者が居なくなってしまった訳です。(兵には戦場全体を見る目はありませんから、目の前の敵と戦う事しか出来ません)
 この様な時には予め逃げ道を用意して置いて、追撃戦を掛けるのが定石ですが、余りに完璧に俊景の策が成功してしまった為、そうは成らなかった訳です。
 まあ、此処で先遣隊を全滅させるのが策の当初の目的でしたから、これはこれで間違っては居ない訳ですが。
 
 で、続く第4ターンに於いて、遅ればせながら『赤備え』の攻撃が始まります。
 これについては、次の書き込みにて左衛門佐の立案した作戦の詳細を書かせて頂きますので、もうしばらくお待ち下さい。m(_ _)m
98年01月10日:20時35分17秒
うーむ / Dr.李
 手柄たてさす気だから、手を出すなと言いたかったが。
 どうも、いかんな。
 まあ、ほかの行動はよろしいでしょう。
 そんなものです。
 
 それから追撃というものは勢いが大切で、数は必要ないものなのですよ。
 それに、九道の軍を入れたら手柄にならんでしょ。
 あくまでも、暁城の手柄にしなければね。
 
 羅刹について
 不自然といったら、考え方とかがすでに十分不自然ですね。
 無駄なのは、忍びの抹殺に代表される一連の行動でしょう。
 あと、金剛機を人と考えるのはともかく、武将と考えてる時点で、Rayさんには勝てませんよ。
 
 羅刹はその名に反し、仁者なのです。
 ゆえに、後世に名を残し、実を残せないでしょうな。
 仁者はその性質故に人を引きつけるでしょう。どちらかといえば人民をね。
 そしてその性格故に権謀術策にうとく、滅びるものです。
 
 あまり言いたくありませんが、理想だけでは人はついてこないのですよ。
 あとは、MARSさんにお任せします。
 滅びるも滅びないもあなた次第です。
 がんばって着眼点を変えてくださいね。
 とりあえず、お手並み拝見します、場合によっては仁科は寝返りを考えますので
 (非道だなぁ、我ながら。)
 
98年01月10日:18時44分58秒
やってもいいの? / MARS
 それならやりましょう。
 
 「なるほど暁城か・・・一応深追いは不要と伝えておいてくれ・・・無駄だろうが・・・」
 九道は懐から式札を取り出し気を込める。
 そこには空を舞うエイが現れる。
 それに乗り一気に敵ヨロイに近づく・・・・
 イイイィィィィ・・・・
 式弾が間近に迫る。
 ドオォォ・・・・
 それがはじけ敵のヨロイと九道を飲み込む
 しかし爆煙は球状にはれていき、そこには無傷の九道と腕がもげた敵のヨロイがあった。
 そして、珠槍がひらめくと敵のヨロイが体勢を崩したおれる。
 「降伏せよ・・・」
 それがきっかけとなりまだ抵抗していた敵兵は蜘蛛の子を散らすように逃げ始める。
 「左翼(山側)を開け!!逃げるものを追う必要はない!!手の空いたものは傷を負ったものを回収し陣へ戻れ!!」
 手近にいた武者や足軽に命令を下す。
 「武島殿!!追撃はお任せいたす。清水(サムライ大将です)!!武島殿につき追撃の助力を頼む!!」
 
 
 
 というわけでNPCとしてサムライ大将を出しました。サムライ隊は500名で追随の足軽は2000名です。 
 とりあえず、兵士をそちらにお貸しします。
 ところで李さん、羅刹の考えで不自然とか無駄とか思えるところがあるのでしょうか?
 とりあえず鳥頭なオイラだとまともな戦略が立てられない。
 できればアドバイス下さい。
 ちなみに羅刹は金剛機を兵器と考えているわけではなく人間として考えてます。
 だから彼にとって金剛機も武将も同じものなのですが?
 とりあえずヨロイの名前は「誠龍」「百炬」「諏咲」「源武」金剛機は「風神」と「雷神」です。
 ちなみに配置敵には北が「諏咲」東が「百炬」西が「源武」で華杜守護機が「誠龍」です。
98年01月10日:08時25分12秒
確かにそうなんですけど / ジョーカー
 >天羅の場合、一つの家で戦国時代の大名クラスがざらですからね。
 >結構な規模だと思いますよ。
 
 天羅十倍則がありますからね。でもその代わり名代は
 大名の十倍なので結局規模で劣るのではないかと。
 真那一門の相手だけなら何とか数で対抗出来るかも知れませんが
 三国相手だと分が悪いですよ。
98年01月10日:04時05分59秒
流れ珠 / ハリ=ハラ
 なら、飛ばしてあげましょうか?(笑)
 戦場で『討死にしてしまう』事はよくあることですし。
 フリー・ランサーとしてもいいですけど。
 (ゴルゴ13みたいな^^)
98年01月10日:01時35分21秒
それでも / ハリ=ハラ
 > 規模は少々名代のそれには劣るでしょうね。
 天羅の場合、一つの家で戦国時代の大名クラスがざらですからね。
 結構な規模だと思いますよ。
 
98年01月10日:00時33分12秒
なるほど / ジョーカー
 >忍軍
 
 無理はないでしょう。日本でも大名が忍軍を抱えていたのは
 良くあったことですし。でも名代ではなく、一つの家だとすると
 規模は少々名代のそれには劣るでしょうね。
98年01月10日:00時29分16秒
たぶん / Dr.李
 親父は知ってるでしょう。
 なんせ鉄の結束をほこる仁科一党ですから。
 
 今のところ、羅刹の国では一番の現実主義者の家系ですから(笑)。
 
 ちなみに俊景というか仁科には忍軍が存在します。
 しかも、ごく普通の。
 羅刹の粛正を乗り越えた忍軍です。
 まぁ、仁科の親父がかばったんですけどね。
 それとは別に、俊景には鷹羽をはじめ、いろいろな出自の忍びがいます。
 多くは、羅刹の粛正時に仁科に駆け込んできた連中です。
 しかし、芙蓉は全く別系統ですんで、鬼忍軍の運用はMARSさん任せですね。
 
 ちなみに上記の設定で、ご都合主義だと思ったら遠慮なくいってくださいね。
 ばっさりきりますので。
98年01月10日:00時26分33秒
おんやぁ? / ジョーカー
 せっかく九道に振るつもりでヨロイを狙ったのに。
 MARSさんの反応が帰ってこないやね。
98年01月10日:00時20分55秒
それから / ジョーカー
 上忍やっていた芙蓉の親父、兵衛も知っているでしょう。
 俊景の親父は知っているのかな?
98年01月10日:00時18分08秒
あり? / ジョーカー
 てっきり有力者だと思っていました。すいません。
 でも多分俊景しか知らないでしょうね。俊景が誰かに教えるのは自由ですけど。
 
98年01月10日:00時13分30秒
ちがうよ / Dr.李
 俊景は有力者じゃありません。
 現実主義者ではありますけど。
 
 親父殿は有力者かもしれませんが、羅刹公の集まりには顔を出してないようですので、没落寸前かもしれませんねぇ。
 (なぜそこまで不利になろうとするのやら。)
 
 そんで、結局知ってることにしました。
 5成功くらいならいいでしょ、みんな?
98年01月10日:00時05分17秒
仮に聞いたことがなくても / ジョーカー
 武島三人組(笑)の裏工作担当の崇楽斎が冬峨の国の有力者かつ
 現実主義者の仁科 三郎 俊景に接触を持つと思いますので。
 権力争いには嫌気が差しても結局力を持たないと食い物にされるだけですからね。
 それを思って身を寄せた先が暁城家なのですが、当主の霧秦が
 あまりにも無能なので見切りを付けているのでしょう。
  
 虎蘭は五、六年前に隣国で起きた統一戦争(?)で併合された国の名代の嫡男が
 乗っていた大ヨロイですから結構訳知りな人は知っているのでは。
98年01月09日:23時52分47秒
へっ? / Dr.李
 知ってていいのかい。
 名代とか領主の名前とかなら知ってるとおもってたけど、その配下のしかも客将まで知ってていいのかな。
 
 あぁ、でもヨロイが有名ぽいから知っててもおかしくない気がする。
 
 ・・・俺の馬鹿、俊景って事情通中級もってんじゃん。知力9だし。
 知っててもおかしくないなぁ。
 
98年01月09日:23時41分42秒
ところで / ジョーカー
 志誡、双華、崇楽斎の過去を知っているのは冬峨ではどの程度の人数なのでしょう?
 俊景は知っているでしょうけど。ヨロイがヨロイでは隠しようがないかな?
98年01月09日:23時29分29秒
俊景 / Dr.李
 「あぁ、九道さんですか。」
 心で返答する。
 「暁城 霧秦殿の兵です。とりあえず手のひらで踊ってもらうために手柄を立てさせます。」
 
 
98年01月09日:23時14分57秒
今は乱戦状態だから / ジョーカー
 敵方のヨロイと虎蘭の間の距離は200M前後かな。
 もっと近いかも。ちなみにこの虎蘭はたまに八艘飛びをやるという
 非常識な大ヨロイです。(笑)多少離れていても飛び石づたいに跳んで行くでしょう。
98年01月09日:23時07分06秒
でも / ジョーカー
 大ヨロイ一騎に手勢が五百ではどうしても力不足なんですよ。
 流れ珠で暁城 霧秦死なないかな。そうしたら崇楽斎と志誡、双華で
 暁城家を乗っ取ってやるのに。もっとも既に計画は進行中なんですが。
98年01月09日:23時01分08秒
ありがたやありがたや。 / Dr.李
 ヨロイ+精鋭付きかぁ。
 この突進力は使えます。
 ジョーカーさん、行動としては問題ないでしょう。
 
 九道さん・・・ヨロイつぶすのは勝手ですが・・・赤備えの軍のまっただ中にいるって事なのかな?
 
 それから、初戦を終わるのは勝手ですが・・・、実際には第3ターンですよ。
 静峡関の戦いは、ですから九道と俊景はあう機会はありません
 うまく逃げてくださいね。。
98年01月09日:22時43分33秒
いやいや / ジョーカー
 混乱しているとは言え内藤軍はまだ五千を残しているはず。
 いくら何でも二千の暁城軍だけじゃ掃討仕切れませんよ。
 単に先頭に立っているのが暁城軍なんでしょう。
98年01月09日:22時40分53秒
乱戦の中で / ジョーカー
 混乱を極めている戦場の中で敵方のヨロイは未だに生き残っていた。
 中途半端に手負いにしたのが拙かったか、味方を寄せ付けない。
 
 (ちっ)
 
 明界の中で舌打ちすると、志誡は外部に声をつなげる。
 
 「そこの連中、ヨロイから離れろ!」
 
 拡声器で増幅された志誡の声が戦場を駆け抜け、乱戦の中でも
 声を聞き分けたらしい、ヨロイに張り付いていた冬峨軍が
 さっと潮を引くように離れる。
 
 「てぇっ!」
 
 追撃戦の初めの方に一度火を噴いてから沈黙していた弐連重泣砲が
 再び火を噴き、式弾がヨロイへと迫る。
 
 イイイイィィィィィェェェェェン
 
 まるで怪鳥の叫びのような、誰かが泣いているような
 泣砲独特の砲声が静狭関に鳴り響いた。
 
 この式弾は一発です。火砲を未だに備えているヨロイが
 まだ動き回っているのは厄介だと志誡は判断し、重泣砲を使用しました。
 弾の中身は爆発式。至近距離で炸裂するはずです。
98年01月09日:22時37分57秒
そうでした・・・ / MARS
 蒼馬はそんなとこで油を売ってる場合ではなかったんだよね・・・・
 でも、そうなるとまず赤備えとの接触は九道から始めるのかな?
 まあ、どちらにしろ追撃する気はないので後は虎蘭と暁城の軍勢に任せておけばいいかな・・・
 俊景はどう考えてるんだろうか?
 とりあえず、アルでの会話をもう一度行おう
 
 「俊景・・・・援軍か?」
 走駆してくる異形のヨロイ・・・
 「虎蘭か・・・・」
98年01月09日:22時26分31秒
はぁなるほど / ジョーカー
 >両手両足を潰します。以上
 
 いや、そうじゃなくてどうやって敵方のヨロイを潰そうとする虎蘭を止めるのかなと。
 アルで会話でもしますか?
 
 >どうでもいいですが初戦をそろそろ終わりにしませんか?
 >もうすぐ夜だろうから赤備えが進撃するのは次の日になると思うので
 >その前に九道を俊景などに接触させたいのですが?
 
 戦はスピードが命、遅れていた左翼が揃った以上
 次の日もなにも間もなく進撃するはずですよ。
 んな事やっていたら赤備えの目的、友軍の救出なんて
 夢のまた夢ですよ。
98年01月09日:22時13分04秒
九道のヨロイの止め方 / MARS
 両手両足を潰します。以上
 後、混戦になってるなら割と近くにいるんじゃないかな九道
 
 ついでに蒼馬なんですが、別に作戦の話なんかをしてるわけじゃないですよ・・・聞かれれば別だけどね。
 ただ赤備えという軍隊(でいいのか?)に所属していると言ってるだけですから。
 大体不自然でしょ?作戦を聞かれもしないでぺらぺらしゃべるのは。(苦笑)
 そのくらいの分別は無意識でしてるんじゃないですかネ?(^^;
 内容を書き込むのがおっくうだったので誤解を生んでしまいましたが・・・・ 
 なんかあの書き込みを見ると不自然ですがそういうことにしておいて下さい・・・
 お願いだよー(TT) 
 
 どうでもいいですが初戦をそろそろ終わりにしませんか?
 もうすぐ夜だろうから赤備えが進撃するのは次の日になると思うので、その前に九道を俊景などに接触させたいのですが?
 たぶん九道の戦果は大将は自害、軍師の身柄を確保といったところだと思います。
 もし無理があるなら大将は逃亡でも別にいいですけどね・・・
 
 ちなみにヨロイの庇い方はディで爆風や榴弾の破片を蹴散らします。
 イメージ的に一番格好いいので
98年01月09日:22時03分42秒
あーそうそう3 / ジョーカー
 志誡はよく突撃してくる敵の鼻っ面に竜砲とか泣砲を打ち込んで
 勢いを減ずる手をよく使うので彼ら五人は離しておいた方がいいですよ。(邪)
 なに竜砲の一発はサービスということで。でもそれだと士気に水がさせないや。(苦笑)
 死んでも構わない奴らが死んでも誰も気にしないよなぁ。
 ま、そういうことで。
98年01月09日:21時20分07秒
志誡は / ジョーカー
 基本的に先頭に立ちはしますが単身では動きません。
 一人で気張っても仕方がないので敵陣に入り込んだ後は
 竜砲で攪乱に務めます。また弐連重泣砲はほとんど使っていません。
98年01月09日:21時07分50秒
補記 / ジョーカー
 暁城の兵の内訳は通常の軍に比べサムライの比率が高いです。
 前述したようにそれは崇楽斎がサムライを生産しているから。
 この時の契約は
 
 「代償の半分は後払いで構わないから数年は崇楽斎及び志誡の下で働くこと」です。
 
 傭兵の中のサムライ達の四割はこの契約の元に動いています。
 またサムライでない者達に対しても式札や蟲の投与を
 同条件の元に格安で売っているので、傭兵と言えど
 半ば志誡直属と化しているのですね。暁城正規軍よりも練度は高いです。
 もっとも百単位の数だから大勢には影響しないでしょうが。
98年01月09日:20時58分36秒
踊る道化 / ジョーカー
 「もちろんですとも。奴らに我が兵共の恐ろしさ、思い知らせてやりましょうぞ。
 では我らが追撃戦の先頭を切ることとしましょう」
 
 胸を張り、拳を打ち付ける。精一杯の見栄を張っているのだが
 如何せんさまにならない。第一、戦の一番槍ならともかく
 追撃戦で先陣を切ったところでさほどの名誉とはならない。
 遅れてきたのならなおさらの話だ。危険なところは他人任せ
 良いところだけを取ろうというのだから。だがそれに気付いていないのか
 紅潮した顔で配下に矢継ぎ早に指示を下す霧秦。
 
 「虎蘭を前面に押し出し、奴らを蹴散らせと伝えよ」
 
 その命を受け伝令兵が暁城兵を束ねる者のところへ走っていく。
 それとは別にもう一人の伝令兵に
 
 「先程の命に加え志誡殿、双華殿に期待していると伝えよ。」
 
 尊大な素振りでそう伝える。内心はこうだ。
 
 (ふん、所詮は子供。おだて上げれば牛馬のごとく働くだろう。
 せいぜい儂の名を上げて貰おうか)
 
 彼は分かっていない。それが子供であっても鼠に負ける虎はいないことを。
 
 ‐‐‐―――――――――――――――――――――――‐‐‐
 
 竜砲の三射でヨロイの片腕をもぎ取り、ヨロイ本体及び周辺の兵にも
 損傷と被害を与えた虎蘭の元に伝令が近付き、霧秦の言葉を伝える。
 
 「………とのことです」
 
 「分かりもうしたとお伝えいただきたい」
 
 志誡の応え。それを受けて伝来が離れていくのを感知しながら
 志誡は黙考する。
 
 (ふん、俊景殿は馬鹿の動かし方をよくご存じだな。
 だが、いいとこ取りをされたのでは他の武将達とて
 いい気はするまい。そのような采配をして反感を抱かれぬと良いがな。
 ……いや取り越し苦労か。どうせ奴が吹聴して将の反感を
 一手に引き受けるだろうからな。道化も良いところだ)
 
 そんな事を考えながら後陣に配されていた暁城兵が先陣に出てくるのを待つ。
 その内用意が整う。主な正規の軍勢は暁城家付きの武将が率い
 志誡に預けられているのは主に傭兵達。サムライを中心とした
 腕利きが多いがその分舵取りの難しい連中だ。その辺りにも
 霧秦の悪意が見え隠れする。その数五百。内サムライが二百弱を数える。
 通常よりもサムライの比率が高いのは志誡の伯父、武島 崇楽斎が
 サムライを打ってやった者達を含むためだ。
 客将である志誡が率いる傭兵達を先陣に押し立てようとする辺り
 少しでも正規兵の犠牲を減らしたいのだろう。
 
 一際、虎蘭の唸り越えが高まると後方から霧秦の
 
 「突撃!」
 
 の声が響く。それを契機に虎蘭は咆吼を上げ、志誡は手勢に号令を掛ける。
 
 「行くぞ!」
 
 それは元服して間もない年頃の少年にしては堂に入った声だった。
 
 「「「応!」」」
 
 周りからも打てば響くような答えが返ってくる。
 志誡は甲腔の中で満足そうに笑うと兵を引き連れ
 敵陣に突っ込んでいった。兵に合わせ疾走しながら竜砲を敵の鼻っ面に打ち込み
 混乱に拍車を掛け、崩れた箇所に手勢を引き連れ、ねじ込み傷口を広げる。
 そして更なる後続の兵達が傷口を縫合不可能な物に変えていく。
 そうやって虎蘭は敵軍の統制をますます収拾付かなくさせていった。
 有る程度敵をかき回すと今度は散発的に火砲をまだ混乱の及ばない箇所に打ち込み
 陣形を崩していく。暁城の兵を先頭とした冬峨軍は急速に
 内藤軍の残存兵力を切り崩していった。
 
 こんなものでしょうか?変なところがあったら言って下さいな。
 こういうことに関しては如何せん素人なんで。
98年01月09日:20時12分29秒
戦場の裁き / Dr.李
 実は先鋒に回したあげく、先陣きらすつもりだった。
 
 ここは、赤備え左翼先陣、”早駆け”片倉小十郎率いる切り込み隊である。
 「おい、坊主。もしぶるって立ち止まってみろ。俺達がぶったぎるぞ!」
 顔の真ん中に水平に向こう傷のある兵がいった。
 「てめえらぁのような恥さらしにゃ、もったいねぇ舞台だがなぁ。」
 長身痩躯のこちらは左頬に縦傷がある。
 「ま、覚悟きめとけやぁ。」
 二人そろってにやりと笑う。
 周りの兵は、全てこの五人に悪意の視線を向けていた。
 
 「そろそろだな、姫様。いつでもいけますぞ。」
 「おう。」
 明鏡通信で震皇、獅勇、鋼蹄に回線を開く。
 「左翼いつでも良いぞ。」
98年01月09日:19時36分37秒
久しぶりの俊景 / Dr.李
 「おぉ、これはこれは、暁城殿。ようこそおいでくださいました。」
 両手を開いて歓迎の態度の表す。
 「この俊景、十万の味方を得た気分です。」
 にっこり微笑む。
 
 そう言いつつ、高田 信正に射撃をやめるように合図する。
 
 ”敵を残して、手柄を立てさせときましょう。この手のは上機嫌にさせといた方が、こちらの手のひらで踊ってくれます。”
 
 「ちょうどこれから、追撃戦に移ろうと思っていたところです。
 どうでしょう、名高き暁城兵の武威を敵に知らしめていただけないでしょうか。」
 
 まるで心の奥を見透かしたような言葉を、微笑んで言う。
98年01月09日:17時20分33秒
鬼の娘は / ハリ=ハラ
 神通力は中級です。
 んでもって、話を聞くときだけ気合を使っています。
 もっとも、思考を読むとは言っても感情しか読み取れていませんが・・・
 
 現在の霊力消費は5点です。
98年01月09日:14時30分36秒
あ、そうそう2 / ジョーカー
えーと、あまりこういう事は言いたくないのですがMARSさん
志誡、双華と九道が絡むのは構わないのですが勝手に反応を書かないで下さいね。
動作とか仕種程度なら構いませんが台詞は特にやめて下さい。
こっちでもまだキャラクターが固まっていないので合わない台詞を
口にされても困るので。
98年01月09日:10時28分23秒
あ、そうそう / ジョーカー
虎蘭と俊景の間の距離が多少離れていても連絡をつける手段はありますので
その辺は大丈夫です。多分どうやるかは分かっているでしょうけど。
別に声を張り上げる訳じゃありませんよ。(笑)
98年01月09日:10時19分18秒
あれ? / ジョーカー
>高田信正の銃は、敵の指揮官をねらってます。
>ヨロイとは限らないんですが。(笑)

確かあのヨロイ武者を云々って言っていませんでした?
俊景。てっきりヨロイを狙っているもんだとばかり。
それならとっとと潰すか。ヨロイ。
F・S・Sに従えば一騎打ちが基本なんだろうけど(笑)
志誡はわざわざ敵陣に突っ込むような真似はしない。
砲撃で潰しちゃろう。でも九道はそうだとしたら
どうやって止めるのかなぁ?(^^;
混乱しているとはいえまだ敵は残っている中にヨロイが
いる訳だし、竜砲って榴弾砲だから庇おうとしても
自分より大きなヨロイは庇えないし。それに何より
九道戦場を挟んで反対側にいるし。
98年01月09日:10時06分34秒
分業ねぇ / ジョーカー
こっちは一騎だけだからそんな器用な真似が出来るほど余裕無し。(笑)

指揮管制>僅かな手勢では何をしようも無い。強いて言えば霊導夢がその役割を果たすのか?

支援火力>これは十分だが問題は探知範囲の狭さだな。ヨロイの能力値の中で
知覚が一番低い。

生存性>回避勝負。まぁ生体ヨロイなので再生蟲が入っているけど
紋章装甲には及ぶまい。祟楽斎に頼めばやってくれるだろうけど
インフレ競争になるからやんない。

機動性>四足無腕獣型、という事で敏捷が一番高い。疾走輪付き。
最高速度好条件の下で時速360キロ(現在)明鏡修正で変わるが。
また通常のヨロイに比べ生体ヨロイは金属部品が少ない為比重が軽く
また拘束部分も少ないので柔軟かつ軽快な動きが可能。演出だけどね。

近接戦闘力>敏捷が一番高いが、近接兵装が脚の牙烈剣と顎に装備した
虎顎(白熱掌の変形。牙烈剣の珠のかわりに霊力を注ぎ込む形式)
を装備しているだけなのでやはり及ばないと思う。奥の手があるのだが
あまり近接じゃないよな、これは。

総合評価:虎蘭
器用貧乏です。(爆)
あとは大ヨロイの地力で何とかするしかないか。
でも結局多勢に無勢だよな。九道になんとか
して欲しいところだけど、人命尊重とか言って
ヨロイを潰してくれそうに無いし。
98年01月09日:09時42分17秒
モー0ーヘッド?(笑) / ジョーカー
今出てきているヨロイを例えると
震皇>重火力でもツインタワー程ではないことからフレイム・ミラージュ。でもこいつは指揮管制用じゃない。
それだとオージェかシュペルターだし。

磐虎>重装甲という事でアシュラ・テンプル。ヘルマイネというのも(笑)

鋼蹄>高機動力という事でテロル・ミラージュ。一瞬クラウド・スカッツかと思ったが
空はさすがに飛ばないよな。

獅勇>近接戦闘は思い付かないなぁ、結局ヘッドライナーの腕だから。四本腕という事で
ラウンドバインダ付きのA−TOLLかな?

虎蘭>獣型なんていないよ。(苦笑)最初はドラゴン形態のヤクト・オレンジと思ったんだけど
結局バスターランチャー(征神砲二門)は載せなかったし。外道だということでレッド・ミラージュ
という線があるが、いまいち。分かんないや。

書いてて思った。我ながらひまだなぁ。
98年01月09日:09時19分58秒
なるほど / ジョーカー
>何故かって? 戦場の裁きにと言う物には、もう一つあるのですよ。『士官さま』には口出しの出来ない類の物が……。

何故か戦場からは五人のうち誰一人として帰ってこないんですね。
彼らは赤備えの誇りに泥を塗った訳ですから。こういう時代なら
結構普通なんじゃないですか。誇り(名誉)と命、天秤にかけたら
誇りに傾く時代ですから。
98年01月09日:08時26分28秒
……呼んだ? / タイガ
>『岱臥』とは「たいが」と読むのでは?(笑)
 
 よびました?
 あ、お呼びでない。
 お呼びでない。
 こらまた失礼しました〜。
 
#ちなみに、僕のハンドルはね、「針葉樹林帯」のタイガなんですよ。
#あ、誰もそんな事聞いてない?(^^;)
98年01月09日:07時40分26秒
雑感 / Ray
 皆さん、アルをあまり過信しない様に。
 人間の心を読むには<神通力:上級>が必要です。(気合いを使わない限り)
 送信だけなら<神通力:中級>で何とかなりますが。
 まあどちらにせよ、あんまり使ってると【霊力】切れで終わってしまいますけれど。(笑)
 
>実はめちゃくちゃ軍規に触れることやってない?蒼馬。
>下手すると利敵行為と取られかねないんでは。
>今はまだ鬼が危険視されていないからいいけど。
>いや、良くないか?
 民間人(厳密には違うのですが)相手とは言え、軍の内情ををペラペラ喋る事は、かなり問題アリでしょう。(笑)
 ああ、それと例の脱走兵5人組ですが、”何故か”左翼の本隊に配置換えになっています。まわり中熟練兵の中で、小さくなっているのでしょう。
 何故かって? 戦場の裁きにと言う物には、もう一つあるのですよ。『士官さま』には口出しの出来ない類の物が……。
 
 私が考えるヨロイの用法としては、近代戦に於ける戦車の用法が近いでしょう。(基本的に「陸戦の王者」ですから)
 まあ、その物ズバリの『もーたーへっど(笑)』の方が正解なのでしょうが。(苦笑)
『赤備え』のヨロイ達は分業制を採用しており、それぞれが得意な分野を持って居て、役割分担が明確です。
(指揮管制能力と支援火力の『震皇』、生存性の『磐虎』、機動性の『鋼蹄』、近接戦闘力の『獅勇』と言った具合に)
 
 さて、夕林さんが戦場に行かないとなると、杏里さんを残す必要があるなぁ……。
 こんな事なら柴宗さんの作戦に乗っておいた方が良かったかも。
 それとも、夕林さんを『助手』に任せて行ってしまうかな?
 で、助手の人から白衣衆や赤備えについての情報を仕入れる事にするとか。
 それとも、本気で「天然ボケ対決」をしますか? まともに話になるのかが不安ですが。(笑)
98年01月09日:06時33分25秒
まぁ、そんなもんだろう。 / Dr.李
 もとより、冬峨の国の援軍は期待してない。
 ただ、将軍8人そのうち一人は、俊景の親父でヨロイが一機。
 後の将軍達も、アーキタイプより劣るヨロイを所持してると考えても良いと思います。
 まぁ、子供を戦場に出すのを嫌ってる割には、平然と金剛機も所有してますから、ヨロイを戦場に出すのを嫌ってるのは一応建前ということでしょう。
 
 金剛機はおそらくこないでしょう。
 『独』『露』の軍勢もきてますから、そっちにまわすことも十分あり得る話です。
 
 後、ヨロイのりですが、全くいないと言うことは考えられません。
 守矢くんの例もあることですし。
 
 ちなみに蒼馬君、君ちんぴらはたこ殴りにしただけだよねぇ。
 鬼の娘といちゃついてていいのかなぁ?(笑)
 
 高田信正の銃は、敵の指揮官をねらってます。
 ヨロイとは限らないんですが。(笑)
 
 
 
98年01月09日:02時23分14秒
鬼の娘 / ハリ=ハラ
 男は、問い掛けに応えて語り始める。
 もちろん、言葉は分からない。
 だが、語る言葉に込められた想い。
 その想いは彼女に多くの事を伝えてくれる。
 
 彼女は、蒼馬の語る『想い』をこぼさぬよう、心を広げ耳を傾ける。
 
 『怒り』・『後悔』・『悲しみ』・『疎外感』・『反抗心』・『信頼』・『諦め』・『希望』・『自責の念』・・・・
 
 語る言葉と共に、彼女の心に触れていく『想い』の数々。
 彼女には、整理できない『想い』の中で喘いでいる蒼馬の心が感じられる。
 
 (この人は、苦しんでいる・・・)
 
 蒼馬の心の痛みが、彼女には感じられる。
 
 (この人の痛みを、和らげてあげたい・・・)
 
 やがて、蒼馬はすべてを語り終わる。
 
 (私に出来るのは、これくらい・・・)
 
 彼女は近くの石に腰を下ろし、抱えていたマルシャを持ち直す。
 そして、徐に曲を奏で始める。
 
 蒼馬をいたわるように・・・
 やさしく包み込むように・・・
 
 何時しか彼女は歌い出す。
 蒼馬の痛みを和らげるように
 やさしく、静かに、
98年01月09日:01時59分40秒
それは / ジョーカー
 ケースバイケースですね。
 とりあえず使えるかどうかが知りたかっただけです。
98年01月09日:01時49分01秒
要請が有れば / MARS
 羅刹配下の2機はすぐにでも動かせます。
 でも、金剛機を正面から使うんですか?
98年01月09日:01時47分02秒
赤備えの敵は冬峨 / MARS
 という国だから鬼が敵ではないのでは?
 まあ、最も相手が鬼だから隠しても無駄というのも1つの理由ですが。
98年01月09日:01時45分50秒
ところで / ジョーカー
 ヨロイが動かせないのは分かりましたけど
 金剛機はどうなんです?
98年01月09日:01時43分59秒
許すも何も / ジョーカー
 この虎蘭は志誡所有の物ですから羅刹と言えど降ろす権限は
 無いと思うのですが。貸し与えられているというのなら別ですけど。
98年01月09日:01時40分14秒
お、おまえ…… / ジョーカー
 実はめちゃくちゃ軍規に触れることやってない?蒼馬。
 下手すると利敵行為と取られかねないんでは。
 今はまだ鬼が危険視されていないからいいけど。
 いや、良くないか?
 
 >ジョーカーさんの言っている「全体で2つ」はこの事ですか?
 
 いえ、無腕型がどうこうではなく、単純に大ヨロイならば
 体躯が大きいから普通のヨロイに比べれば多少の余裕は
 出るだろうという事ですが。
98年01月09日:01時37分06秒
どうしよやう・・・ / ハリ=ハラ
 この女の子に名前をつけてしまうか、それとも無名のまま続けるか。
 これは問題やね。
 まあ、蒼馬の気持ちの整理に使ってもらえればいいんだけれど・・・
98年01月09日:01時36分03秒
いてもおかしくないけど・・・ / MARS
 羅刹は子供を戦いに出すことを非常に嫌ってます。
 だから生存率の虎蘭だから許してますが、本当はおろしたいんじゃないかな・・・
 まあ、戦いにヨロイが必要なのは分かってますから無理強いはできませんが・・・
 もしかしたら大人をヨロイに乗せられないか・・・
 もしくは遠隔操作でヨロイを動かす実験とかやってるかもしれません。
 まあ、明鏡がブラックボックスですから成功はしてないでしょうが・・・
98年01月09日:01時29分45秒
蒼馬 / MARS
 《貴方は、ここで何をしているの?》
 心に響く声・・・心話
 知識では知っていたが異様に感じる
 まるで心を覗かれているようで怖い
 「なあ、俺の言ってる言葉・・・わかんねえのか?」
 「・・・・・・」
 「・・・・・なんでここにいるのかって・・・そらあ、川で泳ぐためさ・・・・」
 「・・・・・」
 「なんだよ!!そんな変なものを見るような顔するなよ!!」
 「・・・・・」
 「あ・・・ごめん・・・おどかすつもりはないんだ・・・」
 「・・・・・」
 
 
 それから蒼馬はこれまであったことをつらつらと包み隠さずその娘に話した・・・・
 
 
 というわけで全部話してしまいます。
 赤備えの士官であること・・・脱走兵を庇ったこと・・・その脱走兵に裏切られたと思ってること・・・それは自分の勝手な思いこみだって事もね・・・とりあえず全部です。
98年01月09日:01時28分33秒
無腕型の場合 / ハリ=ハラ
 通常手持ち武器の格納場所となっている『側面』を使えてもおかしくないのでは?
 無腕ですから、側面の装備によって腕の動きが制限される事を心配しなくてもいいですし。
 左右一つずつで、計二つ。
 ジョーカーさんの言っている「全体で2つ」はこの事ですか?
98年01月09日:01時25分29秒
ってことは / ジョーカー
 >はっきり行って内陸地に配備されてて年内は前線に出せません。
 >だからヨロイは戦力になるとおもわん様に俊景(爆)
 
 仮にこの戦いで敵方のヨロイを拿捕してもヨロイ乗りがいないから
 仁科一門を除いては実質的にしばらくの間は虎蘭だけ?不利なことこの上ないな…
 ヨロイが無いだけのヨロイ乗りって本当にいないんですか?
98年01月09日:01時16分48秒
鬼の娘 / ハリ=ハラ
 彼女は他国から流れてきたもんで、幼いころに村を襲われた事があるんですよ。
 ですから、おいそれと信用するとは・・・
 
  
 ”「・・・・・なにこわがってんだよ・・・俺は今何も持ってないんだぜ?」 ”
 ”「別に傷付けることもしないし・・・って、信用してくれねえか・・・・」 ”
 
 男が自分に向かって何か話し掛けてくる。
 だが、人間との交流のまったくない彼女にとって、それは力の出来ない言葉。
 いや、そもそも声で会話をする事自体珍しいとも言える。
 彼女には、答えようがないのだ。
 
 だが・・・
 
 ”「そうだよな・・・誰も俺なんか信用してくれねえよな・・・」”
 『多分もう小十郎も咲夜も・・・』
 その言葉と共に彼女の心に触れたのは悲しみの念。
 孤独感を伴った寂しい想い。
 
 (この人間は、私たちを刈るためにここに来たのではないの?)
 
 男は川から上がり、近づいてくる。
 思わず、すっと身を引いてしまう。
 
 ”「そこに俺の刀がある・・・もし殺す気ならそれを使えばいい・・・もう、どうだっていいからな・・・・」”
 男は、自分の反応に対して寂しそうな笑顔を浮かべる。
 
 その笑顔を見たとき、彼女は思わずこう尋ねていた。
 
 《貴方は、ここで何をしているの?》
 
 
 ( )は考えている事で《 》は心話だと思いねえ(笑)
 しっかし、うまく書けんな・・・
98年01月09日:01時07分40秒
でも / ジョーカー
 装備数は通常に限っても全体で2ぐらいは増えると思いますよ。
 特殊は増えないかも知れない。どうも腕や脚の本数に
 左右されるようだから。
98年01月09日:01時05分11秒
それから / ジョーカー
 虎蘭は作成点を多めに消費した「崇楽斎印」(笑)の霊導夢を
 内蔵していますので。でもさすがに知覚13は無いので
 赤備えには気付いていません。重火力ではある物のどちらかと言えば
 虎蘭は戦場での生存率を重視した設計なんです。
 だから敏捷が高い。虎だし。
98年01月09日:01時03分25秒
大勘違い / MARS
 なんなんでしょうね。私は・・・
 そうか、特殊は違うのかー・・・ってだから特殊なんやんけー!!
 シオシオのプー
 すいませんでした
98年01月09日:00時51分58秒
大ヨロイの / ジョーカー
 通常の装備数が全体で2増えるのなら、ですけどね。
 特殊装備と通常装備は違いますよ。
98年01月09日:00時49分34秒
すいませぬ / MARS
 泣砲の間違いでした。
 まあ、足にも装備してるんでのっかりますよね 
98年01月09日:00時46分22秒
では / ジョーカー
 この恩を売るのにしくじった暁城 「無能」 霧秦(あきしろ むしん)は
 意思表明保留の内の一人ということで。
98年01月09日:00時44分51秒
なるほど / MARS
 だから鬼を戦いに参加させたくなかったのか・・・
 でも、そんなことまで分かんないもーん・・・シクシク(TT)
 とりあえず蒼馬の行動
 
 「・・・・・なにこわがってんだよ・・・俺は今何も持ってないんだぜ?」
 「・・・・・」
 「別に傷付けることもしないし・・・って、信用してくれねえか・・・・」
 「・・・・・」
 「そうだよな・・・誰も俺なんか信用してくれねえよな・・・」
 『多分もう小十郎も咲夜も・・・』
 川から立ち上がり鬼の娘に近寄る
 すっと身を引く娘
 「そこに俺の刀がある・・・もし殺す気ならそれを使えばいい・・・もう、どうだっていいからな・・・・」
 悲しげに笑う蒼馬
98年01月09日:00時43分03秒
問題は無いはずです / ジョーカ−
 天羅の戦の大雑把なやり方がビジュアルブックに載っていますが
 第参段階、乱戦に入る前の段階で騎兵、ヨロイの突撃とあるので
 大丈夫でしょう。この戦いは既に第参段階に移行しているようですので。
98年01月09日:00時39分03秒
何!? / ジョーカー
 >こちらは制神砲1門に2連泣砲5門、さらに龍砲2門を装備しています。
 
 装備覧が3の10の2の計15!?
 いくら大ヨロイでもそれだけ積むのは不可能だと思いますが…
 虎蘭は消費した装備覧4の2で計6、震皇もやはり2の4で計6です。
 弐連泣砲と泣砲を一緒に考えていませんか?
 それでもギリギリ(大ヨロイの装備数が増えるとしても)ですけど。
98年01月09日:00時35分07秒
そうか / MARS
 いやいや・・・書き込みが交錯していて演出であることが分からなかったもので。
 でも、前線にヨロイが配置されるのだろうか?
 どちらかというと後方ででーんとおかれてると言うのが普通に思えるのですが?
 実際こういった兵器がないからどうなんだか分からないけど。
 まあ、まだ書いてないんでそのまま進めて下さい。
98年01月09日:00時30分51秒
同義ですね(^^; / ジョーカー
 >襲い掛かってくる前に、「雨」が降るでしょう(笑)
 
 でも赤備えには違いないでしょう?
 
 >>そうなったら後は明界で降伏勧告。
 >やはりその前に強制的に武装解除しておく必要がありますね。
 
 降伏勧告に従わなかったら潰すだけですよ。
 子供の我が儘に付き合って将兵を減らすのは
 愚の骨頂ですから。生き残れるかどうかは運次第ですね。
98年01月09日:00時27分47秒
冬峨側のヨロイの配置 / MARS
 はっきり行って内陸地に配備されてて年内は前線に出せません。
 だからヨロイは戦力になるとおもわん様に俊景(爆)
 なんか苦労かけてばっかですね・・・すいません李さん
 っで、将軍ポストは15で、うち8人は協力してくれます。
 後の7人中5人は意思表明保留、残る二人はどうやらに協力無しになりそうです。
 っで、商人達はおおむね羅刹側についています。
 但し、これはあまり当てにはなりません。
 一応基準として羅刹の共感を6とし帝王学上級で判定し5個成功したのでこう判断しました。
 もし、異論が有れば言って下さい。
 ちなみに羅刹直属の武将は6人おり、さらに独立した陰陽衆がいます。(人数は4人)
 
 ところで冬峨の大ヨロイも虎蘭や震皇と一緒です。
 こちらは制神砲1門に2連泣砲5門、さらに龍砲2門を装備しています。
 もちろん間接射撃のために霊導無が入っていて敏捷を低くする代わりに知覚を高くしてあります。
 だからこれを仕えば仮陣屋を破壊できるかもしれません。
 しかし、近接戦闘能力が皆無で乗り手にも負担がかかるので近く解体する予定です。
 まあ、装備欄数が大ヨロイで増えるなら制神砲を2門装備とか言いたいですがつかわんものやから関係ないか(爆)
98年01月09日:00時26分50秒
茶々 / ハリ=ハラ
 襲い掛かってくる前に、「雨」が降るでしょう(笑)
 
 ま、それは置いておいて・・・
 >そうなったら後は明界で降伏勧告。
 やはりその前に強制的に武装解除しておく必要がありますね。
 要は、戦闘不能に陥らせるのですが・・・
 ある程度味方が減ってくれば、霊導夢のサポートだけで気兼ねなく攻撃できるようになりますしね。
98年01月09日:00時25分44秒
その将 / ジョーカー
 「いやいや遅れて申し訳ありません。準備に手間取りましてな」
 
 二千の最後尾にいた男は俊景を見つけるなりそう言った。
 
 「さすがは俊景殿、見事な采配。私の出る幕ではなかったようですなぁ」
 
 お世辞をぺらぺらと口にするが目はそうは言っていない。
 むしろ、憎々しげな…と言っては言い過ぎだが。
 
 遅れてきた大将 暁城 霧秦(あきしろ むしん) 俊景に向かって
 
 まぁ、典型的な小物だと思って下さい。親の七光りと先祖の威光で
 そこそこの扱いを受けてはいるが、と言う奴です。
 俊景よりも一回りか二回り年上かな。
98年01月09日:00時21分01秒
そうなったら / ジョーカー
 >一発で狙うとすると、感知系統ですか・・・
 >戦場で『眼』を奪われると、ほぼ運用は不可能になると思いますし。
 
 そうなったら後は明界で降伏勧告。もっともその前に赤備えが
 襲い掛かってくる気がするが。
98年01月09日:00時18分42秒
通常ならば / ジョーカー
 民間人ですけど鬼忍軍となると敵になりますからねぇ。
 しかも集団で軍事行動に参加しているとなると、ね。
98年01月09日:00時17分48秒
高田さんの銃槍の / ハリ=ハラ
 一発で狙うとすると、感知系統ですか・・・
 戦場で『眼』を奪われると、ほぼ運用は不可能になると思いますし。
98年01月09日:00時15分11秒
オニに対しては / Ray
「落ち着いて、まずは敵意が無い事を示す事。
 危害を加えようとしない限り、向こうから襲って来る事は無い。
 下らぬ噂などに惑わされる事無く、赤備えの名に恥じない態度をとる事。」
 だそうです。
 実は、真那はオニ達に対しては好意的なのですね。(一寸した理由があるのですが)
 尤も、鬼忍軍の存在が公の物と成ってしまうと、そうも言っては居られなく成ると思いますが……。(嘆息)
98年01月09日:00時08分00秒
はぁ / ジョーカー
 やりたいのでしたらご自由にどうぞ。
 でも敵の後背を突いたはずの九道がどうやって
 反対側にいる虎蘭を止めるんですか?
 それにこの射撃は演出だと描いたはずですが…
 それからヨロイが停止した記述が無かったのでまだ稼働中と
 判断しました。高田の銃槍による成果も書かれていませんでしたし。
98年01月09日:00時07分41秒
一寸悩む空腹児 / みだれかわ枕
「いえ、先程の裁きのどさくさで左衛門佐様の薬湯を入れるのを忘れてしまいまして。薬というのは習慣が大事ですからな」
 
 ええとぉ、左衛門佐さんって、さっきいた、偉そうな人、だったかな?
 
 この人――ええと、柴宗さんだっけ?――は、左衛門佐さんにお薬をあげる人。お医者さんなんだ。
 そしたら、この人なら、わたしを左衛門佐さんに会わせてくれるかもしれない。
 うーん。
 よし。とりあえず、この人のいうことを聞く事にしよう。
 いつか左衛門佐さんと二人で話せるかもしれないし。
 
 
 さ、お粥食べよ。
 
 
 かつかつかつかつかつかつかつかつかつかつかつかつかつかつかつかつかつかつ
 
 「あのー……おかわり、いいですか?」
 
 
 『居候、三杯目をそっと出し』夕林より、杏里へ
 
 夕林をここから動かさないというのは、正解です。うかつに戦場に連れて行こうものなら、また暴走するのは必至ですから。そうなれば、わざわざPCをだれか投入しなければなりませんし(さすがにそんじょそこらのNPCに負けるほど弱い事は、ないと思う……)。
 さあ、時代の荒波よ、夕林を弄ぶがいいっ(笑)
 でもその前に、夕林vs杏里の人外大魔境・史上最大の決戦だっ!
#少なくともこういうキャラの対決は掛け合い所ではなかったと思う(笑)
 
 暴走編の聖さんといい、夕林といい、間延びしたキャラが好きなのかな、わたし?
98年01月09日:00時04分49秒
粉みじんには / ハリ=ハラ
 いくらなんでも、粉微塵にはなりませんよ(笑)
 せいぜい機能停止でしょう。
 ヨロイの機構からして、ヨロイ乗りが死ぬことはめったにないと思います。
 (甲腔ばかり狙われた場合は別)
98年01月08日:23時54分33秒
それは止めるぞ!! / MARS
 九道が前に立ちはだかってもええかな?ジョーカーさん
 とりあえずヨロイを粉みじんにさせる気はない。
 ヨロイはいくら壊してもらっても構わんがヨロイ乗りを殺すことだけは避けますんで。
 大体九道がいるからとっくにヨロイは停止してると思うのだが・・・
 
 っで、羅刹の考えとしては3国のうち1つでもいいから同盟を組み均衡状態に戻すことです。
 現在ならば真那の使えている国がベストかもしれませんが・・・(しまった!!読み方忘れた)
 とりあえずどちらにしろ冬になるのを待つのが当面の目的では?
 
 ところで赤備えは鬼にあったときの対処などを話していたのだろうか?
 無ければいいが有ると困る。
 とりあえず確認したいのですが・・・
98年01月08日:23時53分13秒
むしろ / Ray
 建国&戦乱編に於いては、ダブルキャスト位が丁度良いと思いますね。
 両面から事態を見定める事が出来ますし。
 但し、(私の思惑としては)最終的には全員合流してしまう予定ですので、その辺り留意して置いて下さいね。
 出来るなら、どちらも同じ位の比重で扱ってあげて欲しい所です。
 私自身は鴛夜と真那の連中で、もう手一杯ですけれど。(^^;)
98年01月08日:23時41分00秒
よかったら / ハリ=ハラ
 私も冬峨側に入りましょうか?
 そこそこの戦闘力を持った毛色の変わったキャラで。
 人数のバランスが違いすぎますから。
98年01月08日:23時40分48秒
陰陽師? / ジョーカー
 崇楽斎はそこそこ優秀な陰陽師ですよ。蒼馬には及びませんが。
 陰陽衆に組み込んだ方がいいかな?志誡と双華の上の大将は
 無能のようだし。(笑)
98年01月08日:23時37分43秒
いえいえ / ジョーカー
 >(どうでもいいが、おいらの考え方ってシビアすぎるかなぁ?
 >みんなとやたら認識が違う気が・・・。)
 
 多分こっちの認識が甘いのでしょう。そしてDr.李さんの見方が
 おそらく正しいのだと思います。僕は。
98年01月08日:23時35分07秒
演出です / ジョーカー
 この射撃は演出ですので敵ヨロイが倒れるかどうかは
 お好きにどうぞ。贅沢を言えば、回避に気を取られているところに
 俊景の家臣の高田正信(だったっけか?)が仕留めるというのが
 理想かな。(^^;
98年01月08日:23時34分43秒
うぅ。 / Dr.李
 ありがとー。
 これでだいぶ戦闘が楽になるよー。
 なんせ赤備え12勇士に対してこちらは九道殿一人じゃからのう。
 
 後は、優秀な隠陽師がいれば・・・、いやいや、贅沢な考えよ。
 
 (どうでもいいが、おいらの考え方ってシビアすぎるかなぁ?
 みんなとやたら認識が違う気が・・・。)
  
98年01月08日:23時26分04秒
志誡、双華 / ジョーカー
 もはや静狭関の戦い、その趨勢が見えた頃になって冬峨の陣の後方より
 大ヨロイ一騎を含む二千の軍勢が現れる。先頭に立つ大ヨロイは
 巨大な虎の形をしており、異彩を放っていた。
 
 以下は大ヨロイの中で交わされている会話である。
 
 〔ふん、後からやってきて恩を売ろうとしていたのだろうが案の定だ。
 もう先は見えている、完全に裏目に出たようだな〕
 
 年若い男性、いやまだ少年とも言える方のヨロイ乗りの発言(?)は辛辣だった。
 
 〔兄上、またそのようなことを…〕
 
 たしなめるようなもう一人。こちらは明らかに少女のようだ。
 
 〔無能を無能といって何が悪い。先祖は偉大だったかもしれんが
 今はぼんくらもいいところだ。こんな奴の元にいては
 いつ狂った采配をされ、死地に赴かされるか分かったものではない
 どうせなら俊景殿のような将の元に動きたいものだ〕
 
 前半部分は毒気に溢れていたが後半は年相応、と言っていいかどうか
 ともかく賞賛の色が見て取れた。
 
 〔でもどちらにせよ、もうあまりやることはなさそうね〕
 
 どこかほっとしたような少女の声。
 
 〔いや、まだヨロイが一騎残っている。あれを潰すぞ〕
 
 有無を言わせぬ口調に少女は口をつぐむしかなかった。
 
 連れてきた兵は合流するに任せ、虎は陣の前面に出ると顎を開き
 さながら野生の虎のような唸り声を上げる。
 
 ゴルルルル
 
 それは虎の喉奥に仕掛けられた拡声器よりも流れ出るもので
 大きさはともかく、声自体はヨロイ乗りの物のはずだ。
 それが歴戦の強者ですら怖じ気づきそうな唸り声を上げているのは
 何故だろうか?
 
 〔さて、やるか〕
 
 その思考が引き金となり、胴体側面に据え付けられた竜砲の片方が
 敵のヨロイに照準を合わせる。
 
 ドン、ドン、ドン
 
 腹の底に響くような竜砲の発射音が間をおいて三回響いた。
 
 志誡、双華
 
 この虎蘭ですが思いっきり目立ちます。(笑)
 特に華美な装飾はしていないのですが大ヨロイの体格に加え
 黄と黒の縞模様の巨虎とくれば目立たないはずが無いという。(^^;
 野戦砲陣地からでも下手すると分かるかも。
98年01月08日:22時54分59秒
ふふふ / Dr.李
 大丈夫、冬峨にはまだ隠された設定が山ほどあるに違いありません。
 それに、基本的には美濃攻めのごとき難関であると考えてよろしいでしょう。
 そして守るは、北の真那に対する、南の仁科。
 しかし、ジョーカーさんのキャラクターって参戦できるのかな?
 なんせ、ぎりぎりの兵力で戦うってことになってるからねぇ。
 羅刹公次第なのだが、すまないが大略を示してもらえないかね、MARSさん。
 ほんとに大まかなものでいい。
 あと、羅刹配下の武将が何人いるかとか、結局味方になった連中は何人とか。
 その辺もきめてもらえるとうれしいなぁ。
 なんせそれがないと、『独』と『露』の戦略が・・・。
 まあ、この二方向に関しては適当でいいとも思うけどね。
 
 みなさんどう思います?
98年01月08日:22時45分18秒
やっぱり無理っぽいな / ジョーカー
 いや、位置の確定にはビヨンド・シーカー(笑)を打ち上げて
 上空から確認すればいいんですけどね。間接砲撃で
 当てるにせよ、そんなに弾数はない…ヨロイ狙ったろーか。(笑)
 打ち返されるだけだな。誰が来ているのかを確認して終わりか。
98年01月08日:22時37分10秒
重泣砲なら / Ray
 届く距離でしょう。
 尤も、その為には砲の位置を確定する必要がありますが。
【知覚】が13以上あって、霊導夢を付けて、更にどれが砲員の反応かを識別出来るのなら、狙う事も可能だと思います。
 LOSは通っていませんから、間接砲撃に成りますし、周囲を盛り土で仕切っているので、直撃させないと無効ですが。
 赤備えの方は精密砲撃を必要としては居ないので、大まかな位置を掃射して行くだけです。 
98年01月08日:22時32分29秒
では / ジョーカー
 家名は武島、嫡男(元)は…しまった元服前に国を出たから
 まともな名前になってない。再興の意志が薄い以上、そーゆー名前を
 名乗るとは思えんし。しかも傭兵やってたということはそれっぽい名前のはず。
 忠信が本来名乗るはずの名前だったとして…志誡(しかい)と名乗ることにします。
 もう一人のヨロイ乗りは…双華という名前にしましょう。
 で、双華の父親であり、志誡の伯父の名前は武島 崇楽斎(すうらくさい)にします。
 剣には縁の無さそうな顔をした四十代前半の外見をしています。
 
 こんなところでしょうか。それから志誡、双華が客将だとして
 崇楽斎は陰陽師でもあるので冬峨の国の陰陽衆辺りにでも組み込んで貰えます?
 預けられ先の大将のお抱え陰陽師(&傀儡師&etc)でも構いませんが。
98年01月08日:22時22分50秒
それならば、 / Ray
『墺』の国自体が、かつて2つか3つの小国に分裂していた事にでもして置きましょうか。
 それを一つに纏めたのが今の「名代」家の先代(大殿)だったと言う事で。
(まあ、「名代不在」の「有力領主」レベルなら、もっと話は簡単ですが)
 かつての(先々代まで)真那は、「状況に応じて仕える主を変えてきた」と言う過去がありますから、 それ程不自然でも無いでしょう。
(『表裏比興の者』と言われる程に。今の律儀さはその反動)
 五六年前だとすると……そうですね「衰退したかつての主家に、今の主家の命で引導を渡した」なんて如何でしょう?
 イメージとしては「武田」と「真田」の関係を、更に深刻にした感じですか。
 時期的には「大殿」が死ぬ前で、左衛門佐が未だ真那の家門を継いでいない頃……いっその事、指揮官としての初陣とでもしてみますか。
 今の『赤備え』の戦術の基礎が完成した頃ですね。
「大殿」がボケてきた頃だったから、きっと「根斬り(殲滅戦)」を強要されたりしたのでしょう。
 で、左衛門佐の方ではその戦いが結構トラウマになっていて……その過去と向かい合う事態になる、と。
 ……結構いけるかも知れない。(^^)
98年01月08日:22時22分26秒
ところで / ジョーカー
 野戦砲陣地と静狭関の主戦場は立体的な直線距離で
 どれだけ離れています?重泣砲が届くかどうかを知りたいので。
98年01月08日:20時07分17秒
そりゃ面白い(^^; / ジョーカー
 でもヨロイ乗り達の父と伯父を兼任する人がくっついて居るんですけど
 大丈夫でしょうか?ちなみに十六歳のヨロイ乗り(男)と十五歳のヨロイ乗り(女)のセットです。
 男の方の伯父であり、女の方の父である人物がそうすると
 元名代の兄ということになってますます面倒な事態に……
 ちなみにこの人、妾腹で冷遇される内に政以外に目が向く様になって
 代わりに正妻の方の弟が頭領となり、それをいいことに
 陰陽術、傀儡術等にのめり込んでしまったという設定です。
 「虎蘭」の作成で中心となったのもこの人です。
 
 んでもって政変で国を出た時にヨロイ乗りだった以上
 長くても五六年以内になるのですがそれでもよろしいでしょうか?
 よろしければその線で動いてみましょう。
98年01月08日:19時47分42秒
シンクロ率上昇! / Ray
 ううむ、『虎蘭』の武装コンセプトって、『震皇』と良く似ていますね。ジョーカーさんとのシンクロ率まで上がっているのかも。
 『震皇』の方は竜砲4門+2連重泣砲1門が主兵装の、これまた重火力支援機です。
(多脚型じゃなくこれまた四足型でした。データ化した時に勘違いしてたのね)
 2連重泣砲2門は、式弾のコストが高くて断念。制神砲は装備欄3が必要なので涙を呑んで諦めました。
 まあ、基本的に「可動砲台兼指揮管制機」ですから、投射弾量の多い竜砲の方が現実的なのですが。
 
>こやつらは三国のいずれかの名代の(あるいは一門の)嫡男+その他が政変で逃れてきたという設定
>要するに下克上食らった立場なので多分、経験あります。
>それが拙かったら冬峨+三国以外の国の出身にしますけど
>どちらにしても近隣の国でしょうから経験はあるでしょう。
 
 そう言う美味しい話は是非現実にしましょう!(笑)
 真那の旧主なんて如何です?
 『墺』は「太閤没後の豊家」がモデルですから「織田」とか「武田」辺りを絡めると、 真那にとっては嘗ての主家と言う事に成り得ます。そうすると、左衛門佐の方で勝手に悩んで呉れますよ。(笑)
 今後の展開もずっと流動的に成り得るでしょう。
  
>ところで『岱臥』ってどう読むんですか?
『たいが』(=タイガー)でしょう。(^^)
98年01月08日:19時10分12秒
勘違いしていたようです / ジョーカー
 十町というのは約1キロの事でしたね。すいません。
 ってことは稜線を越えているから下からだと直接は狙えない、上からは
 撃ち放題……げげげ。しかも打ち上げだから竜砲では届かない。
 重泣砲なら届くかも知れないが、一騎で弐連だから計四門では
 十門の野戦砲は潰せない。一カ所に密集させるような不手際を
 犯すとも思えないし、弾数にも限りがある。
 僕の頭ではとっとと退却するしか手が見えないですね。
 ヨロイ(疾走輪付き)ならば1ターンで野戦砲陣地まで肉薄できるだろうけど
 そこには大ヨロイ一騎、ヨロイ二騎が待ち受けているし、そうそう容易く近づけるはずもない。
 それに第一、単騎で敵陣に奇襲を掛けるほど命知らずではない。
 やっぱり引くしかないかな?
 
 何となく分かったような気がします。
 『岱臥』とは「たいが」と読むのでは?(笑)
98年01月08日:19時08分38秒
左翼 / Dr.李
 「小十郎!鳥頭はどうしたか!」
 「はっ、未だ戻っておりません。」
 「にゅう!敵前逃亡は百たたきじゃ!」
 「御意」
 (御意じゃねぇって。)
 
 整然と間道を駆け上がっていく。
 
 「内藤殿は全滅だな・・・。」
 小十郎の頭にやな想像が浮かぶ。
 いかんせん、裁きに時間をとられたか・・・。
98年01月08日:18時45分40秒
なるほど / ジョーカー
 「虎」の字を入れるだけじゃなく「牙」の字を入れるやり方があったんですね。
 でも後期試験(語学)の余った時間で何とか考えました。
 色々考えて貰ってすいませんが、戦場に華を咲かせましょうということで
 虎蘭(こらん)という名前にしました。華というのは弐連重泣砲、竜砲の爆発
 そして言うまでもなく血華ですね。(^^;
 
 ところで『岱臥』ってどう読むんですか?
98年01月08日:12時13分51秒
ついでに / ハリ=ハラ
 『岱臥』なんてのはどう?(笑)
98年01月08日:12時10分54秒
ヨロイの名前 / ハリ=ハラ
 虎ねぇ・・・
 ぢゃあ『牙虎』とか『白虎』とか『皇牙』とか
 変なところで『紅蓮』とか『字伏』とか『長飛丸』とか(笑)
98年01月08日:12時10分03秒
追記 / ジョーカー
彼らは冬峨の国に来るまでいろんなところで傭兵として参戦していたので
下手すると赤備えが全戦単独で戦っている場合を除き
肩をならべた可能性も……可能性としては低いですけどね。(^^;
98年01月08日:11時58分45秒
むぅ / ジョーカー
十町と言うと18キロ?打ち下ろしとはいえ竜砲の射程は1キロ。
届かんのじゃないか?射程が十八倍になるとはいまいち思えないのですが。
まぁ、素人考えですけど。あれ?1.8キロでしたっけ。

ちなみに生体大ヨロイは四足無腕獣型の弐連重泣砲二門、竜砲二門を装備した
重火力型です。外見は装甲を纏った虎です。ご丁寧なことに黄と黒の縞模様の毛皮まで
再現されているので背面と側面に装備した火砲を取っ払えばまんま虎です。

でも困ったことにこの期におよんで名前が決まらない(TT)
王虎は取られちゃったし、虎煌じゃ竜虎の拳だし……んがが。
98年01月08日:10時45分59秒
筧の指揮系統は / ハリ=ハラ
 『任務』ということで引継ぎが完了していますから、とりあえずいなくても問題無いでしょう。
 六郎さん達を送ってからその足で戦場に向かいますから、本隊より先に着くとは思いますが。
98年01月08日:08時12分14秒
いや、実は / ジョーカー
 こやつらは三国のいずれかの名代の(あるいは一門の)嫡男+その他が政変で逃れてきたという設定
 要するに下克上食らった立場なので多分、経験あります。
 それが拙かったら冬峨+三国以外の国の出身にしますけど
 どちらにしても近隣の国でしょうから経験はあるでしょう。
 
 追記:もはや権力を取り戻そうとか考えておらんです。
     嫌気が差して来ちゃったんですね。ですから
     ただ生きるために戦っています。愛情や忠誠抜きで戦うという
     珍しいヨロイ乗りです。すれているわけですね。
98年01月08日:04時03分22秒
引き絞られた弓の如く / Ray
「……これで、お終い……っと。」
 大ヨロイの腕が、盛り土の砲座上に最後の竜砲を据え付けると、待ち構えていた砲員達が杭を打ち込んで大まかな仰角を決めて行く。
 それを横目に見ながら冬弥は、短時間で「でっち上げられた」急造の陣地を見渡す。
 戦場となっている静狭関からは稜線越しに10町近く離れた丘陵の斜面を、簡単に柵で囲って盛り土を施しただけの陣地ではあるが、これが僅か一刻足らずで形になった物だとは、 それを為したのがたとえ自分達であったとしても、充分に驚くべき事であると言えた。
「……うちの兵達って、本当こういう作業の手際は鍛えられているわね。『真那の夫丸(人足)』とは良く言った物だわ。」
 深雪の感慨も同様のようだ。因みに『真那の夫丸(ぶまる)』とは、口さがない都雀達が『赤備え』の兵達を評した言葉である。
兵達は言うに及ばず、将士に至る迄がこの手の『土木作業』に従事する様な軍勢は、珍しがられるのも無理はなかろう。
 だが、大小幾多の戦いを経験して来た『赤備え』にとって、野戦築城とはどれだけ重視しても足りない程の重要事であった。
 そして今、その成果は目の前に確かに存在している。
 兵馬と共に霊峰を越えて来た10門の野戦砲が据え付けられた陣地が持つ意味が如何なる物かは、これから始まる戦いが十全に証明する事となる。
「ほら小兄様、左翼の本隊がようやく来たみたいよ。叔父様の本陣はあの後ろかしら?
 何だか『裁き』があった関係とかで、小半刻程遅れているみたいだけれど。」
 筧印の霊導夢に新たな反応が現れた。整然とした隊列が、起伏の多い大地を進んで来るのだ。
「何度も言うけれど、”御館様”とお呼びしないか。
 ……でも、そろそろ準備を終えないと、本気で間に合わないかも知れないな。」
 この頃になると、静狭関での戦況は既に先が見えている。霊導夢の反応からでも、内藤隊の惨状は容易に想像できた程だ。
『安雪、十佐、そちらの準備は整っているかい?』
『筧殿がまだですけれど、右翼も前軍も準備は整っています。』
『何時でも始められますよ』
 街道沿いに配置された磐虎と鋼蹄から、打てば響く様な返事が返って来る。
 残るは包囲陣を横撃する為に間道を登る事になる左翼と、この陣を守る本陣の内馬廻衆の二隊のみ。
(あと半時、保って呉れるかな……?)
 声には出さずに、そう呟く冬弥であった。
 
 大ヨロイ 震皇 からの俯瞰
 
 以上、簡単ですが『裁き』の舞台裏で先行していた他の部隊(右翼、前軍、および本陣の3分の2)の状態です。
 しかしこの忙しい時に職場放棄している蒼馬くん、一体どうするの? 一応、編成上は「後備の担当」と言う事にして置いたけれど。(雪広が)
 猶、新兵の大半と疲労の激しい者や傷病兵(+白衣衆)を余剰物資と一緒に「後備」として一時的に切り離して居ますので、
『赤備え』は全体的に戦力一割減と言った処です。(砲なんかは3分の2以上、小荷駄隊が運んでいる最中ですが)
 さて、少なくとも冬峨の国では初の披露となる『赤備え』独特の火力重視の「三兵戦術」。
 この「カルチャーショック」を、冬峨側は果たしてどの様に乗り切って呉れるのか?(一寸意地悪かも知れない……)
 
 それからジョーカーさん、どうせならその「生体ヨロイ乗り」、真那と戦った経験がある事にしません?
 そうしておけば、冬峨側にも戦術的助言が出来ますから。(初見では、対抗する手段もまず出て来ませんし)
98年01月08日:01時00分40秒
難しいでぷ / ハリ=ハラ
 とりあえず、一生懸命鬼らしい反応をしてみました。
 「この国の政策云々」はとりあえず考えないようにしました。
 なんせ「人間」がわの都合ですから・・・
 (まだ子供だし)
 
 現在彼女は、マルシャを抱きしめるようにかかえて川縁に立っています。
 よくよく見れば体は小刻みに震えているでしょう。
 口元は強く結ばれ、にらむ様に蒼馬を見ています。
98年01月08日:00時49分37秒
ル・ティラエ / ハリ=ハラ
 人がそこに居たこと・・・
 それは、彼女にとって驚きであり、恐怖だった。
 
 この川縁が、彼女は好きだった。
 人間達が起こす戦乱を予感させる「ディ・ゴ」の声。
 日増しに高まる里の緊張。
 彼女は、心を落ち着かせるためにこの川縁を訪れたのだった。
 
 だが、そこには思いがけなくも『人間』が居た。
 
 (どうしてこんなところに人間が!?)
 ここは、人間の村落からも遠い。
 人間が訪れるような場所ではない。
 そんなところに人間が居る理由・・・
 
 彼女は逃げ出したくなる気持ちを必死に押さえる。
 ここで彼女が里に逃げ帰れば、里が襲われるだろう。
 (逃げられない!逃げる訳にはいかない!)
98年01月08日:00時34分13秒
なるほど / ジョーカー
 単純に台数(金剛機含む)だけなら赤備えよりもまさっているんですね。
 もっともそう簡単に集中できないだろうし、赤備えだけが
 敵じゃないのだけど。仁科一党のヨロイ台数が未知数か。
 多くて二三騎ってところかな?
 
 実質的に動かせるのは、静狭間の戦いに出ているのは
 ヨロイが一騎、金剛機が二体ですか?攻め込まれている状態で
 国境に三騎も張り付けているとは思えないので…
98年01月08日:00時24分13秒
将軍の名は / マモル
 繕覆でしたっけ?
 通称、変態将軍でとおってたので、忘れてしまいましたが。
 
 冬峨側の将軍をひとりやりたいな、と思ってるんですけど。
 元白樹家の忠臣で、ビュコックみたいな頑固で渋い老将軍。
 白樹滅亡後、仁科一党に身を寄せてたとかいう設定は駄目ですかね。
98年01月08日:00時09分41秒
柴宗 / ジョーカー
 突如として行動力が増した杏里を見て、柴宗は作戦の失敗を直感する。
 それでも遂行を試みる。意外と諦めが悪いのかも知れない。
 
 「いや、ですから…」
 
 「あ、柴宗さん。私も参りますから、この間みたいに置いて行かないで下さいね。
 この辺りは良く知りませんから、追いかけている内にまた迷ってしまって
 皆さんにご迷惑をお掛けしては申し訳ありませんでしょう?」
 
 「それはそうですが…いやそうではなくて」
 
 納得し掛けて思い直す。だが一瞬こうも思った。
 
 (杏里殿を迷子にしてしまうのと、戦場で動き回るのと
 どちらがより危険でしょうかね。どうも私には前者の方が
 よりましではないかと…)
 
 「この間も六郎様から『絶対に独りで動き回らない事』と言い遣っていますし」
 
 「私もそう聞かされましたが…」
 
 前回、六郎に杏里に単独行動をさせないよう散々言われたことが
 脳裏に蘇る。そのせいもあって矛先が鈍る柴宗。
 
 「それにここの事なら、他の方にお任せして宜しいのでしょう?」
 
 「う…はい、その通りです」
 
 どうやら観念したらしい。どのみちこの流れになって
 柴宗が勝てたことは一度もないのだが、懲りないらしい。
 
 「では適当な者を一人選んでおきますので、用意をして置いて下さい。
 夕林殿はごゆっくりとお食べになっていて下さい。もうしばらくは
 この陣幕は残ってるはずですので。杏里殿、私は別の用事を
 忘れていたことを思い出したので行って参ります」
 
 ここまで来るともう小細工はやめたらしい、途端に先程の狼狽は
 どこへやら極めて事務的な態度に変わる。
 
 「柴宗さん、用事ってなんですか?」
 
 杏里が聞いてくる。だが別に柴宗はこの場を逃げ出そうとしていたわけではない。
 
 「いえ、先程の裁きのどさくさで左衛門佐様の薬湯を入れるのを
 忘れてしまいまして。薬というのは習慣が大事ですからな」
 
 「あっさり撃破された(笑)」柴宗  杏里、夕林に向かって
 
 えーと、これは一応夕林への振りのつもりです。
 関わりを持ったとは言え完全な部外者である夕林が
 左衛門佐と接触をもてる可能性は無きに等しいでしょう。
 僕としては夕林に白衣衆に同行してもらい、機会を窺うというのを
 お勧めします。そうすれば柴宗のつてで左衛門佐と話をする機会も生まれるでしょうから。
 現在は行軍中なのでそんな余裕は無いでしょうが
 とりあえず一回ぶつかった後なら話を聞く余裕も出てくるでしょうから。
 
 つまり柴宗本人は意識していないでしょうが柴宗が
 左衛門佐の主治医であることをアピールしたわけです。
98年01月08日:00時02分41秒
冬峨のヨロイ / Dr.李
 あと仁科一党のヨロイとかありますけど?
 まぁ、冬峨の国の適当な将軍でっち上げて、そこの客将ってことでどうです。
 将軍クラスなら中枢からほど遠いってことないでしょうし。
 
 そうそう、この物語の初期に繕福将軍(だったか?)がいたのを覚えてるかな?
 彼の後がま募集中(笑)
 
 
98年01月07日:23時32分00秒
し、しまったミスった / ジョーカー
 がくぅ、そー来たか。
 うーん作戦ミス以外の何者でもないな。(苦笑)
 多分、毎度毎度こんな感じで目論見を台無しにされてしまうのでしょうね。(^^;
 いやいや柴宗は<帝王学>持っていないから策略は苦手なんですよ、きっと。(笑)
98年01月07日:23時22分15秒
ご指名? / ハリ=ハラ
 おいおい、いいのか?俺なんかにやらせちゃって。
 えーと、鬼の女の子っと・・・
 あ、あったあった。
 う゛・・・こいつはあかん。
 これは、モルモットだっけ・・・
 じゃあこっちは・・・いかん、もっとまずい。
 
 ということで、ちょっとまっちくれ。(笑)
 今考えるから。
98年01月07日:22時42分01秒
冬峨のヨロイ / MARS
 現在は5台です。
 そのうちの一台は現在乗り手が無く稼働してません。
 その1台は大ヨロイで攻城専用機というヤツです。(火力重視の機体で機動に乏しい)
 他の4台中3台は他の3国に続く街道を守護しており、残る1台は華杜を守護しています。
 但し、前線に配備はされていません。
 ちなみに華杜守護機は水陸両用だったりして(笑)
 なお、金剛機は2台あり、1台は索敵重視、残る1台は攻撃力重視です。(知覚/体力が高い)
 この2台はすでに羅刹により封印をとかれています。
 ヨロイにしても金剛機にしても能力値的にはアーキーよりやや性能がいいでしょう。
 何せ工業技術が優れている冬峨ですから。
 たとえば鋼鉄製の移動式竹束とか(爆)
 まあそんなとこです。
98年01月07日:22時26分46秒
蒼馬 / MARS
 「な・・・なあ、冗談だよな・・・そんなの・・・」
 それ以上は言葉にならなかった・・・おそらくは本気の言葉・・・
 
 その後どうしたのだろうか・・・
 とりあえずたこ殴りにした後、彼は川の中を泳いでいた・・・
 冷たい・・・とてつもなく冷たい・・・
 それでも彼の悔しさと自分の未熟さをかみしめた恥で熱くなった体を冷やすことができなかった・・・
 それほどの時間が過ぎたのだろうか・・・辺りも暗い・・・
 「完全におくれちまったな・・・」
 蒼馬はこのまま戻るべきか否かで深く悩んでいた・・・
 ガサ・・・
 「誰だ!!」
 そこには幼い鬼の少女が驚いたようにたたずんでいた・・・
 
 
 というわけで一人で頭冷やしてます。
 っで、しかもたまたま川に来た鬼との遭遇!!
 とことん足引っ張ってます。蒼馬
 でも、おそらく個人的レベルなので赤備えと羅刹との戦いに影響を与えるもんじゃないです。
 というわけで鬼の女の子は誰かやっとくれ(笑)
 個人的にはハリ=ハラさん辺りを希望!!
 まあ、他の方でもいいですけどね(笑)
98年01月07日:21時21分35秒
てきぱきワーキンラ○ (笑) / Ray
「あら、もうそんな時間ですの? 大変大変……。」
 柴宗の背後で、バタバタと忙しそうに駆け回る足音……不思議な事に、杏里はこんな時に限って転ばないのだ。
 普段の「ボーっとした」彼女を見慣れていると、こんな風にテキパキと動き回る様は、何処か異常に思えて来るから不思議だ。
 極端に斑っ気の強い彼女ならではの「異常なまでの集中力」であると言えよう。(但し、大して持続しない。笑)
「昼餉の残り物で済みませんけれど……宜しかったらごゆっくりどうぞ。」
 そう言って大きめの椀と箸を差し出す。中身は、少し冷めてはいるが、解した梅肉を混ぜ込んだ白米の粥(結構贅沢品)が八分ほど。
 その上へ刻んだ海苔を少々乗せ、熱々の番茶を軽く注ぐ。付け合わせには、もろみ漬けの大根と胡瓜の切り身を幾つか。
 ほんの僅かな時間と残り物だけで用意されたにしては、結構な代物であった。
「あ、柴宗さん。
 私も参りますから、この間みたいに置いて行かないで下さいね。
 この辺りは良く知りませんから、追いかけている内にまた迷ってしまって、皆さんにご迷惑をお掛けしては申し訳ありませんでしょう?
 この間も六郎様から「絶対に独りで動き回らない事」と言い遣っていますし。
 それにここの事なら、他の方にお任せして宜しいのでしょう?」
 
「てきぱきワーキン○ブ(時間限定版)」樹楠 杏里 より 柴宗 および 夕林 へ
 まるしー「竹本 泉」(^^)
 今回は柴宗さんの作戦ミスですね。
「〜ここは他の者に任せますので」と言った事で「責任感」と言う名の安全装置を外してしまった上、
「〜後からいらして下さい。」では「(後から)着いて来て欲しい」と解釈されてしまいましたから。
 まあ、この方が本気で迷子になると「発見は至難の業(笑)」ですから、ここは諦めて連れて行くしか無いでしょう。
(放って置けばどういう行動に出るのか、私にも解りませんから……。)
 最大の誤算は「猫系」特有の「斑っ気」が前向きに作用した時の「(異常なまでの)集中力」でしたね。
 常人とは通常のテンポが違うだけで「有能」な事には違いは無いのですから。(^^)
 因みに、杏里さんのビジュアル的なモチーフは、るろ剣の巴でした。
(私が撃墜されたのは初登場時の「血塗れ姿」。我ながら「壊れ物」に弱いのね。笑)
98年01月07日:19時49分07秒
誤解を招く表現でした / ジョーカー
 多才な人が一人です。諸々の技能を所持しているだけですね。
98年01月07日:19時45分19秒
ついでに / ジョーカー
 陰陽師(その他諸々)が彼らにセットで付いてきます。
98年01月07日:19時35分22秒
ふっふっふっ / ジョーカー
 そーやって食っているがいい。その内に戦が終わるであろう。
 そーすれば、杏里殿が無用な危険に身をさらす事も無し。
 
 という計算の元に柴宗は行動していますので柴宗は
 頑張る気がありません。悪しからず。(笑)
 いや、含み笑いは冗談ですし、大分内容は脚色していますが
 大筋はこんなところです。親心親心。でも子知らずなんですよね。(^^;
98年01月07日:19時20分35秒
柴宗 / ジョーカー
 「ゆっくり食べていかれるといい」
 
 ごつい顔の中で目が笑った。
 
 「では杏里殿、我々は本隊に追随していきますので
 後からいらして下さい。もう、そんなに手の掛かる患者はおりませんし
 数人は残していきますから」
 
 難所越えで出た怪我人でここにいる者にはそれほど重傷の者は居ない。
 そうでない者は最早手の着けられない者達ばかり。道を踏み外して
 転落した者はいくら蟲を駆使しても助けようがない。
 
 「では、私は用意がありますので」
 
 そう言って柴宗は陣幕を出ようと背を向けた。
 
 柴宗  夕林、杏里に向かって
98年01月07日:19時09分44秒
冬峨サイドで / ジョーカー
 生体大ヨロイをやりたいのですがよろしいでしょうか?
 んで我が儘言って悪いのですが出来れば客将という扱いにして欲しいのですが。
 まともな設定でやっていると話に関われそうにないので。
 羅刹とかがヨロイを自分で持たない以上、家臣のその息子とか
 中枢から程遠いキャラだとどうしょうもないんですよ。
 
 ベースは天羅情報倉庫にある生体ヨロイ乗りです。
 つまり国元を離れたヨロイ乗りなんですね。その背景故に
 悪い意味ですれています。ヨロイ乗りにしては業が深いので
 やはり赤備えのヨロイ乗り達のように能力的には落ちます。
 
 ちなみにこいつを除いては冬峨の国にはどれだけのヨロイの台数が存在するんでしょう?
98年01月07日:17時15分06秒
おなかの空いた女の子 / みだれかわ枕
「それで……一体、何の話でしたかしら?」
「えーと、たしかご飯の話ですよぉ、うん!」
 平然と答える夕林。
 杏里がどんな調子であろうと、お構いなしである。
 どこか似ているのかもしれない。
「そうそう、二三日の間、山の中で迷っててぇ、ご飯ぜんぜん食べてないんですぅ。もしよろしければ、いただけますかぁ?」
 もう少し言いようもありそうなものだが。
 
 そして、柴宗のほうをくるっと向いて、
「えへへ、すみません。なんかもぉ、ふらふらでぇ」
 にっこり微笑むと、よろめいた。
 
 
 夕林から、杏里と柴宗へ
 
 ぐ、ぐあああ……夕林や杏里に喋らせていては、話が「おなか空きましたねぇ」だけで終わってしまう! がんばれ、柴宗!(笑)
98年01月07日:10時33分56秒
それならば / ハリ=ハラ
 送っていく描写はパス。
 いちいち書いても何だしね。
 
 >(『喪門神』だけど)
 ああ、また人名間違い。
 とりあえず、『そう』というとこれが思い浮かぶもんで・・・(^^;)
98年01月07日:07時04分01秒
Re:先約は / Ray
>「葬門神」村雨六郎くんだっけ?
>違ったら、ごめんよ。
 大当たりー。ヒュー、ドンドン、パフパフ。(『喪門神』だけど)
 ……って言うか、柴宗さんの台詞で、もうモロバレですが。
 
 しかし、
>さあて、このあとどうなるんだ、彼らの里は(笑)
>#ぜーんぜん考えてないっす。
 なーんていきなり言われても、直ぐには考え付かないですよー。
 取り敢えず、何か後日の事にでもして置いた方が良さそうです。
 この後『静狭関の戦い(後編)』が控えてますし。
98年01月07日:03時49分46秒
まさか! / ハリ=ハラ
 >さあて、このあとどうなるんだ、彼らの里は(笑)
 >#ぜーんぜん考えてないっす。
 殺意の波動に目覚めた筧によって皆殺しに・・・
 
 ・・・なーんてことは無いですよね。(^^;)
 でも一体どうなるんでしょう?
 とりあえず、筧が送っていくが・・・
 何かあるんだったら、村が見えてきたぐらいのところから始めて。
98年01月07日:03時42分14秒
先約は / ハリ=ハラ
 「葬門神」村雨六郎くんだっけ?
 違ったら、ごめんよ。
98年01月07日:03時13分38秒
うーん好み / ジョーカー
 >何処かズレて居ますが、基本的に表情に乏しい人です。
 >その分、稀に見せる『微笑み』等の「破壊力」は抜群です。(撃墜マークあり。笑)
 
 よーするに綾波レイとか星野ルリとか、るろ剣の巴とか。
 うーん、好みだ。(爆)でも先約付き。ちちぃっ!
 しょーがない、がんばれよー撃墜された人。(笑)
 柴宗が応援してやるからなー。(^^;
98年01月07日:02時57分58秒
先ずは一服、腹ごしらえ / Ray
「……はい。以後気を付けます。」
 顔を拭って貰いながら、神妙に言葉を返す杏里。最早恒例となった受け答えである。
 その言葉が守られているかは別にして……。
「ええと……夕林さんでしたかしら?
 随分と盛大なお腹の虫さんみたいですけれど……お腹、空いてらっしゃいます?」
 小首を傾げ、至って真面目な顔でそう尋ねる。
 他人の名前を覚えるのが(正確には顔と名前を一致させるのが)不得手な杏里にしては上出来である。
 それが何時まで保つのかは別にして……。
「よろしければ、何かお食べになります?
 生憎と患者さん達の為のお粥位しかあり合わせがありませんけれど。
 ……やっぱり、ご飯を食べないとお腹が空くじゃないですか。」
 大真面目である。最後の最後で、思い出した様にニッコリと微笑んで見せはしたけれど。
 ただその『微笑み』が、思わず引き込まれる様な暖かい物であったのは、流石と言うべきであろうか。
「それで……一体、何の話でしたかしら?」
 こんな調子でさえ無ければ……。
 
「大真面目」 杏里 より 柴宗 および 夕林 へ
 
 おまいは「R・田中一郎」かい!(笑) と言うのは置いといて。
 何処かズレて居ますが、基本的に表情に乏しい人です。
 その分、稀に見せる『微笑み』等の「破壊力」は抜群です。(撃墜マークあり。笑)
 最近は、少しは意識して感情を顕す事が出来る様に成って来たみたいですが。
 因みに、彼女は「鳥あたま」なのでは無く「猫あたま」ですのでお間違えなく。
(まあつまりは、「記憶力」よりも「集中力」に難があると言う事です)
98年01月07日:00時34分20秒
柴宗 / ジョーカー
 「この方ですか?法師の夕林殿で…」
 
 歩み寄ってきた杏里に答えていた柴宗だったが
 目の前で盛大につまづかれて言葉が途切れる。
 
 「……こちらが白衣衆筆頭を務める樹楠 杏里殿です」
 
 他に言葉が見つからなかったのだろう、柴宗が夕林に杏里を紹介する。
 ちなみに杏里は地面と親交を深めている真っ最中である。
 背中を紹介してもどうにもならないのだが。
 それどころか今度は助け起こそうとした夕林までもが
 同じ道筋を辿る。こっちはつまづいたのではなく、空腹のあまりのようだが。
 
 深い溜め息を付くと柴宗は側にあった桶の中から布巾を取ると
 きゅっと水気を絞り、杏里を助け起こす。案の定、顔は土汚れで真っ黒である。
 百年の恋も何とやらという風情。絞った布巾で杏里の顔を拭いながら
 柴宗は毎度毎度の説教を始めた。
 
 「そんな様では樹楠殿が嘆かれますぞ。それに六郎殿に愚痴を聞かされる
 私の身にもなって下さい。いつまで経っても直りませんなぁ、その癖は。
 あれほど足下には気を付けて下さいと口を酸っぱくして言っているというのに」
 
 この場合の樹楠殿とは白衣衆創設者の方である。柴宗は縁有って
 杏里の補佐を頼まれたのだった。ちなみにこの説教、毎日のように
 行っている物で最早恒例の行事と化した感がある。
 杏里が終わると柴宗は夕林も引き起こし、同様に汚れを拭き取る。
 
 「大丈夫ですか?夕林殿」
 
 何となくだが手間の掛かる二人の幼児を抱えた父親のような柴宗だった。
 
 楯岡 柴宗  天然二人組(笑)に向かって
 
 感情:保護者としての義務感(中級)でも取りたくなってきましたね。(^^;
98年01月07日:00時24分26秒
んで / ジョーカー
 そのとばっちりをもろに食らうのが柴宗か?(笑)
 なんか苦労性のキャラになりそうだなぁ…(苦笑)
98年01月07日:00時23分02秒
我が身を嘆く男たち / みだれかわ枕
 で、こっちは六郎たちです。
 
 
「い、いや、わたしはもうこれで」
 十兵衛にそう言ったのは、仁多衛門である。それに同調して肯く六郎。
 彼らにしてみれば、これ以上(夕林も含めた)やっかい事には関わりたくないというのが、本心。
 これですべて済んだのだから、善いではないか。
 
 だが。
 彼らの里がこのあと、どのような運命をたどるのか。
 それを少しでも知っていたならば、二人もここで素直に帰らなかったかもしれない。
 
 
 仁多衛門から、十兵衛へ
 
 さあて、このあとどうなるんだ、彼らの里は(笑)
#ぜーんぜん考えてないっす。
98年01月07日:00時19分19秒
巡り逢ったは天然二人 / みだれかわ枕
 さあ、みんな! いよいよ、恐れていた夕林と杏里の直上決戦の時だ(笑)。この天然系娘たちの活躍に期待しようじゃないかっ!(笑)
 
 
 びったーん!
 気まずい沈黙。どうしたらいいか、誰もわからない。
 
 そして、その沈黙を破ったのは、夕林であった。
 
「うわぁ、痛たそぉ」
 みんなそう思っている。だが、ここまで大きな声にする必要がどこにあるのか。
 
 とてとてと転んでいる杏里に近づき、手を差し伸べる。
「大丈夫ですかぁ?」
 そのまま引っ張り上げようとする。
 その時。
 
 ぐぅぅぅ
 
 また腹が鳴った。
「あれ?」
 急にめまいがして、ふらつく夕林。
 
 どたーん
 
 そのまま、もつれるようにして倒れてしまった。
 
 
 「こちらも天然」夕林から……誰にふればいいんだ、こーゆー時は?(笑)
 
>ちんぴらコンビって呼んでくれ。
 イカス。素敵すぎ(笑)
 まあ、脱走兵たちは結局、あの程度の器にしといた方がいいでしょう。
98年01月06日:23時16分51秒
/ Dr.李
 蒼馬に向かって言ってるんだけど?
 ハリ=ハラさんは違うのかい?
98年01月06日:23時15分14秒
左衛門佐は / Ray
 蒼馬君の発言は露骨に「無視」してます。(笑)
 まあまともに取り合うと、それこそ「命令違反」に成り兼ねない発言をしていますからね。
 それよりは小十郎や十兵衛達に任せた形にして置けば、問題にまでは発展し辛いでしょうから。
 大体「責任を果たす」のは当然の事でしょう?
 突き放しては居ますが、信頼しているって事ですよ。
98年01月06日:23時05分48秒
たっ、たのむ!! / MARS
 小声で言ってくれちんぴらコンビ!!蒼馬が逆上するぞ!!(爆)
 でも、誰一人として自分の責任を果たせとはいわんのね・・・シクシク
 そうなると戦が終わってから(へたすりゃ最中でも)赤備えから抜けるな・・・
 まあ、その前に小十郎に相談かな・・・
 ところで左衛門佐は蒼馬を無視してたんだろうか・・それに対して何も行ってないもんな・・・
 でも、杏里さんもいいな・・・夕林に杏里・・・以外と戦乱編と建国編には可愛い女性が多くなったね(笑)
98年01月06日:22時00分43秒
『樹楠 杏里』その実態(笑) / Ray
「あ、はい」
 呼び掛けに反射的に応えて、振り返る女性が一人。年の頃は、精々二〇代に成るか成らずと言った辺り。
 長く艶やかな緑の黒髪を頸の後ろで纏め、ほっそりとした肢体を白衣に包んだ、掛け値無しの『美女』である。
 微かに潤んだ煙る様な瞳が、雪白のかんばせと相俟って、神秘的な迄の雰囲気を漂わせている。
「あら、……柴宗さん。そちらの方は……ええと」
 トテトテトテ……トッ……びったーん!
(順に「歩み寄る擬音」、「(何も無い処で)つまづいた擬音」、「顔面からまともに倒れ込んだ擬音」である)
 
 深い沈黙が周囲を支配する。
 誰もが、どの様な反応を返せば良いのか、判断が付かない様であった。
 
「天然系(笑)」 樹楠 杏里 より 柴宗 および 夕林 へ
 
 出た早々いきなり「これ」ですか。おかしいなあ、本当はもう少し「しりあす」な女性だった筈なのに。(笑)
『白衣衆』の人数は、この場には『医師』が4〜5人と『助手(雑役夫)』が10人前後と言った処でしょうか。
 後は、街道伝いで移動中の小荷駄隊と共に居る『医師』10〜20人と『助手』30〜40人を加えて、総勢60〜70人位でしょう。
 因みに、小荷駄隊の方は『赤備え』の連中は殆ど居なくて(監督役に数人〜数十人)、後は人足と駄馬に警護役に小規模の足軽隊が付いている程度。
 これらの手配は「治部少輔」の手に依るもので、形式上『赤備えへの「寄騎」』となっています。
98年01月06日:20時35分17秒
にやり / Dr.李
 ちんぴらコンビって呼んでくれ。
98年01月06日:20時20分27秒
雑兵 乙 / ハリ=ハラ
 「そうそう、あの糞尼が。」
 筧が夕林達を連れて消えた事を良い事に、とたんに悪態を吐き出す。
 「あいつが居なけりゃ今ごろはよ・・・」
 
 嫌な笑みを浮かべて、平然とこう言い放つ。
 
 「まあ、これからはなに言われる事もねえしな。
  気楽にやりやすよ。」
98年01月06日:20時14分21秒
雑兵 甲 / Dr.李
 「なぁに、心配しないでくだせぇ。」
 不敵に笑う。
 「野に落ちて山賊にでもなりまさぁ。」
 
 みんな勘違いしてはいけない。
 丸い奴らだったら、こんなことするわけないだろう?
 というわけで、人間のクズみたいなぁー、ていうか、外道?みたいなぁー・・・
 
 そういう奴らの方が良かろう。
 若いから人を見る目がなかったんだよ、蒼馬君(おい)
 
 「しかし、惜しかったよなぁ。じゃまさえはいんなきゃ、うまくいったのによぉ。」
 
 こんなものかな?
98年01月06日:14時00分46秒
柴宗 / ジョーカー
 「ご紹介に預かった白衣衆、筆頭補佐を務める楯岡柴宗と申します」
 
 と、ぺこりと頭を下げる。ごつい髭面、大柄な体格を
 白衣で包んだ四十絡みの大男だが言葉遣いは丁寧だ。
 
 「では夕林殿、こちらへ」
 
 と白衣衆の陣幕に先導する柴宗だった。
 
 ‐‐‐―――――――――――――――――――――――‐‐‐
 
 「杏里殿、よろしいですかな?」
 
 柴宗は脇の陣幕に入り声を掛けた。
 そこは難所越えの時に出た負傷者達を収容している陣幕である。
 
 「少々、事情がありましてこの方に何かお出しして欲しいのですが。
 ここは他の者に任せますので」
 
 楯岡 柴宗  夕林、樹楠 杏里に向かって
 
 えーと少し変えました。三十絡みではなく四十絡みという事で。
 ところで杏里さんに対してはとりあえず〜殿と書きましたが
 上司という事で様を付けた方が良かったでしょうかね。
 いやおそらく本人(杏里さん)はそういうことを気にしないだろうとは思うのですが。(^^;
 
 白衣衆ってこの戦に付いてきているのはどのくらいの人数なのでしょう?
 この赤備えの本陣に追随できているのはそう多くはないと思うのですが。
98年01月06日:12時04分25秒
/ ハリ=ハラ
 「それは助かります。
  では、白衣衆のほうで・・・」
 柴宗を示し、
 「つまり、こちらの柴宗さんの方で何かお出ししていただけるそうです。
  夕林どのは、こちらへどうぞ・・・
  六郎どのや多仁衛門どのも宜しければいかがですか?
  もっとも、必要でしたら今すぐお送りいたしますが・・・
  どちらとも、ご遠慮なくおっしゃってください。」
 
 遠慮せずにものを言っても大丈夫という事は分かっていると思うので、ちゃんと答えてね♪
98年01月06日:11時50分46秒
だー / ハリ=ハラ
 杏里さんと夕林の対話なんぞ聞いてたら、日が暮れて戦闘おわっちまわあ!
 じょーだんじゃない!あたしゃ帰らせていただきます。(笑)
98年01月06日:11時05分08秒
言わずもがなですが / ジョーカー
 親心とは書きましたけど杏里さんの父親ではないので悪しからず。
98年01月06日:11時03分01秒
もちろん / ジョーカー
 馳走は杏里さんにお任せしますよ。(^^;柴宗も出来ない訳ではないのですが
 これも小細工という奴で少しでも戦場への 到着が遅れればそれだけ
 危険も少なかろうという親心。(笑)多分、毎回毎回成功しないんだろうなぁ。
 きっと「弱点:杏里さん(上級)」を持っているんでしょう。(爆)いや冗談ですけど。
 どうせなら見破られるよりも杏里さんの独特のノリで目論見を台無しにされること希望。(笑)
98年01月06日:10時57分54秒
筧は・・・ / ハリ=ハラ
 どうしよう?
 ここで悠長に飯を食っていると、作戦行動に遅れてしまう。
 かといって、責任上柴宗に全く預けてしまうというのも拙い。
 更に言うと、送り届けるのは筧でないと場所が分からん。
 まあ、たぶん、夕林は残ってご馳走になり、六郎さんちは帰るという事になるのかなぁ
98年01月06日:10時35分12秒
違ったか / ジョーカー
 一応、山は降りたんでしたっけ。
98年01月06日:10時33分54秒
考えてみれば / ジョーカー
 ある程度は大軍だから歩みが遅れるとは言え、バリバリの本職である赤備えの行軍に
 付いてこれる白衣衆って実は結構凄い(笑)んじゃないだろうか?
 まぁ大部分は後続の輜重部隊にくっついているんだろうけど。
 
 ところで確認したいのですが今は冬山の中、時間帯は…昼下がりでしょうか?
 よく分からなくなっているもので。
98年01月06日:10時28分45秒
柴宗 / ジョーカー
 戦場に急がねばならない赤備えと違い、白衣衆の活躍するのは
 戦が終わった後。もちろん戦いの中で出た傷病者の手当という仕事も
 あるにはあるが、それでも多少の時間の余裕がある。
 
 「よろしければ私共の方で何かお出ししましょうか?」
 
 夕林の言を聞いた柴宗は筧にそう申し出る。ざっと頭の中で白衣衆の糧食を計算した結果のことだ。
 傷病者に振る舞う分と後続が運んでくる分、三、四人だったらその程度の余剰分は軽いだろう。
 また、赤備えが行軍中である以上そうそう手間を掛けた物が出せるはずもなく、その時間も無いことを見越してのことだった。
 
 「そちらはお急ぎでしょう?」
 
 楯岡 柴宗   筧 十兵衛に向かって
98年01月06日:07時50分43秒
ご馳走 / Ray
 と迄は行かないかも知れませんが、『白衣衆』の方の賄い方になら、馳走して呉れる余裕もあるでしょう。
(『赤備え』主力は戦場へ移動中ですので、携行口糧の類以外、賄いの用意は無いのですね)
 良い機会ですから、柴宗さんや(未だ登場していない)杏里さんまで巻き込んじゃって下さいね、筧くん。(笑)
98年01月06日:06時17分03秒
裁きに水さす修行僧(3) / みだれかわ枕
 あまり水をさせないうちに裁きはすんでしまったような(笑)。いやいや、まだまだこれから(笑)。
 
 
 追放。
 
 夕林は、自分なりに解釈してみる。
 追い出されるって事。
 死罪ではない。
 無縁のもの、といったら、自分だって似たようなものだ。
 この人たちも、自分で何とかできるだろう。
 
 ひとまず、この件に関して出来ることはもうなさそうだと結論付ける。
 
 とすれば、あと一つの目的を何とか達成しなければならない。
 でも、そのためには、一緒に来ている六郎や庄屋が危険にさらされる可能性がある。
 どうにかすることは出来ないだろうか?
 
 
「また、裁きの証言と見届け、ご苦労様で御座いました。
 万端無事に終わりましたので、また私がお送りさせて頂きます。」
「いんや、そったらこと、しねえでくだせえ、お武家……筧様」
 頭を垂れた十兵衛をみて、あわてる仁多衛門。尼さんに対するさっきの言葉がいささか大きな声になってしまい、内心びくびくしていたが、とりたてて気には留められなかったようだ。ひとまず、安心。
 六郎は、さっきから萎縮しきっている。自分の決意が霞んでしまうほどの『心の強さ』を目の当たりにしたからである。要するに「赤備え」の中核たる面々に、脅威を感じてしまった、と言うこと。
「送って頂けますぅ?」
 本当はここで送り返されては困る夕林、それでも十兵衛の言葉にこう返してしまった。人の申し出を断れないというのも、困ったものである。
 だが、そのとき。
 
 ぐ〜〜〜
 
 夕林の腹が、鳴った。
「あ、はははは……ここしばらく、何にも食べていないんですぅ」
 笑ってごまかそうとする夕林。だが、今まで彼女がここで発したどの言葉よりも、はっきりと周囲の者に聞こえたのでは、どうしようもない。
 
 
 夕林から、筧十兵衛へ
 
 夕林の目的……自分なりの方法で皆の命を守るってやつですが、とりあえず「赤備え」の最高責任者と話が出来なければどうしようもない、と彼女は判断しています。まずは判決を言い渡した男(左衛門佐)と接触したいのですが、不器用な彼女のこと、その方法が思い付きません(な、情けないキャラだな、我ながら)。
 しかし、ここで天は夕林に味方しました。腹が鳴ったのです!(笑) あくまで要望ですが、被害者への賠償が判決の中にあったので、お粥(あるいはそれに替わる食品)を六郎と夕林に弁償してもらえませんか?(笑) ここでご馳走してくれることになれば、さすがの夕林も何か方法を思い付くことでしょう。
 それが出来なければ……また時代の荒波に弄ばれるため(笑)、夕林は集落を後にしようかなぁ、と思います。
98年01月06日:04時15分05秒
獅明 / ハリ=ハラ
 グビッ
 「ふー・・なあに、それぐらいは大丈夫だろうよ。」
 
 徳利の酒を一口あおり、獅明が応える。
 
 「大体、犬の世話なんて飯だけやっときゃ何とか成るもんだ。
  あとは何かあったらその時考えりゃいいんだよ。
  ま、そいつに取っちゃあおめえが親になるようなもんだ。」
 
 にやりと笑いを浮かべる。
 
 「しっかり守ってやるんだな。」
98年01月06日:03時55分07秒
だからこその / ハリ=ハラ
 沙雪さん。
 犬と沙雪のコンボで、守矢君をがんじがらめに(笑)
 小さな命を通して引かれてゆく二人の心。
 そう、守矢君。これらは君が守るべきもの達なのだよ。
 
 ケッケッケ・・・
98年01月06日:03時36分46秒
犬と守矢と獅明と / マモル
 「ちょ、ちょっと待ってください。いきなりそんなこと言われたって…、わっ」
 
 あまりに突然の獅明のことばに反論しかけた守矢だったが、
 絶妙のタイミングで新たな飼い主の顔をなめはじめた子犬のおかげで、それも中断されてしまった。
 そんな光景に思わず笑みをもらす獅明。
 
 「わわっ、おい、やめろって。
  …でも獅明さん。僕は犬なんか飼ったことがないんです。
  それに、今から大事な『用事』があるのに、犬なんか連れていっていいんでしょうか」
 
 じゃれついて離れない子犬をかかえつつ、守矢は当惑して質問した。
 その言葉とは裏腹に、子犬のことを気に入っている様子ではあったが。
  
 守矢から 獅明へ
 
 えーと、私自身が犬を(というよりペットを)飼ったことがないので
 飼い方とか、そのての描写は出来ませんけどいいんですか?
 それにしても沙雪といいこの子犬といい、守矢を縛る伏線がどんどん出てきてますね。
 こいつらが皆、最後に守矢を修羅にするのか。(笑)
98年01月06日:00時50分34秒
んぢゃ、雑兵Bを・・・ / ハリ=ハラ
 「へ・・へへへ・・・
  ほ、ほんとは死ぬとこだったんだからさ・・・」
 
 何とか笑い顔を作ろうとするのだが、恐怖の余韻の為か上手く出来ない。
 
 「で・・でも、死なずに済んだんだもんな・・・
  く、首を切られなくて、い・・いいんだもんな・・・」
98年01月06日:00時39分26秒
それって蒼馬は? / MARS
 どうなるの?下手したらそいつらと一緒に無縁のものになるよ?
 何も言われてないからね・・・でもそうすっと小十郎のいってた責任を果たせないような気がする・・・
 とりあえず・・・
 
 「すまねえ・・・結局おめえ等のことを守れなかった・・・すまねえ・・・・」
 「い・・・いいすよ、蒼馬の兄貴・・・」
 「でも、おめえ等には兄弟がいるんだろ!!この戦に勝ったらみあげをいっぱい買ってやるって言ってたじゃねえか!!」
 「おれたちのやったことっす・・・しかたないっすよ・・・」
 「・・・・」
 
 とりあえず罪人共を丸く描いてしまいましたが・・・後の反応誰か書いて・・・
 それから蒼馬の行動を決定します。
98年01月05日:23時49分21秒
/ ハリ=ハラ
 「さてさて・・まあ、よい所かの・・・・」
 
 誰に言うとも無くそう呟くと、立ち上がり、証人達三人の元へ向かう。
 
 「此度は、我が軍の者が大変なご迷惑をお掛けいたしました。
  重ね重ね、お詫び申し上げます。」
  
 そう言って、六郎達に頭を下げる。
 
 「また、裁きの証言と見届け、ご苦労様で御座いました。
  万端無事に終わりましたので、また私がお送りさせて頂きます。」
 
 筧より みなさんへ
 
 さて、証人の方々は筧が送っていきましょう。
 何かしたい事があれば今のうちにどうぞ
98年01月05日:23時29分31秒
姫様主従 / Dr.李
 「・・・御意」
 
 素早く立ち上がり、立ち去る。
 どうやら、罪人は蒼馬に任すことにしたらしい。
 
 「姫様、ただいま戻りました。」
 「おう、ご苦労。どうであった?」
 「追放刑と決まりましてございます。」 
 「うむ。」
 
 「ものども、連中は追放刑とあいなった。
 しかしながら、いつもこうなるとは思うな。 さっきもいったが、恥は戦でそそげ、よいな!」
 「応!」
 「では解散、持ち場に帰り、命を待て!」
 
 
 
98年01月05日:23時07分49秒
『裁き』 / Ray
 では、お待たせしました。判決です。
 
 左衛門佐がゆっくりと瞼を開く。(考え事をする時の彼の癖である)
 その視線が、裁きの場に控える者達を順に撫でて行く。
「どうやら議は出尽くした様だな。
 では、裁きを申し渡す。
 本来軍規に従うならば『斬首』の処、特に弁護の言を容れ、以下の条件の下その執行を猶予するものとする。
 一つ、軍籍は剥奪。貸与の軍装は返却される事。
 一つ、私財没収の上、被害者への賠償に当てる事。
 一つ、人別帳からその名を抹消。以後如何なる法の保護も受けぬ事。
 法に従えぬ者は、法の保護の外『無縁の者』として生きるが良かろう。」
 左衛門佐はそこで一旦言葉を切ると、表情を消したまま、引き据えられた者達を睨み付けた。
 傍らに控える『喪門神』が、一つ歩を進める。それだけの事で座が静まった。
「なお以上の処分は、交戦が終了した時点で行われるものとし、その間の身柄は原隊である左翼に預けるものとする。
 よろしいな、片倉殿?
 では、直ちに移動に掛かるとしよう。先行させた者達の準備も整う頃合いであろうからな。」
 床几から立ち上がると、矢継ぎ早に指示を下してゆく左衛門佐。既に罪人たちの事など眼中に無い様であった。
 
 
  結局、『追放刑』となりました。イメージしたのは北欧式の追放刑の方です。
「法に従えば斬首」の処を、「法の枠外の存在(『無縁』)となる」事で「執行を猶予する」と言う事に成ります。
 識別の為に「入れ墨」を入れるのも(江戸時代の刑罰の様に)ありでしょう。
『赤備え』だけで無く『村落共同体』迄も含めた追放の上、飽くまでも「執行猶予」ですから、何かあれば「執行」される訳ですし。
98年01月05日:21時27分50秒
そうそう / ハリ=ハラ
 まあ、獅明君の場合は『覚醒』と言う大仕事が控えてますから、多少多くても構わないんですが・・・
 (精神崩壊とは少し違う形になった)
 普通のキャンペーンなんかの場合、ほんとに使い道無いしね。
98年01月05日:21時14分43秒
結局 / ジョーカー
 気合ってある程度貯まると、どうしょうもなくなるんですよね。
 獅明が三桁だそうですが雷吼なんていくら貯まっているんだか
 想像もしたくないくらい。使おうにも使う機会って意外とないし
 下手に使うと業の限界に引っかかるし。
98年01月05日:21時12分33秒
九道は / MARS
 63点で止めてます。
 芙蓉は35点です。
 でも、どうやれば3桁?すさまじいな・・・
 ちなみに蒼馬と沙雪は気合いを取ってません。
 なんか途中で無意味かなと思ったんで・・・
 でも、蒼馬は今後必要かもしれないな。
 獅明の気合いの使い方は行動の割り込みに使うのは?
 九道が参加したキャンペーンでは切られて崖から
 落ちる人間がわざわざ気合いを使って他人の
 介入前に落ちるために使いました(爆) 
98年01月05日:19時26分58秒
いや、それは・・・ / ハリ=ハラ
 沙雪と仲良くなろうっちゅ〜のは、Rayさんからのお達しでして。(^^;)
 
 気合いについては、三桁超えたもんでしばらく取ってなかったんですが・・・
 なるほど、参考にさせてもらいやす。
98年01月05日:18時36分57秒
守矢はともかく / ジョーカー
 沙雪と仲良くなろうとするのは根底から間違っておるんではないだろーか。(ジト目)
 
 あ、そうそうハリ=ハラさん。以前獅明の気合の使い道を募集していましたよね。
 今更ですが一つ思いつきました。たくましすぎる(笑)獅明君が事実を知って
 精神崩壊を起こすために(爆)【共感】を上げまくるのはどうでしょう?
 もちろんそれは守矢(沙雪は駄目)との交流を因として。
98年01月05日:17時34分32秒
しかし / ハリ=ハラ
 こうでもしないと、守矢や沙雪と仲良くなる手がかりが無くてのう。
 苦肉の策じゃあ、許してくれい。
98年01月05日:15時39分01秒
すま〜ん / ハリ=ハラ
 いや、拾ってきた理由は『強くなりたい』って言ったからなんだけど。
 あと、親犬の方はおいしく・・じゃない、ちゃんと言い含めて在りますから。
 
 次郎丸を含め、建国編ではかなり考え無しに行動しとります。
 ほとんど、出してから必死になって理由を考えとる始末。
 自分でも突っ込める個所は山ほどあるが、どうか大目に見てやってくんしょ(汗)
98年01月05日:13時53分01秒
前後の脈絡がなーい / ジョーカー
 獅明が何故血迷った(笑)かの描写がまったく無いのは
 いささか不自然なのですが。しかしどーでもいーが
 その辺に道端かどこかに、親犬(飼い主かも)の死骸が湯気立てて転がってないだろーなぁ。(汗)
 こーゆー時代背景では捨て犬って殆どいなさそうだから
 自然、親犬がセットでいるはずなんですよね。
 どーやって『勝手に』拾ってきたんでしょーね。
 しかし拾って、押しつけて、飼い方は聞くな、他の誰かに聞けってのも
 なんとゆーか、無責任の局地ですな。(苦笑)
98年01月05日:10時08分05秒
獅明 / ハリ=ハラ
 「その犬は、お前が飼え。」
 
 しばらく、子犬とじゃれ合う守矢を見ていた獅明はそう言いきる。
 一瞬、何の事か分からなかったらしく、困惑の眼差しを向けてくる。
 
 「その犬を、お前が飼うんだ。
  まず、名前を付けろ。
  それからの事は、誰かに聞け。
  ただし、俺や鴛夜には聞かない事だ・・・
  分からなければ、誰かに手伝ってもらえ。」
 
 そこまで言うと、徳利に手を掛けた。
98年01月05日:09時50分07秒
そうですか / タイガ
>蜘王と雷吼って金剛機を破壊するためにサムライ打って蟲飼っているという意味で
>重なっているんですよ。結構最初の方から考えてはいたんですけど
>先に書かれててしまいました。お互い様でしょう。
 
 武器も同じですしね。
 
>どこか考え方が似ているのかも知れませんね。(^^;
 
 そうかもしれませんね(^^;)
 
>四肢に限らず、欠損部位の機能回復を能力とする蟲です。
>遺伝情報を読みとって足らない部分を擬態するのですね。
 
 う〜ん、ますますARMS的な……。
 
>ただ現段階では読みとりにしくじって羽が生えたり、鰭(ヒレ)が生えたり
>しかねないのが欠点。虹彩が縦長だったり。
 
 面白いじゃないですか。
 僕なら出てきておかしくない状況があれば迷わず使いますね。
 肩からいびつなコウモリもどきの羽が生えてたり……、
 右手がサソリかカニのはさみのようになってたり……、
 片足が魚のような感じでひれが生えてたり。
 まあ、何にせよ自キャラパーティーにたいして敵対的なキャラとして、ですが……
98年01月05日:07時31分20秒
小十郎 / Dr.李
 とくにございません。
 ちゃっちゃっといっちゃてください。
98年01月05日:06時30分58秒
その子犬 / ハリ=ハラ
 獅明の調達の仕方?
 そんな野暮な事聞かないで下さいよ(笑)
 と・う・ぜ・ん♪勝手に持ってきたんです。
 
 守矢く〜ん。犬はかわい〜でしょ?
 た〜っぷり可愛がって、せいぜい情を移しておいてね♪
98年01月05日:02時10分00秒
この子犬 / マモル
 獅明はどこで調達したんだろ。(笑)
 まさか、その辺の持ってきちゃったとか。
 
 守矢はしばらく犬とじゃれてるので、なんかあれば、獅明さんのほうからどーぞ。
98年01月05日:02時07分46秒
守矢は… / マモル
 その時、守矢は部屋の隅で膝を抱えていた。
 その様子はふてくされてるようでもあり、『強くなる』と決心したわりには少々情けない。
 獅明が珍客を伴って部屋に帰ってきたのは、ちょうどそんなおりだった。
 
 「みやげだ…、ほらよ」
 
 そういって獅明は、左手に持っていたモノを床に放す。
 赤毛のその小さな物体は、放されると真っ先に守矢のもとへと駆け寄った。
 ひとりですねている守矢のまわりを、まとわりつくようにかける。
 
 「え…、これは犬ですか?」
 
 守矢は困惑して、問うた。
 とある事情により、ヨロイ乗りの中でも特に純粋に育てられた守矢には
 今まで、小動物と接する機会が与えられてはいなかった。
 もちろん、犬と接するのもこれがはじめてのこと。
 部屋を駆けるのに飽きたのか、守矢の前に小首を傾げてすわる子犬に
 守矢はおそるおそるふれてみた。
 
 「ワン」
 
 ふれてみるとその毛並みは、日なたのように暖かかった。
 思い切って抱えてみると、子犬はうれしそうにじゃれついてくる。
 先刻までの鬱屈した空気がうそのように晴れ、守矢は子犬とじゃれあっていた。
98年01月05日:01時09分09秒
すいませんが・・・ / ハリ=ハラ
 刺青をして、そのまま隊に置いとく訳が無いでしょう。
 言わずもがなの追放です。
 刺青は、もちろん一目で罪人と分かるようなものです。
 (額に『罪』とかね。これじゃ、まんまだけど・・・)
 
 はい、次郎丸は町中出せないほど異形です。
 外見は鷹ですが、大きさ当社比2〜3倍。
 その上三つ目ですから、見れば一発ですがな。(^^;)
98年01月05日:00時59分36秒
入れ墨は・・・ / MARS
 やめておいた方がいいかも・・・
 下手したら蒼馬が流行らせるから(苦笑)
 まあ、格好だけは歌舞伎ものですから・・・
 判決に関しては出てからでないと意地を通すか決めかねます。
 格好悪い意地の張りかたが一番いけないみたいなんで。
 
 あ、そうだハリ=ハラさん・・・次郎丸って外見は何?鷲?鷹?それとも鳩?
 あまりに外見が異形だと沙雪は記憶を取り戻す可能性もありますよ(爆)
98年01月05日:00時46分19秒
処罰は / ハリ=ハラ
 「かたわにする」というのも考えたのですが、その場合怨みが残るかと思ったもので・・・
 あと、刺青をするというのも。
98年01月05日:00時34分58秒
判決 / Ray
 が、一応決定致しました。
 史実に於ける判例等もあたって見ましたが、これが意外と参考に為らない。(洋の東西を問わず『死刑』の何と多い事。笑)
 結局かなり捻った物に為りそうですが、判決が下る前に言って置きたい事が在りましたら、今の内にどうぞ。
 処罰として『甘い』のか『厳しい』のかは……まあ、見方に因ると言っておきます。(ある意味単純な『死刑』より性質が悪いかも……。)
 一応言って置きますが、左衛門佐は「処罰そのもの」が目的ではありませんから、『実験台』と言うのは却下ね。(^^;)
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