天羅万象掛け合い:建国編&戦乱編 LOG 002

天羅万象掛け合い所:建国編&戦乱編の1997年12月27日より1998年01月04日までのログです。


98年01月04日:12時54分02秒
脱走兵どもは / ハリ=ハラ
 命乞いをしないのではなく、怖くて命乞いできないのでは?
 眼前には、『葬門神』村雨六郎。後ろにはいかれ陰陽師。
 その他、士官連中が冷たく見つめてますけん。
 
 私が造っているのは、単純な『義肢蟲』です。
 まあ、半分ARMS計画のためのようなものですが・・・
 形としては、単体ではなく何かほかの蟲との共棲と言う形にします。
 で、義肢蟲自体が15・合計コストが20以上
 投与コストが高い分、その他のリスクはありません。
98年01月04日:10時27分57秒
それから / ジョーカー
 >四肢補填用の蟲
 
 厳密に言うとちょっと違います。分かりやすいからああ書きましたけど。
 四肢に限らず、欠損部位の機能回復を能力とする蟲です。
 遺伝情報を読みとって足らない部分を擬態するのですね。
 ですから内臓の損傷なども大丈夫です。眼球、舌、耳とかもね。
 まぁ絵的な効果以外の何者でもないのですが。
 ただ現段階では読みとりにしくじって羽が生えたり、鰭(ヒレ)が生えたり
 しかねないのが欠点。虹彩が縦長だったり。
98年01月04日:10時09分19秒
なんのなんの / ジョーカー
 >また先に書かれた……
 
 それを言うならこっちも先に書かれたのがあります。
 蜘王と雷吼って金剛機を破壊するためにサムライ打って蟲飼っているという意味で
 重なっているんですよ。結構最初の方から考えてはいたんですけど
 先に書かれててしまいました。お互い様でしょう。
 
 どこか考え方が似ているのかも知れませんね。(^^;
98年01月04日:08時41分24秒
でも十二勇士には / MARS
 それなりの実力もあったんでしょう。
 小さな戦乱でしっかりと勝利を収めたのかもしれません。
 じゃなきゃ十二勇士とは呼ばれんやろう。
 兵士達のこぶの仕方やなだめすかしなんかは多分小十郎より上のはずです。
 っで、以外に責任感が強いので一般の兵士達の信頼もあついはずです。
 おそらく普通は見捨てるはずの捕虜を無理に救出したりもしたのでしょう。
 そしてそれを被害無しにできるくらいの実力もあった・・・のかなあ(苦笑)
 私自身にその実力があるわけじゃないのでできるかと言われるとちと不安
98年01月04日:08時33分20秒
沙雪は / MARS
なんにも覚えてません。でも獅明に漠然とした不安を感じるでしょう。
98年01月04日:08時31分49秒
蒼馬は / MARS
 朝倉家の次男です。
 っで、その朝倉家は陰陽術の大家で父親は名代の軍師だったりします。
 簡単に言っちゃえばボンボンですね。(笑)
 だから推挙でしょうね
98年01月04日:08時00分32秒
また先に書かれた…… / タイガ
>柴宗がやろうとしている実験は義手、義足用の蟲の実験です。
>サザンアイズの假肢蠱(チイアチークウ)みたいな物です。
 
 ふぅ、妖術も先に書かれたけど、四肢補填用の蟲のアイディアまで先に書かれるとは。
 (妖術はぜんぜん違うものだからいいけど、こっちは『例え』まで一緒だし……)
 
 非参加者ですがあまりに重くのしかかってきたんで書かせていただきました……。
98年01月04日:05時46分07秒
裁きに水さす修行僧(2) / みだれかわ枕
 ええと、はじめの予定ではこの脱走兵たち、事ここに至って命乞いをするような、非常に情けない連中としようと思っていたのですが、ここまでの経緯を見ると、かなり「赤備え」一員としての自尊心を持った連中だと思われます。となると、やはり極刑(斬首刑)をすでに覚悟していると思って良いでしょう。
 うーん。夕林はそれでも、止めるんですよねぇ。
 
 
「万の命、ですか……」
 少し、考えた。考えて、こうつなげた。
「それでも、わたしには、この人たちを極刑にして良いなんて、言えませんからぁ」
 まっすぐに十兵衛を見る。
 
 その様子に、危険を感じたのが里の庄屋、仁多衛門である。
 彼は里のものに対しては、善良公平である。逆に言えば、よそ者に対しては非常に厳しいということになる。そして、一人一人が他のものに対して不満を抱くことのないように、うまく負担を分担させる才に長じていた。
 そういう彼だから、十兵衛たちの言うことはよく分かった。集団をしっかりとまとめようと思ったら、守りべき決まりは必ず守らせ、守らぬものには厳しく対応する必要があるという事の必要性を理解していたのである。
 里を導いていく時には、あまり厳しくすることもないと思うが、軍隊ともなれば、厳格な決まりが必要なのだろう。仁多衛門は、そう思っていた。
 このままでは、速やかに終わる話も、終わらなくなる。仁多衛門は、小声で夕林に口添えすることにした。
「尼さま。お気持ちは分かりますが、まんじゅうを盗もうとした小童を叱るのとは、わけが違うですだ。どれだけ口添えなさっても、厳しい御沙汰になるのは避けられませんだ」
「で、でもぉ……」
 
 ただ問題は、このやり取り、あまり小声になっていないので、近くにいる者たちには、良く聞こえたのである。
 
 
 夕林、仁多衛門から、近くにいる人たち(早い者勝ち)へ
 
 ええと、誰が近くにいるのかなぁ。蒼馬とかかなぁ。
 そういえば、なんか仁多衛門、適当につけた名前の割には(比較的)頭よさそうです。でも教養はないので、たいした事は言えないのですが。
 
 しかし、以前九道が指摘した、「大勢に害が及ぶと判っていても、目前の命を見捨てることが出来ない」という夕林の弱点(大局に立つことが出来ない)、もろに出てますね。仮に「実験に協力する」という軽い刑になっても、「実験」の内容を知ったら、夕林キレちゃいそうだし(笑)。
98年01月04日:01時48分37秒
契約の仕方については / ハリ=ハラ
 あれは冗談です。(笑)
 ああいうキャラじゃ無いですし
 
 筧の研究しているのは、直接打つ形のサムライではなく前に書いた『心眼』のような施術者に出来るだけ負担の少ないサムライです。
 なぜ、こういう研究をするのかは分かりません。
 ひとつには、好きだからということも有るんでしょうが・・・
98年01月04日:01時42分41秒
やっぱりなぁ / Dr.李
 打擲30回
 重労働30日
 が適当な線だとおもうんだけどねぇ。
 まぁ、客将の身分で必要以上にどうこういうあれはないので、とりあえず、御大将の裁きには従います。
 
 その結果が、サムライの実験体だろうが、人体実験だろうが、蟲の餌だろうが文句は言いません。
 一度下った決定を覆すほどの努力はしないわけですね。
 
 思うんですが、蒼馬はなにを持って十二勇士入りしたのでしょうか?
 推薦?
98年01月04日:01時28分01秒
インフォームドコンセント(だったっけ?) / ジョーカー
 も忘れずに。ゼルガディスみたいに成っちゃいますよ、それ。
 
 ちなみに柴宗はサムライってあまり好きじゃありません。
 この場合、生体に打つ式という意味のサムライね。
 子供作れなくなっちゃうし。ちなみに杏里さん、村雨君、雪村殿(左衛門佐)は
 知っていても構わない情報に柴宗さんの目論見その二が
 サムライでも子供を作れるよう蟲でなんとか成らないか、というのがあります。
 
 過去に絡む物に柴宗はゼロにプラスする物(サムライとか鋼化結線蟲等)は
 好かないというのがあります。マイナスをゼロにする物(再生蟲等)は構わないのですが。
 力が必要であると言うことは理解しているのですが
 行き過ぎてしまうことの怖さをよく知っているので。
98年01月04日:01時19分16秒
筧も出来ません / ハリ=ハラ
 忙しいから。
 ごく偶に機会があったときだけです。
 サムライを打つのを依頼されたときとかにね。
 
 名前、済みませんでした。
 以後気をつけます。
98年01月04日:01時12分56秒
もちろん / ハリ=ハラ
 当人の了解は取りますよ。
 取った上で、協力してもらうのです。
 
 「力が欲しいですか・・・」
 とか囁いて、相手が肯いたら
 「では、この契約書に血判を・・・」
98年01月04日:01時08分34秒
だから柴宗はやりません / ジョーカー
 >人体実験なんて許すわけなかろう。
 >
 >「おのれ、もののふの生き様を愚弄する気か!」
 >
 >なんていわれんように。
 
 お気を付けを、筧殿。
 
 by柴宗
 
 紫宗じゃないよ柴宗です。
98年01月04日:01時04分22秒
あのね・・・ / Dr.李
 人体実験なんて許すわけなかろう。
 
 「おのれ、もののふの生き様を愚弄する気か!」
 
 なんていわれんように。
98年01月04日:01時01分36秒
かぶきもの / Dr.李
 歌舞伎ものなんてものは、まず意地を張ることです。
 なにの?
 それはひとそれぞれ。
 
 勘違いしてはいけないのは、子供じみた意地ではかえってだめってことです。
 どちらかといえば”気高き(誇り高き)カオティック”といった表現が似合いましょう。
 (私の主観です)
98年01月04日:01時01分36秒
私個人としましては / ハリ=ハラ
 紫宗さんにはご協力願いたい。
 我がブレーメ・・じゃなかった、筧君の研究するARMS・・でなくサムライの成功のため、ぜひそのお力をお借りしたいのです。
 
 いかがでしょう?(笑)
98年01月04日:00時58分07秒
それから / ジョーカー
 >そ−だ、共同実験と言うことでどうでしょう?
 >筧の実験で汚した奴を紫宗に渡し、戻ってきた奴をまた実験に使う。
 >サムライの実験には、腕のいい蟲使いも欲しいですし。 ・・・・・・・・今でもやってそうだけど(^^;)
 
 共同になっていませんよそれ。単に白衣衆が怪我人を治しているだけ。
 まぁ、部位(腕やら足やら指やら)の欠損があれば了解を受けた後に
 試験中の蟲を使いますが。わざわざ怪我人をつくって貰おうとはしません。
 それは道から外れてしまいます。
98年01月04日:00時51分15秒
いや、やっぱり駄目か / ジョーカー
 白衣衆なんてやっている奴が健康の人間の手足をぶったぎって
 蟲をくっつけるなんてやっちゃいかんな。それにいくら個人とは言え
 白衣衆の副代表がんなことやっていると白衣衆のイメージ自体が
 歪む可能性がある。それはさすがに拙いのでやめましょう。 
 
 地道に傷病兵相手で試験回数を稼いで行くべきでしょう。
 ところでRayさん、どうせなら杏里さんとの共同研究にしたいのですが。
 柴宗よりも育成上手いし。
 
 でも赤備えを追放された行き場所としては依然大丈夫ですけど。
 せいぜいこき使って上げましょー。
98年01月03日:23時07分45秒
もっと過酷に / ハリ=ハラ
 殺傷力のデータ取りに使うというのもあります。
98年01月03日:23時04分34秒
筧の方は / ハリ=ハラ
 霊力集積回路の耐久実験。
 今後、増産していく方向で開発している筧にとって、回路の簡略化と出力の上昇、それに
 強度についてのデータはいくらあっても足りません。
 とりあえず、回路の耐久試験のデータ取り(爆発の可能性大)や連射時の出力変化につい
 ての実験(数時間ぶっ続けで試し撃ちさせられる)等でしょう。
 あとは、サムライの実験に使われるとか。
 
 そ−だ、共同実験と言うことでどうでしょう?
 筧の実験で汚した奴を紫宗に渡し、戻ってきた奴をまた実験に使う。
 サムライの実験には、腕のいい蟲使いも欲しいですし。 ・・・・・・・・今でもやってそうだけど(^^;)
98年01月03日:22時48分33秒
ちなみに / ジョーカー
 柴宗がやろうとしている実験は義手、義足用の蟲の実験です。
 
 サザンアイズの假肢蠱(チイアチークウ)みたいな物です。
 食料は宿主の体液(血液)。そのため、多少貧血気味になります。
 腕一本丸ごと飼う場合、負傷ゲージ計算の時に体力から1マイナスすると言うことで。
 体力自体は変化しません。能力値的なボーナスは一切なし。
 何せ、腕がもがれよーが足がへし折れようがマイナス(それどころかプラス)のない天羅ですから。
 せいぜい、その部位で蹴るなり殴るなりしたら武器修正がプラス1程度でしょうか。
 多分に絵的な物です。でも実質的な効果はかなりの物のはず。
 人間片手が使えないだけで相当不便になりますからね。
 コストは…10ぐらいかなぁ?もっともこれは完成形の話で
 現段階ではそこまで安全ではありませんし、問題点もあります。
 その辺が危険なんですね。
98年01月03日:22時38分43秒
そうねえ / ハリ=ハラ
 >でも柴宗の方もそこまで行くかどうかは疑問だよな。
 どちらも、それほど実験の内容を触れ回るというわけでは無いしねぇ。
 見せしめとしての効果は薄いだろうねぇ。
 (現実には、どちらでもすんなり死んだ方が良かったと思うだろうけど)
98年01月03日:22時30分12秒
うーん / ジョーカー
 >全体に筧に預けたことが知れた場合、たぶん哀れみの声を上げる者が多いと思う。(笑)
 
 それじゃ駄目なんですよね。もっとこう、そんなことをされるくらいなら
 死んだ方がましだとか、されたくないから絶対にやらないと思うような
 気が引き締まるような物でないと。
 
 哀れみじゃ駄目です、恐怖を感じるような物でないと。
 あるいは眉をひそめるような。
 
 でも柴宗の方もそこまで行くかどうかは疑問だよな。
 ただ蟲使いの実験だからねぇ、命の危険と言うより自我の危険かも知れない。
98年01月03日:22時18分30秒
実験は / ハリ=ハラ
 別に、尖光を使う訳じゃあない。
 実験と言っても、試作中の兵器でまだまだデータを取らなければならない物もあるし、人体実験的な物も多い。
 全体に筧に預けたことが知れた場合、たぶん哀れみの声を上げる者が多いと思う。(笑)
 
 付き合うと言うより、使われるといった方が正しいかも・・・
98年01月03日:22時10分27秒
彼らは / ジョーカー
 <接合>持っていないだろうから尖光の実験に付き合わせるのは
 無理があるんでないかなぁ。ヨロイ用の武装を人間に打たせるのは
 甚だ無理があるし…
 
 でも部外者である柴宗に預けるよりは『「あの」筧殿の実験』という方が
 全体に対して説得力があるかも。
 
 しかし、それだと極刑は免れたにせよ、仮にも赤備えを剥奪(というより追放?)された人間が
 赤備えの人間(十二勇士、筧)の実験に付き合うのは何かと問題があるのでは?
98年01月03日:21時55分44秒
こっちにもくれ(筧) / ハリ=ハラ
 筧の実験に付き合って貰うというのはどうでしょう?
 赤備えの軍備増強のため、でも死ぬほど怖い。
 試験段階だから暴発の危険もあるかも知れない。
 どうでしょ?
98年01月03日:21時47分21秒
要は / ジョーカー
 死ぬ訳ではないけど、同じくらいの罰を与えればいいわけですよね。
 極刑を免じようとしている場合。
 
 柴宗個人の実験に付き合って貰うというのはどうでしょーか。
 世のため人のため、でも死ぬほど痛い、臨床試験段階だから
 死の危険もあるかも知れない。どうでしょ?
98年01月03日:21時45分57秒
動物は / ハリ=ハラ
 力関係に非常に敏感ですから、大人しくしているでしょう。
 殺気を放っているわけではないですから、怯えることもないと思います。
 
 >蟲は………だし。
 ジョーカーさんに、獅明のむしのこと話しましたっけ?
 話してなければ、今度会った時にでもゆっくりと・・・
98年01月03日:21時15分00秒
みゅみゅみゅ / ジョーカー
 動物って勘が鋭いから獅明にめちゃめちゃ怯えているんじゃないでしょうか?
 蟲は………だし。変な鳥はいるし。
98年01月03日:20時57分09秒
獅明 / ハリ=ハラ
 遊郭を出た獅明は、程なく帰ってくる。
 右手には徳利。左手には・・・?
 
 そのまま紅鶴楼ののれんをくぐり、階段を上がる。
 
 守矢の部屋に着くと、襖を開け右手のものを床に置く。
 「みやげだ・・・」
 それは、ころころした赤毛の子犬。
 おおよそ、獅明には似合わない代物だ。
98年01月03日:20時48分10秒
ぢゃあ、 / ハリ=ハラ
 酒のつまみに・・・って、冗談ですよ冗談。(笑)
 まあ、ちょっと気まぐれでね・・・
 犬種は、やっぱり赤犬が良いかな?
98年01月03日:20時36分44秒
守矢は / マモル
 お部屋ですねてましょう。どーとでもしてください。
 それから、動物ですか?
 たぶん、生き物などのなまなましいモノは遠ざけられてたのではないでしょうか。
 ヨロイ乗りに生死とか感じさせちゃー、まずかろうと思うし。
 連れてきたら、興味を示すのでは?
98年01月03日:19時14分19秒
さくやん / Dr.李
 「おう雪広どの。」
 相変わらず威勢がいい。
 「なに、軍規の引き締めじゃ。」
 千人長の前に向き直る。
 「よいか、我らが左翼から脱走者がでたという話は聞き及んでおると思う。
 されど、脱走者を出したは一隊だけの問題ではない。」
 ゆっくり見回し、千人長一人一人の目を見る。
 「我ら左翼すべての責任じゃ。」
 静まり返る。
 いってることは平凡だが、思わず耳を傾けさせる。
 
 「この恥と罪は次の戦で贖え、良いな!」
 「おぉー!」
 
 咲夜の性ですか・・・?
此花とか?
うそです。小十郎にあわせて、伊達にでもしときましょうか。
98年01月03日:18時37分05秒
むつかしい / ハリ=ハラ
 やったことが、赤備え全体の士気と名誉に関わることだからのう・・・
 強敵・仁科一族を相手にしようと言うときに、出来る限りの不安材料は除いておかなければならばならない。
 ここで、不用意にこの連中を許したりすると赤備え全体の規律にひびが入りかねないですし・・・
 許すとしても、許し方が難しいですよね。
 
 (ここで許すと言っているのは、極刑を免ずると言うことです。)
98年01月03日:18時17分28秒
小十郎 / Dr.李
「それがしも、筧殿と同感でござる。
しかしながら、結果的には略奪は起こらず、
証人方からお許しをいただいております。
何とぞ、極刑だけは御再考を。」

静かに言葉をつなげる。
そして静かに真那 左衛門左を見る。


うーん、甘いかな?小十郎は罪はそれにあった罰で裁くべきと考えてます。
98年01月03日:16時50分35秒
質問 / ハリ=ハラ
 ひとつ聞き忘れていた。
 守矢君って動物好き?それとも、動物嫌い?
 犬なんかはどう?
 獅明が、寂しい守矢君に子犬でも拾ってきてあげようかと考えてるみたいだもんで・・・
98年01月03日:14時48分49秒
MARSさぁん / ハリ=ハラ
 沙雪ちゅんは次郎丸の方は覚えてますかぁ?
 それとも、混沌としてて分かりませんかぁ?
 あ、でも次郎丸って町中出せねえ身体じゃん。
 こまったな・・・
 
 追記:次郎丸はトリです。
98年01月03日:14時43分55秒
マモルさぁん / ハリ=ハラ
 守矢君、まだ動きます?
 動かないんでしたら、獅明が動きたいそうです。
 鴛夜とかが来る前に、ちょっとやりたいことがあるとかで・・・
98年01月03日:14時34分49秒
/ ハリ=ハラ
 「失礼ながら、夕林殿。
  問題となるっておるのは、事の結果ではなくその者達の行動なのです。
  確かに、貴方がいて下さったおかげで被害は最少で済みました。
  それにつきましては、深く感謝をしております。
  しかし!もしその場に貴方がおられなんだらどうなっていたか・・・」
  
 ここで、軽く息を整え。
 
 「この者達が、そちらの六郎殿のお宅を襲ったことは事実なのです。
  また、それが失敗したことも事実です。
  ・・・・・・・・・・・
  我々には、襲ったという事実の方が大きい。
  軍律を犯す者は、軍律によって裁かねばならぬのです。
  それを曲げ、この者達を許すことは軍の死活に・・万を数える兵達の命に関わってくるのです。」
 
 「この場にいる士官達は・・いや、この軍において指揮を執るすべての者達は、軍律の意味を知っております。
  軍律に基づき、罪に問われたのならば、甘んじてその罰を受けましょう。」
98年01月03日:13時54分47秒
傾奇者というと・・・ / ハリ=ハラ
 わっしには、前田慶次のイメージが強いもんでのう。
 あと、織田信長とか・・・
 
 あと、マモルさん。
 あのとき獅明は「機嫌が悪かった」のではなく「落ち込んでいた」のです。
 ああ、でも守矢君にそれが分かろうはずがない!いや、鴛夜もだけど・・・
98年01月03日:10時06分47秒
虫じゃなく鳥だったら・・・ / MARS
 よかったのにね獅明
 あ、でも一応鳥も愛でてるか・・・
 次郎丸って鳥か?(汗汗)
98年01月03日:10時03分30秒
歌舞伎もの / MARS
 って、どういうロールプレイすりゃいいんだろうか?
 今ちょっと悩んでまして・・・
 何せ当時の歌舞伎ものって戦場じゃなく平和な都市部にすんでいたはず・・・
 そこから考えるに蒼馬ってマジで変でないかい?
 まあ、歌舞伎ものが変じゃなきゃ歌舞伎ものじゃないだろうけど・・・
 格好はまじ歌舞伎ものが入ってますけど、どういう態度が歌舞伎もの
 なのかわからんので誰か教えて・・・
 そうじゃないと反論に差し支えがある。
98年01月03日:08時02分09秒
ひと区切り入れてください(笑) / みだれかわ枕
 裁判の方ですが、今のところ夕林にこれ以上喋らせることはありません。六郎や仁多衛門は顔面蒼白で言葉を失っております。
 
 てなわけで、赤備えの皆さんにマイクをお返し(?)します。
98年01月03日:02時42分19秒
いやあ / マモル
 機嫌の悪い獅明って、下手に接し方を間違えると何が起こるかわかんなさそうじゃないですか。
 あの莉舟との大戦闘を見てしまったあとだし。ちょっとは、慎重にもなりますよ。
 
 素直に天羅の大原則に従ってれば良かったですね。
98年01月03日:02時13分21秒
蛇足 / ハリ=ハラ
 心情的に揺れているからこそ、チャンスだったのでは?
 普段の獅明では、教えてくれそうもないですし・・・
 (理由:面倒だから)
98年01月03日:02時11分10秒
そうなんでふよ / ハリ=ハラ
 待ってたんでふよ(涙)
 本当に見捨てるのなら、蹴り飛ばして出ていきます。
 もしくは「・・・・・・・」ではな「ケッ・・・・・」と言う台詞でしょう。
 
 ああ、獅明君はほんとはいいヒトなのよ。
 ムシを愛で、自然をトモダチとする優しいヒトなのよぉ
98年01月03日:02時03分08秒
あら / マモル
 やっぱり、引き留めるのを待ってましたか。(笑)
 本当に見捨てているのか、判断に迷いまして。
 (だって、直前の夢の描写で、心情が揺れてるようだったし)
 
 まあ、すでに書いちゃいましたから、次の機会に仲良くしてくださいませ。
 もうそろそろ、建国編も動くでしょうし。
 チャンスはまだありますって。(笑)
98年01月03日:01時49分03秒
はぁっ!! / ハリ=ハラ
 がーーーーーーーん!!!
 引き留めるとふんで「通り過ぎようとしている。」と進行形にしたんですが・・・
 アウチッ!
 せ、せっかく仲良くなるチャンスがぁ・・・(号泣)
98年01月03日:01時26分46秒
決心 / マモル
 獅明の反応があまりにもそっけないのが悲しくて、続きがあるのかと期待して待ってましたが
 どうやらなさそうなので、そろそろ守矢のほうから進めます。
 本当は裁判ネタが終わるまで待とうかとも思ったんですが、あまりにヒマなんで。
 (暴走編の皐月も、いまのところ出番ないし)
 
 土下座する守矢の脇を無言で通り過ぎてゆく獅明。
 その行為は、今の守矢にとってあまりにも冷たいものだった。
 頭を垂れつつ、守矢の内心は後悔の念と屈辱感でいっぱいになる。
 
 『やっぱり僕じゃ駄目なのか。僕は獅明さんにまで見捨てられたのか』
 
 いつの間にか両目に溜まってゆく涙。それを落とさないよう、懸命にこらえる。
 
 『…泣くもんか。僕は、強くなるって決めたんだ』
 
 音もなく立ち上がると、獅明の歩く方角とは反対の、階段を無言であがっていった。
 彼なりに決心を秘めた眼で。
98年01月02日:23時54分15秒
ひとまずは・・・ / ハリ=ハラ
 被害者側の弁論が終わるのを待ちましょう。
 もし、一区切り入れたいようでしたら言って下さい。
98年01月02日:19時40分09秒
でも / MARS
 一番甘えてんのは私自身ですね。
 相馬自身の甘えはないけど私は他の人が確実に止めると思ってるんで・・・
 たとえ極刑が決まってもネ(苦笑)
 まず、小十郎がそれを許さんだろうし夕林も止めるだろう・・・・
 結局他のキャラの性格を知っているプレイヤーの甘えですね・・・
 すいません、以後気をつけます。(涙)
98年01月02日:19時34分45秒
それは感情の問題 / MARS
 だと考えています。
 少なくともあの5人に情を寄せるだけの接点があったのでしょう。
 でなければここまではやらないですよ・・・いくら甘くてもね。
 まあ、もちろん極刑にするってんならこの場で自ら首を掻き切る
 くらいの覚悟できてますけど・・・
 後、大きな戦いを越えていないんで蒼馬はまだ新参者です。
 小十郎よりも先ですが小十郎はその前の戦歴がすごいからねえ・・・
 だから十二勇士の中じゃ一番甘いんじゃないですか?
 でも、新米には人気あるかな・・・
 ちょうど体育会系で後輩とつるむタイプですね。(苦笑)
 こういうヤツが部長とか責任有る人間と対立すると大変になると聞いたことがあるな・・・
 こういう場合、切ってもよくないし切らないのもまずい・・・
 なんかやっかいな人間だな蒼馬って・・・(苦笑)
98年01月02日:17時57分38秒
あれですね / ジョーカー
 雑兵が五人なら切り捨てることが出来るけど、ある程度の役職(腕)を持つ者(蒼馬)まで
 入ってしまうといささか拙い。雑兵五人を助けることと蒼馬を天秤に掛けさせるわけだ。
 でもその者は譲らない。ならば仕方がない、極刑を減じよう、と。 
 
 こういうやり方ですね。ある意味甘えとも言える。
 相手が自分を切り捨てないだろうと考えているわけだから。
 また仮に一緒に罰(極刑)を受けたところで何の意味もない。
 それこそ咲夜や筧の言ったように。今ここで五人と一緒に
 罰を受け、屍となるよりは第二第三の同様の事態が起きないように
 引き締めるのが上に立つ者の務め、と僕は考えます。
 二人の言っているのとおんなじですね。
 
 蒼馬君はそこまで計算していないのかも知れませんが
 無自覚だから仕方ないってもんでもないよね。
 
 とは言ってもそう簡単には割り切れないだろうけど。
98年01月02日:15時57分27秒
蒼馬って / ハリ=ハラ
 なんかいまいち傾いて無いような気が・・・
 傾奇者というには、いまひとつのように思えるのですが。
 
 それから、個人的には蒼馬君のやり方には感心しません。
 なんか、自分の喉にナイフを突きつけて
 「死なれたくなかったら言うことを聞けっ!」
 って言ってるみたいで・・・(なんか、比喩が拙いな ^^;)
 ひょっとして、蒼馬君も結構新米君なのかなぁ?
 
 (GMをやっていて、PCにこういう事をされたらついそのキャラを殺してしまうのって私だけ?)
98年01月02日:13時18分55秒
・・・・・・・ / ハリ=ハラ
 うふ★
98年01月02日:13時13分05秒
でも / MARS
今、夕林を「切り捨ててしまえい!!」って奴はいないよな・・・多分(笑)
98年01月02日:13時08分04秒
いやいや / MARS
今は証人弁論中なので議論は邪魔だと思いますが?
98年01月02日:13時03分46秒
ねえねえ(^^;) / ハリ=ハラ
 蒼馬がぽかーんとしてるって事はさ、筧と小十郎で議論戦わせえてこと?
 いや〜ん(;_;)わっし、典型的日本の教育を受けてきたから、議論は苦手なんよ。
 
 ちょっとROMって様子見るぅ
98年01月02日:12時54分08秒
今の蒼馬は / MARS
 感情的に動いてます。
 だからあんな事を言ってるわけですね。
 でも、実際の社会でもパートよりプロの方がしっかりしているという考え方がありますが・・・
 実際はパートの方がしっかりしてるんですよう
 まだ、しっかりと社会を理解してないのかもしれませんが、下手な社員よりパートのおばちゃんとかの方がシビアだからよっぽどしっかりしている。
 まあ、社員だからプロであるとは限らんのやろうけどね。
 でも見方としては赤備えの兵が会社員とすれば九道の兵は兼業農家のアルバイトといったところでしょう。
 どちらにしろプロであるかどうかは教育次第だと思ってます。
 そういった教育は九道・・・いや俊景かな・・・が赤備えより劣るとは考えてません。
 まあ、実際何を教育するのか私自身が知らなきゃいけないんですが・・・(苦笑) 
98年01月02日:12時40分33秒
私の考えとしては / Ray
「パートタイマー」よりは「プロフェッショナル」の方がその点はしっかりしている筈だと思いますね。
 『赤備え』は本来、教育部隊から上がってきた者しか戦闘配置には付けていない筈ですから。
(と言うよりは、教育されていない兵には着いてこれない機動が『普通』です。訓練無しに『戦術機動』何て出来ませんからね)
 今回「チェリー」が着いて来ているのは、飽くまでも『後備兵』としての様ですし。(まあ、実際にはあの場の話の流れからなのですが)
 
 私自身は、事、軍に於いては厳罰主義もやむを得ない物と思います。基本的に「戦場に於ける理性」には殆ど期待して居ませんから。
 只、責任の所在を曖昧にする様な誤魔化し方は好きではありませんし、安易な連帯責任の考え方にも反対です。
 今現在の左衛門佐の中での見方としては、責任を負うべきは実行犯と左衛門佐本人であると言う事です。
 それ故、実行犯には相応の処罰(軍法に従えば「斬首」ですが)が、左衛門佐には『法に従い裁く事』が求められている訳です。
 因みに、「同じ罰を受ける」事は何の解決にも為りません。何故ならそれは「法に反した」物であり、結局「自己満足に過ぎない」からです。
 そう言う意味では、夕林さんの「自分たちにもそこの人たちと同じくらい厳しい罰を、与えることが出来ますかぁ?」と言う台詞には、
 今の左衛門佐ならば「法がそれを求めるのなら」と答える事に為るでしょう。(まあ、その覚悟が無ければ『法治主義』は成り立ちませんからね)
 勿論、法自体が間違っている時はまた違った対応があり得るでしょうが、今回はそう云う訳ではないですから。
 まあ、後は皆さんの対応を見ながら結論を出してゆく事にしましょう。
98年01月02日:10時07分37秒
九道の場合 / MARS
 は、どうなるのかな・・・
 明らかな場合は即刻処罰・・・
 不明な場合は戦闘終了後しっかりと裁くかな
 とりあえず、九道の軍はチェリーボウイズは戦いに参加させないと言うのが基本です。
 その兵の人間性が見えてから軍に参加させるという考え方・・・
 だから兵士数は少ないんじゃないかな
 でも、そのかわりに兵の脱走や略奪は極端に少ない
 さらに士気も高いのかも
 でも、一般の農民からの募集だから赤備えの兵みたくすぐには集まらないだろうな
 今は冬だから何とか集まってるだろうけど
98年01月02日:09時59分49秒
蒼馬の気持ち / MARS
 としては打ち据え刑+重労働にして、それを蒼馬も受ける。
 というヤツです。
 だから責任をとらないのかという小十郎の問いかけはちょっと違うかな・・・
 責任をとるためにもその刑罰がいかなるものかを理解するというヤツです。
 不問にしろとは言いませんが極刑は避けたい・・・これが相馬の気持ちです。
 もしかしたら彼は死刑廃絶論者かもしれない。
 「死んだら罪は償えるのか・・・云々  とかね(笑)
98年01月02日:09時45分14秒
つっこみ / ジョーカー
 気持ちは分からないでもないが
 
 「みんな悪いんだから不問にしよう」
 
 ってのは典型的な日本人(偏見か?)の誤魔化し方だよね。
 責任の所在を曖昧にして結局だれも責めを負わないの。
98年01月02日:09時40分30秒
蒼馬も / MARS
 基本的には夕林と同じ考えです。
 だからこそ自分を一緒に裁けと怒鳴りまくってるわけです。
 まあ、今蒼馬は夕林の言ってることをぽかーんと眺めてます。(笑)
 
98年01月02日:08時41分19秒
裁きに水さす修行僧(1) / みだれかわ枕
 う……任されてしまった(笑)。
 とは言え、仁多衛門(庄屋)としてみれば、別に冬の間の食料や、春に必要な種もみを奪われたわけではないので、別に脱走兵たちがどうなろうと知ったことではないし(そこまで割り切った性格ではないのですが、まあ、彼にとってはどうでもいいことです)、六郎も(まだはっきりと確信できないものの)とりあえず家族や自分がどうにかされない限りは、あまり関係ない(大局に立って考えるだけの知識も経験も才覚もないので)。
 となると、やはり夕林が口を挟むことになりますね。
#そして余計なことを言う、と(笑)
 
 
「えっとお、証人っていうことはぁ、私たちが喋っても、いいんですねぇ?」
 これまでの場の雰囲気とは、明らかに違う語調。夕林はこの裁きの場においても、相変わらずであった。周りにいたものたちの緊張が、少し和らぐような声。
「ええと、そこの人たちなんですけどぉ、せいぜいお粥を台無しにしたぐらいなんですよねぇ。あと、戸を破った時に、わたしの鼻に戸をぶつけたぐらいでぇ。あとは何にもしてないんですぅ。何かする前に、わたしが『めっ』てしちゃいましたからぁ」
 おそらく『めっ』というのはこの場合、骨を折らない程度にぶちのめすことを指すらしい。
「なんだか脱走されたそうですけどぉ、わたしもよく修行の時にお師匠様のところから逃げ出したりしたんですよねぇ。だって凄く厳しいんですよぉ。本当に谷底にわたしを突き落としたこともありましたものぉ。でぇ、黙って逃げ出しちゃうんですけどぉ、すぐに戻っちゃうんです〜。だって、逃げちゃうのって、ずるいじゃないですかぁ」
 脱走兵たちに、にっこりと微笑む。
「みんながやっていることをやれとは言いませんけどぉ、黙って出てきちゃったのは、いいことじゃないですよねぇ。でも、悪いことってそれしかしていないんだしぃ、あんまり叱らないでくれませんかぁ? きっと、もうそんなこと出来ないでしょうしぃ」
 夕林の笑顔に震え上がる脱走兵たち。なにがなんだか判らないうちに鼻血まみれの尼に(怪我はしないように、でも非常に痛くなるように)叩きのめされた、あの記憶がよみがえる。
「戸板やいろりも、そこの人が直してくれましたからぁ」
 十兵衛を見て、そう言う。そして、六郎の方をむいて、
「ねぇ?」
 六郎になんと言えというのか。
「へ、へぇ。そこのお武家さまに壊れたところは直して頂きましただから、おらはもうこれで結構ですだ。へぇ」
 なんとか自分たちにお咎めはないと思って安心していた六郎、そう言って、再び頭を摩り付けるような土下座。
「あ、でもぉ、その人――筧さんも、悪いことしたんですよぉ」
 安心していた六郎や仁多衛門の顔が青ざめる。なにを言い出すつもりだ。お願いだから、話をややこしくするような余計なことは言わないでくれ!
「こぼれたお粥をわたしが食べようとしたら、全部捨てちゃったんですぅ」
 十兵衛の名誉のために言っておくと、あれはこぼれたのではなく、灰まみれになっていたのである。食い物ではない(なくなった)ものを口に運んだ赤ん坊を叱り付けて泣かせたからといって、非難される者はいないはず。
「食べ物を粗末にしちゃ、いけないんですよねぇ? ましてや兵隊さんたちなんだからぁ。って言うことはぁ、みんな悪いんですよぉ?」
 夕林をよく知るものならば、この展開は予想し得たであろう。少し知恵がまわるならば、回避することも簡単である。しかし、不幸なことにこの場にはそこまで夕林のことを知っているものはいなかった。夕林の言葉を、止めることが出来なかった。
「お粥をぶちまけた、そこの人たち。止められなかったわたし。あまつさえも捨てちゃった筧さん。ものを粗末にしてはいけないと教えられなかった、ここにいる皆さん。みんな悪いんですよぉ?」
 いったん言葉を切る。だが、他のものが口を挟む前に、さっさと喋ってしまう。
「脱走のことも、同じです。誰が悪い誰が悪いって言っていたら、みんな悪いんですよ? 厳しい罰を与えるのはいいですけどぉ、自分たちにもそこの人たちと同じくらい厳しい罰を、与えることが出来ますかぁ?」
 相変わらず、笑顔だ。
 
 
 夕林
 
 かなり飛躍した論理展開ですが、要するに極刑にはするなということです。彼女なりに頭を使ってはいるわけです(笑)。
 一応夕林の考えとしては、自分の考えをぶつけることで、この場にいる人たちの考えを表に出させて、見極めようとしています。『裁判』の行方次第ですが、この場で大立ち回りをするつもりはありません。いや、「斬り捨ててしまえいっ!」なんて言い出されたら、さすがに不動明王拳を使うでしょうが。
98年01月02日:01時46分23秒
『縁』 / Ray
「そうだな、縁があったらまた……。その時は敵同士かも知れぬがな
 去って行く莉舟の背に向けて、鴛夜はそう呟き掛ける。やがて、その姿は街並みの中へと消えて行った。
「さて、では付いて来るが良い。
 少年と『連れ』が宿で待っている筈だからな。
 その身なりも何とかせねば為るまいし……ふむ、右京に手を借りるとしようか。」
 それだけ言うと、沙雪が付いて来るかも確かめようとはせぬままに、来し方へと歩き始めた。
 相変わらず傍若無人な男であった。
 
 謎の陰陽師 鴛夜 より 沙雪 へ
 
 因みに、沙雪の服自体はボロボロ。で、その上に(守矢が着せ掛けた)鴛夜の外衣を羽織っている訳ね。
98年01月02日:01時35分34秒
しっかし / ハリ=ハラ
 >思い出す、無数の怨霊を背負った男とそれの連れていた妖を。
 莉舟はこう言ってくれてるけどさ、はっきり言って獅明って妖とかわんないよね。(苦笑)
 まあ、そんな男が自分を人間だと思いこんでいるところが面白いんだけど。
 生まれも、バージョンアップする度に非道になっていくし・・・
98年01月02日:00時29分09秒
その頃…… / Ray
 チョイと脇道。(笑) 左翼の軍監、雪広です。
 
「これ、各千人長!各自部隊を停止させ、妾の元へ参れ。」
 左翼の客将、咲夜の声が響く。
 それに応える様に三々五々、配下の各隊長達が集まって来る。その中に、軍監である雪広の姿もあった。
「如何しましたか、咲夜殿?
 後少しで此方の作業が終わる処ですから、ご用でしたらその後にして頂けると助かるのですが……。」
 そう言って手元の帳面を振るって見せる。
 何やらビッシリと書き付けられた帳面の表には、丁寧な文字で「後備兵選別」と書かれていた。
 
 雪広 より 咲夜 へ
 
 まあ、大した事ではありませんので、このまま流して下さっても結構です。
98年01月02日:00時26分16秒
莉舟 / ジョーカー
 「こう見えても坊主さ」
 
 皮肉っぽく笑う。
 
 「つてって言ったところで、その娘を預けるのなら
 敷居が高かろうが行く気になるが、一人じゃとてもとても」
 
 錫杖に荷をくくりつけ肩に担ぐ。
 
 「これからは…そうだなぁ疲れているから休んで
 また妖狩りを続けるさ、この国には随分と物騒なのがいるようだし」
 
 思い出す、無数の怨霊を背負った男とそれの連れていた妖を。
 
 「それが終わるまではこの国のどこかだな」
 
 そのころにはもう歩き出している。
 
 「縁があったらまた会おう、じゃあな」
 
 ひらひらと手を振り、莉舟はどこへともなく消えていった。
 
 莉舟  鴛夜に向かって
98年01月01日:23時59分25秒
おろ……? / Ray
 二重送信してしまったかな?
 でも、秒迄同じとは……。
98年01月01日:23時55分23秒
訂正 / Ray
「若本 夫さん」でした。謹んで訂正させて頂きます。
98年01月01日:23時55分23秒
訂正 / Ray
「若本 夫さん」でした。謹んで訂正させて頂きます。
98年01月01日:23時51分54秒
『探』 / Ray
 さて、久しぶりの鴛夜です。
(因みに、最近鴛夜のイメージCVを変更しました。新CVは「若本 則夫さん」(as「神我人」in『天地無用! 魎皇鬼』)です。結構「らしい」でしょう?)
 
「あの・・・お守りはよろしいですか?」
 沙雪の言葉に、ふと我に返る鴛夜。
「……ああ、大事に仕舞って置くが良い。
 何せこの私の気を変えさせたのだから、御利益は保証付きだろう。」
 そう言って、手にしお守りを無造作に放って渡す。
 そのまま視線を莉舟へと転じる。
「そう言う事なので、この娘は此方で預かる事になるが……。
 君の方はこれからどうする心算かね? どうやら何かしらのつてはある様だが。
 差し支えなければ教えて貰いたいね。」
 激しかった咳は治まり、代わって本来の傲岸不遜な態度が戻って来た様だった。
 
 謎の陰陽師 鴛夜 より 莉舟 へ
98年01月01日:23時09分05秒
要らざる補足 / Ray
 因みに、左衛門佐が小十郎に対して『片倉殿』と呼んで居るのは、「本来真那の家人では無く、咲夜の陪臣とは言え客将である為」です。
 他の連中は概ね「一族郎党」か、「(真那の)傭兵上がり」ですので名で呼ばれます。(ですから、出来れば咲夜の方も家名を教えて下さいね、Dr.)
 後、証人達に対しても結構腰が低いのは、(左衛門佐の裡では)自分が今回の事件の『総責任者』だからです。(つられて村雨くんの方も腰が低くなって居ますが)
98年01月01日:22時58分47秒
では / ジョーカー
 御大将のところを「左衛門佐様」と言う風に読み替えて下さい。
 「真那様」では誰が誰だかわからなそうなので。(見当は付くだろうけど)
 「雪村殿」と言う呼び方ははその辺にいた者に話すにしては
 気安すぎるような気がするので、とりあえず別の場面で使いましょう。
98年01月01日:22時48分53秒
『裁き』の場にて(其の弐) / Ray
 いやあ、一寸見ない間に白熱(暴走編も含めると最早”爆裂”)して居ますね。
 感想としては一言「若いって良いねぇ……」。(って、私やそこまで歳かい!)
 ジョーカーさんの質問に対しては、以下の通りです。
「白衣衆は、通常『真那様』やら『左衛門佐様』と言う風に呼んでいます。
 主治医である柴宗なら、余人の居ない時は特に『雪村殿』と名前で呼ぶ事があるかも知れません。
 この辺りの呼称の区別は、真那家の気性である『(良い意味の)大雑把さ』の為、さほど厳しい物ではありません。」
 
 一連の議論に、左衛門佐と村雨は只静かに聞き入っていた。
 この場で何かを言ってしまえば、それは決定的な一言と成る。それを知るが故二人は共に沈黙を守り、議論の行方を見極めていたのだった。
「…………上に立つ者というのも大変ですなぁ」
 それを見透かした様な柴宗の言葉に、左衛門佐は只々小さな苦笑いを返すのみであった。
 
「蒼馬、そして片倉殿、私には法を枉げる事は出来ぬ。」
 沈黙の帳を破って、左衛門佐が静かに語り始める。静かな、しかし迷いの無い力強い声で。
「人が人を裁いてはならぬのだ。特に裁く側が『力を持つ者』であるならば、それは必ず何時かは『独善』へと行き着く事になる。
 人を裁き得るのは法のみ。そして法は恣意によって枉げられてはならぬのだ。そうなってしまえば、既に法は法では無い。
 そして『赤備え』が為した事は「それが如何なるものであれ」全ては『真那』に……延いては『私』に全責任がある。
 故に、私にはこの者達を許す事など出来ぬ。法が私に求めている責務を果たすのみ。
 それが出来るのは私では無く、そちらに居られる……被害に遭われた方々にのみ許された権利だ。
 良く覚えて置くが良い、『裁き』とは『この場の者のみ』の為では無く、『後に続く者』の為にこそ有るのだと言う事を……。」
 そう言い切る左衛門佐の表情は、毅然としていながら何処か哀しげにも見えた。
 
「当家の事情でお騒がせ致して申し訳ない。
 では証人の方々、そちらから付け加えられる事がござれば、どうか遠慮なさらずに申されたい。
 この場にては、如何なる配慮も無用でござる。お手前方に危害が加えられる事は、誓って、決してござらぬ故。」
 左衛門佐の話が一区切り付くのを待ってそう言った村雨は、ひとまず場の中央を開けさせると証人達を招じ入れた。
 
 続きはみだれかわ枕さん(夕林)次第ですね。
 上記の様に左衛門佐の考え方の基本は『法治主義』ですね。(結構西欧式の『自然法』等の思想も混じって居ますが)
 本来は『弾力的な運用』こそが信条ですが、今回は自身が『総責任者』ですので、自分からそれを持ち出す可能性はありません。
『堅物の理想主義者』と言う奴は、こうなると結構厄介ですよ。(笑)
98年01月01日:21時09分10秒
柴宗 / ジョーカー
 「……おやおや。走っていってしまわれた。
 よっぽどお急ぎのようですな」
 
 馬耳東風とばかりに蒼馬は柴宗を無視して走り抜けていってしまった。
 その先にある陣幕に飛び込み、何やら叫んでいる。
 側を通り掛かった者に丁寧な口調で子細を聞く。
 快くとは行かないが見知っていたこともあり教えて貰えた。
 
 「……ははぁ、そう言うことですか。いや、かたじけない。
 では私は御大将の薬の時間ですので。…え?あの陣屋に?
 手間が省けましたね。では私はこれで」
 
 礼を言うと陣屋に向かってゆっくりと歩いていく柴宗だった。
 
 ――――――――――――――――――――――――――――――――
 
 蒼馬と小十郎のやりとりを背中で聞きながら筧や夕林、六郎達にお茶を入れて廻る。
 
 「さ、身体が暖まりますよ」
 
 小十郎や蒼馬に近付くと斬られそうなのであえてお茶は入れない。
 
 「心を鎮める薬湯です。お呑み下さい」
 
 左衛門佐、村雨にも注いで廻る。
 
 「…………上に立つ者というのも大変ですなぁ」
 
 二人に注ぐ際にそんな感想を漏らす柴宗だった。
 
 柴宗 方々に向かって
 
 少々無理があるかも知れませんが、そこは主治医を任されている信頼で何とか。
 左衛門佐、村雨に注いだのは他の人たちのとは別物です。
 鎮静作用のある薬草を煎じてあります。まぁ気休めですが。
 
 ところで御大将と書きましたが白衣衆は赤備えにくっついているとはいえ
 指揮系統には関与していない、組み込まれていないはず。
 他に適切な呼び方をした方がよいでしょうか?
 特に主治医云々は個人的な関係のはずですので。
98年01月01日:19時56分28秒
おうおう、白熱しとるのう / ジョーカー
 >叩頭の礼
 
 これって地面に額を打ち付けるって奴ですか?
 
 柴宗はあまり口を挟まないことにしましょう。
 権限ないですし。でも赤備え剥奪となったら
 白衣衆でこき使って上げましょうか。
 禁を破りながらも恩赦で許され復帰となると
 士気と軍紀に関わる気がするのですね。
98年01月01日:18時27分15秒
蒼馬 / MARS
 じっと小十郎を見やる
 やがて目を離し、膝をつく
 左衛門座の声を待つ
98年01月01日:18時22分14秒
きれる小十郎 / Dr.李
 「この阿呆!」
 小十郎が立っていた。
 「そもそも、貴様十兵衛殿の言葉を聞いておるのか!」
 普段は感情を表に出さない漢(おとこ)が珍しく激昂している。 
 「甘えるな!自分の立場を考えろ!
 それにもしこいつらが人を殺していたら、
 弱いから許せと言えるか?
 強くなるまで待てと言うのか?
 やってはならぬ事だからこそ、起請文を書かせたのだ。
 それを徹底させなかったのはおまえだ、蒼馬!
 そもそも戦が弔い事だという認識が貴様にあるのか?
 行楽で遠征してるんじゃないんだぞ!」
 
 一気に言い切る。
 
 「もう一度、俺の口からいってやる。
 この事態を引き起こしたのはおまえの甘さが原因だ。
 そしておまえは、その責任から逃れるために死を選ぼうとしてるにすぎぬのだ。」
 
 ゆっくりと左衛門佐に向かう。
 
 「失礼つかまつりました。お続けくだされ。」
98年01月01日:17時32分43秒
蒼馬 / MARS
 「言ったろ・・・これだけは譲らねえ!!!」
 切れた口から血を拭い立ち上がる
 「起こっちまったら、そらしょうがねえ?冗談じゃねえ!!」
 筧に向かいそう嘯く
 「それじゃあ、これからがあるヤツは責任をとらなくていいのか?」
 捕まえられた5人の押さない顔を見やる
 「こいつらは単に弱かっただけだよ・・・筧のおっさん・・・小十郎や他のみんなより弱かった・・・だからってそれを殺すのか?こいつらに強くなる機会を与えないのか?」
 じっと地面を見つめ、再び筧に向く
 「死んだら無罪放免か?こいつらの犯した罪は死んだからって償えるのか?」
 その頬に涙が伝う
 「死んでもこいつらの犯したことは流れねえ・・・だったら生かして、そして自分のやったことを教えてからにしろって言ってんだよ・・・・」
 声がどうしょうもなく震える
 「俺はこいつらだけじゃない・・・他の奴らのためにも罰を受ける・・・それがどんなことか分かるためにもな!!」
 静かに、それでいて通る声が裁きの間に響く
 「俺は今まで罰を受けたことがねえ・・・それは決していい子ちゃんだったからじゃねえ・・・俺の身分のためだ・・・だがこんな俺に誰がついてきてくれるってんだ!!・・・だから俺はそれを譲る気はない!!」
98年01月01日:15時29分29秒
/ ハリ=ハラ
 お二人さん、ちょっとごめんね。
 
 「少し、よろしゅう御座いますか?」
 少し騒然としている場の中で、筧が発言を求める。
 黙ってうなずく佐衛門佐に対し、黙礼を返すと、筧は語り始めた。
 
 「では・・・・
  まず、蒼馬。お主は先ほど『誰だって嫌になる』そう申したな。
  それでは、この者らの他に、このようなことをしでかした者達は居るのか?
  そして『まだこれが初陣だ』とも・・・
  それでは、この者達のみが初陣か?
  この行軍に、初陣にて参加している者は他にも沢山おる。
  『行軍が辛かったから』や『初陣だから』は身勝手な理由付けにすぎん。
  いや、なればこそ、お主が監督し、このようなことを起こさぬようにするべきだったのではないのか?
  そして、なにより・・・」
  
 いったん言葉を切る。
 
 「お主がこの者達と共に罪を受けようと言うのは卑怯だ。
  お主はそれで良いかもしれん。
  だが、お主の指揮する左翼の兵達はどうするのだ?
  二度とこのようなことが起こらぬよう見守ることが、お主がせねばならないことではないのか?
  左翼の兵達の命を守っていくことこそが、お主のつとめではないのか?
  お主がここでこの者達と共に罰を受けるはそれを捨てること・・・
  単なる逃げと同じよ。」
 
 しばしの沈黙。
 
 「・・・次に小十郎。
  『未遂』と一口に言っても、二通りの形がある。
  『しなかった』未遂と『出来なかった』未遂・・・
  これらは、同じ『未遂』としても大きく異なっているであろう。
  『しなかった』未遂は、当人の心・・・いわば『理性』によって止められたもので、こちらはわしも酌量の余地はあると思う。
  だが『出来なかった』未遂の方は、単に失敗したに過ぎぬ。
  この差が分からぬお主でもあるまい・・・」
 
 ここで再び佐衛門佐の方へ向き直ると、一つ提言をした。
 
 「御大将、いかがで御座いましょう?
  ここで、証人の方々から状況の説明及び意見をお聞きになるというのは。
  事実の再確認という事からも適切かと思われますが・・・」
98年01月01日:12時53分57秒
小十郎 / Dr.李
 (この馬鹿!)
 一瞬だけ天を仰ぎ見る。
 (話をややこしくしてどうする?)
 決断は一瞬、そして速やかに行動に移る。
 (いささか茶番ではあるがな・・・)
 内心かなりの渋面である。
 
 「控えろ、蒼馬!」
 素早く出ていき、胸ぐらを掴まえ、立たせる。
 「裁きの場に乱入し、事もあろうに、御大将への暴言を吐くとは何事か!」
 鉄拳一発。そして真那 左衛門佐に向き直り、すばやくひざを着く 
 「狼藉申し訳ございません。しかしながら裁きについて申し上げたきことがございます。」
 沈黙が下りる。
 その沈黙を了承と受け取る事にして、小十郎は話を続けた。 
 (下手をすれば喪門神殿に首を飛ばされるな)
 「こたび、軍律違反をおかしましたこの者たちは、まだ日も浅く、充分な指導をするまもなく戦に参加することになりました。
 その結果、このような事件をおかしましたこと、御大将のお怒りにふれること必定。
 しかしながら、結局未遂に終わりました。
 罪を罪として裁くは当然として、未遂を極刑とするならば未遂に終わらなかった場合には、それ以上の事をせねば刑になりませぬ。
 どうかご再考を!」
 
 叩頭の礼をもって頼み込んだ。
98年01月01日:09時22分47秒
ついでに蒼馬 / MARS
  「ちょっと待ったあ!!」
 絶叫が裁きの間にこだまする。
 そこには蒼馬が仁王立ちに立っていた
 「まずはご迷惑おかけしたことまことに申し訳ない!!」
 すっと六浪達の前に立ちいきなり土下座を始める。
 まるで額を割るかのように勢いよく地面に頭をたたきつける
 そして改めて蒼馬は左衛門佐に向き直る
 「こたびのこと、御大将に起きましてはまことに申し訳ない!!これはひとえに指導を怠った朝倉蒼馬の責任!!」
 じっと見つめ
 「なればこの者達のみを裁くは不当なり!!」
 あまりに意外な物言いだった。
 「形式張ったことはこれまでだ・・・真那の大将・・・もしこいつらを裁くってんならおれも裁け」
 村雨と蒼馬の間に殺気が立つ
 「大体、あんたの無茶な行軍が招いた結果だ!!もしこいつらを裁くってんならおれはあんたについていく気はねえ!!」
 「確かにこいつらのやったことは正しい事じゃない・・・が、あんたが招いたことでもあるんだぜ・・・え、大将!!」
 一気にまくし立てる蒼馬
 「確かに今戦場にいる人間も大切だ・・だがな・・・この行軍に参加してる奴らはどうなんだ?ただでさえ疲れ果てているのに、この上命を懸けようってんだ!!誰だって嫌になる!」
 呼吸を整えもう一度話し始める
 「確かに制約はしたさ・・・それでも、こいつらは、まだこれが初陣だ・・・戦場のつらさも厳しさも知らねえ!!それを参加させたのもあんただ!!」
 ねめつけるように蒼馬は左衛門佐を見やる
 「もしここでこいつらに罰を与えるなら俺もその罰を受ける!!これを譲る気はない!!」
98年01月01日:08時59分38秒
沙雪 / MARS
 ならば・・・
 
 
 「よろしくお願いします。」
 と沙雪は改めて頭を下げる
 グシグシ・・・
 涙を拭い鴛夜を見上げる
 「あの・・・お守りはよろしいですか?」
 
 
 というわけでお守り返せとさ鴛夜くん(笑)
98年01月01日:03時57分05秒
『裁き』については / Ray
 刑罰自体は「斬首」ですが、一応或る程度の「指揮官裁量」も認められて居りまして、減刑の可能性もある訳です。
 尤も、敢えて左衛門佐の怒りの矢面に立とうとする「奇特な」人間は『この場には』居ないと思いますが……。
 筧さんにその気は無いし、小十郎くんもそこまでするかは疑問。
 と成ると、後は蒼馬くん(ほぼ確定)か夕林さん(不明。但し「食い物の恨み」アリ)次第でしょう。
98年01月01日:03時38分30秒
『裁き』の場にて / Ray
『裁き』自体は公開が原則ですので、略式とは言え隊長クラスの者が何人かは列席しています。(原隊に戻って話を広める為)
 本来なら、全部隊から代表として集められる筈ですが、今回は極限られた人数に成りました。
 
「御大将。用意整いましてございます。」
 筧の言葉に左衛門佐が一つ頷く。『裁き』はそれで始まった。
 
「……集団での脱走に民家への押し込み、傷害……以上相違ござらぬな筧殿、それに証人の方々?」
 氷の様に凍てついた『喪門神』の声が5人の罪状を並べ上げて行くに連れ、周囲の温度が下がってゆく様にも思われた。
 咳き一つ漏らす者さえ居ない。『赤備え』を剥ぎ取られ、高手小手に縛り上げられた脱走兵達は、生きた心地もしなかったに違いない。
 その場に居合わせた者達の視線は、自然と正面の上座に座す『御大将』の方へと吸い寄せられては、避ける様に逸らされる。
 静かに、沈黙を守って床几に座す左衛門佐。端正で線の細いその容貌は、そうしているとまるで氷に刻まれた彫像の様にも思える。 
 
「ここにその方らが入隊時に書いた起請文がある。内容については事前に説明を受けておろう。」
 村雨が取り出したのは5人分の起請文(神仏に誓った誓約書)である。
『赤備え』に入る為には、命令と軍規に対する服従を予め誓約する事が決められている。「命に代えても……」である。
「その方らは軍規に違反した……それも最も戒められた罪において、だ。
『真那に二言無し』……故に誓約は果たされねばならない。罪状に対する処罰は明記されている。」
 一旦言葉を切り、周囲を見渡す六郎。
「異議のある者は居らぬか?」
 それは形式上の問い掛けであった。
98年01月01日:01時32分21秒
鴛夜の方は / Ray
 一応、「差し伸べられた手」(Play3 LOG001参照)で沙雪に話し掛けた時点で止まっております。
 その上で反応待ちをしていたのですが……。
97年12月31日:23時33分32秒
あれれ? / MARS
すいません、柴宗の呼びかけを見落としてました。
多分アウトオブ眼中なんでしょう。
それと、沙雪に関してはもうすでに守矢のお世話役を申し込んだはずですが?
とりあえず、泣いてはいますが鴛夜の反応をまっすぐ見つめております。
97年12月31日:22時03分30秒
なるほどね / ハリ=ハラ
 沙雪さんがきちんと本人の意思を表明してくれんと話が進めれんのですか。
 
 しかし、どうも辞書の調子がよくない。
 やっぱり、実家のマシンでは勝手が違うのう(大嘘)
97年12月31日:21時54分50秒
うちの獅明ちゃんも / ハリ=ハラ
 新しいトモダチが出来れば喜ぶだろうし・・・
 そうねぇ、二人の間を取り持つ『哀の天使』役なんかが出来ればあたしも嬉しいんだけれど。
 必要があったら声をかけてね。
 あの子もきっと張り切ってやってくれると思うから。
97年12月31日:21時50分25秒
しかし / ジョーカー
 とりあえずの話の論点が沙雪の身の振り先なので
 それが分からないとどうしょうもないのですな。
 そのうち泣きやむでしょう。
97年12月31日:21時46分22秒
でも / ハリ=ハラ
 沙雪は泣き崩れちゃってるから、反応は返ってこんのでは?
97年12月31日:21時32分37秒
あれはですね / ジョーカー
 >鴛夜と莉舟の会話もどうなっているんだろう?
 
 莉舟の反応は沙雪の反応待ちです。でないと決められないので。
97年12月31日:21時26分10秒
無視じゃなくて / ハリ=ハラ
 これから反応する所なんでしょう。
 んで、その後裁判になぐり込むってえ寸法では?
 
 まあ、無視と言えば獅明も未だに守矢君の横を通り抜けようとしているところで止まっていますが・・・
 鴛夜と莉舟の会話もどうなっているんだろう?
97年12月31日:21時18分43秒
あれ / ジョーカー
 楯岡 柴宗が蒼馬に話し掛けているのに無視されている。
 かなしーなー。(全然悲しそうじゃない)
97年12月31日:14時42分50秒
それなら / ハリ=ハラ
 次の場面で裁判にしちゃいます?
 案内するって言ったって、あんまり話すこと無いし・・・
 動くとしてもこんなもんかな?
 
 「長らくお待たせいたしました。
  では、どうぞこちらへ・・・」
 そう言って、夕林達三人を案内する。
 
 さほど歩かずに裁きの場に着く。
 そこにいるのは、御大将・佐衛門佐。
 馬廻衆筆頭、『葬門神』村雨 六郎。
 左翼代表・片倉 小十郎。
 脱走した『元』赤備え、五人。
 
 本来であれば、これに足軽大将や十二勇士など各隊の責任者が列席をするのだが
 今回は時間もないため略式で行われることになったのだ。
 
 「間もなく始まりますので・・・」
 
 そう言って場の一角に設けられた証人席へ三人を座らせる。
 そして、膝をつき正面の佐衛門佐に一言
 
 「御大将。用意整いましてございます。」
97年12月31日:14時07分44秒
らじゃあっ! / みだれかわ枕
 夕林や六郎も特に現時点での行動は無しです。裁判中に動くことにします。
97年12月31日:11時42分07秒
任務了解・・・ / MARS
 なら裁判始めちゃって下さい!!
 途中で飛び込みます!!
 
97年12月31日:03時11分07秒
いえいえ / Dr.李
 思ったとうり行動してくださって結構ですよ。
 多分咲夜もかまってくれる小十郎がいなくて暇なんでしょう。
 第一軍務をしていれば、裁判は欠席と言うことになりそうですから、それではあなたの今までの書き込みはなに?ということになります。
 ですから、統率はしなくて結構です。咲夜がやってますので。
 
 頑張って裁判に臨んでください。
 
 どうもMARSさんはあれこれやろうとしすぎるようです。
 歌舞伎ものなら歌舞伎ものらしく、正々堂々、真那の御大将相手に歌舞いてください。
97年12月31日:01時18分51秒
ををを / ジョーカー
 なるほど、そりゃ勝てないや。人間として。
 こいつは外見が赤ひげなだけで中身はかなり別ものです、多分。
 助からない人間に労力を注ぐよりは下手すると見捨てて
 一人でも助かる人間に労力を注ぎかねない奴です。でした。
 ね、勝てないでしょ?
97年12月31日:01時14分58秒
創設者については / Ray
 実は余り考えて居ません。ここに居ないのは確かですが。
 何かジョーカーさんの方で考えて居られる事がある様でしたら、お教え下さい。
 面白そうなら、採用させて頂きます。
(大体「樹楠 杏里」=「アンリ・デュナン(赤十字設立者)」ですから、
 親の事までは考えて居なかったのですね)
97年12月31日:01時05分00秒
応急手当については / Ray
 単純に能力値の差かも知れません。
 事、看護に関してはベースが【共感】ですから。(9の<上級>です)
 杏里さんの補佐に関しては宜しくお願いします。特に経理なんかをさせると「頭が痛くなるのぉ」だそうですので。
 
 それから蒼馬くん、
 軍事法廷はもうすぐ始まっちゃうから、戻っている暇はあまり無いと思うよ。
 弁護がしたければ、急がないと「略式」で終わらせちゃうからね。
97年12月31日:00時48分55秒
それは・・・ / MARS
 なんだ、兵達の統率をしろって事か・・・
 それならその役目をやらせて下さいな。
 蒼馬は単に対人関係では歌舞伎ものを気取りますけど、結構マメマメくんなんで。
 その後で裁判の場にいます。
 だめでしか?
 ところで軍務って具体的に何するんやろうか?
 どうもピンとこない
 とりあえず、教えて下さい。
 ああ、これは雑談所のネタか?
97年12月31日:00時40分54秒
医術というと / ジョーカー
 技能で言うならば<蟲術>と<応急手当>ですよね。
 しかも蟲が無限にあるはずもないから治療の中心は
 <応急手当>のはず。杏里さんが天才的だというなら
 柴宗の<応急手当>は級を一つ下げることにします。
 中級になるかな?
97年12月31日:00時22分35秒
分かりました / ジョーカー
 ではそーゆーことで。
 何なら副代表(実質、杏里さんの補佐)まで引き受けましょうか?
 ただ一言。この人実はけっこー共感低いです。
 白衣衆に入るまではバリバリの蟲使いだったので。
 いささか物事をロジカルに考える癖があります。
 そのくせして白衣衆をやっているんですが。
 
 蒼馬君。彼は味方だとは思わない方がいいよー。
 
 あ、それから杏里さんは白衣衆創設者の娘なんですよね?
 創設者の方は存命なのでしょうか?
97年12月31日:00時12分27秒
楯岡 柴宗さんへ / Ray
「赤ひげ」ですか……では、柴宗さんにはうちの左衛門佐ちゃんの主治医をお願いしますね。
 杏里さんの方は、端から見ていてひどく「危なっかしい」もので。
(いえ、本人は「普通にしている」心算なのですが、周囲とのテンポが一寸違う方でして。
 これで腕が拙ければ『白衣衆』代表の地位も危ないのに……その点は天才的なんですよね)
 それと『白衣衆』は、飽くまでも「同行している」だけ(左衛門佐からの援助は受けますが)ですので、
「中立」の立場は(あまり大っぴらには)崩さない様にお願いします。
97年12月31日:00時09分15秒
ちなみに / ジョーカー
 柴宗は左衛門佐のところに薬湯を入れに行くところです。
 これが苦いんだ。(笑)
97年12月31日:00時02分28秒
唯一の希望は / Ray
「被害者側」からの口添え位でしょうか。それでも無罪放免には成り得ませんが。
 軍規という物は、戦場という極限状態の中で「兵士として行動させる為の規範」ですから、
 厳しくなるのは自明の事なのですね。(ある意味「一罰百戒」にする必要があるから)
 ここで5人を斬る事で、軍全体の規律を引き締める事が出来るならば、「無駄では無い」と言える訳です。 
97年12月30日:23時58分49秒
ぎゃあいきなり間違えた / ジョーカー
 柴集ではなく柴宗です…って、莉舟と読みが殆ど変わらん。(汗)
97年12月30日:23時55分18秒
楯岡 柴集の外見 / ジョーカー
 白装束に身を包んでいますが結構大柄でその上髭面です。
 分かりやすく言うと赤髭みたいな感じ?うろ覚え何で
 自分でもよく分かっていませんが。武器は何も持っていません。
 蟲使いですし。とりあえず技能で決まっているのは蟲術と応急手当だけとゆー。(苦笑)
97年12月30日:23時49分24秒
医を生業とする者 / ジョーカー
 「もし、蒼馬殿。そんなに急いでどこに行かれるのかな?」
 
 のんびりとした声を血相を変えた蒼馬に掛けたのは外見三十絡みの男だった。
 名を楯岡 柴宗(たておか ししゅう)と言い、白衣集に属する者である。
 医の道に通じ、縁会って左衛門佐の主治医の真似事をしているため
 蒼馬ともいささかの面識があった。
 
 「先程からなにやら騒がしいが…それに関わることですかな?」
 
 柴集 蒼馬に向かって 
 
97年12月30日:23時36分08秒
筧も / ハリ=ハラ
 軍律違反が首を切られるのは当然と思っています。
 助ける気も更々ありません。
97年12月30日:23時34分25秒
筧 十兵衛 / ハリ=ハラ
 「では、私は証人の方々を呼んで参ります。」
 
 そう言って、本陣から下がる。
 
 「さてさて・・これが蒼馬の成長材料となってくれればよいのだがな。
  奴は甘すぎる。
  その甘さがどんなことを招いたか・・・
  まあ、一度身にしみて味わうのもよかろうて。」
97年12月30日:23時31分45秒
小十郎 / Dr.李
 (むう、これでは・・・難しいか。)
 いたずらに兵を損なうべきではないが、規律をみだりに乱すものでもない。
 (さて、どう言ったものか・・・?)
 
 
97年12月30日:23時27分57秒
とりあえず / ハリ=ハラ
 筧の陣屋でお休みいただいてる方々に動きがあればそれを待ちましょう。
 筧を下げさせるので、到着するまでにやりたいことがあればやっておいてください。
97年12月30日:23時18分28秒
『喪門神』 / Ray
「御役目ご苦労、筧殿。
 ”証人”と申すからには、やはり何かしでかして居ったのだな?」
 招き入れられた仮陣屋の中には、二人の「朱武者」が居た。
 左衛門佐ともう一人『赤備えで最も畏れられる男』……馬廻衆筆頭「村雨 六郎」が。
『喪門神』−”死神”の異名は伊達では無い。
 最も重要な局面で投入される最精鋭部隊『馬廻衆』を率いて、幾多の死闘を制して来た実績と、
『赤備え』内部に於ける軍律の厳正な施行者としての役目とが、彼に近寄り難い程の畏怖を付与していた。
 その経歴こそ語られる事は無かったが、最古参の「霧影」に次ぐ軍歴を有するこの年齢不詳の優男は、
 紛れも無く『赤備え』の柱石の一つであった。
 
「……であれば、捨て置く訳には行かぬな。」
 そう言いながら面を上げる左衛門佐。それを見た筧は内心で溜息を吐いた。
(御大将の逆鱗に触れたか……他の事ならいざ知らず、この件に関しては『情状酌量』は望み薄だぞ、蒼馬よ)
「では、直ちに代表者を集めて裁きを下すと致しましょうか。
 それ程時間に余裕がある訳で無し、略式でも構いますまい。」
 使い番の者に矢継ぎ早に指示を下す六郎。裁きの準備は直に整う事だろう。
 
 仮陣屋にて
97年12月30日:23時12分15秒
小十郎 / Dr.李
 「一応、来るなとはいっておきましたが・・・。」
 少し渋面。
 「おとなしくしてるとも、余り思いませぬ。
 最悪、後先考えず直訴という可能性もござる。」
 ふう、ため息を吐く。
 「正直、それがしも責任がございます故、
 蒼馬の気持ち分からぬではありませんが・・・。
 普段ならせめて打擲くらいに減刑出来もしましょうが、
 この冬峨攻めという時期が悪すぎますな。」
97年12月30日:23時06分27秒
勘違いされてるようですが・・・ / Dr.李
 咲夜は狼藉者は縛り首が当然と思ってます。
 
 この辺、帝王学という技能を持ってるか持ってないかの違いです。
 励ましてるとも思えませんが、はっぱかけてるのは事実ですね。
 
 「っへ、姫様・・・そいつは俺に命令無視しろってことかい?」
 「ありがとよ!!じゃあ、ちょっくら行ってくるぜ!!」
 
 呆然と見送る。
 「はて?奴らの弁護は命令無視ではない気がするが。
 それに今やるべき事は隊規の締め直しのはずじゃがのう。」
 ついっとその場を立ち去る。
 「これ、各千人長!各自部隊を停止させ、妾の元へ参れ。」
 どうやら、自分でやる気になったらしい。
97年12月30日:22時29分28秒
蒼馬 / MARS
 強い反発心・・・それが蒼馬の胸でいっぱいになった
 「る・・・」
 しかし、そこで言葉を止める。
 『そうか・・・励ましてくれてんのか・・・馬鹿だな・・・俺・・・』
 「本とは一番辛いくせに・・・何かにすがりたいのに・・・なのに他人の心配か・・・』
 「っへ、姫様・・・そいつは俺に命令無視しろってことかい?」
 どことなく自嘲気味な笑み
 「ありがとよ!!じゃあ、ちょっくら行ってくるぜ!!」
 すっと立ち上がり、まっすぐと歩み出す。
97年12月30日:22時18分52秒
筧 十兵衛 / ハリ=ハラ
 「なに、かまわんよ」
 軽く返事を返す。
 「どうせ暇だったんだ。
  わしが一番動きやすくもあったしな。
  ただ・・・」
 少し言いよどむ。
 「蒼馬はどうする気かのう・・・」
97年12月30日:22時16分27秒
なるほど / ジョーカー
 それいいですね。あんまり戦術、戦略分からなそうなキャラなので。
 それにあまり矢面には立ちたくないのですよ、戦乱編では。
 戦闘系は五万といますしね。その線で作ってみます。
97年12月30日:22時02分25秒
ジョーカーさんへ / Ray
 『十二勇士』の方は一応全キャラの概略は決定致しました。残念ながら「蟲使い」は居ませんでしたが。
 
 処が実は、『赤備え』には「非戦闘員として」同行している連中が居まして……。
(本当は夕林さんと絡ませる予定だったのですが)
 名を『白衣衆(びゃくえしゅう)』と申しまして、戦場に於いて(戦闘自体は終わった後になりますが)
「”敵味方関わり無く”負傷者を手当する」と言う実に『赤十字』ライクな集団でなのですが、その大半が「蟲使い」なのです。
 設立者の娘でもある『樹楠 杏里(じゅなん あんり)』と言う「蟲使い」の女性はキープさせて頂きますが、
 この人は大変「ボーっとした」女性ですので、しっかりした補佐役等は大歓迎です。(笑)
 恐らく、今後夕林さんと関わる事に成るかと思われますので、その辺りを念頭に造ってみて下さい。
 ああ、主治医と言うのも良いですね。何せ【体力】4と言う「少年」並みの御仁ですし。
97年12月30日:21時53分14秒
小十郎 / Dr.李
 「十兵衛殿、お疲れさまでござる。
 泥をかぶらせてしまい申し訳ござらん。」
 律儀に頭を下げる。
 
97年12月30日:21時45分27秒
追記 / ジョーカー
 御大将 左衛門佐が身体弱いと言うのなら主治医と言うのも良いかも。
97年12月30日:21時37分30秒
咲夜 / Dr.李
 「ふむ。」
 咲夜は蒼馬をみる。
 考え無しと思われてる咲夜ではあるが、
 馬鹿ではない。
 「蒼馬よ。お主間違っておるぞ。」
 軽く腕をくんで見据える。
 「そもそも、お主自分の仕事をきちんとしておったのか?
 肝心の軍務は小十郎に、兵の指揮は幸広殿にまかせっぱなしで、
 お主はその時何をしておったのか?
 結局、お主は兵を甘やかせていただけではないのか?」
 辛辣である。
 「お主は、まだ戦に負けたことがない。
 赤備えにいれば当然であろうな。
 だが、戦に負けるは将の質も問われる事よ。
 お主、このままここで、小十郎の言うとうりにじっとしとくつもりかえ?」
 どことなく挑発めいた言葉だ。
 「もしお主に真に兵を思う気持ちがあるなら、
 もし本当に責任を感じておるなら、
 ここでこんな事をしておる暇は無いのではないかのう?」
 
97年12月30日:21時30分18秒
筧 十兵衛 / ハリ=ハラ
 本陣前に静かに滑ってきた船は、夕林達をおろすと霧散して跡形もなくなる。
 筧はそこに待っていた侍大将に五人を預け陣幕の一角に夕林・六郎・仁多衛門を案内する。
 
 「こちらで少々お待ちください。
  ご用がございましたら、こちらの者に何なりとお申し付けを」
 
 「くれぐれも粗相の無いように」
 そう手の者に言いつけると、佐衛門佐の所へ向かう。
 
 「ただ今戻りました。
  証人の方々は、私の陣にてお待ちいただいております。」
97年12月30日:19時26分29秒
蒼馬 / MARS
 「・・・・・・」
 蒼馬はふるいきり株に腰をかけ頭を垂れる
 「・・・・・・」
 ただ押し黙り、まるで石のような感じだ・・・
 「のう、鳥頭・・・何を考えておる。お前には珍しいのう・・・ゆ、夕飯のことか?相変わらずみすぼらしい頭よのう」
 「・・・・・・」
 笑って問いかける咲夜だが蒼馬は答えない・・・
 「姫様・・・今はおよしになったほうがよいですぞ・・・」
 蒼馬の後見人としてついてきた老人はそう咲夜をたしなめた
 「ああやって押し黙っているときは坊ちゃんの本当に悲しいときなんですよ・・・ですから・・・」
 ぽつりと何かが落ちる・・・それはうっすらとつもりはじめた雪を溶かし、地面にしみこむ
97年12月30日:19時16分53秒
ちょっと訂正 / ハリ=ハラ
 筧の『船』は空を飛んではいません。
 六郎さん達をこれ以上怖がらせないよう『地を滑るように』飛んできています。
 
 驚くことに変わりはないけど・・・(^^;)
97年12月30日:19時05分17秒
Rayさんへ / ジョーカー
 十二勇士に何人か空きが有りましたよね?
 蟲使いをやりたいのですがよろしいでしょうか?
 基本的な役割は前線に立つよりも治療役なんですけど。
 確か蟲使いって天羅では医者の側面が有りましたよね。
 軍医と言うことでどんな物でしょう。
97年12月30日:18時58分01秒
小十郎 / Dr.李
 「蒼馬、おまえは行かない方が良い。」
 「もし、おまえがいって、連中をかばえば、命令不服従と取られても仕方ない。
 そうなれば、御大将も困ると思うが?」
 冷静な目で蒼馬を見る。
 「おまえの気持ちもわからんでもないが、赤備えが赤備えであるためにこういうことも必要なのだ。
 この理屈がわからんおまえでもあるまい。」
 そういって、筧 十兵衛の元に向かう。
 「だからおまえは、ここでまってろ。
 もとより責任は奴らの管轄である我らにも非がある。」
 
 「姫様、野暮用が出来ました故、少々本陣にまいります、蒼馬と喧嘩などなされませんように。」
 「妾から仕掛けるのではないわ、小十郎。
 行軍中故、手早くはたすがよい。」
 「御意。」
 
 そういって本陣の方に向かった。
97年12月30日:18時37分35秒
蒼馬 / mars
 「っんなこたーわかってる!!だから取り返しがつく前に連れ戻す!!」
 蒼馬には珍しく怒気のはらんだ声
 「分かってくれよ・・・小十郎・・・」
 自分の声に驚きなだめすかすように小十郎に問いかける
 『かっこわりーな・・・今の・・・』
 そして、空から二艘の船・・・・
 「あれは・・・筧のおっさんか・・・遅かったな・・・」
 蒼馬は強く拳を握り・・・・
 「ちっくしょう!!!」
 ガシン!!
 杉を強く打ち付ける
 はらはらと雪が舞い始める・・・・
97年12月30日:16時56分57秒
さて、どうしよう・・・ / ハリ=ハラ
 足としては式を使うつもりだったんだけど、ここでいきなり式を出すと六郎さん一家が大パニックになりそうだな・・・・
 まあ、仕方ないか。
 
 「分かりました。それでは、どうぞこちらへ・・・」
 そういうと、雑兵たちを引っ立て歩き出す。
 
 「なあ、おっさん。見逃してくれよ・・」
 「そうだぜ。結局、俺たちゃ何もしてねえんだからよお。」
 「頼むよぉ・・ちょっと魔が差しただけなんだ。」
 「ああ、こんなこたぁ二度としねえよぉ・・」
 「心を入れ替えるからさぁ・・・」
 
 雑兵たちは、口々に言い訳をする。
 だが、それに対して筧が答えたのは、
 
 「民草に対する狼藉は、これを堅く禁ずる。
  これを破りし者、上下の別無く厳罰に処す。」
 
 すっかり静かになった五人と元から静かな夕林たち三人を連れ、筧は村はずれの広場にでる。
 そして、懐から紙を取り出すと筆をはしらせ式を打つ。
 
 「さあ、お乗りください。
  大丈夫、すぐに戻れますから・・・」
 
 雷鳴のような響きとともに現れたのは二艘の船。
 その片方に雑兵たちを積み、もう片方に夕林達と共に乗り込む。
 
 全員を乗せた船は、滑るように走り出した。
97年12月30日:06時57分18秒
うんうん / Ray
 でも、この場合未遂だろうと関係ないのね、実際。
 彼等は「しなかった」のでは無く「出来なかった」だけな訳だし。
 軍律を守る為には違反者をホイホイ許す訳には行かないし。
 だから、情状酌量が認められる可能性は「被害者側が」申し出た場合に限られるでしょうね。
 で無ければ前述の様に「介錯刀」の出番です。
 
「介錯刀」は、モロに「エクスキューショナーズ・ソード」。
 きっちり両握り分の柄に厚重ねの直刀(ここだけ違っています)の、極めてシンプルな拵えです。斬首専用の「儀式刀」ですね。
 
 さて、ご招待するのは別に御三方のみでも問題ありませんので、次辺りで仮陣屋まで到着して下さい。
 軍事法廷を開廷致します。弁護士は蒼馬くんが勤めますか? 検事役は村雨さんが、裁判官は左衛門佐が勤める事に成りますが。
97年12月30日:04時43分35秒
庄屋と農家と旅の尼 / みだれかわ枕
 ええと、この調子だと行きがかり上わたしが庄屋さんも担当するのでしょうか? 夕林と六郎一家5人に加えて庄屋さん……全部で7人を同時に同じ舞台で……脱走兵たちはハリ=ハラさんやMARSさんに差し上げます。もぉ、モルモットでもなんでも、好きなようにしてあげてくださいませ。
#妖編の餅の数といい、六郎一家の数といい、脱走兵の数といい、どうやら5という数字
#がわたしは好きみたいですね。
 
 
「あ、いや、んだども……」
 十兵衛に丁寧に話し掛けられ、ますます萎縮してしまう六郎。しかし、いつこの男の気持ちが変わって、家族皆殺しにされてしまうか、分かったものではない。
 しかも、さっきまで泣いていた旅の尼さんも、よくよく聞いてみればこの男に喧嘩を売るようなことを言っているではないか。
 これは、何としてでも家族は守らねばならない。自分も助かれば御の字だが、妻と子供三人は……いや、最近ゆきは「月の物がない」といっていた。もしかすると四人目の子供を授かったのかもしれない。
 
 ……家族を、守らねば。
 
「そったらことでしたら、おらと庄屋さまだけでよろしいでしょうか? 嫁っこたちは……その、内職をせねばなんねぇので」
 六郎は、この時初めて嘘をついた。30年以上生きて、初めてついた嘘である。
 
 
「おっとう、庄屋さまを連れてきただ!」
 そのとき、一番上の娘が飛び込んできた。その後にこの集落の庄屋、仁多衛門(にたえもん)。体格は六郎とそれほど変わらない。頬もこけている。庄屋だからといって、けして裕福なわけではないのだ。
「お召により、参りました。この村の庄屋、仁多衛門と申します」
 土下座し、挨拶する。
「話はこのお冬から聞いております。わたしらに御用とのことで……」
 
 
 夕林は、一応すぐに動けるように重心を少しずつずらしていく。正直いって、何がどうなるか分からない。「しかし・・・純粋でよろしいですなぁ・・・」といわれたときには、とりあえず「はぁ」としか言わなかった。
 基本的に人のことを疑わない夕林であるが、何しろ粥が台無しになった直後である。さすがに十兵衛のことを疑っていた。この国で始まる戦のこともある。十兵衛には気をつけた方がいい。そう考えた。それに、ご飯をくれようとしたいい人――六郎も、十兵衛が六郎たちに何か危害を加えようとしているとかんがえているみたいではないか。
「ええと、それじゃあ、私たち三人で、いいですよねぇ? 早く行きましょ?」
 六郎と庄屋の二人ならば、守れると判断しての言葉である。
 
 
 六郎、仁多衛門、夕林から、十兵衛へ
 
 さぁ、六郎のデータを作ることにしよう!(笑) 作成点150点ぐらいかなぁ。ただのNPCにしては、ずいぶんと意志が強そうだし。
 それにしても、なんかPLAY3では弄ばれるキャラばっかりだなぁ、わたし。
97年12月30日:02時57分26秒
ちゃちゃいれ / 蒼
 で誰が貧乏籤を引いて小十郎と蒼馬の間に立つのかね?
 一人じゃなくてもよさそうだけどねえ。
 小十郎を宥めるか、蒼馬を引き止めるか。
 どっちも神経が磨り減るんだろうねえ。はっはっは。
 では、ROMにもどるだ。がんばりゃ。
97年12月30日:01時14分06秒
あのなぁ。 / Dr.李
 くそ真面目絵に描いたような小十郎が許すわけなかろう。
 「脱走?重労働30日位か、民への狼藉は打ち首、未遂なら・・・」
 少し考える。
 「懲罰棒15回程度にとどめておくか・・・。」
 ちなみに懲罰棒はしばらく足腰たたなくなります。
 その後重労働。
 当然の処罰ですね、小十郎はそういうことに情け容赦ないですし。
97年12月29日:20時36分06秒
おお! / ハリ=ハラ
 介錯役と言えば、みんなのあこがれの的の名誉職。
 格が違ってきますからね。
 やっぱ、介錯刀は厚重ねの直刀ですか?
 柄に近い刀身に何か彫ってあったりして・・・
97年12月29日:20時08分22秒
だから蒼馬は / MARS
 些細なことなら一発殴ってから上に報告しないことしばしば・・・
 だから立場的にも弱かったりするんですよ、多分・・・
97年12月29日:19時59分14秒
甘いです / Ray
 軍規違反に関しては、『馬廻衆(近衛部隊)』の内『黒母衣衆』の担当になります。
 未遂とは言え、民草への狼藉を許す様な左衛門佐ではありません。(彼にとっての”逆鱗”なのです。”疾風”ウォルフと同じくね)
 帰ってきた彼等を待つのは諸隊の代表を集めた軍事法廷と『馬廻衆』筆頭村雨六郎くんが持つ「介錯刀(エクスキューショナーズ・ソード)」以外に無いでしょう。
(夕林さん辺りの口添えが無ければ……ね)
 
97年12月29日:19時23分10秒
おやおや / ハリ=ハラ
 以外と面倒見がいいのう。
 それから、一応足軽大将からの報告は来てると思うのだが・・・
 まあ、たぶん聞いてなかったんでしょう(笑)
 とりあえず、こんな事をしたからには筧預かりで実験につきあわされると言う最悪の刑罰が彼らを待っているでしょう。(にやり)
97年12月29日:19時13分26秒
蒼馬 / MARS
 「あれ?そういや小十郎・・・あいつら見かけないな・・・」
 いつも問題ばかりを起こしていた奴らが見あたらない。
 ここ最近は疲れのせいか静かだったが・・・どうやら脱走らしい
 『だとしたらやべーよな・・・悪くすりゃ軍中引き回しの上に獄門だぜ・・・』
 その問題児に何かと目をかけていた蒼馬は気が気ではない
 『あいつらも決して悪い奴らじゃないんだ・・・魔がさしたくらいで処刑ってのは避けたいんだがなあ・・・・』
 「わりい・・・ちょっと探してくる」
 
 
 というわけで問題児はうちのとこの兵にしましょう。ちょうどチェリーボウイ達のおもりをしてるみたいですから。
 というわけで早く戻ってきて筧
 
97年12月29日:13時40分30秒
こまったね / ハリ=ハラ
 「ああ、少し落ち着いてください。
  粗相があったというわけではないのですよ。
  ただ、あなた方に正式にお詫びをし、この連中の処罰を見届けていただきたいだけなのです。
  ですから、頭を下げるべきはこちらなのです・・・」
 
 もっとも、ここで頭を下げても六郎はさらに混乱するだけだろう。
 とりあえず、庄屋の到着を待つしかないか・・・
 
 「貴方が謝ることは何もないのですよ・・・
  ですから、どうか顔を上げてください。」
 
 土間に顔を擦り付けている六郎を起こす。
 
 「・・・村の代表の方にも来ていただくのはこの為です。
  ふつう、村の方々はこういう事に慣れていません。
  そのため、些細な行き違いから混乱してしまうのです。
  その点、村長などは多少対応ができます。
  まとめ役の方がいれば、少しは安心もするでしょうし・・・」
 
 それから、夕林の方を向くとにっこり笑いながら言った。
 
 「しかし・・・純粋でよろしいですなぁ・・・」
97年12月29日:04時02分11秒
水飲み百姓命乞い / みだれかわ枕
 え? 六郎一家もご招待なの? それは……よし、こうしてみよう。
 
 
「へ、へぇ、おらたちを、でごぜぇますだか、お武家さま?」
 ゆっくりと(本人は必死で)思考を巡らす六郎。
 なしてオラたちを呼ばなきゃならねぇだ?
 も、もしかして、何か粗相をしちまったんだろうか?
 はああ! おらはともかく、ゆき(彼の妻である)とわらしどもは許してもらわねば!
「ゆきっ! 庄屋さまのところに行ってこい! わらしどもも連れて行け!」
 そう叫ぶ。ゆきと子供たちは、六郎・十兵衛・夕林・縛られた雑兵たちを見比べていたが、すぐに家を飛び出していった。あの勢いなら、庄屋の家まですぐだろう。
 そして六郎は、全力をもって家族の命乞いを始めた。
「お武家さまっ! 粗相があったことはおわびいたしますだっ! おらはどうなってもかまわねぇですだが、せめて嫁っことわらしどもは、お許しをっ!」
 その場で土下座し、それでは不十分だと思って土間に飛び降り、額といわず鼻といわず、土に擦り付ける。
 その様子を黙ってみていた夕林だったが、とりあえず口を挟むことにした。
「え〜と、私がついていくのはいいんですけどもぉ、扉を壊された六郎さんが行くのも判るんですけどぉ」
 一瞬びくっとする六郎。やはりおらは粗相をしちまっただか!?
「庄屋さんってのが、わたしには判らないんですぅ。いったい、何をするつもりなんですかぁ?」
 とりあえず思ったとおりのことを聞く。
「やじろべぇ……じゃなくて、十兵衛さんでしたっけ? もしかして冬峨の国に攻め込むのって、あなたたちなんですかぁ? だったらわたし……」
 ゆっくりと立ち上がる。そしてにこりと微笑んで。
「その戦、止めようと思うんですけどぉ。わたしのやり方で人を守るって、約束しましたからぁ」
 脳裏には、朝日の中の九道の顔。夕林は、本気である。
 
 
 夕林から、十兵衛へ
 
 どうせ時代の流れに弄ばれるのなら、精一杯あがいてみようじゃないか、みんなっ!(笑)
#夕林だけでなく、六郎も足掻いてみることにしようなんて思うわたし(笑)
 きっと夕林を言いくるめるよりも、六郎一家を連れて行く方が難しいでしょう。六郎、すっかり誤解してますから(笑)。
 
 しかし夕林はなぜ彼らが攻めてきた軍隊だと考えたのか……状況証拠だけでものを言ってるんだろうなぁ。九道から少しは話を聞いていたとはいえ、判断するには十兵衛の物言いは慎重すぎるぐらいのものだったのに。
 
 ああ、そうだ。夕林の言っている「わたしのやり方」ですが、大体次のようなものです。
「関係のある人みんなに会ってぇ、一番悪い人に『メッ』ってします〜」
 ……まじかよ(笑)。
97年12月28日:23時41分15秒
それはね / Dr.李
 わざとひねってます。(仁科ファミリー)
 
 >「弄ばれている」人間で溢れ返って居りますな
 
 いつの時代も弱い人間が被害者なのでしょうね。
 被害者ずらしてるのは気に入りませんけど。
 
 そうそう、そろそろ冬峨の軍の武将を募集します。
 仁科一党だけではさすがにつらいので・・・。
97年12月28日:11時30分18秒
やぢろべえぢゃ無いやい! / ハリ=ハラ
 「ええ・・残念ながら・・・」
 
 五人の兵士達に視線を走らせると、そう答える。
 
 「実は、このものどもは私どもの家中の者でした。
  つい先だって、全く個人的な不満から仲間内で語らい合って当家を出奔した連中なのです。
  そこで、私が追っていたのですがこの様な事をしでかすとは・・・」
 
 兵士達に向けられる目に、殺気がこもる。
 
 「出奔した者達のやった事とはいえ、この様な事になったのは当家の手落ち。
  当家の教育が行き届いてなかったが為。
  そのため、この村に、要らぬ迷惑をかける事となってしまいました。」
 
 呆然としているの一家に向き直る。
 
 「そこで、あなた方御一家と村の代表の方に御足労願えませんでしょうか?
  当家よりの正式なお詫びもいたしたいですし、けじめとしてこの連中の仕置きを見届けて頂きたいのです。
  足は当方で用意致します。」
 
 ここで、夕林の方へ顔を向ける。
 
 「もちろん夕林どの。
  貴方も御一緒にお願いいたします。
97年12月28日:10時33分50秒
まとRes / Ray
 獅明君に付いては一応他にも考えている”使い道”は在りますが……今後の流れ次第ですね。
 その為にも守矢君とは「仲良く」なって置いて欲しい処です。(沙雪ちゃんともね……)(苦笑)
 
 マモルさん、貴方が言われている事は実は結構良い処を突いて居たりします。(笑)
(そこまで単純な物では無いにせよ……ね。)
 まあ、今の所は「気合い」の方を溜めて置いて下さい。(まだあまり使っては居ないでしょう?)
「荒吐」を自由に動かす為にも<接合>を上級にして貰う予定ですので。(で無いと鴛夜曰く「起動すら危うい」のですよ)
 何、<接合>さえしていれば業は明鏡の方が引き取って呉れますから、ご安心下さい……。(クスクス)
 
『赤備え』の補給路は今現在存在しません。流石に一般の小荷駄に「霊峰越え」を強いる訳には行きませんしね。
 今回は、各々兵馬を小荷駄代わりにして(「マリウスのロバ」ですね)或る程度の補給物資を持参しております。
 侵攻軍側の補給路の脆弱さこそ、冬峨側が付け込むべき最大の弱点である事は確実です。
「忍達(鬼忍軍含む)」の腕の見せ所と成るでしょう。(勿論対抗手段も存在しますし、左衛門佐には「奥の手」も在るのですが)
 まあ、この時期にしたのは三国に「短期決戦」を強いる事で所期の目的を達成しようとする「仕掛け人」達の思惑あっての事なのですが。
 
 仁科ファミリー……上からそれぞれ「毛利元就」「毛利輝元」「吉川元春」「小早川隆景」「毛利隆元」ですか?(アレ?親子が逆転して居ません?)
 内線作戦は基本中の基本ですが、「三国が何故か妙に連携している」と言う事もあり、かなりの難事ですよ。独露の二国は動き出したら怒涛の「スチームローラー」ですし。(苦笑)
 
 最後に筧くん、重ねて言うけれど、夕林さんと六郎さん家族に加えて村長さん位は”ご招待”申し上げてね。でないと「公開」にならないから。
「時代の荒波」ですか……此処(建国編&戦乱編)は「弄ばれている」人間で溢れ返って居りますな。(苦笑)
97年12月28日:06時27分48秒
恨みがましい目の娘 / みだれかわ枕
 ふっ……戦術・戦略なんてぜんぜん判らん……さあ、時代の荒波よ、夕林を弄ぶがいいっ!(笑)
 
 
 もったいない。
 それが夕林の考えていたことである。
 いろりの中でこげた粥はなかなか香ばしい香りを立てていた。意外とおいしかったかもしれない。
 
 だから、目前の男を多少恨みがましい視線で見ていたのだった。
 
「手前、筧十兵衛と申す。
 差し支えなければ、お手前のお名前も伺いたいのだが・・・」
 
 心当たりのない名前。小さい頃よく遊んでいた友達は、八次呂兵衛って名前だった……
 
「はあ、そうですかぁ……えっと、わたし、夕林と申します」
 一応、礼にかなった返事、のつもりである。
 そこであることに気が付いた。この人、どこの人なのだろう。
「えーと、何の御用でしょうか? もしかして、この男の人たちに御用があったのではないですかぁ?」
 目線は縛られた雑兵たちの方を向いている。それに気が付くと、雑兵たちは少し震え上がった。
 
 
 夕林から、筧へ
 
 うーん……鈍いキャラだな。これじゃ誰がどんな策略立てても、引っかかるぞ(笑)。
97年12月28日:04時43分16秒
もっとも / ハリ=ハラ
 兵糧を断つというのは、敵側の士気を低下させるのに非常に効果がありますよね。
 一般的に考えれば、敵が深く侵攻してくれば侵攻してくるほどその補給路は断ちやすくなりますし・・・
 地の利を得ていることにより敵の補給に対する攻撃がしやすく、収穫期が終わったばかりのため敵は現地での食糧供給が見込めない。
 冬季に向かっての兵糧不足は致命的ですわな。
97年12月28日:04時20分59秒
補給路 / ハリ=ハラ
 は、現在段階ではまだ確立されていないのでは?
 奇襲効果を狙っての特殊な行軍、当面の作戦行動は友軍の救援。
 速度を重視して、まだ補給路の確立にまでは至ってないのではないかと思われるのですが。
 思い違いならばいいのですが、赤備えに対する長期戦略用の補給路が確立される頃には、敵軍がかなり冬峨深く浸透しきっているのではないでしょうか?
97年12月28日:04時11分42秒
うふふ / Dr.李
 私の誠意が通じたようですね。
 結構なことです。(笑)
 
 あと、仁科ファミリーには、五郎がいて、ヨロイ乗りがいます。
 今考えてるのは、俊景以外全てを{独}にまわして中心となる精鋭を潰し、
 しかる後、赤備えの補給路を断ち(ルートは河を用います)
 赤備えを殲滅せしめた後、仁科ファミリー総出で{露}と戦おうかと思ってます。
 ちなみにお父上は、国内の意志の統一と、情報網の整備、調略の準備を整えて貰ってます。
 
 ちなみに参考までに、仁科ファミリーをかいときましょうか。
 
 当主 仁科 弾正 虎景
 長男 ”桜”の仁科 始郎 輝虎
 次男 ”梅”の仁科 治郎 春景
 三男 ”柳”の仁科 三郎 俊景
 輝虎の長男 
 ”桃”の仁科 悟郎 隆虎
 
 となっております。
 
97年12月28日:02時15分43秒
思うに / ハリ=ハラ
 獅明君の役目(と言うより、使い道)は、この戦における撹乱因子でしょうか。
 本人は全く知りませんが・・・
 
 う〜〜ん、より哀れでいいなぁ・・・
97年12月27日:22時58分39秒
止めてよう(泣) / MARS
 あう、死ぬんですか?
 ならパスします。無しでいいです。つうか無しにして・・・・
 ルルルルルル(TT)
97年12月27日:22時52分59秒
実を言うと / Ray
 中国物も大好きです。(笑) 「三国志」等よりも「十八史略」とかの方が好みですが。
 権謀術数に関しては、「真那 左衛門佐の役割」に合いませんので控えさせて頂いて居ります。
(その代わりに「仕掛け人」達の暗躍が激しいのですが)
 俊景のこれまでの策は、間違い無く「手堅く常識的」な物です。(「日本の戦国」に於いても)
 単に真那の「機動戦力による決戦主義」の方が(ハリ=ハラさんも言われる様に)「遙かに常軌を逸している」に過ぎません。(笑)
(まあ、真那がそうなるに至った理由も考えては居るのですが……)
 ですから、俊景クンはこれからも安心して(?)策謀に励んで下さいね。(笑)
 
 これだけ危険な連中だからこそ「仕掛け人」達が動く意味があるのですよ。
 尤も、他の二国にも「危険な」人達は存在して居りまして……。
(例:灰津城主「久世 利安」=『ハインツ・グーデリアン』だったりします。(核爆))
97年12月27日:22時24分22秒
可哀相に・・・ / ハリ=ハラ
 赤備えと戦った連中は、『戦国自衛隊』の敵側と同じ気持ちを味わった事でしょう。
 そして、俊景の方は大陸ですか・・・・
 ついでに、羅刹は啓蒙主義の専制君主。
 
 ふう、危険な連中だ。
 周辺の国の連中が哀れに感じられる。
97年12月27日:22時01分34秒
戦術に関しては(笑) / Dr.李
 兵法書マニアの戯言だと思って聞き流してください。
 尤も私の興味が中国古代の方面に偏っているため、俊景については「日本の戦国」から対してはなれてません。
 
 私自身としては、極めて手堅く策を打ってるつもりです。
 逆に、権謀術策はRayさんより上かもしれませんが、戦術・方陣に関する知識は絶対的に負けてます。
 よって、直接対決はなるべく避けるのが、勝利の鍵でしょう。
 
 空挺作戦ですか、お好きにどうぞ。
 結果は、九道の死によって現れるでしょう。
 さあ、どうぞ、私は止めません(笑)
97年12月27日:21時10分02秒
戦術に関しては / Ray
 あまり気になさらないで下さい。化石化して久しいゲーマーとしての単なる趣味ですから。(苦笑)
 尤も、私の興味がヨーロッパ方面に偏っている為に、『赤備え』に関しては「日本の戦国」からかなり外れてしまっています。
「常備軍」の上「騎兵隊」は居るわ「砲兵隊」は在るわ、指揮系統が存在する上「妙な陣形」は採るわで、間違ってもこんなモノを「標準」とは思わない様に!(笑)
(因みに「グスタフ・アドルフ型」は別名「機動火力方陣」とも呼ばれ、歩兵と銃兵から成る横陣と騎兵を組み合わせ、更に支援砲兵を配した「諸兵科合同(オーダーミックス)陣形」のはしり。 特に「オーダーミックス陣形」と呼ぶ時は「ナポレオン・ボナパルト」(仏第一帝政皇帝。人類史上最高の用兵家の片割れ)が採用した「散兵と横陣と縦陣」から成る歩兵に騎兵と砲兵を有機的に組み合わせた陣形を指す。
 こんなモノが「日本の戦国時代」相当の天羅に生じるのかと言うと……技術的には大した問題は無いのですね。肝心なのはむしろその「発想」の方ですから)
 
 空挺作戦に関しては、私自身はあまりお勧め出来ません。(まあ、九道君の考えているのはむしろ「特殊作戦」の方ですが)
 アレは余程上手く扱わない限り「成功失敗に関わらず」ほぼ確実に大損害を出す上、非常に失敗し易い物ですから。
(「マーケットガーデン作戦」がどうなったかについては映画「遠すぎた橋」を参照の事)
 それに輸送力の問題も大きいですし。或る程度以上の陰陽術師が何人居るのか……冬峨側の兵力からするとここには数十人(内「一流」は数人)程度でしょうか。
 その人数でどれ程の式を用意出来るのか(持続時間も問題)、相手側の妨害(射撃やら式破壊やら)に対応出来るのか、何よりまず「敵の本陣は何処?」(笑)
97年12月27日:06時19分33秒
獅明 / ハリ=ハラ
 
 「・・・・・・・・・・・・・・・」
 
 獅明より 守矢へ
 
 そのまま、守矢の脇を通って外へ出ようとします。
 いま、獅明も大変な状況ですから・・・
97年12月27日:06時05分43秒
あう〜、 / ハリ=ハラ
 居らん時に限って早く進む。
 
 「・・!?」
 ぐじゅぐじゅ泣いていた女が、玉杓子を取り上げる。
 こぼれた粥をかたずけようと言うのだろうか?
 いや・・それにしては目付きがおかしい。
 まさか・・・
 「一寸待てい!」
 
 それからの筧は忙しかった。
 まず、混乱している女をなだめ。
 次に、この家の者に詫びを払い。
 手間を掛けさせた馬鹿どもを縛り上げ、死なないように手当てをし。
 壊れた家の扉を直し。
 掃除を手伝い・・・・
 
 取りあえず、やっと一息ついた所で思い出したように女に話し掛ける。
 
 「手前、筧十兵衛と申す。
  差し支えなければ、お手前のお名前も伺いたいのだが・・・」
97年12月27日:05時29分26秒
こぼれた粥と血と涙 / みだれかわ枕
 ぐじゅぐじゅぐじゅ……
 
 夕林は、本来そこそこ整った顔立ちをしている。十人並みより少し上ぐらいの容姿はもっているのだ。
 もっているのだが、鼻血流しながら泣いていると、そんなことはもうどこかへ吹き飛んでしまう。
「あああああああ……せっかくのご馳走がああ……」
 雑兵たちを叩きのめした後、夕林は泣きつづけていた。
 傍から見ると、喜劇である。
 当然、本人は悲劇の女主人公のつもりだ。
 六郎一家は、呆然と見ていることしか出来なかった。
 あっという間に男たちを倒してしまった夕林に、どうやって声を掛けたらいいのか、わからないのである。
 
 そこに、新たにもう一人現れた。男である。どことなく飄々とした感じが、しないでもない。
「あの・・もし・・・」
 おそるおそる。そんな感じで夕林に声を掛ける。まあ、今の夕林相手では、だれだって声が掛けにくいだろう。
「は、はい……何でしょうか……あ、少し待ってください。このお粥を供養しなきゃいけないので……」
 どこかのナマグサ坊主のような言い草。
 そういって、夕林は意を決したように玉杓子を手に取る。目前にはかすかに鍋に残った粥と……いろりにぶちまけられた粥。
 もしかして、いろりの中のまで食うつもりなのだろうか?
 
 
 夕林から、筧へ
 
 
 ああっ、以前よりも更におバカになっているっ!?
97年12月27日:03時02分48秒
守矢のこと / マモル
 守矢の求める『強さ』を体現している人物って、九道とか羅刹のことなんだろうな。
 自分で書いててなんだけど、獅明のことではないと思う。(笑)
 
 これまでの経過を見て、建国編が長くなると守矢の業が際限なく溜まっていきそうな気がする。
 この掛け合いは、守矢にとっては人生経験のすべてだからなぁ。
 彼を待っている「荒吐」に乗れなくなったりしたら、どうしましょう?(笑)
 
 …それとも、Rayさんは守矢を修羅にするつもりで、いろいろ布石を打ってるんだろうか。
 うう、冗談にならなそうで怖い。
97年12月27日:02時39分11秒
まず、プレイヤー / MARS
 の軍事教育が必要ですね。
 どうも的外れなことが多い・・・・
 まあ、SGをやれと言われそうですが・・・・
 ところでRayさんの言ってた陣形ってどういったものですか?
 よければ教えて下さい。
 それと降下猟兵は使う機会ありますかネ?李さんRayさん?
 ああ、でも守矢と早く接触しないと守矢がやばそうだなー
97年12月27日:02時36分33秒
守矢の願い / マモル
 もはや、どこをどう通って帰ってきたかも定かではない。
 ただ、気がついたときには「紅鶴楼」の前までしっかりと歩みを進めていた。
 
 店の入り口をくぐると、艶っぽい視線を投げかける女たちには目もくれず、
 守矢は自分たちにあてがわれた部屋へと向かった。
 階段までくると、目的の人物はちょうど降りてくるところだった。
 
 獅明。
 およそ、他者に惑わされるということがない男。
 それが守矢の印象である。彼は守矢にとって『強さ』を体現している最大の人物だった。
 
 「獅明さん、お願いがあるんです」
 
 守矢はそこが人前であることも忘れ、階下で土下座した。
 
 「僕に、獅明さんの『強さ』を教えてくださいっ。僕は強くなりたいんです」
97年12月27日:02時19分55秒
強くなりたいっ! / マモル
 なんだか戦乱編では、頭の良くない私にはよくわからない、難しい戦術の話が飛び交ってるなり。(笑)
 なので、わかりやすい建国編の話を勝手に進めさせてもらうなり。
 
 昼下がりの町外れの道を走っているあいだ、守矢の内心は自己嫌悪で一杯だった。
 鴛夜の言いつけを破ってまで出ていった町で、一体自分は何をしたのか。
 ただ、自分のいたらなさを思い知っただけじゃないか。
 
 ケガを負った少女を前に、何も出来なかった自分の無力さを知った。
 その少女の期待に応えられなかった自分が悲しかった。
 彼女を非難する鴛夜のしたり顔に、反論できなかった自分が悔しかった。
 すべてを悟りきっているかのような法師の言葉に、ねたみを覚えた自分が情けなかった。
 
 『…………強くなりたいっ!!』
 
 自己嫌悪の中で、守矢は強烈にそう願った。
 何事にも惑わされず、目的に邁進できる強さが欲しかった。
 そうすれば、卑屈にも他者の力を借りて仇討ちをするなどという真似をしないですむ。
 そうすれば、他人の力をねたまないで生きていける。
 そうすれば、泣いている少女の涙をぬぐってあげることが出来る。
 
 『強くなりたい』『強くなりたい』『強くなりたい』
 
 走る守矢の心は、いつしかその言葉で満たされていた。
97年12月27日:01時08分57秒
追加 / Ray
 一般的な『赤備え』の連中の士気(とふてぶてしさ)は、Dr.李のご期待に沿えるものとお考え下さい。
 彼等は天羅には他に類を見ない「プロフェッショナリズム」を有する「職業軍人」と呼べる代物です。
 きっと先程の兵達は、教育部隊から上がってきて間もない「チェリー」だったのでしょう。(笑)
 
>ああ、それと九道の語りかけはアルによるものに変更。
>そういうわけですから連絡はできるようにして下さい。ねRayさん
 うむ、承認!(ファイナル・フュージョン、プログラム・ドラ……って、それは前にやった)
 でも、九道君達の方はまた暫く待って下さいね。戦乱編の方でもう一幕入りますから。
 しかし「捨てゴマ」って、ああた……。それでは意味が無いではないですか!(笑)  
97年12月27日:00時45分50秒
了解 / MARS
 分かりました。
 そういうことなら捨てゴマにしましょう、羅刹(笑)
 ああ、それと九道の語りかけはアルによるものに変更。
 そういうわけですから連絡はできるようにして下さい。ねRayさん
97年12月27日:00時28分05秒
Dr.李さんへ / Ray
 恐らくそれが正解です。
 左衛門佐も、「捕捉・撃滅」は捨てていますから、退く事は可能です。
 尤も、一応の追撃程度はしてくるでしょう。
 圧力を掛け続ける事で「退却」が「壊走」になる可能性がありますから。
「退却戦」が最も難しい事は周知の事実ですし、側背から砲撃や銃撃をする程度なら危険度も少ないですし。
 まあ、その時の状況に応じて対応は変わるでしょうが。
 
>言いたいこと分かります、Rayさん?
 仰りたい事は良く判ります。しかし、羅刹が餌ですか……豪勢だなぁ。
 仁科一党(毛利+両川家ですか)とは、宿命のライバルになれそうですね。楽しみ楽しみ。
 もしかして兄上達が残る二方向の敵に当たる訳ですか?(この時点ではまだ知り得ない情報ではありますが)
 それぞれ、「縦深突破」(独)と「二重包囲」(露)を好むお国柄ですから、その点にご注意下さい。
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