天羅万象掛け合い:建国編&戦乱編 LOG 001

天羅万象掛け合い所:建国編&戦乱編の開設以来1997年12月26日までのログです。


97年12月26日:23時55分41秒
俊景 / Dr.李
 の意見は、第三ターン以後です。
 
 ですが、私個人の意見を述べておきましょう。
 前にも言いましたが、戦はスピードです。
 そして相手は非常識です。
 俊景は名将と呼ばれても差し支えない人物ですが、天才でも神でもありません。
 
 結論はこの戦場を放棄します。
 すでに、この時点で内藤軍は機能しないとこまで追い込んでます。
 普通ここから、落ち武者、残党狩りに入りますが、それをするほどの時間はありませんし、必要もありません。
 
 よって逃げ、今度は本格的に守れる地形にこもります。
 そうですね、羅刹のいるところへの道をあけておくのも一策ですね。
 そうしておいて、脇の山城にこもるわけです。
 
 言いたいこと分かります、Rayさん?
 
 それから、仁科一党へ俊景は手紙を出してます。これはこれから利いてくる布石なのですよ、ふふふ。 
97年12月26日:23時22分22秒
ええと…… / Ray
 その川なら、盆地を避けて架橋して渡ってしまいましたとさ。(その手の描写はしましたね)
 後、休息していない訳ではありません。一定の休息(数時間)は取っています。(斥候を展開するだけの時間があったのですから)
 ただ、完全に疲労が無くなる迄の充分な時間(丸一日以上)が無かったと言う事です。
 この為、現在の『赤備え』は完全戦力ではありません。故に「敵主力の捕捉・撃滅」ではなく「友軍の救出」に作戦目的を絞り込んだのです。
 
 俊景でも、流石にここまで「非常識な」発想はしないと思いますよ。(むしろ分かる人間の方がアブナイでしょう。)
 何せ、ろくに地形も分からない筈の険山を軍勢が越えて来る事自体、自殺行為だと言う事が良く分かっている筈ですから。
 左衛門佐も「地形情報を辰砂から得られる」と言う保証無しには、こんな危ない賭はしなかったでしょうし。
 
 既に人里間近迄来てしまった以上、後は冬峨側の街道に出るだけの事です。(それもさほど遠くは無い筈。あの夕林が来ている位ですし(笑))
 軍議の内容の説明がまだだったけれど……まあ、それは後にして夕林との一幕の方を先にして置きましょう。
 
 ああ、書いている内に書き込みが。
 注意しておきますが、「静狭関の戦い」はまだ終わった訳ではありません。(第二ターンで止まっています)
 九道君も俊景も、未だ戦闘中ですので、二人が会うのはかなり難しいでしょう。
 時間をこの時点に合わせるのなら、赤備えの先制攻撃が始まりますが、宜しいでしょうか?
 なお、赤備えの陣形は「グスタフ・アドルフ型」か「オ−ダ−ミックス陣形」のどちらかです。(って、分かる?)
97年12月26日:23時01分25秒
なら今回は / MARS
 ファランクス陣形でいます?
 
 
 
 『なるほど・・・赤備えか・・・』
 九道はとらえた軍師の心を読み後に控える強敵を知る
 『かなりやっかいな敵だな・・・できれば戦いたくはない・・・戦術的にも感情的にも・・・』
 やがてとらえた軍師を兵に渡す
 「とらえた将兵に手を出すな!!それと追撃はやめて兵士を休ませろ!!」
 そこに隼が舞い降り獲物をとらえる
 『・・・・・』
 九道は急ぎ陣屋に戻る
 「俊景・・・陰陽師たちに飛翔用の式をできるだけ多く作らせろ・・・それと身のこなしの軽い兵もだ・・・」
 九道は俊景を見かけると挨拶も無しにそういう
 「俊景、赤備えが動いてるそうだ・・・お前は赤備えについて知っていることはあるか?できれば相手の出方を知りたい。」
 素早く地図を広げ自らの陣を地図に示す
 
 
 というわけで九道君の久々の登場です。
 ちなみに九道がやろうとしてるのは降下猟兵による敵本部の急襲です。無理なら俊景がいさめてね。
97年12月26日:22時41分54秒
なにを求めてるかって / Dr.李
 そりゃ、あーた、士気の高さですよ。
 あとふてぶてしさですかね。
 
 でもちょっと期待高すぎるかな、Rayさん
97年12月26日:22時31分23秒
/ MARS
 大きいので行軍に適しているのが3つあります。
 白龍川、雪川、朝陽川の3つ
 白龍が一番の急流ですが鬼の居住地からいくらか離れてます。
 雪川は流れは速くありませんが高度が高くて水温が非常に低い・・・
 朝陽川は思いっきり鬼の居住地の真ん中を走ってます。
 こんな感じですか・・・
97年12月26日:22時25分32秒
というか・・・ / MARS
 なんでもってわけじゃなく赤備えが動いてると言うことが分かったと言うだけの話です。
 あくまでも行軍の進路が分かってる訳じゃないです。
 でも、俊景程度の知略の持ち主なら見抜くような気がする。
 「あくまでも可能性ですが・・・」とかね
 ちなみに進むとしたら山岳の谷間にある川を渡るのがベスト!!
 但し、途中の盆地には鬼の集落があるのでばれる可能性あり
 しかし、そこを通らなければその後川に合流するのに苦労するという感じかな・・・
 ちなみに川の本流以外は狭くて行軍には向かない。
 ところで小十郎は一般人クラスに何を求めてるんだ?
 無茶言うなよ!!(笑)山登りというか多分富士山クラスの山を登った後にろくに
 休憩もなく行軍するんだから無口になるのは当たり前でしょう・・・
 それでも騒がしい奴は騒がしいけどね
  
97年12月26日:22時16分57秒
急ぐ理由 / Ray
 いえ、現に「静狭関の戦い」が始まっているから急いでいるだけです。目的は包囲下の友軍の救出ですから。
 また、冬峨攻め(『波号』作戦の発動)はかなり以前から準備されていた物です。
 白樹攻め自体も急に決まった訳では無いでしょう? 既に計画時点からリンクされていた訳です。
 
 それと、赤備えの動向を知っている者は、先遣隊はおろか本国にも居ません。(「仕掛け人」達を除く)
 左衛門佐は現在の処、作戦的にはほぼ完全なフリーハンドを(治部少輔の尽力等もあり)確保しています。
 この為、先遣隊の将士(兵は流石に知らないでしょう)が知っている事は、「第二陣として『真那の赤備え』が後続して来る」事だけです。
 彼等も、まさか赤備えが霊峰越えをして来るとは思っても居ません。(それだけ「非常識な冒険」をしたのです)
 ですから、九道君が警戒しているのは「街道の北側」である筈です。(その為にも隘路を塞ぐ様に九道君の部隊が居るのですから)
 なお、辰砂は「行軍のし易さ」よりも「オニの集落に逢わない事」を念頭に左衛門佐に与える地形情報を選択して居ます。
 この為、『赤備え』は「人家が在る」辺りまで、発見される事無く到達しております。
 
 なお『赤備え』の遠征軍は前述の様に、総勢3万余名となっております。
 本領に残るのは教育部隊を始めとする、留守部隊1万弱で、戦力的にはほぼ全力がこの遠征に参加しています。
97年12月26日:22時02分17秒
ちなみに / Dr.李
 小十郎の叱咤でおとなしくなるような兵ならいりません。
 「わかってらあ、ぐだぐだ言うな。」
 くらいの返事を期待してたんですが・・・。
 
 期待はずれですね、左翼。
 サムライ1000、歩兵7000、珠兵・弓兵4000。
97年12月26日:21時58分17秒
疑問 / Dr.李
 うーん、俊景はしらないだろうなぁ。
 大体、赤備えの動向を他の将官が知ってるとはおもえんし、それに、何でもかんでも知ってて動くというのは有利ではあるが、私の美学からはずれる。
 よって、俊景は知りません。
 
 うーん、行軍しやすいところに、隠れ里?
 そんなに規模でかいのかい、鬼の里って?
 
 それから、可能なら、地形地図など具体的なものを提示してもらえないだろうか?
 その方がRayさんとかおいらとか、作戦たてやすいんですけど。
 
 あと、赤備えは兵士総数3万うちヨロイ4機という鬼のような編成です。
 これを打ち破ってこそ、軍師(おいおい)
 
 大丈夫、策はあります。そして、奇襲だろうがなんだろうが、ここで勝敗が決まるわけではありません。
 一番の問題は、俊景の軍に九道がいなくなるのが一番の問題です。
 今のところ、ヨロイを潰すすべがないですから、九道以外に。
 
97年12月26日:20時59分41秒
腰抜け伍長蒼馬 / MARS
 「へいへい・・・わかりやしたよ・・・そんなに気合い入れてるとへばるぞ小十郎」
 蒼馬は式を売った珠槍を担ぎながら行軍に合流した。
 「小十郎・・・こいつを咲夜にやってくれ。俺からなんて言うなよ・・・分かったな」
 恥ずかしそうに頬をかく蒼馬
 「それと、あんましびしびし行ってるとやばいことになるぜ・・・やる気ってのは重要だからな」
 にやりと笑いながら
 「おい、おめーら!!この戦いを無事に済ませたら俺からご褒美をやるぜ!!童貞の奴ぁー大事にとっとけよ!!極上の花魁を紹介してやっからよ!!」
 さっきまで死んだように静かだった兵達が元気を取り戻す。
 「まあ、こういうやり方もあるってことさ・・・」
 『とりあえず、ネズミはほっとくか・・・今なかで騒ぎを起こすのわやべーからな』
  
 
 えーっとネズミってのは軍師を指してることにします。真偽はともかく蒼馬は軍師を信用してないって事で
 それと、あくまでも冬峨攻めは白樹攻めの後に起こってるはずです。
 だからかなり時間的に急なのでしょう。
 つまり、救出作戦であるという要素と冬という季節による制限のために急がなきゃなんないんでしょう。
 それと、九道達は赤備えの動向を知ってると思います。
 なぜなら九道は重要な情報を持ってる将兵をとらえるために別行動を取ってたからなんですが・・・
 別にその将兵が情報をしゃべらなくてもいいんです。
 だって九道は鬼だもの。
 それと、もし鬼の集落を除いての行軍だとかなり辛くなると思います。
 だって、行軍しやすい地形って住み易い地形でもあるわけですから。
 だから思うほど鬼との遭遇が起こりにくいわけじゃないですよ。
 ところで赤備えって総勢何名?
 
97年12月26日:20時52分35秒
なんだかなぁ / Dr.李
 戦終わったら、ヨロイから、おりれなくなりそうじゃな。
 
 By さくやん
97年12月26日:20時47分37秒
徒然なる儘に / Ray
 幾ら何でも厳冬期に雪中行軍する様な「八甲田山」な事態は想定しておりません。
 冬季戦とは、基本的に陣地に籠もる物と相場が決まっております。 
 まあ、三国共に「本格的な冬が来る前に大勢を決する」短期決戦を目論んでいるのですが。
 補給路となる山越えの街道が雪で塞がりかねませんから、それ以前に拠点を設定する必要が有る訳です。
 その為もあり、三国を合わせれば最終的には総勢80万強の大兵力が投入される予定となっています。
 逆に冬峨側としては、長期持久の形に持ち込んで冬将軍に頼るのが理想的なのでしょうが……。
 
 と思って居たところ、東北・北陸の戦史を調べてみると意外にも冬季の野戦や攻城戦が散見されます。
(中には「津軽の大雪の下、正月にかんじきを装備した兵によって城を攻め落とした」等という剛の者まで……何て非常識な。)
 結局「難しくはあっても、不可能と言う程では無い」みたいですね。(何だ、冬季攻勢はロシアの専売特許じゃ無かったんだ……)
 それに「冬峨の国の地形では豪雪地帯には成れない」との事実も有りますし。
(西に山脈がある場合、偏西風が遮られ降雪量は減少し、乾燥し易くなる。(東北でも太平洋岸の気候がそう。)
 その上北と東も山に囲まれ、南には海となると、周辺より温暖になり易いのは地理上の法則。
 冬峨の冬が厳しいのは、恐らく標高が高い為でしょう。海沿いは比較的暖かいのかも。)
 
 一応「現在」を「十月中旬」として置きましょう。収穫期から数週間の後で、降雪迄には一月程間が有る辺りですね。
 
 それから、『赤備え』の軍規に関しては……モデルの一つが「ランツクネヒト」である事から分かる人も居るでしょうが(本当に?)非常に厳格な物です。
(何せ、彼等は「軍規違反者を処刑する為だけに」専用の刀剣(エクスキューショナーズ・ソード)を創った様な連中ですから。)
 そう云う訳で、筧クンには狼藉者を「生きたまま」連れて帰る事を厳命させて頂きます。それと居合わせた方々も(こちらは丁重に)ご招待して下さいね。
「軍事法廷」と「公開処刑」のフルコースがお待ちしております。(しかし、これで幾らか時間を取られるのはちょっち痛いなぁ。要らぬ損害が増えてしまう。)
 
 最後に、「ヨロイ用式槍」に関しては……。
>武器修正 +12 (スゴイ(+1)痛そうな(+1)名槍(+1)である処のヨロイ用(+4)の珠槍(+5)?)
>射率 15    (合計+27と言うと【体力】7以下は一撃必殺ですか……)
>装填数 60 (最低4発はまあ、普通……なのか?)
 と、これだけでも脅威なのに、式作成点30点が加わると……最早手が付けられませんな。
 まあ、業を負担するのは受益者である咲夜になる筈ですから、そうそう無茶はしないと思いますが。あまり業が増えると<接合>が厳しくなりますし。
(まず新規装備の2点に珠60個分の12点、これに式に使う珠の分を加え、更に「自分の式作成点を越える式を持つ」為に最低でも5点以上が必要ですので……結構厳しいかも。)
 
97年12月26日:20時05分05秒
鬼軍曹・小十郎 / Dr.李
 「全軍出撃準備!もたもたするな、時は一刻を争う!」
 
 今回は一撃、もしくは数回の攻撃のうちに友軍を救う必要がある。
 故に、珠の予備は一回分のみ、食料は一食分のみを携帯。
 それぞれ武器の携帯のみとし、速度を稼ぐ。
 「いいか、自分の役目を忘れるな、常に勢いにのり、一気呵成に打ち砕け。赤備えの戦ぶりを冬峨の腰抜けどもに見せつけてやれ!」
 
 劣勢時にすら味方を鼓舞する叱咤が飛ぶ。
 
97年12月26日:13時23分55秒
紅鶴楼にて / ハリ=ハラ
 しばらく黙ったまま座っていたが、やがてゆっくりと立ち上がる。
 「・・・・・・・・・・」
 そして、天井に向かって何か囁くような仕草をする。
 
 すると、それまで黒かった天井が所々剥げたように色が薄くなり、襖などと同じような朱色に変わる。
 
 それを見届けると、獅明は襖を開けて階下に降りる為に階段へ向かった。
97年12月26日:12時50分45秒
手紙「蒼馬へ」 / ハリ=ハラ
 蒼馬が筧の陣へ行くと、そこには一つのおおきな長持があり紙が張ってある。
 
  注文の物だ
        筧
 
 空けると、中にあるのは巨大な槍。
 柄をいくつかの繋ぎの部分で分けて入れてある。
 もっとも、その一つ一つが人の身の丈ほどもあるのだが・・・
97年12月26日:12時43分45秒
一人野を行くおっさん / ハリ=ハラ
 取り入れも終わった村里へ向かって、筧は歩いていた。
 ぶつぶつ言いながら、何かを書き取っている。
 「・・珠を回路に組み込んだ場合の霊的抵抗が・・・・」
 どこに居てもやる事は変わらない。
 暇さえあれば、こんな事ばかり考えている。
 もっとも、赤備えで一番暇だからこんな事をしているのだが・・・
 
 軍議の終了後、足軽大将の一人から報告が上がった。
 「逃亡」の報告である。
 通常の軍ならば報告もされないような事ではあるが、赤備えにおいては些細な事にも報告の義務がある。
 逃亡したのは五人、みな赤備えに入って間も無い者達だと言う。
 どうやら、今回の過酷な行軍で自制心が切れたらしい。
 
 この手の手合いが出た場合(通常、全くと言って良いほど出ないが)赤備えでは可能な限り連れ戻す事になっている。
 もちろん、逃亡者が出たと言う事が士気に関わると言う事もあるが、敵地での逃亡者の行動は後々の赤備えの信用にも影響するからだ。
 通常、追手は足軽大将が編成をする。
 今回筧が出張ってきたのはいくつかの訳があったからだ。
 まあ、一番の理由は筧がもっとも動きやすかったからだが・・・
 
 「・・・・・!」
 村の入り口辺りの家の扉が蹴破られている。
 冬も近いのに、わざわざ家の扉を壊す馬鹿も居ないだろう。
 「少し、遅かったか・・・」
 内心舌打ちしながら、農家へ近づいてゆく。
 ある程度近づくと、中が見えてきた。
 そこには・・・
 
 「・・?」
 
 そこに在るのは、転がっている五人の男。
 赤備えの鎧を着ているから、これが逃亡した者達であろう。
 その前で、鼻血を出しながらへたり込んでぐじゅぐじゅ行っている僧形の女。
 その奥で、茫然自失のこの家の者らしい一家。
 
 「あの・・もし・・・」
 
 取りあえず、女に声をかけてみる事にした。
 
 
 行軍中に一番身体が空きそうなので、筧が行ってみました。
 筧の仕事のほとんどは、軍を起こす前の準備段階。
 陰陽師ですから、行軍を再開しても追い付けますから。
97年12月26日:11時27分54秒
雪降る里のはぐれもの / みだれかわ枕
 彼らは、とにかく不満だった。
 誇り高き「赤備え」の一員であるという自負はあったが、それを一時忘れさせるほど、この行軍は過酷だったのだ。
 せっかく人里の近くまで来たのだ。何かいいことがあってもいいではないか。
 そんなことを思いつつ、彼ら5人は勝手にこの里までやってきていた。
 
 
「いや〜、ほんとすみませぇん! こんなごちそう用意して頂いちゃってぇ!」
 その里の民家で、いろりに掛けられた粥を前に、夕林は相好を崩していた。
 九道のもとを離れてから数日が過ぎている。何しろ何かあてがあって出てきたわけではない。一日としないうちに道に迷い、しばらく野山をさまよった挙げ句、この家の主、六郎に拾われたのである。六郎は愚直ではあるが性根のやさしい男で、夕林を家に上げてやり、こうしてなけなしの馳走までしたのだ。
 いや、いい年してぐじゅぐじゅ泣いていた夕林を、見るに見かねただけかもしれない。
「いやいや、困っているときはお互い様でごぜぇますだよ、旅の尼さま」
 笑顔の六郎。同じく囲炉裏を囲んでいる彼の妻と3人の子供たち(夕林より少し年下の娘と、その弟二人)も、口々にお互い様お互い様と言っている。一家揃って人がいいのだ。
 
 
 雑兵たちは、まず腹が減っていた。そろいも揃って大食らい。割り当てられた糧食だけでは不満に感じていた。
 そして次に、女。
 金子などがあれば、いうことなし。
 そう思いながら里を見やると、入り口にある一軒から、いい香りがしてくる。
 まちがいない、食い物だ。
 彼らはまずこの家で腹ごしらえすることにした。
 
 
「えへへへ、それじゃあ、お言葉に甘えて」
 だらしなく頬の緩みきった夕林。悟りへの道はまだ遠い。
 
 物音を立てないように気を付けながら、雑兵たちは家の扉の前に立つ。この家は意外と余裕があるらしく、板でこしらえた戸がある。このあたりでも、むしろの暖簾だけという家がまだまだあるのだが。
 
 椀に粥がよそわれる。雑穀を中心にしたものだが、十分な馳走である。
 夕林の口からよだれが見え隠れしていた。
 
 雑兵の中でも一番からだの大きな男が、戸を蹴破ることにした。
 とにかくこういう時は勢いとはったりが必要と思ったからである。
 
「いっただっきま〜す!」
 
「やれっ!」
 
 どがああん!
 ぐわん!
 げしっ!
 じゅうううう!

 
 はじめの音から順に、戸を蹴破った音、それが勢いよくいろりの鍋に当たった音、そのまま夕林にも当たった音、こぼれた粥でいろりの火が消えた音、である。
 
 
 蹴破られた方も蹴破った方も、少しばかりの間、さすがに何も言えなかった。
 粥は見事にだいなしである。
 夕林は、鼻から血を吹いている。
 
 少しばかり予定が狂ったが、雑兵たちは当初の予定通りはったりを利かせることにした。
 
 「うごくなぁぁ!」
 「何すんですかぁぁあっ!」
 動けなくなったのは雑兵たちの方であった。
 目の前には怒り心頭の尼僧。ただし鼻血はまだ止まっていない。
 
 単なる食欲と、食い物の恨み。
 どちらが強いかといえば、明らかに後者。
 雑兵たちは夕林によってあっという間に叩きのめされてしまったのである。
 
 
 不動明王拳士 夕林(悟りへの道はかなり遠い)
 
 ああ、また以前と同じパターンの登場の仕方(雑魚数人を叩きのめす)をしてしまった……ちょっと自己嫌悪。
 叩きのめした連中はまだ六郎の家に転がっているんで、誰か管理責任者の方が引き取ってくれるとありがたいです。
 今後の夕林の立ち位置としては、九道側と赤備え側の双方を知るもの、というやつになると思います。どちらに付くか、というと……どちらも戦をするんですから、何とか止めようとするんでしょうねぇ。ああ、時代の荒波だわ(笑)。
97年12月26日:10時16分33秒
/ ハリ=ハラ
 元山岳部のハリ=ハラです。
 取りあえず、雪中行軍は止めましょう。
 今はまだ雪は降っていないようなので良いのですが、雪の中で戦争するのは洒落になりません。
 
 えーと、そこで冬の事ですが・・・
 「収穫期が過ぎた後、冬が早い」と言ってましたが収穫期から雪が降り出すぐらいまでは少なくとも一ヶ月くらいはあるのでは?
 収穫期から一二週間で雪が降り出すとすると、あっという間に飢饉つづきになってしまうと思うのですが。
 収穫期が終わった後でも冬の支度やら何やらありますし、実際に冬が早くても多少余裕が出来るように収穫期を早めるような農業的努力はされているでしょう。
97年12月26日:09時58分57秒
軍規は・・・ / ハリ=ハラ
 かなり、びしっとしていると思います。
 陣中で酒盛りやる高級仕官が居たり、軍議をサボる高級仕官が居たり、良く分からん機械をいつもいじっている高級仕官が居たりしますが、全体の規律は厳しいのではないでしょうか。
 ただし、軍規でも決められてはいますが多分に兵卒の「赤備え」としての自負による物だと思います。
 
 しかし・・・
 
 どこにでも馬鹿は居る物で、赤備えに入ったばかりでまだ自覚の足りない連中が居るかもしれません。
 そんな連中は、ほ〜ら十二勇士の暇な奴がやってきて連れてっちゃうぞ〜
 (暇なやつって居るんか?あ、いた。陰陽師風の奴が二人ほど暇しとる。)
97年12月26日:07時54分06秒
ゆ〜きやコンコン / みだれかわ枕
 みだれかわ枕です。なんか呼ばれました?(笑)
 
>そういえばみだれかわさんは北陸ですよね。
>簡単に言って冬の雪が降ってる状況で出歩くのって辛くないですか?
>参考までに教えて下さい
 
 うーむ、どうでしょうか。金沢の方は皆さんが思っているほど雪はないんですよ。そりゃまあ、一夜にして積雪30センチなんてことがなかったとは言いませんが。
#え? これだけあれば十分ですか?(笑)
 
 結論から言いますと、雪中行軍及び積雪時の軍事行動というのは、やはり素人である私から観ても、無茶かと思います。よほどの理由がない限り、避けた方がいいと思います。
 
 まず、たっぷりと雪が降った場合。これはさぞかし歩きにくいだろうということは皆さん想像できるだろうと思います。踏み固められていない雪に足を踏み入れると、ずぶずぶと足は沈み、抜き出すことが出来なくなります。太股以上まで雪に潜ってしまった場合、力で無理矢理歩くことは相当の力自慢でも、大変でしょう。通常の二足歩行を行うヨロイなどでも同様です。
#この、足が沈んでしまった状態を、我が愛すべき方言では「ごぼる」「ごぼった」
#などと表現します。まさに雪の中に「ごぼっ」といってしまったわけです。
 そんな時のためにスキーやかんじきといったものが存在します。物資も雪に対応したそりに乗せる必要が出てきます(当然、それをひく動物も寒さに強く、雪に強くなければなりません)。
 
 で、中途半端に雪が降っていても厄介なんです。
 雪が降り始めた段階で行軍しますと、1センチ足らず積もった雪は、すぐに踏まれて融けてしまいます(氷はある程度以上の圧力が加えられると液体になるのだそうです)。さらにぞろぞろ歩きますと、さらに降った雪と混ざって「半分融けたシャーベット状態」になります。これがまた、足は取られやすいわ、完全防水の履き物でなければ染み込んできて冷たいわで、洒落になりません。天羅で舗装道路なんてのは考えにくいですから、おそらく地面は土でしょう。となると、この土と「半分融けたシャーベット」がまざって、泥になります。ヨロイや攻城兵器などはその重さで行動不能になる可能性があります。
 さらに、その状態で夜を迎えると事態は最悪になります。翌朝には、凍ってるんですよ、それが。かちかちになっていることでしょう。これもまた、行軍を妨げることになると思います。
 
 あと、ドカ雪にしろ融けたシャーベットにしろ、行軍すれば汗が出ます。この汗が、行軍終了後には気化熱を体から奪うことによって、体温を下げようとしてきます。現代のように質の高い肌着があるのならいいのですが、少なくとも一般兵に充分行き渡っていることはないでしょう。もちろんすぐ体を拭けばいいのですが、そんな余裕があるかどうかは、分かりません。
 
 シノビによる単独行動なら、以上の問題を解決している可能性があります。なんたって忍術ですから(笑)。しかし、雪中行動だと、当然のことながら足跡が残ります。いや、それすらも忍術でどうにかしてしまうのだろうか?(笑)
 
 飛行用式を打てば、とりあえずいけそうな気がします。吹雪の中を飛翔する式。なかなか絵になることでしょう。
 
 
 てなわけで、かなりつらいんではないでしょうか。でも、東北とか北海道の人に言わせると、またちがってくるだろうと思います。近年は消雪装置といいまして、井戸水をくみ上げ、道路上に撒くことで雪を溶かしてしまう装置が北陸では充実してきたので、都市部においてはさほど問題でなくなりつつあるんですが。
#いや、これはこれで問題なんですが。「半分融けたシャーベット」が大量生産される
#のですよ。排水の悪い道路だと「道路一面水深5センチ」なんてこともあるし。
 
 
 さて、皆さんお忘れかもしれませんが、私の担当キャラクター夕林が今消息不明です。九道のところを出ていってからどこにいったのやら。
 ねぇ、『赤備え』の仮陣屋の近くに集落ありません? しかもそこを質の悪い雑兵どもが襲ってません? そのうえ、なぜかその村のある家で、旅の尼がご飯ごちそうになってたりしません?(笑)
 以上で問題なければ、夕林復活(しかもなぜか戦乱編で)と相成ります。
#この場合、純粋に問題となるのは『赤備え』の軍規がどれだけびしっとしているか
#でして。
97年12月26日:01時55分24秒
蛇足ですが・・・ / ハリ=ハラ
 二人で式を打つ事も無いと思います。
 57点の作成点は、余りにもでかすぎます。
 蒼馬一人で打っても、十二分でしょう。
 あと、式刀用の特殊な機構が欲しければ、どういう物が欲しいかメールかなんかで送って下さい。
 適当に考えておきますから・・・
97年12月26日:01時08分20秒
あと、それから / ハリ=ハラ
 蒼馬の注文と言う事なので、蒼馬の業を四点ぐらい上げといて下さい。
 珠武器+ヨロイ用+名刀ということで・・・
 あと、式刀にするときの珠の分もお忘れなく。
97年12月26日:01時02分18秒
なら、 / ハリ=ハラ
 データです。
 
 ヨロイ槍
 武器修正 +12
 射率 15
 装填数 60
 ベルト給弾ではなく、柄の中に内蔵させました。
 そのため、ベルト給弾のヨロイ太刀より射率等の伸びは悪いです。
97年12月26日:00時51分15秒
???? / MARS
 どういうことですか?とりあえず式刀でもいいですけど、槍に式を打ち込みたいのですが・・・・
 それとも、作っちゃってていいのかこっちが行ってから完成させるのかってのを聞いてるならこっちが行ってからにして下さい。
 その方が収まりがつくし
97年12月26日:00時45分50秒
やっぱり・・・ / ハリ=ハラ
 10の上級でしたか・・・
 まあ、いいや。
 そう言う事なら、式刀にしておきたいのか、そちらが打つのか決めといて下さい。
97年12月26日:00時39分55秒
なら / MARS
 一応仕上げと受け取りに行ったと言うことにして下さい。
 ああいった手前どっかいかんと収まりがつかん。
 あんまりいじめんとうてよー・・・(T_T)
 あ、共同で式を打つ場合って作成点を合計するんですよね。蒼馬の作成点は30です。
 
97年12月26日:00時33分07秒
それなら・・・ / ハリ=ハラ
 前から頼んでおいたと言う事で・・・
 取りあえず、データをこっちで作っておきます。
 式刀にするかはそれからと言う事で・・・
97年12月26日:00時28分56秒
姫様用に / MARS
 ヨロイ用の珠槍を作れないかなーなんてね
 珠槍の射率とか装填数ってヨロイ用だと増えるんですかネ?
 っま、単にダメージだけを増やすんじゃなくて飛翔能力やらを付けるとおもしろいかも
97年12月26日:00時28分20秒
取りあえず / ハリ=ハラ
 共同で打つのはオッケーですよ。
 獅勇の外部調整だけでしたら、すぐ済みますから。
97年12月26日:00時20分37秒
どんな式? / ハリ=ハラ
 言っとくけど、多分筧は蒼馬と同等かそれ以下だよ。
 筧はあーきの陰陽師と同じレベルだから・・・
 
 ただし、式刀関連だったら力になれるけど。
97年12月26日:00時16分46秒
へいへい / MARS
わっかりやした!!
ならなしね。では彼はなにをしにいったのやら・・・
ネズミではなくちょっと野暮用として下さい。
筧辺りと共同で式をうとうと思います。
いいですよねハリ=ハラさん
でも、どんなに防寒装備が優れていても冬に戦闘行動は不可能ですよ
移動ならともかく・・・それでもかなり困難なはずです。
現在でさえ北陸じゃあ冬に外に平気で出歩くなんてもってのほかでしょ?
だいたい天羅の防寒着程度で一般人が無事でいられるかはちょっとぎもんだな・・・・
普通北国の人間ならそういったことを見越してるはずだよな・・・・
そういえばみだれかわさんは北陸ですよね。
簡単に言って冬の雪が降ってる状況で出歩くのって辛くないですか?
参考までに教えて下さい
97年12月25日:23時58分36秒
一寸苦しい現状説明 / Ray
 山越えは既に終わって、麓で休息を取っている処です。(「仮陣屋」を張っていたりしていますし。)
 静狭関からは山を一つ二つ越えた辺りになるでしょう。距離的には10キロ前後でしょうか?
 軍議が終わったなら即座に機動を開始しますが、静狭関到着は数時間の後です。
 救出作戦を行う以上、或る程度の疲労は覚悟の上ですし、既に計算には織り込み済みです。
 時期的には収穫期直後を想定していますので、後少し遅ければ山では初雪が舞っている頃ですね。
 この時期(農閑期)に戦争が多くなるのは史実の通り。因みに、防寒装備はかなり整っています。
(彼等が来たのは「冬峨の北」から。少なくとも『赤備え』は冬季戦には馴れています。)
 オニの領地ですか?
 かなり大きな(一応霊峰とまで呼ばれる)山の裾野で、点在する集落と偶然にぶつかる確率はかなり低いと思います。
 と言うか、辰砂が同行している以上、そんな物がある場所は避けたルートを「こっそりと」設定してしまっていますね。
 その上、主戦場に敵が来ているのに、「完全に想定外の場所」に鬼忍軍がいる理由自体が無いでしょう。それともこの忙しい時に里帰り?(苦笑)
 因みに、「仕掛け人」の一人(正確にはその弟子)が同行している以上、それ以外に「張る」必要はありません。(鴛夜とは別系統です)
 鴛夜に「お目付役」が付いているのは、かなり例外的な事です。(最も微妙なパートな上、鴛夜自身も新参者ですし)
 
 まあ、最大の理由として「(タイムテーブル上の)時間的に余裕がない」と言う事がありまして……「静狭関の戦い」第三幕に間に合わないと話にならないから。
97年12月25日:21時36分05秒
ありゃりゃ? / MARS
 まだ霊峰越え中だったの?
 てっきり山登りを終えて休憩中だと思ってた。
 何せ人も近寄らない険しい山道なら終わった後休憩取らないと死人でますよ。
 あくまでも表向きは鬼を勝手に狩ることを禁じてるだけなので隠れすまんやあならん。
 従ってそういった人も近寄らないような場所は鬼の領地なんです。
 あと、悪いんですがそこの霊峰の麓は鬼の里があるんですよ。(つまり九道の領地)
 まあまだ山登りの最中であれば無しって事でもいいんですが、そろそろ冬にはいると思うので早く越えないと赤備えが戦う前に山岳遭難で全滅する羽目になるかもしんない。
 だって白樹攻めが始めたのは作物の刈り入れが終わってから(つまり秋)・・・その後即座に終わっても寒冷地の冬峨では冬が早い。
 さらに言えば山だと積雪はもう始まってるんじゃなかろうか?
 どちらにしろもう一回戦いが終われば冬に突入して一般の兵はもちろんろくな軍事行動はとれんのじゃないかな?
 それともそれに対抗するための策や装備があるのかな?
 後、知らない場所で忍びを張っても諜報活動は完全に防げないと思いますが?
 よしんば防げたとしても追撃は無理・・・相当の運がなきゃね。
 蒼馬の場合は勘です。何となくといった奴でたまたま張っていた探索用の式に引っかかっただけです。
 でも鬼忍軍だけなのか?鴛夜(もしくは鴛夜の雇い主)配下の金剛機辺りが張ってるとおもっとったんやが・・・
 
97年12月25日:19時49分12秒
まあそれはそれ・・・ / Dr.李
 正直、俊景は頭の隅に入れている程度でしょう。
 逆に言えば、ほぼ不意打ちに近い状態になりえます。
 俊景も神様ではないですから。
 
 小十郎に任すとありますが、小十郎に出来るのは経験則からの常識論の展開だけです。
 あと基本的に優秀な将軍になれても、軍師にはなれないタイプです。
 
 小十郎のデータですが、
 ヨロイ狩り
 追加技能:騎乗上級、隠身中級、帝王学中級となってます。
 それ以外は、アーキタイプのままですよ。
 (因縁除く)
97年12月25日:02時08分11秒
Rayさんへ / ハリ=ハラ
 一応、筧のデータを送っておきましょうか?
 筧が実際どの程度の力量で、どのような事が出来るのかを知っておいた方が
 全体的に動かすときに、便利でしょうから・・・
97年12月25日:01時43分16秒
ううむ…… / Ray
 それ以前に、この場に「ネズミ」がいる理由が無いのですが……。
 わざわざ「現地の人間ですら近づこうもしない」深山を越えて来たのは、最大限の奇襲効果を狙っての事ですから。
(モデルは「黒太子のウィレン越え」(グイ○・サーガ参照)です。)
 ですから「偶然居合わせた地元の人間」とかでも無い限り、この場に余人が居合わせる事は無い筈です。
「全ての国境線を常時隙間無く見張っている」等という非現実的な監視体制でも無い限りは、この場に忍が(ましてや鬼忍軍が) いるとはとても思えません。(その上周囲には「真那忍軍」が展開中だと言う事もお忘れ無く。)
 高級士官が軍議に欠席するのは、余り誉められた事では無いと思います。尤も、「作戦参謀」にしたのは「一番融通が利くから」なのですが。(苦笑)
『赤備え』は「通常の三倍の作戦スピード(笑)」を誇っていますので、軍議が終われば即座に作戦行動に移行します。
 救出作戦は時間との戦いでもありますから、寄り道している暇は多分無いですよ。
  
 それと、珠の支給は致しますが「ルール通りに」業を加算する事をお忘れ無く。
 有り余っている訳では無いですが、まだ合戦前ですから備蓄自体はかなり有りますので、自分の業と相談の上、幾つでもどうぞ。
 当然「貰った方も」相応の業は負担して頂きますので、ご注意下さい。(ルールがある以上は使わないと「損」ですから。)
97年12月25日:01時02分06秒
そう言う事なら / ハリ=ハラ
 一応、軍議の後と言う事にしましょう。
 「・・『十二勇士』全員に招集を・・・」
 と言っているので、抜けるのは余りにもまずいです。
 
97年12月25日:00時52分30秒
大丈夫大丈夫 / MARS
 それだったら小十郎居るし(笑)
 どちらかといえば蒼馬はスタンドプレー中心なのでそういった軍の行動なんかは小十郎に任せてんでしょう。
 軍議を抜けるのは当たり前・・・名代の催し物まで抜ける始末・・・そのくせ宴会になると派手に決める。典型的な歌舞伎ものです蒼馬は・・・
 
97年12月25日:00時44分58秒
偉いのよ(笑) / ハリ=ハラ
 暴走編の話でしたら、菊池さんが書いてるやつの事です。
 って、それは良いんだけど・・・
 
 十二勇士は、みんな指揮官・参謀クラスですよ。
 で、Rayさんの一覧にも有るように蒼馬君は『作戦参謀』と言う位置です。
 あら、軍議抜けたら一番あかんやないかい(笑)
97年12月25日:00時35分30秒
それって? / MARS
 ジャスティス学園ですか?ちなみにあれのおきにキャラはヒーロー先生でう
 んなことはどうでもいい・・・蒼馬ってそんなに偉かったんか・・・
 てっきり咲夜の配下かと思っとった。
 まあ、発言しないなら感覚結合した式を使ってふけるって手もあるが・・・・
 それに軍議ったって命令を事前に伝えるだけでしょ?それだったら「おい、お前!!聞いとけ!!」でかたしちゃいますよ蒼馬は・・・
 後の処理なんかもいい加減そうだし。
 まあ、問題あれば軍議の後で後処理が終わってからにしますが?
97年12月25日:00時27分19秒
あ、そうか / ハリ=ハラ
 左翼には、軍監の雪広が居るから他のとこよりは暇が出来るんだ。
 と言う事なら、問題ありませんでした。
 
 失礼しました。
97年12月25日:00時06分24秒
ちょっと待ったぁ / ハリ=ハラ
 それって、何時の事です?
 今から軍議に行こうと言う事なので、今抜けるのはまずいですよ。
 軍議の後だとするなら問題はないのですが・・・
 (それでも、問題はある。十二人はそれぞれ軍の統率なので軍議が終わればやる事は山ほど有る。)
97年12月24日:23時58分37秒
後追加!! / MARS
珠って支給されてます?それだったらいくつくらい?咲夜にやった式符だの性能が変わってくるんで教えて下さい。
97年12月24日:23時55分47秒
蒼馬 / MARS
 「できるもんならやってみな!ケケケケ・・・・」
 「ぬー、放せ小十郎!!」
 「まあまあ、ほら朝倉殿も。」
 小十郎が蒼馬と咲夜に挟まれ四苦八苦する。
 いつもながらの光景だが蒼馬は内心で心配していた。
 『まあ・・・こんだけ元気がありゃあ平気だろうが・・・この戦いにゃあ確実に裏がある。でなきゃあ真那の大将が動くはずがねえ』
 「まあ、から元気だけで突っ込んで俺や小十郎に世話焼かせんじゃねえぜ?」
 「誰がお前なんぞに世話になるか!!」
 咲夜が叫ぶために大きく開けた口に蒼馬は飴玉を放り込む。
 「その飴玉はおめえにやるよ。まあ、せいぜいガンバレや・・・・そうだ!!ついでにこいつもやるよ。ほれ!!」
 蒼馬は何げなく紙束を放る
 「まあ、いくつか種類があるが黄が幻覚、藍が飛翔、緑が探索・・・っで、朱が爆破だ・・・後、白はどうにもならないときに使いな・・・何とかなるだろうよ。」
 「す・・・すまぬ・・・」
 「そいじゃあ、おいらはこれで・・・じゃあな」
 「どこに行かれるのか?朝倉殿?」
 「なあに・・・ネズミを狩りにね・・・・まあ、飯時になりゃあ戻るよ。」
  
 というわけで見回りにいきます。多分行軍中に忍びか何か発見したんでしょう。
 いますよねRayさん
 多分鬼忍軍は確実にいます。でも他にもいるような気がするんで居たら教えてね
97年12月24日:18時40分42秒
姫様主従 / Dr.李
 「おう、軍議じゃな。いいかげん、行軍にもあいでおったところじゃ。」
 覇気にあふれた表情を、冬弥にかえす。
 「直ちに参る故、しばらく、待たれよ。」
 
 甲腔を開け、接合を解く。
 
 「小十郎、軍議じゃ、鶏頭と雪広殿を呼んで参れ。」
 「ははっ、仰せのとうりに。」
 
 「朝倉殿、雪広殿、召集でございますぞ。」
 居合わせた二人に向かって言う。
 「いよいよですか、参りましょう。」
 軽く応じたのは雪広。
 「待ちくたびれたぜ。」
 いわずもがなの朝倉相馬。
 
 「さっさと来るのじゃ。」
 小柄な体から想像できぬ程の大声を出す。
 おまけに少し高め。
 「うるせい、ちびじゃり。」
 「なにおー!」
 「姫様、収集でござる。」
 「おのれ、後で必ず泣かしてやる!」
 「出来るもんならやってみやがれ。」
 「ぬー、はなせ小十郎!」
 「まあまあ、ほら朝倉殿も。」
 
 一番騒がしいのはこの部隊かもしれない・・・。
97年12月24日:02時43分40秒
筧と西海 / ハリ=ハラ
 軍議に入る少し前・・・
 
 十兵衛は、右翼の先陣である西海を引きずりながら考えていた。
 
 『やはり、まだ収束回路の試験結果が足らん。
  まだ、回路内の霊圧の安定値を割り出すだけの資料が揃っておらん。』
 
 ずるずる
 
 「こりゃ、十兵衛。はなさんかい!」
 
 『このままでは、回路全体の強度自体も危ないな・・・
  やはり一段霊圧を下げて『穿』や『霊滴』と同等にしておくが無難か。』
 
 ずるずる
 
 「おい、こら!きいとらんのか!?」
 
 『どうやら今回の戦、ただの戦で終わりそうに無い。
  とすれば、不安定な機体で戦場に出す訳にはいかん!』
 
 ずるずる
 
 「あの・・もし・・十兵衛君?」
 
 『取りあえず、外部調整で出力を下げておくしかないようだな・・・』
 
 ずるずる
 
 「しくしく・・・」
97年12月24日:01時51分24秒
嵐の前の群像 / Ray
 それでは「霊峰越え」の終わりの場面からスタートします。
 
「良くもまあ、此処まで生きて辿り着けたもんだ。」
 それは『赤備え』達の正直な感想、その最大公約数であると言えた。
「人も通わぬ」どころか「人間の手がまだ触れない」と言った風な深山幽谷を、彼等は(僅かな犠牲はあったものの)無事に越えて来たのだ。
 
「意外とやるではないか、あの軍師殿も。」
 新参の軍師の献策「<式>を使った架橋」により、踏破不能と思えた峡谷を僅かな時間で越える事が出来て以後、新参者を見る周囲の目はかなり好転していた。
 尤も、当の『軍師殿』こと辰砂にとっては、どうでも良い事では在ったが。
(全く、我が師も難しい仕事を押しつけて下さる。選りに選ってあの鴛夜が関わった計画とは……。)
 
「……するとやはり、内藤殿の先発隊は待ち伏せされているのだな。」
 物見達からの情報が、左衛門佐の仮陣屋(と言っても只の張られた天幕)に集められてゆく。
 それらを整理するのは、四代に渡って真那家当主に仕えてきた金剛機『霧影』の仕事である。
「静狭関の周囲には、冬峨の軍勢凡そ2万が控えております。旗印から、指揮を執るのは仁科の嫡流の者かと。」
 式による偵察の結果を報告するのは、彼が手ずから鍛え上げた忍達、『赤備え』の目や耳となる者達である。
「仁科であるか……かつての冬峨の国人領主の中でも、謀才に於いては並び無き家の筈。
 その嫡流となれば、最早その血肉の裡に染みついておろうな。……真那の方々の如くに。
 で、直接向かったのは誰か?」
「……飛燕にございます。『御頭様』。」
 
「では『十二勇士』全員に招集を掛ければ宜しいのですね、御館様?」
「何を畏まってるのよ兄様? 叔父様が『大至急』と言ってるんだから、一々確認してないで直ぐに伝えれば良いのよ。」
 大ヨロイ『震皇』の下部甲腔の中で、真那 冬弥は軽い眩暈を覚えた。几帳面な彼とは反対に、双子の妹である深雪の方は、かなり大雑把な性格をしている。
 戦場に於いても『御館様』を平気で『叔父様』と呼んで憚らない。尤も、その大雑把さ自体が真那の家風で在るとも言えたのだが。
(そう言う意味では、確かに僕の方が『真那らしくはない』のかも知れないけれど……。)
 そんな事を想いながら、冬弥は自分の「明界」を他の三騎のそれへと重ねてゆく。
『赤備え』の指揮の柔軟さを支えている要因の一つは、指揮官同士のこのホットラインの存在にあった。
 
「筧殿、西海殿、本陣から非常呼集が掛かっていますよ。
 どうやら、獅勇の再調整はまたお預けみたいですね。」
 獅勇の甲腔から、乗り手である友利 安雪が顔を出す。(名前を見れば分かる様に)真那一門衆に名を連ねるこの少年は、十兵衛とは妙に気が合った。
 今も、十兵衛の言う「一寸した改良」に疲れも見せずに付き合っていた所だ。
「西海殿はどちらでしょうか?」
 その言葉に、十兵衛は言葉には出さずに呟く。(どうせ又、酒か食い物か揉め事のどれかが在る所だろう)
 その評は、三芳 西海と斬左と言う法師崩れの兄弟を評するには、実に的確な表現であると言えた。
 
「皆に集まって貰ったのは他でも無い。これより我等『赤備え』は友軍の救出に向かう。
 各陣の分担と配置は次の通りだ……。」
 本陣に於いて左衛門佐の作戦説明が始められたのは、『墺』軍先遣隊と冬峨軍が戦端を開いたのと、ほぼ時を同じくしていた。
「静狭関の戦い」その第三幕への伏流が今、始まろうとしていた。
 
 つづく
97年12月23日:22時33分14秒
筧は / ハリ=ハラ
 基本的に、能動的に動く事は在りません。
 指令を受けて動くので、登場の際には知らせて下さい。
 
 しかし、うちんとこのヨロイ乗りが決まらん。
 悲しい(;;)
97年12月23日:22時24分44秒
『十二勇士』一覧 / Ray
 では、残りも含めた「十二勇士」の一覧を一つ。(ついでに元ネタ付きです。笑)敬称略。
 
 ヨロイ乗り :真那 冬弥&深雪(立ち位置:原典外     元ネタ:某ル○ルの『双子』(笑))本陣所属 砲兵指揮官
   〃   :”烈火の”咲夜 (立ち位置:穴山 小助? 家名は「伊立」とか、一寸捻って「藤次」なんて如何でしょう?)左翼所属 歩兵指揮官(Dr.李)
   〃   :友利 安雪   (立ち位置:由利 鎌之助  元ネタ:前記に加え「ユリアン・ミンツ」(笑))右翼所属 歩兵指揮官
   〃   :海野 十佐   (立ち位置:海野 六郎   元ネタ:前記に加え「海野 十三」)前軍所属 騎兵総指揮官
 金剛機   :霧影      (立ち位置:霧隠 才蔵   元ネタ:前記に加え「飛影」って言っても知らないか(笑))本陣所属 情報参謀&護衛役
 蟲サムライ :村雨 六郎   (立ち位置:望月 六郎   元ネタ:前記に加え「村雨 健二」(GRの))本陣所属(に変更) 親衛隊長&○○○
 ヨロイ狩り :片倉 小十郎  (立ち位置:娘婿(笑)   元ネタ:「片倉 小十郎 景綱」と思われる)左翼所属 作戦参謀 (Dr.李)
 陰陽剣士  :朝倉 蒼馬   (立ち位置:原典外     元ネタ:不明。越前朝倉氏辺りの可能性も)左翼所属 作戦参謀 (MARS)
 ヨロイ鍛冶 :筧 十兵衛   (立ち位置:筧 十蔵    元ネタ:前記の父親。(真田三代記より))右翼所属 技術&砲術参謀 (ハリ=ハラ)
 法師崩れ  :三芳 西海   (立ち位置:三好 清海入道 元ネタ:「三好 政康」って「清海」の方の元ネタか)右翼所属(に変更) 戦務参謀
 法師崩れ  :三芳 斬左   (立ち位置:三好 伊三入道 元ネタ:前記に加え「相良 左之助」(るろ剣))前軍所属 重騎兵指揮官 
 銃槍使い  :禰津 迅八   (立ち位置:根津 甚八   元ネタ:前記に同じ。俳優の方とは無関係)前軍所属 軽騎兵指揮官
 
 後、番外として
 御大将   :真那 左衛門佐 (立ち位置:真田 幸村   元ネタ:前記に加え「ヤン・ウェンリー」)本陣所属 総司令官
 元ヨロイ乗り:真那 雪広   (立ち位置:真田 大助   元ネタ:名前の方は「真田 幸隆」からの変形)左翼所属 軍監(実質上の指揮官)
 忍(?)  :飛燕      (立ち位置:猿飛 左助   元ネタ:前記に加え「陸軍三式戦」と言うのは嘘(笑))霧影配下
 陰陽師   :『軍師殿』辰砂 (立ち位置:?       元ネタ:実は……)本陣所属 参謀長
        
 以上が戦乱編に於いて、『赤備え』の中で名前を持ったキャスト達です。(登場予定も含む)
 はぁ、これだけでも結構大変。
97年12月23日:20時00分04秒
建国編&戦乱編 / Dr.李
 結構でござる、Rayさん。
 
 ちなみに、俊景は、小早川隆景がモデルですので・・・。
 覚悟してかかってきてくださいね。
 (ということは、仁科ファミリー揃い踏みした時って・・・。)
97年12月23日:00時51分35秒
戦乱編に関しては / Ray
 新規参加が無い様でしたら、そろそろ進めて行こうかと思います。
「霊峰越え」はバッサリとカットして、冬峨の国に降り立った辺り迄飛ぶ予定です。
(九道君達「迎撃」組だけ2・3日分先行していますから。)
 そこから「静狭関の戦い」後半に繋げて行きます。
 未だ登場していない「十二勇士」に関しては、指揮系統の都合もあり、取り敢えず名前程度は決めて置こうと思います。
 後で、参加希望者が出現した時は、引き継ぐ事も出来る様にはして置く心算ですが……如何でしょうか?
97年12月23日:00時33分11秒
あ、そうそう / ハリ=ハラ
 今後の展開によってどうなるかはまだ分からないから。
 今の所は、それっぽい流れと言うだけ。
 ひょっとしたら、ほんとに精神崩壊するかもしれないし・・・
97年12月22日:23時43分19秒
羅刹 / MARS
というわけでお待ちかねの羅刹くんの登場!!(ドンドンピューピューパフパフーゥ!!)
 
ここは羅刹の宅場の一つ・・・華杜近郊の明蓮宗の寺・・・・名は蓮如寺・・・
そこには老中と将軍、商人が一同に会していた・・・そしてその子息も・・・
一応上座と下座に分かれてはいるが未だ羅刹の姿はなかった・・・
「まだか、羅刹様は・・・この非常時だというのに・・・」
そろそろいらだち始めた血気盛んな将軍達が騒ぎ始める・・・
「ただいま参ります・・・・」
羅刹のお付きがこう告げる・・・・
ザワザワ・・・
ガラ・・・
「いやー失礼した・・・花達に水をやるのに手間取ってのぉ・・・すまんすまん」
羅刹が姿を現したのは上座からではなく下座に面する庭からであった
「・・・・」
一同は面をくらい呆気にとられる
「さて・・・・話であったな・・・・」
縁側に座り庭を眺めまるで世話話でもするように話を始める
「こたび・・・九道殿と俊景殿より他国の軍勢が侵攻してまいり・・・忍び達の報告から同様に他の隣接した全ての国が侵攻を始めていると報告があります。」
こうお付きが告げると堰を切ったようにあわただしくなる
やれ領地の安全・・・やれ作物の安全・・・家の安全・・・全て身勝手な質問ばかりが続いた・・・
「ご質問はそれで終わりかのぅ?」
質問を繰り返すのに疲れたのか一同は沈黙した
「さて・・・わしに言えることを言おうかのう・・・一言で足りることばかり・・・」
言葉を切り一同を見回す
「全て保証できん!!」
愕然とあきらめの色が走る
「では、改めてわしから諸候らに聞こう・・・諸候らはなぜわしについてきたのか?・・・力か?それとも金か?・・・どれも違う・・・・」
もう一度顔を見回す・・・そこには羅刹が羅刹の夢を追いかけてきた頃からのつきあいのものもいる・・・
そしてまだ若い者達も・・・・その全てが羅刹に希望を抱いていた
「そう・・・諸候らはわしの夢・・・・誰しもが死を恐れ・・・戦乱に怯えることのない国・・・諸候らはその夢について参られた・・・」
すっくと立ち上がり上座に着く・・・
その巨体は天をつく・・・だがそこに感じさせるのは安心と偉大さであった
「しかし・・・この夢はもうわしらだけのものではなくなりもおした!!ここにいるご子息の顔を見られよ!!広く・・・とてつもなく広くせかいをみつめている!!本当に・・・本当に安寧の国・・・いや世界を作ろうと目を見開いている!!」
顔はあくまでも穏やかであった・・・しかし、その瞳はあつく燃えていた
「親がしてやれるのは・・・子の為に自分の成したものをそのまま子に渡してやることのみ・・・どうか・・・どうかこの羅刹に諸候らのお力をお貸し願いたい!!」
深々と手をつき頭を垂れる
これは支配者としてはあるまじき事である。しかし、羅刹は支配者ではない・・・指導者なのである。
こうした破天荒な行動・・・意外なまでの純粋さが今まで羅刹が敵を屈服させていった一番の力なのである。
「まあ・・・ここで羅刹殿に倒れられてはこちらとしても商売が成り立ちませぬ・・・何せ将軍殿他羅刹殿にもお貸しした金子はまだまだ帰っては来ておりませぬ。ここで羅刹殿が倒れられては貸した金子は帰っては参りますまい。これまで通り協力させてもらいますよ・・・」
一番長いつきあいの開戦問屋である冴木宇左右衛門は冗談めかし羅刹に言う
「ああ・・・すまんな冴木殿・・・何せワシは大酒のみだからのう・・・もうちっと待ってくれんか?」
「んっんん」
「なんだ?繪之頭?おおそうだ金貸してくれんか十両でいいんだ・・・何せ冴木殿は厳しいからのう」
古くからのつきあいである将軍にまるでそこらの酔っぱらいが金をねだるように羅刹は言い寄る
「羅刹殿ぉー・・・おふざけが過ぎますぞ・・・嘆かわしい・・・とにかく、我々将軍も寝返ったところで借金は消えん・・・いやむしろ重荷になるだろう・・・何せ新参者にはどこの国も冷たいからのう・・・それだったら羅刹殿について有り金全部・・・なんだったら着物まで褒美としていただこうではないか」
にやりと笑い呆気にとられるその他の将軍達に言い寄る
「まったく・・・年寄りを思いやることもしらんのか・・・・いいのだ、いいのだ・・・ワシには路(路・・・羅刹のお付きの女性)がおるからのう・・・ふん!!」
そういうとすねたように口をとがらせる。
一同は爆笑の渦に飲み込まれる。

 そして
「諸候らに最後に言おう・・・わしらの行っていることにいっぺんの汚れ無し!!さすれば天も我らに味方しよう!!我らに義あり!!消して屈することなくわしも努力いたす!!皆のものも力の続く限り努力いたすことを願う!!」
えいえいおー!!
自然に全員が声を合わせていた・・・いい年こいた連中がである・・・ある意味怖いが・・・何となくほほえましい・・・
 
 
97年12月22日:23時03分11秒
お礼に / ハリ=ハラ
 誰でも思い付く、外道キャラ作成法を送ります。
 気が向いたら、使ってね♪
97年12月22日:22時33分42秒
くっくっく・・・ / ハリ=ハラ
 ばっちりです。(にや)
 しっかり使わせてもらいやすぜ・・・
 
 ただし、獅明君は完全に神宮家の手先となりました。(笑)
 精神崩壊は、パース!!
97年12月22日:22時25分27秒
・・・ / Dr.李
 外道どもめ(笑)
 
 まあ、苦労するのは九道だし、俊景には責任ないし(おい)
 
 ところで12勇士が集まるまで戦乱編もすすまんのかな?
 
 
97年12月22日:21時01分07秒
いえいえ / Ray
 それ程大した物でも無かったでしょう?
 まあ、誰でも考え付く程度の物ですから。
 あ、この場合鴛夜は「全て承知の上で利用している」事に成りますね。
97年12月22日:20時10分51秒
わはーい(汗) / ハリ=ハラ
 楽しみだなっと(^^;;;;;;;
97年12月22日:19時29分47秒
そう言う事なら…… / Ray
 とっておきの外道なネタを一つ、後でDMで送らせて頂きますので、
 宜しければ参考にでもしてみて下さいね、ハリ=ハラさん。
 
 
 
97年12月22日:18時19分57秒
獅明 / ハリ=ハラ
 目を覚ます。
 そこは、あの遊郭の自分の部屋。
 気が付くと、うっすらと汗をかいている。
 
 また、夢を見たのだ。
 
 「くそっ・・・・」
 
 また、逃げてしまった。
 恐怖に駆られ、逃げ出してしまった。
 そして、目覚めてからそんな自分に憤る。
 
 『何だって言うんだ・・何があるってんだ・・・・。俺は一体、何を恐れているんだ・・・』
 
 失われている、幼い頃の記憶。
 それを見つけるために獅明は力を欲した。
 その手がかりを得るために、鬼を狩った。
 そして、強くなった。
 
 『ならば、どうして見る事が出来ない!?俺は、強くなったのに!!』
 
 だが、それに答え得る者は一人も居ない。
 ならば、獅明に出す事の出来る答えは一つしかない。
 
 『さらに力を・・・・・』
97年12月22日:17時53分38秒
獅明 / ハリ=ハラ
 また・・見えてきた・・・・
 
 鬼の夢を見ると、必ずここへ来る・・・・
 
 目の前に広がる、深い渓谷・・・
 
 だが、一度も覗いた事はない。
 
 覗く事が出来ないのではない。
 
 覗く事が恐いのだ。
 
 見るべきでは無い物が・・見てはいけない物がそこに在るようで・・・
 
 いつも、今度こそ・・今度こそ、と俺は縁に立つ。
 
 だが、けして覗けない。
 
 それを見るのが恐くて、けして覗かない。
 
 やがて、淵に立つ事さえも耐えられなくなり、俺は逃げ出す。
 
 
 やはり・・いつもの通りだった・・・・
97年12月22日:12時25分17秒
設定 / ハリ=ハラ
 現状では関係ありませんが、体内寄生時の次郎丸の再生は、妖力再生ではなく再生ポイントとすることにします。
 ポイント数は10。
 一度体外に出さないと、普通の再生ポイントと同じようにしか回復しない。
 また、戦鬼蟲と同じように発動が必要とします。
 発動時は、次郎丸の妖力のデータを使用可能とします。(つまり、能力値の変化は無し。)
 
 獅明の方ですが、こいつには都合よく「失われた記憶」と言うのがあるので、使いたければ神宮家側の用意した駒の一つとしてもオッケーです。
 自分の因縁で崩壊させるつもりでしたが、少し逞しすぎるので「神宮家側の用意した改造人間」ということで記憶を開放させられて暴走するのも一つの手かと。
 出来るだけ、今まで通りの方向で頑張りますがね。
97年12月22日:10時26分23秒
しかし / ハリ=ハラ
 いきなり重要人物(笑)
 いやあ、殺さなくてよかったなぁ(^^)
97年12月22日:10時24分55秒
こちらは / ハリ=ハラ
 おっけーです。
 ただし、いきなり部屋に入ってくるのはやめてね。
 しつこいようだけど。
97年12月22日:01時36分02秒
守矢と沙雪 / マモル
 このふたりが腹違いの兄弟だとすると、…ラブコメになんないじゃないか。(笑)
 それにしても、いかにも鴛夜に利用されそうなネタですな。
 もはや、守矢には人並みの幸せは許されない運命にあるらしい。(笑)
 
 それで、守矢は「紅鶴楼」に帰って良いのかな。
 ハリ=ハラさんがいいようなら、そちらの方面で話を進めたいと思います。
97年12月22日:00時58分05秒
差し伸べられた手 / Ray
 2・3日止めていた様で申し訳ない。鴛夜の方を動かします
 
「い、いや……そんな物じゃ……ない。(コホコホ)
 単なる……『代償』と……言う奴……だ。(コホコホコホ)」
 苦しげな咳の下から、そう応えを返す鴛夜。
「人に……伝染する類の物では……ない。直に治まる……。(コホ) だから……。」
 莉舟の手を避ける様に、反射的に身を翻す。
私に触れるな!
 ……いや、余り触れないで呉れ給え。」
 咳その物はようやく治まり掛けていた様だが、未だ呼吸は荒い。だから守矢が駆け出した時にも、咄嗟に反応する事は不可能だった。
「まあ……あの様子ならば、慌てて追いかけない方が良かろう。」
 守矢の安全に関しては、『お目付役』が側にいる以上心配する必要もない事を、鴛夜は知っていた。
「それとこの娘については……。」
 その言葉が途切れる。懇願する沙雪の懐から飛び出た物が鴛夜の目を引いたのだ。素早く、自然な動作で『それ』を拾い上げる。
(間違い無いな……。)
「……宜しい。此方で預かろう。
 但し私が保証出来るのは、『当面の安全と食い扶持』程度でしか無い。それで良ければ付いて来るが良い。」
 
 謎の陰陽師 鴛夜 より 沙雪 および 莉舟 へ
 
 まあ、鴛夜は『自分で前へ進む気が有る者』は一応『人間』として扱いますし、落ち着いてしまったので対応自体はまともなのですが。
 しかし、結構大きな『不確定要素(イレギュラー)』でしたね。これを如何に利用して行くべきか……。
97年12月21日:22時26分24秒
沙雪 / MARS
 ポロポロ・・・・
 沙雪の瞳からは涙が止まらなかった・・・・
 『傷付けちゃった・・・・どうしてこんな事言ったんだろう・・・』
 沙雪は深い公開で胸を押しつぶされそうだった
 『あの子は・・・私のことを可哀想だって・・・辛そうだって・・・そう思ってたのに・・・純粋に私のことを心配してくれていたのに・・・・』
 ひっく・・・ひっく・・・ぅぅぅ・・・
 涙に慟哭が混ざる
 『どうしてあの子を傷付けちゃったんだろう・・・・』
 沙雪は鴛夜に向かい・・・
 「お願いです・・・本当にあの方の使用人・・・いいえ・・・何でもいいんですぅ・・・そばにいさせて下さいぃ!!・・・お願いしますぅぅぅ・・・・」
 強く手を握りしめ・・・鴛夜に頭を垂れる・・・
 そのとき彼女の懐からお守りが飛び出る・・・・
 それは鴛夜の目を引いた・・・・それは紛れもない白樹の御印・・・冬峨の守護神社より与えられる御印であった・・・
 
 というわけで裏設定発動!!
 彼女は守矢の父親の隠し子だったのだぁ!!
 まあ、そういうことです。
 強引かな?
97年12月21日:21時34分31秒
一瞥 / ジョーカー
 鴛夜の背に手を当てたまま莉舟は口を開く。
 
 「坊主は走っていってしまったが…追い掛けなくてもいいのか、鴛夜?」
 
 ちらりと守矢が走っていった方向と少女を見る。
 
 「この娘については俺のつてで世話をしてやってもいいが?」
 
 莉舟  鴛夜に向かって
97年12月21日:08時05分42秒
守矢 / マモル
 「戦乱の世を渡って行くだけの‘力’が無ければ‘力’ある者を利用する。
  当然のことだろう?目くじらたてるほどのこととも思えんがね」
 
 名も知らぬ法師の言葉に、はっとする守矢。
 
 『僕はこの少女と相対したとき、‘力’がある者として振る舞っていたんだ。
  まるで、名代の嫡男という立場にいた頃の自分のように。
  今の僕は、なんの‘力’もない、ただの子供なのに。
  鴛夜さんと獅明さんの力を借りなければ、親の仇もとることの出来ない存在なのに』
 
 愕然として、まだ伏している少女、沙雪を見た。
 
 『自分より弱い人間を見て、いい気になってたんだ。
  本当は自分だって、弱い人間のくせに。
  満足に自分の世話も出来ない、幼稚な子供のくせに』
 
 そう思ったときに、急に自分が恥ずかしくなった。
 少女を見ているのに、守矢はもう耐えられなかった。噛みしめるように言葉を出す。
 
 「…君は僕に頼むべきじゃなかったんだ」
 
 そうつぶやくと、顔を紅潮させて守矢は立ち上がった。
 
 「鴛夜さん、彼女のことはよくしてあげてください。
  …僕は、先に宿に帰っています」
 
 一息にいうと、守矢は町の方向へと駆け出した。
 まるで、この場から逃げ出すように。
97年12月19日:22時08分49秒
返礼 / ジョーカー
 「あれで迷いが吹っ切れたと言うのならどういたしまして、というところか」
 
 そこに鴛夜が咳を始める。
 
 「どうしたね、鴛夜?」
 
 立ち上がり、鴛夜の背に廻って手を当てる。
 
 「労咳でも患っているのか?」
 
 莉舟  鴛夜に向かって
97年12月19日:19時54分01秒
しかし、困ったな・・・ / ハリ=ハラ
 こないだ、ジョーカーさんに指摘されたんだけど、
 今の獅明って、あまりにもたくましすぎ(笑)
 なんかこのままでは、自分が鬼だとわかっても、笑って済ませちゃいそうな感じが・・・(^^;)
 積極的に、守矢なんかと絡んで、もう少しソフトにしなければ。
97年12月19日:19時14分01秒
何を迷う必要があろうか? / Dr.李
 守矢も君の心の一部であるなら、何をためらうことがあろうか?
 君が選べばいい。
 君ならどうする?
 
97年12月19日:01時02分30秒
失われた物 / Ray
 莉舟の言葉に、一つ深く息を吐くと、鴛夜は先程の苛立ちが嘘のように落ち着きを取り戻した。
「ああ、そうだな。そう云う物だ。(だからこそ『嫌い』なのだが……。)
 何、単なる私の『好み』の問題だよ。」
 自嘲する様な微笑みを浮かべる。
「君には礼を言わせて貰うよ、莉舟。
 お陰で自分の心の中を再確認する事が出来たからね。」
 そう言って莉舟を見返す鴛夜からは、何かが抜け落ちた様な印象を受ける。
 その見極めが付くより先に、様子が一変する。
「コホッ、コホコホッ、コホッ……」
 手を口元に、咳を繰り返す鴛夜。何やら苦しそうに見える……。
 
 謎の陰陽師 鴛夜 より 莉舟 へ
 
 鴛夜は「弱者」が嫌いなのでは無く、「弱者である事に安住している者」を嫌っていました。
 ですが、莉舟の言葉のお陰で完全に落ち着きましたから、守矢君がどの様に決めても対応可能に成ってしまいました。
『感情:弱さに対する憎しみ(初級)』は今度こそ完全に消えてしまいます。最早弱者の事など気にも留めないでしょう。(良くも悪くも)
97年12月19日:01時00分35秒
『朱波』と『磐虎』 / Ray
 事の起こりは単純な物だった……筈だ。複雑になったのは其処が幾つかの国と国境を接していた事に因る。
 昔日の真那と同じ様に、仕える主を乗り換える事で半独立の状態を保つ……小領主が乱世を生き抜く一つの方法ではあった。
 それが許されなく為ったのは、中央権力の安定に因る。こ度の戦も、その延長線上に在った。
 だが、それはこの場で戦う者達にとっては、大した意味を持たない事でもあった。
 
「何故落ちぬ!」
 会心の一撃の筈であった。
 無防備な肩口に打ち込まれたヨロイ太刀はしかし、胴に迄食い込む事もなく、相手の肩部装甲に受け止められていた。
「なかなかやる。だが……此処までだ!」
 赤く塗られた左肩の”紋章装甲”が限界を超えて燃え尽きるより速く、裂帛の気合いと共に斜め下段から擦り上げられたヨロイ太刀が、 打ち込みに因り無防備となった目の前のヨロイを捉える。ありったけの”珠”と”気”を注ぎ込んだ一撃は、そのヨロイの胸部から上を弾き飛ばす。
『朱波』と呼ばれたヨロイは、その一撃で甲腔を露呈され機能を停止した。
 ヨロイ同士の戦いが終わったならば、速やかに兵達を援護しなければならない。包囲陣の為に残された貴重な砲を狙った襲撃は、未だ終わっては居ないのだから。 だが、『磐虎』とその主たる雪広は、その事を一瞬とは言え忘れていた。
 機能を停止した『朱波』の甲腔から立ち上り、燃える様な目で彼を睨み付ける少女の姿に……。
 それは一種異様な光景であった。が、同時に凄絶な迄の美しさを秘めていた。
 雪広がその姿に眼を奪われていたのは、ほんの数秒の事であった。だがそれは、致命的に重要な数秒であった。
「姫!?」
 声と共に、ヨロイ用の小太刀が”紋章装甲”を失った『磐虎』の左脇に喰い込み、そこで”珠”を弾けさせる。構造上の急所への一撃は、さしもの『磐虎』すら打ち倒した。
 薄れゆく視界の中に、倒れ込む『磐虎』には目も呉れず、擱座した『朱波』へと駆け寄る、小太刀を抱えた若い男の姿が映った。
 重傷を負い気を失った雪広が意識を回復させたのは、結局全てが終わった後であった。
 包囲側の『赤備え左翼』は、『本陣』より預かった貴重な攻城砲三門を、全て使用不能にされていた。
 援軍迎撃に向かった『本陣』以下の他隊より増派を受ける事は出来ない。珠兵の半数を助勢として送り出していた『左翼』にとっては無視し得ぬ損害であった。
「認めるのは口惜しいが、敵さんも仲々やるねぇ。これが味方なら『十二勇士』に推薦してやりたい位だ。」
 とは、この場に残る『十二勇士』の片割れの評である。その言葉には雪広も素直に頷く事が出来た。敵方の指揮官片倉 小十郎が、彼を倒した小太刀の遣い手であった事は聞かされている。
「この様な処で死なせたくは無いものだな。」
 雪広のその言葉は誰に向けての物であったか……。
 それから5日後、3倍の敵を撃退した『本陣』以下他隊の参陣と相前後して、『赤備え』の陣を開城の使者が訪れた。
 7日間に渡って『左翼』の攻勢を凌ぎ切った小十郎の手腕を惜しんだ『真那の御大将』が、『左翼』の総意としての上申に応じ、密使を送った結果であった。
 傷の癒えた雪広があの時の二人に再会したのは、それから暫く後−彼等が『左翼』に加わる事が決まって後の事であった。
 
 と言う訳でDr.李さんの書き込みの裏側、真那 雪広からの視点です。
 別にここ(戦乱編)でラブコメの王道をやる心算は無いのですが、ついつい打鍵が滑ってしまいました。(笑)
97年12月18日:23時45分35秒
君は強いか? / MARS
 それが答え
 まあ、弱い人間がさらに弱いものに対して行うことは余裕があれば見下し、余裕がなければ憎む・・・
 そういうことです。
97年12月18日:23時38分57秒
獅明は / ハリ=ハラ
 個人的に、守矢の事を気に入っているようです。
 ですから、多少の事で袂を分かつような事にはならないと思いますよ。
 それに、殺そうとした娘と共に行動するなんて、面白いじゃあないですか。
97年12月18日:23時34分47秒
もうちょっと待ってください / マモル
 守矢の返事待ちのかた、ちょっと待っててください。
 返答にちょっと悩んでまして。
 
 ここで順当に「弱者への共感」とか因縁取って、沙雪を救うように返答すると
 それは結局、羅刹と同じ方法論を守矢にとらせることになるんですよね。
 まあ、それも九道との対決などで因縁を刺激しあえるので、良いかもしれませんが。
 
 獅明や鴛夜は、弱者が嫌いみたいだし、そこでも悩む。
 今、袂を分かつわけにはいかないからなぁ。
97年12月17日:20時14分18秒
小十郎の回想 / Dr.李
 やれやれ、ずいぶんきな臭い。
 一国のみの話ではないようだな。
 今は亡き我が君が攻め込まれたのも、関係あるやもしれん。
 
 「小十郎、頼む、咲夜を・・・。」
 「我が君!」
 「父上!」
 
 「片倉さま!敵第2陣来ます!」
 「くっ!第一城門を開き、罠に掛けろ!」
 そう言って咲夜の方を見る。
 「咲夜様は奥の方へ。」
 抜け道はおそらく使えない。
 念のため、すでに水を流し込んで置いた。
 
 第2城門で剣を振るう。
 ヨロイを潰しておいたおかげで、敵の砲は気にしなくても良い。
 敵の珠兵はこちらの珠兵で応戦。
 そして、兵は小十郎自らが指揮を執って迎え撃っていた。
 
 籠城して早5日。
 戦いは膠着状態に落ちつつあったが、あっさりと決着はついた。
 
 「小十郎!」
 「姫!?」
 「降参なされよ、片倉殿・・・」
 漆黒の金剛機・・・名は霧影と名乗った。
 「我が主も悪いようにはせぬと仰せです。」
 「ええーい、離せ!小十郎、降参など必要ない!」
 「片倉殿、これ以上は無益でござる。」
 「霧影殿、我はどうなってもよいが、姫君殿に手を出さぬと、約定していただけるか?」
 「無論でござる、この霧影の名にかけて。」
 ふう。からーん。
 ため息を付き、刀を捨てる。
 「了承した。」
 
 あの日より、俺は姫を護りそのためだけに生きようと決意した、そう何があろうと。
 
 「小十郎、どうかしたか?」
 「いえ、何でもありませぬ。」
 「そうか。」
 「姫様。」
 「?」
 「この小十郎は、いつまでも姫におともします。」
 「うむ、しっかりついて参れ。」
97年12月17日:01時06分21秒
ささやかな懸念 / Ray
「そういえば雪広殿。あの軍師殿はどういう御仁なのですかな?」
 小十郎の質問に、僅かに言い淀む雪広。幾らかの逡巡の後、小声で応じてくる。
「何でも『北政所』様のお声掛かりだとか。恐らくは評定衆の何れかの方の推挙が有っての事でしょう。
 それ以上詳しい素性は、私の方でも存じません。ですが、何となく気になるのですよ。」
 磐虎の頭が、小声で話す二人の方を訝しげに向く。一転して、常の如く軽い調子に戻る雪広。
「まあ、心配する様な事では無いと思います。現に、この山越えも『軍師殿』の持参した絵図無しでは叶わなかったでしょうし。
 では、移動の準備もありますし、私はこれで。」
 一寸ぎこちないのはご愛敬と言う物か。
(咲夜殿に、要らぬ心配をさせたくは無いですからね……。)
 言葉にせずとも、小十郎には伝わったであろう。雪広にはそう思えた。
 
 雪広 より 小十郎 へ
 
 おお、こんな所(戦乱編)に『愛情』持ちが居たとは。
 因みに雪広の方でここで関わるのは『仲間への信頼(中級)』&『咲夜への興味(初級)』(『ヨロイへの愛情(中級)』の変化だったりして(笑))ですかね。
 あ、『軍師殿』の名前すらまだ出して無いや。(苦笑)
97年12月16日:23時59分50秒
蒼馬 / MARS
 『身も蓋もねーな・・・こういうとこだけは先代と変わんねーや』
 思わず苦笑いが浮かぶ
 『これじゃあ、どっちが歌舞伎もんか分かんねーや(へへへ)・・・・つまり何も望んで戦ってるわけじゃねえって事か。そうすっとますます軍師のやろうが怪しいねぇー』
 軍師の何か含んだような顔を見て胡散臭さに嫌気がさす。
 『まったく・・・てめーの領地もきっちり管理できん野郎共が他人の領地をほしがりやがって。おかげで迷惑こうむんのは真那の大将や俺達赤構えって事分かってんのかねぇー・・・まあ一番迷惑なのは民草なんだが・・・』
 
 
 むう、咲夜って大人なのね。飴ほしさに歩いてる途中で接合とくって事はないよなー・・・おもしろそうだったけど没やネこれ。
97年12月16日:23時28分41秒
果たすべき使命 / Ray
「……詰まる処、単純作業の繰り返しに過ぎません。固定した組み紐を鋼に変換し、それを利用して橋を架けると言う訳です。
 勿論、ヨロイが渡れる程の強度は望めませんが、そこは飛行式を併用してやれば……」
 立て板に水の如き『軍師殿』の解説に耳を傾けながら、左衛門佐は軍議に参集した『陰陽師』達の表情をみていた。
 新任の『軍師殿』に対する反応は、余り芳しい物では無い。それは「この戦」の意義に対する懐疑でもあったのだろう。中には、露骨に不満そうな顔の者も居る。
(蒼馬か……無理も無い。「赤備え」に対する思い入れの強い者程、今度の戦には意義を見出せまいな。
 何せこの私でも、未だに「あの時の治部殿の言葉」以外には意義を見出せないで居るのだからな……。)
 その想いは一月程前に飛ぶ。
 
「これは異な事を。すると治部殿は、我等に『冬峨攻め』に荷担せよと仰るのか?
 これまで反対を通して来られた治部殿が、今になって何故その様な事を私に申されるのか、ご説明頂けましょうや?」
 御側衆(文治派)筆頭である治部少輔の言葉に、左衛門佐は裏切られた思いを隠しきれなかった。
 国の財政を傾けて迄の外征に最後まで反対し続けてきた同士からの意外な申し出は、正に「青天の霹靂」と言えた。
 だがそれも、続く言葉が治部少輔の本心を明かすに連れ、徐々に変化して行く事となる。
「これ以上我等が反対を続けた処で、評定衆(武断派)との確執が表面化するばかり。
 今此処で、この国を二つに割る訳にはいかぬ。同胞相打つ事態など、迎える訳にはいかぬのだ。」
 血を吐く様な言葉が治部少輔の口から流れ出す。口にする者にとっても、苦渋の選択であったのだろう。
「『冬峨領の分割は戦功に応じて決する』との申し合わせがある以上、この戦が「力攻め」となるは必至。
 なれば兵達はどうなる? 「力攻め」に因って無駄に死なねばならぬ者達は?
 彼の者達も同じ国の民。真那殿には彼の者達を救って頂きたい。貴殿でなくば出来ぬ事なのだ。」
 そう言うと、一回り年の違う友人は、額を床に擦り付ける様にして頭を下げる。
『亡き大殿の懐刀』と迄呼ばれた稀代の能吏の至誠は、左衛門佐の心を動かした。
 
(……我等が成すべきは、一人でも多くの者を故国に連れ帰る事……か。)
「……殿? 御大将? 如何為されました?」
 物思いに沈んでいた左衛門佐は、耳元で呼ぶ声に我に返った。
 見回すと、心配そうな表情が並んでいる。左衛門佐の体力の無さは、こと『赤備え』の中では「悪意の無い冗談の対象となる程」公然の秘密である。
(皆に心配を懸けたか……確かに疲れてはいる様だな。)
「大事無い。考え事をしていただけだ。『軍師殿』、用件は終わりかな? 
 最後に皆に一言言って置きたいのだが。」
 床几より立ち上がると、周りの者達を見回し、語り掛ける様に話し始める。
「この戦に関しては、皆も思う処が有ろう。
 色々と題目を付ける者も居るだろうが、どれも大した意味は無い。
 死んでしまえば其処で終わり。肝心なのは皆で生きて還る事だ。
 その為の算段はたてておく故、皆には安心して本分を尽くして貰いたい。
 真那が諸君等を見捨てる事は決して無い。その事だけは信じて貰いたい。」
 いっそ実も蓋も無い程の左衛門佐の言葉に、『赤備え』の者達は一つの想いを共有する。『これあるかな、我等が御大将』と。
 
 真那 左衛門佐 その場の一同 に向かって
 
 と言う訳で、名前だけだった左衛門佐の実体がこれです。結構いい加減で実も蓋も無い漢に見えますが、実際にその通りです。(笑)
 尤も、「真那の伝統」である「伊達と酔狂」(「義」と言う程格好良い物では無い)は未だに健在ですので、蒼馬君も気落ちしないでね。
 因みに、『墺』本国のモチーフは「大閤死後の豊家(但し徳川抜き)」です。(「治部少輔」なんてモロに「石田 三成」ですし。)
97年12月16日:23時27分25秒
/ ハリ=ハラ
 「ほうほう、金剛機となぁ・・・」
 
 興味が有るのか無いのかわからない口振りで、相づちを打つ。
 
 「わしも昔造ったが、結局失敗して壊してしまったからなぁ。
  だが、あれぐらいの速さで動けるとはのう。
  いやはや、こいつは骨が折れるぞい。」
97年12月16日:21時25分53秒
それはかまわんが・・・ / Dr.李
 咲夜は元々猪突猛進なタイプであるから、それはかまわんが?
 だが、小十郎のいないところでは、猪突猛進もセンのだよ。
 
 因縁で、小十郎に対する信頼:上級を持っておるからの。
 小十郎は、咲夜への愛情:上級だけど(笑)
 
 命に関わりがないならかまわないが、一応、この真那の中では新参者という立場はわきまえてると思ってくれ。
 それから、口調から幼い気がしてるかもしれないが、実際にはだいぶしっかりしてるからね。
 この間の負け戦で精神的に成長してるのさ。
97年12月16日:21時18分34秒
寛容 / ジョーカー
 感情的な仕草を見せる鴛夜を興味深げに見ていた莉舟が口を開く。
 
 「戦乱の世を渡って行くだけの‘力’が無ければ‘力’ある者を利用する。
 当然のことだろう?目くじらたてるほどのこととも思えんがね」
 
 目は笑ったまま言葉を続ける。
 
 「売れる物があるなら何であろうと売る。それが腕だろうと身体だろうと誇りだろうと。
 媚びを売って何が悪い?弱さを売りにして何が悪い?
 題目では腹は膨れない。経文を唱えて飢え死にしたところで何の意味がある?
 死を選ぶくらいなら全てを利用して生きる者の方が俺には好ましいがね。
 それが、それこそ人の姿の真なる物じゃないか」
 
 彼なりの哲学を披露する莉舟は表面的にはからかっている様だが
 どこか真剣というか真実の色を帯びていた。
 
 「死よりも尊い‘何か’を持っている連中が居るのも確かだがね」
 
 最後の科白は何かを嘲笑うようでもあった。
 
 莉舟  鴛夜に向かって
97年12月16日:20時51分36秒
苛立ち / Ray
「……君次第だな、少年。」
 僅かに不快そうな顔で応える鴛夜。
「どの途君に、自分の身の回りの世話など出来まい?
 例の『用事』が終わったとしても、未だ先は長い。その為の人間は欲しかった処では有るが……。」
 冷ややかな目で沙雪を見下ろす。
「だが私は、この手の媚びの売り方をする『弱者である事を売り物にする連中』が一番嫌いでね。
『知り合いに紹介しても良い』とも思ったが、その気も失せてしまいそうだ。
 どうするかは君が決め給え、少年。
『捨て置く』にせよ『拾う』にせよ、全ては君次第だ。」
 一方的にそう告げると、鴛夜は「我関せず」とばかりに両の腕を組み、傍らの樹に背を預けたまま守矢の決断を待つ。
 己の内の『何か』を見つめながら……。
 
 謎の陰陽師 鴛夜 より 守矢 へ
 
 ああ、理詰めで動く筈の鴛夜が「捨てた筈の因縁」に流されている……。
 これでは『感情:弱さに対する憎しみ(初級)』の復活ですな。(昔は『憐れみ』も有ったのに。)
 最初の計算は何処へ行ったのやら。(苦笑)
 さて、次はいよいよ「戦乱編の要石」真那 左衛門佐の描写に移りますか。
 MARSさん、ハリ=ハラさん、もう一寸待ってね。
97年12月16日:20時43分46秒
蒼馬to筧 / MARS
 「おいおい、やめてくれよ筧のおっさん。前みたいに使ったらチュドーンってのは・・・あれのおかげで姫君のヨロイが参戦できなかったんだから。」
 苦笑いをして筧の言葉に応える。
 「それよりも聞いたかい?敵の事さ・・・何でも金剛機みたいにちょっぱやの鬼だって言うじゃないか・・・なあ、興味ない?」
 心底楽しそうに笑う
 
 
 そうだ!!李さん!!姫にへまやらかさせてOK?
 もちろん命に関わる事じゃ・・・・まあ、もちろんないが・・・ねえダメ?
97年12月16日:20時10分10秒
ほうほう / ハリ=ハラ
 >ところで沙雪に関してですが獅明の顔を覚えてません。
 そりゃあ良い(にたり)
 じゃあ、せいぜい親切にしてやらう。
 それから、筧(かけい)だよ、真田十勇士の「筧十蔵」が元ネタ。
 元ネタが種子島の名手だったから、こいつも銃の腕がいいの。
 ちなみに、十兵衛は親父の名前。
 
 
 「いやぁー、せっかく調整しとったら無理矢理連れてこられてのう・・・
  このままでは、少々出力を落とさんと危険だぞ。
  もう少し調整せんと、全開で使えんからなぁ・・・」
 全く持って、残念そうにそう言う。
 筧にとっては、会議に出ても退屈なだけなのだ・・・
97年12月16日:19時24分04秒
蒼馬 / MARS
 「いんやー別にー・・・・何姫君に飴でもやろうと思ってさ。」
 表情を元の明るい感じに無理矢理変えて篁の方に向く
 「ところで篁のおっさん。いいのか尖光の調節しなくって。」
 
 
 というわけでいいですかハリ=ハラさん。
 ところで沙雪に関してですが獅明の顔を覚えてません。
 っで、いいのかな守谷君。一番傷つくのは君だよ・・・なんせ彼女はそういうことには抵抗無いからね。
 父親に効率のいい仕事しろって教え込まれてるから。
 まあ、守谷君のことは恨むだろうけどね。
 でも、紅鶴楼が妖しいところだっての知ってんだから少しはいやがろうね。
 後、近くには鳳凰宗の寺ないんじゃないかな。羅刹が孤児を集めた就職訓練所みたいなのはありますが・・・・
97年12月16日:17時00分01秒
お相手して / ハリ=ハラ
 蒼馬君、暇でしょうがない筧のおっさんの相手をしてやってくれないか?
 六郎は出てこないし、獅勇の乗り手は決まってないし、尖光の調整も出来ないし・・・
 もう少し調整したいよう(;;)このままだと、危険だから霊圧下げなきゃいけなくなる。
 
 「よう、元気がないのう。
  どうかしたのか?」
 蒼馬の肩をたたくものが居る。
 振り返ると、そこに居るのは「真那の便利屋」、筧十兵衛だった。
97年12月16日:15時26分57秒
当初は / ハリ=ハラ
 少女は、父親がとんでもない方法で殺され、自分も殺されかけたことにより一時的な記憶喪失か何かになるかと思っていたのですが・・・
 精神的ショックは大きかっただろうし、発狂してもおかしくない状態だったと思います。
 まあ、現在普通の精神状態のようですから構わないのですが、このままでは余りに獅明が邪魔になりそうで・・・(笑)
 
 やっぱり、少女は獅明の顔をばっちり覚えていますよねぇ
97年12月16日:05時25分27秒
私の意見 / ハリ=ハラ
 獅明にとっては、どちらに行こうがかまいません(今、居ないしね。)
 ただ、一応言っておきますが、「紅鶴楼」では親の敵であり、自分を殺そうとした怖い妖が寝ています。(笑)
 なかで会ったりすると、大変だと思いますよ。
 
 ということで、「紅鶴楼」に一票
97年12月16日:03時08分04秒
沙雪の処遇 / マモル
 守矢にしてみれば、「紅鶴楼」だろうがお寺だろうが、どちらでもかまいません。
 だいたい守矢は「紅鶴楼」の正体を知らないわけだし、
 寺院のほうは、沙雪自身が嫌がるんじゃないんですか?
 
 物語の展開上、必要と思われるなら「紅鶴楼」へ一票です。
 (うう、Rayさんの手の内で踊ってる気がする。)
97年12月16日:02時59分23秒
困惑する守矢 / マモル
 こっちは、暴走編と違って純愛にはなりそうもないなぁ。
 うう、守矢ってば不憫だな。(笑)
 
 「…迷惑はかけませんのでどうかお雇い下さい」
 土下座した沙雪の、およそ子供らしくないその物言いに、絶句する守矢。
 少し考えて、守矢なりの結論をくだす。
 「…僕らは今、大切な『用事』の最中なんだ。残念だけど君を雇う余裕はないんだ…」
 「そこをなんとかっ」
 少女は、額を地面にこすりつける勢いで懇願する。
 「どうしましょう、鴛夜さん?」
 すがるような目つきで、守矢は鴛夜を見上げた。
 「僕らには、なんとかしてあげることはできないんですか」
 
 守矢から 鴛夜へ
97年12月15日:23時48分10秒
事態の裏側 / Ray
>三国が攻めてくる理由って何でしたっけ。
>単純に権勢欲とか征服欲ですか?
 
>裏で焚き付けているのがいるにせよ、三国自体はどういう理由で組み、動いているのかと思いまして。
 これはPCレベルでは未だ出て来ては居ませんが、四ヶ国に割り振られた秘匿名称を見れば一目瞭然。
 「冬峨の国自体の解体と分割」が目的です。
 決して仲の良く無い三国が手を組んでいるのは、共通の危機感(どう見ても羅刹って手を組めそうなタイプでは無いですし)と、「決して表に出ない類の」保証を裏で得ているからです。 表向きは「善隣友好条約」でしか無い物が、「大社」の裏書きと祝いの品(明鏡)によって「軍事同盟化」してしまった訳です。これでは迂闊に「抜ける」事すら出来ません。(後が怖い)
 おまけに各国内に浸透した「仕掛け人達」の暗躍に因り、内政的にも「行動せざるを得ない」状況まで行ってしまいました。(同盟締結を進めたのも「仕掛け人達」ですし。) 主戦派を援助して穏健派を押さえ、国内の対立を散々煽った上で外征か内紛かを選択「させる」。良くある手口です。巻き込まれる方にしてみれば、たまった物じゃ無いですが。
 
>守矢の意に反する行動を行うのは、結果的に守矢を
>動かしにくくなるかも知れませんよ。
 ええ、飽くまでも「守矢の意向を汲む形」での話です。まあ、どちらにせよ「動機付け」に成って呉れれば文句は無い訳ですから。
「近くに居る方が情が移る」と考えていた迄の事ですし。しかし、いい加減性格悪ですな。こう迄徹底しているキャラは私のストックの中でも珍しいわ。(笑)
97年12月15日:22時28分33秒
そう言えば / ジョーカー
 三国が攻めてくる理由って何でしたっけ。
 単純に権勢欲とか征服欲ですか?
 
 裏で焚き付けているのがいるにせよ、三国自体はどういう理由で組み、動いているのかと思いまして。
 
97年12月15日:22時16分26秒
姫様主従 / Dr.李
 「うむ、大変じゃな。」
 ホントにわかってるのかどうか。
 「・・・・」
 さすがに、小十郎はこれからの道行きがどんなものか分かっているようだ。
 「そういえば雪広殿。あの軍師殿はどういう御仁なのですかな?」
97年12月15日:22時13分08秒
蒼馬 / MARS
『っへー・・・なるほどねー・・・他の国も動いてるってか・・・真那の大将もそれが分かっていながら動かなきゃなんねーとはお辛いこって・・・』
陰陽師が集まり戦においての役割を話し合う中で交わされるうわさ話を聞き蒼馬はなにやらきな臭いものを感じた
『先代の頃は格好良かったのにねー・・・』
ふと蒼馬は先代の戦い方を思い出していた。
先代は義にあつく武勇に長けた人間であった。それがために圧倒的に不利といわれた外様の領地での戦いで他の武家が動かぬ中で真那の軍だけはそれを承知で参戦していた。
しかしその数の差はいかんともしにくいものがあった。それでも彼はあきらめず知略を巡らし全てが閉ざされる冬まで持ちこたえた。そして奇跡的な逆転劇である。
今まで動かなかった譜代達を立ち上がらせ冬で疲弊した敵軍を一気に打破したのである。
そして先代が譜代を動かした言葉は
『義を見てなさざるは勇なきなり!!』
父親の助手でその戦いを見ていた彼にとってその言葉は座右の名となった。
そしてそれから彼は体を鍛えなんとしても真那の軍に使えると決意したのである。
しかし先代はその戦いがたたり一線を退いた。
それは少し相馬の気持ちを萎えさせていた。
「しゃーねえ・・・咲夜のために飴でも買ってがんばらせるか・・・」
97年12月15日:22時03分47秒
むう / ジョーカー
たくましいな沙雪。
97年12月15日:21時57分40秒
沙雪 / MARS
『あ・・・この子勘違いしてる・・・純粋なんだな・・・』
『でも、もしかしたら何とかなるかも・・・』
「あの・・・お武家様・・・どうか私めを使用人としてお雇い下さいませ。炊事も洗濯も掃除もできます。迷惑はかけませんのでどうかお雇い下さい。」 深く土下座をし頭をこすりつける。 彼女にとって武家とは暴力を振るう搾取者でしかない。こういった者はしたでに出ておだてれば調子に乗ってその搾取したものからおこぼれをもらえると彼女は父親から学んだ。
97年12月15日:21時56分40秒
でも / ジョーカー
 莉舟がそのことを言ったら多分、守矢はそっちを指示すると思いますが。
 安全か否かと言われたらね。守矢を利用しようとしている以上
 守矢の意に反する行動を行うのは、結果的に守矢を
 動かしにくくなるかも知れませんよ。
97年12月15日:21時44分34秒
Re:預け先 / Ray
 甘いですね。安全かどうかなんて鴛夜には関係ない話です。
 問題なのは「如何に利用価値を見出すか」ですから。(ああ、無情)
 むしろ、少し位危険じゃないと「守矢君の発憤材料」には為らないでしょう?(クスクス)
 ああ、何て嫌な奴。でも、鴛夜だもんな……。
97年12月15日:21時32分20秒
『霊峰越え』 / Ray
「何より先ず『この山』と、でしょうね。」
 軽く笑ってそう答える。
「何しろ『天狗が棲む』と迄言われる霊峰だそうですから。土地の者さえ近寄ろうとはしないと言います。お陰で、こんなに酷い道行きと成る訳です。
 例の『軍師殿』が持参した絵図が無けれは、如何に急ぐとは云え、この様な道を選んだりはしない処ですが……御館様にも、難しい決断でしたね。」
 一瞬、『軍師殿』の辺りで、僅かに眉をひそめる雪広。この戦の為に付けられた新任の軍師に対して、未だに不信感を拭いきれては居ない様子だ。
「まあ、そのお陰で冬峨の軍と出会う心配は、今の所は殆ど有りません。
 内藤殿の軍勢に対処しているとすれば、こんな方向にまで手を広げている余裕は無いでしょう。
 御館様の予想通りなら、内藤殿が山道を抜けられる頃には、我等も彼の地に辿り着ける筈。
 尤も、その為には此処から先の難所を潜り抜け、峡谷を一つ渡らねば為りませんが……道も無ければ橋も無い中で、ね。」
 かなりの難事を、サラリと口にする。如何に困難な時にあっても余裕を失わないのは、真那の者にとっての「第二の天性」と言える。
「磐虎は重装甲の分足まわりに負担が掛かりますから、鋼蹄や震皇の様に荷を満載させる訳には行きません。
 獅勇共々、此処から先で負傷者が出る様な事が有れば、お世話になりますよ。」
 
 雪広 より 咲夜&小十郎 へ
 
 掛け合い所改装の煽りを受けて、説明を忘れていましたが、これが『霊峰越え』の所以。
 要は「土地の者すら近寄る事が無い霊峰を踏破して行く」と言う事です。
 これで「静狭間の戦い」が第三ターンで止まっている理由が分かりましたね。(苦笑)
 
 それと「右翼」の蟲サムライ君の名を「元ネタを尊重」して「村雨 六郎」に変更。
「真田十勇士」の「望月 六郎」と某「GR」の横山キャラが元ネタね。(笑)
97年12月15日:21時07分17秒
沙雪の預け先 / ジョーカー
 莉舟のつてで寺に預けるという手もありますが。
 鳳凰宗の寺が戦乱に巻き込まれることはないでしょうから
 郭よりも安全ですよ。
97年12月15日:18時38分37秒
姫様主従 / Dr.李
 「ふむ、確かにきつそうじゃのう。」
 「はい、姫様。あのような場所を通るときには、伏兵もしくは間者がいると考えながら行軍するものです。規模を悟られるより、分からぬままの方が良いですからね。」
 「のう、小十郎。」
 「何でしょうか、姫様?」
 「ここからは、馬よりも、この磐虎に荷物を着けた方が負担が少なくなると思うのじゃが。」
 「姫様、その心つかい、まことにご立派です。しかしながら、万が一の場合、姫様には戦って貰わねばなりません。」
 「うむ、そのための量ということじゃな。」
 「御意。」
 
 「ところで雪広どの?妾は誰と戦うのじゃな?そろそろ、物見の報告が入る頃であろう?」
97年12月15日:17時08分57秒
/ ハリ=ハラ
 「筧様、お早くお願いいたします。
  他の方々もお待ちですから・・・・」
 筧を呼びに来た若武者が、困ったように言う。
 「わっかっとるよ・・・・
  あと、もう少し・・・・・」
 上の空で答える筧。
 先ほどから、獅勇に付けた尖光の調整に余念が無いのだ。
 もっとも、半分以上趣味なのだが・・・
 「筧様の『もう少し』を待っていたら、月が変わってしまいます。
  何としても、来ていただきますから!
  失礼・・・」
 「あっ!何をする?」
 「力ずくで来ていただきます!」
 「ああ(涙)
  あと少しなのにぃ・・・・・」
 
 武者二人に脇を抱えられ、ずるずると引き摺られていく筧。
 まあ、休憩を取っているときに、調整をしようというのがそもそも無理なのだが・・・
 いつもといえば、いつもの光景であった。
 
 
 ということで、尖光の調整は完了していません。
 ひょっとしたら、まずい点が有るかもしれませんね・・・・(にや)
97年12月15日:16時55分56秒
注意 / ハリ=ハラ
 今のうちに書いておきますが、
 獅明の部屋に、いきなり入ってくるのは止めましょう。
 いきなり入ってこられると、大変なことになってしまうもので・・・
97年12月15日:03時47分09秒
「他生の縁」の利用法 / Ray
「さて? 私は構わぬのだが、あの様子では少年が納得しそうに無いな。
 ふむ、『袖擦り合うも他生の縁』か……。」
 何やら考えを巡らす鴛夜。
(この縁も、少年の補強材料として使えぬ事も無いな。
 何せ、今のままではお話にならん。少年には更に強い意志が必要だ。
 その為に使える手駒ならば、今の内から揃えて置いた方が良い……か。)
 守矢の台詞を聞きながら、その様な事を考える。
「身寄りが無いとでも言うのなら、心当たりは一つあるがね。
 沙雪とか言ったか? お前さんはどうしたい?」
 
 謎の陰陽師 鴛夜 より 沙雪 および 莉舟 へ
 
 マモルさん、勘違いしない様に。鴛夜に「その手の趣味は無い」のです。
 彼が目論んでいるのは、飽くまでも「守矢の動機付けの補強」ですから。
 それに、廓に居るのは遊女だけで無く、下働きや何かで結構人手不足だったりするのですよ。
 おまけに仲間(右京)も居ますから、任せておこうかと。
 それを「……不潔」だなんて、その発想の方が「いやーんな感じ」。(笑)
97年12月15日:01時34分54秒
守矢と沙雪 / マモル
 「沙雪さんか…、いい名前だね」
 お世辞でなく、守矢は心の底からそう思う。
 「大切な人が死んでしまって悲しい気持ちはわかるよ」
 そこでちょっと言葉を切る。
 「僕もこの戦で、両親を亡くしたんだ」
 フラッシュバックで甦る、父母のさらし首。半狂乱になって出撃したのはそのすぐ後だ。
 頭をふって、その光景を忘れようとする。
 「でもね、だからって泣いてるだけじゃ駄目なんだと思う。
  生きている人間には、生きている人間のやるべきことがあると思うんだ。
  つらくったって、苦しくったって、僕らは何か行動しなきゃならないんだと思う」
 そういうと、沙雪の頬を流れる涙を拭ってやる。
 「泣くだけ泣いたら、その何かを一緒に考えない?」
 
 守矢から 沙雪へ
 
 守矢は、沙雪が悲しんでいるのは純粋に「大切な人が死んでしまったから」だと勘違いしています。
 なのでここで少女の反撃を開始してもOKです。
 
 >Rayさん
 「紅鶴楼」に入れて、「あとで利用」だなんて…、大人って不潔だっ。(笑)
 
97年12月14日:22時31分31秒
莉舟 / ジョーカー
 「先に名乗られては答えぬのは礼儀に反するな」
 
 礼儀を云々言うような性格には見えないがともかくそう言った。
 
 「拙僧の名は莉舟という。通り名としては…『外道法師』と言うところか」
 
 にやりと笑う。どう見ても健全そうには見えないが偽りの笑いではない。
 
 「ところで成り行きで助けた、主も俺もな、あの娘だがどうする?」
 
 ちらりと沙雪を見ながら莉舟はそう言った。
 
 外道法師 莉舟  智の探求者 鴛夜に向かって
97年12月14日:13時55分45秒
破顔一笑 / Ray
 鴛夜の方も動かしておきますか。
 
 莉舟の言葉に、いきなり破顔する鴛夜。実に気持ち良さそうに笑い出す。
「くくく……あははは……。
 良いねぇ。気に入ったよ。
 とてもあの建前ばかりの連中と同じ宗門とは思えん答えだ。
『己を裁くは己の法のみ。それをとやかく言われる筋合いはない』か。同感だね。
 くくく……。」
 少女(沙雪)に構っている守矢の方を一瞥して置いて、改めて莉舟を真っ直ぐに見返す。
「そう言えば名乗っては居なかったな。
 我が名は鴛夜。先程も言った様に『智の探究者』だよ。
 宜しければ、君の名も教えて貰いたいね。」
 
 謎の陰陽師 鴛夜 より 莉舟 へ
 
 しかし、莉舟って意外に鴛夜と似ているのかも知れない。壊れ方が。(苦笑)
「少女をどうするか」ですが、「守矢の希望を容れる形で落ち着き先を世話する」と言うのは如何ですか?
 鴛夜に任せて呉れるのなら、「良い所」を紹介して差し上げますよ。(「紅鶴楼」ですけど。笑)後で利用出来ますからね。
97年12月14日:12時45分08秒
静かなる「虎」 / Ray
「済みませんね。言葉は悪いですが、決して悪気があっての事では無いのですよ。」
 背後から穏やかな声が掛かる。振り返った三者は三様の反応を返す。
 そこには優しげな微笑みを浮かべた具足姿の若者が一人。
 左翼の軍監にして事実上の指揮官、先代「十二勇士」にして「磐虎」の旧主たる真那 雪広である。
「『軍の真価は戦場の外でこそ顕れる』と言うのが真那の家伝。退屈かも知れませんが、行軍もまた一つの『戦』。此処では皆が先陣ですよ。
 それと蒼馬、式の打てる者には集合が掛かっています。本陣の軍師殿の処へ行って貰えませんか?」
 その穏やかな話し方を聞いていると、とてもでは無いが戦場で「王虎」とまで呼ばれていた人物とは思えない。
 だが、この場の者全てが知っている。その牙と爪は、仕舞われているだけの事。「虎」は未だ健在なのだ、と。
「一番の難所が目前です。あの峠を越える迄、気を抜く訳には行きませんよ。」
 
 「王虎」真那 雪広 より 「左翼」のお三方へ
 
 と言う訳で舌の根も乾かぬ内に「王虎(ケーニヒス・ティーゲル)」。(笑)
 雪広は左衛門佐の兄(先代真那家当主)信雪の長男で、冬弥と深雪の兄に当たります。左衛門佐に未だ子が無い現在、後継者筆頭です。
 何故継嗣が「ヨロイ乗り」だったかと言うと、真那一族では「一門皆兵」が当然とされている為、「ヨロイ乗り」自体が「戦修行」となっているのです。
(この為、真那一門の三分の一以上が戦場の露と消えている。外様の地方領主が生き残る為の代償と言う奴。)
 雪広の具足の兜は虎の頭を模した物で『磐虎』とお揃い、としておきますか。
97年12月13日:21時25分07秒
無理無理(笑) / MARS
 「先陣だって?馬鹿ゆうなよ・・・小十郎はともかく、くそ餓鬼のてめーが先陣どころか戦に参加できるかどうか?」
 鼻先で笑う蒼馬
 「なんじゃと!!」
 「まあ。せいぜい戦場でションベンたらさねーよーにな姫君(ふふん)」
 本心ではない・・・できれば戦いに謎参加させたくない。それが咲夜のためである。
 その優しさを素直に表せない蒼馬であった。
 
 
 というわけで蒼馬の因縁公開
 
 感情/小十郎への信頼 中級
 感情/咲夜を守る   中級
 その他/自己顕示欲  中級
 
 ということで。 
97年12月13日:03時11分35秒
うむ! / Dr.李
 「というわけで本決まりじゃ、小十郎。」
 「は、おめでとうございます。」
 「まあ、あの鶏頭がいるのがすかんが、よかろう。」
 「は、姫様の御器量まことに感服の極み。」
 「ところで、雪広殿はどうした。」
 「作戦会議に出ておいでです。」
 「次こそは、妾が先陣かのう?」
 「さて、それは真那殿の心算次第かと。」
 「まあよい、妾と小十郎で出来ることをやるだけじゃ。」
 「は、ありがたき幸せ。」
 以下延々とこんな感じで続く。
97年12月13日:02時26分10秒
募集 / ハリ=ハラ
 筧が要らん改造を施して、無条件装備(装備位置消費無し)の「尖光」(簡単に言えば、レーザー兵器)を取っ付け
 られてしまった獅勇の搭乗者募集中。
 今なら特別に、新式霊導夢も付けよう(同上)
 さあ、時代が君を待っている!
97年12月13日:02時00分49秒
編成表について / Ray
 訂正と補足を幾つか。
 
「本陣」:真那 左衛門佐 卒の総予備。−>真那 左衛門佐直卒の総予備。【単なる脱字】
     ヨロイ乗り『真那 冬弥&真冬』 −>ヨロイ乗り『真那 冬弥&深雪』 【語感が悪いので修正】
「左翼」:歩兵八千余(内サムライ一千余)名−>歩兵八千余(内サムライ五百余)名【右翼と間違い】
     ヨロイ(人型)『朱波(あけなみ)』+ヨロイ乗り『”烈火の”咲夜』(Dr.李さん)
    −>ヨロイ(人型重装甲)『磐虎(ばんこ)』+ヨロイ乗り『”烈火の”咲夜』(Dr.李さん)【Dr.李さんの書き込みより】
     若武者『”早駆け”小十郎』(Dr.李さん)−>ヨロイ狩り『”早駆け”小十郎』(Dr.李さん)【Dr.李さんの書き込みより】
「右翼」:歩兵八千余(内サムライ五百余)名−>歩兵八千余(内サムライ一千余)名【左翼と間違い】
     『錐』役−>『楔』役【「錐の戦法」だと「ランバ・ラル隊」になっちゃう(笑)から。突破部隊である事は変わらず。】
 
 また、真那一門は名前に「雪」「冬」と言った字を入れる事が多い。(「左衛門佐(さえもんのすけ)」は官職名。本名は雪村(笑)。)
 「冬弥&深雪」の双子兄妹は、左衛門佐の甥&姪に当たる。(何処ぞに「沙雪」などと言う娘が居るが、関連があるかは不明。)
 なお、「左翼」の指揮官は名目上は咲夜であるが、実際には軍監の元ヨロイ乗り(先代「十二勇士」にして『磐虎』の主)「真那 雪広」(17)が指揮を執る。
 彼は『朱波』を倒した者であり、その時小十郎に重傷を負わされたのを期にヨロイ乗りを引退した。(年齢的にも厳しくなっていたので。)
 咲夜と小十郎を受け入れる事を主張した一人であり、現在でも二人の一番の理解者でもある。
 彼の古巣の「左翼」に二人が受け入れられたのも、雪広のフォローが有っての事。……というのは如何でしょうかDr.?(笑)
 しかし「黒色槍騎兵艦隊(シュワルツランツェンレイターフロッテ)」ですか?(^_^)
 「赤備え」は「ヤン不正規艦隊(イレギュラーズ)」がモデルの一つなので、むしろ「メルカッツ分艦隊」を狙って下さい。そうすると「右翼」が「アッテンボロー分艦隊」で「前軍」が「フィッシャー分艦隊」に成って、「回廊の戦い」辺りのイメージが……「銀英伝」を知らない人には意味不明の戯言ですが。(苦笑)
 
 『磐虎』は、【体力】高めで『紋章装甲』(式使用使い捨て。修羅刀編の玄屋が使った「武者」の様に【活力】にプラス。)装備の「防御重視の」機体です。
97年12月13日:00時39分30秒
キャラ紹介:鴛夜 / Ray
 建国編に於ける「動乱の仕掛け人」筆頭と目される「謎の陰陽師」鴛夜の紹介です。
 
 名前:鴛夜(姓は不詳)
 外見:30代半ばの痩身の男。総髪を頭の後ろできつく縛っている。彫りの深い顔立ち等もあり、鳥の印象が強い。
    本人もそれを知っていて、打つ式も鳥型の物が多い。全身黒尽くめの上、両手は白い包帯に包まれ、顔以外素肌を曝していない。
    始終浮かべる笑みの多くは相手を軽侮する物と云う辺りが、性格の悪さを窺わせる。
 詳細:建国編&戦乱編に於ける最大のイベント『四ヶ国動乱』の仕掛け人の一人。
    その正体は、「あらゆる術法(神通力を除く)を修めた『智の探究者』」を自称する天才(災?)にして、「真理の追究」と言う目的の為には手段を選ばぬ
    人格破綻者であり、人倫すら無視する狂的陰陽師である。(陰陽師としては異端に属する『理論派』。)過去に白樹家に仕えていた事もある。
    現在は何者かの手駒として、冬峨および近隣諸国を巻き込む戦乱を背後から操る「仕掛け人」の一人。
    (尤も、その裏でひたすら自己の目的を追求しているのではあるが。)
    駆神機((荒霊)を逐する体)『荒吐(あらはばき)』完成の為、『適合者』(守矢)と『神珠』の確保が当面の目的。
    容易には本心を見せようとはしないが、結構な激情家である。「自分に酔う」「他人をからかう」と言った悪癖有り。
 戦闘力:その全貌は未だ明らかではないものの、陰陽師としての腕前は大陸屈指(恐らく天羅全土でもトップクラス)。加えて隠し技多数。
 関連:同じく「仕掛け人」の一人『疾風の』右京(別名:右京太夫)とは、過去に色々とあったらしい。又、「怖いお目付役」(詳細不明)が付いている。
97年12月12日:23時54分43秒
キャラじゃないよなぁ / ハリ=ハラ
 一応、次郎丸の方も
 
 名前 :次郎丸
 外見 :翼を広げた時点で3m近くある。
     三つ眼の巨大な鷲。
 戦闘力:アーキレベルのサムライと渡り合える。
     ただし、高い再生能力を有しているため、サムライでは少々きつい。
 詳細 :獅明のオプション、「足」である。
     作成方法としては、二十日ほど経った鷲の卵からまだ成熟していない
     雛を取り出し、滋養液に漬ける。
     そして、様々な蟲を埋め込み、再生させた殻に戻す。
     生まれてきた雛の中から適切なものを選び出し育成。
     不適確な物は、その過程で餌とされる。
     最後に、育ったものにさらに蟲を投与して完成。
     こうして作られた次郎丸は、すでに一個の蟲であり、人体に寄生する事も可能である
97年12月12日:18時28分11秒
キャラ紹介:夢影 / スグネ
 では、建国編のキャラ紹介でやす。


 名前:夢影(ディレ・カイアル)
 外見:185cmくらい。肩までの黒髪、黒の瞳。額に丸い傷痕あり。
 詳細:力と自由を求め、自ら角を折った若いオニ。
    サムライと蟲を入れ、ひたすら全身を強化している。
    無意味な殺戮が嫌い、弱い奴も嫌い。
    現在、九道から別れて天羅をぶらついているらしい。
 戦闘能力:術系統を多く習得。また、肉弾戦関係の技能をそこそこ保持。
      ただし、一つも<上級>の技能はない。
      実はエジャが使えるというのは秘密だよ(笑)


97年12月12日:00時46分48秒
キャラ紹介:守矢 / マモル
 では建国編の一方の主役? 守矢君の紹介です。
 
 登場カテゴリ:建国編
 名前:守矢(白樹守矢)
 年齢:12歳(満年齢)
 外見:少し小柄な少年。育ちの良さがそこはかとなく漂っている。
 詳細:建国編&戦乱編の舞台の地、冬峨の国の名代の嫡男であり、
    白樹家が滅んだ今となっては、ただひとりの名代継承資格者。
    冬峨の国を乗っ取った(と守矢は信じている)、羅刹および協力者の九道に激しい憎しみを抱いている。
    白樹の家は神宮家とも深い関わりがあるらしく、鴛夜の画策で動くこの戦乱でも重要な役割を持っているらしい。
 戦闘力:アーキタイプのヨロイ乗りそのまま。今はヨロイはないので何もできない。
     ただし今後、最終決戦兵器のパイロットになることが決まっているので、
     その時は手に負えない存在になるのかもしれない。(笑)
97年12月11日:23時08分00秒
キャラクター紹介 / MARS
 一応建国編を立ち上げた人間である以上キャラクター説明をせねばなるまい。(偉そうに・・・)
 冗談よん・・みんなよろしくね。
 
 建国編
 名前(通称):九道
 身長/体重:192cmくらいで120kgくらい
 外見:刀のような鋭い雰囲気をもつ大男 但し、顔立ちは以外と幼い 
 戦闘力:獅明と双璧をなす!!但し、全力時はやや獅明に劣る
     が、精神面(業が低いと言うことで)で勝っているのでほぼ互角
     頼む、みんな!!これ以上九道を超える個人戦闘力の持ち主をださんでくれ 
     集団戦闘の方は個人プレイが多いので俊景に任す!!
 詳細:鬼の国を作らんとする鬼で、冬峨の国を治めんとする羅刹と同盟を組む
    九道の参加で羅刹は現在、ほぼ冬峨の国を手中に治めている
    現在九道は今までやってきたか悩んでる途中
 
 名前:芙蓉
 身長/体重:162cm/52kg
 外見:可愛いと綺麗の中間くらいの容姿
 戦闘力:忍びであり陰陽術師 腕は忍術は一流で陰陽術は二流
 詳細:俊景配下の忍びで俊景に恋してる 
    現在は鬼忍軍と呼ばれる鬼のみの忍び集団を指揮するように命令を受けている
  
 名前:沙雪
 身長/体重:うーん、子供の身長や体重ってワカラン
 外見:美少女だが身なりが小汚い
 戦闘力:一般人以下である
 詳細:凶鳥 次郎丸に父親を食われ、自らも獅明に虫を仕込まれ莉舟と獅明の戦いで盾に使われかける
     
 名前:羅刹
 身長/体重:2m/140kg
 外見:そのがたいの良さを除けば好々爺とした老人
 戦闘力:かなり強いが九道ほどではない
 詳細:民を守るための国を作らんとするがそれが裏目に出て神宮家に睨まれることになる。
    かなり近代的な発想をする人間で、その民主的すぎる政治スタンスが現在の隣国全てから襲撃を受ける
    原因となる。
 
 戦乱編
 名前:朝倉蒼馬
 身長/体重:176cm/60kg
 外見:歌舞伎もので髪を立てて赤や蒼に染めている
 戦闘力:剣術と陰陽術を操る 腕はいいが直接的な戦闘力は地力で劣る(サムライ入れてないからね)
 詳細:元々赤備えに入りたくて剣の腕を磨いた陰陽術師の子息
    咲夜と小十郎に同情して真那に受け入れを進言した
    但し、本人はそのことを口にしていない
    咲夜とは小十郎と別のベクトルでいいコンビ
    戦闘時は二人のサポートに回る
      
97年12月11日:21時38分46秒
おお / ハリ=ハラ
 左翼は”錐”か・・・丁度いいな。
 尖光は貫通兵器でもあるから、並みの歩兵だったら照射するだけで数十人始末できるしね。
 さすがに、大量生産はまずいから、珠兵までには持たせれないけど。
97年12月11日:21時31分12秒
おっけー! / Dr.李
 問題ありません。
 イメージとして”シュワルツランチェンレイター”を思い浮かべてください。
97年12月11日:21時20分44秒
いきなり訂正(笑) / Ray
 Dr.李さんの書き込みを受け、一部訂正。
 咲夜さんにはヨロイ『磐虎(ばんこ)』を謹んで進呈させて頂きます。
 で、小十郎さんはヨロイ狩りにクラスチェンジと言う事で宜しいでしょうか?
 
97年12月11日:21時15分40秒
「赤備え」の編成について / Ray
 以下、現段階での「十二勇士」を含めた「真那の赤備え」の編成です。#付きは詳細がまだ無い者。希望者が有れば申し出て下さい。
 
「本陣」:真那 左衛門佐 卒の総予備。歩騎砲混成三千余(内サムライ五百余)名。
   「十二勇士」:大ヨロイ(多脚式重攻撃型)『震皇(しんのう)』+ヨロイ乗り『真那 冬弥&真冬』
          金剛機(記憶封印解除済) 『霧影(きりかげ)』
          僧兵崩れ         『西海入道』
 
「左翼」:主力部隊その壱。歩兵八千余(内サムライ一千余)名+珠兵・弓兵四千余名。『金床』役。
   「十二勇士」:ヨロイ(人型)      『朱波(あけなみ)』+ヨロイ乗り『”烈火の”咲夜』(Dr.李さん)
          若武者          『”早駆け”小十郎』(Dr.李さん)
          陰陽剣士         『朝倉 蒼馬』(MARSさん)
 注:本来ヨロイ『磐虎(ばんこ)』が属するが、ヨロイ乗りが成長に因り乗れなくなった結果、一時的に一門衆の適格者が居なくなってしまった。
   この為、遠縁(若しくは縁戚)に当たる『咲夜』が『朱波』と共に参戦する事となった。……と言った処で如何?
 
「右翼」:主力部隊その弐。歩兵八千余(内サムライ五百余)名+珠兵・弓兵二千余名。『錐』役。
   「十二勇士」:ヨロイ(四腕式攻撃型)  『獅勇(しゆう)』+ヨロイ乗り 不明(真那一門衆?)#
          蟲サムライ        『哮琉(たける)』
          ヨロイ鍛冶(?)     『筧 十兵衛 』(ハリ=ハラさん)
 
「前軍」:騎乗兵部隊。騎兵五千余(内騎馬珠・弓兵一千余)名。『鎚』役。
   「十二勇士」:ヨロイ(四足式高機動型) 『鋼蹄(こうてい)』+ヨロイ乗り 不明(真那一門衆?)#
          不明#
          不明#
 
 猶、真那のヨロイ乗りは戦術指揮まで行う為、例外的に「10代」であり、「業深き」故にヨロイ単体としては一段落ちるとされる。 
97年12月11日:21時09分59秒
キャラ紹介 / Dr.李
同じく、キャラ紹介です。
 
 名前:仁科 三郎 俊景
 通称:俊景
 身長:170前後
 外見:女に惚れられる外見らしい、実際には透明感あふれる笑顔と悠然自若とした態度が特徴的。
 詳細:九道の軍の目付のはずだが、いつの間にか軍を引きいるところまで出世している謎の人。実際の役職が明らかでないので以後に注目。兵法に明るく、弁が達者の能吏派軍人か?
 戦闘力:権謀術策がお家芸。戦闘指揮を取らせてもなかなかのもの、現時点でほぼ個人的な戦闘力は皆無であることが判明している。

名前:鷹羽
身長:160cm
外見:鋭い目つきとぼさぼさの髪。
詳細:俊景の配下の忍び。いろいろ便利に使われている。
戦闘力:普通のアーキタイプの忍びのまんま

 名前:咲夜&小十郎
 年齢:咲夜15才、小十郎18才
 身長:咲夜145cmくらい、小十郎170cmくらい
 外見:姫様主従である。咲夜は勝ち気なお嬢様。小十郎は質実剛健な顔立ちをしている。
 詳細:少し前に赤備えと戦っていた。その時ヨロイ”朱波”を失うも、小十郎が鬼神のごとき戦いぶりを見せ、真那をして”勇将”と言わしめる。その後、姫の身柄の安全を約束させた後、そのまま真那の所に身を寄せる。いまや、”烈火”の咲夜と”早駆け”小十郎として先鋒に名乗りを上げられる存在になる一方、ムードメーカーでもある。
 戦闘力:ヨロイ乗りと、白兵戦上級のヨロイ狩りという、いやな組み合わせ。その勢いと攻撃力は生半可では止められない。
 
 ということでちょっと設定変わりました。いいかいRayさん?出来ればこの子にヨロイくれ(笑)
 
 
97年12月11日:14時51分52秒
キャラ紹介 / ハリ=ハラ
 私が動かしているキャラを紹介します。
 
 <建国編>
 名前 :獅明
 年齢 :不祥
 身長 :2m近い
 外見 :短髪、色黒の大男
     顔立ちは、彫りが深く、整っている。
     服装は、濃紺の服を着ており、腰に封印砲を下げている。
 詳細 :建国編・戦乱編を通して、個体戦闘力では最強を誇っている。
     本当はオニなのだが、幼いころに角を折られ、そのころの記憶もない。
     そのため、当人は自分を人間だと思っている。
     だが、失われた記憶は夢の中に現れ、その夢の原因を知るためにその
     夢を再現する・・つまり、「鬼を刈る」という皮肉な道に進む。
 戦闘力:サムライと戦機蟲を入れ、さらに「エジャ」を使う。
     サムライ起動状態では、九道と同等である。
     だんだん変形しながらパワーアップする様子は、ドラゴンボールばりである。
     伴として、凶鳥・次郎丸を連れている。
 
 <戦乱編>
 名前 :筧 十兵衛
 年齢 :30代あたま
 身長 :172cm
 外見 :髪は総髪にまとめ、無精髭をはやしている。
     服装にも頓着無く、いつもほとんど仕事着である。
     腰に専用の帯を付け、そこに自作の銃を下げている。
 詳細 :元々はヨロイ鍛冶で、特に兵器の開発に長ける。
     自作の兵器の実験のために傭兵をしていたのだが、真那 左衛門左に会い、惚れ 込んで、その下に就く。
     陰陽の腕はいいのだが、あまりに職人ライクなため、陰陽師としては二流の位置
     に甘んじている。だが、その腕は確かで兵装の開発を担当している。
     ヨロイの製造から、鍋釜の修理まで、手広く使われている
 戦闘力:銃槍使い並み。
     ただ、特殊な銃器を使うため注意が必要。
     その他の十二勇士の武器も製作しており、そのため赤備え全体の装備も上質である。
 位置 :真那の十二勇士・左翼・中堅
97年12月11日:13時44分39秒
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