天羅万象掛け合い:修羅刀編 LOG 001

天羅万象掛け合い所:修羅刀編の開設以来1998年02月07日までのログです。


1998年02月07日:03時18分09秒
2部開始 / 月夢
 いつでも動けるようにちょっとだけオープニングです。
 
 静かな、静かな夜、玄屋は布団から起きあがると軽く肩から羽織る程度で庭へとおりる。
「良い夜だ、もったいないくらいだな」
 何がもったいないのか、玄屋以外には分からない。
「さて、いくか」
 玄屋がゆっくりと歩き出す、門を抜け、人気のない道を歩いていき、しばらくすると立ち止まる。
「出てこいよ」
 その一言に誘われたようにためらいもなく人影が玄屋の前に姿を現す。
「久しぶりだな」
「そうですね、覚悟が出来たようですね」
 ほっそりとした人影は片手に握った不釣り合いとも思えるものを持ち上げる。
「そうなるんだろうな」
 玄屋は特に依存もとなえずに式札を取り出す。
「俺の寿命がつきかけていることは自分で分かっている」
 月明かりにのぞく玄屋の顔色は明らかに悪かった、見る者がみればそこには不吉な影を見て取ったろう。
「そうですね、でもそれでは困るのです、あなたには死を選ぶ権利はないのです」
 玄屋に相対する美しい人影は手の者を引き抜く。
「あなたの死は私が決めます」
「勝手に殺さないで貰おう、抵抗ぐらいはしてやるさ」
 にらみ合い、沈黙、そして風が吹いた・・・・。
 
「さようなら玄屋様、寂しくないようにすぐに琴音様もそちらへお送りいたします」
 死にいく玄屋に慈悲か無慈悲か、美しい人影は囁く、玄屋は薄れ行く意識の中で口を動かす。
「・・・・」
 そのかすかな響きを聞き取れたのは美しい人影だけ。
「さようなら」
 それにたいし一言だけ呟くと美しい人影はその場を離れる、後にのこるは玄屋だったものだけだった。
 
1998年02月07日:00時49分54秒
覚悟完了 / Dr.李
 参加キャラは2種類考えてます。
 いつでもどうぞ(はあとまあく)
1998年02月06日:23時21分58秒
2部について / 月夢
 皆さん用意整っているのかな?粗筋に関係なしに用意できるのでしたらはじめてもいいんですけど。
1998年02月04日:14時13分24秒
粗筋について4 / 月夢
 段々短くなる上に文章滅茶苦茶になってきてますが気にしないで下さい、私も混乱してるんです(笑)。
1998年02月04日:14時08分24秒
粗筋18 / 月夢
 怨麗の放った式が玄屋の式へと迫る、わずかな抵抗を見せるが玄屋の式はこらえきれずに、玄屋と少女は手近な林に投げ出される。
 かろうじで一命は取り留めるが全身傷だらけとなる玄屋、だが不幸中の幸いにも少女の方は傷らしい傷はなく、玄屋はせめても少女だけでも先に逃がし、林の中でくるであろう追手を迎え撃つ。
 
 一方少女を玄屋に預けていた枯蔦も蜘王との戦いを引き分けという形で終わらせると少女を迎えにいくために動き出す。
 だが枯蔦の持つ修羅刀の妖気に惹かれた妖たちがその行く手を遮る、いらだちを感じつつも相手にせざるを得ない、枯蔦は妖たちを相手に昔覚えた法術を用いて精神戦闘へとはいる。
1998年01月29日:15時11分54秒
粗筋17 / 月夢
 炎の前に姿を現したのは一人の女性、彼女は自分が滅光だと名乗る。
 彼女は無造作にその場から逃げようとした黄泉、歪をとらえると、炎に修羅刀を手にいれ、再戦する事をほのめかして姿を消す。
 目的を見付けた炎は修羅刀奪取を決意して、近くにいた雇い主の怨麗の元へと向かう。
 怨麗と合流した炎は自分がこの件に今後も絡むことを伝える、怨麗はそのことを承諾すると自分の目的が修羅刀ではなく、その中に眠る修羅刀に滅ぼされた国の領主「壬元典烈」の魂であることを語る。
 両者の利害が一致することを確認した炎は、この場に近づいている金剛機の気配を感じて怨麗の説明を聞く前にそちらへ向かう。
 怨麗が炎を止めようとしたとき、同じく怨麗に雇われていた蜘王が現状報告に戻ってくる。
 怨麗は金剛機の方は何とか成ると判断し、蜘王の話を聞くとまず邪魔な周りから片づけるために蜘王に逃げようとしていた玄屋から潰すことを追加いらいする。
 蜘王が特に異論無くそのことをひきうけると、怨麗飛び去ろうとする玄屋の式を破壊するために式を打ち出した。
1998年01月28日:15時28分41秒
粗筋16 / 月夢
 一方玄屋の庵前。
 枯蔦対蜘王の戦いが終わる少し前に始まった炎対妖霊、獣慶の戦いは異様な展開を見せていた。
 さきに仕掛けたのは炎、滅光との戦いでみせた鋭さが嘘でないことを証明するような強さで攻撃を仕掛ける、それに対する妖霊の対応は獣慶を殺すことだった。
 さすがの炎ですら呆れるような行動をした後、妖霊の姿が変貌する、変装などではなく、変貌したのだ。
 新しく現れた男は「歪」と名乗り、殺した獣慶の死体を化け物とかして操る。
 しかし炎も尋常な人間ではない、そんな光景にも動ぜずに続けざまに攻撃を繰り出す、その前に獣慶で在った者が倒れる、残るは歪のみと詰め寄ろうとするところに再び姿を変える、今度の名は「黄泉」。
 新しく現れた者は炎を興味深い研究材料と言う、が炎が大人しく研究材料にされるはずもなく、女の姿になった黄泉に躊躇することなくきりかかる。
 黄泉の予想を上回る強さを見せる炎、意外なほどあっけなく黄泉は切り伏せられたように見えた、がその体そのものが黄泉にとっては入れ物に過ぎなく、壊れた入れ物を捨てて黄泉と歪みは一時撤退をする。
 表の戦いも、裏の戦いも一段落ついたようにみえたときにまた新たな訪問者が訪れていた。
1998年01月26日:11時37分09秒
粗筋について3 / 月夢
 この辺りからいちばん難しくなるんですよねえ、キャラがごちゃごちゃになって記憶があやふや。
 さらに過去ログ的にも妖編が始まる頃だからなあ、始めたの私だけど(笑)。
1998年01月26日:10時13分35秒
粗筋15 / 月夢
 名前を呼ばれて琴音が眼を覚ます、夕霧との数年ぶりの再会に喜ぶのつかの間、もしやという思いに玄屋のことを尋ねる。
 それを夕霧が宥めるように玄屋は無事だと夕霧がつたえると、その話を聞いていた隣室の暁雲が強い妖気が山の方からしていることをいいにくそうに伝える。
 真っ青になる琴音、それとはまた別の恐怖におそわれる夕霧。
 すぐにでも玄屋の元に駆けつけようとする琴音を暁雲が止める、自分も行動をともにするといい、巨大な式を打ち出し、夕霧にどうするか尋ねる。
 修羅刀の力ではなく、修羅刀を持つことへの恐怖に一時ためらいを見せる夕霧、だが最後には自分で決着をつけにいくことを決意する。
 夕霧がいくことを決めると、それぞれの考えで、亜夜、沙夜も同行する。
 そして香もまた、自分でも理解の出来ないなにかの因縁を感じてついていくという。
 いくこと決めた人間全員を乗せると暁雲がうちだした式が空へと舞い上がり、玄屋の、そして修羅刀のもとへと、空をかける。
1998年01月26日:09時59分01秒
粗筋14 / 月夢
 暁雲をくわえた夕霧たち一行が足早に目的となる街へ向かう途中、また一つの偶然の出会いが起こる。
 暁雲の知り合いという「香」という青年が現れたのだ。
 香を見て呆然となる夕霧、夕霧にとっては決して忘れられない最愛の相手、静弥に香がうりふたつだったのだ。
 思わず頬に涙がつたう夕霧を見て娘二人が問いかけるが、夕霧はその訳ではなく、泣くことの意味を知って欲しいと答える。
 そんな様子を見て香の方もなにか不思議なものを自分の中に感じる、夕霧とは初対面である筈なのに。
 それぞれが様々な思いを抱くなか、暁雲が香を一緒にこないかと誘う、昔と変わらぬどこか危うさを持つ香を放って置くことに不安を感じたのだ、香の方も特に依存はなく、ついていくことを承諾する。
 
 そして総勢6人となった一行は休みなく夜の道を歩き、目的地である玄屋の知り合いの家の扉を叩く。
 しばらくして出てきた家の人間に訳を話すと、中に通される、そこで家の主である、風夜に玄屋からの紹介状を手渡す。
 紹介状を読んで一切を引き受ける風夜、それを見てほっとする夕霧に風夜は代わりに一つの頼みをする、玄屋の娘である「琴音」に玄屋のことを話してやって欲しいと。
 夕霧が引き受けると、琴音が得体の知れない不安におそわれてここまでやってきたことを話し、そして疲れて隣室で寝ていることをつたえる、夕霧はその部屋の襖を開けて中にはいる。
1998年01月23日:18時03分13秒
粗筋13 / 月夢
 盗賊たちを昏倒させ、裕太を背負い、その場を夕霧たちが急いで去ろうとする、とその時血の臭いをかぎつけて「暁雲」と名乗る僧形をした者が夕霧たちに近づいてくる。
 始めは互いに警戒しあったが、お互いに敵意がないことを確かめあうと手身近に状況を話し合う。
 暁雲は死んだ盗賊を埋葬し終わると自分もついていくことを申し出る、一目で裕太の持つ修羅刀の正体を見抜き、そこに宿る魂魄を解放しようという理由だった。
 それにたいし自分の一存ではできないと夕霧はその件はやんわりと断る、その代わりついてくることを拒否はしなかった、かくして夕霧たち一向に暁雲が同行することとなった。 
 
1998年01月22日:16時02分23秒
粗筋について2 / 月夢
 ここまで書いてきて思った、時系列バラバラ(笑)。
 ちゃんと粗筋書く際に並べ直すべきだったんだけど、思い出す順に書いてるのでこんな風になってしまいました。
 本当は修羅刀の覚醒の少し後ぐらいには夕霧たちは風夜の屋敷についてないといけないんだけど。
1998年01月22日:15時57分06秒
粗筋12 / 月夢
 蜘王と枯蔦の死闘のさなか、また更なる来訪者が玄屋の元に訪れる。
 「獣慶」と「妖霊」彼らもまた修羅刀の噂を聞きつけ、手に入れるためのやってきた者たちだった。
 玄屋の家の裏手でことの経緯を見守り機会を窺う二人、そして二人の戦いが拮抗状態にはいるのを見届けると不意をつこうとする。
 しかしそれをよしとしない者があった、炎、滅光との戦いを一時預け、ここまでやってきていたこの男は死闘に他者が横槍を入れるのを快く思わず、二人との戦闘状態にはいる。
 
 一方そのころ、夕霧たちは裕太に追いついていた。
 寂れたお堂の中で眠る裕太を見付けてほっとする夕霧、雨風をしのげるということで夕霧たちもここで一夜をあかすことにする。
 夕霧が番をするということで、亜夜と沙夜が眠りについた頃、誰かが近づいてくる気配がする、夕霧が黙って様子を窺っていると入ってきたのはあからさまに盗賊といった風情の3人組。
 お堂の中にいるのが女子供だけ、しかもそのうち3人はとびきりの美女と見て、にやにやと笑う3人、夕霧の制止の言葉も聞かずに手をだそうとする。
 しかし刀を捨てたとはいえど夕霧と盗賊程度では実力の差は歴然、一人が夕霧に、そしてもう一人は物音に目を覚ましていた亜夜にあっさり取り押さえられる。
 予想外の抵抗に慌てる残った一人の盗賊、辺りを見回し、疲れ切っていた裕太がまだ寝ているのをみつけると人質にしようと側に走る。
 不意をつかれ反応が一瞬遅れる夕霧たち、間に会わないかと思われたその時だった。
 裕太が抱いて眠っていた心珠刀が独りでに動き、近寄ってきた男を一瞬にして肉塊へとかえる。
 夕霧たちが沈黙する中、何事もなかったかのように心珠刀は静まり辺りを静寂が包む。
 いやでも過去を思い出させられる夕霧はしばらく呆然とたたずみ、そして我にかえるとすぐに裕太を連れてここを立ち去ることを決意した。
1998年01月22日:15時30分06秒
粗筋11 / 月夢
 いらない客を倒し、玄屋が式を片づけようとした矢先、一発の銃弾が式を霧散させる、玄屋がまた厄介な客かと思い、その方を向くと一人の少女を連れた銃槍を使いがたっていた。
 「枯蔦」と名乗ったその男は銃槍の調整を玄屋に依頼しにきた本当の客であった特に相手に敵意がないことが分かると詳しい話をしようと玄屋が家の中に招き入れようとする。
 しかしその時、ちょうど仕事を終えた蜘王が挨拶とばかりに声をかける、反射的に銃槍を構える枯蔦、蜘王も枯蔦の実力を認めると、腕がうずいたか勝負を挑む、それに玄屋も傍観を決め込む訳にも行かずに混戦となる。
 しばしのお互いの手のさぐり合いから本格的な戦闘へと移ろうとする中、玄屋はこれ以上やり合っても益なしと見て撤退を考える、が枯蔦は蜘王と拮抗状態にあり動くに動けない、連れていた少女を玄屋に押しつけるとさきに逃げるように言う。
 多少の躊躇はあるものの少女を抱え、玄屋が式を宙に浮かせたとき、辺りに異様な気配が漂う。
 玄屋が二十年ほど前にいやと言うほど味わった感覚、修羅刀の気配。
 蜘王と枯蔦の戦いのさなか、蜘王が持ち出していた修羅刀が血と殺気に反応して目を覚ましてしまったのだ。
 手にしていた修羅刀からくる鬼気に包まれる枯蔦、尋常ではない力を感じながらも蜘王は仕掛けてみる。
 
  
1998年01月22日:14時35分07秒
あのー / 月夢
 3人揃って粗筋見て遠い目しないように(笑)。
1998年01月22日:13時19分24秒
とほひめ / 夜光
 ぱわーばらんすが 崩れ私的リミットを考え始めたころだな〜。
 それでも大筋は変わらなかったが.............
1998年01月22日:10時35分52秒
とーい目 / ジョーカー
嗚呼、この辺から修羅刀編がパワーバランスのリミッターがぶち切れた話に…………
1998年01月22日:08時58分57秒
昔話(笑) / タイガ
 懐かしいねぇ(遠い目)
 一度はその手に持った事があったんだっけ、……糸ごし、布ごしだけど。
 ……そういや、いつのまに枯蔦はいつ修羅刀に直接触れたんだろ?
 蜘王が何ともなかったって事は、袋の上からなら大丈夫だったって事だよな……。
 
 ふぅ、過ぎた事を悔やんでも今更遅いか。
1998年01月21日:16時34分32秒
粗筋10 / 月夢
 怨麗がてごまをそろえている頃、滅光も修羅刀を手に入れるにはまず邪魔ものを消す必要ありと判断して怨麗のあとを追い街におりてくる。
 その滅光の前に立ちふさがるは炎、雇われたと言う理由と純粋なる戦闘への楽しみを持って滅光と対峙する。
 妙技、絶技を繰り出す、死闘へと持ち込まれるかと思われた戦いだったが、ここで戦いを終わらせるのは惜しいと感じたが炎が一時しきり直しを提案して、滅光の前から姿を消す。
 一時的な幻術にかかり後に取り残される滅光、その前に争いの臭いをかぎつけた陽炎という男がふらりと現れる。
 何を考えてか幻術をとくことを申し出る陽炎、それを滅光は断り、そして自力で術を解く、いや、ある意味自力ではなかったとも言える、術を解いたのは滅光にして滅光でないもの。
 術を解くとすぐに怨麗の後を再び追いかける滅光、好奇心故にか更にその後についていく陽炎。
 
 その少し前、怨麗の依頼を引き受けた蜘王は部下を玄屋の元に送り込む、が胡散臭さを感じとった玄屋にあっさりと倒される。
 だが蜘王にとってはそんなことはどうでも良かった、元より囮の役目でしかなかった部下のことなど気にせず、蜘王は目的の品、つまり修羅刀をその手にしていたのだ。
1998年01月21日:16時03分12秒
粗筋について / 月夢
 いろいろ過去ログ読み返した結果、途中で気力なくなりました(笑)。
 というか過去ログのどこに何が書いているのかよく分からないというのが事実。
 ということでここからは私の記憶を頼りに書いていくことになりますのでかなり不確かになりますから、全体の雰囲気だけ感じとって下さい。
1998年01月21日:13時55分35秒
粗筋9 / 月夢
 滅光と斬牙、人外の魔物同士の戦いは数度の刀の撃ち合いの末に滅光に軍配があがる。
 形勢不利と見て取ると捨て台詞を吐いて逃げる斬牙、そして残った滅光に怨麗が改めて同盟を申し出るがそれを滅光は一蹴する、ここでお互いに歩み寄ることがないことがはっきりする。
 修羅刀を手に入れるには最大の障害となると判断した怨麗は滅光を止めるためと、修羅刀奪取のための戦力を整えに街へおりる。
 そこにで怨麗を待っていたのはやはりなにかに惹かれたかのようにこの地にきていた人外の二人。
 一人は「炎」どこか得体の知れない雰囲気と、底知れないなにかを抱えるもの。
 もう一人は「蜘王」一つの傭兵団体を束ねるほどの男。
 怨麗は炎を滅光に、蜘王を修羅刀奪取に当てるために二人を雇う。
 手元の駒を整え、ついに怨麗が行動を開始する。
1998年01月20日:17時22分54秒
粗筋8 / 月夢
 複雑に絡み合う運命は、ゆっくりと多くの人間を結びつける。
 
 裕太を送り出してしばらくすると、再び玄屋の扉が叩かれる、扉を開ける玄屋の前に現れたのは久方ぶりの再会となる夕霧だった。
 裕太に心珠刀を渡したすぐ後の夕霧の来訪に不思議な運命を感じる玄屋、だが、昔話をする事もなく夕霧が訪れた目的を聞く。
 夕霧は自分の娘「亜夜」と「沙夜」を玄屋に紹介し、これから旅に出ることを告げ、亜夜のために刀をうって欲しいと頼む。
 刀の件を了承すると玄屋は一振りの刀の代わりに、裕太の件を話し、それの護衛を頼む、一切を快く引き受けると裕太の後を夕霧たちは追いかける。
 
 一方、怨麗と斬牙。
 お互い良い関係でないながらも話し合いがまとまろうとしていた、がその時唐突に一人の男が現れる。
 全身から発する威圧感は並大抵でなく、普通の人間であれば近寄ることもさけるであろう、その男は「滅光」。
 怨麗たちの話を聞き、修羅刀を手にいれることを宣言する滅光、お互いを敵と認識するまでに時間はかからない、斬牙と滅光がにらみ合い、その隙に怨麗が戦線を離脱する。
 かくして修羅刀争奪線がここに始まりを告げた。
1998年01月20日:16時48分58秒
時間は / 月夢
 玄屋、琴音に関しては、1年、まあ半年ぐらいあればいいです、すこしぐらい、亜夜といる時間を持つていどで。
 なお長い分には3年でも4年でも構いませんけど、長すぎるのは困り者ですけど。
1998年01月20日:16時40分08秒
時間に関して / 夜光
  滅の旦那に関しては時間の指定はいいです。龍脈や自然のバランスに関わる事件でも起きない限り
 次にでてくるのは何百年かかるか解らないですし(苦笑)
  どちらかと言うと夕霧と二人の娘。そして琴音、玄屋がどれだけの時間を必要としているかでしょ
 う。どれだけの力を求めるのか。どれだけの心を求めるのかといったところでしょう。
  第二部の主人公は間違いなく沙夜と亜夜でしょうから。
  枯蔦と刃夜(鎮陽)はあの人外大魔戦のあとどうなったのでしょうか?おもしろい案があればお願
 いいたします。
  
1998年01月20日:16時03分46秒
粗筋7 / 月夢
 時は流れて二十数年が過ぎる、山奥でひっそりと暮らす玄屋の元に一人の少年が訪れる事より物語は再び幕を開ける。
 少年の名前は「裕太」、「斬牙」という名のサムライの率いる盗賊集団に滅ぼされた村の一つの生き残りだった。
 自分の境遇を語り、玄屋に刀を求める少年、どこもかしこも傷だらけ、泥だらけでありながら、それでも目の輝きだけは失っていない少年に玄屋は、夕霧の姿をダブらせる、そして玄屋は自分でも意識せずに一振りの刀を裕太に差し出していた、玄屋がうった二振り目の心珠刀。
 玄屋は刀の危険性を教え、知り合いの元で教えを請うようにと紹介状を渡し裕太を送り出す、裕太は頷くと一刻も惜しいとばかりに急いで旅立つ、その背中を複雑な表情で見送る玄屋。
 
 一方このとき、一つの違う物語も進行していた、裕太の敵である斬牙の元を訪れた一人の女陰陽師「怨麗」彼女こそ斬牙にサムライをほどこした陰陽師であった。
 斬牙に仕事の話を持ちかける怨麗、互いに相手を信頼していないながらも怨麗の側を守る金剛機の威圧感故にか話はまとまる。
 そしてその仕事とは、玄屋が封印を続ける、一振り目の心珠刀、「修羅刀」の奪取だった。
1998年01月20日:13時45分21秒
参加希望者としては / 少年が1番!!
僕はまだ天羅の世界をよく知らないので、とりあえずここで
修業するつもりでいます。
どちらにしても、「生き様」みたいなものを演じられれば
いいかな、とは思っています。

1998年01月19日:22時08分15秒
おいらはね / Dr.李
 修羅刀に魅入られるなり、振り回されるなり、それはどうでもいいことで、
 人間を演じてもらいたいと思ってるの。
 
 金剛機とか傀儡をつかうなっていってるんじゃないのよ。
 ただ、強くなったらなっただけ、それに見合った行動を要求したいの。
 
 人のこといえんかもしれないけど(笑)。
 
 人が人であるのは、心があるからだと思わないかい?
 
1998年01月19日:17時21分38秒
僕の意見は / タイガ
 自称と現実と行動は違う。
 ということですかね。
 
 自称ってのは、キャラクターが「自分はこれこれだ」と言ってることで、これはいくら強かろうと、あるいは逆に弱かろうと関係ない。
 単にそう言ってるだけだから。
 
 そんで現実ってのはデータ的な強さ。
 実際にできることです。
 これは世界観的におかしいものでなければどうでもいいことでしょう。
 掛け合いの性質から言って、絶対言う事はほとんどありませんから。
 気合もあるしね。
 
 そして行動。
 これが掛け合いで唯一重要な事でしょう。
 「何をするか?」
 ほとんどの行動は対象となるキャラクターの承認が必要で、承認が要らないものは、自分に関する事だけで、
 それは世界観を壊さなければ大丈夫と言う掛け合いにおいて、行動をするか否かだけが問題でしょう。
 そしてそれはプレイヤーが自分のキャラのイメージにあわせて行うはずなので、そういったイメージがあって、
 それにしたがっているのならなんでもいい。
 そして、月夢さんが言っているキャラの強さ・弱さはプレイヤーそのものが必ず持っている弱さ強さが必ずどこかに現れるので大丈夫でしょう。
 それを認められない、と言うのはフォローのしようがないのでさすがに嫌だけれど、そうでなければなんでもよし。
 
 と言うのが、僕の個人的な意見です。
1998年01月19日:14時03分24秒
下の / 月夢
 ごめん、偉そうな書き方になってるけど単なる一意見です、あわてて書いた物だからちょっと言葉遣いが良くないね、ごめんなさい。
1998年01月19日:14時00分31秒
強さの回答 / 月夢
 色々考えましたが、キャラの強さがどうこうではなく、キャラをどう演出する化だという結論に達しました。
 キャラの背景と性格、そして目的がしっかりしてあれば、キャラの細かい能力がどうであれ、、ちゃんとやっていけると思います。
 キャラの能力が高い事の利点は、様々な対応の仕方が出来るという一点につきると思う、それ以外ではとくに意味はないでしょう、掛け合い上では明確な判定がありません、キャラの力が不足するなら上手い演出でカバーできればいいのです。
 
 この修羅刀編、もはや自由度の高さも売りの一つではないでしょうか?世界感を崩壊させたり、どんなキャラにも絶対勝てるとわがまま言ったり、自分勝手に傍若無人なプレイをしたりする事以外は認めてもいいかも知れません。
 
 というのが私の考えです、ただしこれは全体の意見ではありません。
 
 という事で参加者の方、そして参加しようかなと考え中の方、言いたい意見を書いて下さい、出来る事なら一つずつぐらいはお願いします、始まってからお互いの意見の食い違いで掛け合いがつまらなくなったりしたら悲しいですから、最初に思いきっていっちゃってください、どんな意見だって貴重です、遠慮なんていりません、他人の意見を絶対間違えているなんて言える人はないのですから。
 
 私から要求するキャラ作成基準は一つ、強さと弱さを絶対に持っている事だけです。
1998年01月17日:02時13分06秒
自キャラ展開 / 月夢
 そろそろ二十年前のネタも出尽くしてきたんで、玄屋を引退させようかなと思っています。
 怪我の悪化でころっとか、沙夜にとどめ刺されるのか分かりませんが、2部開始、もしくは始まる前ぐらいにひくきです。
1998年01月17日:00時33分41秒
正直言って / 月夢
 強さをどうこう言わないのが一番なんですけどね。
 まあ実際なんだかんだいって第1部では死人出ませんでしたし。
1998年01月16日:20時19分50秒
中途半端 / せりざわ
下手に、中途半端に強い(弱い)キャラクターでさんかするのは、たいへんじゃ
 ありませんか。僕は、好きなんですが。
1998年01月16日:17時43分42秒
粗筋6 / 月夢
 一時の呆然状態から立ち直ると静弥は再び夕霧の後を追う、さきほどの手加減、それに最後の望みを託し。
 修羅と化し暴れる夕霧に再び対峙する静弥、容赦なく殺気を投げかける夕霧に対し、静弥はその刀を納める。
 最後の己の命を張った賭、静弥はただ黙って夕霧を見つめる・・・・しかしそんな無防備な姿でも容赦せずに夕霧は踏み込み、そして、その刀は静弥を貫いた。
 
 ほんの少しの時を置いて我に返る夕霧、その手には最愛の人を貫いた刀が握られ、最愛の人の返り血で染まっていた。
 その事実に気付いたとき半狂乱となる夕霧、だが、それを静弥が優しい笑みで宥め、そして静かに眠りにつく、もう一度会うその時を約束して。
 
 後の事は簡単だった、静弥の魂に一時的に押さえられた修羅刀と、抜け殻のようになった夕霧、そして動かなくなった静弥を連れていずこかへと一人の陰陽師が消え、そして修羅刀は歴史から姿を消した。
 
 それが二十数年前。
1998年01月16日:12時33分05秒
大丈夫です / 月夢
 どんなキャラでも入れますし、弱いキャラでもやっていけますよ。
 どちらかと言うと苦労するのは強いキャラの人方です、過去ログ見ると色々その跡が見えたりしますよ、だって瞬殺できるところをバランスとらないといけないんですから。
 
1998年01月16日:11時42分43秒
うう、すいません / 夜光
  あう〜、百鬼夜行は私にも責任があるです(^^;特に滅光の旦那に関しては(^^;
 でも、え〜っと初めに登場した頃は心珠を埋め込んでいるおかげで神通力が使え
 て、虫を少し入れた程度で角なしの鬼サムライとさほど変わらないレベルで設定
 してあったんですよ〜。
  でも、今じゃ誰も信じてくれないよね(;;)
  ヨミ や ユガミ を追い払った時点からバランスが崩れだしたかな?
  決定的にバランスが崩れたのは対双角戦からだろうけれども(^^;
 
1998年01月16日:10時37分47秒
しつもーん / 少年が1番!!
どうも第2部が始まるらしいので、参加したいんですが。
計算が苦手で、天羅のルールにも慣れてない僕が0から
キャラを創るのはちと大変。
アーキタイプの、しかも少年あたりをやりたいんですが、
この修羅刀編で生きていけるでしょうか?

1998年01月16日:02時43分56秒
キャラ限界 / 月夢
 うーん、あんまり気にした事みんななかったせいもあるかな?世界感を全面に押し出すためには派手な戦闘というところがすこしあったかもね。
 
 後、どんなキャラでもちゃんとしたつながりがあれば認めると思いますよ、みんな。
1998年01月16日:01時14分08秒
って / MARS
 九道の話してどうするんだ!!(笑)
 ところで神通力の消費霊力って減らせるのかな・・・
 ってこれも質問所の内容やーというわけで移しますんで教えて。
1998年01月16日:01時10分56秒
九道に / MARS
 神通力特級なんぞ持たす気は更々ないです。
 少なくともそれをやるんだったら鬼金剛機になってからでしょうね。
 そしてそれは多分引退を示してます。つまりNPCになるって事ですね。
1998年01月16日:01時08分59秒
多分、そんな感じ / ジョーカー
 助けるってのはそいつ本人の成長を妨げると同義だしね。
1998年01月16日:01時06分10秒
いやいや / ジョーカー
 >期待値25か・・・・化け物やね・・・
 >なんか九道をやってて化け物と感じてた私が可愛く感じられる。
 
 九道が何かの拍子で神通力<特級>取ったら立派に化け物の仲間入り。
 これで応心刀持ったら。ゲフッ。(血吐きそう)
 もっともサムライ起動、エジャ、ディ<特級>では
 さすがに霊力が足らないかな?
1998年01月16日:01時02分46秒
たぶん / ハリ=ハラ
 「力を貸す」とか「力を与える」とかではなく
 「まず、鍛える」と言う、ちょっと変わった奴になるのでは?
 ぎりぎりまで自分の力でやらせるようにすると言った感じで。
1998年01月16日:01時00分17秒
こうした色分けで行くと / MARS
 サムライ、虫サムライ、世捨て人、外法師、法師、銃槍使いは一流
 ヨロイ狩り、鬼サムライ、若武者は二流に感じる
 なんか二流の方が青臭さがあるように感じるからなんですが・・・
1998年01月16日:00時59分04秒
いやぁん / ジョーカー
 そ、それは嫌すぎ(笑)
 でも一瞬納得してしまった。イヤァンな感じ。(爆)
1998年01月16日:00時49分05秒
うはー(笑) / MARS
 期待値25か・・・・化け物やね・・・
 なんか九道をやってて化け物と感じてた私が可愛く感じられる。
 まあ、期待値25くらいが人型の限界なんでしょう。
 確か神宮家の金剛機が期待値26くらいだし。
 ただ限界が一流とか超一流とはいわんよな。
 やはり自分がプロであるという意識がやはり一流と二流の差かもしれない・・・
 そういった点で言えばアーキータイプのサムライは一流だね。
1998年01月16日:00時48分02秒
名前は / ハリ=ハラ
 「暁(あかつき)」
 性格は「じじむさい」(笑)
 
 どう?
1998年01月16日:00時46分02秒
ところで / ジョーカー
 暁雲が亜夜に渡した刀って緋色の刃なんだよなぁ。げらげらげら。
 さて名前と性格はどうしよっかなっと。
1998年01月16日:00時43分01秒
何をおっしゃる / ジョーカー
 彼には応心刀「黒炎」をひっつかんでばっくれるという重大な役目が。(笑)
 早くもキャラの名前忘れた。(爆)
1998年01月16日:00時39分49秒
あり? / ハリ=ハラ
 前にどこぞで「弧焔が振ると三十個」という噂を耳にした事が・・・(笑)
 
 それから、こないだは大変だったねぇ(笑)
 わっしは何にもしなかったけど・・・
1998年01月16日:00時29分50秒
超一流は / ジョーカー
 弧焔だからある程度上限は見えてくるんだけどね。
 技能特級で基本の能力値が素で10ぐらい、サムライに使われている
 珠の数が128個。色々入っているにしても戦闘能力が10ぐらい?
 で成功数の期待値が大体17、18。その辺が超一流なんでは?
 この前平気でそれだけの成功数を叩き出す金剛機とアーキのサムライで相手したけど。
 いやーさすがに死ぬかと思った。
1998年01月16日:00時11分36秒
確か・・・ / MARS
 ルールブックに中の上とか言うサムライがいましたよね?
 確か斬馬君だっけ?あれ・・・ソースブックに中の上と書いてあるのか・・・
 彼の能力値がサムライ化して敏捷12です。
 このことから考えて一流ではないのかも・・・いや一流だけどそれは一般人から見てなのでは?
 弱い者からみて一流と最強の者から見た一流とは違うと思いますし・・・
 一般人から見れば下の上ってのが二流でそれ以上は一流と考えてるかもしれないけどしっかりと強さを見た者には三流もいいとこなんだろうな・・・
 とにかく天羅だと一般人とそれ以外の格差がすさまじいからとてもじゃないけど正確には認識できてないのでは?
 そんな中から見ればアーキーのサムライは一流なんでしょう。
 
1998年01月15日:23時44分14秒
そういや / ジョーカー
 なんであんなに化け物化け物するようになったんだろう?
 
 >そんで、ここでみんなに一応聞いておきたいのは、
 >天羅のアーキタイプは一流なのかそれとも普辺的に存在するのか?
 >ということをまず聞いておきたい。
 >
 >おいらは、前にもどっかで言った気がするが、天羅のアーキタイプは一流だと思ってます。
 
 一流には違いないと思う。でもいつの間にか
 修羅刀編は超一流の話になっちゃったよな。何故だ?
 
 多分、僕と夜光さんとタイガさんのせいだろうな。反省しています。
1998年01月15日:23時29分51秒
すまん / Dr.李
 誤解させたね。
 言いたかったのは、第一部のような状況をもう一度やるのか?
 ということを聞きたかったのよ。
 
 とは言え、修羅刀を封じるのが目的なら、それなりの実力がなければ駄目なのだろうし。
 
 そんで、ここでみんなに一応聞いておきたいのは、
 天羅のアーキタイプは一流なのかそれとも普辺的に存在するのか?
 ということをまず聞いておきたい。
 
 おいらは、前にもどっかで言った気がするが、天羅のアーキタイプは一流だと思ってます。
 
 まずは、共通認識から始めましょうや。
1998年01月15日:19時30分39秒
ならば・・・ / MARS
 彼が第2の修羅刀になる危険もあるわけか・・・
 まあ、終わってみるまで分からないしいまいち状況も掴めんので見てます。
 なんか関われる状況になれば理由考えて参加すると言うことで。
1998年01月15日:18時15分42秒
ちなみに / ジョーカー
 修羅相手に説得は不可能です。無意味です。
 だって因縁代わらないもん。彼らは魂が砕けた時点で
 固まっているのであらゆる説得が通じません。
 出来るのは滅ぼすことだけです。強制成仏という手もありますが。
1998年01月15日:18時13分28秒
ざっと説明すると / ジョーカー
 滅光に鬼(ル・ティラェ)である事の義務を指摘されたかなんだかして
 それよりも自分の怨念を晴らすことを優先させたのだった気がします。
1998年01月15日:18時11分00秒
なるほど / MARS
 抜かれたのではなく自ら抜いたわけですね。刀自身が・・・・
 っで、なんで鬼であることをやめたのだらう?
 ログを見るべきか?
 でも読み返す気にはならないよー(シクシク)
1998年01月15日:18時07分21秒
何故??? / ジョーカー
 >抜かれた心珠を埋め込めようとする人間もいるでしょ?
 
 理由がさっぱり思いつかないのですが。ああ、そうか間違えました。
 滅光が抜いたのではなく修羅刀が鬼であることを否定して
 自分で引っこ抜いたんです。で、それを滅光が受け取ったんです。
 勘違いしていました。
1998年01月15日:18時01分29秒
ならば / MARS
 抜かれた心珠を埋め込めようとする人間もいるでしょ?
 その候補が彼って事で・・・
 ちなみに15の不死虫は使う気がまったくありません。
 だって格好悪いもん(爆)
1998年01月15日:14時22分44秒
むーん / ジョーカー
 >体力15(素でね)の不死虫使いってのもできます。
 >まあ、適合するか判定はいりますが・・・これが天羅のルール上では最強では?
 
 生体ヨロイないし生体金剛機かな?人型生命体は能力値の上限が10だし。
 全部必殺の一撃で対抗するのか…死亡ゲージが1ターンで直るしなぁ。
 他の負傷ゲージも全て1ターンで復活するし。一時期考えたこともあったけど
 敏捷、知覚が3というのは使い物にならんと判断して作るのはやめたんだよな、確か。
 でも多対一だと案外簡単にくたばりそうな気もする。金剛機の場合機体が復元する前に
 明鏡を破壊すればいいし、ヨロイの場合はヨロイ乗りを殺せばいい。
 
 一点集中は確かに強いけど偏りすぎるとかえって弱い。
 
 >ところで私も神通力特級のゴールデンチャイルドってのをやりたいんですが?
 >設定的には千年に一度だけ生まれるル=ティラェの救世主・・・
 >但し、まだお子ちゃまだから守ってくん無いとすぐ死ぬウサギちゃんということで(爆)
 >能力値的には心力が10で特殊な神通力全てを習得していると思って下さい。
 >後は流動的に決めて・・・ダメ?
 
 出てくるのは構わないのですがその彼が修羅刀編に関わってくる明確な理由は?
 修羅刀編は読んで字のごとく修羅刀を軸として廻る物語ですから。
 滅光が心珠を抜いてしまったのでなおさら鬼との関わりが薄れてしまいましたし。
 逆に理由さえしっかりしているのなら問題はないでしょう。
 でも誰が護ってくれるんでしょうねぇ?
1998年01月15日:14時17分11秒
やりだすと / ハリ=ハラ
 A君「はーい、ぢゃあ俺『神術・特級』のおっさんやりまーす。」
 B君「おいおい、それぢゃあ***ぢゃないか。」
 A君「大丈夫!マスター認めれば取れるもーん♪」
 B君「ああ、そっか。」
 
 その時、天から一条の光が降り注ぐ。
 
 って事になっちゃうよん(笑)
 それに、不死蟲使いって何とかなるもんですよ。
 心力少なければ、体奪っちゃえばいいんだし。
1998年01月15日:13時48分24秒
作ろうと思えば / MARS
 体力15(素でね)の不死虫使いってのもできます。
 まあ、適合するか判定はいりますが・・・これが天羅のルール上では最強では?
 まあ、天羅世界で存在するかは別ですが・・・
 ところで私も神通力特級のゴールデンチャイルドってのをやりたいんですが?
 設定的には千年に一度だけ生まれるル=ティラェの救世主・・・
 但し、まだお子ちゃまだから守ってくん無いとすぐ死ぬウサギちゃんということで(爆)
 能力値的には心力が10で特殊な神通力全てを習得していると思って下さい。
 後は流動的に決めて・・・ダメ?
1998年01月15日:12時46分42秒
私は / ハリ=ハラ
 キャラ制作をするとき、キャラ個人については基本的に作成ルールに従って作ります。
 それでも、かなり無体なものは作れますから・・・
 一応、獅明は鬼なので作成点は400点ですが、350点でも獅明をぶち殺せるキャラは出来ますし。
 大概のキャラは、工夫次第で結構何とかなるもんですよ。
 ですから、強さをガイドラインにするのは良くないと思います。
1998年01月15日:10時25分14秒
でも / ジョーカー
 >金剛機瞬殺でなきゃ参加できないとか、一応のガイドラインを作成してほしいと思ってるんですけど・・・。
 
 作成点350の基本作成だけでも結構無体なキャラって作れてしまうんですよね。
 実はハリ=ハラさんから聞いた話によると修羅刀編の蜘王並みかそれ以上の獅明は
 基本作成で作った物だといふ。オプションは計算外だと思いますけど。
 
 >一つだけ私は絶対のガイドラインと思っているのはどんなキャラでも因縁からは逃げられないという事だと思います。
 >どんなに強いキャラでも因縁にその身をからめ取られた瞬間は女子供の細腕でも殺される可能性があるとと思ってます。
 
 同感ですね。ちなみにフラッシュバック状態にあった炎はポンコツ金剛機状態でしたので
 琴音でも殺せる状態でしたね。
1998年01月15日:00時05分06秒
ガイドラインですか / 月夢
 うーん、始めたときのコンセプトがあくまでも天羅の世界感優先という大原則だけでしたから。
 そうですねえ、ちょっとガイドラインの話し合いしたほうがいいかな?でもこれってここだけじゃなくて全部の掛け合いでしたほうがいいかもしれない。
 
 一つだけ私は絶対のガイドラインと思っているのはどんなキャラでも因縁からは逃げられないという事だと思います。
 どんなに強いキャラでも因縁にその身をからめ取られた瞬間は女子供の細腕でも殺される可能性があるとと思ってます。
1998年01月14日:23時53分13秒
どきどき / Dr.李
 金剛機瞬殺でなきゃ参加できないとか、一応のガイドラインを作成してほしいと思ってるんですけど・・・。
1998年01月14日:23時14分35秒
うーん / 月夢
 裕太君を始めとして何人か戻ってきて欲しい方いるんですけどね。
 この修羅刀編がいちばん最初だったからいろいろとらぶりましたしねえ、どうなるんでしょう?
1998年01月14日:20時42分14秒
僕としては / ジョーカー
 二三年か、四五年ってところですけど結局のところtomyさんかNastyさんの判断かな。
 ホントに裕太どうするんでしょ。げしょげしょ。
1998年01月14日:18時57分33秒
I HAVE NO IDEA / せりざわ
いや、僕は、皆さんの行動まちですので、何とも言えません・
1998年01月14日:15時07分51秒
準備 / 月夢
 昨日ちょこっと書きましたが、考えてみるとそろそろ幕開け準備をしていいかなと思っています。
 話の主だったところは終わった感じですし、1部最後を書かない方が後で登場させやすいという方もいるかもしれませんので。
 
 2部幕開けに必要な状況がそろい次第開始と行きたいと思います。
 
 その前に下でも書いていますが2部開始の時間を決めたいと思います、それが決まればどの程度キャラの設定や背景を変えるかの目算が立つと思いますので、希望の年数書き込んでみてください、すぐつなげるでも構いません。
1998年01月14日:02時19分19秒
歓迎 / 月夢
 もうちょっと2部始まるまで待ってくださいね。
 
 後それから何人かおわりだしているので2部の開始の事考え初めてください。
 どの状態で始めるか、どのくらいの時間をおくかという設定における事かきこみ初めてください。
1998年01月13日:20時45分03秒
でわでわ / せりざわ
第2部がはじまったのなら、参戦します。
1998年01月13日:20時35分25秒
ただいま / ジョーカー
 第一幕が終わろうとしているところなので第二幕開演と同時に参加するのが
 よろしいのではないでしょうか。それにしても裕太はどうするんだ?
 話の方向性が大幅にずれておるがな。
1998年01月13日:20時03分38秒
参加したいのですが / せりざわ
暴走編のほうにさんかしているせりざわというものです。 暴走編ののりも好きなのですが、天羅といえばやっぱり、 重いテーマもいいわけで。 と、いうわけで、参加したいのですが、よろしいでしょうか?
1998年01月12日:13時36分09秒
「影道」 / 夜光
 「龍道が開いたというわけか」
  地の底より溢れ出る力そのものが体をふるわせる。永き眠りよりこの地に眠る大地の龍が
 目を覚ました。
  けれどもやせ細った大地には強すぎる薬。
  強すぎる光はより深き影と闇を呼び起こす。
 「影の道も同じく開いたという訳か」
  その唇に薄い笑みが浮かぶ。と同時にその姿が消えるここではないどこか彼方へと。
 「我とともに眠れ。お前たちが真に必要となるときまで」
  そは天空にして天空にあらず。大地にして大地にあらず。闇の中にして陽光の下。
 世界の裏側とでも呼べる場所。
 
 [若き守り手よ 古きものたちよ。大地の悲鳴に耳を傾けよ。未だに終わらぬ断末魔
 の声に耳を傾けよ]
 
  その声は多くのものに聞こえず多くのものに聞こえた。
  そして深き闇をまといし滅びの道は閉ざされた
 
 「鬼神」滅光
 
  「かえりびと」というのはどうでしょうか?一度死の世界をのぞいて帰ってきた
 ということで。滅光はそのままル=ティラエと呼ぶか従者と呼んでいる可能性が高
 いですけどね。単純に双角の字を一つとって裏双などと呼んでもいいかもしれませ
 んが。
  「みたことのある人」に関してはtomyさんがご自由にお使いください。
1998年01月12日:02時24分52秒
粗筋5 / 月夢
 目的をはたしたその瞬間夕霧の中で張りつめていたなにかが切れた、終わったと思ってしまった事がその悲劇の始まりだった。
 もっとも精神が緩む瞬間、どんな強い意志の持ち主でもその時はくる、そして修羅刀は一時たりとも気を抜くという事はないのだ、その中では復讐は終わっていない。
 夕霧が修羅刀が周りで喜ぶ仲間を一閃する、誰もが対応できないうちに修羅刀は次々と混乱する人間たちを切り捨てる、夕霧をさきに行かせるために途中で止まっていた静弥が駆けつけたときにはそこには動く人影は一つもなかった。
 直感的に何が起きたか悟る静弥、夕霧の後を急いで追う。
 夕霧の後をおうのは難しくなかった一際死体の多い道こそがそれであり、いまだにもっとも血生臭い前線こそが居場所なのだ。
 その道を駆け抜け夕霧と静弥が対峙する、夕霧に呼びかける静弥、だが静弥の言葉を持ってしまっても止まらない夕霧、最愛の静弥にすら刀を夕霧は振り下ろす、斬り返す事の出来ないまま不利な戦いをしいられる静弥は追い込まれる、だがその時一瞬だけ夕霧の動きが止まるととどめを刺さずにきびすを返す、夕霧の最後の抵抗。
 静弥が呆然として見送るなか夕霧は外のもっとも兵が多い場所へと向かう、さらなる血を求めて。
1998年01月11日:03時01分45秒
粗筋4 / 月夢
 修羅刀の危険性を感じながらも、止めることが出来ないまま、国と夕霧たちとの緊張間はついに臨界点を迎える。
 攻撃を仕掛けたの夕霧たち一団、内部の手引き者たちを利用して城へと奇襲をかける。
 とっさの事につかえる全兵力を動員して対応しようとするが夕霧の、修羅刀の勢いは止められない、城全体で巻き起こされる戦いは両者に甚大な被害をだしながらも夕霧たち優勢のまま進み、そしてついに夕霧は敵の首をあげる。
 そのことが城中に伝えられる、喚起、悲鳴、怒声、様々な声があがる、だが一つだけはっきりとしたことがあった、戦いは終わった、そう、誰もがそう思っていた、しかし悲劇はそこから始まった。
 修羅刀の事に気付いていた者たちが恐れていた自体、修羅刀の暴走が始まったのだ。
 
1998年01月09日:18時12分06秒
粗筋3 / 月夢
 再び己の手を血で染め続ける夕霧、それが止められぬ事を悟る静弥はできるかぎりそのそばに居続けようとする。
 二人は常に戦いに身を置き、多くの血をながし続ける、血が血を呼び、更に・・・留まる事を知らない、そしてその強さは一人二人と夕霧の元に人を集め始める。
 数限りない戦いをくぐり抜け、ふと気付いてみれば夕霧の元には多くの人が集っていた、元も国政に不穏な噂のつきまとう領主故にか夕霧の力を頼る人間たちが進んで志願してきていたのだ。
 もはや国としては放置して置けないほどの戦力へと膨れ上がる夕霧たち一団、時が立つにつれ引き絞られた弓のように緊張は高まっていく。
 一方そのころ自分の刀のできを確かめるために静観していた玄屋がおかしな事に気付いていた。
 明らかに刀の力があがっている、夕霧の腕がどうこうと言った程度ではない、その斬れ味、威圧感、全てがすさまじくなっている。
 何よりその際たる物は近づくだけでも寒気がする鬼気を身にまとっている事。
 なにかが狂い始めている事に気付いてはいたがこれといった手を打てもせず玄屋は静観を続ける、誰もが気付いているようにもはやこの戦いに中途半端な決着はありえない故に。
1998年01月08日:03時12分05秒
粗筋2 / 月夢
 玄屋が刀をうつ間、しばらく玄屋の屋敷に逗留する事になる夕霧、そこで夕霧は一人の男性と運命的な出会いをする。
 名は静弥、サムライにして玄屋の古い知り合いである男。
 互いになにかを感じたのか次第に惹かれあう二人、時とともに相手の存在が大きくなっていく、だがそんなとき無情にも玄屋が心珠刀を完成させる。
 復讐を捨てるかどうかの選択を迫られる夕霧、悩む夕霧、復讐か静弥か、二つを同時には選べない、仮に復讐を選んでも静弥はついてきてくれるかも知れないが、夕霧の潔癖な心がそれを拒む。
 そして夕霧は最後に復讐を選んだ、自分の過去と決着をつけるために、黙って消える夕霧、そしてその後を静弥は迷う事なく追い始める。
1998年01月08日:02時19分36秒
粗筋1 / 月夢
 この物語の全てのことの発端は20数年前へとさかのぼる。
 
 夕霧という名のクグツが殺された主の敵討ちを決意したことがその始まりだった。
 夕霧は敵討ちのための力を欲し、己の手を血で染め続けた、他に術を知らぬがゆえに。
 そのうち夕霧は一つの噂を聞く、その当時刀に取り付かれた陰陽師として一部では知られていた、陰陽刀鍛冶玄屋とその男がうとうとしている式刀の事を。
 玄屋の元を訪れる夕霧、その手には血に染まった心珠があった。
 力を欲する夕霧に陰陽師としての答えを求める玄屋の利害が一致する。
 夕霧の頼みを承諾し玄屋は一つの刀をうち始める、後に「修羅刀」と呼ばれる刀を。
 
1998年01月06日:20時51分12秒
亜夜 / tomy
「泣けるってのはいいことだ、好きなだけ泣いて気持ちを切り替えろ」

「えっ、、、。」
頬に手を当て、濡れた手を見つめる亜夜。やっと自分が涙を流していたことに気付く。
「はい、今度は勝たないといけないのですからね」

「ああ、そうだな、勝たないといけないな・・・なんとしても」
玄屋親子の声が聞こえる。その言葉を聞きながらつぶやく亜夜。

「、、、私も、強く、ならなくては。、、せめて、沙夜に殺されないくらいには。」


〔済まんかったのう、亜夜さんや〕
その時、暁雲の“声”が亜夜に届く。

〔止めるにはいささか力が足らなんだ…〕

「暁雲、、様。」

〔勝手で悪いがこの龍脈が鎮まるまで儂はこの場を離れられん。
 せめてもの罪滅ぼし、助力はこの程度じゃ〕
折れた亜夜の刀が光に包まれて緋色に変わってゆき、完全な緋色の刃となる。

「これは、、」

〔混じり気のない緋色金(ヒイロガネ)じゃよ。それに儂の力を
 注ぎ込んだ。亜夜さんの護り刀となってくれるじゃろう〕

〔済まぬ、今の儂に出来るのはこの程度…ではな、『人ならぬ人』の娘よ
 あるいは十年の後、百年の後にまた会おう…〕

「、、いえ、ありがとうございます。、、さようなら、暁雲様。」

〔詳しいことはそいつに聞いてくれ…〕

「、、、」
じっとその刀を見つめる亜夜。

亜夜から、玄屋、琴音、暁雲、刀へ

なんか半端だけど、亜夜もこの辺で舞台から降りた方が良いですね。
あ、ジョーカーさん、刀から何かあるのでしたら、亜夜を動かしていただいて結構ですよ。
さて、後まだ"麗"が残ってるんだよね。どうやったら、うまく退場させられるだろう、、、。
1998年01月04日:02時19分28秒
暁雲 / ジョーカー
 〔済まんかったのう、亜夜さんや〕
 
 そんな“声”が亜夜の脳裏に響く。琴音の打った式に乗り、その場を離れようとする亜夜の脳裏に。
 
 〔止めるにはいささか力が足らなんだ…〕
 
 悔恨を見せたのも束の間。
 
 〔勝手で悪いがこの龍脈が鎮まるまで儂はこの場を離れられん。
 せめてもの罪滅ぼし、助力はこの程度じゃ〕
 
 半ばから折れていた亜夜の刀。それが光に包まれ、端から緋色に変わっていく。
 切断面に達しても変化は止まらず、その先までも伸び、刃を成す。
 
 〔混じり気のない緋色金(ヒイロガネ)じゃよ。それに儂の力を
 注ぎ込んだ。亜夜さんの護り刀となってくれるじゃろう〕
 
 手に持つ亜夜には脈動のようなものすら感じられる。
 
 〔済まぬ、今の儂に出来るのはこの程度…ではな、『人ならぬ人』の娘よ
 あるいは十年の後、百年の後にまた会おう…〕
 
 “声”も段々掠れていってしまう。
 
 〔詳しいことはそいつに聞いてくれ…〕
 
 それを最後に何も感じられなくなる。
 亜夜の手に、緋色の刃のみを残し。
 
 暁雲 亜夜に向かって
 
 やーっとこれで暁雲を封印できた。端末(妖刀)が残っているが。
 さー後は炎だけやね。
1997年12月28日:22時23分35秒
/ ジョーカー
 一体どれだけ止まっていたんだこいつ。
 
 見ていた。ただ見ていた。何もせず…ただ。
 鱗麗と滅光の会話を見ていた。思ったことはいつ終わるのかということだけ。
 怨麗が鬼と関わりを持っていようが知ったことではない。
 
 気になるのは、滅光よりも気になったことは不意に現れ暁雲と対峙した男、煉鵺。
 その煉鵺と夕霧が交わした会話。その結果。
 
 倒れた夕霧。
 
 視界が血の色を帯びた。閃光のように蘇った過去。
 倒れる翠影、倒れる夕霧、倒れる翠影、倒れる夕霧、倒れる翠影、倒れる夕霧、倒れる翠影、倒れる夕霧、倒れる翠影、倒れる夕霧、倒れる翠影、倒れる夕霧、倒れる翠影、倒れる夕霧、倒れる翠影、倒れる……
 
 無限に繰り返される映像。夕霧がただ倒れるのと違い
 翠影のそれは血と木片を撒き散らしたものであったにせよ
 炎の中でそれは同一の光景としかとれなかった。
 
 それでも炎は何もしなかった、ただ見ていた。
 だが何もせずとも炎に反応するものがあった。
 陰陽術、神通力、妖力、妖術。紗を介した技術を有する者達、紗の動きを感知する能力を有した者達。
 その者達には見えた、感じられた。炎の周囲に何かが凝集していくことを。
 それは通常の濃度を遙かに超え、肉眼でも視認が可能なほどになる。
 結果として炎の周囲は赤い靄が、霧が立ちこめることとなる。
 それは天羅の最小構成単位とされる紗に他ならない。
 だがそれほどの濃度を満たしながらそれは形にならない。
 引き金としての、命令としての霊力が回路に流れないからだ。
 がために超高濃度の紗は形を為さず、かと言って霧散することもなく
 ただただ漏れ出る炎の意志力の余波を受け、揺らめきたゆたう。
 それはあたかも劫火のように。真紅の陽炎のように。
 それこそが“炎”の“炎”たる所以。
 
 一陣の風が吹き夕霧を抱えた煉鵺が消える。
 それと寸毫の間をおいて炎の身体がびくんと痙攣する。
 凍っていた顔が表情を取り戻す。それと共に凝集していた紗が
 散っていき、やがて目に見えなくなる。
 
 「行っちまったか…」
 
 それは地の底に消えた暁雲のことではない。修羅刀でも沙夜でもなく
 煉鵺、夕霧とも違う。それは追っていったのかそれとも…
 どこへ行ったかさだかではないもう一人の自分に当てた言葉だった。
 
 炎
1997年12月28日:01時26分55秒
撤退 / 月夢
 涙をこぼす亜夜を見て、玄屋がふと思う。
(夕霧が初めて泣けるようになったと聞いたのはいつだったかな・・・)
 結局クグツが感情を手にするのは悲しみがもっとも早いのかも知れない、そんな皮肉な事も同時に思う。
「泣けるってのはいいことだ、好きなだけ泣いて気持ちを切り替えろ」
 亜夜を促し、琴音のうった式に乗り込む、琴音は式を浮かす。
 守るものも守ってくれるものも同時に失った亜夜の痛々しい姿に琴音は目を伏せる、その琴音に玄屋が囁く。
「お前がしばらくついててやれ、感情を手にいれたばかりのもろい時期だ、誰かが支えてやらないと折れてしまう」
「はい」
 琴音が頷く、それから聞き返す。
「お父様もついていてあげるのでしょう?」
 それに玄屋は首を振る。
「やることがいくつかあるからな、俺はいつでもというわけではない」
「でも・・」
「大丈夫だ、特になにかをしろと言うわけではない、心細がっている子供の側にいてやると思えばいい、夕霧の娘だ、しばらくすれば自分の足でたちあがって大切な物を自力で取り返しにいく」
「・・・わかりました」
 まだ不安げながら頷く琴音の頭にそっと手を置く。
「大丈夫だ、何とかなる、お前も亜夜も強くなるしな」
 それから苦笑し、
「本当はかかわらしたくなかったんだがな」
「もうひと事ではありません」
 琴音がきっぱり言うと玄屋もそれを認める。
「そうだな、もうひと事ではないな・・・強くなれよ」
「はい、今度は勝たないといけないのですからね」
「ああ、そうだな、勝たないといけないな・・・なんとしても」
 
 玄屋、琴音
 
 玄屋と琴音は1部幕引きです、亜夜の方でなにかやる場合は使ってもいいですよ。
1997年12月27日:21時11分00秒
煉鵺?、そして亜夜 / tomy
「一応宣戦布告をさせてもらうぞ、次に会ったときはこちらも手配を整えて、必ず勝つ」
「必ずだ、覚えておいて損はない」

「期待している。」
悠然とそう返す男。だが、その声に皮肉の色は感じられない。あるいは本当に期待しているのかも知れない。彼らの勝利ではなく、それに付随する何かを。
そして、一陣の風が辺りを吹き抜けた時、まるで始めからそこに何もなかったかのように、姿を消していた。夕霧とともに。

謎の男から 玄屋へ


「亜夜!!いくぞ!」
ゆっくりと振り返る亜夜。その両目にはいつしか涙がこぼれ落ちていた。

「、、、、、はい。」
かすかに震えながら、それでも、そう返事を返す亜夜。辛くても、思いを吐き出す術(すべ)を彼女は知らない。その姿は弱々しく、まるで今にも折れそうな程に琴音達の瞳には映った。

亜夜から 玄屋、琴音へ
1997年12月27日:20時35分49秒
“麗” / tomy
「驚くこともないだろう?別に....珍しいことじゃない」

『なるほどな。確かに驚くことではない。ル=ティラエの本体が心珠である以上、式などから肉体を作ることは可能。』
面に出てくることはできなくとも、滅光の声を聞いていた鱗麗はそう考える。

『だが、式を作り出した様には見えぬぞ。あやつ、肉体の一部を用いて生み出しおったわ。』
それは上位の妖が下僕を作り出す時に用いる手法の一つだ。

『面白い奴よのう。』
去り行く滅光に意識を向けながらそう思う。

鱗麗から「鬼神」滅光へ

一方怨麗の意識は『見た事のある人』にのみ向けられていた。

「ツォー・クー?」
おずおずと、そう尋ねる怨麗。

「お前は、、誰だ?」
それが、彼女に対して返された応えだった

「俺は、、誰だ?ツォー・クーというのは、、俺の名前なのか?」
それは記憶を持つものには限りなく辛い言葉だった。

怨麗と『見た事のある人』

あの、夜光さん、『見た事のある人』って私が動かしていいんでしょうか?それとも夜光さんが動かしますか?この前の文章見ただけでは判断つきませんでした。

ところで、『見た事のある人』の呼び名大募集(笑)
双角でもいいんだけど、人前に出る時、双角じゃバレバレだし、ル=ティラエ“ツォー・クー”、金剛鬼“双角”、妖“○○”と区別できるようにしたいので。
1997年12月25日:04時57分43秒
幕引き間近 / 月夢
 1部終了、2部にもうすぐ入れそうです、皆さんご用意を。
 
 決別は急に訪れた、亜夜の向こうに見える沙夜の背中は限りなく遠い。
「・・・・・」
 琴音が唇を噛みしめる、何もできない、何も言えない、今の琴音は生かされているだけ、完全な挫折、琴音も亜夜も玄屋も敗者であり、その決定を覆すことは出来ない。
「くっ・・・馬鹿が・・・」
 玄屋の苦々しげな言葉に急に思い出し、慌てて玄屋の元に駆け寄る。
「お父様・・・傷が・・・」
「大丈夫だ、それより気が変わらないうちに退くぞ」
 とても大丈夫といった顔色ではない、焼かれるような傷口が幸いして出血こそ酷くはないが、その顔色は死人同然である。
「亜夜!!いくぞ!」
 立ちすくむ亜夜に玄屋が声をかける、ここにいてももう出来ることは何もない、立ち去ろうとする修羅刀を止めることもつれ去られようとする夕霧を助けることも不可能。
「お父様・・・・」
「言うな、言うだけ無駄だからな、俺たちは負けた、敗者として生かされるしか他にやることはない、俺たちが次ぎに発言できるのはこの借りを返す準備が整ったときだ」
 よろよろとよろめきながら玄屋は亜夜に近づく、その間に沙夜が新しく現れた男に挑み、あしらわれ、そして何をどうやったのか姿を消してしまう。
「お前か、お前らかは知らないがこの局面では完全勝利だな」
 亜夜の肩に手を置き、玄屋が男に言う。
「お前が夕霧の言っていたあの男かどうかは分からないが、少なくとも敵だということだけわかる」
 玄屋の言葉など聞いているかどうか分からないがそれでも最後まで続ける。
「一応宣戦布告をさせてもらうぞ、次に会ったときはこちらも手配を整えて、必ず勝つ」
 負け惜しみか、本気か、それはこれから先が証明する言葉を言うと玄屋は琴音の打った式に体をもたらせる。
「必ずだ、覚えておいて損はない」
 
 玄屋から 謎の男へ
 
 亜夜も抵抗しないなら一時離脱でいいかな、しかし修羅刀につけられた傷ってたちわるいかもしれないなあ。
1997年12月25日:04時55分08秒
幕引き間近 / 月夢
 1部終了、2部にもうすぐ入れそうです、皆さんご用意を。
 
 決別は急に訪れた、亜夜の向こうに見える沙夜の背中は限りなく遠い。
「・・・・・」
 琴音が唇を噛みしめる、何もできない、何も言えない、今の琴音は生かされているだけ、完全な挫折、琴音も亜夜も玄屋も敗者であり、その決定を覆すことは出来ない。
「くっ・・・馬鹿が・・・」
 玄屋の苦々しげな言葉に急に思い出し、慌てて玄屋の元に駆け寄る。
「お父様・・・傷が・・・」
「大丈夫だ、それより気が変わらないうちに退くぞ」
 とても大丈夫といった顔色ではない、焼かれるような傷口が幸いして出血こそ酷くはないが、その顔色は死人同然である。
「亜夜!!いくぞ!」
 立ちすくむ亜夜に玄屋が声をかける、ここにいてももう出来ることは何もない、立ち去ろうとする修羅刀を止めることもつれ去られようとする夕霧を助けることも不可能。
「お父様・・・・」
「言うな、言うだけ無駄だからな、俺たちは負けた、敗者として生かされるしか他にやることはない、俺たちが次ぎに発言できるのはこの借りを返す準備が整ったときだ」
 よろよろとよろめきながら玄屋は亜夜に近づく、その間に沙夜が新しく現れた男に挑み、あしらわれ、そして何をどうやったのか姿を消してしまう。
「お前か、お前らかは知らないがこの局面では完全勝利だな」
 亜夜の肩に手を置き、玄屋が男に言う。
「お前が夕霧の言っていたあの男かどうかは分からないが、少なくとも敵だということだけわかる」
 玄屋の言葉など聞いているかどうか分からないがそれでも最後まで続ける。
「一応宣戦布告をさせてもらうぞ、次に会ったときはこちらも手配を整えて、必ず勝つ」
 負け惜しみか、本気か、それはこれから先が証明する言葉を言うと玄屋は琴音の打った式に体をもたらせる。
「必ずだ、覚えておいて損はない」
 
 玄屋から 謎の男へ
 
 亜夜も抵抗しないなら一時離脱でいいかな、しかし修羅刀につけられた傷ってたちわるいかもしれないなあ。
1997年12月24日:22時58分00秒
暁雲 / ジョーカー
 「ふんっ!!」
 
 封印が解けたその瞬間。暁雲は気合一閃錫杖を地面に深々と突き立てる。
 同時に円陣を組んだ木々が再度赤光を放つ。
 
 「おおおおおおおおおおおおおおおお!!」
 
 錫杖を両手で握り締め、暁雲が咆吼する。龍脈の流れを錫杖に導き
 自らの身体に注ぎ込んでいるのだ。地面と錫杖の間の隙間から
 目も眩まんばかりの光が溢れ出している。その光がゆっくりと錫杖を伝い
 錫杖を掴んだ暁雲の手から身体に流れ込んでいく。
 光はやがて暁雲の全身を包み、身体が光の固まりとなる。
 
 もちろん龍脈の暴走による余波を暁雲の身体一つで抑えられるわけがない。
 周囲も先程と同等かそれ以上の揺れに襲われている。
 だが、不思議なことにそれは木々の円陣の周囲一里だけに起きている。
 その範囲外では地鳴りは聞こえるものの揺れ自体は大したことがない。
 
 ミキミキベキパキビキパキ
 
 地鳴りに紛れて微かな音が暁雲の身体から聞こえる。
 それに連れて光の凝固体となった暁雲の身体がその体積を増していく。
 膨大な霊力が質を変え、形を変じ暁雲の血となり肉となり骨となっていくのだ。
 身体だけではなく錫杖も服も長さを変え、太さを変じその主に追随する。
 
 「もうちょっと人間の振りをしていたかったがのう」
 
 そんな残念そうな声が光の固まりから聞こえた。
 
 身の丈が二丈に達する頃、沙夜と修羅刀が海淵の力を受け
 霞む。別のどこかへ“飛ぼう”としているのだ。
 それをどう感じたのか、暁雲の身体を覆っていた光が手に集中し
 腕の一振りで沙夜と修羅刀へと飛ぶ。その光は割って入ろうとした
 煉鵺の刀さえすり抜け、まともに修羅刀にぶち当たる。
 だがさしたる被害も見せずに修羅刀を包む闇色の炎に吸い込まれてしまう。
 それを見て舌打ちをする暁雲。無駄に終わったか沙夜と修羅刀は
 どこかに消えていってしまう。余計なことをしていたからだろうか
 地鳴りが強まり、もっとも近い位置―それでも数里は離れているが―にあった山が火を噴く。
 
 身の丈二丈となった暁雲は毛が一本もなかった頭に長い髪が生え
 あまつさえそれが逆立ち、見ようによっては角のようにも見えた。
 肌も張りを取り戻し、誰が見たところで暁雲とは分からないだろう。
 だがそれでも声だけは変わらなかった。
 
 「儂はこいつを鎮めてくる」
 
 足先で揺れ動く大地を叩き、造作もなく言った暁雲は言葉を続けた。
 
 「では、な」
 
 言い終わるやいなや暁雲の姿も沙夜と修羅刀のように朧となり消えてしまう。
 一際強く揺れると、それを最後に大地はやがて落ち着きを取り戻していった…
 
 それは彼らの期待通りだっただろうか、期待だったはずれだろうか。
 
 
 
 暁雲  その場にいる皆に向かって
1997年12月24日:18時15分03秒
海淵 / 月夢
(修羅刀を軽くあしらいますか・・・)
 何者かは知らないが、少なくとも余り敵に回したい類ではないことが分かる。
(どちらにしても潮時でしょう)
「わかりました」
 海淵が意識を集中する、すぐに修羅刀の波長を掴み、力を込める。
「あまり抵抗しないでくださいよ・・これはあなたのためなのですから」
 海淵の力が空間を越えて修羅刀に渡る、修羅刀と修羅刀を手に取る沙夜の姿がかすむ、目標は封じのつかさの張った結界、その二点を意識下で結合して力を発動させる。
「飛べ!」
 
 海淵
 
 問題なければ無事飛んだということでいいですかね。
1997年12月24日:17時50分33秒
『封じの務』 / tomy
「鋭い方ですなぁ。ですがそういうことは、あまり口にされぬ方がよろしいかと。言う方が大丈夫でも、聞く方も大丈夫とは限りませぬ。貴方の御友人には短命な方が多いのではありませんかな?」
暁雲に対して、そう皮肉ると笑いながら続ける。

「では解放させていただきます。ですが、お忘れなく。たとえ龍王でも、龍脈からの被害を完全になくすことはできないということを。もし可能なら自然災害など起こるわけありませんからな。」
そう言うと両手を上げ、フッと力を抜く。次の瞬間、封印という支えを失い、龍脈からの力の洪水が襲いかかる。

「それではお任せしましたよ。私どもも、なるべく被害が少ないことをお祈りいたしておりますので。」
それだけ言うと、男はどこへともなく姿を消した。


『封じの務』から暁雲へ
1997年12月24日:17時49分03秒
煉鵺 / tomy
「お母様にかけた幻を解きなさい。」
いつのまにか煉鵺の元に沙夜は姿を現す。

「ほう、夕霧の娘か。」
暗い笑みを浮かべながら、煉鵺が応える。

「残念ながらそれは私にもできない。作り出したのは私だが、幻を維持しているのは、夕霧自身、、夕霧の心の中にある私への畏れなのだからな。自分で打ち砕く以外、解く手段はない。」
それだけ聞くと沙夜は右手一本で修羅刀を構える。玄屋の幻は効果を失い、刀からは暗い炎があがっている。そして煉鵺に斬りかかる。

「ほう、剣舞を見せてくれるのか?」
横合いから煉鵺の声が響く。
斬激は煉鵺にかすりもせず、ただ何もない空間を斬る。煉鵺は全く動いた気配すらないというのに。

「幻術ですか?」

「さあな。ただ言えることは、今のお前には私と斬り合う資格すらないということだ。」
沈黙する沙夜。

「私と戦うなら、まず夕霧を越えることだな。心配せずともお前達が戦う場は用意してやろう。それまで腕を磨く事だ。」
ここで思いついたように続けて言う。

「そうだ、先ほどの剣舞の礼にお前の左手を用意しておいてやろう。なあに、半月もあれば出来上がる。」
傀儡のパーツはおなじ木でなければ組み上がらないはずだ。沙夜に用いられている木を用意できるとでもいうのだろうか?

煉鵺?と沙夜


「海淵殿、そろそろ良かろう。修羅刀を回収してくれ。」

煉鵺?から海淵へ
1997年12月24日:17時47分17秒
亜夜と沙夜 / tomy
「亜夜さん、お願いします、私と一緒にここは退いてください、今の、今の私たちでは沙夜さんを止めることも、救うことも出来ません」
そうかも知れない、そう思う亜夜だったが、沙夜から伝わるものに変化が起こる。
それは暗い喜び。幻が見せる死により、ほんのわずかの時修羅刀は満たされる。この一瞬だけ、沙夜は自由な時を得た。そしてそのことは亜夜にも伝わった。
そして再び考え直す。

「待って!今ならまだ間に合うから。今しか間に合わないから。」
玄屋と琴音にそう告げて、亜夜は沙夜の元に向かう。

「沙夜、お願い。修羅刀を捨てて。今なら…」
亜夜が沙夜に呼びかける。

「それは、できません。」
けれど沙夜から帰ってきたのは否定の返事。

「私は知ってしまったから。修羅刀がどうして生まれ、どれだけ苦しんでいるかを。だから、、だから修羅刀の願いをかなえたい。それが、あなた達のを手にかけ、自らを永遠の苦しみに導く事だとわかっていても。」
そうキッパリと答える。
それは、決別の言葉。この時、姉妹の道は分かたれた。


「玄屋様と琴音様にもお伝えしておいて。『修羅刀、いえ、私が必ず命を奪いに参ります。それまでくれぐれも命をなくされぬように。』と沙夜が申していたと。
今は見逃してあげます。一瞬の安らぎを邪魔したくありませんし、他になすべき事がありますから。」
それだけ言うと亜夜に背を向ける。

「、、あの方達を守りたいなら、、私を止めたいなら、、ここで私を斬りなさい。」
そしてもはや振り向きもせずに歩き出す。


「、、、、、沙夜。」
言い返すことも、沙夜を斬ることもできず、亜夜は立ちつくす。

「私は、、私は、あなたに殺されない。それがあなたを守る手段だから。」

亜夜と沙夜
1997年12月22日:11時18分07秒
朧な姿 / 夜光
  それはなんの感情も感じさせずに立ち尽くしている。その見を覆うのは遥かな時より伝う織物。
 珍しいものではない。
 「驚くこともないだろう?別に....珍しいことじゃない」
  それを「作った」ものの言葉。神か魔物のような所業。けれど不可能ではないことも....これま
 での事実から理解できる。
 「なるほど....『誰も』いないと思ったらそういうことかい....」
  その"鬼"は振り返り観る。すでに目の前の少女には用はないのだと...
 「私も仕事をしなければならないだろうな」
  その唇の端に笑みを浮かべる。
 「弱った大地にきつかろう。少し押さえねばなるまい」
  その"鬼"の目にはうねる巨大な大地の龍の姿を捉えているかのようであった。
 
 滅光 より 焼雲 "麗" へ
 
 
  「見た事のある人」は双角の心珠を核としていますので彼の記憶を持っているでしょう。
 けれども疑似転生と同じくそれは封印記憶となっているでしょう。
  また、修羅刀のデータを手に入れているのでその属性(弱いですけれども)と妖力を得
 ています。
  また、同じ人物だけれども自分の知っている彼ではないとというジレンマで苦しんでも
 らうための仕掛けをしている模様です(苦笑)
1997年12月21日:22時44分11秒
ふと思ったんだけど / ジョーカー
 蜘王の飼っている蟲、業蝕蟲・鬼食い蟲だっけ?
 これって既に蟲でもなんでもなくてものの見事に妖だよね。
 再生点とかじゃなくて妖力:再生持っていそう。(笑)
1997年12月21日:22時04分08秒
暁雲 / ジョーカー
 『封じの務』の言葉に頭を振る。
 
 「いいや、お主らが出来もせぬ、やりもせぬことを口にするとは思わんよ」
 
 その口調は確信に満ちている。
 
 「確認をしたかっただけよ。これで分かった、修羅刀が主らにとって
 切り札である龍脈の解放を引き出すほどの価値があることをな」
 
 龍脈の解放自体は『管理者』達にとって痛痒となるほどのものではない。
 人の営みは多大な影響を受けるだろうが彼らにとってそれは問題にならない。
 むしろ封印されていた龍脈が復活することにより有利に働くだろう。
 だが暁雲には意味合いが違う。彼にとってそんなことを許すわけにはいかない。
 つまりこれは暁雲を封じるには有効な手だてと言うことだ。
 だがそれでも暁雲は緊迫した様子を見せない。
 あまつさえこう言った。
 
 「儂の答えはこうよ。やってみるがいい」
 
 はったりにしては目に揺らぎがない、迷いがない。
 本気だとしてもそれは暁雲の性格、信条からすれば信じられぬことだ。
 
 「ただ一つ言わせて貰えれば。那魅殿に出来ることが
 儂に出来ぬとお思いかな?」
 
 事も無げに言ってのけた。根拠のない大言壮語とは違う。
 実績が、経験が言わせた言葉だ。
 
 「本職には及ばぬが…還ってくるまでは保つだろうよ。
 解けぬ封印、破られぬ錠は天羅広しと言えど一つ足りとして有り得んからのう」
 
 ぬけぬけと言い放った暁雲は人の悪い笑みを浮かべた。
 
 「ほれ、主の後ろで娘が頑張っておることもあるし。
 そう待つ必要は無かろうて」
 
 娘は誰か言うまでもない。
 
 暁雲  『封じの務』に向かって
1997年12月17日:18時47分59秒
逃亡 / 月夢
 著しく状況不利なんで出直しかけます。
 
(退くか・・・)
 玄屋が動きを止めた修羅刀を前に即座に判断する、現状ではどう転んでも勝ち目はない。
(無駄死にできるほど安い人生は歩んでないしな・・・)
 玄屋の命で止まるならば考慮にも入れよう、だが今の修羅刀はもうそれだけでは止まれない。
(野放しにするのを覚悟でここは退く、体勢を立て直し・・・・せめて後へつなぐ)
 決断すると行動は早かった玄屋の左腕が修羅刀へと伸びる、玄屋の動きに反応する修羅刀を無視して修羅刀を握りしめる。
「・・・っ!」
 走る激痛、手の先から徐々に消えていく感覚、そして体の奥からなにかが枯渇して行くような気配。
(式だけなら無理でも)
 最後の気力を振り絞り、玄屋は式を修羅刀へと放つ、玄屋の血と、苦痛と、それとともに送られる玄屋の、夕霧の死の映像。
「琴音、式を!」
 玄屋に声をかけられ亜夜に支えられるようにしていた琴音が父の意を組み式をうつ。
(・・・・退くしかないのですか)
 琴音が唇をかむ、理性ではわかっていても沙夜をおいていくことは琴音の精神に負担を強いている。
(でも死んでしまえば、救うことすら出来なくなる)
 死者に出来ることは何もない、生きているからこそ出来ることがあるのだ。
「亜夜さん、お願いします、私と一緒にここは退いてください、今の、今の私たちでは沙夜さんを止めることも、救うことも出来ません」
 
 琴音から 亜夜へ
 
1997年12月16日:19時12分46秒
夕霧VS煉鵺(?) / tomy
硬直は一瞬だった。

「そう、そんなことはありえない。私は煉鵺様の死に立ち会わせたし、骸を埋葬したのも私なのだから。ましてやお亡くなりになった時と同じ、、いえ、それよりも若いなんて。」
そうでなければ、何のために自分は数多くの命奪ったのだ。何のために静弥は死んだのだ。
そして『彼』に呼びかける。

「誰だか知りませんが、良くそこまでうまく化けたものね。でも私は偽物の相手をしている暇なんかない。そこをおどきなさい。」
そう言うと今まで発動させていなかった式札に霊力を込める。

「ほう、私を偽物だと言うのだな。」
笑いながら刀を構える。夕霧の良く知っている構えに。
そして夕霧に斬りかかる。何の殺気もなく、早過ぎて見えぬ刃を夕霧は発動させた式刀で受け止める。
夕霧がその刃を受け止められたのは、その太刀筋に憶えがあったから。そしてその重い斬激にも憶えがあった。
一撃を喰らわせると『彼』は再び間を開ける。

「なぜ私が南雲に命を狙われたか、なぜ私があの程度の相手にむざむざ負けて命を落したか、お前は考えたことがあるか?」
二、三百人程度の兵、確かに煉鵺にとってみればあの程度と呼べるだろう。

「全てはお前のためだ。そう、、全てはお前を完全なものにするための茶番よ。」

「あ、あなたというひとはぁ〜〜っ。」
夕霧は式刀を抜き振り上げ、煉鵺に向かって躍りかかる。2人の姿が交錯し、、


「まだまだだな。どんなに激情しても冷静でいられるようでなくては。」
夕霧が崩れ落ちる。外見上は傷一つついていないし、木人形に戻ったわけでもない。ただうめき声すらあげず、死んだように倒れている。
斬ったのは、体ではなく心。夢幻の中で夕霧は煉鵺と戦い続けていた。いつ終るとも知れない戦いを。

「その幻に勝てたら、また稽古をつけてやろう」
そう言いながら煉鵺は片手で夕霧を抱える。

あ、月夢さん、どうも。沙夜の方は、お先にどうぞ。ただ海淵で飛ばすのはもうちょっと待って下さい。タイミングとしては他が収まる頃が望ましいんで。なにせタイトルが修羅刀編だし(^^;
後は、炎VS滅光、暁雲VS『封じの務』、麗VS『封じの務』ぐらいが残ってるだけですから、それほど待つ必要もないでしょうし。
まあ煉鵺(?)はこのまま夕霧を連れて帰る予定ですけど(^^;
1997年12月16日:17時49分11秒
次行動 / 月夢
 玄屋沙夜に何もなければ幻術系の式を放ちます、先に動くならばどうぞ。
 それとももう海淵で飛ばしたほうがいいですか?封じの司お手製の結果内かどこかに飛ばそうかなと思っているのですけど。
1997年12月16日:17時46分58秒
お帰りなさい / 月夢
 お疲れさまです、頑張ってくださいね。
 ではこちらもつなげます。
 
(かかった・・)
 怒気、邪気、鬼気、普通に食らえば意識を失いそうなきつい力、だが玄屋は耐えきる、今回が初めてではないことが幸いする。
(機会は一度)
 サムライでもない玄屋に修羅刀の一撃をかわせるはずもない、斬られる一瞬前それが最後の機会。
(逃げてくれよ)
 修羅刀の、沙夜の目がこちらに向く、玄屋には琴音たちの方を向く余裕はない、修羅刀の一つ一つの動きに全神経を注ぐ。
 修羅刀が駆け出す、玄屋の手元の式が形をなす、距離が縮まる、刀が振り上げられる、玄屋の式をもつ手が動く、そして二人が交錯する・・・、その筈だった。
(なに・・・)
「ここで殺してもあなたたちの痛みは、苦しみは、治まらないのでしょう」
 初めて会ったときから変わらない淡々とした調子で沙夜が呟く、その左腕の肘から先は自身の右腕に握られた刀のために消失している。
(まさか、呪縛を解いたのか、いや、夕霧ですら無理なことを、生まれて間もないこの娘に・・・)
 玄屋の答えは否、だが沙夜の理性の一部は表に出ている。
(・・・どちらにしても千載一遇の機会か)
 玄屋は一時疑問を意識の外に追いやる、戦場に生きたことのある人間の思考方法。
 玄屋が小さく息を吸う。
(抑え解いてくれよ)
 
 玄屋
1997年12月16日:16時32分18秒
修羅刀と沙夜 / tomy
「……貴様は黙って使われていればいい、下らない真似はさっさとやめろ」
カタカタ
修羅刀が、震えた。
その陰陽師に対する怨みを忘れていたわけではない。たとえ自分達の命を直接奪った魔物を前にしていても。
だが殺すだけでは飽きたらぬ。だから抑えていた。陰陽師が、魔物が、最も苦しみに満ちた死を向かえるよう。

そのたがが、、外れた。

目の前の亜夜と琴音の事はもう見えていない。
玄屋目指し駆け出す。
修羅刀が玄屋に迫り、、そして、、、

血が流れ、、そして瞬時に蒸発する、、。玄屋の、、ではない。
修羅刀を止めたのは、、沙夜の左腕だった。
そしてつぶやく。

「ここで殺しても、、貴方達の痛みは、苦しみは、治まらないのでしょう。」
左上のひじから先が落ち、、燃え尽きる。

沙夜、修羅刀に向かって
1997年12月16日:15時56分25秒
『封じの務』 / tomy
「……刻凪。違うかな?」

「確かに、そう名乗っていたこともありましたな。そうお呼びになりたいのでしたら御自由にどうぞ。」


「……覇者が現れぬように。違うかな?」

「、、さあ、どうでしょうかな。ところでそうおっしゃるからには、私どもは絶対にそのような事はしないと、そうお考えなのですかな?」
にこやかな声で、逆にそう聞き返す。


『封じの務』から暁雲へ
1997年12月16日:15時52分11秒
まずは怨麗から / tomy
「一人では寂しいだろう?共にでもつれていくがいい....」
直後に現れた人影を目にし、怨麗が立ち止まる。その者が彼女の良く知っている顔をしていたから。

「、、、えっ。」
目の前で起こった出来事が信じられない。そんな表情だ。

怨麗から「鬼神」滅光と『みたことのある人』へ

夜光さん、“鬼”でなくみたことのある“人”なんでしょうか?
しかし、『みたことのある人』=ツォー・クーだったら、神宮に復讐する理由がなくなるような気もする。その場合、「鱗麗」と対立する理由もなくなるので、融合しちゃうかも(^^;
1997年12月16日:13時53分29秒
神宮の人達の解説は外見だけ / tomy
煉鵺(?):
長身、見た目30代から40代。長い刀で抜刀斬りを行なうなどという非常識な奴。全く気配を感じさせることがない。

封じの務:
人の顔と全く見分けのつかない様な精巧な面をつけている他は、非常に平均的な容望。面のせいもあり、20代にも60代にも見える。
1997年12月16日:13時04分54秒
キャラ紹介「亜夜」「沙夜」 / tomy
名前:亜夜
職業:剣姫
詳細:夕霧の娘である戦闘用傀儡。10代後半に見える。
彼女達に関しては因縁を書く方が説明になるでしょう。現在こんな感じ。
  その他:私は人形(上級)
  目的:沙夜をまもる(中級)
  目的:沙夜を止める(中級)

名前:沙夜
職業:舞姫
詳細:夕霧の娘である傀儡。10代半ばに見える。
現在修羅刀を手にしている、というか操られているというか。
因縁は現在こんな感じ。
  その他:私は人形(上級)
  感情:修羅刀への同情(上級)
  感情:香への興味(初級)
1997年12月16日:12時02分22秒
キャラ紹介「怨麗」「鱗麗」 / tomy
名前:怨麗
職業:陰陽師
詳細:南雲の領主の娘、壬元麗と壬元麗の魂に封じられた龍王敖那魅の娘、敖麗の和魂(にぎたま)とが神降ろしの封印の力で融合した存在。「べっぴんさん」らしい。
唯一のかけがえのない存在、ツォー・クーという名の鬼を失い、その魂と角と心珠から金剛鬼「双角」を作り出す。そして自分達の運命を狂わせたもの達への復讐を誓う。
『神宮への復讐』のための力を手にするため、龍王敖那魅の封じられた掛軸を探している。

名前:鱗麗
職業:管理者
詳細:南雲の姫に封じられた龍王敖那魅の娘、敖麗の荒魂(あらだま)。常に天羅の管理者であることを最優先する。
母の解放を望んでいるが、怨麗のあるうちは、それが天羅に災いをもたらすことになる可能性もあるため、自分では動こうとはしない。


神降ろしは荒魂(あらだま)を封じ、和魂(にぎたま)の力を利用する業です。ですから南雲ありし頃、壬元麗と和魂(にぎたま)とで、大ヨロイを操りながら妖術を使ってたりしてました。南雲の領主、壬元典烈が野心に狂うのもむべなるかな。
1997年12月16日:10時56分02秒
キャラ紹介「夕霧」 / tomy
名前:夕霧
職業:傀儡師
詳細:
自らも傀儡である傀儡師。
戦闘用傀儡として人斬り傀儡師と呼ばれた煉鵺によって作られた。父であり、師であり、主である煉鵺に『いかに美しく戦い、いかに美しく殺すか』だけを教え込まれた。
南雲の領主に殺された煉鵺を敵討ちのために、偶然出会った南雲に怨みのあるオニから心珠を奪い、その心珠を手にして陰陽師玄屋に心珠刀の製作を依頼する。
そして生まれた刀が修羅刀。
夕霧は修羅刀を手に南雲の城をおとす。その時、修羅刀を暴走させてしまい、愛してくれた、そして愛を教えてくれた男、静弥を自らの手で殺してしまう。
以来刀を捨て、傀儡師として“娘”を作り続ける。
だが夕霧は長女と次女を『ひと』として育てることのできなかった。自分が静弥に愛とひとの心を教えてもらったように、人と接することで心を持って欲しいと願い、3女「亜夜」と4女「沙夜」を連れて旅に出ることを決める。
外見:20代前半に見える。非常に美しいと言えるが、傀儡としては平凡な外見。これは“戦いの時だけ美しければ良い”と言う煉鵺の歪んだ美意識による。
1997年12月15日:14時09分22秒
キャラ紹介「滅光」 / 夜光
  第一部では暴風のようにでてきた人第二部にでてくるかはまだ解らない。
 でも、当初の予定はクリアしたよな(^^;
 
 名前:滅光                  
 職業:職業と呼べるものはなし。外見上はサムライ「だった」
 詳細:体にいくつもの珠を埋め込んでいるサムライ。その実は心臓すら存在しない化け物
    その生命は体の奥深くに沈められた複数の心珠とそれらを統合する玉によって維持
    されている。そのため心珠に残っている複数の魂が時折表層に現れる。
    また、その体の維持をそれらの霊力に頼っているため支配的な人格によりその姿を
    変える。
 戦闘力:修羅刀編では最強クラスの戦闘力を誇っている。つまりこんなものが現れたら下
    手な軍隊は意味を失ってしまうでしょう。
     戦績としては並よりも強力な金剛機を軽くあしらったり、雑兵を一瞬で全滅させ
    たり(笑)
1997年12月13日:07時47分50秒
キャラ紹介「蜘王」 / タイガ
 少なくとも第一部ではもう出ないだろうけど。
 
 名前:蜘王(しおう)
 職業:戦闘(傭兵)集団「死を紡ぐ蜘蛛」の頭領
 詳細:幼い頃修羅と化した父に殺されかけ、それ以来修羅と金剛機を憎悪している。
     現在のサムライは一度破壊し、新たに入れ直したもの。
     怨麗に雇われた事で今回の件に関わる。
 追記:彼の体内に宿る蟲は仮に戦鬼蟲と呼ばれているが、実際には別の蟲で、業蝕蟲・鬼食い蟲というもの。
     鬼食い蟲は市井の民にとっては鬼も修羅も大差ないため、言いやすさからついた俗称。
     食料は業の溜まった修羅の魂。
     半年から一年に一度与えれば良いが、忘れると宿主の魂を食うか、あるいは宿主を操って、周りの人間の魂を食う。
     魂を吸い出す能力はないので殺してから食う必要がある。
     能力は戦鬼蟲とたいして違わない。
1997年12月12日:03時37分56秒
キャラ紹介「玄屋」 / 月夢
 現状がよくわからないからここがいちばんキャラ紹介いるかも知れない。
 
 名前:玄屋
 職業:陰陽師
 詳細:
 刀の魅力に取り付かれた陰陽師、一部からは陰陽刀鍛冶とまで呼ばれ武器に関する式に置いてはかなりの腕をもつ。
修羅刀の製作者であり、現在修羅刀に恨まれている一人。
二十数年前の修羅刀事件以後各地を転々として封印の方法を捜し続けるが確たる方法が見つからず、山にこもって修羅刀を見張って生き続けていた。
一時期身を寄せていた陰陽師の娘との間に出来た一人娘「琴音」がいる。
    また「夕霧」とはふるいつきあい。
1997年12月11日:13時42分58秒
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