吹利大学新谷研究室は2003年4月1日ソード・ワールドRPGのゲームマスターとプレーヤーを初等的に担当できる人工知能プログラムを開発いたしました。

IRCで行なわれた1132セッションを解析、典型的な応答を抽出することに成功、これにより工夫の無い標準的なゲーマーの応答を97%の精度で実現できます。

従来の様式では入れ違いになる発言が順序認識を妨害、形態素解析困難な分割発言や不完全発話が障害となっていましたが、新方式(特許申請中)により解決しました。

模擬戦闘やゴブリン退治シナリオなどについては、ほぼ満足の行くプレイング・マスタリングが可能になったことから、TRPG.NETと協力し順次botをサービスインさせる予定です。ゲームマスター不足や寝落ち・遅刻・欠席などといったチャットセッションで発生するおもな障碍を解決できるものと期待されます。


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