対決バケツプリン!!!
1.集え、勇者たち
BARマーリンの名物にバケツプリンと呼ばれるものがある。
いや、僕はそんな物は用意していなかったのだが、いつの間にか無視できないほど広まっていた黄色い悪魔である。
バケツのように大きなプリン
食えるわけがない
そんなバケツプリンなんてものがこの世に商品として存在しているのかなと、ホームページを検索してみると……
しっかりあるではないか、さすがは日本(笑)
というわけで、OFF会もかねて、バケツプリン(正式名称 スーパープリン)のある静岡県焼津市のカントリーロードへと勇者たちはむかった。
この戦いに馳せ参じたのは、9名
主催者である水無月冬弥&ゆうなひかり夫婦
バケツプリンを広めた張本人 桜井蒼樹
お笑い芸人(嘘) 米生
おきれいだけど、同人な言動漂う 十和広海
魔獣戦線の姉さん ひのえ
プリンの魔獣王 みん
ナイスガイ zain
女性も羨む細身のボディ フィロス
焼津駅を降りた一行は、水無月の指示で一路カントリーロードに向かう。
はじめてきた土地、自分のイメージよりも直線距離が3倍あることに戦々恐々としながらも、汗だくになりながらたどりつく
思ったよりも小さな店「昔懐かしい味の店カントリーロード」

ごく平凡な喫茶店に見えるこここそ、今回の戦場であった!
2.プリン帝国の逆襲
あらかじめ予約していたので、すぐに席に移動する。
予約していたプリンは、5つ
張本人の蒼樹さんと、管理人である僕が一つずつ
みんさん&ひのえさん&ゆうなの大人な女性トリオが一つ
十和さん&米生さんのフレッシュガールズが一つ
zainさん&フィロスさんの野郎コンビが一つ
この布陣はさりげなく、僕が残した場合、ゆうながカバーするために、ゆうなの負担を減らすという必殺の布陣を引いてあったのである。
だが、この作戦はすぐに頓挫する。
このカントリーロードの主、すなわちプリン帝国の帝王であるマスターによって。
喫茶店のマスターときいてみなさんはどう想像するであろうか?
僕にとっては穏やかな笑みを浮かべる大人な男性であるが、ここのマスターは、その人相も言動も完全に飲み屋の大将であった。
「3人で一つ、そんなことは認めない、ここは2人で一つや」
「(アイスの)トッピングなし、そんな事じゃださない」
あのー、僕らが客なんですけど……
だが、その圧倒的な態度に僕らは為すすべもなく、プリンは1つ増え、それぞれトッピングをしてしまうのであった。
恐るべし、プリン帝国!
3.完食にむかってレディーゴー
店内の様子は、ごくありふりた喫茶店であった。
他のテーブルで燦然と輝く、巨大なかき氷の搭以外は?
こんな巨大なかき氷やプリンが、昔懐かしいものなのだろうか?
そんな疑問が浮かびながらも、プリンが登場する。
仕方なく布陣を変え
水無月 バニラ
蒼樹 ヨーグルト
みん 柚子
ひのえ&ゆうな なし
十和&米生 ヨーグルト
zain&フィロス 5色
という布陣で完食を目指して挑む。
出てきたバケツプリン、1つで10人前と聞いていたが、思っていたよりもかなり小さい

「なんだ、これならなんとか食べれるじゃん」
なんていう人もいました。
・・・…すいません、言ったのは僕です。
しかし、その中でも圧巻だったのは、5色トッピング、プリンのまわりをアイスクリームの搭が守護しています。
zain&フィロスコンビの笑顔が虚ろです。

よかった、バニラだけで……

かくして敵は出揃いました。
食べ始める前にみんなに確認
「これ、大人な雰囲気なBARで食べられると思います?」
答えは全員ともNO!
僕もそう思います。
さあ、いよいよ戦闘開始です。
4.魔獣王現れる
アイスが溶け出すとひどいことになるので、アイスを中心に僕はたべていきます。
プリンの上についている生クリームも美味しいし、ちょっとカラメルが苦いのと、プリンが予想よりも甘くなかったですが、そこそこの味でした。
これならなんとかいけるなーと思っていました。
が
だが
だが、しかし
そんな考えは大甘でした。
まるでボディブローのごとく、だんだんダメージが蓄積されていきます。
10分もたったころには、まだ半分も食べていないのに、僕や蒼樹さん、zain&フィロスコンビは大苦戦です。
女性陣も大変だろうなと思って視線を移すと、とんでもない光景が起きていました。
十和&米生コンビはまだ多少進みが速い程度でしたが、ひのえ&ゆうなコンビはほぼ完食状態
そして、なんと
な、な、な、なんと
同じように一人で食べていたみんさんまでたらい上げそうではないですか!
こちらはかなり苦しいのに
その事実をしった一同は、驚愕の声をあげます。
「バカな」
「そんな事は不可能だ」
「人では無理だ、魔獣だ。」
「いや、魔獣でも無理だ、あれは……」
ということで、みんさんはめでたく、創造の魔獣王、歪みの魔獣王らと肩を並べるプリンの魔獣王と認定されたのでした!
5.地獄、そして地獄
10分程で間食し、大人な女性の恐ろしさをマジマジと見せつけた2人の女性と魔獣王
だが、戦いは、まだまだ続きます。
苦しいため息をつきながら食べる蒼樹さん
黙々と食べつづける野郎コンビ
「十和さん、これどうぞ」
「米生さん、こっちはあげるわ」
笑顔を浮かべながら、それぞれ押しつけ合うフレッシュガールズ
みんなの苦闘は続きます。
いや、普通なのはこっちです。
無論、僕も地獄を味わっていました。
半分ほどからなかなか減らない山
誰だ、楽勝とかいった奴は(僕です)
耐え切れず、口直しにコーヒーを頼んだところ、飲み屋の大将(違う)は1ドリンクおごってくれるとの事、ラッキー。
まあ、プリンも1個増えているのですが(笑)
そうすると、それまで頼むか悩んでいた一同、次々と頼んでいきます。
届いたコーヒーを飲むと、苦味が口中に広がっていきます。
ああ、これぞ、忘れていた味
胃が落ちついてきたので、続行します。
そうこうしている間に、zain&フィロスコンビが男の意地を見せて完食
楽しく喋りながらも必死に食べていたフレッシュガールズは、食べきれず、残りを魔獣王が殲滅します。
さすがはプリンの魔獣王
僕も負けてはいられません、なんとか食べていきます。
6.感動(?)のフィナーレ
だいぶ底が見えてきたとき、はっきりいって、僕は限界を超えていました。
下手な動きをすると、リバースしそうなくらい、いやマヂに。
「うちのプリンは味もいいよ」
と大将
すでに味がどうのこうののレベルではありません
そんな極限状態でも僕は食べつづけます。
なぜって? そこにプリンがあるからさ(フッ)
ほとんど、ゲップして、そのぶんからになった量のプリンを食すという、まるでボクシングの減量を逆したような戦いを得て、ついに最深部へ辿り着きました。
そこは、焼く際に硬くなっていました底の円形の部分、カラメルたっぷりで、凄そうです。
「ここまでくれば、食べたと一緒だよね」
周りを見まわすが、誰も首を振ってくれず、生暖かな視線をおくってくれます。
仕方なく、根性で一気に食べます。
所要時間33分
なんとか、なんとか完食です。
ほんの少しでも動くと、胃が逆流して、とっても凄そうなことになるので動けませんでした。
感無量というよりは、生ける屍状態でした。
「水無月さんて負けずぎらいだね」
と魔獣王
事実ですし、反論しようにもその時の僕は喋ることすらできません。
蒼樹さんはあえなくリタイア
仕方ないでしょう、これを楽勝で食べられるのは、魔獣王だけです。
こうして、バケツプリンとの戦いは終わりました。
当分の間、僕はいくらプリンが安かろうと、うまかろうと、絶対にいりません
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