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2002年04月より、株式会社アスキーは、大作ファンタジー小説「ドラゴンランス」シリーズを刊行開始する。A5上製、全6巻、1850〜1950円。
ドラゴンランスシリーズは全世界で5000万部以上を売り上げ、日本でも多くのファンを抱えている小説シリーズ。AD&Dのキャンペーンワールドとして作成され小説も出すスタイルで人気を獲得した。
日本では富士見書房よりドラゴンブックシリーズで文庫小説が発売、その後ハードカバーなども出ていたが、六年前より絶版。復刊コムでも多くの得票を集め、復活が希求されていた。
今回刊行されるシリーズは、アメリカにおいて原著者が多くの書き足しを行った最新の完全版を元にして、翻訳も全面的に見直しを行ったもの。児童文学系のファンタジー(ハリーポッター)や指輪物語のファンに向けて、ハードカバーでほぼ総ルビ、小学生でも楽しめる形で販売される。
アスキーはWotCと全D&D小説のライセンス契約を交わしており、今後はフォーゴトンレルムものなど未訳の作品も含めて続々と刊行する予定。未訳分も含めたアイスウィンドシリーズが秋からとの話も。
販売はアスキーのグループ会社である株式会社エンターブレインが行う。
書 名：ドラゴンランス(全６巻) 著 者：マーガレット・ワイス／トレイシー・ヒックマン 訳 者：安田 均 判型・ページ数：A5上製・320〜416ページ 定 価：本体1850〜1950円＋税 発売日：2002年4月26日(金)１巻・２巻同時発売 以降毎月末 続巻発売予定 発 行：株式会社アスキー 発 売：株式会社エンターブレイン
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「TRPG情報誌 語り部日報」編集者より。
古株のTRPGファンならむさぼるように読んだはずの、あのシリーズです。まあ、文庫の刊行当時とは対象読者層が一世代回ってると思いますから、いま出すのは上手い手じゃないかなと思います。うまくファンタジーブームを生かして広く売れることを期待しています。
新刊近刊情報でも何度か書きましたが、一般層にTRPGの世界を伝える絶好のチャンスといえるでしょうから、うまく生かさないといけませんね。小学生層から触れてTRPGの存在と楽しみを知ってもらえないことには、減り続けるユーザ層を相手にするだけ。そんなことではTRPGに未来はありませんし。
というわけでまあ、可能な力を尽くして、いろいろとやりたいと思います。
日報の記事形式で記事を募集します。こんなに面白いんだ、凄いんだ、という方向で、ドラゴンランスを知らない世代の人たちに訴えるという狙いです。
掲示板での話題などもお待ちしております。