ようやく発売の『ソード・ワールドRPG[完全版] ゲームマスターズ・アクセサリー』付属CD−ROMについての補足です。
中に言い訳や愚痴っぽいところもあります。本来、「プロは作品で語るべき」という信条を持っているわたしにとっては、そういうものを明らかにすること自体、苦痛です。監修者としての力不足を満天下に晒しているようなもんですしね。
ですが、自分の責任ではなく、それを代替して取ることも許されなかったことにまで、責任を負わされ、非難を受けるのもまた、たまりませんやな。
CD−ROMを直接参照すればわかることですが、付属シナリオとフリーウェアの一部、それにリンク集は、プラットフォームを選ばない仕様になっています。使用フリーの宣言がなされているアレクラスト・マップ画像もJPEG形式で、プラットフォームには依存していません。
結構、最後のほうまで、Win専用にはしたくないと、いろいろ方法を模索してたんですよ。付属シナリオの形式を「Windowsヘルプ」からHTMLに改めたりとか(説明文読みにいったら、マップが消えてなくなるのもたまらんしね)。
余談ながら、経費節減のため、あのシナリオのHTML製作はSNEなんですな。どっかで見たような画面デザインでっしゃろ?(どのへんが経費節減かと言うと、SNE取り分が変わらないってあたり。で、SNEでの仕事分担比が変わる分、僕の収入が減るというすばらしい結果が――笑)。HTML作成者にはこれを機会にクリッカブル・マップの手法を覚えてもらいました(だから、SNEページも、そろそろ構成をまとめ直さんか?)
結局、Win専用部が多すぎるということで、「Win専用」というコピーでの発売になっちゃったんですが、それを気にしなければ、Mac などの人も買う意味はないわけではありません。
気持ち的には、「Windows推奨」ぐらいでいるんですけどね。
本来、CD−ROM のメインになるべきツールだったものです。
が、企画段階でこちらが想定していたものとあまりに違いすぎる。……悪い意味で。
データベースとして発注したものであるにも関わらず、「データのソート・改変・削除ができない」なんてものが上がってくるとは思ってもいませんでした。今時、WYSWYGじゃないってのもねえ。サイコロもあれだけでどうしろと? 「レーティング表参照プログラム」っていう企画書の要請はどこに消えたの?
デキが悪いのもさりながら、プログラムする側が楽をしたがったのが丸わかり(入力部と表示部は別プログラマーじゃないのかい?)ってのが、神経に障りました。使うほうは、たまったもんじゃありませんがな、そんなもん。
発売遅れの主な理由は、これを見てぶち切れた僕が、「こんな、ど素人の作ったようなもんが役に立つか! 作り直し!」と言ったからですが、結果として、まったく、これっぽっちも直りませんでした。
何ですな、僕らの常識は「『これじゃ使えないのでボツ』と言われたら、いっさい収入なし」なんですが、世の中には「手直しするなら時間がかかるから、その分、余計に金をくれ」という世界もあるそうで。(--)
で、バグまであります(トホホ……)。
さんざっぱら、指摘したんですが、ほとんど直りませんでした。最後には、「担当プラグラマーが退社したので手がつけられません」だそうで。
怒るのを通り越して、へらへら笑っちゃいました。血圧計が一周しちまったかな?
現在、富士見のほうでソースを入手して「アマグラマー」が、直せないかどうか検討中とのことです。
これが、できたなら、富士見のホームページあたりで公開されるでしょう。
一から組んだほうが早い(かつ安全)かもしれんぞ……。
いや、正直、僕が自分自身でプログラム組んでやろうかとも思いました。ですが、周り中から「やめてくれ」と言われて、やめたしだいです。
N(88)−BASIC+Z80アセンブラってわけにはいかないんで、言語から手に入れて、かつ、勉強せにゃならんのでね(苦笑)。その手間考えたら、確かに無謀だったかも。
それでも、モンスター作成補助とアイテム価格計算なら、一ヵ月あれば、完成できたろうとは思いますがね。今でも、このあたり未練たらたらですな。
上のような事態を受けて、急遽、突っこんだのがこれです。
『桐』ユーザーでかつ「ソード・ワールドRPG」プレイヤーなんて、日本中見渡しても、(僕以外に)いるのかしら? と、思ってはいるのですが(だから、最初は掲載する予定はなかった)、何かしとかんことには、どうにも申し訳なくて……。
『桐』については、管理工学研究所のページから、Ver.8の体験版(インストール後90日試用可能)がダウンロードできますので、(Windowsのかたは)とりあえず、使ってみてください。;
こっちのフォームには、計算バグはありませんし(笑)、
『桐』というクッションの優秀さもあって、使い勝手はかなりよいはずです。
問題は、『桐』体験版が、90日しか使えないことと、33.3MBほどあるファイルをダウンロードするのはちと大変ってことでしょうか。(^^;
ツールのマニュアルを兼ねて、モンスターの数値決定方法(のガイドライン)をテキストファイルに収めてありますので、『桐』フォームを使う気がなくとも、解凍ぐらいはしてみてください。