■Cypher to the World リプレイ第1弾


◆第5章 魔導士ラドクリフ

GM:はい。じゃあ、城まで1日半くらいかけて行きました。MPは1日分回復します。
セレーナ:1回全快するんですね。じゃあその前に誰か7点治します。
ヴァイス:10点くらってるっす。
ミア:私はいいです。
セレーナ:じゃ、ガリヤさんか。(コロコロ…)治った。
ガリヤ:は〜い。7点治った。あと31点回復してほしい。
セレーナ:無茶言わないでください。私は1日に30点までしか治せないんですよ。レベルが上がらない限りは。
GM:回復魔法も中途半端なんだよね、6レベルって。
セレーナ:7レベルになれば、「キュアシリアスウーンズ」が使えるんですけど。
GM:いいレベルやん、6レベルって(笑)じゃあ、一応城まで着きました。
ミア:結局、私のHPは1のまんまなんだ。
GM:あれ、1日で何点か治ったでしょ?
セレーナ:1点です。
GM:あ、そうか。安静にしてないと1点だったね。で、安静にしてると最大HPの1/10か。
ミア:HP2点…
ガリヤ:あと30点で治るようになったよ(笑)
セレーナ:MP全部つぎ込めば治りますね。今日何事もなかったら治してあげます。でも、それでもミアさんの方が優先のような気がします。魔術師がバタって倒れるのイヤですから。

◆城にて

GM:じゃあ、城で門番が「何の用だ」。
ヴァイス:かくかくしかじか。
ガリヤ:例の事件の犯人がわかった、って言おう。
ヴァイス:犯人は指令書を出したラドクリフ。で、その部下であるこいつを捕まえた。
GM:ちょっと待ってくれ、と言うと奥の方に引っ込みます。で、しばらくすると騎士と思われる人と魔術師と思われる人を連れてやってきます。騎士と思われる人は、ヴァイスとガリヤには見覚えのある方です。
ヴァイス:我々は…強くなってないよなぁ。(この会話のやりとりの出所は1章参照
ガリヤ:うん、強くなってないよ。
セレーナ:でも力の証明はしたでしょ、これで。
GM:力の証明したところで依頼受けたい?(一同笑)
ガリヤ:いや、いいです。
GM:で、その騎士は君たちを見ると「おお、君たちか。なかなかいい情報を持ってきてくれたな。これは我々にとってかなり有益な情報だ。それについては礼を言おう」
ガリヤ:いえ、礼は…
ヴァイス:お言葉だけじゃなく…(笑)
ミア:誠意を見せていただければ(笑)
GM:じゃあ、その情報に対して銀貨2000枚くらい渡しましょう。
ガリヤ:わぁい、2000。
GM:それはそれとして。「今回の事件についてなんだが、これでやっと犯人の正体がわかった」
ヴァイス:知っているのか、このラドクリフという奴を。
GM:「ラドクリフというのは、ここにいる宮廷魔術師の…」名前決めてねえや(笑)
ミア:じゃ、マーリン(一同笑)
GM:そんな強そうな名前なの?
ヴァイス:それなら1人で事件解決しちゃうんじゃないっすか?。
ミア:ハリー・ポッターとか。
GM:魔術師の名前…
ミア:ポップ。
ヴァイス:弱そ。
ミア:何を言う、最後には世界最強の魔術師になるんだよ。
ヴァイス:レベル低いうちはかなり弱いっすよ。
GM:なんか適当な名前…(お菓子の箱を手に取る)
セレーナ:それだとプッカしかないですよ(笑)
ミア:(カントリーマームの袋から)マームっていうのは?
セレーナ:マァムだとポップと変わらないですね(笑)
ミア:そうだね(笑)じゃ、爽健美茶からソーケンって言うのは?
GM:じゃ、ソーケンにしよう。
ヴァイス:なんか和尚様みたいだぞ(一同笑)
GM:和風じゃ駄目?じゃ、ちょっと変えてウォーケンにしよう。で、そのラドクリフなんだけど、ウォーケンさんと共にレムリアの学院で学んだ同期の魔術師だったらしい。実力はかなりのものだったらしい。ウォーケンさんいわく、「まぁ、あまり言いたくはないが…私よりも上だ」だそうだ(一同爆笑)
ミア:さらっと寒い事言ってくれますねぇ。
ウォーケン:「私と共にデルグリム卿付の宮廷魔術師の候補にも上がったんだが、まあ性格とか、人間的なものとか、そういうものもあって結局私が選ばれたんだ。」
セレーナ:と言うことは、この城に恨みを持っている可能性も。
ウォーケン:「それもあるだろうな。それと…これはあまり明かしたくない事なんだが…この城の地下には古代遺跡が埋まっていてな。」
ヴァイス:(わざとらしく)なんと!
ガリヤ:なぁんと(笑)
ミア:へぇ〜。
ウォーケン:「ラドクリフは、どうやらそれを欲しているらしい。」
セレーナ:どういったものが埋まっているのです?
ウォーケン:「それは…君たちには教えられない。ただ、このデルグリム家がかつて、時の国王グレハム=クランダール王より拝領した際遺跡の守護を共に命じられた、とだけ言っておこう。」
ミア:ほぉ。
ウォーケン:「で、少し前に、犯人ラドクリフから刺客が1人送られてきてな。この城の厳重な警備をかいくぐって、1人の騎士を殺していってんだ。」
ミア:それは、それは。
ウォーケン:「まぁ、それで腕の立つ者を探していたんだよ。」
ガリヤ:なるほど。
セレーナ:その暗殺者について何か思い当たることはございませんか。
ウォーケン:「それはだな…実は、冥界より召喚されたモンスターで、名をゴーストリィマーダーという。」
ヴァイス:何だ、それは(笑)
セレーナ:さぁ「神秘学」です。名前がわかりましたよ(笑)
ミア:ゴーストリィマーダー?もしかして、って(笑)とか言えるかな?(笑)
ヴァイス:わかるんか?(笑)
ミア:成功すれば。13レベルモンスターだから、目標値は22!(本来プレイヤーは目標値を知らないはずですが・・・)
セレーナ:名前がわかれば+4ボーナス。(註:とデザイナーは申しておりますが、ルールブックのどこにもそんな表記はありません)
ミア:おぉ、それなら18。…でるかも。
ヴァイス:なんとかなるんじゃないっす?
ミア:10出せば成功する。(コロコロ…)
ヴァイス:なんっすか、その目は(笑)
ミア:おしい(出目は4と2なので、達成値は12。全然おしくありません)。
セレーナ:さすが高レベルモンスター(笑)
ウォーケン:「ゴーストリィマーダーというのは、とても強力な暗殺者でな。邪悪な魔術師が確実に相手を暗殺する手段として召喚されることが多い。」
ミア:なんと。そのようなものが。
ガリヤ:そのように強力な呪文なら、あなたが使ってはいかかでしょうか(一同爆笑)
セレーナ:ちょっと待った(笑)
ウォーケン:「その呪文は学院で禁忌の呪文とされていてな。そのような呪文は使うわけにはいかん。」…けして使えないとは言わないよ(一同笑)
ガリヤ:そういうのもありだと思うんだけどなぁ。
セレーナ:ありじゃない(笑)恐ろしく邪悪な呪文なんですよ!あれは。
ミア:人2人殺さないけないからね。
ウォーケン:「この呪文を使うためには、男の頭蓋骨と女性の新鮮な生き血が必要だ。」
ミア:もしかして、さらわれた2人は…生贄というのは…
ウォーケン:「おそらく。この指令書に書かれた生贄というのは、ゴーストリィマーダーの召還に使う男女のことを指しているんだろう。」
ヴァイス:がぁん。
ミア:フラーナの好んで使いそうな呪文ね。
セレーナ:なんですって。
GM:全くもってその通り(一同笑)
ヴァイス:宮廷魔術師もそう思ってるのか(笑)
ガリヤ:でもまあとりあえずは、こいつを捕まえたから大丈夫なんじゃないすか。自分で調達するしか手段はなくなったと思いますんで。
ウォーケン:「だが、奴の実力ならそれも可能だろう。」
セレーナ:ま、そりゃ簡単でしょうね。簡単というか、手先がこいつ1人とも限りませんし。
ウォーケン:「正直、次に刺客を送られてきたら今の我々の力では勝ち目がない。」
ヴァイス:俺らでも無理だな(笑)
ウォーケン:「皆で束になって守りに入れば絶対に防ぎきれないとはいえないだろう。だが、次、その次となってくると毎回防ぎきるのは不可能だ。」
セレーナ:居場所さえなんとかわかれば…
GM:犯人がラドクリフだとわかれば、ウォーケンさんが居場所を突き止めることができます。
ガリヤ:どこでしょうか。
GM:ちょちょいと、魔法で調べた所によると、この街から1〜2日くらい行った所にある塔です。
ガリヤ:塔…次は塔なのか。
GM:魔術師は塔でしょう(笑)
ヴァイス:領主様は討伐隊とか出さないの?
ウォーケン:出したいのは山々なんだが…あまり大事にしたくないしな。それに、城を空けている間に再び攻めてこられても困る。相手が襲撃日時を守るという保障はどこにもないからな。で、まぁ、あまりお願いするのもなんだが…
ヴァイス:うわ(笑)
ガリヤ:きた。
ウォーケン:今自由に動ける者は君たちしかいないんだ。
ミア:残念ですが、このご依頼はなかったということで。
ヴァイス:危険手当がかなり必要なようですが。
ミア:13レベルモンスターの相手なんかできるわけないじゃない。
セレーナ:何でそんなことがわかるの(笑)
ミア:この達成値でわからないモンスターを逆算すればレベルが(笑)
セレーナ:逆算するんじゃない(笑)
ミア:とにかく高レベル(笑)
ヴァイス:でも、ゴーストリィマーダーを召還できるって事は相当手強いって事ですよね。
セレーナ:相手はたかだか魔術師。近付きゃおしまいです。
ヴァイス:魔術師1人ならいいんですけどねぇ。
ミア:その魔術師がマイナーデーモンを5体か6体従えていたら…
ヴァイス:でもデーモンくらい召喚してくるんじゃないですか。多分。
ミア:(ルールを見ながら)マイナーは…8レベルか。
セレーナ:十分考えられます。でも所詮マイナー。十分戦えるレベルです。レッサーデーモンとかブラスターデーモン並べられたら死にますけど(笑)
ミア:レッサーは…勝てないです?
セレーナ:13レベルモンスター(笑)ゴーストリィマーダーよりはさすがに弱いけど、並べられたら勝てません。
ヴァイス:まあ、危険報酬と申しますか、我々も皆負傷してますし…
GM:じゃあ、負傷に関してはすぐに治療させよう。
ヴァイス:危険報酬というのが、ちょっと。
GM:報酬はまぁ、出すには出すけど…
ヴァイス:我々のパンチ力のなさをカバーできるものがあれば(一同笑)
ガリヤ:あ、それいいわ。じゃあ、魔術師を倒すために何か貸してくれ、ということを進言しよう。
GM:じゃあ、城にある武器をいくつか持ってこよう。パンチ力がないっていったから…じゃあまず魔法の槍。
ガリヤ:いらない(一同爆笑)
セレーナ:本気でいらない。そこが戦うなら「カニパン」にした方が強い。
GM:じゃあ、魔法のナイフ。
ヴァイス:それはほしいねぇ。
ガリヤ:魔法の盾がほしい(一同笑)魔法の盾か、魔法の鎧がほしい。
GM:パンチ力がないっていったじゃん。だから魔法の武器持ってきたのに。
セレーナ:プラチナサリットぉ(一同爆笑)
GM:あるわけないじゃん(笑)
セレーナ:わかってますよ、そんなことわかってますけど。(註 フラーナの武具は神聖なものであるため、通常城の宝物庫や遺跡の中に転がってることはありません)
ヴァイス:それはフラーナ神殿に誠意をもっと見せないと(笑)
ミア:そうそう誠意を見せないとね、プラチナサリット買うためには(笑)
GM:じゃあ、武器の性能を決めますのでロールしてください。まず1D100。
ヴァイス:あかじゅう。(コロコロ…)37。
GM:もう一度1D100。
ヴァイス:(コロコロ…)100!
GM:おぉ。ダメージ+5のダガー。
ミア:おぉ〜、つよーい。
セレーナ:強いじゃないですか。
ヴァイス:ダガーかよ、D4じゃん。ま、回りやすいからいいか。
GM:それが1本。
ミア:ヴァイスの一刀目には期待が持てるようになったね。
セレーナ:結構痛いですよ、それは。
ミア:なんかエンチャントかける気が起こってくるね。
ヴァイス:かかるのか?
GM:かかるよ。
ミア:魔法の武器だろうとなんだろうと『Cypher』の世界は関係なし。
ヴァイス:でも命中上がんないから。
GM:じゃ、それぐらいしか出せない、と言う。
ヴァイス:すごくパンチ力が上がりました(笑)
GM:あ、そのダガーを報酬とするか、もしくは任務終了後返還して金銭で報酬をもらうか、どちらかにしてください。
ヴァイス:これを1本しか出してくれないんすか。
GM:うん。てか、魔法の槍要らないって言ったから。
ヴァイス:魔法の盾が欲しいらしいっすよ。
ガリヤ:魔法の盾か鎧。
セレーナ:でも、このダガー分で十分な額になるよ、実は。
GM:いや本当、それ1本で十分以上の報酬になるんやて。
セレーナ:銀貨15,000枚相当。
ミア:おぉ。
ヴァイス:レンタルの方がいいっすかね。でも売れば…
セレーナ:コネがなければ金額1/10。
ガリヤ:もらえばいいんじゃないの、それ。
ヴァイス:じゃあ、今のところは借りておく。
GM:はい。
ヴァイス:他の人たちは…
ミア:これ以上はもらえないかな?金額的に。あ、でもスクロールがあると嬉しいな。
GM:スクロール?何の?
ミア:(しばらく考えて)「キュアシリアスウーンズ」。
セレーナ:虚しいね、アンタ(笑)
ガリヤ:それならポーションでしょ。
セレーナ:ポーションか。それならいい手かもしれんね。
GM:ポーション…一番安い奴が…
ガリヤ:自分で買える(笑)
ミア:マイナーヒーリングポーションって1D6点じゃなかったけ、回復量は。
セレーナ:1D6+1点。
ガリヤ:いや、それでもいい。
セレーナ:ないよりは全然ましです。
GM:じゃあこれくらい。(コロコロ…)2本。
ガリヤ:それってやっぱり防御専念してたら飲めないんだよね。
GM:飲めない。
ミア:誰が持つ?
セレーナ:とりあえず私はいいです。自力で回復できるし。
ミア:ガリヤは防御専念して飲める状態でないから、ヴァイスと私で1本ずつ?
ヴァイス:そうっすね。
ガリヤ:え…あ、そうか。あれ、でも逆に守られてればダメージくらわんのじゃないの?
ミア:そうだね。
ヴァイス:僕は前衛3人の中で一番攻撃をくらう確率は高い。
ミア:誰が持ってもたいして変わらないから、とりあえず、私とヴァイスで一本ずつもっとこか。
ヴァイス:そうっすね。せっかくダメージ+5の武器手に入れし攻撃があたるといいな。
セレーナ:めちゃいい。ダメージ+5のサリットなんてあったらめちゃくちゃいい。めちゃ強ぇ。
ガリヤ:わ、本音が出てる。
ヴァイス:誠意を見せればもらえるんじゃないの(笑)
GM:フラーナ用のアイテムは置いてないからねぇ。
セレーナ:ないないない、こんなところには絶対にない。
ヴァイス:フラーナ神殿に行って誠意を見せないと。すごい誠意を見せれば貸してもらえるんじゃないですか(笑)・・・それよりも、レベルアップがしたいなぁ。
セレーナ:レベルアップは無茶でしょ。
ガリヤ:無茶でしょう。
ヴァイス:でも4レベル差ですよね、最低でも。
ガリヤ:臨死体験をしたからレベルアップをするとか(一同笑)、そういうことはない?
ミア:それは違うゲーム、と言うかマンガの話でしょ。
ヴァイス:でも、ヒロイズムして2レベル差。
セレーナ:魔術師1人なら十分勝てる。
ヴァイス:お付がいるからねぇ、多分。
セレーナ:お付が10レベル、ずらっ。なんてことされたら手も足も出ませんけど。
ヴァイス:マイナーデーモンが…7レベルかな。
セレーナ:7か8かそこら。まぁ、戦える世界ですよ、マイナーなら。
ガリヤ:しまった。さっきの戦い、マンゴーシュ使ってなかったな、そういや。
セレーナ:なんの意味もないじゃん(笑)
ガリヤ:まあ、何の意味もなかったけど。
GM:殴っても当たらんかったからね。命中基準値10はあったのに。
ガリヤ:こっちも回避基準10あるもん。
ミア:というか、魔法が痛かった。
セレーナ:魔法は痛いですよ。「アイスストーム」なんかモロにくらったら痛いに決まってます。
ヴァイス:しかも不意打ち、何もできねぇじゃん。
ミア:あ、HPは全快しててもいい?
GM:いいよ。MPもいいよ。
ミア:MPは1点も使ってません(泣)というわけで今のうちに魔法の準備し直そう。まず「スリープ」はずして…

セレーナ:後、準備しなければいけないのは、呪文くらいかな。じゃ、そろそろ出発しますか。あまり時間かけてて感付かれるのもまずいし。
ヴァイス:ふぅ、敵はネクロマンサーか。
セレーナ:だという情報はどこにもないんですが。とりあえず、私たちは邪悪な呪文を使う魔法使いとしか知らない。
GM:ウォーケンは、すごい魔法使いだ、と言ってるよ。
ヴァイス:ウィザード?
セレーナ:だとは…ちょっと信じたくないけど。そんな奴のかけた呪文など抵抗できるわけがない。
ヴァイス:ミア姉、呪文の準備はもういいすか?
ミア:まだ、もうちょっと、待って。こんなに消費重たかったっけ。どっかで計算間違えてるかもしれない。
GM:う〜ん…もうちょいパンチ力のあるパーティ想定してたから、勝てるかな?
ヴァイス:パンチ力がないから戦闘が長引いてるんだと思うね。さっきの浅黒い人は強敵だった。
セレーナ:このパーティに対して前衛=盾、後ろに魔法使いの布陣はやばい(笑)パンチ力不足で前の前衛が突破できずに終わってしまう。
ヴァイス:ほんとに突破できんからな(笑)いざとなったらガリヤにカニパンで殴ってもらわんと。
ミア:カニパンはきついよー。しかも、MPの都合で1発しか撃てないし。
セレーナ:重いっしょ。
ミア:重いもん、ほんと、カニパン。

 カニパン、もとい「シザーハンド」の呪文は、非常に強力ゆえ消費MPもやや高めです。しかし、十分にその価値のある呪文であることは続く戦闘で実感することになります(いや、プレイヤー連中は十二分にわかってるんですが)。

ヴァイス:でも、カニパン1発ありゃいいっしょ。
ミア:ヴァイスに「ダブルストレングス」かけた方がいいかな?
ヴァイス:でも命中上がらんからねぇ。
ミア:カニパンか「ダブルストレングス」、どっちかしか撃てない。あと3点MPほしいなぁ。どうにかならないかな。「マジックシールド」を諦めようかな。
ガリヤ:あきらめやぁ。
ミア:「ソニックブラスト」を1発消すと言う手もあるけど・・・。
ヴァイス:「ソニックブラスト」は十分なパンチ力だと思いますよ。
ミア:う〜ん…

◆塔へ

GM:あ、もう準備はいいですか?じゃあ、塔に着きました。
ガリヤ:はい。
セレーナ:で、外観は?
ヴァイス:どのくらいの高さなの?見張りは立ってる?
GM:見張りとかは立っていませんが、かなりおどろおどろしい雰囲気を発しています。
ヴァイス:こわいよぉ。
ミア:入った瞬間「アイスストーム」とか飛んできたら、かなり嫌かなー(一同爆笑)
ガリヤ:またまたぁ、ご冗談を(笑)
ヴァイス:こんにちは〜で、どーんって(笑)
ミア:こんにちは〜って言って入るんかい(笑)
ヴァイス:で、塔は何階くらいありそう。
GM:何階建てかはわからない。外側には窓などはついていません。
ヴァイス:高さは何mくらい?
GM:まあ30〜40mはあるんじゃないかなぁ。
ミア:高いなー。この時代の建造物とは思えないね。
ガリヤ:魔法で建ってるんでしょう。
ヴァイス:じゃ、とりあえずこんにちは〜。
ミア:こんにちは、から始める?
ガリヤ:扉開ければいいんじゃないの?
GM:扉には鍵がかかっている。
ヴァイス:鍵開けからやるんか。じゃ、「鍵開け」。っと、その前に「聞き耳」からか。
ガリヤ:「聞き耳」か。聞こえないんじゃないのかなぁ、とは思うんだけど。
ミア:さぁ、そろそろ6面ダイスを使う時が来たねぇ。前の戦闘は出番が無かったけど、今度はがんばるぞ。
セレーナ:虚しいかったですよね。戦闘始まった瞬間に死亡でしたから。
ヴァイス:何もやるまでもなく終わっちゃったっすからねぇ。
ミア:せめて熱血戦闘だったなら、とも思ったけど。
ヴァイス:じゃ、とりあえず「罠・探索」。
GM:はい。
ヴァイス:(コロコロ…)まわった。
セレーナ:無駄なところで。
ヴァイス:(コロコロ…)25。
GM:罠はないようです。
ヴァイス:鍵か…「オープンロック」って、魔法じゃなくて「鍵開け」から。(コロコロ…)12。
GM:はい。開かない。
ヴァイス:「オープンロック」の魔法。(コロコロ…)18。
GM:じゃ、開いた。ぎぎぃと音を立てて扉が開いていきます。
ミア:魔法の鍵だったのかな。
GM:扉の向こうは、螺旋階段が上のほうに続いています。ずいぶんと高いです。で、上の方、暗くてよく見えませんが扉のようなものがついています。
ヴァイス:何もいないよね。
GM:うん。
セレーナ:で、螺旋階段は1人ぐらいしか通れないんです?
GM:うん。
ミア:危険だ。
セレーナ:順番どうしよう。ミアさんは一番後ろでいい?
ミア:ガリヤ君「守護」して。
ヴァイス:で、どう行きます?
セレーナ:私、ガリヤ、ヴァイスでいいんじゃない?
ヴァイス:じゃ、それで上まで…
セレーナ:「守護」誰にしとく?
GM:移動可能範囲でないと守護できないので、隣接している人しか駄目でしょう。
ガリヤ:じゃ、前の人。
セレーナ:私だね。
ヴァイス:じゃ、ぐるぐる〜って上がっていこう。
GM:じゃ、ぐるぐると上がっていくとですね、「我が館へようこそ」と声がする。
ミア:ばれてる(笑)やっぱ、こんにちは〜から行くべきだったよ。
ヴァイス:こんにちは〜。
ミア:ご招待に預かりどうもありがとうございます。つきましては、討伐などされていただけないでしょうか(一同笑)
セレーナ:わけわからないことを(笑)
GM:ここまで来た勇気は褒めてやろう。
ミア:…では誠意を見せていただけないでしょうか(一同笑)
GM:君たちのその勇気に免じて、今ここで焼き殺すことは免じてやろう。さあ、上がってくるがよい。ゆっくりと料理してやろう。
ガリヤ:焼き殺すのか…
ミア:「ファイアボール」、「ファイアボール」、「ファイアボール」って3発飛んできたら死ねるね。
ガリヤ:いや、ヒロイズムして「ファイアレジストバリア」をかけようかな、と。
セレーナ:意味がない〜。たかだか100秒かそこらで効果時間が切れますよ。
ミア:ちょっと待って…(ルールをめくって)レジストうんちゃらは…お、私使えるね。消費7点。
セレーナ:ミアさんは自分で使えます。
ミア:あ、対象が術者のみだ、これ。
ヴァイス:自分だけ耐えることはできるんすねぇ。”ウォーロック”は、でも我々は…
セレーナ:まぁお言葉に甘えてゆっくりと上がっていこうか。
ヴァイス:でも、ゆっくり上がっていくと相手がバリバリに魔法かけて、準備してるかもしれんから速く歩いていこう。
セレーナ:とりあえず、扉へ着く前に1時間ものの奥義と魔法はかけておきましょう。
ミア:相手にむっちゃ準備されとったら、かなり嫌かも。
ヴァイス:何か召喚してるかもしれんっすよ。
セレーナ:リーンフォースレッグ」と「ダイヤモンドフィスト」はかけておきます。
ヴァイス:とりあえず急いでいこう。
ミア:客人の礼儀として、お待たせしちゃあ悪いよね(笑)というわけで、ずかずか行きましょう。
ヴァイス:1ラウンドくらいで行こう。
セレーナ:1ラウンドは困る。2ラウンドは欲しいな(笑)
ミア:じゃあ、2ラウンドかけていこう。
GM:じゃあ、扉の前まで来ました。
ヴァイス:準備する物はこの伝説のダガーと…
GM:その程度で伝説にしないでくれ(笑)
ヴァイス:何のダガーにしよう。"すごいダガー"とか。
GM:やっぱ、名前あるんかな、そういうダガーには。
ヴァイス:"ぶっさし丸"(一同爆笑)
GM:じゃあ、英語名はかっこよく"スラスト"あたりにして、で日本語訳が…
ヴァイス:ぶっさし丸(笑)
GM:でも英語で呼んじゃ駄目だよ(笑)
ミア:日本語訳だからそうなるの。
GM:で、アニメになると"てかり丸"に変わるから(一同笑)

 参考までに、元ネタは『指輪物語』から(『ホビットの冒険』でもいいんですが)。主人公が持つ剣の名前が"つらぬき丸"、原書では"Sting"です。これが、かつて公開されたアニメ映画では"ぴかり丸"という迷訳をされていたのは有名な話です。

セレーナ:扉を開けましょう。
ヴァイス:鍵はかかってないよね。
GM:うん。
ヴァイス:どうすんの。いきなり「ファイアボール」とかやる?
ガリヤ:それはやらない。開けりゃいいんじゃないの、扉。
ヴァイス:開けて「ファイアボール」?
セレーナ:そういう虚しいことはやめましょう。それは相手も開けた瞬間に「アイスストーム」とか飛ばしてくることになってしまいます(笑)
ミア:寒い撃ち合いになるよ。
セレーナ:むちゃ寒い。こっちの方が被害甚大。
ヴァイス:しゃあないなぁ。
ミア:じゃ、扉を開けて。
GM:開けるんだね。じゃ、開けると…
ミア:お招きに預かり真にありがとうございます。
GM:部屋の中には、1人の老人が立っています。で、その側には…
ミア:ゴーストリィマーダーが1体(一同笑)
GM:いや、ゴーストリィマーダーはいません。でかい魔獣が1体。で、そこから離れたところ、上にあがる階段の近くには、肌の浅黒い美形のにーちゃんが立っています(一同苦笑)
ヴァイス:勘弁してくれよぉ。ゴーストリィマーダーがいないのはよしとして、また、エルブンシャドウかよ。
セレーナ:まじめに勘弁して欲しいです。
ヴァイス:ちょっと、「神秘学」振ってください。
GM:うん、振ってください。魔獣の分だけです。
ミア:チェック、魔獣!(コロコロ…)お、0が出た。0ということは、18です。
GM:18ならわかります。ドラーグかっこ改。
一同:うわぁ、やっぱり(笑)

 ドラーグとは、『Cypher』を代表する3大オリジナルモンスターの1つです。紫の毛皮と鋭く尖った角、そして6本の足を持つ巨大な虎、という外見をしたこのモンスターは、野生だったり護衛として飼いならされていたり、実に多様な場面で冒険者の前に姿をあらわします。
今回出てきたものは、野生のドラーグを魔法により強化・改良することでより凶悪な魔獣と化したドラーグの改良型です。

ミア:(改)って何レベルだったっけ?
GM:(改)じゃなきゃ敵になんねぇもん。
ヴァイス:ドラーグ改と、浅黒い人と…浅黒い人は、剣を帯びてるの?
GM:うん。で、あと老人。老人はですね、「よくも我が研究の邪魔をしてくれたな。ま、もっとも、ここで死んでいく君たちには関係ないが。おお、ちょうどよいことに若い男女がそろっているではないか」
ミア:しかも2組も(笑)
ガリヤ:2回分だね。
GM:安心しろ、女はしばらくは生かしておいてやる。
ミア:男は頭蓋骨さえあれば十分だからな、クックックック(笑)って感じかな。
ガリヤ:たまらんわ。
GM:で、浅黒いにーちゃんは「へっ、アンタらにはうちの妹が世話になったようだね」と言う。
ヴァイス:兄妹だったのか。
GM:ま、その分アンタらにしっかり返させてもらうよ。
ミア:今ごろあなたの妹もクックック(一同爆笑)
セレーナ:そう言う邪悪な発言はやめ(笑)
GM:はい、というわけで。
ミア:じゃ、お決まりのセリフを1つ。「控えぃ、控えおろぉ。このフラーナの聖紋が目に入らぬかぁ。ここにおわすお方をどなたと心得る」(笑)
セレーナ:どなたや、いったい(一同笑)
ミア:ま、冗談は置いといて。
GM:じゃ、よろしいでしょうか。
ヴァイス:おし、このぶっさし丸で必ず倒してやる。

◆最終決戦!!

GM:じゃあ戦闘を開始します。もちろん、この戦闘は熱血戦闘として扱います。
セレーナ:はい。
ヴァイス:じゃあ、ヒロイズムをしよう。
セレーナ:では、私もヒロイズム。
ミア:まだやんないよ、私は。やってもあんまし意味ないし。
ヴァイス:イニシアティブが重要っすから。
ガリヤ:何か僕もやっても意味ないような。
ミア:ガリヤ君は回避の時だけだもんね。
ガリヤ:うん。とりあえず片手にマンゴーシュをシャキン、と持って。誰にしようかな、と。じゃ、ヴァイスを守護しておきます。
ヴァイス:はい。

ヴァイス:じゃイニシアティブ(コロコロ…)17。
セレーナ:22。フラーナは速度が違う!
ガリヤ:10。
ミア:高いよ、12。おお、すばらしい、12もある。
GM:(コロコロ…×3)はい、えっ〜と。22の方からどうぞ。
セレーナ:配置は?
GM:えっとね、とりあえず書こう。こんな感じで…



ミア:正直、勝てる気があんまりしないなぁ(一同笑)
セレーナ:私も、そう思います。
ミア:まず、じじいを落とすことだけ考えよう。あ、部屋のサイズを教えてください。
GM:直径で20mくらいです。
ミア:「ファイアボール」が入らないところがあるね。
セレーナ:で、ラドクリフに接敵できそうです?
GM:ドラーグが邪魔するからねぇ。誰かがドラーグを引きつければできるんじゃないかな。
セレーナ:そういう世界になるのか。
ヴァイス:じゃ、どうにかしましょう。アニキはどうするの?
ミア:アニキはガリヤ君が相手するんでしょ。
セレーナ:ま、そうなるでしょうね。
ヴァイス:でも、カニパンで殴った方が早いんじゃないっすか。
ミア:いや、防御専念でしょう。
セレーナ:とりあえずこっちは先に接敵せざるをえんでしょう。「ファイアボール」飛んできたら大変な事になりますので。とりあえずドラーグの前まで行って、蹴る。
GM:はい。
セレーナ:ドラーグ6本足だから、蹴って倒れないので(註:例によってルールでは定義されていません。GMとプレイヤーの判断しだいでしょう)何も使わずそのまま蹴る。
ヴァイス:ドラーグを蹴るんすか。
セレーナ:今はドラーグしか蹴れない。
GM:にーちゃんも蹴れるじゃん。
セレーナ:蹴れるんですけどねぇ。
ヴァイス:セレーナがドラーグを相手してれば、じじいに接敵できるの?
セレーナ:それができないと、私がドラーグに接敵している意味がないです。
ヴァイス:じゃ、俺じじいに向かおう。
セレーナ:ということで、達成値21で蹴る。
GM:うおぉ(コロコロ…)っと鎧が効いてます。
セレーナ:えっと、ダメージ17点。
GM:はい、ちょこっと来た。じゃ、イニシアティブ22が終わりました?じゃ、次18で、にーちゃん。ま、1人前に出たけどいいや「アイスストーム」。
セレーナ:これが怖いからさっさと前に出たんですよ(笑)こういう時イニシアティブが早いと強い。
ミア:「レジストコールド」かけとくべきだったかな。
GM:うりゃぁ。(コロコロ…)うぉ、にーちゃんヘボい。
ヴァイス:いくつっすか。
GM:え〜っとね、魔法の達成値15。
ミア:ヒロイズム(笑)
ガリヤ:ヒロイズム(一同笑)
ミア:ここでのヒロイズムは仕方がない。でも15ならまだ抵抗できる。
ガリヤ:6以上で抵抗。これだったらいける。
ヴァイス:(コロコロ…)抵抗。
ミア:(コロコロ…)やたー、抵抗できた。
ガリヤ:(コロコロ…)おぉ、抵抗できなかった(一同笑)
ミア:こらこらこら、ガリヤ君やばいんでないの。
セレーナ:痛いですよ、それは。
GM:(コロコロ…)っと、ちょっと待ってね。え〜っと…34点。
ミア:痛ったぁーい。
セレーナ:洒落になんなーい。
ヴァイス:痛いなぇ。
ミア:34点、抵抗して半分の17点。残りHPは7点(笑)

 ちなみに、本来なら"守護"されているヴァイスは抵抗の必要はありません。その守護者であるガリヤのみが「アイスストーム」のダメージをくらいます。しかし、誰もがそのことを忘れていたため、そのまま流してしまいました。まぁよくあることです(笑)
 ちなみに"守護"が適用された場合、ガリヤとヴァイスは共に「アイスストーム」の効果範囲内にいますが、ガリヤの受けるダメージは2人分ではなく1人分です。これこそがクルセイダーの"強い"と言われる所以です。

ヴァイス:じゃあ、イニシアティブ17でじじいに接敵して、ぶっさし丸で攻撃「覚悟ぉ!」。
GM:はい、どうぞ。
ヴァイス:(コロコロ…)ぶっさし丸の攻撃が19、普通の攻撃が20。
GM:(コロコロ…)よけて、くらった。でも「ハードフォーム」使っとこう。
セレーナ:ちっ。
ミア:それで全身防御力5点か。
ヴァイス:じゃ、ダメージ9点。
GM:痛ぇ。
セレーナ:通ったんでしょう?
ヴァイス:1点は通っだろ(笑)
セレーナ:嫌な話、切りがないですよ。それじゃ。
ヴァイス:ぶっさし丸の攻撃が当たらんと話にならねぇよ。
セレーナ:もしかしたらドラーグ集中攻撃してから魔術師に行った方が早いかもしれませんね。
ミア:でも、じいさん魔法使ってくるんだけど。
GM:で、イニシアティブ17が終わって…次、14で、ドラーグさんがセレーナに攻撃します。4回攻撃。
セレーナ:はい。
GM:角。(コロコロ…)14。
セレーナ:なんですか、その攻撃は。(コロコロ…)かわしました。
GM:噛む。16。爪14。
セレーナ:かわした。そんな数字なんです?
GM:うん。出目が低いもん。
セレーナ:14って今なら2振っても回避できるんですけど。
GM:で、もう1回、爪17。
セレーナ:(コロコロ…)全部回避しました。
GM:…ダイス目がへぼすぎる(註:4回の攻撃で、期待値以上の出目が1回もありませんでした)。じゃあ次、イニシアティブ12でラドクリフさんが…魔法撃てるなぁ。2人が固まってて、2人が接敵中。う〜ん…。ま、適当にミサイルでも撃っとこう。魔法使いにミサイル撃つ馬鹿はいないから残り3人のうち誰かに適当に撃っとこう。本数ってレベルの半分だっけ。

 (註:「マジックミサイル」等ミサイル系の呪文は、「マジックシールド」等瞬間行動の防御呪文により容易に無効化されます)、

セレーナ:そうです。
GM:ダメージ考えたら1人に集中するよなぁ。で、普通は切りつけてきた奴狙うよなぁ。というわけで「マジックミサイル」、(コロコロ…)発動。
ヴァイス:何本飛んでくるか見極めるよ。
GM:5本です。
セレーナ:よかったぁ。10レベルですね。
GM:11レベルならランス撃つって。
セレーナ:ランスは洒落にならなーい。でもこのレベルならミサイルも十分痛い。
GM:(コロコロ…)うそっ。低い!
ヴァイス:何点ですか?
GM:21点。
ヴァイス:HPが−4点だから、気絶ですんだ。SP1点払って気絶回避。さらに、SPもう1点払ってHP全快までする。

 もちろん、"守護"されているヴァイスは本来ダメージを受けていないはずです。が、さっきまで気付いていない事に今さら気付くはずもなくプレイは進行していきます。もっとも、気付いていたとしても代わりにガリヤがSPを使っていましたが(笑)

ミア:じゃあ、同時行動で私。とりあえず「ファイアボール」撃ちましょうか。
セレーナ:「アイスストーム」じゃないんですか?
ミア:「アイスストーム」撃ったら他に何もできんくなるよ。「アイスストーム」は準備できないからMPが足りなくなって。というわけで「ファイアボール」、どぉん、と撃ちます。どれだけ入ります?
GM:ラドクリフ、ドラーグ、アンド仲間2人。
ミア:にーちゃんは入らん?
GM:にーちゃんまでは入らない。にーちゃんだけ、という手もあるけど。
ミア:しょうがないね。じゃ、そっちの2人に。どかぁん、ぼぉん、ぼぉんっと、抵抗はされるだろうけどね、(コロコロ…)うぉ、失敗するところだった、あぶない。13だ。
ヴァイス:俺らも抵抗できそうな目だな。
ミア:同時に「アルタレーションマジック」。(コロコロ…)発動。
GM:13なら(コロコロ…)抵抗の、抵抗。
セレーナ:せめてドラーグが抵抗できない目を振ってください。
ミア:今日は目が悪いよー、不思議と。ダメージは6D6、と。(コロコロ…)あ、悪くない。24点。
GM:24、半分にして12点。じーさんは「ハードフォーム」で5点減る。あ、全身防御力で減らしてから半分だっけ、火炎耐性は?
セレーナ:うん。
ヴァイス:なに?「レジストファイア」かけてんのか?
GM:いや、ドラーグ君に火炎耐性が付いてるって。
ミア:なんですとー。そんなもの付いてるのドラーグ(改)には。
GM:おぉ、削れた削れた。(註:ドラーグがこの「ファイアボール」でくらったダメージはたったの4点でした)
ミア:虚しいなー。
セレーナ:虚しすぎます(笑)
GM:じゃあ次、ガリヤは?
ガリヤ:移動するか「ハイパープロテクション」かけるかだね。
セレーナ:そりゃ、もらえるに越した事はないですね。
ガリヤ:じゃ、かけとこっか。
セレーナ:「ハイパープロテクション」って範囲拡大できるよね。だから3人に…ミアさんはいりませんよね。
ミア:いらない・・・って抵抗は増えたっけ?
ガリヤ:うん、増える。
ミア:それなら、ほしい。
ガリヤ:てか、MPの都合で3人にしかかからない。
ガリヤ:じゃ、3人に。(コロコロ…)かかった。前衛だけ。
ヴァイス:えっと、どこに+1だったっけ。
セレーナ:全身防御力、肉体/精神抵抗と回避値。
ヴァイス:おっけぇ。
GM:じゃあイニシアティブですね。

 続く第2ラウンド。ドラーグ、セレーナ、ヴァイス、ガリヤ&ラドクリフ&にーちゃん(同時行動)、ミアの順に行動します。

GM:じゃあイニシアティブ19でドラーグ君の攻撃。
セレーナ:情けない、イニシアティブでドラーグ程度に負けるなんて(泣)
GM:角(コロコロ…)16。
セレーナ:余裕のはずっ(コロコロ…)うそ!
ヴァイス:あぁ、当たっちまった。
セレーナ:1足りません。というわけで「チェインディフェンス」。発動。(コロコロ…)で、かわした。
GM:噛む、18。
セレーナ:かわしました。
GM:爪・爪、(コロコロ…)16と20。
セレーナ:(コロコロ…)16はかわして、20は…普通の目ならかわせる。(コロコロ…)うそ、当たってる。何でこんなダイス目悪いの。
GM:(コロコロ…)おしい、14点。
ヴァイス:いたぁ。
GM:一番痛くないんだけど、爪が。
ミア:強よいなー。
セレーナ:てか、こいつに対しては私しか前に立てませんね。私以外がドラーグに向かったら攻撃がよけられず、瞬殺されてしまいます。
ミア:ドラーグ、弱そうだけど強いなぁ。
GM:で、次、18の方。
セレーナ:はい、じゃ、ドラーグを蹴る。悔しいなぁ、ドラーグしか攻撃でないのは。
GM:別にいいよ、ドラーグ野放しにしても(笑)
セレーナ:遠慮させていただきます。
ヴァイス:野放しするには危険な動物だな。
セレーナ:(コロコロ…)22。
GM:(コロコロ…)う、くらった。鎧も効かない。
セレーナ:ダメージ17点。
GM:痛ぇ。さっきの「ファイアボール」の数倍いてぇ。じゃあ次、イニシアティブ17、16…
ヴァイス:イニシアティブ15で攻撃、ぶっさし丸(コロコロ…)17。もう1本が20。
GM:17は(コロコロ…)よけ、20はくらった。
ヴァイス:えっと、8点(一同笑)。肝心なのが当たんねぇ。
GM:次、イニシアティブ14の人。
ガリヤ:はぁい。じゃラドクリフの方に移動。
ヴァイス:にーちゃん野放しだぞ(笑)
ミア:すごく斬られそうなんだけど、私(笑)
GM:じゃあ、にーちゃん。歩きながら呪文使えたよなぁ。
セレーナ:使えます。
GM:じゃあ、ミアの方に歩いてきながら、「シザーハンド」(一同笑)
セレーナ:来た!
ヴァイス:ちょっち、やばいっす。
GM:(コロコロ…)2倍掛けで発動。両手がカニになりました。
セレーナ:ちょっと、私に近付かないでください(笑)
ミア:また私、死にそう。
セレーナ:次のラウンド、ミアを守護は確定ですね。
ヴァイス:ほんとにカニパンかけて殴りに来るとは。
GM:だって、さっきの戦いでわかったもん。普通に殴っても勝ち目ないって(←いや、勝つなよ。ダイスが普通なら)。カニパンで命中値上げるしかないやん。で、さらにラドクリフさんが…あ、いま近付いてきたんだっけ。
ガリヤ:うん。
GM:「アルタレーションマジック」かけて範囲魔法でも撃とうかな。
ヴァイス:まじかよ。
ガリヤ:まじか。
セレーナ:「アルタレーション」されるのは、さすがに辛いですね。
GM:アルタレーション2人に。消費何点だっけ。
ミア:4点。
GM:アルタレーションは(コロコロ…)かかって、「アイスストーム」、前衛の方、ガリヤ、ヴァイス、セレーナに。(コロコロ…)達成値23で抵抗して下さい。
セレーナ:無理!
ガリヤ:てか、ヴァイスは守護してるからいいんだよね。
ヴァイス:たすかったぁ。
セレーナ:23ですか。1個ぶり。(コロコロ…)出るわけない。
ガリヤ:(コロコロ…)だめ。
GM:みんなSP足りるかなぁ。
ミア:激しすぎるよ、この戦闘。
ヴァイス:足りんぞ、多分。
セレーナ:どうぞ、ダメージ下さい。
GM:(コロコロ…)35点。
セレーナ:うわ、駄目です。死亡までいってます。死亡回避、気絶回避、HP全快しか方法ないですね。SP3点確定。
ガリヤ:じゃ、僕も同じく。
ミア:こう、ばんばん死んだら困るよね。
セレーナ:残りSP1点。
ガリヤ:これでなくなりました。
ヴァイス:うそぉ。
セレーナ:そりゃそうでしょ。前の戦闘でも使ってますからね。さすがに辛いですね。・・・あ、ちょっと待って下さい、ヒロイズムで肉体抵抗上がってるから…さっきの「アイスストーム」ギリギリ生きてる。死亡回避しなくてもすむ。
ガリヤ:いいなぁ。
ミア:じゃ私。「ソニックブラスト」。じいさんに。
GM:はい。
ミア:もうそろそろMPも準備呪文もなくなってしまいそー。では「ソニックブラスト」、(コロコロ…)達成値19。
GM:(コロコロ…)もちろん抵抗。
ミア:今はヒロイズムしてレベル上がってるからダメージは6D6。じゃらじゃらじゃら、だぁ〜っと(コロコロ…)。
ヴァイス:あんま、良くない…
ミア:19点。抵抗したから半分の10点、「ハードフォーム」でさらに5点削れて、結局入ったのは5点か。
GM:はい。
ヴァイス:これでじじいに20点入ってればOK、って感じかな。(註:現時点でのラドクリフのダメージは19点。いい読みしてます)

GM:他は…もういない?じゃあイニシアティブですね。
ガリヤ:はいはい。じゃあ回避専念。
セレーナ:違うでしょ。回避専念しつつミアさんを守護じゃないんですか。
ガリヤ:守護はミアにした方がいいのか?
ヴァイス:にーちゃんがカニパンで近付いてきてるんだぞ。
セレーナ:死にますよ(一同笑)
ミア:残りHP9点だから一撃だよ。
ヴァイス:カニパンはやばいっすよ。
ガリヤ:じゃあ、ミアを守護にするわ。
セレーナ:そうせざるを得ないでしょう。

 第3ラウンド。セレーナ、ラドクリフ、ヴァイス、にーちゃん&ドラーグ、ミアの順。ガリヤは防御専念のため行動はありませんが、守護対象をミアに変更しています。

GM:えっと、一番早い人、どうぞ。
セレーナ:ドラーグを蹴るしか手段がない。蹴った。(コロコロ…)たった、20の蹴り。
GM:20はねぇ…(コロコロ…)あ、よけやがった。
セレーナ:くすん。
GM:じゃあ次、じいちゃん何やろう?
ミア:そろそろMPが無くなって来たでしょ。
セレーナ:ほんとですよ。
GM:ここで「カニパン」かけて殴りだしたら笑えるかな(笑)
セレーナ:かなり嫌な手段ですね、それは。
GM:死ぬか?
ヴァイス:避ければ大丈夫。
セレーナ:回避できないんですよ、10レベル魔法使いの「カニパン」は。
GM:まあ保身に走ろう。「インビジブルシールド」。
セレーナ:それくらいならOKです。
ヴァイス:ぶっさし丸がますます当たりにくくなったね。
セレーナ:それは仕方がないです。
ヴァイス:じゃあ次、俺、じじいに攻撃。ぶっさし丸、(コロコロ…)18。
GM:18は…(コロコロ…)よけ。
ヴァイス:(コロコロ…)普通に殴るのが17。
GM:17は…(コロコロ…)よけ。
ヴァイス:当たりもしなかった、今回は。
GM:じゃあ、次は…にーちゃんだね。じゃ、カニパ〜ンでミアに攻撃。(ミアは今ガリヤに守護されています)
ガリヤ:「守護」する時って、歩いてって守護するわけ?
セレーナ:移動力範囲内なら守護できます。今のあなたなら14m以内ですね。
ガリヤ:でも、やっぱ隣にいた方がいいよなぁ。
GM:行くよ、カニパン。(コロコロ…)殴りの20と22。
セレーナ:やっぱカニパン、命中値高い。
ミア:ガリヤ君ガンバレー。
ガリヤ:(コロコロ…)うわ、くらった。…鎧だけどね。もう1個は…鎧だ。
セレーナ:そんなの回避できるの私くらいですよ。
GM:ダメージは(コロコロ…)20点と18点。
ミア:痛そー。
ヴァイス:生きてます?
ガリヤ:鎧で削れて来たのが9点と7点で合計16点か。
GM:硬いな、やっぱ。
セレーナ:そんなダメージを私が受けたら大変な事に。フラーナには鎧がないから瞬時に消え去ってしまう。
GM:で、さらにドラーグの攻撃(コロコロ…)角・16、噛む・17、爪・17、20。
セレーナ:(コロコロ…)かわして、かわして…全部かわした。
ヴァイス:じゃあ、ミアさぁん。
ミア:「ソニックブラぁスト」じじいに。
GM:はい。
ミア:発動!(コロコロ…)は、した。達成値は16です。
GM:(コロコロ…)ダメージは食らった。
ヴァイス:あ、もしかして、「インビジブルシールド」か。
ミア:おぉ、恐ろしい。1/6で攻撃が無効になっちゃうのね。
セレーナ:そのあと抵抗が普通に存在するんですよね。てか、そんな達成値じゃほぼ100%抵抗されるでしょ。
GM:えっと、いくつだったっけ。
ミア:16。
GM:(コロコロ…)はい、抵抗。
ミア:だよねー。よし、挽回するぞ。高い目高い目高い目!うりゃっ(コロコロ…)やっぱり低い、18点。
GM:18点、はい。
ヴァイス:抵抗して9点の、「ハードフォーム」分5点引いて4点。
セレーナ:うっ、しょぼい。
ミア:しょうがないにょ〜。
ヴァイス:これで相手HP半分は削ったかな。

 第4ラウンド。セレーナ、ドラーグ、ヴァイス&にーちゃん、ラドクリフ、ミアの順。ガリヤは再び防御専念+ミアの守護を宣言します。

GM:一番早い人は?
セレーナ:はい。イニシアティブ22。
GM:どうぞ。
セレーナ:殴るしかない。てかタフな。ドラーグ全然倒れないし。(コロコロ…)蹴りの22。
GM:(コロコロ…)うぉ、鎧ぬけた。
セレーナ:ダメージはカスいんだよなぁ、と。(コロコロ…)15点。
GM:15点ね、はい。
ヴァイス:ドラーグ改ってHP50点以上あるのか?
セレーナ:あります。
GM:えっと22だったっけ、イニシアティブ。19でドラーグ。
セレーナ:奴も結構早い。
ヴァイス:改良型は違うわ。
GM:じゃ、ドラーグの攻撃(コロコロ…)角16、噛むが16、爪爪、16と18。ヘボいよ、ドラーグ。
セレーナ:(コロコロ…)16はかわして、かわして、かわして、18、当たってるから「チェインディフェンス」、(コロコロ…)かわした(笑)
GM:こいつ4回攻撃してさ、大抵3回はダイス目が6以下なんやけど(笑)(註:6以下を3回振ったのはまだこのラウンドと第1ラウンドだけです。ちなみに2D10Hで6以下の出る確率は36%。4回中3回振るのは確かに多すぎです)
ヴァイス:次イニシアティブ18?いないなら17で…
GM:イニシアティブ17でおにーちゃんと同時行動です。
ヴァイス:ぶっさし丸、くらえっ(コロコロ…)20。
GM:(コロコロ…)よけた。
一同:うおぉ。
セレーナ:勝負強いなラドクリフ。
ヴァイス:普通の奴、(コロコロ…)20。
GM:(コロコロ…)くらった。
ミア:さっきから普通の奴だけくらってるね。
ヴァイス:8点、だから3点ぬけた。
GM:はい。
セレーナ:虚しい、虚しすぎます。
ミア:まじめにヴァイスに「サンライトブレード」をかけたい気分だよ。
ヴァイス:ぶっさし丸が当たらないとダメなんっすよ。
GM:じゃあにーちゃんが…またミアに攻撃、守護されてるけど。カニパンの(コロコロ…)22ともう一発は自動失敗。
ミア:たっかぁ。
ガリヤ:10振らんとよけれん。(コロコロ…)くらった。
セレーナ:なんで?防御専念してるんでしょ。回避+2付きますよ。
ガリヤ:(しばらく計算して)あ、ヒロイズムの分忘れとった。ま、どのみち当たってたけど。

 『Cypher』では戦闘に関係する各種数値が呪文の援助や戦闘オプション、ヒロイズムなどにより細かく変動します。そのために計算をミスすることは多いようです。しかし、計算ミスや計算忘れはその人のミスです。その人が著しく有利になるようなミスをしていない限り、判定や計算をさかのぼることはしません。…『Cypher』以外のTRPGでも大抵そうでしょうが。

GM:じゃぁダメージ。(コロコロ…)21点。
セレーナ:いたそー。
ガリヤ:10点もくらっちゃった。
ヴァイス:HPあと何点だ?
ガリヤ:あと1発は大丈夫。2発目は…終わりかな。
セレーナ:ミアさん、ヒーリングポーション飲ませてあげれませんか?
ヴァイス:どうやって飲ますんっすか?
ガリヤ:あ、「ハイパープロテクション」の分も忘れとった。
ミア:ガリヤくーん。
GM:もう遅いよ(笑)
ミア:ずいぶんと回避できてたんじゃないの?
ガリヤ:いや、ダメージも減ってた。けど、まあしょうがない。
GM:じゃあ次行こう。イニシアティブ16の人、15、14、13、12…
セレーナ:ミアさん、いくつです(笑)
ミア:はぁい、11(笑)
セレーナ:異常に遅いですね。
ヴァイス:じじいは、いくつだ。
GM:あ、ごめん。じじい14やった。じじいが14だけど…何やろう?下手なことやると死んじゃうし。
ヴァイス:そのとおりだ(笑)
GM:何か、ご希望はありますでしょうか。
ヴァイス:何もしないで欲しい。
セレーナ:余裕を持って、高みから笑ってくれればいい(笑)
GM:ドラーグに「ハードフォーム」かけよっか。そうしよ(コロコロ…)かかった。
セレーナ:うわっ、また洒落にならないことを。
GM:しまった、これ瞬間行動だから、まだ何か行動できるやん(笑)
ミア:うわぁ、やばい。ドラーグに「マジックミサイル」すら通用しなくなっちゃった。
ヴァイス:あれ、効かないんっすか?
ミア:そうだよ、「ハードフォーム」で「マジックミサイル」無効にできるもん。もう私は奴に対して何もできない。
セレーナ:駄目です。ドラーグにダメージが通らなくなりました。
GM:じゃあ、さらに、にーちゃんのカニパンに「サンライトブレード」…かかるんか?
セレーナ:無理でしょ。鋏は刃とは言えないですから。
GM:しゃぁない、「エンチャントウェポン」で我慢しよう。
セレーナ:と言うか、こっちも「エンチャントウェポン」くらい掛けないと通用しませんよ。
ヴァイス:「エンチャントウェポン」は命中は上がらないんだよなぁ。
ミア:もちろん。ダメージが3点増えるだけ。
セレーナ:「エンチャントウェポン」かけるなら私の方がいい。「ダブルストレングス」ならヴァイスの方が有利でしょうけど。
ヴァイス:サンライトでもこっちでしょう。
ミア:ヴァイスはMPが余ってるからねぇ。
セレーナ:てか、そおいうのを先にかけとくべきだったね。
GM:では、ミアさんどうぞ。
セレーナ:でも「ダブルストレングス」はどっちが有利かわからんしませんよ。ヴァイスは2回攻撃できるし、でも、私の方がSTR高いから「ダブルストレングス」の効果は大きいし。「エンチャントウェポン」なら私かな。
ミア:(ルールブックをめくりながら)ちょっと待ってね…「エンチャント」と、「サンライト」か「ダブルストレングス」、どっちかができる。
セレーナ:「エンチャント」ちょうだいよ。
ミア:じゃ、「エンチャント」かけとくか。当たらんヴァイスに期待するのも寂しいからね。
ヴァイス:きついっすよ。『Cypher』には命中上がる呪文とかってあんまないっすからね。
ミア:じゃ、セレーナに「エンチャントウェポン」(コロコロ…)発動。
セレーナ:で、イニシアティブかな?
GM:うん、イニシアティブです。

 第5ラウンド。決め手を模索するプレイヤーと、決め手にならない手を模索するGM(笑)とで、かなり苦戦しています。このラウンドの行動順はセレーナ、敵3人、ヴァイス、ミアの順です。

セレーナ:しゃあない。「プロローグライト」。MPはあんまりがりがり使いたくなかったけど。(コロコロ…)っと、命中は19。
GM:(コロコロ…)くらった。でも鎧。
セレーナ:よし、「プロローグライト」成功。とりあえずダメージ(コロコロ…)18点。
GM:っと、通るんだよな、それでも。
セレーナ:そりゃ少しは通りますよ。鎧で完全に防がれては虚しすぎます。これで次のラウンド、ドラーグに対し命中+5!急所狙いしてもまだ当たる。
GM:じゃあ次…こちら全員同時です。
ヴァイス:ふざけんな(笑)
GM:同値だと管理が楽でいいね。ま、ドラーグとにーちゃんはやる事あるでいいんやけど。じゃ、まず、にーちゃんのカニパン。
ガリヤ:はい。
ヴァイス:避けるないとヤバいぞ。
GM:(コロコロ…)あうぅ、16。
ガリヤ:(コロコロ…)よけた。
GM:もいっちょ、(コロコロ…)22。
ガリヤ:(コロコロ…)あ、くらった。
ヴァイス:やべぇよ。
GM:(コロコロ…)っと、25点。
ヴァイス:…生きてるか?
ガリヤ:え〜っと、13点くらった。まだ生きとるよ。
セレーナ:硬い。
ミア:マイナーヒーリングポーションをガリヤ君の上から、ざばぁ、って掛けたら効果ないかな?
セレーナ:他のキャラクターが飲ませる分にはいいんじゃない?いけないですか、GM?
GM:いいんじゃいない
ヴァイス:どっちにしろ行動1回分っすよ。
ミア:どのみち、私はあと呪文1個撃ったら打ち止めですから。
GM:次、ドラーグ。角、(コロコロ…)14(笑)、噛む、15(笑)
セレーナ:(コロコロ…)かわして、かわした。この攻撃、出目2でもかわせますよ。
GM:爪、(コロコロ…)18、16。
セレーナ:(コロコロ…)かわして、かわした。
ミア:ドラーグって4回攻撃なんだよねー。
GM:でも、その内3回は大抵6以下振ってるんですけど(笑)
ミア:昔から思ってたんだけど、角やった後に噛むってどうやって、やってんだろう?
ヴァイス:アッパーで上げてんじゃないすか。
ミア:おー、打ち上げから入ってたのか(笑)まず角で打ち上げて、噛んで、爪でばん、ばん、か。コンボや。でも、それでダメージ受けないフラーナもすごいかも。(笑)
GM:じいちゃん何しよう。しばらく様子でも見るか。
ヴァイス:しばらく高笑いしといてくれ。
GM:でも、様子見るくらいだったら…
ヴァイス:何か言っとるねぇ。
ミア:様子見るくらいなら「マジックミサイル」とか。
ヴァイス:「マジックミサイル」ってさぁ、カス魔法のクセに痛いんだよな。
セレーナ:十分威力のある魔法ですよ。
GM:そうやね、「マジックミサイル」でも撃つか。
ヴァイス:ざけんな。
セレーナ:HPの半分は持ってかれますよ、その攻撃で。
ミア:死亡〜。
セレーナ:ミアさんの場合、HP満タンでも死にかねん。
GM:でも、「守護」されているから、ミアに撃ったらガリヤの方に行くんだよな。
ヴァイス:そこ行ったらやばい事になるっすよ。
GM:まあ魔法使いに「マジックミサイル」は普通撃たないから。ランダムで(コロコロ…)じゃあ、ガリヤさんに決定。
ガリヤ:はい。
ヴァイス:死ぬんちゃう?
ガリヤ:死にました。
GM:SP、もうない?
ガリヤ:ない。
GM:う〜ん…でも撃つっていった以上撃っちゃおう。(コロコロ…)はい、発動した。
ヴァイス:リーダーが…!
GM:(コロコロ…)はい、30点。
セレーナ:そんなん、死ぬわ(笑)
ガリヤ:…死んだよ。
セレーナ:そりゃ、そうだよ。死ぬさ、そりゃ。30点…だめだ、こりゃ、助けれない。

 正直、GMはまだ大丈夫だと思っていました。確かにガリヤのHPが残り少なく、SPがないことも知っていたのですが、それでも、まだ彼には助かる道はあったのです。
 鍵を握るのはミアでした。彼女が最後のMPを使って「ハードフォーム」をガリヤにかければ、"魔法の矢"を完全に防ぎきる事ができたのです。一方、MPを使い切ったミアもSPを支払って"MP全回復"の奇跡を使えば再び呪文を使い続ける事ができます。
 しかしその事に気付いていないのか、彼女は行動せず…結果ガリヤは死亡しました。

GM:では、気を取り直して、じゃあ次の人。
ヴァイス:じゃあ、殴る。じじい殴るしかないよ。よし、いつもと順番を逆にしよう。普通の攻撃から。(コロコロ…)18。ぶっさし丸が20。
GM:18は(コロコロ…)くらって、ぶっさし丸は(コロコロ…)くらった。
ヴァイス:よっしゃぁ。普通の攻撃が(コロコロ…)7点の、ぶっさし丸が(コロコロ…)まわって、(コロコロ…)20点のダメージ。
GM:はい。
ヴァイス:まだ生きてるか。
GM:うん。
セレーナ:そりゃそうだ。今まであんま当たってなかったし、当たっても数点しか通ってないし。
ヴァイス:でも、これで結構削れたな。
セレーナ:うん。
ヴァイス:やっと、ぶっさし丸が当たってくれた。
セレーナ:しかもラッキーな事に「インビジブルシールド」を忘れてくれた。
GM:おぉ。忘れとった(笑)
ガリヤ:このまま忘れ去ってくれるかなと思ってたのに。
GM:…メモっとこ(一同笑)
セレーナ:で、ミア。
ヴァイス:今度こそ、自分の命がかかってますよ。
ミア:何をかけて欲しい?
セレーナ:何ができるの?
ミア:「サンライトブレード」か「ダブルストレングス」。
セレーナ:今「ダブルストレングス」かけてくれると、ドラーグに与えるダメージが12点増える。
ヴァイス:こっちは、次当てれば殺す自身はある。
ガリヤ:てか、じじい殺してどうこうなるのかな?
ミア:もうMPないでしょ。というわけで、「ダブルストレングス」をセレーナに。(コロコロ…)発動。
セレーナ:もりもり筋肉ねーちゃんになってしまった。(註:元からです)
ミア:さぁ、私を殺してくれ(一同爆笑)そして死亡回避・MP全快して起き上がる!
ヴァイス:SP、あと3点あるんですか?
ミア:うん、あと3点ある、ぴったし。
GM:てか、MP全快っていつでもできるよ。
ミア:そうだったっけ?
セレーナ:できますよ。ミアさんはHP全快使ってないですよね。
GM:熱血戦闘中はSP使って”HP全快もしくはMP全快"をいつでも1回だけ使用できます。
ミア:なんですと〜。じゃ、MP全快か、これで。ま、どっちにしろこのラウンドは終わりだけど。
ヴァイス:あと2ラウンドの命には変わらないっすからね(笑)
ミア:どっちにしろ私、次のカニパンで殺されるんだ(笑)
ヴァイス:SP3点あるんですよね。次の攻撃で死亡回避・気絶回避…
ミア:MP全快。そうするとHP1点になるから、その次で死亡。結局カニパンで死ぬ運命だぁ〜。

 第6ラウンド。セレーナ、ヴァイス、ドラーグ、にーちゃん、ラドクリフ、ミアの順です。

GM:では一番早い人からどうぞ。
セレーナ:では、ドラーグに急所攻撃。当れ、これぐらいは当たってくれ。(コロコロ…)あ、低いな、これ。ちょっと待ってね、考えさせて…当たるかな…SP1点払って振りなおした方がいいかな。払う価値はあるような。
ヴァイス:ドラーグを倒せば、少なくともミアの命が3ラウンド以上に…
セレーナ:なるかな?あんまり意味がないような気はするけど。ま、しゃあないか。SP1点払って振りなおし。(コロコロ…)あ、でもあんまり変わらん(笑)21。
GM:21…それは(コロコロ…)くらった、鎧。
セレーナ:じゃあ、死んでよ。(コロコロ…)ということで、ダメージ21の倍で42点。
GM:え〜っと、ちょっと待ってね。…それは痛ぇ。
セレーナ:まだ生きてる!なんてタフい!
ヴァイス:痛ぇ、なのか、まだ?
GM:痛い。ドラーグ瀕死。
ヴァイス:瀕死かよ、まだ(笑)
セレーナ:硬いなぁ、42点入れたのに。今までも10点台のダメージ与え続けてきてるのに。これ、普通に戦ってたら終わりが見えませんよ。
ミア:ドラーグ、今「ハードフォーム」かかってるからさらに硬いんだよな。
ヴァイス:じゃ、じじいに攻撃。普通の攻撃から。(コロコロ…)20、ぶっさし丸、16。
GM:(コロコロ…)よけて…よけた。で次の人は…ドラーグ。
セレーナ:はい。
GM:このラウンドは「チェインディフェンス」が使えんから当ててやる
 (註:急所狙いは単なるコンバットオプションですが、その使用には瞬間行動を必要とします。そのためセレーナは瞬間行動を使用する「チェインディフェンス」は使用できません。)
GM:うりゃっ(コロコロ…)角が18、噛むが16、爪が13、18。
セレーナ:(コロコロ…)そんなん全部よけ。
GM:やった、7以上2回も振ったぜ。
セレーナ:何ですか、その目は(笑)
ミア:寂しいダイス目。
GM:えーっと、ドラーグが済んで、次カニパンが行きます。
ミア:あ、私か。よ〜ける〜ぞ、よけ〜るぞ〜。
GM:カニパンっ(コロコロ…)まず21。
ヴァイス:1個振りしかないんじゃないすか?
ミア:21!回避値を計算してない。(笑)計算しよう。「回避」技能が1/2だから4。AGIボーナスが±0だから基準値4。だから17出せばいい(笑)他なんかないかな…
ヴァイス:もうないんじゃないすか。
ミア:1個振り、まず10を出す。(コロコロ…)はい、無理でした(一同笑)
GM:もう1発、いる?(笑)
ミア:とりあえず死んだ。てか、多分死ぬ。
GM:一応2発目も振っとこう。(コロコロ…)あ、へぼい。命中15。よけれそうやん。
ミア:おお、15。結局、いっしょだよ。一個ぶりには変わりない。
ヴァイス:10が出れば確定。
ミア:(ダイス1個振って)おお、出た。よけたぁ。おお、くらったの1発だけだ。これなら気絶で済むかもしれない、運がよければ。
GM:(コロコロ…)ダメージ、25点(一同笑)
セレーナ:だめですね、死亡まで行ってますね。
ミア:鎧が1点…は鎧回避を上回っているから効かない、HP9点あるから−16点。だめ、死亡。
セレーナ:死亡回避、気絶回避までは行けますね。
ミア:そのふたつだね。死亡・気絶回避、した。
セレーナ:で、MP全快してこのラウンド魔法をが〜んと撃つ。それしかないでしょ。
ミア:じゃあ私の番かな?
GM:イニシアティブいくつ?
ミア:10。
GM:じゃあ11でじじいが先。ドラーグがんばれ、にーちゃんがんばれと声援を送ります。(笑)
ミア:おぉ〜。はっっはっはっは、と高笑いをしてくれたわけだね。とうとうMPがなくなったみたいだね。
GM:では、どうぞ。
ミア:SP1点払って、MP全快。これでもうSPはなくなった。ま、どうせあと1ラウンドしか持たないから…
ヴァイス:「アイスストーム」撃っちゃえばいいんじゃないすか。
セレーナ:「アイスストーム」+アルタレーションで一気に全員入れるか。
ヴァイス:これでドラーグは消えると思うから…
ミア:「アイスストーム」&ダブルアルタレーションだから…
セレーナ:ダブルじゃないです、3人にかけてください。
ミア:あ、自分も巻き込まれるのか。
セレーナ:当たり前でしょ。
ミア:おぉ〜、MP25点も使っちゃうよぉ。25も使うと残りMPが12点…まだ何か1発撃てるなぁ。よし、まずはアルタレーションから。(コロコロ…)発動。次、気合の「アイスストーム」。
ヴァイス:は、多分抵抗されるから。
セレーナ:でも、ここで10は出してほしいね。
ミア:(コロコロ…)8かぁ。でもいいや。達成値18。
GM:18だね。まず、おじいちゃん(コロコロ…)抵抗。おにーちゃんが(コロコロ…)、ちょっと待て、出目が低いぞ。
ヴァイス:でも、おにーちゃん無傷だったからな。
GM:18だよね、にーちゃんくらった。
ミア:よっしゃぁ。
GM:で、ドラーグ君が…
セレーナ:ドラーグくらって倒れちまえ。
GM:(コロコロ…)18。よし、抵抗。
セレーナ:うわぁ。
ヴァイス:ダメージは6D6+5か。
GM:ちょっと待ってね。おにーちゃんが「マジックシールド」だけ発動させます。
ミア:今までの悪い出目は今この時のためっ。(コロコロ…)よっしゃ、5と6がいっぱい!
セレーナ:なの?
ヴァイス:普通。
ミア:あぁ、よく見ると1が2個もいっぱい。残念、期待値か。合計24、+5で29点ダメージ。
GM:え〜っと、29点?おにーちゃんが「マジックシールド」を(コロコロ…)はった。で、さらに元から全身防御力持ってるから…痛い。
ヴァイス:ドラーグ改が生きてるか、だけど…
セレーナ:生きとるやろ。
GM:29点の半分で15点。全身防御力引いて、さらに半分にして…
ヴァイス:冷気耐性があるのか。
ミア:おぉ、火炎耐性だけじゃなく冷気耐性を持たの、こいつ。
GM:ちなみに、ドラーグ(改)は火炎耐性、冷気耐性、電撃耐性を持ってます。(笑)
ミア:ドラーグつよー。
セレーナ:改良してるもん。そこが改良点やで(笑)
GM:ドラーグ瀕死。
ヴァイス:まだ瀕死かよ(笑)
セレーナ:まだ死なないなんて。
GM:で、おじいちゃんが15点だから…やべぇ、おじいちゃんピ〜ンチ。
ミア:まだ、生きてる。
ヴァイス:次のイニシアティブで勝負を賭けるか。
GM:あっ!
ヴァイス:はい?
GM:「インビジブルシールド」忘れた(一同爆笑)
セレーナ:よく忘れる呪文なんですよねぇ。

 気を取り直して第7ラウンド。残りHP1点、SP0点のミアにとって、このラウンドのイニシアティブは生死を決するほど重要なものとなります。

セレーナ:(コロコロ…)あぁ、イニシアティブ低い、16しかない。
ヴァイス:(コロコロ…)16。
ミア:(コロコロ…)14。これでも最高値だよ14て。これで生きてるかどうか…
ヴァイス:カニパンのが早いか?
ミア:悲しいけど、カニパンの方がきっと早い。
ヴァイス:これでずびゃぁ、か。
セレーナ:瞬間行動でなんか味方の為にできる事はないんですか。
ミア:ねぇ。
セレーナ:「ハードフォーム」はレベルが届いてないんでしたっけ?
ミア:「ハードフォーム」…そんな呪文もあったねぇ。(どうやら、ミアはここで「ハードフォーム」の存在に気が付いたようです。)
セレーナ:ふざるなぁ!かけなさい、私に!
ミア:フラーナは利己的やなー。
GM:じゃあイニシアティブの早い人…18から行きます。じじいの行動「がんばれ」
ヴァイス:あぁ、やることないのね。
GM:え〜っと、次、17でドラーグ君。
セレーナ:「ハードフォーム」かけてください、今のうちに。
ミア:「ハードフォーム」か…瞬間行動で撃てる攻撃魔法ないもんな、このレベルじゃ。
セレーナ:ない。このレベルでそんなものはありません。
ミア:「ハードフォーム」しかないのか。しょうがない「ハードフォーム」。
セレーナ:…いや、まだいいです。くらってからでも間に合いますから。
ミア:そーいえば、そうだね。
GM:じゃ(コロコロ…)角、18。
セレーナ:(コロコロ…)そんなんかわした。
GM:(コロコロ…)牙、18。
セレーナ:(コロコロ…)かわした。
GM:(コロコロ…)爪、はずした(笑)もう1発(コロコロ…)、20。
セレーナ:(コロコロ…)かわした。
ヴァイス:「ハードフォーム」はどうしましょうねぇ。
セレーナ:死ぬ前にかけてください(一同笑)
GM:イニシアティブ17が終わって、次16。
セレーナ:はい。
ヴァイス:どうぞ、お先。
セレーナ:じゃ、ドラーグ殴る。「プロローグライト」はいらないでしょ。あと2発も当てれば絶対倒せそうな気がする。(コロコロ…)じゃ、23。
GM:(コロコロ…)23はよけれない、ってか鎧ぬけた。
ヴァイス:直撃っすか。
セレーナ:ダメージが(コロコロ…)25点。
GM:沈んだ。
ヴァイス:おぉー、やっと倒したぁ。
ミア:かたかったね、ドラーグ。
セレーナ:何とかドラーグ倒した。
ヴァイス:じゃあ、じじいを殴るよ、普通の方から。
GM:はい。
ヴァイス:(コロコロ…)あ、だめ。14。
GM:14は(コロコロ…)よける。
ヴァイス:ぶっさし丸ぅ〜(コロコロ…)18。
GM:18は(コロコロ…)くらって…(コロコロ…)
ガリヤ:うわ、「インビジブルシールド」覚えてる(笑)
ヴァイス:これさえ抜ければ!
GM:…うわ、くらった。
ヴァイス:(コロコロ…)じゃあ、12点。
GM:12点で、沈んだ。
ヴァイス:おぉ〜、あとアニキだけだ。
ミア:さぁ、にーちゃんだ。
GM:にーちゃんはイニシア13です。
ミア:やった、私の方が早い!
ヴァイス:逃げます?
ミア:「ソニックブラスト」でも撃つ。
セレーナ:「ソニックブラスト」+「ハードフォーム」(笑)
ミア:それは撃てない、MPが2足りない。
セレーナ:撃てないのかぁ、しかたがないですね。「ソニックブラスト」どうぞ。
ミア:「ソニックブラぁスト」。
ヴァイス:最後っ屁っすね。
ミア:「マジックシールド」張られてるから「ソニックブラスト」しかないんだよね。
ヴァイス:がんばってください。
ミア:ごろごろぉ〜。(コロコロ…)低い、17。
GM:(コロコロ…)うそ何それ?くらった。
セレーナ:くらってる(笑)お〜し、これは痛いはず。
ヴァイス:奇跡が続いてる。
ミア:ろく、ろく、ろく、ろく、でろ(コロコロ…)お〜、期待値だ。
ヴァイス:あんま、よくない。
ミア:っと、20点。
GM:20点、とすると…沈んだ。
ミア:やった!勝った!
ヴァイス:生きてる!生きてるよぉ。
セレーナ:やりましたよ。、「ソニックブラスト」で倒した。
GM:もうちょっとイニシアティブが早ければ(笑)
ミア:「アイスストーム」と「ソニックブラスト」だけで倒せたね。
ヴァイス:土壇場の逆転劇ですね。

◆終結

 1人の犠牲者を出したものの、長かった戦闘は終わり、何とか邪悪なる魔術師ラドクリフを仕留める事ができました。

ミア:リーダーが死んじゃったよぉ。
ヴァイス:ほんとにじじいは死んだの?確かめよう。
ミア:ぐすん、気絶でしょう。
GM:あれ、最後何点入ったっけ?
ヴァイス:12点。
セレーナ:普通に考えれば死亡になりませんね(笑)
GM:うん、気絶。
ヴァイス:よし、捕まえた。犯人確保。
セレーナ:確保じゃないです!こんな奴、トドメを刺しておかないと物騒で仕方がないですよ。
ヴァイス:でも、とりあえず犯人を捕まえて来いって話だからな。
セレーナ:ほんとに?こんな魔術師生かしといていいの?
ヴァイス:法の裁きにかけよう。
セレーナ:邪な者にそのような権利はない(笑)
ヴァイス:・・・法の裁きじゃないの、まずは。
ミア:リーダーの意見は…
ヴァイス:お亡くなりです。
ミア:お亡くなりですか・・・そうだったね・・・
ヴァイス:ガリヤぁ〜。
ミア:我々には祈る事しかできません。せめて彼のために涙を流しましょう。おろろ、おろろ。
ヴァイス:セレーナが天国へ行けるように祈ってくれるさ。
セレーナ:私が14レベルになったら(笑)死者蘇生の呪文が使えるますから。
GM:とりあえず、どうします?
ヴァイス:じじいを確保。殺しはしないよ。
セレーナ:確保ぉ〜?なの?仲間を殺して、城の騎士まで殺して、さらに罪もない一般人を2人も生贄にした奴なんですよ。
ミア:じゃあリーダーの仇、ということで。・・・ずびゃぁ、ずぼぉ。
ヴァイス:あ〜あ、やっちゃった。
GM:じゃ、やられた。
ヴァイス:とりあえず、じじいがなんか溜め込んでないか調べよう。上の部屋も心配だしな。
ミア:これ以上なんか出てきたら、何もできません。
GM:殺したんだね、ラドクリフは。
セレーナ:殺ました。ちょっと魔術師は危険すぎるます。『Cypher』世界では。
GM:じゃあ、えっと、あさるんだっけ。ちなみに上の部屋は研究室みたいになってて、いろいろなんか置いてあります。
ヴァイス:おー。
GM:ん…ここにしとこう(と、宝物決定チャートJの欄を振らせることにします)。じゃあまず、銅貨が65%。
ヴァイス:誰が振ります?
セレーナ:んじゃあ65%。(コロコロ…)ありません(笑)
ヴァイス:えらい!よかったぁ。で、次銀貨は?

 と、またしても、アイテムは全然出ずに・・・結局、この塔で見つかったものはダメージ修正+2(に見えるが、呪いにより実際の修正は−2)の曲刀1本と、セイジ(解熱・鎮痛作用のある薬草)が5回分だけでした。

GM:で、残りどうします?ドラーグとにーちゃん。
セレーナ:ドラーグは魔獣だから止め刺します。
ヴァイス:にーちゃんは…
セレーナ:兄サンの方は縛って連れていきましょうか。
ヴァイス:証人1、って。じじいはどうしよう。なんか倒したって証拠がいるな。
セレーナ:死体を運ぶしかないでしょ。
ヴァイス:じゃあ2体分引っ張ってずりずり行きましょう。
GM:死体2体とにーちゃんと。1人1体だねぇ。

◆城に帰還

ヴァイス:ずりずり。じゃあ城に帰ってきた。
GM:はい。
ヴァイス:魔術師を殺ってきました、と報告する。
GM:おお、それは!で、魔術師の人…ウォーケンさんがやってきてですね。
ヴァイス:首実検。
ウォーケン:「間違いない、これはラドクリフだ」と。
ヴァイス:はぁ、しかし我々も隊長のガリヤを…
ウォーケン:「そうか、それは残念だった。では、葬儀の費用は我々が負担しよう」(一同笑)
セレーナ:それはどうも(笑)
ガリヤ:嬉しくねぇ。
ウォーケン:「まぁ、なんにせよ、よくやってくれた。」
セレーナ:どこかに人を蘇らせるような手段はないのでしょうか。
ウォーケン:「それは…伝説の"サファリング"にでも会わない限り不可能じゃないのか。」
セレーナ:サファリングですか(笑)それはほんとにおとぎ話の世界になってしまいますね。
ミア:リーダーが死んじゃった。こんな下らん事件のためにリーダーが死んでしまった。
ウォーケン:「まあ、報酬としてぶっさし丸は差し上げよう。さらにいくらか…」
ヴァイス:この曲刀+2はどうしよう?
セレーナ:この曲刀は差し出すんで、その代わりなんか。
GM:じゃあこの曲刀+2(ほんとは−2なんだけど)は差し出されました。
ヴァイス:大事件だったと思うよ。
GM:うん、かなりの大事件やったね。じゃあ4000…じゃ高すぎるかな、このレベルでは。
ヴァイス:割り切れないぞ。
GM:じゃあ1、1000は葬儀費用って事で。銀貨3000枚。
ヴァイス:おかしいなぁ、情報収集料と大差ないような・・・
セレーナ:500払っときます、そっちに。情報収集料として。
ミア:ま、私はそれを聞かなかった事にしておこう
GM:加えて、君たちにはいつでもこの城で我々と面会できるだけの権限を与えよう。
ミア:嬉しくないにょ〜。
ウォーケン:「何か困った事があったらまたいつでも相談にきてくれ。」…ではまぁそういったところで、リーダーの葬儀を…する?それとも死体を保管できるようならする?
セレーナ:保管か・・・そうですね。
ヴァイス:1000で保管できるんならいいんじゃないか。
GM:「プリザベーション」も魔法って何レベルだっけ。
セレーナ:そんなに高レベルではないはず。
GM:持続時間は…
ミア:あれは、1回かけたら永久じゃなかったっけ?
GM:そうだっけ。
セレーナ:あ、永久永久。ただのテンパランスの5レベルの呪文ですね。
ヴァイス:永久冷凍刑だな。
ミア:刑って。
(ガリヤ): いやだぁ。
GM:まぁそれくらいの呪文ならこちらで使い手を捜しておこう。
ヴァイス:じゃあ、我々は死体を生き返らせる方法を探しにいこう。
セレーナ:仕方がありませんね。伝説のサファリングでも探しましょうか。
ミア:次のシナリオは伝説のサファリングだね。

 かくして、彼らは伝説の古代種族"サファリング"を求めて、更なる冒険へと旅立っていきました。彼らの行く手に何が待ち受けているのか、それは神のみぞ知る、というところでしょう…


Cypher to the Worldリプレイ第一弾 完

・捕捉
 今回のシナリオは全員が5点のスキルポイント(SP)をほぼ使い切ると言うのはかなり厳しい戦闘バランスです。
 プレイヤーの戦術的に甘い面もありましたが、手強い敵であったと言えます。通常の『Cypher』では一回のシナリオでこれほどのSPを使用することはありません。もし、このリプレイを見て『Cypher』はこんにもSPを使う物なんだと思われた方が今したら、考えを改めて下さい。たいていの『Cypher』は一回のシナリオでSP1点使うか、どうかくらいです。


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