■Cypher to the World リプレイ第1弾


◆第4章 浅黒い肌のねーちゃん

GM:砦のあると言われる辺りに来ました。
ヴァイス:じゃあ夜中のうちにちょっと見てみるか。ぐるっと回ってこよう。
ミア:準備する呪文を、入れ替えなきゃ。
GM:砦のほうに行ったんやね。
セレーナ:うん。砦の方にまず行く。
GM:砦が見える位置?
ヴァイス:見える位置。
ミア:まぁ、見えるぐらいかな。
セレーナ:砦の大きさがわかってないんですけどねぇ。
ミア:隠れれるところがあるという前提条件で。
セレーナ:とりあえず視認できる所まで進んで、そっから考えます。
GM:うんとね、まずオークの歩哨がぐるぐるまわってるね。
一同 ほう。
ヴァイス:どのくらいの砦なんだ?
GM:まあ、普通の砦くらいなんかなぁ。前線にとりあえず建てたって感じの、そういう砦です。
セレーナ:どうしましょうねぇ。オークの歩哨から見えない範囲までは後退せざるをえないですね。
ガリヤ:うん。後退して…
ヴァイス:半日休まざるをえんやろ、今の状態では。
セレーナ:オークに見つからずに砦に入るのは不可能っぽいですね。
ヴァイス:俺1人なら、と言っても、見つからないというのはダイス目勝負なんだけどな。
セレーナ:そうですね。
ミア:と言うことはまた何発か「スリープ」がいるわけか。
セレーナ:いりますね。どうしても。
ミア:う〜ん、ずいぶん魔法の幅が狭くなるなぁ。
ヴァイス:歩哨に見つからずに入るって、って言うのも、どこまでできるかわからないっすから。
セレーナ:見つかったってオークに負けることはないでしょ。どのみち、4人で行ったら見つかるは見つかるんですから。
ヴァイス:てことはスリープの数はそんなにいらないんじゃないすか。
ミア:う〜ん、2発だろうねぇ。
セレーナ:2発はほしいです。とりあえず、それはそれとして、今は寝ます。
ミア:寝た。
GM:じゃあ、誰か代表…リーダーでいいや。ガリヤ君運試ししてください。3枚。
ガリヤ:うわぁ。
ヴァイス:ファンブルあるから気をつけろよ。
ガリヤ:3枚だよね。
ヴァイス:ファンブルはどれでしたっけ。
ガリヤ:フォーチュン。…うりゃ、スター、はずれ。2枚目。ハングドマン、ない。
ヴァイス:3枚目、ラスト。
ガリヤ:りゃ、ラバーズ、あたり。
ミア:おっ。1個成功。
GM:じゃあ、邪魔されずにちゃんと寝ることができました。
ヴァイス:ファンブったらやばかったな。
GM:ファンブったら不意打ちだったから(笑)
ヴァイス:失敗したら?
GM:まあ、襲撃に対し起きれるかどうか判定があっただろうね。大体、見張りも立てるって聞いてないし(一同苦笑)
ヴァイス:まあグーグー寝ちゃうでしょう。
ミア:まあ、私はグーグー寝るのが仕事だから。
ヴァイス:まあなんとかなったって事で。

◆またしても強襲

セレーナ:じゃあ、ぐっすりと寝て、起きました。
ガリヤ:同じく起きた。では…
ミア:まだ、魔法の準備中。
ガリヤ:うん。
セレーナ:ちょっと待ってましょう。その間に先に進んで、見回りの頻度とか、ルートとか、数とか、そういうの調べときましょう。
ヴァイス:じゃ先行いってくるっす。え〜っと、「忍び、尾行」で17。
GM:少なくとも歩哨に気づかれた様子はありません。
ヴァイス:どのくらいいる?
セレーナ:数、頻度、ルート、交代の時間。そこまでわかれば完璧ですけど(笑)
GM:そこまではわかりません。まる1日見てればわかるかもしんないけど。
ヴァイス:けもオークの顔って見分けがつかないから、入れ替わっても気付かないかもな。
セレーナ:その中で、わかる範囲で。
GM:見張りはかなりだらけているようです。周囲を警戒するでもなく、ただぐるぐる回っているだけのような気がします。
ヴァイス:数はどれくらい?
GM:2〜3匹セットで回ってます。まあ、3組くらいかな、外を回っているのは。あと、砦の上の方、見張り塔の様な所にも2〜3体、立っています。…見張っているかどうかは別にして。
ヴァイス:入り口の辺りには…
GM:見当たらない。外には、だけど。
ヴァイス:上にアーチャーか。バリスタとかはないんだよな。
GM:うん。
セレーナ:弓使いはさほど怖くはありませんよ。「ミサイルプロテクション」ありますし。それに砦に張り付いちまえば、それまでですし。で、鍵がかかっててもあなたの魔法で一発ですし。
ヴァイス:そやねぇ。でも相手は魔法使いっすからねぇ。何の魔法使いか知らんけど(笑)…うーん、見た感じの雰囲気からすると、罠とかはなさそうな雰囲気だな。
セレーナ:うん。
ヴァイス:オークが門から出てくるってのはないのか?
GM:今のところは。ってか、そこまでじっくり見ようと思ったら昼くらいまではかかるよ。
ヴァイス:どうしようかな?
セレーナ:確認した方がいいんじゃないです?出入りと交代の度合を。
ヴァイス:じゃ、昼くらいまで調べよう
GM:そうだね、じゃあ、昼くらいまで調べると、2〜3時間で交代してる感じだね。
セレーナ:2〜3時間ですか。じゃあ交代の時間まで待って、そこで突撃しましょうか。扉開いたところで「スリープ」をかけて。
ヴァイス:いいんじゃないかな、それで。

ミア:「スリープ」1発ずつ。で、残りMP15。
ミア:ちなみに「ファイヤーボール」と「マジックミサイル」と、「ソニックブラスト」でいいよね。
セレーナ:はい。
ミア:「スリープ」って結構重いんだよねー。
セレーナ:重いけど便利ですから。
ミア:まあねぇ。はぁ、「スリープ」…1発にしたい気分だわ。
ミア:「スリープ」のおかげで「ダブルストレングス」と「シザーハンド」にまわすMPないけどいいかな?
セレーナ:しょうがないです。今のところは仕方がありません。
ミア:どっちか1発しか撃てん。あ、もちろんヒロイズムしたときの話だけどね。
ヴァイス:「ダブルストレングス」じゃないっすかねー…
セレーナ:いや、まあ戦闘能力的には「シザーハンド」ですよ。「シザーハンド」をガリヤにかけた方がいい。と言うか、あんまり守りに不安がないですからね。このパーティは。
ヴァイス:よけれる、ってみんな思ってるからな。
セレーナ:そうとは限りませんけど。魔法使い相手にはやっぱ攻撃力です。魔法がんがんかけられたら終わりですからね。

ヴァイス:今回とくにこっち魔法少ないっすからな。じゃあ、準備はいいすか?
ミア:よいです。
ヴァイス:じゃあ交代のときに「スリープ」を撃って突撃ぃ。
セレーナ:扉が開いたと見るや。
ヴァイス:どべぇん、って。
ミア:じゃ、どべぇん。
GM:いちおう、発動判定してください。(註:本来なら、「達成値を求めてください」と言うべきでしょうが…すでに抵抗する気ありません)
ミア:(コロコロ…)低いな、さっきから。14。
GM:じゃ、寝た。
ヴァイス:突撃ぃ、ぱぱらぱ〜。

◆手痛い不意打ち

GM:じゃ、突撃ぃされて、オークが現れては斬られ、殴られ、蹴られているうちに…SENチェックお願いします。
ヴァイス:なにぃ。
ガリヤ:えぇ〜。
ヴァイス:(コロコロ…)18。
セレーナ:うそ、そんな高いの?
ヴァイス:0振った。
セレーナ:ふぅん。(コロコロ…)17しかない。
ガリヤ:(コロコロ…)18。
ミア:(コロコロ…)8。
ヴァイス:はぁ?
ミア:あ、普通の能力値判定か。じゃあ…14。
ヴァイス:18がマックスだな。
GM:ちょっと待ってね…
ヴァイス:新手か?
GM:(コロコロ…)ぶ、回りやがった(笑)
セレーナ:そんな馬鹿なぁ。
GM:…と、29に足りない人。
セレーナ:全員ですよー(一同笑)むちゃくちゃ言ってますねー。
ヴァイス:なんかおもろいこと言ってんなぁ。
ミア:はぁい、足りませぇん。
GM:じゃあ、こっちがフリーで1アクションだろうなぁ。
ガリヤ:うん。
ヴァイス:あ、不意打ち判定だったのか?
GM:うん、不意打ち判定。
セレーナ:らしいね。
GM:というわけで…
ヴァイス:伏兵か?
GM:アイスストーム」。
ミア:うわ!
セレーナ:まった〜!洒落になってなぁい!いきなり「アイスストーム」なんてー。
GM:(コロコロ…)あぁ〜、達成値低いわぁ。19。
ミア:19ぅ〜!
セレーナ:どうしよう、ヒロイズムして10振らないと抵抗できない。
ヴァイス:俺もそんなもんすよ。
ミア:俺、今、精神抵抗基準値が8。ヒロイズムしたら10かぁ。それでやっとダイスで9・・・
ヴァイス:1個振りかなぁ。それともヒロイズムをして2個振って10か…
セレーナ:私ヒロイズムします。
ヴァイス:熱血戦闘じゃないんだよなぁ、今。
GM:うん。
ヴァイス:おっそろしいなぁ。
セレーナ:それでも私はします。
ミア:でも、せんと勝てんでしょ。
セレーナ:あ、私には「タートルディフェンス」があった。か〜んぺき。
GM:不意打ちなんで中なので瞬間行動は使えません。
セレーナ:あ、不意打ちの時は駄目でしたね。ヒロイズムだけですか。
ミア:ヒロイズムしか抵抗する手段がないー。
ガリヤ:ヒロイズムしまーす。
セレーナ:ヒロイズムはしました。これはちょっと・・・抵抗しないと洒落じゃすみませんね。
ミア:ヒロイズムして9振らないといけないんだよねぇ。1発で死ぬかもしんない。
セレーナ:まじめにまずいですよ。
ガリヤ:(コロコロ…)うわ、失敗しました。
ヴァイス:(コロコロ…)いくつだったっけ。
GM:19。
ヴァイス:あ、足りた。なんとか抵抗成功。
ミア:いけ!(コロコロ…)よっしゃ、抵抗!
セレーナ:(コロコロ…)失敗。まずい、どうしよう。
GM:そんな痛いか?
ガリヤ:痛い。
セレーナ:マジで痛いですよ。
ヴァイス:ダメージ[MS]+5点でしょ。
ミア:10レベルの[MS]って8D6だったっけ?
セレーナ:7Dじゃないです?
GM:7Dだよ。
ミア:てことは期待値は……30くらい。うおう、抵抗しないと死んでしまう。
GM:じゃ、ダメージは(コロコロ…)なんじゃこれ!5以上が1個もねぇ!
ヴァイス:でもそれでもなぁ…
ミア:いくつ、いくつ?
GM:19点。抵抗した人は10点。
ミア:やったぁ!
セレーナ:むちゃくちゃ痛いです。
ガリヤ:いったぁい。

ヴァイス:それはどこから撃ってきてる?
GM:うんとね、砦の中にある小屋のような所から、きれーなねーちゃんが撃ってきました。
ミア:2人組なの?。
GM:いや、ねーちゃん1人です。
ヴァイス:にーちゃんがどっかに隠れてたりしたら、また不意打ちされるかもしれんねぇ。
セレーナ:こんなん連発されたら死んじゃう。
ヴァイス:今のところはねーちゃん1人か。じゃ、とりあえず突っ込むしかないな。じゃ、イニシアティブか…
GM:えっと、ちょっと待ってね(と、データを検索する)。
ミア:その魔法使い、どのくらい離れているの?
GM:「アイスストーム」の届くくらい…30メートルも離れてないから、十分移動攻撃できます。
ミア:撃ち下ろしとかじゃないんだね。
GM:はい。
ヴァイス:なら近づいて斬るだけだ。
ミア:私は魔法を撃つしかなねー。「アイスストーム」・・・「アイスストーム」、レベルで負けてるやん(笑)こっちは、ヒロイズムしないと撃てないのに。(笑)
ヴァイス:そりゃ負けるっすよ。
GM:あ、一応「神秘学」で判定しといてください。判定に成功したらねーちゃんの事についてわかるよ。
ミア:(コロコロ…)あんま高くないなぁ・・・っと、15。
GM:はい、わかりません。“不確定名:きれーなねーちゃん”です。
ヴァイス:ははは。

◆戦闘開始

ミア:とりあえず、イニシアティブだね。
GM:うん、イニシアティブ。
セレーナ:じゃあ、イニシアティブの前に瞬間行動で「リーンフォースレッグ」使って、(コロコロ…)発動した。
ヴァイス:守護は誰にするんだ?
ガリヤ:ミアは突っ込まんよね?
ミア:何で突っ込まないかんの。
ヴァイス:俺らにまかせた、ってか。
ミア:セレーナは避けるから守護しなくていいからー。
ヴァイス:そうっすか?
ミア:攻撃に専念するなら話は別だけど。
セレーナ:攻撃専念に対しては守護できません。
ミア:あ、ほんとに。
GM:できなくなりました。
セレーナ:できなくしました。
ミア:いつの間に…
GM:『ウォルタンの書 第4巻』です。
ミア:おぉ〜。そんなこと書いてあった?
GM:うん。
ミア:気付かんかった。

ヴァイス:じゃ、イニシアティブ、(コロコロ…)17。
ガリヤ:僕は9です。
セレーナ:え〜っと、19。
ミア:(コロコロ…)っと、出目が8。ということは、「イニシアティブ」技能と合わせて12もあるぞ。
GM:こちらは16ですので、それより早い方はどうぞ。
セレーナ:じゃあ、接敵して、蹴ります。
ヴァイス:どういう風に?
セレーナ:このラウンド瞬間行動使っちゃったからタンブリングサイズ」は使えないんです。と言うわけで普通に蹴る。「アイスストーム」いきなり不意打ちで撃ってくるような相手には容赦はしません。
GM:んな、いきなり「スリープ」ぶち込んだ挙句、部下を滅多切りしてる奴らに「アイスストーム」ぶち込んでもおかしくないやろ(一同爆笑)
ヴァイス:そんなこともあったっけな(笑)
セレーナ:(コロコロ…)あ、低い。なんて出目。16しかない。と言うことで達成値16の蹴り。
GM:(コロコロ…)よけた。
セレーナ:仕方がですね。これはさすがに避けられても。
ヴァイス:じゃあイニシアティブ17で、両手で2回斬る。
GM:はい。
ヴァイス:(コロコロ…)え〜っと、右手が達成値15、左手が18。
GM:(コロコロ…)15はよけ。18は…うそ、ピンゾロだ。鎧もきかねぇ。直撃だ。
ヴァイス:じゃあ、ダメージ・・・(コロコロ…)6点。
セレーナ:6点(笑)寂しいダメージ・・・
ヴァイス:あ、ヒロイズムしてたから7点だ。
ガリヤ:7点…
GM:じゃあこっちか。どうしようなぁ。
ミア:もうみんな前に立っちゃったんだよね。
ガリヤ:まだ後衛。
GM:2−2に分かれたんだよなぁ。
ミア:これで私は「ファイヤーボール」が撃てなくなった。
GM:魔法撃つか、殴るかだけど。
ヴァイス:え、杖持ってるじゃないのか?
GM:剣。
セレーナ:うわ、何者なのか、よくわかるけど。嫌な敵ですよ(笑)

 セレーナ、敵の正体に気付いたようです。彼女の正体は“エルブンシャドウ”というモンスター。俗に言うダークエルフのような種族で、剣、魔法共に一流の使い手です。
 しかし先の「神秘学」判定に失敗しているため、PCにはそのことがわかりません。

GM:もう1発撃つと死にかねんなぁ。まあいいや、撃っちゃえ。
ヴァイス:「アイスストーム」か!
セレーナ:どこに?
GM:後ろしか撃てん。後ろの方々に、「アイスストーム」。
ミア:やばいって!その「アイスストーム」!
ヴァイス:熱血戦闘じゃないから、死亡回避したら終わりか。
セレーナ:ミアを守護するって言っておいたらどうです。・・・今言ってもいいんでしたっけ?
GM:ラウンドの頭じゃなかった?
セレーナ:対象の変更はそうですんで、本来はラウンドの頭に宣言しておかないといけませんね。
ヴァイス:じゃ、さよなら。
ガリヤ:さよなら。
セレーナ:ガリヤさんもですよ。
ガリヤ:えっ?
セレーナ:範囲は君たち2人だよ。
GM:じゃ、「アイスストーム」。(コロコロ…)あ、今回あんま高くない。達成値は…17。
セレーナ:17か、さっきそういう数字が聞きたかったです。
ミア:おぉ、瞬間行動で「マジックシールド」って使っとこうかな。
GM:ああ、さっきの攻撃の時「マジックシールド」使うの忘れてた(笑)
ガリヤ:(コロコロ…)うぉ、失敗してる。
セレーナ:大丈夫です?
ヴァイス:さっきはアイスストームは抵抗できたのか?
ガリヤ:失敗してるよ。
ミア:一応「マジックシールド」。(コロコロ…)発動。
GM:じゃあこっちも今のうちにかけとこう。消費は何点だっけ?
ミア:6点。
GM:はい。
ミア:いくつだっけ、目標値。
GM:17です。
ミア:7以上。てい!(コロコロ…)だめ。ぶえ〜。
ヴァイス:死んだかもしれんっすね、これは。
ミア:死んだね、こりは。
GM:(コロコロ…)おお、今回はいったぞ。31点。
ミア:はい、死亡。
セレーナ:やっぱり「アイスストーム」まともに食らったら洒落になりませんね。
ミア:抵抗失敗だから、まともにくらって31点、「マジックシールド」の全身防御力が2点あるから29点。やったー、現在HP−15かい(笑)
セレーナ:死亡ラインですね(笑)
ミア:しょうがないので、SP1点払って死亡回避。で、熱血戦闘でないのでこれで終わり。
ガリヤ:(コロコロ…)あ、僕も倒れた。
ヴァイス:気絶か?
ガリヤ:HP−1。
ミア:気絶や、おめでとう。
ガリヤ:じゃあ、SP1点払って、気絶回避しよう。これでHP1点。で、自分の番で走って、どっちかを守護しよう。
ミア:私の出番が終わってしまった。
ガリヤ:じゃあセレーナにしよっかな。ヴァイスのほうは破壊力に期待できないし。
セレーナ:破壊力はこっちも全然ないですよ。
ヴァイス:こっちはただ2回殴ってるだけだ。命中はそっちの方が遥かにいいぞ。
セレーナ:そりゃ、確かに命中はいいですよ。
ガリヤ:じゃ、セレーナにしよう。
ミア:っていうかぁ、さっきのダメージ、抵抗しても気絶なんですけど。
GM:いや、俺最初の19点の方が驚いたんだけど。
セレーナ:そりゃそうでしょ。D6を7個振って14出してるんですよ。期待値2(笑)
ミア:そうだよね、そんなダメージ低かったっけ、って思ったもん。

ヴァイス:イニシアティブか?
GM:そうやね。
ヴァイス:(コロコロ…)あ、低い。12。
セレーナ:18。
GM:17です。どうぞ。
ガリヤ:あ、防御専念。&セレーナを守護。
GM:はい。
セレーナ:とりあえず、瞬間行動で「ダイヤモンドフィスト」。(コロコロ…)発動した。で、殴る。なんでダイス目がこんな低いんです!ということで、たかだか命中値16。
GM:16ぅ?(コロコロ…)よけた。
セレーナ:キレるほどダイス目が悪いんですけど。
GM:じゃ、こっちの番。3人、だよね。じゃあ、D6で目標を決めよう。(コロコロ…)6、ヴァイスさん。
ヴァイス:はい。
GM:うりゃ、斬る。(コロコロ…)…13。
ヴァイス:はぁ?
GM:ほんと。こっちもむちゃ悪い。
ヴァイス:(コロコロ…)よけた。で、両手で斬る斬る。
GM:どうぞ。
ヴァイス:(コロコロ…)一発目15の・・・
GM:(コロコロ…)よけた。
ヴァイス:(コロコロ…)二発目、おし、20!
GM:20は…(コロコロ…)よし、よけた。
ヴァイス:なんか寂しいな。
セレーナ:20程度ならねぇ…
ヴァイス:程度とか言われるし…
セレーナ:程度だって。私の普通の目から考えたら(笑)
GM:じゃ、イニシアティブでよろしいでしょうか。
ガリヤ:はぁい。

 このラウンドは、ヴァイスが先攻、セレーナとエルブンシャドウが同時行動です。ガリヤは再び防御専念のため、行動しません。

ヴァイス:斬る斬る。(コロコロ…)17の、17。
GM:(コロコロ…)よけて、くらった。でも鎧。
ヴァイス:(コロコロ…)っと、9点。
GM:かぁん、っと鎧の防御点で防ぎきりました。
ヴァイス:…(笑)。寂しいなぁ。
セレーナ:じゃあ同時行動で。お先行きます。
GM:どうぞ。
セレーナ:(コロコロ…)やっと普通の目。23。
GM:23はさすがに…(コロコロ…)と、鎧。
ヴァイス:鎧かよ。
セレーナ:(コロコロ…)っと、14点。
GM:ちょこっときた。で、反撃。じゃ、セレーナさん。(コロコロ…)20。
セレーナ:ガリヤさん。がんばって(笑)(セレーナはガリヤに守護されているため回避判定はガリヤが行います。)
ガリヤ:えっと、6以上か。(コロコロ…)よけた。
ヴァイス:もうイニシアか。早いなぁ。
GM:予想より硬いな、こいつ(鎧に当たれば、ダメージを10点減らせます)。そっちのパンチ力がないだけかもしれんけど。
セレーナ:本気でないです。
ミア:パンチ撃つ前に倒れましたから(笑)

 続くラウンドはセレーナ、ヴァイス、ねーちゃんの順に行動。ガリヤは前回同様セレーナを守護。

セレーナ:相手魔法使いですから、転倒させるのも馬鹿らしいんですよねぇ。ま、とりあえず「タンブリングサイズ」といって、蹴る。「タンブリングサイズ」の目標値は18。蹴りの命中は23。
GM:鎧に当ててもあんま意味ないんだよなぁ。(コロコロ…)でも鎧。
セレーナ:とりあえずダメージは16点。あとSTR判定を、目標値18で。
GM:まず16点はくらうんだっけ?
セレーナ:うん。
GM:18?STR修正がこんだけだから、(コロコロ…)転倒した。「フェザーフォール」は効くかな(笑)
セレーナ:駄目でしょ(笑)ゆっくり転ぶだけで、転ばないことはないんじゃないですか。
GM:じゃ、こけた。
ヴァイス:じゃ、ダウン攻撃。ダウン攻撃って命中+2だっけ?
セレーナ:正確には回避側に−2です。
ヴァイス:これなら。(コロコロ…)18の、11。
GM:まず18は(コロコロ…)鎧。11は(コロコロ…)ごろごろっと回避。
ヴァイス:えっと、7点はカン、だったっけ?
GM:うん。
セレーナ:ダメだ、ダメージ的にあてにできない。
GM:では、ねーちゃんは立ち上がろう。

 イニシアティブ。行動順は前ラウンドと同じです。

ヴァイス:ほんとに魔法がないのはきついなぁ。
セレーナ:起こした方がいいっすか?あ、死んでんだっけ。
ミア:今、気絶中。死亡回避したから。
セレーナ:駄目です。その気絶からは起こせません。
ヴァイス:キュアシリアスウーンズ」でも駄目ですか?
セレーナ:だめ。
GM:特殊な気絶です、今は。
セレーナ:ということで、「タンブリングサイズ」で蹴るしかない、今は。
ヴァイス:で、そこにダウン攻撃するだけ。
セレーナ:(コロコロ…)「タンブリングサイズ」発動。命中は・・・低いなぁ。19しかない。
GM:よける!(コロコロ…)よけた。

 攻撃系の瞬間行動は、基本的に命中判定前に発動させる必要があります。今回セレーナが命中判定の前に「タンブリングサイズ」を発動させたのはそのためです。しかし、ごく稀に命中後に発動可能なものがあるため、発動タイミングの取り扱いには注意してください。

ヴァイス:じゃあ、さくさく。(コロコロ…)17の、18。
GM:17、(コロコロ…)よけた。18、(コロコロ…)鎧。
ヴァイス:ダメージ・・・ないです。通りません。
GM:じゃあこっち。鬱陶しいから、「フライ」で少しだけ空を飛ぼう。
セレーナ:卑怯な。
GM:「タンブリングサイズ」くらいたくないもん。
ヴァイス:浮いて、ってか。
GM:たしか空飛んでる相手には「タンブリングサイズ」は効果ないよね。
セレーナ:効果ないでしょ。(註:ルールには明記されていませんが、常識的に考えて当然でしょう)
ミア:攻撃の届かん所から魔法連打されたら終わりやねー。
GM:無理。そんなにMPないもん。(コロコロ…)はい、飛び上がった。でもこっちも殴りたいから、殴れる距離ではあるよ。

 NEXTラウンド。セレーナ、ねーちゃん、ヴァイスの順。
 単調な戦闘が続くので、ここからは詳細は省略。
 セレーナの攻撃がねーちゃんの鎧回避値を超え、貫通ダメージで13点。
 ねーちゃんのセレーナへの攻撃を守護しているガリヤがよける。
 ヴァイスの攻撃がねーちゃんの鎧回避値を超え、しかもクリティカルし、貫通ダメージで17点。

 次のラウンドにセレーナの攻撃が命中し、ねーちゃんは気絶する。
 ようやく戦闘終了。
 ねーちゃんが倒されると、生き残ってたオークたちは散り散りになって逃げていきます。

◆とりあえずは戦闘終了。

 パーティの被害も大きかったようです。

セレーナ:ミアさん、とりあえず、応急手当でいいですか。
ミア:よいです。
セレーナ:応急手当の前に、自分のHPを「ヴィーナスグレイス」で回復。
ミア:うわ!フラーナはやっぱりフラーナだ。他人の気絶より自分の怪我の方が大事なんだ(一同爆笑)
セレーナ:ヒロイズム中じゃないと「ヴィーナスグレイス」は使えないんですよ(笑)というわけで「ヴィーナスグレイス」、発動。回復量5D10だからフル回復だと思いますけど(コロコロ…)全回復しました。
ヴァイス:とりあえず、このねーちゃん縛っとくか。
GM:じゃ、縛られた。
ガリヤ:口も縛らんと、魔法使われちゃうよ、『Cypher』の世界は。
ヴァイス:でも尋問しないと。
ガリヤ:MPないから大丈夫だと思うけど。

セレーナ:じゃ、ミアさんに応急処置します。(コロコロ…)達成値16。大丈夫、気絶からは回復した。
ミア:じゃ、起きた。ぐはぁ、痛かったにょ〜。HP1だー。
ガリヤ:あ、僕も応急手当して。
セレーナ:はい?
ガリヤ:あれ、治らんかったっけ?HPは。
セレーナ:1点とか2点とかって数字なら治りますけど。
ガリヤ:それでいいや。
セレーナ:いいんです、そんなので?
ガリヤ:とりあえずは。
ミア:ルールブックには“達成値15以上なら2点、20以上なら3点”って書いてあるね。
セレーナ:ほんとに。んじゃあ。(コロコロ…)20は届かないんですよねー、どうやっても。ということで2点しか治りませんでした。
ガリヤ:やったぁ。

GM:じゃ、どうしましょう。
セレーナ:尋問せざるをえんでしょう。
ミア:“応急処置を行うには2ターンの時間が必要です”だって。もう4ターンも使ってるね。
セレーナ:うん。だから、フリーなのはヴァイスだけです。
ヴァイス:はい?
セレーナ:尋問はお願い。
ミア:我々は治療中。
GM:というわけで、相手は褐色の肌をした非常に美しい女性です。
ヴァイス:浅黒い人ですね(笑)
セレーナ:わかんない、私には(笑)
ヴァイス:わかんないよ、俺にも、見た事ないからな(笑)じゃあ、人質は無事なんだろうな、って聞こうか。
GM:まだ気絶から起こされてませんが。
ヴァイス:何もできん(笑)

セレーナ:では、褐色の肌の女性に応急処置、(コロコロ…)をしました。1時間くらいたちましたね。
ヴァイス:これで全員尋問可能だな。
ミア:私まだHP1なんですけど。
セレーナ:だってどうしようもないもん。いや、できますよ。HP、あと7点なら治せますけど(笑)
ヴァイス:意味がない(笑)
ミア:ないよりはましだけど。
ヴァイス:でもMPなくなるのがつらい。
GM:じゃあ起きたねーちゃんが、「くっ、まさか人間ごときにここまでやられるとはな」
ヴァイス:お前は何者だ。
ミア:ダークエルフだ。
ヴァイス:でもわかんない。
セレーナ:ダークエルフなんて種族この世界にはいない。
ヴァイス:浅黒い人。
ミア:耳の尖った浅黒い人。
ヴァイス:人質は無事なのか。
GM:人質?何のことだ。
ミア:2週間ほど前、男と女をさらってったでしょ。
GM:ああ、あの生贄のことか。
ミア:生贄ぇ!?(一同爆笑)
ヴァイス:そういう反応するんっすか。
ミア:そう反応せざるを得ないでしょう、この場合は。まさか、やっぱりゴーストリィマーダーの生け贄に、とは言えんし(笑)
セレーナ:なんと邪悪なことを(笑)
GM:あの2人ならとっくにラドクリフ様に献上した。
一同:ラドクリフ…?
ヴァイス:なんすかそれは?
セレーナ:わからないでしょ、それは。
ヴァイス:とりあえず、邪悪なものに捧げた、と。
セレーナ:あなた達の目的は何です。
GM:我々の住まう、闇の世界を築くことだ。この世界には光が多すぎる。
ヴァイス:なんて奴だ。

ヴァイス:おまえ、もう1人と街を歩いていなかったか?
GM:さあな、そんな事もあったかもしれんな。
セレーナ:ラドクリフとやらはどこにいる。
GM:言うわけがなかろう。たとえこの生命が失われたとしても。
ミア:死人に聞くことは私達にはできないからねぇ。(注:スピークウィズデットのこと)

セレーナ:そんな邪悪な行為は出来ても、させませんよ。
ヴァイス:とりあえず、城までふん縛って連れてくしかないんじゃねーかな。
ガリヤ:ふん縛って連れてくの?
ミア:ふん縛らざるをえんでしょ。
ガリヤ:じゃあ、ふん縛って連れてくか。
セレーナ:それはそれとして、何か手がかりがあるかどうか探索しないといけませんね。
ミア:とりあえず、もう1人いるかもしれないっていう可能性は検討しといた方がいいんだよね。
セレーナ:うん。

ガリヤ:とりあえず城に何があるのか聞いてみよっか。城に地下には何があるんだ。聞くだけ聞いてみよう。
GM:そんなことは知らない。知っていても答える義理もないがな。ただラドクリフ様が欲している、それだけのことだ。
ミア:じゃ、ラドクリフが10レベルネクロマンサーなのかな?
ヴァイス:ま、とりあえず浅黒い人を城まで引っ張ってって、我々の報酬になってもらうか。
ガリヤ:人聞きの悪い。
ヴァイス:金だよ。やっぱり。
ガリヤ:まあいいや。砦になんかあるかどうか調べるだけ調べようか。今はやばいか?
ヴァイス:じゃ、とりあえず俺が行くっすよ。HPにまだ余裕があるし。
ガリヤ:僕も行こうか。
ヴァイス:とりあえず、そのねーちゃんは2人で見張っといてくれ。
GM:調べるんなら、一応SENチェック行ってください。
ガリヤ:(コロコロ…)18。
ヴァイス:(コロコロ…)あ、まわった。(コロコロ…)28。
GM:じゃ、とりあえずもう伏兵とかはいないようです。
ヴァイス:お宝はなかったのか?
GM:えっと、見つかったのはねぇ、まず今回の事件に関する指令書。といっても、書いてあるのは1月ごとに男女1人ずつ、生贄として持って来いというもの。
ガリヤ:どこに持って来いって書いてある?
GM:私の所へ。
ガリヤ:う。
ヴァイス:それはオークに対して出したやつ?
GM:いや、ラドクリフが、おそらくこの女に対して出したやつだと思われます。あとそうだね、お宝がいくつかあったことにしよう。
ガリヤ:わぁい。
GM:えっと、どこの欄にしよう。…ここでいいや(と、宝物決定チャートを眺め、Sの欄に決定する)。
ヴァイス:かなり苦戦したな、今日。
セレーナ:強いね、やっぱり。
GM:(そりゃもう、9レベルモンスターですから。)
ヴァイス:でも、デモリッシャーがいたら、一瞬で終わってたような気がするな(笑)
GM:じゃあ、誰か振ってください。銅貨が40%の確立であります。
セレーナ:じゃ、振りたくないけど。(コロコロ…)ないです。
GM:銀貨、30%。
ヴァイス:じゃ今度は俺が、あかじゅうで(赤いダイスが10の位、の意)。(コロコロ…)ない。

 その後、金貨、魔法の武器、防具、マジックアイテムなど、ダイス目が振るわず、結局何も出ずに・・・

GM:じゃ、その他のアイテムが30%。
ミア:おし、その他。あかじゅうだぁ。(コロコロ…)お、出た。09。
セレーナ:その他なんかもらっても意味がないですよ。
GM:1D100振ってください。
ヴァイス:マッチとか出るかもしれんっすよ。
ミア:マッチ、マッチ。(コロコロ…)77。
GM:77…石鹸。
ミア:うわぁい。
ヴァイス:貴重だ。
ミア:この時代に石鹸なんて貴重だ。
GM:えっと、2D10振ってください。
ミア:チャージかな?(一同爆笑)
GM:チャージっていいなぁ(笑)
ヴァイス:1回洗うとチャージが1減るんすか。
GM:手を洗うにはチャージ1点、顔は2点、全身は4点、とか。
ミア:(コロコロ…)17。
GM:じゃあ、銀貨で17×4枚分の価値があります。
ミア:17×4…68枚分の銀貨(笑)安。

ヴァイス:このねーちゃんからみぐるみ剥いだ方がいいような気がしてきた。
GM:このねーちゃん…(モンスターデータを見て)鎧何着てんだろ。
ヴァイス:硬いっすよ。
セレーナ:でも、ふつうにちょっとしたもん着れば硬いよ。
GM:…ルールには該当する鎧が見つかりません。というわけで剥いでも無駄です(笑)てか、モンスターの装備って書いてないし。
セレーナ:書いてないですね。
GM:でもロングソードはただのロングソードだから。
ヴァイス:浅黒い人の鎧。好事家に売れないかな。
GM:売れないと思った方がいいよ。
ヴァイス:ま、これで事件の首謀者ってのがわかったわけだから、いったん帰るか。
ガリヤ:そうだね。
セレーナ:どうやってもラドクリフの場所なんてわからないですからねぇ。
ヴァイス:SENチェック28振っても見つからんかったもんなぁ。
GM:その結果が今の宝物表じゃん。
セレーナ:石鹸1個(一同笑)
GM:きっとこのねーちゃんがきれい好きだったんでしょう。
ヴァイス:チャージ17回の石鹸。
GM:チャージじゃない、っちゅうの。だから(笑)

セレーナ:では、城まで護送しますか。
ヴァイス:この指令書と、犯人の身柄を確保しました、って。
GM:じゃあ、城まで行っていいんだね。
ヴァイス:うん。
セレーナ:行かざるを得ないでしょう。
ミア:もしくは、今ここでがんばって吐かせるかだねぇ。吐けぇ、びし、びし、って。
ヴァイス:吐かせるのは…
ガリヤ:我々の仕事じゃあない。
ヴァイス:「スピーク・ウィズ・デッド」の使える宮廷魔術師にお願いしないとな。
セレーナ:そんな邪悪な呪文じゃなくても「ディテクト・ライ」なんかがあればいいんですけど。
ミア:そんな高度な魔法はありません。
ヴァイス:そんな魔法は我々の得意分野じゃないっす。
セレーナ:では、城にいる専門家に任せましょう。
ヴァイス:まあいいや。城に行った。

 今回の事件の手がかりを掴んだパーティは、状況を整理するため、いったん城に向かいました。


第5章へ続く


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