■Cypher to the World 呪文・奥義 詳細データ


◆マジック・デス

〈修得レベル1〉 ディテクト・デッド
 消費MP:2  距離:術者  範囲:30mR  持続:6ラウンド  拡大:範囲、持続
[効果]術者の周囲にある死体やアンデッドの存在を探知します。また、この呪文の持続時間中に、3ラウンドかけて死体を調べれば、死体の死因を調べることもできます。ただし、その場合は、死体に触れなければなりません。

〈修得レベル2〉 アニメイト・デッド
 消費MP:5  距離:30m  範囲:死体1体  持続:集中  拡大:距離、範囲
[効果]死体を操り人形のように操って、術者の思いどおりに動かすことができます。また、術者は、死体の口を通して話すこともできます。死体が新鮮であれば、その死体の生前そっくりの声を出すこともできます。
 動き出した死体は3レベルのキャラクターレベルを持ち、能力値は、STRとVITが生前+5、AGIとDEXが3分の2、INT、SEN、MENが1になります。さらに、STR、AGI、DEXを基準とした技能を、生前の成長率で所持することができます。死体のHPは計算によって求めますが、MPは0で、精神攻撃や毒、病気が無効になります。一方で、炎が弱点になります。死体を操るという行為は死者を冒涜する邪悪な行ないであり、善良な人間にとっては、許されざる行為であるということを覚えておいて下さい。また、1つの死体に2度以上この呪文をかけることはできません。

〈修得レベル3〉 ターン・アンデッド
 消費MP:7  距離:30m  範囲:5mR  持続:1時間  拡大:距離、範囲、持続
[効果]抵抗に失敗したアンデットを、術者の周囲から逃げ出させます。逃げ出したアンデッドは、持続時間の間は、逃げ出した場所に近寄ろうとはしません。また、この呪文の達成値を求める判定で10ゾロを振った場合(乱数判定の10では効果がない)は、アンデッドは抵抗の余地なく浄化され灰となってしまいます。この呪文は、術者よりもレベルの高いアンデッドには効果がありません。

〈修得レベル4〉 クリエイト・ゾンビ(クリエイト・スケルトン)
 消費MP:7(14)  距離:10m  範囲:死体1体  持続:永久  拡大:範囲、距離、効果
[効果]死体にこの呪文をかけることで、術者の命令に従う「ゾンビ」を作り出します。ゾンビの能力等のデータは"アニメイトデッド"で操れる死体と同様です。ゾンビはまったくと言っていいほど知能を持たず、単純な命令しか理解できません。この呪文は、MPを2倍消費することで、死体から「スケルトン」を作り出すこともできます。ゾンビやスケルトンを作り出すには、1時間の時間がかかります。また、1つの死体に2度以上この呪文をかけることはできません。

「ゾンビ」(アンデッド)
 レベル=3 イニシアティブ=0 基本移動力=18 STR=17
 攻撃=武器による/2:武器+4、
または、素手/2:1D2+4(×)
 回避値=2 鎧=鎧による 全身防御力=0 HP/MP=20/0 肉体/精神抵抗力=5/1
精神攻撃無効、毒・病気無効、火炎が弱点

 「スケルトン」(アンデッド)
レベル=5 イニシアティブ=3 移動力=22 STR=12
攻撃=武器による/5:武器+3
回避値=5 鎧=鎧による 全身防御力=1 HP/MP=24/0 肉体/精神抵抗力=5/5 
精神攻撃無効、毒・病気無効、クリティカル無効、振動が弱点

〈修得レベル5〉 アペアレント・デス
 消費MP:7  距離:接触  範囲:個人  持続:術者の[技能レベル]年まで  拡大:持続
[効果]この呪文は、呪文に同意している目標か気絶している目標にしか効果がありません。その目標に対して呪文を唱えることで、目標を仮死状態にします。仮死状態は、呪文の持続時間が切れるか、術者が設定したキーワードが唱えるか、"ディスペル・マジック"などで効果が解除されるまで持続します。仮死状態の目標は、歳を取らず、呼吸、飲食、排泄の必要もなく、腐食することもなく、持続時間内ならば何年でも生き続けることができます。

〈修得レベル6〉 スティール・ライフ
 消費MP:1〜特殊  距離:10m  範囲:個人  持続:一瞬  拡大:距離
[効果]抵抗に失敗した目標に消費したMPと同じダメージを与え、さらに、与えたダメージだけ術者のHPを回復します。目標が抵抗に成功すれば、この呪文はなんらダメージを与えられません。この呪文の消費MPの最大値(一度に吸い取れるHPの最大値)は、[術者の技能レベル×5]点になります。

〈修得レベル7〉 クリエイト・ポイズン
 消費MP:9  距離:10m  範囲:個人  持続:永久  拡大:なし  属性:毒
[効果]抵抗に失敗した目標を毒で犯します。この毒に犯された目標は、術者が指定した時間ごとに[術者の技能レベル]点のダメージを受けます。このダメージは全身防御力でも減少することはできません。この毒は"キュアポイズン"や解毒薬などによって、毒を消すまで効果を発揮し続けます。このとき解毒の目標値となる毒強度は、この呪文の達成値です。
 術者は、この毒に犯された目標がダメージを受けるタイミングを、2つの条件から決定することができます。一つには、この呪文がかかった瞬間にダメージを与えるかどうかで、二つ目は、以降何ターンに1回、ダメージを与えるかです。例えば、毒を犯された瞬間にはダメージを受けず、2ターンに1回ごとにダメージを与える毒といった具合に指定できます

〈修得レベル8〉 スピーク・ウィズ・デッド
 消費MP:13  距離:接触  範囲:死体1つ  持続:質問を行なうまで  拡大:なし
[効果]死体から死者の魂を呼び出し、その魂に1つだけ質問を行うことができます。死者は、生前の自分が知っていることならば正しく答えてくれますが、知らない事や忘れてしまったことを答えることはできません。
この呪文は、術者の技能レベルが8〜9レベルなら1日前、10レベル以上なら3日前、12レベル以上なら10日前、14レベル以上なら1カ月前、16レベル以上なら1年前までに死んだ者に効果が及びます。また、この呪文は、同じ死体に3度までかけることができます。しかし、3回目の質問に答えた後、その死体は塵となって消え去り、魂も消滅してしまいます。こうなっては、修得レベル21レベル以下のあらゆる呪文や奥義でその死者を復活させることはできなくなってしまいます

〈修得レベル9〉 デス・イメージ
 消費MP:8  距離:10m  範囲:個人  持続:1D10ラウンド  拡大:範囲、距離  属性:精神
[範囲]抵抗に失敗した目標に、目標が死ぬ瞬間の光景を見せます。目標は、その精神的ショックによって、1D10ラウンドの間、(防御行動も含め)あらゆる行動が取れなくなってしまいます。さらに、術者の技能レベルが、目標のレベルよりも3レベル以上高い場合、抵抗に失敗した目標は恐怖に凍りつき、即死してしまいます。

〈修得レベル10〉 ゴーストリィ・マーダー
 消費MP:30  距離:−  範囲:幽霊1体  持続:永久  拡大:なし
[効果]地獄より死の殺し屋を召喚し、標的に差し向けます。この呪文を使用するには、1リットルの新鮮な女性の血液と男性の頭蓋骨が必要です。この頭蓋骨に、血液を注ぎ、1時間の儀式を行なうことによって、死の殺し屋を呼び出します。この呪文は、「魔法消費減少」の技能で準備することができません。死の殺し屋は、術者に指定された標的を殺すまで、標的を追い続けます。死の殺し屋は"バニッシュ"の呪文で異界へ送り戻されるか、返り討ちに合うか、召喚した術者が死ぬまで、標的をあきらめることなく追い続けます。また、標的の居場所を察知する能力を持っており、逃げたり隠れたりしても、まったく効果がありません。

 「ゴーストリィ・マーダー」(アンデッド)
 レベル=13 イニシアティブ=10 移動力=50(飛行) STR=26
 攻撃=死の刃/15:1D10+20(○)
 回避値=14 鎧=なし 全身防御力=5 HP/MP=75/65 肉体/精神抵抗力=14/15
AGI=20(+3) INT=17(+2) MEN=17(+2) 精神攻撃無効、毒・病気無効、通常武器無効、魔法の矢抵抗、
特殊技能:剣術=Lv13 忍術=Lv13 闘武術=Lv13

〈修得レベル11〉 テンポラリィ・リバイバル
 消費MP:13  距離:接触  範囲:死体1体  持続:6時間  拡大:持続
[効果]24時間以内に死亡した死体を、一時的に蘇生させます。蘇生した死体は、死ぬ直前までの知識を持ち、死ぬ前の技能と能力を有しています。また、HPとMPは最大値の半分まで回復しています。この呪文で復活した目標は、復活した次のラウンドから普通に行動することができますが、持続時間が切れると元の死体に戻ってしまいます。一つの死体に2回以上、この呪文をかけることはできません。

〈修得レベル12〉 サモニング・ゴースト
 消費MP:15  距離:−  範囲:幽霊1体  持続:永久  拡大:範囲(人数)
[効果]死者の亡霊である「ゴースト」を召喚し、術者に従わせます。ゴーストを召喚するには、召喚する数と同じだけの死体と、1時間の儀式が必要です。生前に強い恨みを持つ死体を使えば使うほど、強力なゴーストを召喚することができます。以下のデータは、一般的な死体を用いたときのゴーストのデータです。強力なゴーストは、これよりも1〜5レベル高いキャラクターレベルを有しています。キャラクターレベルが1高くなるごとに、命中値、回避値、ダメージ、各抵抗力、呪文の修得レベルが1点、HPとMPが4点上昇します。

 「ゴースト」(アンデッド)
 レベル=9 イニシアティブ=6 移動力=30(浮遊) STR=−
 攻撃=霊気の手/10:1D8+9(×、防御力無効)
 または、瘴気の手/10:エナジードレイン
回避値=10 鎧=なし 全身防御力=4 HP/MP=40/40 肉体/精神抵抗力=10/10
INT=15(+1)、精神攻撃無効、毒・病気無効、通常武器無効、魔法の矢抵抗、エナジードレイン
 使用呪文:マジック・ハングドマン=Lv9
 マジック・デス    =Lv9

〈修得レベル13〉 デス・スペル
 消費MP:15  距離:30m  範囲:10mR  持続:一瞬  拡大:距離、範囲
[効果]善意あるすべての魔術師の間で禁忌とされている禁断の死の呪文です。この呪文の効果範囲にいて、抵抗に失敗したすべての目標を即死させます! ただし、この呪文はキャラクターレベルが13レベル以下の目標にしか効果はありません。また、生命を持たないアンデッドや魔法生物にも効果はありません。悪魔や精霊、天使にも効果がありますが、その場合、この世界での肉体を失うだけで、滅びるわけではありません。なお、いかなる状況においても、この呪文を人間に対して使用するのは人として許されざる行為です。

〈修得レベル14〉 クリップル
 消費MP:15  距離:10m  範囲:個人  持続:一瞬  拡大:距離、範囲
[効果]抵抗に失敗した目標の四肢のいずれか1つの自由を完全に奪ってしまいます。
 この呪文によって使えなくなった手足は、"リジェネイトリムズ"かより高位の「マジック・エンプレス」の呪文でしか治療することはできません。この呪文は、人間、水棲生物、恐竜、聖獣、亜人間、巨人、動物、奇獣、天魔・鬼神、妖魔、巨大生物、魔獣、妖精、ライカンスロープ、幻獣にしか効果がありません。

〈修得レベル15〉 ブラッド・スペル
 消費MP:50  距離:術者  範囲:術者  持続:永久(術者の意志でも打ち消せない)  拡大:なし
[効果]この呪文は、術者の肉体を"ヴァンパイア"と化す、不死の秘術です。この呪文は「魔法消費減少」の技能で準備することができません。この秘術を行なうためには、1ヵ月の間に13人の処女を自らの手で殺し、その新鮮な心臓を取り出さなければなりません。その後、彼女達の血液によって魔法陣を書き、13個の心臓を並べて、三日に渡る儀式を行ないます。この儀式によって、術者の肉体は伝説的なアンデッドである"ヴァンパイア"へと変化します。
 この呪文は"セーブソウル"以外のあらゆる呪文・奥義で解除することができません。
 ヴァンパイアとなった術者は、STRが2倍、VITが+9、その他の能力値が+6になります。ヴァンパイアは、生前と同じ技能を同じ成長率で使用することができます。さらに「暗視」「精神攻撃無効」「通常武器無効」「毒無効」「病気無効」「闇の血」「全身防御力 5点」「再生能力 1ラウンド1点」「格闘×1」「回避×1」「追加打撃×1」の技能を得ることができます。ヴァンパイアは、例え、死亡するだけのダメージを受けても、心臓に木の杭を打ち込まれるか、直射日光にさらされるかしない限り、再生能力を失いません。この再生能力によってHPが1点以上に回復すれば、死亡状態からでも復活することができます。
 加えて、ヴァンパイアは「ローンウルフ=ヴァンパイア」「ヴァンパイア・バット=ヴァンパイア」「魔法の霧」への変身能力を有します。変身や変身からもとの形態へと戻る行為は、瞬間行動として扱います。変身を行った場合でも、HP/MPとその最大値は変化しません。
 また、人間の生き血をすすることで、MPを回復することもできます。どんなにMPが減っていようと、人間1人分の生き血を飲み干せば、MPは最大値まで回復します。血を飲み干さず、一口程度に留めておくと、血を吸った目標を"レサーヴァンパイア"と化すことができます。レサーヴァンパイアと化した目標は、−2のペナルティを受けてヴァンパイアと精神抵抗力による競争判定を行なって下さい。この判定に負ければ、レサーヴァンパイアとなった目標は、ヴァンパイアの下僕となります。この判定に同値か勝利すれば、レサーヴァンパイアは自分の意志で行動することができます。ヴァンパイアが人間1人の血を飲み干したり、レサーヴァンパイアとして下僕と化すには、最低でも6ラウンドが必要です。
 ヴァンパイアは目標を麻痺させる恐怖の視線の能力も持っています。その能力を使用したヴァンパイアに見つめられた目標は、目標値25の精神抵抗を行なわなければなりません。この判定に失敗すると、達成値が目標値に足りない分だけ1D6を振りその合計だけMPが減少します。さらに、達成値に足りないラウンドの間、恐怖で身体が凍りつき動けなくなってしまいます。この恐怖の視線とは別に、ヴァンパイアに見つめられ、目標値21の精神抵抗に失敗した目標は、ヴァンパイアに魅了されてしまいます。魅了された目標は、ヴァンパイアが(完全に)死ぬまでの間、ヴァンパイアの命令に忠実に従わなければなりません。
 さらに、ヴァンパイアとなった者は、直接触れた者のエネルギーを吸い取り、相手のレベルを下げてしまうエナジードレインという能力を得ます。(詳しくは"モンスターの書"の"データ表記"の節を参照)
 これだけ強力な能力を有するヴァンパイアですが、これらの能力を発揮できるのは、太陽が地平線の向こうに沈んでいる間だけです。太陽が昇っている間は、ヴァンパイアはすべての特殊能力を失ってしまいます。また、能力値も生前の術者のものに戻ってしまいます。また、すべての変身も、日の出とともに自動的に解けてしまいます。日の出によって、能力値が減少して低下したHPとMPは、日没とともに最大値まで回復します。
 また、ヴァンパイアは、直射日光を浴びると、1秒につき1点、つまりは、1ラウンドに10点のダメージを受けてしまいます。このダメージは全身防御力でも減少することはできません。直射日光を浴びている間は、再生能力も働かず、直射日光のダメージによって死亡すると、ヴァンパイアは、二度と復活することができません。
 さらに、ヴァンパイアは、最低でも1週間に1度、人間(または亜人間)の血を飲まなければ生きていくことができません。人間の血を1週間飲まないと、最大HPと最大MPが5点減少します。以後、血を飲まなければ、最大HPと最大MPは、毎日5点ずつ減少していき、どちらかが0点となった時点で、ヴァンパイアは仮死状態となってしまいます。この状態のヴァンパイアは再生能力も働かず、何者かの手によって人間の血を注がれるまで、あらゆる活動を行なえません。他人の手によって人間の血を注がれるか、仮死状態となる前に人間の血を飲むことができれば、血1人分につき、失われた最大HPと最大MPを5点ずつ回復することができます。

「魔法の霧」(アンデッド)
 ヴァンパイアの変身形態の一つです。この状態では、ヴァンパイアは一切の攻撃ができませんし、呪文を唱えることもできません。また、再生能力を含むあらゆる特殊能力を使用することもできません。ただし、魅了されたり恐怖で麻痺している目標がもとに戻ってしまうわけではありません。
 その代わり、この状態のヴァンパイアは、日光と聖なる呪文、そして修得レベルが10レベル以上の炎の呪文でしか傷つくことがありません。また、この状態のヴァンパイアは、受けるダメージ(防御力や全身防御力を引いた後のダメージ)を半分にすることができます。この状態でのヴァンパイアの移動力は40で、空中を浮遊できます。

 「ローンウルフ=ヴァンパイア」(動物)
 レベル=9 イニシアティブ=8 移動力=100 STR=25
 攻撃=牙/10:2D6+7(○)、
爪 2回/10:1D6+7(○)
 回避値=10 鎧=なし 全身防御力=5 HP/MP=(ヴァンパイアの値)
肉体/精神抵抗力=(ヴァンパイアの値) HP再生(1点/ラウンド)
(特徴)ヴァンパイアが変身したローンウルフです。通常のローンウルフよりも高い能力を秘めています。 特に、馬の2倍の速度を誇るその移動力は称賛に値します。この形態では、ヴァンパイアは"ディテクトイービル"や"ディテクトデッド"の呪文で探知されることがありません。また、"プロテクションフロムイービル"の結界の中へ入っていくこともできます。さらに、アンデッドに対してダメージを与えるような呪文の効果を受付けなくなります。つまり、完全に、属性が動物のモンスターと化してしまうわけです。その代わり、動物なので"シットダウン"や"アニマルチャーム"といった動物操作の呪文の影響を受けてしまいます。この形態でも、ヴァンパイアは再生能力や恐怖の視線、魅了の視線などの特殊能力を有しています。ただし、エナジードレインと吸血の能力はありません。

 「ヴァンパイア・バット=ヴァンパイア」(アンデッド)
 レベル=9 イニシアティブ=9 移動力=80(飛行) STR=20
 攻撃=牙/10:1D4+11(○)
 回避値=12 鎧=なし 全身防御力=3 HP/MP=(ヴァンパイアの値)
 肉体抵抗力/精神抵抗力=(ヴァンパイアの値) 精神攻撃無効、毒・病気無効、HP再生(1点/ラウンド)
(特徴)ヴァンパイアの変身したヴァンパイアバットです。通常のヴァンパイアバットよりも、かなり強力な存在であり、ヴァンパイアの吸血能力と再生能力を有しています。(この状態では、恐怖の視線、魅了の視線、そして、エナジードレインの能力は有していません。)この形態での移動力は80ですが、人間1人を捕まえて空を飛ぶことも可能です。この場合の移動力は60に減少します。

「レサー・ヴァンパイア」(アンデッド)
 レサーヴァンパイアは、ヴァンパイアに血を吸われることによってアンデッドと化した存在です。レサーヴァンパイアをもとの人間に戻すためには、"セーブソウル"の呪文が必要です。この呪文をかければレサーヴァンパイアと化した目標を元に死体に戻すことができます。この死体にリザレクションをかければ、元の人間として復活させることも可能です。それ以外の方法で、レサーヴァンパイアをもとに戻すことは不可能です。これはヴァンパイアの場合も同様です。レサーヴァンパイアは、生前のキャラクターと同一のキャラクターレベル、同一の技能を有しています。ただし、レサーヴァンパイアとなった目標のキャラクターレベルが11レベル以上であっても、レサーヴァンパイアのキャラクターレベルは10レベルにしかなりません。レサーヴァンパイアの能力値は、すべての能力値において生前の値+6です。また、ヴァンパイアと同様に1ラウンドに1点の再生能力を有しています。ただし、レサーヴァンパイアの再生能力は死亡すればそれまでです。さらに、人間1人の生き血を飲み干せば、MPを最大値まで回復できる能力も有しています。それ以外のヴァンパイアの特殊能力は有してはいません。また、レサーヴァンパイアは、ヴァンパイアの有するすべての弱点を有しています。また、吸血時の精神抵抗に失敗したレサーヴァンパイアは、ヴァンパイアの命令に逆らうことはできません。

〈修得レベル16〉 フィンガー・オブ・デス
 消費MP:18  距離:30m  範囲:個人  持続:一瞬  拡大:距離
[効果]抵抗に失敗した目標を即死させます。この呪文は生命のないアンデッドや魔法生物には効果がありません。また、22レベル以上の目標にも効果がありません。

〈修得レベル17〉 ドレイン・エイジ/リカバリィ・エイジ
 消費MP:25  距離:接触  範囲:個人  持続:一瞬  拡大:効果
[効果]"ドレインエイジ"の呪文は、抵抗に失敗した目標を、10歳老化させます。同じ目標に何度も使用するか、効果を拡大すれば、20歳、30歳‥‥と、歳をとらせることが可能です。持続時間についてですが、目標を老化させるのは一瞬ですが、老化した年齢自体は以後も継続します。この呪文によって失われた若さを取り戻すには"リカバリィエイジ"の呪文によるしかありません。
 "リカバリィエイジ"の呪文は"ドレインエイジ"によって奪われた若さを回復します。この呪文は、唱えるのに1時間の時間がかかります。

〈修得レベル18〉 スピリット・フォーム
 消費MP:30  距離:術者  範囲:術者  持続:術者の望む限り  拡大:なし
[効果]この呪文を唱えるには、術者から10m以内に拳大の宝石が必要です。
 この呪文を唱えると、術者の霊体は幽体離脱をして、その宝石に宿ります。このとき、術者の肉体は仮死状態となります。その後、術者は、その宝石から50m以内に近寄った目標の肉体を乗っ取ることができます。ただし、肉体を乗っ取られる目標は、抵抗を試みることができます。抵抗に成功すれば、乗っ取りを回避することができます。一度、乗っ取りに失敗した目標には、再び乗っ取りを行なうことはできません。
 術者は、乗っ取った肉体の能力と技能をすべて使用することができます。キャラクターレベルとすべての能力値、HPやMPも、乗っ取った肉体のものになります。さらに、能力値や技能レベルは乗っ取った肉体に制限されますが、INTとMENを基準とした術者の技能を使用することもできます。乗っ取った肉体が死亡した場合、術者は、その肉体を離れて宝石に戻されます。宝石に戻った後は、術者の肉体に戻ることも、再び、他の目標に乗り移ることもできます。
 術者が目標の肉体を乗っ取っているときに"バニッシュ"の呪文を唱えられると、術者は"バニッシュ"に抵抗しなければなりません。この抵抗に失敗すると、術者は強制的に宝石に戻されます。"バニッシュ"で追い出された肉体には二度と乗り移ることができません。術者が誰かに乗り移っている間に宝石を壊されると、術者は乗り移った肉体に封じされます。こうなると、乗り移った肉体が死亡すれば、術者も死亡してしまいます。また、術者が宝石に宿っているときに宝石を破壊されると、術者は即座に死亡してしまいます。また、宝石に宿っているときか、他者の肉体に乗り移っているときに術者の肉体を破壊されると、術者は自分の肉体に戻れなくなります。
 この呪文は"ディスペルマジック"で解除することはできません。

〈修得レベル19〉 エナジー・キャプチャー
 消費MP:20  距離:接触  範囲:個人  持続:一瞬  拡大:効果
[効果]抵抗に失敗した目標の年齢を10歳老けさせ、術者の年齢を1歳若返らせます。効果を拡大すれば、一度に老けさせる(術者が若返る)年齢を2倍、3倍、‥‥にすることができます。目標の失った年齢は"リカバリィ・エイジ"の呪文で回復することはできません。この呪文は、術者と同じ種族に対してしか効果を発揮しません。(同じ属性のモンスターは、同じ種族であると考えます。)

〈修得レベル20〉 トワイライト・デス
 消費MP:20  距離:50m  範囲:15mR  持続:一瞬  拡大:距離、範囲
[効果]舞い降りる死の黄昏によって範囲内の目標を即死させる、禁断の殺戮の呪文です。
 この呪文の効果範囲内にいて、抵抗に失敗した目標は即死します。キャラクターレベル14レベル以上の目標にも効果のある、"デススペル"の上位呪文です。ただし、生命のないアンデッドや魔法生物には効果がありません。また、イモータルにも効果はありません。

〈修得レベル21〉 エターナル・ライフ
 消費MP:80  距離:術者  範囲:術者  持続:永久(術者の意志でも解除できない)  拡大:なし
[効果]ドラゴンの血によって魔法陣を描き、その魔法陣に、自らの手で殺した100人の人間の頭蓋骨を並べて3日間に及ぶ儀式を行なう(MPは毎日80点消費する)ことによって、術者を最強のアンデッド "リッチ"と化します。魔法陣を描くための100人の頭蓋骨は、すべてキャラクターレベルが6レベル以上ある人間でなければなりません。一般人やザコを何人殺したところで、この儀式には何の役にも立たないのです。頭蓋骨を魔法陣の上に置けば、その頭蓋骨の持ち主が6レベル以上の実力の持ち主であったかどうかを、すぐさま判別することができます。というのも、5レベル以下の実力しか持ち合わせない者の頭蓋骨は、魔法陣の上に置いたとき、粉々に砕け散ってしまうからです。この呪文は「魔法消費減少」の技能で準備することができません。
 この呪文は"セーブソウル"以外のあらゆる呪文・奥義で解除することができません。
 リッチとなった術者は、STRが2倍、VITが+9、それ以外の能力値が+6になります。さらに、リッチは、"イミュニティ"の呪文によって得られるあらゆる耐性能力(通常攻撃無効、飛び道具無効、修得レベル12レベル以下の呪文無効、修得レベル13レベル以上18レベル以下の呪文の抵抗+2でダメージ半減、魔法の武器から受けるダメージを防御力と全身防御力で減らした後半減)を得ることができます。リッチとなった術者は「闇の血」「暗視」「精神攻撃無効」「飛行」「毒無効」「病気無効」「全身防御力 5点」「再生能力 1ラウンド3点」(そんな技能はありませんが効果はわかるでしょう)「回避×1」「追加打撃×1」「格闘×1」「魔法消費減少」を得ることができます。リッチは死亡するだけのダメージを受けても、再生能力を失いません。この再生能力によってHPが1点以上に回復すれば、死亡状態からでも復活することができます。リッチを殺すには、"ファイアデストロイヤー"などアンデッドにも効果のある即死呪文や、即死の効果を持つ奥義を使用して消滅させるか、"セーブソウル"の呪文で死体へと戻すかする以外にありません。また、素手で攻撃を行なうことによってエナジードレインを行なうことができます。エナジードレインを行なうと、リッチはMPを2D10点回復することができます。
 また、リッチは、目標値32の恐怖の視線と、目標値27の魅了の視線の能力を有しています。これはヴァンパイアの持つ恐怖の視線、魅了の視線の能力と同様のものです。
リッチは、20レベル以下のあらゆるアンデッドを自在に操る能力を有しています。これらのアンデッドはリッチの命令に(ヴァンパイアの吸血に抵抗したレサーヴァンパイアさえも)逆らうことができません。さらに、リッチは1ラウンドの精神集中によって、これらのアンデッドを召喚し配下とすることができます。ただし、召喚したアンデッドがやってくるのは1D10ラウンド後になります。この能力のため、リッチの周囲には、常に数種類のアンデッドが下僕として従っています。どのアンデッドを召喚するかはリッチの自由ですが、1種類のアンデッドは、1日に1度しか召喚することはできません。
 これだけ強力な能力を持つリッチですが、直射日光に当たっている間は、再生能力、恐怖の視線、魅了の視線、アンデッド召喚の能力を失います。ただし、ヴァンパイアのように、太陽の出ている間の特殊能力の喪失や弱体化はありません。昼間であっても、直射日光に当たらないかぎり何らペナルティはないわけです。


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