Goto (creator-ml ML) HTML Log homepage
Date: Wed, 10 Jun 1998 23:51:48 +0900
From: 神尾政和 <kami@ro.bekkoame.or.jp>
Subject: [creator-ml:00046] TRPG のシステムは作品か
To: creator-ml@trpg.net
Message-Id: <199806101451.XAA22405@ro.bekkoame.or.jp>
Posted: Wed, 10 Jun 1998 23:57:30 +0900
X-Mail-Count: 00046
神尾です。
なんか少し論点がずれるかもしれませんが。
私はTRPGのシステムは小説や映画といった(芸術)作品というよりも
コンピュータのOSに近いものだと思っています。
つまり、シナリオを作りセッションを運営するためのプラットホーム
と言うことです。
また、そういう意味ではデザイナーは「監督」ではないと思います。
どちらかというと、システムの方向性を決めるという点ではプロデュー
サーの方が近いかもしれないと思っています。
しかし、その前にゲームデザイナーとしては自分の考えたことを正確
に表現できるだけのデザイン能力が要求される、という点で職人的な技
量もかなり重要だと思っています。
なぜ、こんなことを言うかというと、よく、市販のシステムでもルー
ル通りに作ったキャラクターでも戦闘能力に特化したものを作ったりす
ると「マンチキンだ」とか言われますよね。こういうのはどちらかとい
うとそれをルールで制限できなかったデザイナー側の責任だと思うわけ
です。
あまり、実名をあげるのはよくないかもしれませんがGURPSで戦闘能力
に特化したキャラクター(ファンタジー世界で)を作ったとしますよね。
でも、こういうキャラクターは敏捷力は十二分に高いんで技能無し値で
も運動系の技能は十分な数値を持てるわけです。そして、知能(知識・
・・今、手元にないんで正確な名称は忘れましたが)も8くらいあれば普
段の生活には支障はないでしょう。
しかし、こういうキャラクターを作ると非難されることが多いのでは
ないでしょうか。
こういうことはいろんなシステムで起こっていると思いますが、これ
はプレイヤーの責任と言うよりも、その様になることを制限しなかった、
制限するためのルールを構築しなかったデザイナーの責任という面が大
きいと思っています。また、それをプレイヤーの責任として押しつける
のもデザイナーの甘えだと思っています。
私は、この様な面について今まであまり議論されたというのを知らな
いのですがみなさんはいかがお考えでしょうか。
どうもまとまりのない文章で失礼しました。
------------------------------------------------------------
神尾政和 Email kami@ro.bekkoame.or.jp(個人)
kamio@ksa.ysknet.co.jp(会社)
WWW http://www.bekkoame.or.jp/ro/kami