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ニレ神の避難所

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 こうしてほとんどの神が眠りましたが、それでも悪魔が全て消えてしまったわけではありませんでした。人間達は悪魔を根本的に倒す術を持ちませんでした。結局人間たちは逃げ惑うしかなかったのです。
 そんな中、ニレと呼ばれる山の神が、神域の応用から新たな術を編み出しました。それが「結界術」です。この方法は、人間も持つ霊力を利用して使うため、神域の応用にもかかわらず、神ならぬ人間にも使うことが出来ました。
 ただ、この術は他の術と同様、素質を必要とするため誰でも使うというわけには行きませんでした。
 そこで、ニレ神は、自分の体に等しい山の中に「ニレイン」という町を作り人間をそこに避難させたのです。ニレインは結界に覆われ、悪魔の脅威から完全に免れたと思われました。

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