ダンジョンズ&ドラゴンズとは

〜ダンジョンズ&ドラゴンズの系譜〜

 1974年にGary Gygax(ゲイリィ・ガイギャックス)がTSR.incより発売したDungeons & Dragons(以下ClassicD&D)は、Advanced Dungeons & Dragons(以下AD&D)という立派な弟を生み、AD&Dは今や世界で一番多く遊ばれているRPGに成長しました。2000年8月に発売され2002年12月にホビージャパンから翻訳されるDungeons & Dragons 3rd Edition(以下3E)は、その系譜に連なる最も新しい兄弟です。
 しかしながら、ClassicD&Dはその弟であるAD&Dの存在もあり、エディション等が非常理解しにくい程混迷していますのでわかりやすく解説します。

 これらの情報を理解するに当たって非常に重要な、一つの認識があります。それは「ClassicD&DとAD&Dは本質的に別の独立したゲーム」だという認識です。実際ルールを読んでみると似ているところが有るのは事実ですが、互換性があったり相互に補完したりし合う事は有りません。

ClassicD&Dの系譜

AD&Dの系譜

 つまり、2000年の8月に発売され2002年12月にホビージャパンから翻訳されるた3EはClassicD&Dの3rd Editionでは無く、AD&Dの3rd Editionだと言うことです。ここら辺が勘違いされがちです。
 何故この様な複雑な状況になったか、と言うのは1999年にTSR.incがWizards of the Coast(マジック・ザ・ギャザリングとかを出している会社、以下WotC)に吸収されたことが一つの原因でしょう。以下は憶測ですが、WotCはAD&Dの新しいエディションを出す際に、今までAD&Dに付き纏っていた「敷居が高い」「難しい」などのイメージを払拭するために、AD&Dの"A"を取ってそれまでのイメージを刷新したかったのではないでしょうか。  事実、3Eのルール・システムはそれ以前のAD&D(1st、2nd)とは、様々な違いがあります。ですから、3E以前からAD&Dを遊んできた人の間では、3Eとそれ以前は完全に別ゲームという認識が膾炙しています。
 WEB上を散見する限り、AD&D1st、2ndを指して「AD&D」、(A)D&D3rdを指して「3rd」又は「3E(3e)」と呼ぶことが多いようです。また3Eが発売されたことにより、それまで単に「D&D」と呼ばれていた物は、3Eとの線引きを明確にするために「ClassicD&D」「旧D&D」「OldD&D」「BasicD&D」などと呼ばれるようになっています。

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