トップイベント情報第5回・RPGの鉄人>鉄人・Y田のレシピ

鉄人・Y田のレシピ


鉄人も第5回にして、最終回。
全試合出場を果たした人間としては実に感慨深いものがある…
また、こんなイベントをやりたいものである。(いいじゃん、番組が終わっても、やろうよぉ)

と、それはさておき、今回のテーマは『豚』である。

【マスターY田の紹介】

転職中という半端な身分を続けている男。
本人は「いざとなったら食うだけなら余裕」とか言っているがそろそろやばい。
この逆境はなかなかに面白いと思いません?…思わないですよね。

【食材に付いて】

正直に告白しましょう。この食材は難しかった。
私は鉄人だ。なんでも料理してやるとの意気込みはある。
私は『他人の意表を突く』事が大好きだ。
この食材はそれ自体が充分に意表を突いている。
この上、さらに意表を突くことは困難を極めた。
故に『普通にやったらかっこいい事を豚の格好をした奴にやらせよう。それを許せるRPGでやればいいだろう』との発想に行き着いたのだった。

【システムぅ】

パラダイスフリートと言うシステムを採用した。
判定はトランプを使用し、基本的に『大貧民(大富豪と呼ぶ事もある)』のルールで行うのである。
最近のシステムと違い、基準となるデータや判定方法はやけに豊富に取りそろっている。
(文庫版故に検索性が…あううぅ)

【パラダイスフリートとは?】

平成6年発売の宇宙を舞台にした、お笑いRPG。
中華なビーストハーフの国、金華帝国。
銀河英雄伝説の帝国の様な国、ヴェスティンスタイン公国。
サイバーで、ニホニーズな企業国家、しきがみおえど
この3つから出身国を選択して、PCを作成するのです。

【PCず】

●ヨシュア ビート

ヴェスティンスタイン出身の海賊。巡洋艦と部下を持っており、裏の世界に通じている。

●九尾 桐子(読み:きゅうび きりこ)

しきがみおえどのフリーター。実力があるが故に独立しており、やっかいな仕事のみをこなしている。

●紫炎(読み:シエン)

金華帝国出身のフラミンゴハーフで、美貌大会で1位になった事があり、羽毛の手入れ用油のコマーシャルに出演した事もある有名人。

【パーティ結成ぃ】

九尾経由でヨシュアに依頼がある。
その依頼内容は「現在、護送されている海賊アレフを救い出して欲しい」との依頼である。
依頼主はかつて大公領で公子のお目付役をしていたシュタッドマイヤーなる人物だ。彼は自分が仕えていた大公がその地位を簒奪されてからは、ゲリラ活動を行っている。現在の大公であるブラゲンバーグ公爵の政治に対しては民意は彼に追い風だ。

当然の事ながら、不可思議な依頼内容に首を傾げるヨシュア。
シュタッドマイヤー「アレフは海賊に身を落としてはいるが、簒奪された前大公の息子なのだ。ブラゲンバーグ公爵にへの反旗の旗印として、公子の存在は必須だ。」

依頼のあった丁度その時、海賊ヨシュアの船には、珍客がいた。
観光旅行の途中で海賊ヨシュアに捕まり、艦橋の檻の中にフラミンゴハーフの姿があった。
紫煙「ブレインとして僕を使ってみないか?おとりにも使えると思わないか?」
とヨシュアに持ちかけ、協力する事になった。

【早速、アレフを確保ぉ】

プレイヤー達は早々に作戦を立案し、実行します。
警備隊の艦船は、海賊アレフを捕らえ、「これで昇進だ〜」と浮かれており、まさか、救助したフラミンゴハーフの紫炎が海賊の内部調査の為のおとりとは気づく筈もありません。かくして、無事アレフを救出に成功。

【これが公子ぃぃ?!】

海賊アレフは生まれも育ちも横柄な人物でした。
このアレフの態度にヨシュアは怒り、(さっきまで紫炎の捕らえられていた)檻の中がアレフの所定位置となる。
ヨシュア「どうやら自分の立場ってもんが分かってないらしいな。」

【強襲販売艇】

あとは依頼主に無事送り届けるだけではある。
そこへ、しきがみおえどの強襲販売艇がやってくる。
九尾「まさか、同業者かぁ!?」
しきがみおえどのセールスマン松本は、ヨシュアの艦船の修理を販売目的としているが、それに乗じて、執拗にハッキングのチャンスを伺います。
PC達は充分にこれを警戒したおかげで、相手が航海データを持ち逃げした事を突き止めます。

※彼らの目的は航海データです。依頼主はシュタッドマイヤーの同士であるドラゲンマズクなる謎の人物。
この時には、PCの知らない内容でしたが、ドラゲンマズクはブラゲンバーグ大公と通じており、シュタッドマイヤーとアレフを一網打尽にできるチャンスを狙っています。
航海データは大公の手に届けられた事でしょう。

【裏切りのドラゲンマズク】

アレフの引き取りを行う段階で、依頼人の傍らにいた龍の仮面の男、ドラゲンマズク。
彼はアレフの身柄を受け取ると依頼人であるシュタッドマイヤーに銃口を向け、自分の主(大公)を呼び出す。
呼びかけに呼応し、エンジェル級戦艦が出現する。
ドラゲンマズクの策謀にはまってしまったのだ。

だが、事態はさらに展開する。
手錠ははめられたPC達の個人端末にデータが送信されている。
そこに映っていたのは何と、裏切った筈のドラゲンマズクであった。

【龍の仮面に隠れた熱い想いと豚の顔】

ドラゲンマズクは、その名の由来になっている龍のカブトを脱ぐ、するとそこに現れたのは、にこやかな表情にしか見えない豚の顔である。
さらに、この豚さんの正体は、もうひとりの公子であり、アレフの兄に当たる人物だったのだ。

【オレはこうして豚になった】

大公簒奪時の混乱のさなか、彼はテラフォーミングレベルの低い惑星に流刑となった。
結果、ヴェスティンスタイン公国の人間でありながら、金華帝国の人間の様に遺伝子操作でビーストハーフにされてしまったのだった。
シュタッドマイヤーと合流を果たしたドラゲンマズクは大公への復讐を決意するが、この姿では領民に対し、自らが旗印となれない事を自認し、その役目はアレフに任かせ、自らは影として生きる事を決意する。
ドラゲンマズク「君らも騙す事になった点はお詫びする。協力してくれないだろうか」
真剣な口調とにこやかな豚さんの表情で…彼は語る。

【決戦どわぁ】

こうして、ドラゲンマズクから事情を説明してもらったPC。
九尾「お代の方は充分に頂く事になりますよ」
ヨシュア「なぁに、成功すりゃぁ、大公のお墨付きで海賊行為もし放題、その上、艦船も貰えようってもんよ」

かくして、大公の戦艦の中での戦闘となる。
PCとドラゲンマズクは戦艦の通路を突き進む。
そうしていると通路から刃が出てきて襲いかかってくる。
紫炎「このワナは何を警戒して設計したんでしょうねぇ」
九尾「ああいう奴の考える事は理解できん」

かくして、大公を追いつめた。
が、大公は防御シールドの向こう側から脱出する場面だった。
かくして、大公は小型艇で脱出しようとするが、これを攻撃できるのは、艦船に残っていたアレフだけ。
アレフを如何に説得して、攻撃させるかが一つの見せ場であった。
アレフ「なによりもオレの為に死ね、大公〜!」
PC「この国、大丈夫かなぁ」

※こういった場面は少年PCにでもやらせたかったですね。
キャラクターメイキングがままならないシステム故に、仕方ないです。

【エピローグなのだ】

紫炎が出演するコマーシャルが映る大型スクリーンをバックに贅沢三昧のヨシュアが映像回線でアレフと会話している。
テレビ「究極の水分コントロールを実現する。羽毛ファンデーション…」
テレビの中の紫炎「これで決まりだね!(ニコッ)」
ヨシュア「また、一隻廻してくれ、オレとおまえの仲じゃないか?なぁ」
一方、自分の事務所で電話連絡を受け取る九尾。
九尾「これはこれは、シュタッドマイヤーさん。お久しぶりです。仕事の話しですか?ええ、始末して欲しい海賊がいる?はい、お伺いしましょう…」

【終わりに】

ややエスカレーター式一本道シナリオであったと反省しています。
ポイントは「赤いザクに乗った人みたいにかっこいい言動をする奴を、姿は豚さんでやってみよう」です。
豚さんは数々の熱いセリフを語っており、そこが料理のポイントになっています。
おそまつでした。


※文責は執筆者にあります。ご意見ご感想は管理人宛にメイルしていただければ、本人に転送します。


他の鉄人のレシピへ 鉄人 S木(兄)|鉄人 Y田|鉄人 H本|鉄人 M

第5回鉄人(トップ)へ戻る

イベント情報(トップ)へ戻る

TGC Limited Express(トップ)へ戻る