この国の文部大臣
”ジョージ=オルデンクック”は隣国に寝返った男である。密かに軍事力を増強していた隣国は攻め入るチャンスをうかがっていた。
そんな折、オルデンクックは政務の最中、ある文献からラディッシュライン神殿の地下に眠る宝珠の事を知る。宝珠は竜の卵であり孵化する時までそこに安置されている。
宝珠を餌に竜を首都までおびき出しその混乱に乗じて攻め込む。
それが彼の計画だった。
描写
PC達が顔を合わせ場が和んだところに女性の神官が現れる。
その神官は左のこめかみ辺りにまだ生々しい傷痕があり、頬には血の跡をぬぐった後がある。
彼女は名前をセスと言い漁村の沖合にある神殿の神官である。
彼女は小走りに村長に駆け寄りこう告げる。
「村人達を非難させてください。じきに竜が襲ってきます。」
当然驚く村長。そしてセスは事情を話し始める。
昨晩から今朝にかけての状況
深夜に神殿の地下に祭ってある宝珠を目当てに三人の賊が侵入。この三名は文部大臣の手先。
それに気付いたセスは応戦するが傷を負い魔法使いの呪文により眠らされる。
賊は宝珠を奪った後、2名は大臣のもとへ、そして足の速い(盗賊)一名が竜をおびき出す為に村に潜伏する。
早朝、気がついたセスは事の大事に気付き村人を非難させるべく漁村に向かう。
この時すでに竜は間近まで来ているがまだその姿は確認できない。
描写
PC達が村に到着する頃、竜が沖に出現。それを見て村人はパニックを起こし漁村は混乱します。
やがて竜は上陸し手始めに海岸の船を焼き払い、その後建物を破壊しながらまるで何かを探すように村を徘徊しはじめる。
村人達を誘導するPC達とアーサー、セス。彼らの奔走によりたいした怪我人も出ずに村人は非難する事が出来る。
竜は村を破壊するが人間に手を出す様子はなかった。
しばらくすると森の方から高い笛の音のような音が聞こえてくる。竜はそれに反応したかと思うと今までしおれていた翼を広げその方角へ飛び立った。
状況
このドラゴンは奪われた宝珠を求め遥か海底から出現。
上陸してしばらくは背中の翼はしおれて使い物になりそうに見えない。森に飛び立つ時、昆虫がさなぎから帰る時のように翼を広げる。
村に潜伏していた賊は、ドラゴンを沖に確認すると首都に向かう。その途中、卵である宝珠は孵化してしまう。
森から聞こえる高い笛の音は孵化した子竜の鳴き声。
勘の良い人間でなければ聞き取る事の出来ない程音が高い。聞き取るには感覚のチェックが必要。
以後、ドラゴンはこの声を便りに森を進んで行く。